JP2020071179A - クランプ装置及びバランス計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランプ装置の設置スペースを小さくする。【解決手段】回転体を対向して把持する爪部と、前記爪部を前記回転体の径方向に向けて移動させる移動機構とを備え、前記移動機構は、前記回転体の軸方向へと移動するロッドと、前記ロッドにより移動されると共に前記爪部を前記回転体の軸方向及び径方向へと移動させるリンク機構とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、クランプ装置及びバランス計測装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、ターボチャージャにおいて高速バランスの検査を実施する際に、ターボチャージャを固定するための取付冶具が記載されている。このような取付冶具は、ターボチャージャのベアリングハウジングに対して設けられており、第1クランプアームと第2クランプアームとによりベアリングハウジングを把持することで固定している。また、第1クランプアーム及び第2クランプアームは、連結ピンにより開閉可能に連結されている。
特開2009−243957号公報
しかしながら、このような取付冶具(クランプ装置)は、第1クランプアーム及び第2クランプアームのそれぞれが連結ピンを支点として回転するため、取付冶具の周囲において第1クランプアーム及び第2クランプアームが回転可能な空間を確保する必要がある。したがって、取付冶具の設置時には、取付冶具本体以上に広い空間が必要とされる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、クランプ装置の設置スペースを小さくすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するためのクランプ装置に係る第1の手段として、回転体を対向して把持する爪部と、前記爪部を前記回転体の径方向に向けて移動させる移動機構とを備える、という構成を採用する。
クランプ装置に係る第2の手段として、上記第1の手段において、前記移動機構は、前記回転体の軸方向に向けて移動させる、という構成を採用する。
クランプ装置に係る第3の手段として、上記第2の手段において、前記移動機構は、前記回転体の軸方向へと移動するロッドと、前記ロッドにより移動されると共に前記爪部を前記回転体の軸方向及び径方向へと移動させるリンク機構とを備える、という構成を採用する。
クランプ装置に係る第4の手段として、上記第3の手段において、前記リンク機構は、
一端が前記ロッドに回転可能に連結された第1リンクと、前記第1リンクの他端が回転可能に連結されると共に、一端が回転可能に支持され、他端が前記爪部に回転可能に連結された第2リンクとを備える、という構成を採用する。
クランプ装置に係る第5の手段として、上記第4の手段において、前記リンク機構は、一端が回転可能に支持されると共に、他端が前記爪部の端部と回転可能に連結された接続部材を備え、前記接続部材の前記一端から前記第2リンクの前記一端までの距離と、前記接続部材の前記他端から前記第2リンクの前記他端までの距離との比率が、1:2から2:1の範囲であり、前記接続部材の前記一端から前記他端までの距離と、前記第2リンクの前記一端から前記他端までの距離との比率が、1:2から2:1の範囲である、という構成を採用する。
クランプ装置に係る第6の手段として、上記第1〜5のいずれかの手段において、前記爪部は、前記回転体と接触する先端部に切欠が形成される、という構成を採用する。
バランス計測装置に係る第1の手段として、請求項1〜6のいずれか一項に記載のクランプ装置を備える、という構成を採用する。
本発明によれば、爪部が回転体の径方向に沿って移動する。このため、爪部は、回転運動等の動作を行わず、必要最低限の動作で回転体を把持することができる。したがって、クランプ装置の周囲に必要となる爪部を移動させるためのスペースを小さくすることができ、クランプ装置の設置スペースを小さくすることが可能である。
