JP2020072049A - 伸縮性配線部材、伸縮性配線部材の製造方法、及び伸縮性配線付布帛 - Google Patents
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Abstract
【課題】編地を含む任意の伸縮性を示す布帛に対して自由度の高い導電糸の配置を可能にするとともに、製造工程を簡素化できる伸縮性配線部材を提供する。【解決手段】伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材と、前記第1帯状絶縁基材の一方の面に配された導電糸と、前記導電糸を覆うように前記第1帯状絶縁基材に対向配置され、対向面が前記導電糸の両側で前記第1帯状絶縁基材に接合された伸縮性を示す第2帯状絶縁基材と、を備え、前記第1及び第2帯状絶縁基材は前記導電糸に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部が形成され、前記第1帯状絶縁基材の他方の面が取付対象に対する接合面となる伸縮性配線部材。【選択図】図1
Description
本発明は、例えば体温、心拍数、心電図、筋電図などの生体情報を計測するウェアラブルデバイス用の衣服などに用いられる伸縮性配線部材、伸縮性配線部材の製造方法、及び伸縮性配線付布帛に関する。
近年、衣服などに装着することにより様々な生体情報を計測するウェアラブルデバイスが注目されている。この様なウェアラブルデバイスは衣服に装着され、さらに計測ポイントに配された電極とウェアラブルデバイスとの間を電気的に接続する配線部材が衣服に組み込まれている。
特許文献1には、伸長されても高い導電性を保持する導電性布帛が開示されている。当該導電性布帛は、布帛の上に配線が設けられた導電性布帛で、配線は布帛の上に形成された第1絶縁層と、第1絶縁層の上に設けられた導電層と、導電層の上に設けられた第2絶縁層を含み、配線の長手方向へ100%伸長時の抵抗変化倍率が0%伸長時の100倍以下になるように構成されている。
そして、当該導電層は、導電性フィラーと樹脂を含有する導電性ペーストを第1絶縁層に塗布または印刷することにより構成されている。
しかし、特許文献1に記載された導電性布帛は、布帛に第1絶縁層を形成し、第1絶縁層の上に導電層を形成し、さらに導電層の上に第2絶縁層を形成する必要があったため、製造工程が複雑で手間が掛かるという問題があった。
また、その際に、所望の伸縮性を確保するとともに伸長時にクラックが生じないように、導電性フィラーの添加量を適正に管理し、着心地の悪化を招くことがないように印刷時の膜厚を適正に管理する必要があるなど、材料や工程の管理が非常に煩雑になるという問題もあった。
本発明の目的は、上述した問題に鑑み、編地を含む任意の伸縮性を示す布帛に対して自由度の高い導電糸の配置を可能にするとともに、製造工程を簡素化できる伸縮性配線部材、伸縮性配線部材の製造方法、及び伸縮性配線付布帛を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による伸縮性配線部材の第一の特徴構成は、請求項1に記載した通り、伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材と、前記第1帯状絶縁基材の一方の面に配された導電糸と、前記導電糸を覆うように前記第1帯状絶縁基材に対向配置され、対向面が前記導電糸の両側で前記第1帯状絶縁基材に接合された伸縮性を示す第2帯状絶縁基材と、を備え、前記第1及び第2帯状絶縁基材は前記導電糸に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部が形成され、前記第1帯状絶縁基材の他方の面が取付対象に対する接合面となる点にある。
導電糸を挟むように第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材が配されて両者が接合されることによって導電糸が絶縁被覆される。第2帯状絶縁基材が導電糸の外周を覆うように第1帯状絶縁基材に接合されることにより、第1及び第2帯状絶縁基材に導電糸に沿って少なくとも一側に形成された所定幅の端縁部を含めて第1帯状絶縁基材が平坦状となる。このような平坦な面が接合面となるため、取付対象に高い自由度で配線することができ、伸縮性配線基材に備えた導電糸が仮に1本であっても、取付対象に強固且つ安定的に接合できるようになる。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記第2帯状絶縁基材は融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層を備え、前記第1帯状絶縁基材に接合される一方の面となる熱可塑性樹脂層の融点が他方の面となる熱可塑性樹脂層の融点より低温に設定されている点にある。
