JP2020070164A - ドア異常検出装置及びドア異常検出方法 - Google Patents

ドア異常検出装置及びドア異常検出方法 Download PDF

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Shigeru Nishimura
繁 西村
厚沢 輝佳
Teruyoshi Atsuzawa
輝佳 厚沢
義喜 坂田
Yoshiki Sakata
義喜 坂田
五嶋 匡
Tadashi Goshima
匡 五嶋
慎治 吉元
Shinji Yoshimoto
慎治 吉元
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【課題】簡便な構成でエレベーターのドア異常を検出するだけでなく、その発生原因をも特定する。【解決手段】ドア異常検出装置10は、エレベーター1のケージドア2の開閉時に変動する複数種類の負荷データを取得するデータ取得部110と、データ取得部110が取得した負荷データを分類して蓄積するデータ格納部120と、直近のケージドアの開閉時に取得した負荷データと正常なドア開閉時にデータ格納部120に蓄積された負荷データとを比較することによってドア異常を検出する異常判定部130とを備える。さらに異常判定部130は、ドア異常を検出した場合に、複数種類の負荷データを組み合わせて比較することにより、当該ドア異常の発生原因を特定する。【選択図】図4

Description

本発明は、ドア異常検出装置及びドア異常検出方法に関し、エレベーターのドアが開閉する際に発生する異常を検出するドア異常検出装置及びドア異常検出方法に適用して好適なものである。
エレベーターのドア異常を検出する異常検出装置に関する従来技術の1つとして、エレベーターのドア開閉の際に、ケージドアハンガのローラに設けた検出手段がケージドアの加速度の変化を検出することによって、ドア異常を捉える異常検出装置が知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1に記載された異常検出装置において、上記検出手段は、ケージドアの加速度を検出する3軸加速度センサによる加速度検出手段と、加速度検出手段から得られたケージドアの加速度に関する情報を送信する無線機と、加速度検出手段と無線機に電力を供給するバッテリと、バッテリに供給する電力を発生させる発電機とから構成される。
特開2012−224435号公報
しかし、上述した特許文献1に開示された異常検出装置は、加速度検出手段が検出したケージドアの加速度に基づいて、ケージドアのローラ及びドアレールに発生した異常を検出することはできるものの、1つのデータしか検出できないため、ローラやドアレールの状態を特定することが難しく、ローラ剥離や異物混入等の原因を判断することができなかった。また、ドア異常の検出対象がケージドア周辺に限定されるため、ハッチドアで発生したドア異常を検出できないという課題もあった。仮に、この課題を解決するために、特許文献1に開示された異常検出装置に、ハッチドアの加速度を検出対象とする加速度検出手段を追加しようとする場合には、全てのハッチドア、すなわちエレベーターの停止階ごとに3軸加速度センサを設置する必要があるため、多大な装置コストが生じてしまう。また、特許文献1に開示された異常検出装置は、加速度を検出する加速度検出手段以外にも、付加設備として無線機、バッテリ及び発電機を必要とするため、煩雑な構成となってしまうという課題もあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたものであり、簡便な構成でエレベーターのドア異常を検出するだけでなく、その発生原因をも特定することができるドア異常検出装置及びドア異常検出方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、エレベーターのケージドアの開閉時に変動する複数種類の負荷データを取得するデータ取得部と、前記データ取得部が取得した前記負荷データを分類して蓄積するデータ格納部と、直近の前記ケージドアの開閉時に前記データ取得部が取得した前記負荷データと、正常なドア開閉時に前記データ格納部に蓄積された前記負荷データとを比較することによってドア異常を検出する異常判定部と、を備え、前記異常判定部は、前記ドア異常を検出した場合に、複数種類の前記負荷データを組み合わせて比較することにより、当該ドア異常の発生原因を特定するドア異常検出装置が提供される。
また、かかる課題を解決するため本発明においては、エレベーターのケージドアの開閉時に変動する複数種類の負荷データを取得するデータ取得ステップと、前記データ取得ステップで取得された前記負荷データを分類して蓄積するデータ格納ステップと、直近の前記ケージドアの開閉時に前記データ取得ステップで取得した前記負荷データと、正常なドア開閉時に前記データ格納ステップで蓄積された前記負荷データとを比較することによってドア異常を検出する異常判定ステップと、を備え、前記異常判定ステップでは、前記ドア異常を検出した場合に、複数種類の前記負荷データを組み合わせて比較することにより、当該ドア異常の発生原因を特定するドア異常検出方法が提供される。
