JP2020072624A - 電力ケーブルの中間接続構造 - Google Patents

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JP2020072624A JP2018207507A JP2018207507A JP2020072624A JP 2020072624 A JP2020072624 A JP 2020072624A JP 2018207507 A JP2018207507 A JP 2018207507A JP 2018207507 A JP2018207507 A JP 2018207507A JP 2020072624 A JP2020072624 A JP 2020072624A
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中西 辰雄
Tatsuo Nakanishi
辰雄 中西
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Abstract

【課題】一組の電力ケーブルのケーブル導体同士を接続する導体接続部の外周を覆うように配置されるゴムユニットの高電位側の電界を低減できる電力ケーブルの中間接続構造を提供する。【解決手段】ケーブル導体とケーブル絶縁体とケーブル外部半導電層とが段階的に露出された一組の電力ケーブルと、露出されたケーブル導体同士を接続する導体接続部と、露出されたケーブル絶縁体間に配置される筒状の導電部材と、両電力ケーブルの先端部と導体接続部と導電部材との組物の外周に装着され、主絶縁部と内部半導電部と外部半導電部とを備える筒状のゴムユニットとを備え、導電部材は、露出されたケーブル絶縁体の最大外径より大きい外径の大径部を備え、組物に装着前のゴムユニットは、露出されたケーブル絶縁体の最大外径に対応し、軸方向全長に亘って一様な内径を有し、組物に装着後のゴムユニットは、内部半導電部が軸方向全長に亘って大径部の外周上に位置する。【選択図】図1

Description

本開示は、電力ケーブルの中間接続構造に関する。
特許文献1には、導体及び絶縁層を有する一対の電力ケーブルを互いの軸を一致させつつ直線状に接続する電力ケーブルの接続用ユニットが開示されている。この電力ケーブルの接続用ユニットは、導体接続部と、絶縁層連結部と、カバー部材とを備える。導体接続部は、電力ケーブルにおける露出された一対の導体を接続する。絶縁層連結部は、導体接続部の外周を囲うと共に両端が軸方向に沿ってそれぞれ延び、導体接続部を跨いで電力ケーブルにおける一対の絶縁層を連結する。カバー部材は、絶縁層連結部の外周を被覆すると共に両端が軸方向に沿ってそれぞれ延び、絶縁層連結部を跨いで電力ケーブルにおける一対の絶縁層の外周を一体的に被覆する。カバー部材は、半導電性のラバー材料からなり、絶縁層連結部の外周面等を被覆する半導電性被覆層と、絶縁性のラバー部材からなり、半導電性被覆層の外周面等を被覆する絶縁性被覆層とを備える。
特開2016−12974号公報
カバー部材(ゴムユニット)のうち、絶縁層連結部(導電部材)の外周を被覆する半導電性被覆層(内部半導電部)は、導体接続部に電気的に接続され、ケーブル導体と同電位(高電位)となる。この内部半導電部の径方向外方領域の電界(高電位側の電界)を低減することが望まれる。特許文献1では、カバー部材に半導電性被覆層を部分的に設けることで、電力ケーブルの接続部周辺における電界分布を制御しているものの、高電位側の電界低減に対して十分な検討がなされていない。
そこで、本開示は、一組の電力ケーブルのケーブル導体同士を接続する導体接続部の外周を覆うように配置されるゴムユニットの高電位側の電界を低減できる電力ケーブルの中間接続構造を提供することを目的の一つとする。
本開示に係る電力ケーブルの中間接続構造は、
ケーブル導体と、ケーブル絶縁体と、ケーブル外部半導電層とが段階的に露出された先端部を有する一組の電力ケーブルと、
露出された前記ケーブル導体同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆い、露出された前記ケーブル絶縁体間に配置される筒状の導電部材と、
前記両電力ケーブルの先端部と前記導体接続部と前記導電部材とを含む組物の外周に装着される筒状のゴムユニットとを備え、
前記ゴムユニットは、
主絶縁部と、
前記主絶縁部の軸方向中央部に設けられ、前記主絶縁部と前記導電部材との間に介在されて前記導電部材に導通される内部半導電部と、
前記主絶縁部の各端部側に設けられ、前記各ケーブル外部半導電層に接続される外部半導電部とを備え、
前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径よりも大きい外径を有する大径部を備え、
前記組物に装着する前の前記ゴムユニットは、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径に対応し、軸方向全長に亘って一様な内径を有し、
前記組物に装着した後の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って前記大径部の外周上に位置する。
別形態の本開示に係る電力ケーブルの中間接続構造は、
ケーブル導体と、ケーブル絶縁体と、ケーブル外部半導電層とが段階的に露出された先端部を有する一組の電力ケーブルと、
露出された前記ケーブル導体同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆い、露出された前記ケーブル絶縁体間に配置される筒状の導電部材と、
前記両電力ケーブルの先端部と前記導体接続部と前記導電部材とを含む組物の外周に装着される筒状のゴムユニットとを備え、
前記ゴムユニットは、
主絶縁部と、
前記主絶縁部の軸方向中央部に設けられ、前記主絶縁部と前記導電部材との間に介在されて前記導電部材に導通される内部半導電部と、
前記主絶縁部の各端部側に設けられ、前記各ケーブル外部半導電層に接続される外部半導電部とを備え、
前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径と同等以上の外径を有し、
前記組物に装着する前の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って径方向内方に膨らむ膨らみ部を備え、
前記組物に装着した後の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って前記導電部材の外周上に位置する。
本開示の電力ケーブルの中間接続構造は、一組の電力ケーブルのケーブル導体同士を接続する導体接続部の外周を覆うように配置されるゴムユニットの高電位側の電界を低減できる。
