JP2020071928A - コネクタ付ケーブルの製造方法及びコネクタ付ケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】断線を防止するコネクタ付ケーブルの製造方法及びコネクタ付ケーブルを提供する。【解決手段】ケーブルと、前記ケーブルの一端に接続されるハウジングと、前記ハウジングの挿入部に挿入されるコンタクトと、補強線と、固定部材と、を準備するステップと、前記補強線に前記コンタクトを取り付けるステップと、前記コンタクトを取り付けた前記補強線を前記ハウジングの前記挿入部に挿入するステップと、前記固定部材により前記補強線を前記ケーブルに固定するステップと、を有する、コネクタ付ケーブルの製造方法。【選択図】図6

Description

本開示は、コネクタ付ケーブルの製造方法及びコネクタ付ケーブルに関する。
基板に成膜処理等の所望の処理を施す基板処理装置が知られている。基板処理装置は、測定対象物の温度を検知する温度センサを有している。温度センサは、例えば、着脱自在のコネクタを介して接続される。例えば、基板処理装置のメンテナンスの際、コネクタは着脱される。
特許文献1には、断線が防がれるケーブル製造方法及びケーブルが開示されている。
特開2009−37945号公報
一の側面では、本開示は、断線を防止するコネクタ付ケーブルの製造方法及びコネクタ付ケーブルを提供する。
上記課題を解決するために、一の態様によれば、ケーブルと、前記ケーブルの一端に接続されるハウジングと、前記ハウジングの挿入部に挿入されるコンタクトと、補強線と、固定部材と、を準備するステップと、前記補強線に前記コンタクトを取り付けるステップと、前記コンタクトを取り付けた前記補強線を前記ハウジングの前記挿入部に挿入するステップと、前記固定部材により前記補強線を前記ケーブルに固定するステップと、を有する、コネクタ付ケーブルの製造方法が提供される。
一の側面によれば、断線を防止するコネクタ付ケーブルの製造方法及びコネクタ付ケーブルを提供することができる。
一実施形態に係るコネクタ付ケーブルが用いられる基板処理装置の一例の構成模式図。 一実施形態に係るコネクタ付ケーブルの一例の平面図。 一実施形態に係るコネクタ付ケーブルの一例の部分拡大図。 一実施形態に係るコネクタ付ケーブルの分解図。 一実施形態に係るコネクタ付ケーブルの他の一例の部分拡大図。 一実施形態に係るコネクタ付ケーブルの製造方法を説明するフローチャート。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
<基板処理装置>
一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10を説明する前に、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10が用いられる装置の一例について、図1を用いて説明する。図1は、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10が用いられる基板処理装置201の一例の構成模式図である。
基板処理装置201は、ウェハW等の基板に所定の処理(例えば、エッチング処理、成膜処理、クリーニング処理、アッシング処理等)を施す装置である。基板処理装置201は、チャンバ202と、ウェハWを載置する載置台203と、プロセスガスを供給するガス供給部204と、処理後のガスを排出するガス排出部205と、を有する。
チャンバ202の側壁内には、チャンバ202を加熱するヒータ206が設けられている。ヒータ206は、温調ユニット300によって制御される。また、チャンバ202の側壁には、チャンバ202の温度を検出する温度センサ100が設けられている。温度センサ100は、コネクタ30を有するコネクタ付ケーブル10を介して温調ユニット300に接続される。
温調ユニット300は、温度センサ100及びヒータ206と接続され、チャンバ202の温度を所望の温度に調整する装置である。温調ユニット300は、コネクタ301と、測定部302と、演算部303と、ヒータ電源304と、ヒータ制御部305と、を有する。
コネクタ301は、コネクタ30と接続される。コネクタ301とコネクタ30とが接続されることにより、後述する温度センサ100の白金測温抵抗体(図示せず)と測定部302とで回路が構成される。測定部302は、白金測温抵抗体と併せてブリッジ回路を構成する抵抗器(図示せず)と、ブリッジ回路の一方の対角に電力を供給する測定用電源(図示せず)と、ブリッジ回路の他方の対角の電圧を測定する電圧測定部(図示せず)と、を有する。演算部303は、電圧測定部で測定された電圧及び既知の抵抗器の抵抗値に基づいて、白金測温抵抗体の抵抗値を算出する。更に、演算部303は、白金測温抵抗体の抵抗値に基づいて、白金測温抵抗体の温度(即ち、温度センサ100で検出されるチャンバ202の温度)を算出する。なお、演算部303は、測定部302の電圧測定部で測定された電圧から白金測温抵抗体の温度を直接算出してもよい。