本発明の一実施形態におけるバランス修正装置の機能を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るクランプ装置の全体を示す模式図であり、(a)がクランプ時の側面図であり、(b)がフリー時の側面図である。 本発明の一実施形態に係るクランプ装置の爪部の動きを示す図であり、(a)がフリー時の図であり、(b)がクランプ時の図である。 本発明の一実施形態に係るクランプ装置の変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るバランス計測装置の一実施形態として、バランス修正装置について説明する。
本実施形態に係るバランス修正装置1は、回転軸とインペラと軸受を備える不図示の回転体を回転させ、そのバランスを修正する装置である。バランス修正装置1は、図1に示すように、振動計測部2と、修正加工部3と、位置決め部4とを備えている。
振動計測部2は、クランプ装置2aと、振動計測センサ2bと有している。
クランプ装置2aについては、後述する。振動計測部2は、回転体に設けられた識別子を検出することにより回転体の振動及び回転数を計測する。
修正加工部3は、回転体を加工する装置であり、例えばバランス修正装置1の支持部に対して移動可能に固定されている。このような修正加工部3は、例えば、作業者により操作される。
位置決め部4は、回転体の回転軸を固定する回転軸固定部4aと、割出ハンドル4bとを備えている。回転軸固定部4aは、不図示の爪を複数有しており、回転体の回転軸を爪により把持することで回転軸を固定する。割出ハンドル4bは、作業者により操作可能とされる回転ハンドルであり、操作されることにより、回転軸固定部4aを回転させる。
このようなバランス修正装置1は、バランス計測時において、クランプ装置2aにより回転体の軸受ハウジングH(図3参照)を保持した状態で回転体を回転させ、振動計測センサ2bにより回転体の振動及び回転数を取得する。
そして、バランス修正時においては、位置決め部4において回転体の回転軸を把持した状態で固定し、作業者により修正加工部3が操作され、バランス計測時においてアンバランスが検出された部位において、回転体の加工が実施される。
続いて、本実施形態に係るクランプ装置2aについて、図2を参照して説明する。なお、クランプ装置2aの設置姿勢が限定されるものではないが、以下の説明においては、便宜上図2(a)の上側をクランプ装置2aの上側、図2(a)の下側をクランプ装置2aの下側として説明する。
クランプ装置2aは、図2(a)に示す爪駆動部Aを二個一対にて駆動させることにより、回転体の軸受ハウジングH(図3参照)を保持する装置である。爪駆動部Aは、スプリング保持部2cと、ロッド2eと、第1リンク2fと、第2リンク2gと、接続部2h(接続部材)と、6つのジョイント2iと爪部2jと、不図示のスプリングとを備えている。また、スプリング保持部2c、スプリング、ロッド2e、第1リンク2f、第2リンク2g、接続部2h及び6つのジョイント2iは、本発明における移動機構に相当する。また、本実施形態に係るクランプ装置2aは、移動機構として、ロッド2e、第1リンク2f、第2リンク2g、接続部2h及び6つのジョイント2iが組み合わされることにより、リンク機構を構成している。
スプリング保持部2cは、略円筒形とされ、内部にスプリングを収容している。また、スプリング保持部2cは、上端部において内部が一部縮径されておりスプリングの一端が上記縮径部に当接した状態とされる。スプリングは、螺旋形に巻回された所謂弦巻ばねであり、フリー状態(すなわち、軸受ハウジングHを把持していない状態)において伸長状態でスプリング保持部2cに収容されている。このようなスプリングは、クランプ時にロッド2eを下方向へと付勢している。
ロッド2eは、スプリングの内側に収容される長尺状部材である。ロッド2eは、下端部に拡径部が設けられており、スプリングの下端が当接した状態とされる。このようなロッド2eは、スプリング保持部2cの内部において上下動可能とされ、不図示の駆動装置(例えば油圧ポンプ)により上下動されることにより、スプリングを圧縮する。
第1リンク2fは、細長形状の板部材である。第1リンク2fは、一端がロッド2eの上端部に回転可能なジョイント2iにより連結されている。また、第1リンク2fは、他端が第2リンク2gの中央部に回転可能なジョイント2iにより連結されている。このような第1リンク2fは、フリー状態において、図2(b)に示すように、ロッド2e側の端部が下方に傾いた姿勢で保持されており、図2(a)に示すように、ロッド2eが上方へと移動するに伴って、図2(a)における水平方向に沿う姿勢となる。