実施形態1に係る電力ケーブルの中間接続構造の概略を示す縦断面図である。 実施形態1に係る電力ケーブルの中間接続構造の概略を示す分解縦断面図である。 実施形態2に係る電力ケーブルの中間接続構造の概略を示す縦断面図である。 実施形態3に係る電力ケーブルの中間接続構造の概略を示す縦断面図である。 実施形態4に係る電力ケーブルの中間接続構造の概略を示す縦断面図である。 実施形態5に係る電力ケーブルの中間接続構造の概略を示す縦断面図である。 実施形態5に係る電力ケーブルの中間接続構造の概略を示す分解縦断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態の内容を列記して説明する。
(1)本開示の実施形態に係る第一の電力ケーブルの中間接続構造は、
ケーブル導体と、ケーブル絶縁体と、ケーブル外部半導電層とが段階的に露出された先端部を有する一組の電力ケーブルと、
露出された前記ケーブル導体同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆い、露出された前記ケーブル絶縁体間に配置される筒状の導電部材と、
前記両電力ケーブルの先端部と前記導体接続部と前記導電部材とを含む組物の外周に装着される筒状のゴムユニットとを備え、
前記ゴムユニットは、
主絶縁部と、
前記主絶縁部の軸方向中央部に設けられ、前記主絶縁部と前記導電部材との間に介在されて前記導電部材に導通される内部半導電部と、
前記主絶縁部の各端部側に設けられ、前記各ケーブル外部半導電層に接続される外部半導電部とを備え、
前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径よりも大きい外径を有する大径部を備え、
前記組物に装着する前の前記ゴムユニットは、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径に対応し、軸方向全長に亘って一様な内径を有し、
前記組物に装着した後の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って前記大径部の外周上に位置する。
ゴムユニットにおける内部半導電部の径方向外方領域の電界(高電位側の電界)は、内部半導電部の電位をV(V)、内部半導電部の外径をd(mm)、内部半導電部の径方向外方における主絶縁部の外径をD(mm)とすると、V/{(d/2)×ln(D/d)}で求められる。ゴムユニットの主絶縁部の厚さは、(D−d)/2である。この主絶縁部の厚さは、通常、公称電圧ごとに設定される。主絶縁部の厚さが公称電圧ごとに一定である場合、上記数式により、内部半導電部の外径dが大きくなると共に、主絶縁部の外径Dが大きくなるほど、高電位側の電界を低減できることがわかる。
本開示の電力ケーブルの中間接続構造は、導電部材に大径部を備える。大径部を備えることで、組物にゴムユニットを装着すると、大径部の外径に対応して内部半導電部の外径が大きくなる。それは、内部半導電部が軸方向全長に亘って大径部の外周上に位置するからである。内部半導電部の外径が大きくなると、内部半導電部の径方向外方における主絶縁部の外径も大きくなる。内部半導電部の外径が大きくなると共に、主絶縁部の外径が大きくなることで、上記数式で求められるように、ゴムユニットにおける高電位側の電界を低減できる。
また、導電部材に大径部を備えることで、導電部材の大径部に対応して内部半導電部の外径が大きくなることに伴い、ゴムユニットの軸方向中央部に導電部材が嵌り込んで配置される。そのため、ゴムユニットは、導電部材によって軸方向の動きが規制される。ゴムユニットの軸方向の動きを規制できることで、電力ケーブルの熱伸縮などにより電力ケーブルにかかる軸方向の力(軸力)によってゴムユニットが所定位置からずれることを抑制できる。ゴムユニットを所定位置で保持できることで、電力ケーブルの中間接続構造における絶縁性や耐水性を確保することができ、上記中間接続構造の信頼性を維持することができる。
導電部材に大径部を備えることで、通常用いられているような一様な内径を有するゴムユニットを用いたとしても、容易に内部半導電部の外径を大きくできる。
(2)本開示の実施形態に係る第二の電力ケーブルの中間接続構造は、
ケーブル導体と、ケーブル絶縁体と、ケーブル外部半導電層とが段階的に露出された先端部を有する一組の電力ケーブルと、
露出された前記ケーブル導体同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆い、露出された前記ケーブル絶縁体間に配置される筒状の導電部材と、
前記両電力ケーブルの先端部と前記導体接続部と前記導電部材とを含む組物の外周に装着される筒状のゴムユニットとを備え、
前記ゴムユニットは、
主絶縁部と、
前記主絶縁部の軸方向中央部に設けられ、前記主絶縁部と前記導電部材との間に介在されて前記導電部材に導通される内部半導電部と、
前記主絶縁部の各端部側に設けられ、前記各ケーブル外部半導電層に接続される外部半導電部とを備え、
前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径と同等以上の外径を有し、
前記組物に装着する前の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って径方向内方に膨らむ膨らみ部を備え、
前記組物に装着した後の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って前記導電部材の外周上に位置する。
本開示の電力ケーブルの中間接続構造は、内部半導電部に膨らみ部を備える。膨らみ部を備えることで、組物にゴムユニットを装着すると、膨らみ部に対応して内部半導電部の外径が大きくなる。それは、組物にゴムユニットを装着すると、内部半導電部に組物から径方向外方への力が作用し、膨らみ部が径方向外方に押し出されて膨らむからである。内部半導電部の外径が大きくなると、内部半導電部の径方向外方における主絶縁部の外径も大きくなる。内部半導電部の外径が大きくなると共に、主絶縁部の外径が大きくなることで、上記数式で求められるように、ゴムユニットにおける高電位側の電界を低減できる。
(3)本開示の電力ケーブルの中間接続構造の一形態として、前記導電部材は、導電性材料からなり、前記導電性材料の構成素材同士の境界面が存在しない一体物であることが挙げられる。
導電部材が上記一体物であることで、例えば導電性材料からなるテープ材を巻回して導電部材を構成する場合に比較して、導体接続部の外周に導電部材を配置し易い。また、導電部材が上記一体物であることで、導電部材の外径を所定の外径に規定し易く、導電部材の外周上に位置する内部半導電部の外径も所定の外径に規定し易い。