本発明によれば、簡便な構成でエレベーターのドア異常を検出するだけでなく、その発生原因をも特定することができる。
本発明の一実施の形態に係るドア異常検出装置が設けられたエレベーターにおけるケージドア側の概略図である。 図1に示したエレベーターにおけるハッチドア側の概略図である。 ケージドアローラ及びハッチドアローラの断面図である。 本実施の形態に係るドア異常検出装置の機能構成例を示すブロック図である。 本実施の形態におけるドア異常検出処理の処理手順例を示すフローチャートである。 ドア異常部位を特定するための分析を説明する図である。 ドア異常原因を特定するための分析を説明する図(その1)である。 ドア異常原因を特定するための分析を説明する図(その2)である。 ドア異常原因を特定するための分析を説明する図(その3)である。 ドア異常原因を特定するための分析を説明する図(その4)である。 ドア異常原因を特定するための分析を説明する図(その5)である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)エレベーターの構成
図1は、本発明の一実施の形態に係るドア異常検出装置が設けられたエレベーターにおけるケージドア側の概略図である。図1には、本実施の形態に係るドア異常検出装置10(ドア制御装置10)を備えるエレベーター1について、ケージドア2側の概略構成例が示されている。
ケージドア2は、エレベーター1のケージ(乗りかご)に、開閉可能に設けられた2枚のドアである。図1に示したように、各ケージドア2の上部には、ケージドア2を懸垂するケージドアハンガ3が設けられる。ケージドアハンガ3の両端には、一対のケージドアローラ4が、ケージドアハンガ3に対して回動可能に設けられる。ケージドアローラ4は、ケージドアレール5によって案内される。また、各ケージドア2の下端には、ケージドアシュー6が設けられ、ケージドアシュー6は、ケージドア2の開閉方向に設けられたケージシル溝7に嵌合されている。
図1に示したドア開閉装置8は、ケージドア2の開閉動作を行う装置であって、ケージドア2を駆動するドアモータ11、プーリ12、及びドアモータ11とプーリ12を繋ぐベルト13を備える。ドア開閉装置8のベルト13には、各ケージドア2に設けられたケージドアハンガ3が締結され、ドアモータ11の回転に同期してケージドアハンガ3が水平方向に移動することにより、ケージドア2が開閉される。
ドア制御装置10は、エレベーター1の全体を制御する制御盤9(図4参照)による制御に従って、ドア開閉装置8の動作を制御する装置である。ドア制御装置10は、例えばドア(ケージドア2、後述するハッチドア14)の開閉時にドア速度を一定にする制御を行い、ドア開閉装置8の状態を常時測定している。また、ドア制御装置10は、本実施の形態に係るドア異常検出装置としてドア異常を検出する機能も有するため、以後は、ドア異常検出装置10とも称する。
なお、図1には、ケージドア2におけるドア異常の要因の一例として、ケージドアレール5に固着したごみ31、及びケージシル溝7に侵入した異物33が示されている。
図2は、図1に示したエレベーターにおけるハッチドア側の概略図である。図2には、エレベーター1について、ハッチドア14側の概略構成例が示されている。
ハッチドア14は、エレベーター1の各停止階(各階床)において、開閉可能に設けられた2枚のドアである。図2に示したように、各ハッチドア14の上部には、ハッチドア14を懸垂するハッチドアハンガ15が設けられる。ハッチドアハンガ15の両端には、一対のハッチドアローラ16が、ハッチドアハンガ15に対して回動可能に設けられる。ハッチドアローラ16は、ハッチドアレール17によって案内される。また、各ハッチドア14の下端にはハッチドアシュー18が設けられ、ハッチドアシュー18は、ハッチドア14の開閉方向に設けられたハッチシル溝19に嵌合されている。
ハッチドア14は、ケージ係合装置(不図示)によってハッチ係合子(不図示)が動作されることでケージドア2と連動する。したがって、係合有りのドア開閉では、ケージドア2とハッチドア14とが連動して開閉し、係合無しのドア開閉では、ケージドア2だけが開閉することとなる。
なお、図2には、ハッチドア14におけるドア異常の要因の一例として、ハッチドアレール17に固着したごみ32、及びハッチシル溝19に侵入した異物34が示されている。
図3は、ケージドアローラ及びハッチドアローラの断面図である。図3に示したように、各ローラ(ケージドアローラ4及びハッチドアローラ16)は、ローラ軸21を中心に回動する。また、ローラの側面にはローラ溝22が形成され、ローラ溝22の円周に沿ってローラゴム23が貼付される。
(2)ドア異常検出装置の構成