第2帯状絶縁基材のうち低融点側の熱可塑性樹脂層が、高融点側の熱可塑性樹脂層と第1帯状絶縁基材との間の接着剤層として機能し、第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材との間に導電糸が安定して保持されるようになる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特徴構成に加えて、前記第1帯状絶縁基材は融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層を備え、前記第2帯状絶縁基材に接合される一方の面となる熱可塑性樹脂層の融点が他方の面となる熱可塑性樹脂層の融点より高温に設定されている点にある。
第1帯状絶縁基材のうち低融点側の熱可塑性樹脂層が取付対象に対する接着剤層として機能するので、別途の接着剤塗布工程などの煩雑な工程が不要になる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一から第三の何れかの特徴構成に加えて、前記導電糸に沿って少なくとも一側に形成された端縁部の幅は、前記導電糸の最大径の1.3倍から6倍の範囲に設定されている点にある。
端縁部の幅が少なくとも導電糸の最大径の1.3倍から6倍の範囲に設定されていると、第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材とが容易に剥離するようなことがなく、また取付対象に安定姿勢で取り付けることができる。端縁部の幅が導電糸の最大径の1.3倍未満であれば、衣服などの生地に取付けられた後に受ける引張や曲げなどのストレスに起因して第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材とが剥離する虞があり、端縁部の幅が導電糸の最大径の6倍より広ければ、取り付けられた衣服などの生地にごわつきが生じて、着心地の低下を招く虞がある。
同第五の特徴構成は、同請求項5に記載した通り、上述の第一から第四の何れかの特徴構成に加えて、前記導電糸に沿って少なくとも一側に形成された端縁部の幅は、0.5〜2.0mmに設定されている点にある。
端縁部の幅が0.5〜2.0mmに設定されていると、第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材とが容易に剥離するようなことがなく、また取付対象に安定姿勢で取り付けることができる。端縁部の幅が0.5mm未満であれば、衣服などの生地に取付けられた後に受ける引張や曲げなどのストレスに起因して第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材とが剥離する虞があり、端縁部の幅が2.0mmより広ければ、取り付けられた衣服などの生地にごわつきが生じて、着心地の低下を招く虞がある。
同第六の特徴構成は、同請求項6に記載した通り、上述の第一から第五の何れかの特徴構成に加えて、前記導電糸は、伸縮性芯糸に金属被覆糸が巻きつけられたカバリング糸、伸縮性芯糸または捲付糸に導電性粒子が添加されたカバリング糸、導電性粒子が添加された伸縮糸、金属皮膜伸縮糸の何れかで構成されている点にある。
導電糸が第1及び第2帯状絶縁基材の伸縮に伴って伸縮することで、基材の剥離を招くことなく導電糸と各帯状絶縁基材との接合状態が安定的に維持される。そのような導電糸として、伸縮性芯糸に金属被覆糸が巻きつけられたカバリング糸、伸縮性芯糸または捲付糸に導電性粒子が添加されたカバリング糸、導電性粒子が添加された伸縮糸、金属皮膜伸縮糸が好適に用いられる。
同第七の特徴構成は、同請求項7に記載した通り、上述の第一から第五の何れかの特徴構成に加えて、前記導電糸は、絶縁性の芯糸に金属や導電性樹脂などの導電材料を被着させた導電材料被着糸、金属線、導電材料が添加された合成繊維糸の何れかで構成されている点にある。