ヒータ電源304は、ヒータ206に電力を供給するための電源である。ヒータ制御部305は、演算部303で算出した白金測温抵抗体の温度に基づいて、チャンバ202の温度(白金測温抵抗体の温度)が所定の温度に近づくようにヒータ電源304からヒータ206に供給される電力を制御する。例えば、ヒータ電源304とヒータ206の間には、リレー(図示せず)を有している。ヒータ制御部305は、温度センサ100の検出温度(演算部303で算出した白金測温抵抗体の温度)に基づいて、チャンバ202の温度が所定の目標温度に近づくように、リレーに制御信号を出力する。リレーは、ヒータ制御部305の制御信号に基づいて、ヒータ電源304からヒータ206への電力供給を制御する。例えば、ヒータ制御部305は、目標温度と検出温度の差に応じて、制御信号のデューティ比を変更してヒータ電源304からヒータ206に供給する電力を制御してもよい。ヒータ電源304からヒータ206へ電力供給されることにより、チャンバ202は加熱される。
<コネクタ付ケーブル>
次に、図2から図4を用いて、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10についてさらに説明する。図2は、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10の一例の平面図である。図3は、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10の一例のコネクタ30部分の部分拡大図である。図4は、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10の一例のコネクタ30部分の分解図である。なお、図3においては、熱収縮チューブ60を破線で示し、その内部が見通せるように図示している。
図2に示すように、コネクタ付ケーブル10は、ケーブル20の一端にコネクタ30が設けられている。また、ケーブル20の他端には、温度センサ100が接続されている。
温度センサ100は、例えば白金測温抵抗体式の温度センサである。白金測温抵抗体は、温度変化によって電気抵抗値が変化する。温度センサ100は、白金測温抵抗体の電気抵抗値を検出することにより、温度を測定することができる。なお、測温抵抗体は、白金に限られるものではなく、他の金属、金属酸化物等であってもよい。
温度センサ100は、内部に白金測温抵抗体を有する保護管101と、内部に端子台(図示せず)を有する筐体102と、を有している。白金測温抵抗体は、内部導線(図示せず)を介して、端子台と接続される。外部導線であるケーブル20の他端は、筐体102の取付穴103から筐体102内に挿入され、端子台に接続される。
図3に示すように、ケーブル20は、例えば、3心のケーブルである。ケーブル20は、絶縁被覆されたリード線21〜23と、リード線21〜23をさらに被覆する外被被覆24と、を有している。ケーブル20の一端側において、外被被覆24が剥かれており、リード線21〜23が露出する。外被被覆24の端部を覆うように、熱収縮チューブ25で保護されている。また、リード線21〜23の先端側は、絶縁被覆が剥かれており、心線が露出する。
図4に示すように、コネクタ30は、リード線21〜23及び後述する補強線40が取り付けられるコンタクト31〜35と、コンタクト31〜35を挿入するハウジング36と、を有している。
リード線21にコンタクト31が取り付けられる。リード線22にコンタクト32が取り付けられる。リード線23にコンタクト33が取り付けられる。後述する補強線40の一端にコンタクト34が取り付けられる。後述する補強線40の他端にコンタクト35が取り付けられる。
コンタクト31は、金属で一体形成される。コンタクト31は、インシュレーションバレル31aと、ワイヤバレル31bと、接点部31cと、ランス(図示せず)と、を有している。インシュレーションバレル31aは、リード線21の絶縁被膜を圧着(加締め)して固定する。ワイヤバレル31bは、リード線21の心線を圧着(加締め)して固定する。接点部31cは、ワイヤバレル31bと導通する。また、接点部31cは、コネクタ30の嵌合相手であるコネクタ301(図1参照)の端子(図示せず)と接触することにより電気的接続を行う。ランスは、ハウジング36からコンタクト31が抜けないように係止する。また、コンタクト32〜35は、コンタクト31と同様の構成を有しており、重複する説明は省略する。
