JP2020072173A - 電子機器収納ラック用冷却装置 - Google Patents

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小川 修
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Abstract

【課題】 ラック内で発生する音に起因する騒音を低減する。【解決手段】複数の電子機器Aを収容する電子機器収納ラックBのラック本体b1に装着され、ラック本体b1内に空気を通過させるようにした電子機器収納ラック用冷却装置において、ラック本体b1の前面側に装着されてラック本体b1内に外気を導入する吸気部10と、ラック本体b1の後面側に装着されてラック本体b1内の気体を外部へ排出する排気部20とを備え、吸気部10から排気部20へわたる通気経路中に、一方側から流入した空気を他方側へ排出する第一の通気部材13が設けられ、第一の通気部材13は、一端部及び他端部を開口した筒状の通気セル13aを、通気方向に対する交差方向へ多数並設してなる。【選択図】 図2

Description

本発明は、複数の電子機器を収納する電子機器収納ラックに装着されて、電子機器収納ラック内の温度上昇を抑制する電子機器収納ラック用冷却装置に関するものである。
従来から、空調設備が整ったデータセンタ内に設置され、規格化されたサーバ装置、ネットワーク装置、ディスク装置などの電子機器を内部に複数載置して集積度を高めた電子機器収納ラックが知られている。典型的には、EIA(Electronic Industries Alliance:米国電子工業会)規格に適合するようにした多種多様な19インチラックがある。
例えば、特許文献1に記載の電子機器収納ラックは、ラック本体の前面側に設けられて空調設備により冷却された外気を吸入する第一の側面と、ラック本体の背面側に設けられてラック内の空気を外部へ排出する第二の側面と、これら第一の側面と第二の側面の間で空気を強制輸送するファンと、第一の側面から吸入する空気の温度を検知する第一センサと、第二の側面から排出する空気の温度を検知する第二センサとを備えている。
この電子機器収納ラックによれば、ファンの回転数を第一センサ及び第二センサの感知温度に応じて適宜に制御し、電子機器の熱により熱くなったラック内の空気を、効率的に外部に排出することができる。
特開2012−230438号公報
ところで、上記したように、ラック内の熱を排出するようにした電子機器収納ラックでは、外気を吸入するための吸気口と、ラック内の空気を外部へ排出するための排気口を介して、ラック内の空間とラック外の空間とが連通することになる。
このため、ラック内にて各電子機器から発生する音が、前記吸気口及び前記排気口を通って外部にもれ、騒音となるおそれがある。
このような課題に鑑みて、本発明は、以下の構成を具備するものである。
複数の電子機器を収容する電子機器収納ラックのラック本体に装着され、前記ラック本体内に空気を通過させるようにした電子機器収納ラック用冷却装置において、前記ラック本体の前面側に装着されて前記ラック本体内に外気を導入する吸気部と、前記ラック本体の後面側に装着されて前記ラック本体内の気体を外部へ排出する排気部とを備え、前記吸気部から前記排気部へわたる通気経路中に、一方側から流入した空気を他方側へ排出する第一の通気部材が設けられ、前記第一の通気部材は、一端部及び他端部を開口した筒状の通気セルを、通気方向に対する交差方向へ多数並設してなることを特徴とする電子機器収納ラック用冷却装置。
本発明は、以上説明したように構成されているので、ラック内を冷却できる上、ラック内で発生する音が外部へもれるのを軽減することができる。
本発明に係る電子機器収納ラック用冷却装置の一例を示す斜視図である。 同電子機器収納ラック用冷却装置の概略構造を示す縦断面図である。 同電子機器収納ラック用冷却装置の概略構造を示す横断面図である。 第一の通気部材と第二の通気部材をそれぞれ示す平面図である。 第一の通気部材と第二の通気部材を重ね合わせた状態を示す平面図である。
本実施の形態では、以下の特徴を開示している。