(4)導電部材が上記一体物である本開示の電力ケーブルの中間接続構造の一形態として、前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体を被覆する被覆端部を備え、露出された前記ケーブル絶縁体と前記被覆端部とは、互いに係合する係合部を備えることが挙げられる。
露出されたケーブル絶縁体と被覆端部とが互いに係合部で係合されることで、両者を強固に固定することができ、ケーブル絶縁体(電力ケーブル)が軸方向に動くことを抑制し易い。
(5)本開示の電力ケーブルの中間接続構造の一形態として、前記内部半導電部は、前記導電部材に接触する基部と、前記基部の軸方向両端部からそれぞれ径方向内方に向かって突出すると共に、前記導電部材に非接触である突出部とを備えることが挙げられる。
ゴムユニットは、内部半導電部の軸方向両端部において電界が集中し易い。そこで、内部半導電部の軸方向両端部に径方向内方に向かうように突出する突出部を備えることで、上記電界集中を緩和できる。
(6)本開示の上記電力ケーブルの中間接続構造の一形態として、前記ゴムユニットは、エチレンプロピレンゴム又はシリコーンゴムで構成されることが挙げられる。
エチレンプロピレンゴムは、比較的硬いゴムである。そのため、ゴムユニットをエチレンプロピレンゴムで構成することで、組物にゴムユニットを装着した後であってもゴムユニットを若干であれば動かすことができる。従って、ゴムユニットを所定位置に位置合わせし易い。一方、シリコーンゴムは、比較的柔らかいゴムである。そのため、ゴムユニットをシリコーンゴムで構成することで、組物とゴムユニットとを密着させ易い。
[本開示の実施形態の詳細]
以下、図面を参照して、本開示の実施形態を具体的に説明する。図面において同一符号は、同一名称物を示す。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<実施形態1>
実施形態1に係る電力ケーブルの中間接続構造1A(以下、単に中間接続構造1Aと呼ぶ)を図1及び図2に基づいて説明する。図1は、中間接続構造1Aについて、電力ケーブル2の軸を含む平面で切断した縦断面図である。図2は、中間接続構造1A(図1)において、一組の電力ケーブル2の先端部が導体接続部3及び導電部材4Aによって接続された組物10A、及びこの組物10Aに装着される前のゴムユニット5Aの縦断面である。
≪電力ケーブルの中間接続構造≫
〔概要〕
中間接続構造1Aは、2本の電力ケーブル2のケーブル導体21同士を接続して電力ケーブル線路を構築する。この中間接続構造1Aは、2本の電力ケーブル2と、導体接続部3と、導電部材4Aと、ゴムユニット5Aとを備える。各電力ケーブル2は、ケーブル導体21と、ケーブル絶縁体22と、ケーブル外部半導電層23とが段階的に露出された先端部を有する。導体接続部3は、露出されたケーブル導体21同士を接続する。導電部材4Aは、導体接続部3の外周を覆い、露出されたケーブル絶縁体22間に配置される。ゴムユニット5Aは、両電力ケーブル2の先端部と導体接続部3と導電部材4Aとを含む組物10A(図2右図)の外周に装着される。実施形態1に係る中間接続構造1Aは、導電部材4Aに、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径よりも大きい外径を有する大径部41を備える点を特徴の一つとする。以下、中間接続構造1Aの構成について詳しく説明する。
〔電力ケーブル〕
電力ケーブル2は、その中心から順に、ケーブル導体21と、ケーブル内部半導電層(図示せず)と、ケーブル絶縁体22と、ケーブル外部半導電層23と、ケーブル遮蔽層24と、シース25とを備える。この例の電力ケーブル2は、架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CVケーブル)である。各電力ケーブル2は、先端から順に、ケーブル導体21と、ケーブル絶縁体22と、ケーブル外部半導電層23とが段階的に露出された先端部を有する。
ケーブル導体21の構成材料は、導電性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などが挙げられる。ケーブル絶縁体22の構成材料は、電気絶縁性に優れる樹脂などが挙げられる。この例では架橋ポリエチレンである。ケーブル外部半導電層23の構成材料は、半導電性を有する樹脂などが挙げられる。ケーブル遮蔽層24は、導電性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などからなるテープや編組線などによって形成されることが挙げられる。シース25の構成材料は、ポリ塩化ビニルやポリエチレンなどの樹脂が挙げられる。
電力ケーブル2の基本的構成は公知の構成を参照できる。例えば、電力ケーブル2は、送電電圧が例えば66kV以上の高圧用ケーブル、400kV以上、更には500kV以上といった超高圧用ケーブルなどとすることができる。
〔導体接続部〕
導体接続部3は、電力ケーブル2の先端部において、露出されたケーブル導体21同士を接続する部材である。この例の導体接続部3は、各端面に開口する止まり穴を備える円筒状部材である。各止まり穴を電力ケーブル2のケーブル導体21の先端部が挿入される収納穴とする。各収納穴内に各ケーブル導体21が挿入された状態で圧縮接続することにより、導体接続部3は、ケーブル導体21同士を電気的に接続する。導体接続部3の構成材料は、導電性及び圧縮性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などが挙げられる。
〔導電部材〕
導電部材4Aは、導体接続部3の外周を覆い、露出されたケーブル絶縁体22間に配置される筒状部材である。導電部材4Aは、露出されたケーブル導体21及び導体接続部3を覆い、ケーブル導体21及び導体接続部3と、ケーブル絶縁体22とで形成される窪んだ領域を埋める部材である。この例の導電部材4Aは、露出された一方のケーブル絶縁体22の外周から、導体接続部3の外周を経て、他方のケーブル絶縁体22の外周に亘る領域を連続して覆う。
この例の導電部材4Aは、導電性材料からなり、導電性材料の構成素材同士の境界面が存在しない一体物で構成される。この一体物には、鋳物や樹脂成型品の他、切削により形成されたものを含む。導電部材4Aが上記一体物であると、例えば導電性材料からなるテープ材を巻回して導電部材を構成する場合に比較して、導体接続部3の外周に導電部材4Aを配置し易い。また、導電部材4Aが上記一体物であると、導電部材4Aの外径を所定の外径に規定し易く、導電部材4Aに接続される内部半導電部52の外径も所定の外径に規定し易い。一方、導電部材が導電性材料からなるテープ材を巻回して構成される場合、隣り合うテープ材間に境界面が形成され、所定の外径とし難い。導電部材4Aが上記一体物で構成される場合、導電部材4Aは、周方向が分断される複数の分割片を組み合わせて筒状部材に構成される。導電部材4Aの構成材料は、例えばアルミニウムやその合金などの金属材料が挙げられ、カーボンなどの非金属導電材料などが挙げられる。導電部材4Aが樹脂成型品で構成される場合、更に半導電性ゴムや半導電性樹脂などが挙げられる。この例の導電部材4Aは、金属製の分割片を組み合わせて構成されるスリーブカバーである。