絶縁性の芯糸に金属や導電性樹脂などの導電材料を被着させた導電材料被着糸、金属線、導電材料が添加された合成繊維糸を導電糸として用いることもできる。仮に十分な伸縮性が発現しない導電糸であっても、例えば第1帯状絶縁基材上に周期的に屈曲するような態様で所定方向に沿って配置することにより伸縮性が確保できる。
同第八の特徴構成は、同請求項8に記載した通り、上述の第一から第七の何れかの特徴構成に加えて、前記第1帯状絶縁基材の一方の面に1本の導電糸が配され、前記導電糸に沿って両側に所定幅の端縁部が形成されている点にある。
第1帯状絶縁基材の一方の面に1本の導電糸が配され、当該導電糸に沿って両側に所定幅の端縁部が形成されることにより、規模が最小限の伸縮性配線部材が構成できる。
同第九の特徴構成は、同請求項9に記載した通り、上述の第一から第七の何れかの特徴構成に加えて、前記第1帯状絶縁基材の一方の面に2本の導電糸が間隔を隔てて配されている点にある。
2本の導電糸が間隔を隔てて配された伸縮性配線部材であれば、例えば一対の電源線と接地線で構成される給電線、例えば一対の信号線と接地線で構成される信号伝達線として有効に活用できる。
本発明による伸縮性配線部材の製造方法の第一の特徴構成は、同請求項10に記載した通り、伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材の一方の面に導電糸を所定のパターンで配する配線ステップと、前記第1帯状絶縁基材に対して前記導電糸を覆うように伸縮性を示す第2帯状絶縁基材を挟み、前記第1帯状絶縁基材と前記第2帯状絶縁基材とを接合する接合ステップと、前記導電糸に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部が形成されるように前記第1帯状絶縁基材及び前記第2帯状絶縁基材を切断する切断ステップと、を備えている点にある。
同第二の特徴構成は、同請求項11に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記第1帯状絶縁基材及び前記第2絶縁基材として、融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層を備えた帯状絶縁基材を用い、前記配線ステップで前記第1帯状絶縁基材の高融点側の熱可塑性樹脂層に前記導電糸を配し、前記接合ステップで前記第2帯状絶縁基材の低融点側の熱可塑性樹脂層を前記第1帯状絶縁基材に対向配置し、前記高融点側の熱可塑性樹脂層の融点未満で低融点側の熱可塑性樹脂層の融点以上の温度で熱圧着する点にある。
本発明による伸縮性配線付布帛の特徴構成は、伸縮性を示す布帛と上述した第一から第九の何れかの特徴構成を備えた伸縮性配線部材とを備え、前記布帛の一側面に前記接合面を介して前記伸縮性配線部材が接合されている点にある。
以上説明した通り、本発明によれば、編地を含む任意の伸縮性を示す布帛に対して自由度の高い導電糸の配置を可能にするとともに、製造工程を簡素化できる伸縮性配線部材、伸縮性配線部材の製造方法、及び伸縮性配線付布帛を提供することができるようになった。
以下、本発明による伸縮性配線部材、伸縮性配線部材の製造方法、及び伸縮性配線付布帛を図面に基づいて説明する。
[伸縮性配線部材の構成]
図2(a)及び図3(a)に示すように、伸縮性配線部材1は、伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材10と、第1帯状絶縁基材10の一方の面に配された導電糸30と、導電糸30を覆うように第1帯状絶縁基材10に対向配置され、対向面が導電糸30の両側で第1帯状絶縁基材10に接合された伸縮性を示す第2帯状絶縁基材20とを備えている。
図2(a)及び図3(a)に示すように、伸縮性配線部材1は、伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材10と、第1帯状絶縁基材10の一方の面に配された導電糸30と、導電糸30を覆うように第1帯状絶縁基材10に対向配置され、対向面が導電糸30の両側で第1帯状絶縁基材10に接合された伸縮性を示す第2帯状絶縁基材20とを備えている。
平坦姿勢の第1帯状絶縁基材10の上面に配された導電糸30が、第2帯状絶縁基材20によって上方からドーム状に被覆され、第1及び第2帯状絶縁基材10,20は導電糸30に沿って両側に所定幅の平坦な端縁部2が形成されている。平坦な端縁部2を含めて第1絶縁基材10の他方の面が取付対象に対する接合面10Cとなる。