図4は、本実施の形態に係るドア異常検出装置の機能構成例を示すブロック図である。図4に示すように、ドア異常検出装置10は、データ取得部110、データ格納部120、異常判定部130、及び警告出力部140を備えて構成される。
データ取得部110は、ドア異常を判定するために必要なドア制御データ(負荷データ)をドアモータ11や制御盤9から常時(あるいは、少なくともドア開閉時に)取得し、データ格納部120に格納する。ドア異常を判定するために必要なドア制御データとは、ドア開閉時に変動する複数種類の負荷データであり、具体的には例えば、ケージドア2の開閉速度(ドア速度)、ドアモータ11に流れた電流(モータ電流)、ケージドア2の開閉に伴う経過時間(ドア開閉時間)、ケージドア2とハッチドア14との係合状態(係合の有無)、ケージドア2の開閉のために制御盤9からドアモータ11に出力されたトルク指令(ドア開閉トルク)等が挙げられる。
また、データ取得部110は、取得したドア制御データに基づいて別種別のドア制御データを算出し、これらをデータ格納部120に格納してもよい。具体的には例えば、ドア速度やドア開閉時間に基づいて、ケージドア2の現在位置(ドア位置)や移動距離(ドア移動距離)を算出するといったデータ処理を行って算出結果をデータ格納部120に格納するようにしてもよい。なお、異常判定部130がこのデータ処理を行うようにしてもよい。
データ格納部120は、データ取得部110が取得したドア制御データを格納・蓄積する。図4の場合、データ格納部120に格納されるドア制御データは、その種別に基づいて、共通データ121、係合無しデータ122、係合有りデータ123、及びハッチドア負荷データ124のグループに分けられている。
共通データ121は、ケージドア2とハッチドア14との係合状態に影響を受けない種別のドア制御データであり、例えば、ドア開閉時間、ドア位置、ドア移動距離が対象となる。
係合無しデータ122は、ケージドア2とハッチドア14とが係合していない状態で取得されたケージドア2単体のドア制御データ(負荷データ)であり、例えば、ドアモータ電流、ドア開閉トルク、ドア開閉速度が対象となる。本実施の形態に係るエレベーター1では、ケージドア2がハッチドア14に係合していない状態で、ケージドア2単体に対するデータ測定が行われ、その測定結果が係合無しデータ122に格納される。
係合有りデータ123は、ケージドア2とハッチドア14とが係合している状態(例えばエレベーター1の通常運転時)、すなわちケージドア2にハッチドア14の負荷が掛かっている状態で取得されたドア制御データ(負荷データ)であり、係合無しデータ122と同種のデータ(例えば、ドアモータ電流、ドア開閉トルク、ドア開閉速度)が対象となる。ここで、ハッチドア14の負荷は、それぞれのハッチドア14の吊り状態や材質によって変化するため、階床別のデータが必要となる。そこで、本実施の形態に係るエレベーター1では、ケージドア2とハッチドア14とが係合した状態で、全階床のデータ測定を行い、その測定結果が係合有りデータ123に格納される。
ハッチドア負荷データ124は、階床ごとのハッチドア14単体のドア制御データ(負荷データ)である。データ取得部110(または異常判定部130)は、係合無しデータ122と全階床分の係合有りデータ123とが揃っている場合に、階床ごとの係合有りデータ123と係合無しデータ122との差分を計算することにより、各階床のハッチドア14の負荷データを算出することができ、この算出結果がハッチドア負荷データ124に格納される。
また、データ格納部120に格納するドア制御データの形式を、データ取得部110(異常判定部130でもよい)が所定のデータ処理を行って変換するようにしてもよい。本例ではこの一例として、共通データ121、係合無しデータ122、係合有りデータ123、及びハッチドア負荷データ124を、それぞれ時系列で整理し、タイミングチャートに変換する。本実施の形態では、このような変換を行わなくても、後述する異常判定部130による判定を行うことはできるが、タイミングチャートへの変換を行った方が、波形変動の特徴を捉えやすくなる。具体的には例えば、各階床のハッチドア14の負荷データであるハッチドア負荷データ124がタイミングチャートに変換される場合、タイミングチャート化された波形の振幅を拡大することにより、小さな波形変動を特徴として捉えやすくなる。
また、データ取得部110(異常判定部130でもよい)は、取得データに混入しているノイズ成分を除去してデータ格納部120に格納するようにしてもよい。ノイズは、異常を示す波形変動とは異なる周期で、振幅を持った波形変動として現れ、例えばケージへの乗降やケージ内での荷崩れ等に起因してワンショット振動が発生する。そこで、このワンショット振動を認識した場合は、ドア異常検出装置10によるドア異常判定(後述する図5のステップS3の処理)が行われる前に、対象の変動を除去する。このようなデータ処理を行うことにより、ノイズによって正確な判定が妨げられることを防止できる。