導電部材4Aは、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径よりも大きい外径を有する大径部41を備える。導電部材4Aは、拡径領域40aと平坦領域40bとを備える。拡径領域40aは、両端部から軸方向中央側に向かって外径が漸次大きくなる領域である。導電部材4Aに拡径領域40aを備えることで、導電部材4Aの両端部に丸まった角部を備える。角部が丸まっていることで、角部への電界の集中を抑制できる。また、角部が丸まっていることで、その角部でゴムユニット5Aに過度の歪みが作用することを抑制し、ゴムユニット5Aの損傷を抑制できる。平坦領域40bは、拡径領域40a同士を繋ぎ、外径が拡径領域40aにおける最大外径にて軸方向に一様な領域である。この例では、大径部41は、拡径領域40a及び平坦領域40bで構成される。
大径部41の外径は、ケーブル絶縁体22の最大外径の1.03倍以上が挙げられる。ここでの大径部41の外径は、平坦領域40bの外径である。大径部41の外径がケーブル絶縁体22の最大外径の1.03倍以上であることで、組物10Aの外周にゴムユニット5Aが配置されたときに、導電部材4Aの外径がケーブル絶縁体22の最大外径と略同じである場合に比較して、内部半導電部52の外径を大きくできる。また、内部半導電部52の外径が大きくなることに伴い、内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径も大きくできる。内部半導電部52の外径及びその内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径が大きいと、後述するようにゴムユニット5Aにおける高電位側の電界を低減できる。ケーブル絶縁体22の最大外径に対する大径部41の外径の割合は、大きいほど、大径部41の外周に内部半導電部52が配置された際に、内部半導電部52の外径及び内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径を大きくできる。大径部41の外径は、ケーブル絶縁体22の最大外径の1.1倍以上が挙げられ、特に1.2倍以上が挙げられる。一方、ケーブル絶縁体22の最大外径に対する大径部41の外径の割合は、大き過ぎると、導電部材4Aとケーブル絶縁体22との境界部分にゴムユニット5Aが密着し難くなる。そのため、大径部41の外径は、ケーブル絶縁体22の最大外径の1.3倍以下が挙げられ、特に1.25倍以下が挙げられる。
導電部材4Aの軸方向に沿った大径部41の長さは、後述するゴムユニット5Aにおける内部半導電部52の軸方向全長と同じ又はそれ以上である。内部半導電部52の軸方向全長は、内部半導電部52の最大長さである。内部半導電部52に突出部522を備える場合、内部半導電部52の軸方向全長は、突出部522の両端部間の長さである。組物10Aにゴムユニット5Aを装着すると、内部半導電部52が軸方向全長に亘って大径部41の外周上に位置する。よって、内部半導電部52の全長に亘って内部半導電部52の外径を大きくでき、内部半導電部52の全長に亘って高電位側の電界を低減できる。この例では、大径部41の長さは、内部半導電部52の軸方向全長よりも長い。そして、平坦領域40bの長さが、内部半導電部52の軸方向全長と略同じである。内部半導電部52は、軸方向全長に亘って平坦領域40bの外周上に位置し、拡径領域40aの外周上には位置しない。よって、内部半導電部52の外径は、軸方向に沿って一様となる。もちろん、大径部41は、内部半導電部52が拡径領域40aに及ぶ長さであってもよい。その場合、内部半導電部52の両端部(突出部522)は、拡径領域40aの湾曲面に概ね沿った形状に縮径される。この場合であっても、内部半導電部52の外径は、ケーブル絶縁体22の最大外径よりも大きくなる。この内部半導電部52の両端部が縮径する形態は、後述する実施形態2及び実施形態3にて詳述する。
導電部材4Aは、露出されたケーブル絶縁体22を被覆する被覆端部42を備える。この例では、被覆端部42は、大径部41の一部で構成される。被覆端部42は、ケーブル絶縁体22に密着する内面を有する。
この例では、被覆端部42は、導電部材4Aの径方向内方に向かって突出する突出部(引っ掛け部422)を備える。また、この例では、被覆端部42は、引っ掛け部422よりも被覆端部42の軸方向内側に環状の溝部423を備える。ここで、ケーブル絶縁体22の端部には、ケーブル絶縁体22の周方向に沿って凹部222が形成されている。また、ケーブル絶縁体22の端部には、平坦部223を備える。この平坦部223の外径は、凹部222の底面の外径よりも大きく、ケーブル絶縁体22の凹部222以外の領域の外径(ケーブル絶縁体22の最大外径)よりも小さい。導電部材4Aの引っ掛け部422は、ケーブル絶縁体22の凹部222に対応した形状を有し、凹部222に係合される。また、導電部材4Aの溝部423は、ケーブル絶縁体22の平坦部223に対応した形状を有し、平坦部223に係合される。導電部材4Aの引っ掛け部422及び溝部423が、それぞれケーブル絶縁体22の凹部222及び平坦部223に係合されることで、各ケーブル絶縁体22(電力ケーブル2)が軸方向に動くことを抑制できる。ケーブル絶縁体22の凹部222及び平坦部223は、ケーブル絶縁体22の全周に亘って連続して設けられていてもよいし、断続的に適所に設けられていてもよい。
この例では、ケーブル絶縁体22と導体接続部3との間に隙間が形成されており、この隙間には、半導電性テープ層などが設けられている。
〔ゴムユニット〕
ゴムユニット5Aは、中間接続構造1Aの主絶縁に用いられる円筒状部材である。ゴムユニット5Aは、主絶縁部51と内部半導電部52と外部半導電部53とを備える。主絶縁部51は、通常、公称電圧ごとに仕様が設定される。内部半導電部52は、主絶縁部51の軸方向中央部に設けられ、主絶縁部51と導電部材4Aとの間に介在される。内部半導電部52は、導電部材4Aに導通される。外部半導電部53は、主絶縁部51の各端部側に設けられ、各ケーブル外部半導電層23に接続される。この例の外部半導電部53は、主絶縁部51の一方の端部から他方の端部まで主絶縁部51の端面及び外周を覆うように設けられる。つまり、外部半導電部53は、両端面を有する円筒状となっている。外部半導電部は、主絶縁部の各端部に設けられる端部側外部半導電部と、主絶縁部の外周部分に設けられる外周側外部半導電部とを備え、端部側外部半導電部と外周側外部半導電部とが主絶縁部により電気的に縁切りされていてもよい。