第2リンク2gは、第1リンク2fと同様に細長形状の板部材である。第2リンク2gは、一端がスプリング保持部2cに対して回転可能なジョイント2iにより連結され、他端が爪部2jの中央部に対して回転可能なジョイント2iにより連結されている。また、第2リンク2gは、中央部、すなわち両端の中間点近傍において、第1リンク2fの端部と連結されている。このような第2リンク2gは、フリー状態において、図2(b)における垂直状態から第1リンク2fが設けられる側に傾斜した姿勢で保持されており、図2(a)に示すように、第1リンク2fの移動に伴って垂直状態となる。
接続部2hは、略L字状の板部材である。接続部2hは、一端がスプリング保持部2cに対して回転可能なジョイント2iにより連結され、他端が爪部2jに対して回転可能なジョイント2iにより連結されている。このような接続部2hは、爪部2jが回転体径方向X及び回転体軸方向Yに対して移動することに伴って回転しつつ、爪部2jをスプリング保持部2cに対して接続する。
爪部2jは、図3に示すように、細長形状の部材である。爪部2jは、回転体と接触する側の先端に切欠部Kを有しており、これによって先細形状とされる。すなわち、爪部2jは、先端において角の一部が切欠かれており、先端に向かうにしたがって厚み(図3におけるY方向)が減少する形状とされる。なお、爪部2jの先端は、回転体に形成された窪みの形状に沿っており、把持時には回転体の窪みに対して挿入された状態となる。このような爪部2jは、ロッド2e、第1リンク2f及び第2リンク2gの姿勢が変化することにより、回転体径方向X及び回転体軸方向Yへと移動可能とされる。一対の爪駆動部Aに設けられる爪部2jは、一対となって両側より軸受ハウジングHを把持する。
なお、本実施形態においては、第2リンク2gとスプリング保持部2cとのジョイント2i(一端)から、接続部2hとスプリング保持部2cとのジョイント2i(一端)までの距離と、第2リンク2gと爪部2jとのジョイント2i(他端)から接続部2hと爪部2jとのジョイント2i(他端)までの距離との比率は、1:1とされている。また、第2リンク2gの長さ(一端から他端までの距離)と、接続部2hの長さ(一端から他端までの距離)との比率は、1:1とされている。
このようなクランプ装置2aの動作について説明する。
爪駆動部Aは、図2(a)に示すように、ロッド2eが駆動装置により上方へと移動されることにより、第1リンク2fの端部が持ち上げられ、第1リンク2fが水平方向に沿う姿勢となる。これに伴って、第1リンク2fの第2リンク2g側の端部が回転体径方向X内側(図2(a)における左方向)へと移動し、第2リンク2gは、スプリング保持部2cと連結された側の端部を基軸として回転し、傾斜姿勢から垂直姿勢へと変化する。そして、第2リンク2gの姿勢の変化に伴って、爪部2jは、回転体径方向X及び回転体軸方向Yへと移動される。
このような一対の爪駆動部Aは、図3(b)に示すように、爪部2jが対向して設けられ、両側から径方向X及び軸方向Yに移動することで、軸受ハウジングHに形成された窪みに対して入り込み、軸受ハウジングHを把持する。
このような本実施形態に係るクランプ装置2aによれば、回転運動を行うことなく、併進運動により爪部2jを回転体径方向Xへと移動させることにより、軸受ハウジングHを把持している。これにより、爪部2jの移動範囲は、回転体径方向Xにおいて従来と比較して小さくなる。すなわち、クランプ装置2aの周囲に爪部2jの移動のために必要となる空間が小さくなる。したがって、クランプ装置2aの設置時には、周囲に大きな空間を必要とせず、設置スペースを小さくすることが可能である。
また、本実施形態においては、クランプ装置2aを回転体軸方向Yに対しても移動させることができる。したがって、軸受ハウジングHに対して適切な位置に爪部2jを移動させることができ、軸受ハウジングHの把持が容易となる。
また、本実施形態においては、クランプ装置2aは、リンク機構により爪部2jを回転体径方向X及び回転体軸方向Yへと移動させることが可能である。したがって、軸受ハウジングHに対して適切な位置に爪部2jを移動させることができ、軸受ハウジングHの把持が容易となる。