ハウジング36は、ポリプロピレン、ナイロン等の樹脂で形成されている。ハウジング36は、コンタクト31〜35をそれぞれ挿入する挿入部を有している。図3及び図4に示す例では、ハウジング36は、一列に配置された5つの挿入部を有している。例えば、ハウジング36の両外側の挿入部には、コンタクト34,35が挿入される。また、コンタクト31〜33は、コンタクト34,35が挿入された挿入部よりも内側の挿入部に挿入される。
補強線40の一端は、コンタクト34に圧着固定される。補強線40の他端は、コンタクト35に圧着固定される。補強線40は、リード線21〜23よりも丈夫な線材、換言すれば、リード線21〜23よりも断線耐性が高い、断線し難い線材を用いるのが好ましい。例えば、補強線40は、リード線21〜23よりも太径のリード線を用いることができる。また、補強線40は、リード線21〜23の絶縁被膜よりも丈夫な絶縁被膜を有するリード線を用いることができる。また、補強線40は、リード線21〜23の心線よりも丈夫な心線を有するリード線を用いることができる。また、補強線40は、絶縁被覆されたリード線に限られるものではなく、金属線や樹脂線であってもよく、材質は限定されない。
補強線40は、長手方向の中央で折り曲げられており、結束バンド50によってケーブル20(より好ましくは、外被被覆24の部分)と固定される。
ここで、図3に示すように、リード線21〜23は余長を持たせている。換言すれば、リード線21〜23の長さは補強線40の長さよりも長くなっている。このため、コンタクト31〜35をハウジング36に挿入し、補強線40が張られた状態において、リード線21〜23に余裕を持たせている。換言すれば、ハウジング36からケーブル20を引っ張る方向に力を加えた場合、補強線40が張られた状態となり、リード線21〜23は撓みを有している。
結束バンド50は、折り曲げられた補強線40をケーブル20に固定する。例えば、結束バンド50は、歯が形成されたバンド部と、バンド部の長手方向の一端に形成されたヘッド部と、を有している。ヘッド部には、バンド部を挿通するための穴部が形成され、穴部内にはバンド部の歯と係止する爪が形成されている。結束バンド50は、バンド部の長手方向の他端をヘッド部の穴に挿通することにより、対象を結束する。また、バンド部の歯とヘッド部の爪が係止することにより、結束バンド50よる結束が緩むことを防止する。なお、結束バンド50は、横ずれし難い構造を有していることが好ましい。なお、結束バンド50は、補強線40をケーブル20に固定する固定部材の一例であり、他の固定部材によって補強線40をケーブル20に固定してもよい。
熱収縮チューブ60は、ハウジング36の後部からケーブル20にかけて覆うように設けられている。即ち、熱収縮チューブ60は、リード線21〜23、補強線40、結束バンド50が外部に露出しないように設けられる。これにより、リード線21〜23を保護するとともに、意匠性を向上させる。なお、熱収縮チューブ60を設けることでコネクタ付ケーブル10の屈曲性が低下するため、屈曲性を確保する目的で熱収縮チューブ60を設けない構成としてもよい。なお、熱収縮チューブ60は、リード線21〜23、補強線40、結束バンド50が全体もしくは部分的に外部に露出するように設けてもよい。
図5は、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10の他の一例のコネクタ30部分の部分拡大図である。図5に示すコネクタ30は、図3に示すコネクタ30と比較して、熱収縮チューブ60Aの構成が異なっている。その他の構成は、同様であり、重複する説明を省略する。
熱収縮チューブ60Aは、補強線40とケーブル20を束ねる。ここで、ハウジング36の後部から熱収縮チューブ60Aまでの間で、リード線21〜23、補強線40が外部に露出する。これにより、コネクタ付ケーブル10を容易に屈曲させることができ、例えば、コネクタ30をコネクタ301に取り付ける際の取り回しが容易となる。
また、結束バンド50が外部に露出する。このため、熱収縮チューブ60Aを収縮させた際、補強線40とケーブル20との密着性が向上する。これにより、補強線40が引っ張られた際に、結束バンド50が横ずれすることを低減することができる。また、結束バンド50を覆う場合と比較して、小径の熱収縮チューブを用いることができる。
<コネクタ付ケーブルの製造方法>
次に、図6を用いて、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10の製造方法について説明する。図6は、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10の製造方法を説明するフローチャートである。