ゴムユニット5Aは、主絶縁部51と内部半導電部52と外部半導電部53とが一体に成形された成形物である。主絶縁部51と各半導電部52,53とが一体に成形された成形物であることで、ゴムユニット5Aの品質管理を工場で行うことができ、中間接続構造1Aの品質を向上できる。また、主絶縁部51と各半導電部52,53とが一体に成形された成形物であることで、中間接続構造1Aの組立時に、ゴムユニット5Aを装着し易い。
ゴムユニット5Aは、一組の電力ケーブル2の先端部が導体接続部3及び導電部材4Aによって接続された組物10A(図2右図)に装着された状態において、一方の電力ケーブル2のケーブル外部半導電層23の外周から、導電部材4Aの外周を経て、他方の電力ケーブル2のケーブル外部半導電層23の外周に亘る領域を連続して覆う。
内部半導電部52は、導電部材4Aに電気的に接続され、導体接続部3及び導電部材4Aを介してケーブル導体21と同電位(高電位)となる。外部半導電部53は、ケーブル外部半導電層23に電気的に接続され、接地電位(低電位)となる。内部半導電部52と外部半導電部53との間に位置する主絶縁部51は、各ケーブル絶縁体22に接触する。
内部半導電部52は、主絶縁部51と導電部材4Aの大径部41との間に介在される。そして、内部半導電部52は、軸方向全長に亘って大径部41の外周上に位置する。大径部41は、上述したように、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径よりも大きい外径を有する。そのため、大径部41の外周上に内部半導電部52が位置するようにゴムユニット5Aを装着すると、内部半導電部52は、大径部41の外径に対応して、装着前よりも軸方向全長に亘って内径及び外径ともに大きくなる。
内部半導電部52の径方向外方領域の電界(高電位側の電界)は、内部半導電部52の電位をV(V)、内部半導電部52の外径をd(mm)、内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径をD(mm)とすると、V/{(d/2)×ln(D/d)}で求められる。ゴムユニット5Aの主絶縁部51の厚さは、(D−d)/2である。主絶縁部51の厚さが公称電圧ごとに一定である場合、上記数式により、内部半導電部52の外径dが大きくなると共に、主絶縁部51の外径Dが大きくなるほど、高電位側の電界を低減できることがわかる。導電部材4Aの大径部41に対応して内部半導電部52の外径が大きくなると共に、主絶縁部51の外径が大きくなることで、上記数式で求められるように、ゴムユニット5Aにおける高電位側の電界を低減できる。
この例では、内部半導電部52は、導電部材4Aに接触する基部521と、基部521の軸方向両端部からそれぞれ突出すると共に、導電部材4Aに非接触である突出部522とを備える。内部半導電部52に突出部522を備えることで、等電位線が内部半導電部52の端部からケーブル絶縁体22の切断端面側に回り込むことを抑制できる。突出部522は、基部521の外周側から軸方向に突出しており、導電部材4Aとの間に主絶縁部51の一部を介在した状態で配置される。突出部522は、ゴムユニット5Aの軸方向に沿った方向、又は径方向内方に向かう方向に向いている。この例では、内部半導電部52は、軸方向の全長に亘って平坦領域40bの外周に配置されているため、突出部522は、軸方向に沿った方向を向いている。
ゴムユニット5Aは、一組の電力ケーブル2の先端部が導体接続部3及び導電部材4Aによって接続された組物10Aに装着される前は、図2左図に示すように、内径がケーブル絶縁体22の外径に対応して軸方向に沿って略一様である。組物10Aに装着される前のゴムユニット5Aの内径は、ケーブル絶縁体22の外径よりも若干小さい内径である。ゴムユニット5Aは、拡径されて組物10Aに装着され、各電力ケーブル2及び導電部材4Aに所定の面圧で密着する。ゴムユニット5Aは、組物10Aに装着される前は、中央部分の外径が軸方向に沿って略一様である。
ゴムユニット5Aは、組物10A(図2右図)に装着されると、図1に示すように、導電部材4Aの大径部41(図2右図)に対応して、内部半導電部52の外径が大きくなる。また、内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径が大きくなる。そして、ゴムユニット5Aの軸方向中央部に導電部材4Aの大径部41が嵌り込んで配置されることになる。ゴムユニット5Aは、組物10Aに装着される前は、内径が軸方向に沿って略一様である。そのため、組物10Aに装着された後は、相対的に内部半導電部52の拡径率が大きくなり、導電部材4Aに接することなくケーブル絶縁体22に接する主絶縁部51及び外部半導電部53の拡径率が小さくなる。よって、ゴムユニット5Aは、相対的に導電部材4Aに与える面圧が大きく、ケーブル外部半導電層23に与える面圧が小さくなる。
主絶縁部51の構成材料は、電気絶縁性を有するゴム、例えば絶縁性エチレンプロピレンゴムや絶縁性シリコーンゴムなどが挙げられる。内部半導電部52及び外部半導電部53の構成材料は、半導電性を有するゴム、例えば半導電性エチレンプロピレンゴムや半導電性シリコーンゴムなどが挙げられる。エチレンプロピレンゴムは、比較的硬いゴムである。そのため、ゴムユニット5Aがエチレンプロピレンゴムで構成されることで、ゴムユニット5Aの軸方向中央部に導電部材4Aが嵌り込んだ状態でゴムユニット5Aを若干であれば動かすことができる。従って、組物10Aへゴムユニット5Aを装着した後であっても、ゴムユニット5Aを所定位置に位置合わせし易い。一方、シリコーンゴムは、比較的柔らかいゴムである。そのため、ゴムユニット5Aがシリコーンゴムで構成されることで、組物10Aとゴムユニット5Aとが密着し易い。
≪電力ケーブルの中間接続構造の組立方法≫
中間接続構造1Aは、代表的には、段剥ぎした電力ケーブル2の先端部に対して、導体接続部3、導電部材4A、及びゴムユニット5Aを順に装着することで組み立てられる。
まず、各電力ケーブル2の端部を段剥ぎして、ケーブル導体21と、ケーブル絶縁体22と、ケーブル外部半導電層23とを段階的に露出させる。ケーブル絶縁体22には、切削加工などにより凹部222や平坦部223を形成する。露出させた各ケーブル導体21をそれぞれ導体接続部3の収納穴に挿入し、圧縮することで、ケーブル導体21同士を接続する。このとき、各ケーブル導体21を導体接続部3の収納穴に挿入する前に、ゴムユニット5Aは、拡径治具(図示せず)によって拡径した状態で、一方の電力ケーブル2に挿通して逃がしておく。