第1の特徴は、複数の電子機器を収容する電子機器収納ラックのラック本体に装着され、前記ラック本体内に空気を通過させるようにした電子機器収納ラック用冷却装置において、前記ラック本体の前面側に装着されて前記ラック本体内に外気を導入する吸気部と、前記ラック本体の後面側に装着されて前記ラック本体内の気体を外部へ排出する排気部とを備え、前記吸気部から前記排気部へわたる通気経路中に、一方側から流入した空気を他方側へ排出する第一の通気部材が設けられ、前記第一の通気部材は、一端部及び他端部を開口した筒状の通気セルを、通気方向に対する交差方向へ多数並設してなる(図1〜図4参照)。
この構成によれば、第一の通気部材の多数の通気セルによって吸気及び排気のための通気経路を確保することができる上、電子機器等から発生する音を、多数の通気セルにより減衰させることができる。
第2の特徴は、電子機器等から発生する音をより効果的に減数させるために、前記第一の通気部材の一端部又は他端部に、前記通気セルよりも開口面積の小さい通気孔を多数有する板状の第二の通気部材を重ね合わせ、前記通気経路中の空気を、前記通気セルと前記通気孔の両方に通過させるようにした(図2〜図5参照)。
第3の特徴は、電子機器等から発生する音を、より効果的に減衰するために、前記第一の通気部材の前端部と後端部に、それぞれ、前記第二の通気部材を設けた(図2及び図3参照)。
第4の特徴は、電子機器等から発生する音をより効果的に減衰させるために、前記吸気部と前記排気部の各々に、前記第一の通気部材及び前記第二の通気部材を設けた(図2及び図3参照)。
第5の特徴として、電子機器等から発生する音をより効果的に減衰させるために、前記排気部は、前記ラック本体から導入する空気を、上方及び/又は下方へ曲げて排出する排気経路を有する(図2参照)。
第6の特徴は、効果的に外気を導入するとともに外部へもれる音を少なくするために、前記吸気部に、内部へ向かって徐々に開口面積を狭くする吸気口を設けた(図2及び図3参照)。
また、後述する実施態様では、上記構成を具備せずに、以下の構成要件のみを必須とした発明も開示している。
すなわち、この発明は、複数の電子機器を収容する電子機器収納ラックのラック本体に装着され、前記ラック本体内に空気を通過させるようにした電子機器収納ラック用冷却装置において、前記ラック本体の前面側に装着されて前記ラック本体内に外気を導入する吸気部と、前記ラック本体の後面側に装着されて前記ラック本体内の気体を外部へ排出する排気部とを備え、前記吸気部に、内部へ向かって徐々に開口面積を狭くする吸気口を設けた(図2及び図3参照)。
この構成によれば、吸気口が内部へ向かって徐々に開口面積を狭くなっているため、空気抵抗を低減して効果的に外気を導入することができる上、ラック内から吸気口を介して外部へもれる音を少なくすることができる。
<具体的実施態様>
次に、上記特徴を有する具体的な実施態様について、図面に基づいて詳細に説明する。
電子機器収納ラック用冷却装置1は、複数の電子機器Aを収容する電子機器収納ラックBのラック本体b1に装着されて、ラック本体b1内に空気を強制的に通過させる。
電子機器Aは、例えば、規格化されたサーバ装置、ネットワーク装置、ディスク装置等である。
電子機器収納ラックBは、前面と後面(背面)に開口部b11,b12を有するラック本体b1と、ラック本体b1の前後の開口部b11,b12を開閉可能に閉鎖する図示しない前扉及び後扉とを備え、例えば、EIA(Electronic Industries Alliance:米国電子工業会)規格に適合する19インチラックを構成する。
なお、図中符号b13は、ラック本体b1の下端部から下方へ突出して転動する複数のキャスターである。これらキャスターb13は、必要に応じて設けられるものであり、省くことも可能である。
ラック本体b1は、左右側面及び上下面を閉鎖するとともに前後面に開口部b11,b12を有する矩形箱状に形成され、内部には、複数の電子機器Aを止着するための柱状部材及び梁状部材等(図示せず)が複数固定される。
このラック本体b1の左右側面及び上下面等、開口部b11,b12以外の面には、発泡合成樹脂板等からなる図示しない吸音材又は遮音材が貼り付けられる。
また、電子機器収納ラック用冷却装置1は、ラック本体b1の前面側に装着されてラック本体b1内に外気を導入する吸気部10と、同ラック本体b1の後面側(背面側)に装着されてラック本体b1内の気体を外部へ排出する排気部20とを具備している。
これら吸気部10と排気部20は、それぞれ、電子機器収納ラックBの既存の前扉と後扉(図示せず)を交換するようにして、ラック本体b1に対し扉状に装着される。