ステップS1において、作業者は、ケーブル20と、ケーブル20の一端に接続されるハウジング36と、補強線40と、コンタクト34,35と、結束バンド50と、を準備する。なお、ケーブル20の一端にハウジング36が接続されていてもよい。ハウジング36に接続されたケーブル20の準備について説明する。作業者は、ケーブル20の一端側の外被被覆24を剥す。また、作業者は、熱収縮チューブ25を加熱して収縮させ、外被被覆24の端部を覆う。また、作業者は、露出したリード線21〜23の先端側の絶縁被膜を剥す。また、作業者は、リード線21〜23にコンタクト31〜33をそれぞれ取り付ける(圧着する)。そして、作業者は、コンタクト31〜33を、ハウジング36の挿入部にそれぞれ挿入する。これにより、ハウジング36に接続されたケーブル20の準備が完了する。
ステップS2において、作業者は、補強線40にコンタクト34,35を取り付ける(圧着する)。例えば、補強線40の一端にコンタクト34を取り付け、補強線40の他端にコンタクト35を取り付ける。
ステップS3において、作業者は、コンタクト34,35を取り付けた補強線40をハウジング36の挿入部に挿入する。
ステップS4において、作業者は、結束バンド50により補強線40をケーブル20に固定する。この際、結束バンド50を固定する位置は、リード線21〜23が余長を有するような位置で固定する。即ち、補強線40が張った状態で、リード線21〜23が撓みを有するような位置で固定する。なお、結束バンド50による結束後、余分なバンド部は切断してもよい。その後、作業者は、熱収縮チューブ60を加熱して収縮させ、リード線21〜23、補強線40、結束バンド50を覆う。
以上、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10によれば、リード線21〜23の断線を防止することができる。即ち、コンタクト31〜35とハウジング36との間はランス(図示せず)によって係止されている。このため、例えばハウジング36からケーブル20を引っ張る方向に力を加えた場合、コンタクト31〜33とリード線21〜23との間にストレスがかかり、断線するおそれがある。これに対し、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10によれば、リード線21〜23よりも先に補強線40が張られた状態となり、リード線21〜23は撓みを有している。これにより、コンタクト31〜33とリード線21〜23との間にストレスがかかるのを防止して、リード線21〜23の断線を防止することができる。なお、コンタクト34,35のインシュレーションバレルと補強線40との物理的な接続が維持されていればよく、補強線40の心線は断線したとしても、リード線21〜23の断線を防止することができる。
ところで、断線を防止するためにリード線21〜23の径を太くすると、ケーブル20の径も太くなる。ケーブル20の径が太くなると、温度センサ100の取付穴103の穴径と合わなくなり、温度センサ100の変更、チャンバ202に設けられた温度センサ100の取付部の設計変更等が必要となるおそれがある。
これに対し、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10によれば、ケーブル20の径を維持することができるので、温度センサ100の設計変更等を不要とすることができる。
また、補強線40をコンタクト34,35に圧着するツールは、リード線21〜23をコンタクト31〜33に圧着するツールを用いることができるので、追加のツールを不要とすることができる。また、結束バンド50はツールレスで結束することができる。このため、追加のツールを準備しなくても一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10を製造することができる。
以上、コネクタ付ケーブル10の実施形態等について説明したが、本開示は上記実施形態等に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本開示の要旨の範囲内において、種々の変形、改良が可能である。
図3及び図4に示す例においては、3導線式の温度センサ100の場合を例に図示しているが、これに限られるものではなく、2導線式の温度センサであってもよく、4導線式の温度センサであってもよい。即ち、コネクタ付ケーブル10のケーブル20は、リード線21〜23を有する3心ケーブルであるものとして説明したが、これに限られるものではなく、単心であってもよく、2心であってもよく、4心以上であってもよい。また、ケーブル20は、リード線21〜23を外被被覆24で被覆するものとして説明したが、これに限られるものではなく、外被被覆24で被覆されていないバラ線であってもよい。