次に、露出させたケーブル絶縁体22同士を導電部材4Aで連結する。具体的には、導電部材4Aを構成する各分割片の引っ掛け部422及び溝部423を、それぞれケーブル絶縁体22に形成された凹部222及び平坦部223に係合させて、各分割片を組付けて円筒状にする。
導体接続部3を跨いで導電部材4Aを配置したら、導電部材4Aの軸方向中央とゴムユニット5Aの軸方向中央とが略合致する位置に拡径状態のゴムユニット5Aを移動させ、拡径保持材を抜き取る。このとき、導電部材4Aの大径部41の外周に、ゴムユニット5Aの内部半導電部52を配置する。その結果、ゴムユニット5Aは、収縮し、内部半導電部52が大径部41の外周に位置した状態で軸方向中央部に導電部材4Aが嵌り込んで配置され、ケーブル絶縁体22、ケーブル外部半導電層23、及び導電部材4Aに密着する。
≪用途≫
実施形態1の中間接続構造1Aは、地中送電用などの各種の電力ケーブル線路において電力ケーブル2同士の接続箇所に好適に利用できる。中間接続構造1Aは、地中布設される場合、マンホールや洞道内などに設置される。
≪効果≫
実施形態1に係る中間接続構造1Aは、ゴムユニット5Aが、主絶縁部51と、内部半導電部52と、外部半導電部53とが一体に成形された成形物であるため、ゴムユニット5Aの品質管理を工場で行うことができ、かつ現場にてゴムユニット5Aを装着し易い。
上記中間接続構造1Aは、導電部材4Aに大径部41を備えることで、大径部41に対応して、導電部材4Aの外周に配置される内部半導電部52の外径が大きくなると共に、内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径が大きくなる。ゴムユニット5Aにおける高電位側の電界は、内部半導電部52の電位をV(V)、内部半導電部52の外径をd(mm)、内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径をD(mm)とすると、V/{(d/2)×ln(D/d)}で求められる。この数式から求められるように、内部半導電部52の外径dが大きくなると共に、主絶縁部51の外径Dが大きくなることで、高電位側の電界を低減できる。
上記中間接続構造1Aは、導電部材4Aの大径部41に対応して内部半導電部52の外径が大きくなることに伴い、ゴムユニット5Aの軸方向中央部に導電部材4Aが嵌り込んで配置される。そのため、ゴムユニット5Aは、導電部材4Aによって軸方向の動きが規制される。ゴムユニット5Aの軸方向の動きを規制できることで、電力ケーブル2の軸力に対する引留め力を向上でき、ゴムユニット5Aが所定位置からずれることを抑制できる。ゴムユニット5Aを所定位置で保持できることで、中間接続構造1Aにおける絶縁性や耐水性を確保することができ、上記中間接続構造1Aの信頼性を維持することができる。なお、ゴムユニット5Aがエチレンプロピレンゴムで構成されると、ゴムユニット5Aの軸方向中央部に導電部材4Aが嵌り込んだ状態であってもゴムユニット5Aを若干であれば動かすことができ、ゴムユニット5Aを所定位置に位置合わせし易い。つまり、上記中間接続構造1Aは、ゴムユニット5Aを所定位置に位置合わせし易く、位置合わせ後は、ゴムユニット5Aが電力ケーブル2に対して軸方向に動き難い。
<実施形態2>
実施形態2に係る電力ケーブルの中間接続構造1Bを図3に基づいて説明する。実施形態2に係る中間接続構造1Bは、導電部材4Aにおける拡径領域40aの軸方向の長さが長く、ゴムユニット5Aにおける内部半導電部52の突出部522が、拡径領域40aの外周に位置している点が、実施形態1に係る中間接続構造1Aと異なる。以下、実施形態2では、実施形態1との相違点を中心に説明する。なお、図3では、実施形態1と同様の機能を有する構成に実施形態1と同一の符号を付している。
導電部材4Aは、実施形態1に係る導電部材4Aに比較して、拡径領域40aにおける外径の拡径度合が緩く、かつ拡径領域40aの軸方向の長さが長い。そのため、平坦領域40bの軸方向の長さが短い。大径部41の外径は、実施形態1に係る大径部41の外径とほぼ同じである。ここでの大径部41の外径は、平坦領域40bの外径である。なお、拡径領域40aの外径も、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径よりも大きい外径を有する。
この例では、ゴムユニット5Aの内部半導電部52は、平坦領域40bの外周上に位置すると共に、拡径領域40aの外周上にも位置する。そのため、内部半導電部52の両端部(突出部522)は、拡径領域40aの外径に対応して、径方向内方に向いている。
実施形態2に係る中間接続構造1Bは、実施形態1に係る中間接続構造1Aの効果に加え、ゴムユニット5Aの突出部522近傍の電界集中を低減できる。ゴムユニット5Aは、内部半導電部52の軸方向両端部において電界が集中し易い。この例では、内部半導電部52の軸方向両端部に径方向内方に向かうような突出部522を備える。そのため、ケーブル導体21から内部半導電部52の突出部522にかけての等電位線の傾斜や屈曲状態をより緩やかな変化とすることができ、等電位線の間隔を広くできる。このことから、電界が集中し易いゴムユニット5Aの突出部522近傍の電界集中を低減できる。内部半導電部52の軸方向両端部における径方向内方に向かうような突出部522は、組物10A(図2右図参照)に装着する前の内部半導電部52自体に径方向内方に向かうような突出部522を設けなくとも、導電部材4Aに大径部41を備えることで形成できる。
<実施形態3>
実施形態3に係る電力ケーブルの中間接続構造1Cを図4に基づいて説明する。実施形態3に係る中間接続構造1Cは、ケーブル絶縁体22に窪み部224を備える点が、実施形態2に係る中間接続構造1Bと異なる。以下、実施形態3では、実施形態2との相違点を中心に説明する。なお、図4では、実施形態2と同様の機能を有する構成に実施形態2と同一の符号を付している。
電力ケーブル2は、露出されたケーブル絶縁体22に窪み部224を備える。この窪み部224は、ケーブル絶縁体22の端部に導電部材4Aが設けられた状態において、導電部材4Aの拡径領域40aに連続するように設けられる。具体的には、窪み部224は、導電部材4Aの拡径領域40aに連続して電力ケーブル2の後端側に向かって径が小さくなる先端側傾斜面と、電力ケーブル2の軸方向に略沿った底面と、電力ケーブル2の後端側に向かって径が大きくなる後端側傾斜面とで形成される。窪み部224は、ケーブル絶縁体22の全周に亘って連続して設けられている。