吸気部10は、ラック本体b1の前端側の開口部b11を覆うようにしてラック本体b1に装着された吸気ケース部11と、この吸気ケース部11内へ空気を導入する複数の吸気口12と、吸気ケース部11内における通気経路中に設けられた第一の通気部材13及び第二の通気部材14とを具備している。
この吸気部10は、ラック本体b1との間に蝶番30を介することで、ラック本体b1に対し開閉回動可能に装着される。閉鎖状態の吸気部10とラック本体b1の間には、これらの間の隙間を塞ぐようにして、図示しない気密材(例えばゴム等の弾性材料)が設けられる。
吸気ケース部11は、ラック本体b1の開口部b11に連通する平面視矩形状の開口部11aと吸気口12とを有する中空箱状の部材であり、単数又は複数の板金材料を組み合わせて構成される。
この吸気ケース部11の内壁面には、発泡合成樹脂板等からなる図示しない吸音材又は遮音材が貼り付けられている。
また、吸気ケース部11の前端側は、横断面台形状に形成され(図3参照)、その斜め前方を向く傾斜状の側面に、上下方向へ間隔を置いて複数の吸気口12が設けられる。
各吸気口12は、吸気ケース部11の内部へ向かって徐々に開口面積を狭くする縮小管状(もしくはノズル状)の部材であり、吸気ケース部11における前記傾斜状の側面に貫通状に装着される。
この吸気ケース部11において、ラック本体b1内へ望む開口部11aには、図示しないブラケット等を介して、第一の通気部材13及び二つの第二の通気部材14,14が装着されている。
二つの第二の通気部材14,14は、第一の通気部材13を通気方向の両側から挟むようにして設けられている。
第一の通気部材13は、一端部及び他端部を開口した筒状の通気セル13aを、通気方向に対する直交方向へ多数並設してなり、通気方向における一方側(図示例によれば前方側)から流入した空気を他方側(後方側)へ排出する。
この第一の通気部材13の材質は、本実施の形態の好ましい一例によれば、硬質の塩化ビニールフィルムとしているが、他の合成樹脂材料とすることも可能である。
各通気セル13aは、図示する好ましい一例によれば、正六角形筒状に形成される。隣接する二つの通気セル13a,13aは、これらの間に位置する壁部を共用している。そして、これら多数の通気セル13aは、図4(a)に示すハニカム状に配設される。
第二の通気部材14は、第一の通気部材13よりも通気方向の厚み寸法が小さい略板状の部材であり、所定間隔を置いた多数の通気孔14aを有する。
各通気孔14aは、通気セル13aよりも開口面積の小さい円形状の貫通孔である。
この通気孔14aは、通気セル13aのピッチよりも小さいピッチにて、多数配設されている。図4(b)に示す一例によれば、多数の通気孔14aは、角度60°の千鳥状に配設される。
吸気部10において、前側の第二の通気部材14は、第一の通気部材13における全ての通気セル13aの開口端部を覆うようにして、第一の通気部材13の前端部に重ね合わせられる(図4〜図5参照)。そして、同様にして、後側の第二の通気部材14も、第一の通気部材13における全ての通気セル13aの開口端部を覆うようにして、第一の通気部材13の後端部に重ね合わせられる。
したがって、これら第一の通気部材13と第二の通気部材14とは、図5に示すように重なり合い、各通気セル13aの一端部の他端部には、第二の通気部材14の通気孔14aと、第二の通気部材14における隣接する通気孔14a,14a間の壁面が位置する。そして、吸気部10から排気部20へ向かう通気路中の空気が、通気セル13aと通気孔14aの両方を通過するようにしている。
また、排気部20は、ラック本体b1の後端側の開口部b12を覆うようにしてラック本体b1に装着された排気ケース部21と、ラック本体b1内から排気ケース部21内へ空気を強制的に吸入する複数の送風機22と、送風機22から送出される空気の通気経路中に設けられた第一の通気部材13及び第二の通気部材14とを具備している(図2及び図3参照)。
この排気部20は、ラック本体b1との間に蝶番30を介することで、ラック本体b1に対し開閉回動可能に装着される(図3参照)。閉鎖状態の排気部20とラック本体b1の間には、これらの間の隙間を塞ぐようにして、図示しない気密材(例えばゴム等の弾性材料)が設けられる。
排気ケース部21は、ラック本体b1側の壁面に、送風機22の吸込口に連通する複数の開口部21aを有するとともに、上面と下面にそれぞれ排気口21b,21bを有する中空箱状の部材であり、単数又は複数の板金材料を組み合わせて構成される。