なお、図2(a)及び図3(a)には、第1及び第2帯状絶縁基材10,20の間に1本の導電糸30が配され、導電糸30の両側に端縁部2が形成されている例が示されているが、図3(b)に示すように、第1及び第2帯状絶縁基材10,20の間に複数本の導電糸30(図3(b)では2本の導電糸30)が長手方向に並列に配されるような場合には、伸縮性配線部材1の最も外側の各導電糸30に沿って一側に端縁部2が形成される。即ち、第1及び第2帯状絶縁基材10,20は導電糸30に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部が形成されていればよい。
第2帯状絶縁基材20は融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層20A,20Bを備え、第1帯状絶縁基材10に接合される一方の面となる熱可塑性樹脂層20Aの融点が他方の面となる熱可塑性樹脂層20Bの融点より低温に設定されている。
低融点側の熱可塑性樹脂層20Aが、高融点側の熱可塑性樹脂層20Aと第1帯状絶縁基材20との間の接着剤層として機能し、第1帯状絶縁基材10と第2帯状絶縁基材20との間に導電糸30が安定して保持される。
また、第1帯状絶縁基材10も融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層10A,10Bを備え、第2帯状絶縁基材20に接合される一方の面となる熱可塑性樹脂層10Bの融点が他方の面となる熱可塑性樹脂層10Aの融点より高温に設定されている。
低融点側の熱可塑性樹脂層10Aが伸縮性配線部材の取付対象、例えば衣服の身生地に対する接着剤層として機能させることができ、別途の接着剤塗布工程などの煩雑な工程が不要になる。
第1及び第2帯状絶縁基材10,20のうち、導電糸30に沿って両側に形成された端縁部2の幅は、導電糸30の径を基準とする観点で、導電糸30の最大径の1.3倍から6倍の範囲に設定されていることが好ましい(図1(e)参照。)。この範囲であれば、第1帯状絶縁基材10と第2帯状絶縁基材20とが容易に剥離するようなことがなく、また取付対象に安定姿勢で取り付けることができる。
端縁部2の幅が導電糸30の最大径の1.3倍未満であれば、衣服などの生地に取付けられた後に受ける引張や曲げなどのストレスに起因して第1帯状絶縁基材10と第2帯状絶縁基材20とが剥離する虞があり、端縁部2の幅が導電糸30の最大径の6倍より広ければ、取り付けられた衣服などの生地に第1及び第2帯状絶縁基材10,20に起因するごわつきが生じて、着心地の低下を招く虞がある。
また、導電糸30の径にかかわらず、第1及び第2帯状絶縁基材10,20のうち、導電糸30に沿って少なくとも一側に形成された端縁部2の幅は、0.5〜2.0mmに設定されていることが好ましい。端縁部の幅が0.5〜2.0mmに設定されていると、第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材とが容易に剥離するようなことがなく、また取付対象に安定姿勢で取り付けることができる。
端縁部の幅が0.5mm未満であれば、衣服などの生地に取付けられた後に受ける引張や曲げなどのストレスに起因して第1帯状絶縁基材と第2帯状絶縁基材とが剥離する虞があり、端縁部の幅が2.0mmより広ければ、取り付けられた衣服などの生地にごわつきが生じて、着心地の低下を招く虞がある。
この様な構成を採用した伸縮性配線部材1であれば、導電糸30を挟むように第1帯状絶縁基材10と第2帯状絶縁基材20が配されて両者が接合されることによって導電糸30が適切に絶縁被覆される。
また、第2帯状絶縁基材20が導電糸30の外周を覆うように第1帯状絶縁基材10に接合されることにより、第1及び第2帯状絶縁基材10,20に導電糸30に沿って少なくとも一側に形成された所定幅の端縁部2を含めて第1帯状絶縁基材10が平坦状となる。このような平坦な面が接合面1おCとなるため、取付対象がどのような形状であっても高い自由度で配線することができ、伸縮性配線基材1に備えた導電糸30が1本であっても、取付対象に強固且つ安定的に接合できるようになる。
[帯状絶縁基材の構成]