また、本実施形態に係るクランプ装置2aは、爪部2jにおいて、軸受ハウジングHと当接する先端部に切欠部Kが形成されている。これにより、軸受ハウジングHに形成された窪みに対して、爪部2jを挿し込むことが可能である。また、先端部のみを切り欠くことにより、爪部2j全体の強度を保ちつつ、把持性を高めることが可能である。
また、本実施形態に係るクランプ装置2aをバランス修正装置1に備えることにより、バランス修正装置1において、クランプ装置2aの爪部2jに干渉しないように他の部品を設置することが容易である。
本実施形態においては、第2リンク2gとスプリング保持部2cとのジョイント2iから、接続部2hとスプリング保持部2cとのジョイント2iまでの距離と、第2リンク2gと爪部2jとのジョイント2iから接続部2hと爪部2jとのジョイント2iまでの距離との比率が1:2〜2:1の範囲内とされ、第2リンク2gの長さと、接続部2hの長さとの比率が1:2〜2:1の範囲内とされている。これにより、爪部2jを移動させる際に、接続部2hと爪部2jとがなす角が大きく変化せず、爪部2jの図2(a)における水平方向に対する傾斜量を抑えることができる。したがって、軸受ハウジングHに形成された窪みを爪部2jにより把持する際に、爪部2jが軸受ハウジングHの他の部位に物理的に干渉せず、スムーズに把持することが可能となる。すなわち、クランプ装置2aにおいて、動作中の物理的な干渉を最低限に抑えることができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において種々変更可能である。
例えば、クランプ装置2aの移動機構は、図4(a)に示すように、ロッド2kと、滑り部材2lと、スプリング2mとを備えるものとしてもよい。ロッド2kは、上端部が局面状に加工されており、滑り部材2lと下方から当接している。滑り部材2lは、一端が爪部2jと接続されており、他端においてロッド2kと当接する部位が、先端に向けて傾斜した斜面となっている。また、滑り部材2lは、図4(a)の上方へと突出した突起を有しており、スプリング2mと当接している。スプリング2mは、滑り部材2lを径方向X外側(図4(a)における右方向)に向けて付勢している。
このような構成とすることにより、クランプ装置2aは、ロッド2kを上昇させることにより、滑り部材2lを回転体径方向X内側へ向けて移動させることができる。この移動に伴って、爪部2jが回転体径方向X内側へと移動する。したがって、上記移動機構は、爪部2jを回転体径方向Xにおいて移動可能とする。これによれば、爪部2jの移動範囲は上記実施形態よりも小さくなり、よりクランプ装置2aの省スペース化を図ることが可能である。また、クランプ装置2aの構成を上記実施形態よりも単純化することが可能である。
また、クランプ装置2aの移動機構は、図4(b)に示すように、軸方向ラック2nと、径方向ラック2oと、ピニオン2pとを備えるものとしてもよい。軸方向ラック2nは、等間隔で設けられた複数の歯を有しており、回転体軸方向Yに向けて移動されることにより、歯合したピニオン2pを回転させる。径方向ラック2oは、軸方向ラック2nと同様に等間隔で設けられた複数の歯を有しており、軸方向ラック2nと垂直に(すなわち、回転体径方向Xに沿って)設けられる。そして、径方向ラック2oは、歯合したピニオン2pにより回転体径方向Xに向けて移動される。径方向ラック2oは、端部において爪部2jと接続されている。ピニオン2pは、周面に歯が形成された円柱状部材であり、軸方向ラック2n及び径方向ラック2oと歯合している。
このような構成とすることにより、クランプ装置2aは、軸方向ラック2nを回転体軸方向Y上方へと移動させることで、ピニオン2pを回転させ、径方向ラック2oを回転体径方向Xへと移動させることが可能である。この移動に伴って、爪部2jが回転体径方向X内側へと移動する。したがって、上記移動機構は、爪部2jを回転体径方向Xにおいて移動可能とする。これによれば、爪部2jの移動範囲は上記実施形態よりも小さくなり、よりクランプ装置2aの省スペース化を図ることが可能である。