この排気ケース部21の内壁面には、発泡合成樹脂板等からなる図示しない吸音材又は遮音材が貼り付けられている。
送風機22は、吸い込んだ空気を吐出するようにしたファン(例えば、電動の遠心ファン)であり、図示例によれば、ラック本体b1側から導入される空気を、前面の吸込口22aにより吸い込んで、両側面の開口部22bから側方へ吐出する。
この送風機22の回転数は、通気経路中の温度や圧力を感知する図示しない温度センサや圧力センサからの出力信号や、図示しない操作回路による操作信号等に応じて適宜に制御される。
排気部20内には、送風機22から吐出される空気を、排気ケース部21の内壁面に沿って上方と下方へ曲げて、それぞれ、第二の通気部材14及び第一の通気部材13に通過させた後に、上下の排気口21bから外部へ排出する排気経路が形成される。
排気部20の上端側と下端側の各々において、排気ケース部21内の排気口21b寄りには、第一の通気部材13及び第二の通気部材14が装着されている。
詳細に説明すれば、排気口21bの内縁に沿って第一の通気部材13が固定され、この第一の通気部材13の上流側の端面に、第二の通気部材14が重ね合せられ固定されている。
次に、上記構成の電子機器収納ラック用冷却装置1について、その特徴的な作用効果を詳細に説明する。
電子機器収納ラックBの既存の前扉及び後扉(図示せず)が外されて、その代わりに吸気ケース部11及び第一の通気部材13が装着され、ラック本体b1内には複数の電子機器Aが上下方向に適宜間隔を置いて装着される。
この装着状態において、複数の送風機22が通電されると、吸気部10の吸気口12から排気部20の排気口21bへわたって強制的に空気が流れる。
詳細に説明すれば、各吸気口12に吸い込まれる空気は、吸気ケース部11内の第一の通気部材13及び両側の第二の通気部材14,14を通過し、上下に隣接する電子機器A,Aの空間や、各電子機器Aとラック本体b1内壁面との間の空間を通過し、この過程で電子機器Aの熱を吸収する。
このようにして、熱を吸収した空気は、各送風機22の吸込口22aに吸い込まれて、各送風機22から側方へ吐出され、さらに、排気ケース部21の内壁面によって上方と下方へ分岐して曲げられた後、上方と下方の各々にて、第二の通気部材14及び第一の通気部材13を通過して外部へ排出される。したがって、各電子機器Aの温度上昇が抑制される。
このような吸気及び排気中、ラック本体b1内で発生する音(主に、各電子機器Aのファン音)は、吸気部10及び排気部20で減衰する。
詳細に説明すれば、吸気部10側において、第一の通気部材13及びその両側の第二の通気部材14を通過する音は、多数の通気セル13aの内面や第二の通気部材14の内面に吸収される作用や、各通気セル13aの作用等により、減衰する。
そして、前記のように減衰された音は、吸気ケース部11内面の図示しない吸音材に吸音されたり、回り込みしたりすることで、更に減衰され、この後、各吸気口12から外部へ漏れようとするが、各吸気口12の内部側が外部側よりも小径であるため、その音の漏れが低減される。
また、排気部20側においては、電子機器Aを音源とした音は、送風機22内を通過して側方及び上方向および下方向へ回り込む経路をとるため、その経路中に、送風機22内や排気ケース部21内の吸音材(図示せず)に吸音されて減衰する。
このように減衰され上方と下方へ向かう音は、それぞれ、第二の通気部材14を通過する際に、各通気孔14a周囲の壁面に吸収され、さらに、第一の通気部材13を通過する際に各通気セル13aの内壁面に吸収されて、さらに減衰する。
そして、排気部20から漏れる音は、上方と下方へ向けられるため、例えば、電子機器収納ラックBが設置される部屋の天井や床に吸収されて更に減衰し、周囲への騒音の拡散を低減することができる。
また、多数の通気セル13aは、通気経路中の空気を整流化する作用もあり、この整流作用によっても、通気音を含む騒音を低減する。
また、各送風機22は、その回転数を適宜に調整することができ、この調整によっても、通気音や回転音等を低減することができる。
よって、上記構成の電子機器収納ラック用冷却装置1によれば、ラック本体b1内の電子機器Aの温度上昇を抑制することができる上、ラック本体b1内で発生して外部へ漏れる騒音を、効果的に低減することができる。