上述した第1及び第2帯状絶縁基材10,20として、ポリウレタン製の熱可塑性樹脂シートが好適に用いられる。例えば、第1及び第2帯状絶縁基材10,20として、高融点側のポリウレタン樹脂層10A,20Bに融点が150〜220℃のポリウレタン樹脂を、低融点側のポリウレタン樹脂層10B,20Aの融点が90〜150℃のポリウレタン樹脂を用い、厚さが30〜200μmに構成された複層のポリウレタン樹脂シートを採用することができる。
上述した第1及び第2帯状絶縁基材10,20として、ポリウレタン製の熱可塑性樹脂シートが好適に用いられる。例えば、第1及び第2帯状絶縁基材10,20として、高融点側のポリウレタン樹脂層10A,20Bに融点が150〜220℃のポリウレタン樹脂を、低融点側のポリウレタン樹脂層10B,20Aの融点が90〜150℃のポリウレタン樹脂を用い、厚さが30〜200μmに構成された複層のポリウレタン樹脂シートを採用することができる。
第2帯状絶縁基材20の低融点側のポリウレタン樹脂層20Aが、第1帯状絶縁基材10の高融点側のポリウレタン樹脂層10Bと第2帯状絶縁基材20の高融点側のポリウレタン樹脂層20Bとの間で、導電糸30を接着固定する接着剤として機能する。また、第1帯状絶縁基材10の低融点側のポリウレタン樹脂層10Aが伸縮性配線部材1の取付対象との間の接着剤として機能する。
なお、上述した高融点ポリウレタン樹脂層の融点の範囲、及び、低融点ポリウレタン樹脂層の融点の範囲は例示であり、この値に限るものではない。また、各ポリウレタン樹脂層の厚みも例示であり、この値に限るものではない。
熱可塑性樹脂シートの材料として、ポリウレタン以外にポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー、ポリオレフィンエラストマーなどの熱可塑性エラストマーを採用することも可能である。
なお、図2(b)に示すように、第1帯状絶縁基材10は高融点側のポリウレタン樹脂層10Bのみで構成されていてもよい。この場合には、伸縮性配線部材1の取付対象となる布帛などの表面と第1帯状絶縁基材10との間にシート状のホットメルト接着剤11などを介して熱圧着することにより固定することが可能となる。ホットメルト接着剤として、例えば、ポリウレタン系ホットメルト樹脂、ポリエステル系ホットメルト樹脂、ポリアミド系ホットメルト樹脂、EVA系ホットメルト樹脂、ポリオレフィン系ホットメルト樹脂、スチレン系エラストマー樹脂、湿気硬化型ウレタン系ホットメルト樹脂、反応型ホットメルト樹脂等が挙げられる。
第2帯状絶縁基材20を高融点側のポリウレタン樹脂層20Bのみで構成し、第1帯状絶縁基材10の高融点側のポリウレタン樹脂層10Bにさらに低融点ポリウレタン樹脂層を配して、当該低融点ポリウレタン樹脂層を接着剤として機能させてもよい。さらに、第1及び第2帯状絶縁基材10,20の対向面の双方に低融点ポリウレタン樹脂層を配してもよい。
[導電糸の構成]
上述した導電糸30は、伸縮性芯糸に金属被覆糸が巻きつけられたカバリング糸、伸縮性芯糸または捲付糸に導電性粒子が添加されたカバリング糸、導電性粒子が添加された伸縮糸、金属皮膜伸縮糸の何れかで構成することができる。
上述した導電糸30は、伸縮性芯糸に金属被覆糸が巻きつけられたカバリング糸、伸縮性芯糸または捲付糸に導電性粒子が添加されたカバリング糸、導電性粒子が添加された伸縮糸、金属皮膜伸縮糸の何れかで構成することができる。
この様な導電糸30を採用すると、第1及び第2帯状絶縁基材10,20の伸縮に伴って導電糸30が伸縮することで、基材の剥離を招くことなく導電糸30と各帯状絶縁基材10,20との接合状態が安定的に維持される。
図5(a),(b)には、そのような導電糸30が例示されている。当該導電糸30は、伸縮性を有する芯糸30Aに金属被覆糸30Bが巻きつけられたカバリング糸で構成され、導電糸30それ自体が芯糸30Aの長手方向に伸縮するように構成されている。カバリング糸としてSCY、DCYの何れを採用することも可能であるが、良好な伸縮特性及び伸縮時の電気抵抗値の安定性の観点でDCYを採用することが好ましい。特に下巻き糸と上巻き糸の巻き方向を逆方向とする(例えば下巻きをS巻きとする場合には上巻きをZ巻きとする、あるいは下巻きをZ巻きとする場合には上巻きをS巻きとする)DCYが好ましい。
芯糸30Aとしてポリウレタン糸などの弾性繊維糸で構成されるシングルフィラメント糸、好ましくはマルチフィラメント糸が用いられ、金属被覆糸30Bとして合成樹脂繊維や天然繊維或いは金属線などを芯として、この芯に湿式や乾式のコーティング、メッキ、真空成膜、その他の適宜被着法を行って金属成分を被着させた金属皮膜線(メッキ線)を使用するのが好適である。芯には、モノフィラメントを採用することも可能ではあるが、マルチフィラメントや紡績糸を採用する方が好ましい。