また、ハウジング36は、一列に配置された挿入部を有しているものとして説明したが、これに限られるものではなく、挿入部が行列配置されていてもよい。この場合、補強線40と接続されたコンタクト34,35は、行列配置された挿入部の対角の位置に挿入することが好ましい。
また、補強線40と接続されたコンタクト34,35は、ハウジング36の両外側の挿入部に挿入されるものとして説明したが、これに限られるものではなく、リード線21〜23のコンタクト31〜33の間に挿入されていてもよい。例えば、リード線21〜23の余長を確保することにより、リード線21〜23よりも先に補強線40にストレスがかかるような構成としてもよい。
また、補強線40に対してリード線21〜23は余長を有するものとして説明したが、これに限られるものではなく、余長がなくてもよい。このような構成においても、リード線21〜23と補強線40とでストレスを分散することができるので、リード線21〜23の断線を低減することができる。
また、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10は、ケーブル20の他端に温度センサ100が接続されるものとして説明したが、これに限られるものではない。例えば、ケーブル20の他端側に、他のセンサが接続されていてもよく、コネクタが設けられていてもよい。
補強線40は、両端にコンタクト34,35を取り付け、略中央で結束バンド50によりケーブル20に固定するものとして説明したが、これに限られるものではない。コンタクト34に取り付けられた第1の補強線及びコンタクト35に取り付けられた第2の補強線を、結束バンド50によりケーブル20に固定するもようにしてもよい。
また、一実施形態に係るコネクタ付ケーブル10の製造方法は、補強線40のコンタクト34,35をハウジング36の挿入部に挿入した後に、結束バンド50により補強線40をケーブル20に固定するものとして説明したが、これに限られるものではない。結束バンド50により補強線40をケーブル20に固定した後に、補強線40のコンタクト34,35をハウジング36の挿入部に挿入してもよい。
また、補強線40にコンタクト34,35を取り付けるタイミングは、補強線40のコンタクト34,35をハウジング36の挿入部に挿入するよりも前であればよく、結束バンド50により補強線40をケーブル20に固定する前であってもよく、固定した後でもよい。
また、リード線21〜23のコンタクト31〜33を取り付けるタイミングや、コンタクト31〜33をハウジング36の挿入部に挿入するタイミングは、前述にタイミングに限られるものではない。
10 コネクタ付ケーブル
20 ケーブル
21〜23 リード線
24 外被被覆
25 熱収縮チューブ
30 コネクタ
31〜35 コンタクト
31a インシュレーションバレル
31b ワイヤバレル
31c 接点部
40 補強線
50 結束バンド(固定部材)
60 熱収縮チューブ
100 温度センサ
101 保護管
102 筐体
103 取付穴

Claims (7)

  1. ケーブルと、前記ケーブルの一端に接続されるハウジングと、前記ハウジングの挿入部に挿入されるコンタクトと、補強線と、固定部材と、を準備するステップと、
    前記補強線に前記コンタクトを取り付けるステップと、
    前記コンタクトを取り付けた前記補強線を前記ハウジングの前記挿入部に挿入するステップと、
    前記固定部材により前記補強線を前記ケーブルに固定するステップと、を有する、コネクタ付ケーブルの製造方法。
  2. ケーブルと、
    前記ケーブルの一端に接続されるハウジングと、
    補強線と、
    前記補強線と接続され、前記ハウジングの挿入部に挿入されるコンタクトと、
    前記補強線と前記ケーブルとを固定する固定部材と、を備えるコネクタ付ケーブル。
  3. 前記ハウジングは、樹脂で形成される、
    請求項2に記載のコネクタ付ケーブル。
  4. 前記ケーブルは、前記補強線よりも余長を有する、
    請求項2または請求項3に記載のコネクタ付ケーブル。
  5. 前記補強線の両端に前記コンタクトが接続される、
    請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ付ケーブル。
  6. 前記コンタクトは、前記ハウジングに形成された複数の前記挿入部のうち、前記ケーブルと接続されるコンタクトよりも外側の前記挿入部に挿入される、
    請求項2乃至請求項5のいずれか1項に記載のコネクタ付ケーブル。
  7. 前記ケーブルは、絶縁被覆されたリード線を有し、
    前記補強線は、前記リード線よりも高い断線耐性を有する、
    請求項2乃至請求項6のいずれか1項に記載のコネクタ付ケーブル。
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