また、クランプ装置2aの移動機構は、図4(c)に示すように、L字状のカム2qと、一端を回転体軸方向Yに押し上げるロッド2rと、他端に当接するとともに爪部2jと接続される径方向ロッド2sとを備えるカム機構としてもよい。このような構成とすることにより、カム2qの一端がロッド2rにより上方へと押し上げられ、支点を中心として図4(c)における左回りに回転することで、径方向ロッド2sが回転体径方向X方向に移動し、爪部2jを回転体径方向X内側に移動させることが可能である。したがって、上記移動機構は、爪部2jを回転体径方向Xにおいて移動可能とする。これによれば、爪部2jの移動範囲は上記実施形態よりも小さくなり、よりクランプ装置2aの省スペース化を図ることが可能である。
上記実施形態においては、バランス修正装置について説明したが、修正加工機能を有さないバランス計測装置において本発明を適用することが可能である。さらに、上記実施形態においては、バランス修正装置1において、クランプ装置2aを適用する構成について説明したが、本発明はこれに限定されない。クランプ装置2aは、回転体以外の回転体を把持するものとしてもよく、備えられる装置が限定されるものではない。
また、爪部2jの形状は、回転体の形状等により変更されるものとしてもよい。
また、上記実施形態においては、第2リンク2gとスプリング保持部2cとのジョイント2iから、接続部2hとスプリング保持部2cとのジョイント2iまでの距離と、第2リンク2gと爪部2jとのジョイント2iから接続部2hと爪部2jとのジョイント2iまでの距離との比率が1:2〜2:1の範囲内とされ、第2リンク2gの長さと、接続部2hの長さとの比率が1:2〜2:1の範囲内としたが、本発明はこれに限定されない。爪部2jとワークとが物理的に干渉しないワークの形状であれば、クランプ装置2aが上記範囲外の形状であっても良い。
1 バランス修正装置
2 振動計測部
2a クランプ装置
2b 振動計測センサ
2c スプリング保持部
2e ロッド
2f 第1リンク
2g 第2リンク
2h 接続部(接続部材)
2i ジョイント
2j 爪部
2k ロッド
2l 滑り部材
2m スプリング
2n 軸方向ラック
2o 径方向ラック
2p ピニオン
2q カム
2r ロッド
2s 径方向ロッド
3 修正加工部
4 位置決め部
4a 回転軸固定部
4b 割出ハンドル
a 便宜上図
A 爪駆動部
H 軸受ハウジング
K 切欠部
X 回転体径方向
Y 回転体軸方向

Claims (7)

  1. 回転体を対向して把持する爪部と、
    前記爪部を前記回転体の径方向に向けて移動させる移動機構と
    を備えることを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記移動機構は、前記回転体の軸方向に向けて移動させることを特徴とする請求項1記載のクランプ装置。
  3. 前記移動機構は、前記回転体の軸方向へと移動するロッドと、前記ロッドにより移動されると共に前記爪部を前記回転体の軸方向及び径方向へと移動させるリンク機構とを備えることを特徴とする請求項2記載のクランプ装置。
  4. 前記リンク機構は、
    一端が前記ロッドに回転可能に連結された第1リンクと、
    前記第1リンクの他端が回転可能に連結されると共に、一端が回転可能に支持され、他端が前記爪部に回転可能に連結された第2リンクと
    を備えることを特徴とする請求項3記載のクランプ装置。
  5. 前記リンク機構は、一端が回転可能に支持されると共に、他端が前記爪部の端部と回転可能に連結された接続部材を備え、
    前記接続部材の前記一端から前記第2リンクの前記一端までの距離と、前記接続部材の前記他端から前記第2リンクの前記他端までの距離との比率が、1:2から2:1の範囲であり、
    前記接続部材の前記一端から前記他端までの距離と、前記第2リンクの前記一端から前記他端までの距離との比率が、1:2から2:1の範囲である
    ことを特徴とする請求項4記載のクランプ装置。
  6. 前記爪部は、前記回転体と接触する先端部に切欠が形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のクランプ装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載のクランプ装置を備えることを特徴とするバランス計測装置。
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