芯に被着させる金属成分には、例えばアルミ、ニッケル、銅、チタン、マグネシウム、錫、亜鉛、鉄、銀、金、白金、バナジウム、モリブデン、タングステン、コバルト等の純金属やそれらの合金、ステンレス、真鍮等を使用することができる。本実施形態ではナイロンやポリエステルで構成されるマルチフィラメントに銀メッキした糸が用いられている。
芯に金属成分を被着させた金属メッキ糸を用いる以外に、例えば、日本新素材株式会社製のシルベルンZAG(登録商標)などのように、天然繊維や合成繊維に銀イオンを付着させた銀イオン糸を用いることも可能である。本明細書では、これらを総称して金属被覆糸と表記している。
導電糸30の繊度は33dtex〜1000dtexの範囲であることが好ましく、70dtex〜650dtexの範囲であることがより好ましい。また、芯糸30aの繊度は310dtex〜1880dtexの範囲であることが好ましく、620dtex〜1240dtexの範囲であることがより好ましい。
芯糸30Aは引き伸ばされた(ドラフトをかけられた)状態で巻糸を巻きつけられるのが好ましい。芯糸30Aに巻きつけられる金属被覆糸の繊度は33dtex〜200dtexが好ましく、44dtex〜90dtexがより好ましい。
導電糸30として、絶縁性の芯糸に金属や導電性樹脂などの導電材料を被着させた導電材料被着糸、金属線、導電材料が添加された合成繊維糸の何れかを採用することも可能である。例えば、樹脂繊維や天然繊維、或いは金属線等を芯として、この芯に湿式や乾式のコーティング、メッキ、真空成膜、その他の適宜被着法を行って金属成分を被着させた金属被着線(メッキ線)を使用するのが好適である。芯には、モノフィラメントを採用することも可能ではあるが、モノフィラメントよりもマルチフィラメントや紡績糸のほうが好ましい。
図3(c),(d)に示すように、仮に十分な伸縮性が発現しない導電糸30であっても、例えば第1帯状絶縁基材10上に周期的に屈曲するような態様で所定方向に沿って導電糸30を配置することにより基材10,20の伸縮が許容されるようになる。図3(c),(d)の上図には、収縮状態の伸縮性配線部材1が示され、図3(c),(d)の下図には、導電糸30の延出方向に沿って伸張された状態が示されている。
図3(a)〜(c)に示すように、第1帯状絶縁基材10の一方の面に1本の導電糸30を配して、導電糸30に沿って両側に所定幅の端縁部2を形成することにより、規模が最小限の伸縮性配線部材1を構成することができる。
また、図3(d)に示すように、第1帯状絶縁基材10の一方の面に2本の導電糸30を、間隔を隔てて配し、それぞれの一側に所定幅の端縁部2を形成すれば、一対の電源線と接地線で構成される給電線や一対の信号線と接地線で構成される信号伝達線として有効に活用できる。
[伸縮性配線部材の製造方法]
図1(a)から(e)に示すように、上述した伸縮性配線部材1は、伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材10の一方の面に導電糸30を所定のパターンで配する配線ステップと(図1(a)参照。)、第1帯状絶縁基材10に対して導電糸30を覆うように伸縮性を示す第2帯状絶縁基材20を挟み(図1(b)参照。)、第1帯状絶縁基材10と第2帯状絶縁基材20とを接合する接合ステップと(図1(c)参照。)、導電糸30に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部1Cが形成されるように第1帯状絶縁基材10及び第2帯状絶縁基材20を切断する切断ステップと(図1(d)参照。)を備えている。
図1(a)から(e)に示すように、上述した伸縮性配線部材1は、伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材10の一方の面に導電糸30を所定のパターンで配する配線ステップと(図1(a)参照。)、第1帯状絶縁基材10に対して導電糸30を覆うように伸縮性を示す第2帯状絶縁基材20を挟み(図1(b)参照。)、第1帯状絶縁基材10と第2帯状絶縁基材20とを接合する接合ステップと(図1(c)参照。)、導電糸30に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部1Cが形成されるように第1帯状絶縁基材10及び第2帯状絶縁基材20を切断する切断ステップと(図1(d)参照。)を備えている。