ゴムユニット5Aは、組物10A(図2右図参照)に装着される前は、実施形態2(実施形態1)と同様に、内径がケーブル絶縁体22の外径に対応して軸方向に略一様である(図2左図参照)。ゴムユニット5Aは、組物10Aに装着されると、内部半導電部52の両端部(突出部522)が、導電部材4Aの拡径領域40aの外径に対応して、径方向内方に向く。このとき、ケーブル絶縁体22に拡径領域40aに連続した窪み部224が形成されていることで、ゴムユニット5Aの一部は、上記窪み部224に嵌り込んで配置される。窪み部224にゴムユニット5Aが嵌り込むことに伴い、突出部522の先端が径方向内方に引っ張られて変位する。この突出部522の変位によって、ゴムユニット5Aは、組物10Aに装着された状態において、内部半導電部52の突出部522が、実施形態2の場合に比較して、更に径方向内方に向かって突出する。
この例では、ゴムユニット5Aのうち主絶縁部51及び内部半導電部52は、シリコーンゴムで構成されることが好ましい。シリコーンゴムは、比較的柔らかいゴムである。そのため、組物10Aにゴムユニット5Aを装着すると、上記窪み部224にゴムユニット5Aが嵌り込み易く、内部半導電部52の突出部522の先端が径方向内方に変位し易い。
<実施形態4>
実施形態4に係る電力ケーブルの中間接続構造1Dを図5に基づいて説明する。実施形態4に係る中間接続構造1Dは、ケーブル絶縁体22に傾斜部220を備える点が、実施形態1に係る中間接続構造1Aと異なる。以下、本実施形態では、実施形態1との相違点を中心に説明する。図5では、実施形態1と同様の機能を有する構成に実施形態1と同一の符号を付している。
電力ケーブル2のケーブル絶縁体22は、成形法の関係から偏心や偏肉が生じて周方向に厚みが不均一になることがある。そのため、ケーブル絶縁体22は、厚みに裕度を持たせ、最小の規定外径(設計絶縁外径)よりも大きな外径(仕上がり絶縁外径)を有することがある。一方で、ゴムユニット5Aは、設計絶縁外径に対応した一様な内径を有するものを用いたいという要望がある。ゴムユニット5Aの内径が設計絶縁外径に対応していることで、電気的に安定した接続を行えるからである。また、ケーブル絶縁体22の仕上がり絶縁外径にばらつきが生じた場合であっても、設計絶縁外径に対応した単一のゴムユニット5Aを用意すればよく、ゴムユニット5Aの品種を少なくできるからである。
そこで、露出されたケーブル絶縁体22は、先端側の外径が設計絶縁外径となるような傾斜部220を備える。この傾斜部220は、仕上がり絶縁外径を有するケーブル絶縁体22に対して、露出されたケーブル導体21側が設計絶縁外径となるように切削加工などを施して形成される。傾斜部220は、細径側の外径が設計絶縁外径であり、太径側の外径が仕上がり絶縁外径である。傾斜部220の細径側の細径部221に、導電部材4Aとの係合部(凹部222及び平坦部223)を備える。
ゴムユニット5Aは、組物10A(図2右図参照)に装着される前は、実施形態1と同様に、内径がケーブル絶縁体22の外径に対応して軸方向に略一様である(図2左図参照)。ゴムユニット5Aの両端部は、組物10Aに装着されると、傾斜部220に対応して配置される。また、ゴムユニット5Aの中央部は、組物10Aに装着されると、導電部材4Aの大径部41に対応して配置される。そのため、ゴムユニット5Aは、傾斜部220によって落ち込む部分を有するものの、内部半導電部52の外径がケーブル絶縁体22の最大外径よりも小さくなることはない。よって、内部半導電部52は、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径(仕上がり外径)と略同じ外径を有する導電部材の外周に配置された場合の内部半導電部の外径よりも大きい外径を有する。よって、高電位側の電界を低減できる。なお、導電部材4Aの大径部41の最大外径は、ケーブル絶縁体22の最大外径(傾斜部220の太径側の仕上がり外径)よりも適宜大きくすればよい。
<実施形態5>
実施形態5に係る電力ケーブルの中間接続構造1Eを図6及び図7に基づいて説明する。実施形態5に係る中間接続構造1Eは、図7左図に示すように、組物10Eに装着する前のゴムユニット5Eに、内部半導電部52が軸方向全長に亘って径方向内方に膨らむ膨らみ部54を備える点を特徴の一つとする。この例では、導電部材4Eの外径は、図7右図に示すように、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径と同等である。つまり、この例では、組物10Eにおいて、露出されたケーブル絶縁体22の外表面と、導電部材4Eの外表面とは、面一である。実施形態5に係る中間接続構造1Eは、上記二点が実施形態1に係る中間接続構造1Aと異なる。以下、本実施形態では、実施形態1との相違点を中心に説明する。図6及び図7では、実施形態1と同様の機能を有する構成に実施形態1と同一の符号を付している。
導電部材4Eは、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径と同等の外径を有する。ケーブル絶縁体22の端部には、ケーブル絶縁体22の周方向に沿って凹部222及び平坦部223が形成されている。導電部材4Eの被覆端部42には、ケーブル絶縁体22の凹部222及び平坦部223に対応した形状の引っ掛け部422及び溝部423が形成されている。導電部材4Eは、図7右図に示すように、引っ掛け部422及び溝部423がそれぞれ凹部222及び平坦部223に係合された状態で、露出されたケーブル絶縁体22と導体接続部3とで形成された空間に嵌め込まれる。
ゴムユニット5Eの内部半導電部52は、軸方向全長に亘って径方向内方に膨らむ膨らみ部54を備える。この例では、膨らみ部54は、縮径領域54aと平坦領域54bとを備える。縮径領域54aは、ゴムユニット5Eの中央側に向かって内径が漸次小さくなる領域である。平坦領域54bは、縮径領域54a同士を繋ぎ、内径が縮径領域54aにおける最小内径にて軸方向に一様な領域である。この例では、平坦領域54bの長さは、内部半導電部52の軸方向全長と略同じである。
組物10Eに装着されたゴムユニット5Eは、図6に示すように、膨らみ部54に対応して内部半導電部52の外径が大きくなる。また、内部半導電部52の径方向外方における主絶縁部51の外径も大きくなる。組物10Eにゴムユニット5Eを装着すると、内部半導電部52に組物10Eから径方向外方への力が作用し、膨らみ部54が径方向外方に押し出されるからである。この例では、平坦領域54bの長さが内部半導電部52の軸方向全長と略同じである。そのため、組物10Eにゴムユニット5Eが装着された状態において、内部半導電部52の外径は、軸方向に一様な外径を有する。