なお、上記実施の形態によれば、特に好ましい一例として、吸気部10と排気部20の双方に第一の通気部材13及び第二の通気部材14を配設したが、他例としては、その一方のみに第一の通気部材13及び第二の通気部材14を設けた態様や、一方に第一の通気部材13のみを設け他方に第一の通気部材13及び第二の通気部材14を設けた態様、双方に第一の通気部材13のみを設けた態様等とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、第一の通気部材13及び第二の通気部材14を、吸気ケース部11内の下流側と、排気ケース部21内の下流側に配設したが、第一の通気部材13及び第二の通気部材14は、吸気部10から排気部20へわたる通気経路中に設けることが可能である。すなわち、他例としては、第一の通気部材13及び第二の通気部材14を、吸気部10又は排気部20の上流側に設けた態様や、第一の通気部材13及び第二の通気部材14を、ラック本体b1内に設けた態様とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、吸気部10において第一の通気部材13の流通方向の両側に第二の通気部材14を設け、排気部20においては第一の通気部材13の流通方向の片側のみに第二の通気部材14を設けたが、他例としては、吸気部10において第一の通気部材13の流通方向の片側のみに第二の通気部材14を設けた態様や、排気部20において第一の通気部材13の流通方向の両側に第二の通気部材14を設けた態様等とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、排気部20において上部側と下部側の双方に、排気口21bを設けたが、他例としては、その一方のみに排気口21bを設けて、他方を閉鎖した態様とすることも可能である。
また、上記実施の形態によれば、好ましい一形態として排気部20内に送風機22を設けたが、他例としては、吸気部10内に送風機を設けた態様や、電子機器Aの送風機を利用することで送風機22を省いた態様等とすることも可能である。
また、本発明は上述した実施態様に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更可能である。
1:電子機器収納ラック用冷却装置
10:吸気部
11:吸気ケース部
12:吸気口
13:第一の通気部材
13a:通気セル
14:第二の通気部材
14a:通気孔
20:排気部
21:排気ケース部
21b:排気口
22:送風機
22a:吸込口
A:電子機器
B:電子機器収納ラック
b1:ラック本体

Claims (6)

  1. 複数の電子機器を収容する電子機器収納ラックのラック本体に装着され、前記ラック本体内に空気を通過させるようにした電子機器収納ラック用冷却装置において、
    前記ラック本体の前面側に装着されて前記ラック本体内に外気を導入する吸気部と、前記ラック本体の後面側に装着されて前記ラック本体内の気体を外部へ排出する排気部とを備え、
    前記吸気部から前記排気部へわたる通気経路中に、一方側から流入した空気を他方側へ排出する第一の通気部材が設けられ、
    前記第一の通気部材は、一端部及び他端部を開口した筒状の通気セルを、通気方向に対する交差方向へ多数並設してなることを特徴とする電子機器収納ラック用冷却装置。
  2. 前記第一の通気部材の一端部又は他端部に、前記通気セルよりも開口面積の小さい通気孔を多数有する板状の第二の通気部材を重ね合わせ、前記通気経路中の空気を、前記通気セルと前記通気孔の両方に通過させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の電子機器収納ラック用冷却装置。
  3. 前記第一の通気部材の前端部と後端部に、それぞれ、前記第二の通気部材を設けたことを特徴とする請求項2記載の電子機器収納ラック用冷却装置。
  4. 前記吸気部と前記排気部の各々に、前記第一の通気部材及び前記第二の通気部材を設けたことを特徴とする請求項1〜3何れか1項記載の電子機器収納ラック用冷却装置。
  5. 前記排気部は、前記ラック本体から導入する空気を、上方及び/又は下方へ曲げて排出する排気経路を有することを特徴とする請求項1〜4何れか1項記載の電子機器収納ラック用冷却装置。
  6. 前記吸気部に、内部へ向かって徐々に開口面積を狭くする吸気口を設けたことを特徴とする請求項1〜5何れか1項記載の電子機器収納ラック用冷却装置。
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