図1(c)に示すように、接合ステップでは、平坦な基台50に第1帯状絶縁基材10、導電糸30、第2帯状絶縁部材20が配置され、上方から基台50に向けて加熱部材60により第2帯状絶縁部材20が押圧されることにより、第2帯状絶縁部材20の低融点ポリウレタン樹脂層20Bが第1帯状絶縁部材10の高融点ポリウレタン樹脂層10Bに熱圧着される。加熱部材60の表面がクッション性部材で被覆されているため、導電糸30は第2帯状絶縁基材20によって上方からドーム状に被覆されるようになる。なお、接合ステップにより導電糸30が偏平状態に変形することにより、より平坦な伸縮性配線部材1が実現できるようになる。
また、第1帯状絶縁基材10及び第2絶縁基材20として、融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層を備えた帯状絶縁基材を用い、配線ステップで第1帯状絶縁基材10の高融点側の熱可塑性樹脂層に導電糸30を配し、接合ステップで第2帯状絶縁基材20の低融点側の熱可塑性樹脂層を第1帯状絶縁基材10に対向配置し、高融点側の熱可塑性樹脂層の融点未満で低融点側の熱可塑性樹脂層の融点以上の温度で熱圧着する。
なお、接合ステップで加熱された場合に不用意に溶着しないように、第1帯状絶縁基材10を構成する低融点側の樹脂層には離形性のよい剥離紙が付されている(図2(a)の符号P参照。)。
図4(a)には、芯糸に伸縮性を示すマルチフィラメント(ポリウレタン糸)を採用し、その周囲に導電糸を巻き付けたDCYで構成される導電糸の横断面を示し、押圧前の状態を示す顕微鏡写真が示され、(b)には接合工程による押圧後の状態を示す顕微鏡写真が示されている。
押圧前の芯糸の縦方向径は平均で295μm、横方向径は346μmであり、押圧後の芯糸の縦方向径は平均で245μm、横方向径は346μmであることが確認された。押圧により芯糸は偏平に変形するが、横方向径は殆ど変化しない。
上述したように、端縁部2の幅を導電糸30の最大径の1.3倍から6倍の範囲に設定する場合には、導電糸30の横方向径である346μmを基準として、0.4mmから2.0mm範囲に設定される。
[伸縮性配線部材の具体的応用例]
図6には、伸縮性配線付布帛の一例として、伸縮性の布帛を用いて構成された手袋40に一対の伸縮性配線部材1,1が配された例が示されている。第2指の指先対応部位に伸縮により抵抗値が変化する可変抵抗部材4が配され、可変抵抗部材4の両端部に一対の伸縮性配線部材1,1が電気的に接続されている。伸縮性配線部材1,1の他端部を測定機に接続することで、抵抗値が検出可能に構成されている。例えば、第2指の機能回復訓練などに用いられ、指先の屈伸動作が抵抗値の変化で確認できるようになる。
図6には、伸縮性配線付布帛の一例として、伸縮性の布帛を用いて構成された手袋40に一対の伸縮性配線部材1,1が配された例が示されている。第2指の指先対応部位に伸縮により抵抗値が変化する可変抵抗部材4が配され、可変抵抗部材4の両端部に一対の伸縮性配線部材1,1が電気的に接続されている。伸縮性配線部材1,1の他端部を測定機に接続することで、抵抗値が検出可能に構成されている。例えば、第2指の機能回復訓練などに用いられ、指先の屈伸動作が抵抗値の変化で確認できるようになる。
即ち、伸縮性配線付布帛は、伸縮性を示す布帛と上述した伸縮性配線部材とを備え、当該布帛の一側面に接合面10Cを介して伸縮性配線部材1が接合されている。なお、伸縮性を示す布帛であれば、編地で構成されていても織地で構成されていてもよい。
導電性複合シートの装着対象は手袋に限るものではなく、身体表面と接触する任意の布帛、例えば衣服、帽子、靴下、鉢巻、サポータ、包帯などであってもよく、特に伸縮性を示す布帛が好適である。
本発明による伸縮性配線部材は、身体の各部の動き、体温、心拍数、心電図、筋電図などの生体情報を計測するウェアラブルデバイス用の衣服に装着する信号伝達配線部材として広く活用される。
1:伸縮性配線部材
2:端縁部
10:第1帯状絶縁基材
10A:低融点基材
10B:高融点基材
10C:接合面
20:第2帯状絶縁基材
20A:低融点基材
20B:高融点基材
30:導電糸
30A:芯糸
30B:金属被覆糸
2:端縁部