実施形態5に係る中間接続構造1Eは、実施形態1に係る中間接続構造1Aと同様に、内部半導電部52の外径dが大きくなると共に、主絶縁部51の外径Dが大きくなることで、高電位側の電界を低減できる。
膨らみ部54は、内部半導電部52が縮径領域54aに及ぶ長さであってもよい。この場合、組物10Eにゴムユニット5Eを装着すると、内部半導電部52の両端部(突出部522)は、縮径領域54aの内径に対応して、径方向内方に向くことになる。
導電部材4Eは、露出されたケーブル絶縁体22の最大外径よりも大きい外径を有してもよい(図2右図を参照)。この場合、組物10Eにゴムユニット5Eを装着すると、膨らみ部54の内径と、導電部材4Eの外径との合計に対応して、内部半導電部52の外径が大きくなる。
<変形例>
上述した実施形態1〜5では、導電部材が導電性材料からなるブロック状の一体物で構成される形態を説明したが、導電材料からなるテープ材を巻回することで導電部材を構成することもできる。このとき、ゴムユニットの径方向内方に位置する領域の径が大きくなるようにテープ材を巻回することで、導電部材に大径部を設けることができる。その他に、露出されたケーブル導体と導体接続部とで形成される段差部分を導電性材料からなるテープ材で埋め、このテープ材と導体接続部とを覆うように導電性材料からなる成形物を配置することもできる。
また、上述した実施形態1〜5では、露出されたケーブル絶縁体と導電部材とに、互いに係合する係合部を設ける形態を説明したが、露出されたケーブル絶縁体の端部の外周面を一様な径の円筒面とすると共に、軸方向に直交する端面を設け、両ケーブル絶縁体の端面同士の間を埋めるように導電部材を配置することもできる。
更に、上述した実施形態1〜4では、大径部に平坦領域を備える形態を説明したが、拡径領域以外を緩やかな円弧状領域とすることもできる。
1A,1B,1C,1D,1E 電力ケーブルの中間接続構造
10A,10E 組物
2 電力ケーブル
21 ケーブル導体
22 ケーブル絶縁体
220 傾斜部
221 細径部
222 凹部
223 平坦部
224 窪み部
23 ケーブル外部半導電層
24 ケーブル遮蔽層
25 シース
3 導体接続部
4A,4E 導電部材
40a 拡径領域
40b 平坦領域
41 大径部
42 被覆端部
422 引っ掛け部
423 溝部
5A,5E ゴムユニット
51 主絶縁部
52 内部半導電部
521 基部
522 突出部
53 外部半導電部
54 膨らみ部
54a 縮径領域
54b 平坦領域

Claims (6)

  1. ケーブル導体と、ケーブル絶縁体と、ケーブル外部半導電層とが段階的に露出された先端部を有する一組の電力ケーブルと、
    露出された前記ケーブル導体同士を接続する導体接続部と、
    前記導体接続部の外周を覆い、露出された前記ケーブル絶縁体間に配置される筒状の導電部材と、
    前記両電力ケーブルの先端部と前記導体接続部と前記導電部材とを含む組物の外周に装着される筒状のゴムユニットとを備え、
    前記ゴムユニットは、
    主絶縁部と、
    前記主絶縁部の軸方向中央部に設けられ、前記主絶縁部と前記導電部材との間に介在されて前記導電部材に導通される内部半導電部と、
    前記主絶縁部の各端部側に設けられ、前記各ケーブル外部半導電層に接続される外部半導電部とを備え、
    前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径よりも大きい外径を有する大径部を備え、
    前記組物に装着する前の前記ゴムユニットは、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径に対応し、軸方向全長に亘って一様な内径を有し、
    前記組物に装着した後の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って前記大径部の外周上に位置する電力ケーブルの中間接続構造。
  2. ケーブル導体と、ケーブル絶縁体と、ケーブル外部半導電層とが段階的に露出された先端部を有する一組の電力ケーブルと、
    露出された前記ケーブル導体同士を接続する導体接続部と、
    前記導体接続部の外周を覆い、露出された前記ケーブル絶縁体間に配置される筒状の導電部材と、
    前記両電力ケーブルの先端部と前記導体接続部と前記導電部材とを含む組物の外周に装着される筒状のゴムユニットとを備え、
    前記ゴムユニットは、
    主絶縁部と、
    前記主絶縁部の軸方向中央部に設けられ、前記主絶縁部と前記導電部材との間に介在されて前記導電部材に導通される内部半導電部と、
    前記主絶縁部の各端部側に設けられ、前記各ケーブル外部半導電層に接続される外部半導電部とを備え、
    前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体の最大外径と同等以上の外径を有し、
    前記組物に装着する前の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って径方向内方に膨らむ膨らみ部を備え、
    前記組物に装着した後の前記ゴムユニットは、前記内部半導電部が軸方向全長に亘って前記導電部材の外周上に位置する電力ケーブルの中間接続構造。
  3. 前記導電部材は、導電性材料からなり、前記導電性材料の構成素材同士の境界面が存在しない一体物である請求項1又は請求項2に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
  4. 前記導電部材は、露出された前記ケーブル絶縁体を被覆する被覆端部を備え、
    露出された前記ケーブル絶縁体と前記被覆端部とは、互いに係合する係合部を備える請求項3に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
  5. 前記内部半導電部は、
    前記導電部材に接触する基部と、
    前記基部の軸方向両端部からそれぞれ径方向内方に向かって突出すると共に、前記導電部材に非接触である突出部とを備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
  6. 前記ゴムユニットは、エチレンプロピレンゴム又はシリコーンゴムで構成される請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102304409B1 (ko) * 2021-05-25 2021-09-23 주식회사 타우이엔지 배전용 전기 케이블 접속부 누수 방지 장치

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