10:第1帯状絶縁基材
10A:低融点基材
10B:高融点基材
10C:接合面
20:第2帯状絶縁基材
20A:低融点基材
20B:高融点基材
30:導電糸
30A:芯糸
30B:金属被覆糸
Claims (12)
- 伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材と、
前記第1帯状絶縁基材の一方の面に配された導電糸と、
前記導電糸を覆うように前記第1帯状絶縁基材に対向配置され、対向面が前記導電糸の両側で前記第1帯状絶縁基材に接合された伸縮性を示す第2帯状絶縁基材と、
を備え、
前記第1及び第2帯状絶縁基材は前記導電糸に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部が形成され、前記第1帯状絶縁基材の他方の面が取付対象に対する接合面となる伸縮性配線部材。 - 前記第2帯状絶縁基材は融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層を備え、前記第1帯状絶縁基材に接合される一方の面となる熱可塑性樹脂層の融点が他方の面となる熱可塑性樹脂層の融点より低温に設定されている請求項1記載の伸縮性配線部材。
- 前記第1帯状絶縁基材は融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層を備え、前記第2帯状絶縁基材に接合される一方の面となる熱可塑性樹脂層の融点が他方の面となる熱可塑性樹脂層の融点より高温に設定されている請求項1または2記載の伸縮性配線部材。
- 前記導電糸に沿って少なくとも一側に形成された端縁部の幅は、前記導電糸の最大径の1.3倍から6倍の範囲に設定されている請求項1から3の何れかに記載の伸縮性配線部材。
- 前記導電糸に沿って少なくとも一側に形成された端縁部の幅は、0.5〜2.0mmに設定されている請求項1から4の何れかに記載の伸縮性配線部材。
- 前記導電糸は、伸縮性芯糸に金属被覆糸が巻きつけられたカバリング糸、伸縮性芯糸または捲付糸に導電性粒子が添加されたカバリング糸、導電性粒子が添加された伸縮糸、金属皮膜伸縮糸の何れかで構成されている請求項1から5の何れかに記載の伸縮性配線部材。
- 前記導電糸は、絶縁性の芯糸に金属や導電性樹脂などの導電材料を被着させた導電材料被着糸、金属線、導電材料が添加された合成繊維糸の何れかで構成されている請求項1から5の何れかに記載の伸縮性配線部材。
- 前記第1帯状絶縁基材の一方の面に1本の導電糸が配され、前記導電糸に沿って両側に所定幅の端縁部が形成されている請求項1から7の何れかに記載の伸縮性配線部材。
- 前記第1帯状絶縁基材の一方の面に2本の導電糸が間隔を隔てて配されている請求項1から7の何れかに記載の伸縮性配線部材。
- 伸縮性を示す平坦状の第1帯状絶縁基材の一方の面に導電糸を所定のパターンで配する配線ステップと、
前記第1帯状絶縁基材に対して前記導電糸を覆うように伸縮性を示す第2帯状絶端縁部材を挟み、前記第1帯状絶縁基材と前記第2帯状絶縁基材とを接合する接合ステップと、
前記導電糸に沿って少なくとも一側に所定幅の端縁部が形成されるように前記第1帯状絶縁基材及び前記第2帯状絶縁基材を切断する切断ステップと、
を備えている伸縮性配線部材の製造方法。 - 前記第1帯状絶縁基材及び前記第2絶端縁部材として、融点が異なる2層の熱可塑性樹脂層を備えた帯状絶縁基材を用い、
前記配線ステップで前記第1帯状絶縁基材の高融点側の熱可塑性樹脂層に前記導電糸を配し、
前記接合ステップで前記第2帯状絶縁基材の低融点側の熱可塑性樹脂層を前記第1帯状絶縁基材に対向配置し、前記高融点側の熱可塑性樹脂層の融点未満で低融点側の熱可塑性樹脂層の融点以上の温度で熱圧着する、
請求項10記載の伸縮性配線部材の製造方法。 - 伸縮性を示す布帛と請求項1から9の何れかに記載の伸縮性配線部材とを備え、前記布帛の一側面に前記接合面を介して前記伸縮性配線部材が接合されている伸縮性配線付布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018206990A JP2020072049A (ja) | 2018-11-02 | 2018-11-02 | 伸縮性配線部材、伸縮性配線部材の製造方法、及び伸縮性配線付布帛 |
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