なお、上記説明では、データ取得部110及び異常判定部130が、取得したデータ並びにデータ格納部120に格納されたデータに対して適宜データ処理を行うとして説明したが、本実施の形態に係るドア異常検出装置10の構成はこれ限らず、例えば、特定のデータ処理を行うデータ処理部をさらに備える等してもよい。
以上のように、データ格納部120には、データ取得部110が取得したデータ(あるいは、取得データに基づいて所定のデータ処理が行われたデータ)が蓄積される。これに加えて、データ取得時のエレベーター1の動作実績等を加味することにより、エレベーター1が正常動作していた場合のデータ(正常データ)を保持することができる。
異常判定部130は、データ取得部110によって取得された直近のデータ(観測データ)を、データ格納部120に蓄積された正常データと比較しながら観測し、エレベーター1におけるドア異常の有無を判定し、ドア異常を判定した場合には、その原因(発生箇所)を特定する。異常判定部130による処理の詳細は、図5を参照しながら後述する。
警告出力部140は、異常判定部130によってドア異常が判定されたときに、ドア異常が発生した旨、並びにドア異常の発生原因を管制センタ(不図示)に発報する等して、警告を出力する。なお、警告出力部140による警告の出力方法は、上記例に限定されるものではなく、他にも例えば、制御盤9やメンテナンスエンジニア(ME)が保持する端末等に、ドア異常に関する情報を出力する等であってもよい。
(3)ドア異常検出処理
図5は、本実施の形態におけるドア異常検出処理の処理手順例を示すフローチャートである。図5を参照しながら、ドア異常検出装置10がドア(ケージドア2、ハッチドア14)開閉時の異常を検出する処理(ドア異常検出処理)について説明する。
まず、ステップS1において、データ取得部110が、ドア異常を判定するために必要な各種データをドアモータ11や制御盤9から常時(あるいは、少なくともドア開閉時に)取得し、データ格納部120に格納する。また、このとき異常判定部130は、ステップS1でデータ取得部110が取得した各種データとデータ格納部120に蓄積されている正常データとを比較して、波形の異常変動(乱れ)等がないかを監視する(ステップS2)。
ステップS3では、ステップS2において異常判定部130が異常を検出したか否かを判定する。異常を検出した場合はステップS4に進み、異常を検出しなかった場合はステップS1に戻る。ステップS3で異常を検出した場合は、ドア付近で何らかの異常(ドア異常)が発生していることを意味する。
ステップS4では、異常判定部130は、データ格納部120に格納された複数のデータを用いて、異常パターンを分析する。この分析はドア異常が発生した部位(ドア異常部位)を特定するためのものであり、係合有りの場合のデータ(係合有りデータ123)、係合無しの場合のデータ(係合無しデータ122)、及びその差分で算出されるデータ(ハッチドア負荷データ124)の比較に基づいて、異常パターンが分類される。ステップS4の分析方法の詳細は、図6を参照しながら後述する。
異常判定部130は、ステップS4の分析によって得られた異常パターンがパターンAであった場合は、ドア異常部位をハッチドア14と判定し(ステップS5)、異常パターンがパターンBであった場合は、ドア異常部位をケージドア2と判定する(ステップS6)。このように、ステップS4〜S6では、ドア異常が発生した部位(ドア異常部位)を特定するドア異常部位判定が行われる。
ドア異常部位判定の終了後、異常判定部130は、ステップS7において、データ格納部120に格納された複数のデータを用いて、波形の異常変動(乱れ)の特徴を分析する。この分析はドア異常が発生した原因(ドア異常原因)を特定するためのものであり、異なる種別のデータ(具体的には、ドア速度、モータ電流、トルク指令、またはドア位置等)を用いて波形の異常変動の発生状況(タイミングや周期)の特徴が分類される。ステップS7の分析方法の詳細は、図7〜図11を参照しながら後述する。
異常判定部130は、ステップS7の分析によって得られた波形の異常変動の特徴が「周期的」であった場合は、ドア異常原因をハッチドアローラ16またはケージドアローラ4の剥離(ローラ剥離)であると判定し(ステップS8)、波形の異常変動の特徴が「連続的」であった場合は、ドア異常原因をハッチドアローラ16またはケージドアローラ4の固渋(ローラ固渋)であると判定する(ステップS9)。また、異常判定部130は、ステップS7の分析によって得られた波形の異常変動の特徴が「不定期」であった場合は、異常変動の発生タイミングの変化(移動)の有無を判断し(ステップS10)、移動があった場合は、ドア異常原因をハッチシル溝19またはケージシル溝7への異物混入(シル溝異物)であると判定し(ステップS11)、移動が無かった場合は、ドア異常原因をハッチドアレール17またはケージドアレール5へのごみの固着(レール固着ごみ)であると判定する(ステップS12)。このように、ステップS7〜S12では、ドア異常が発生した原因(ドア異常原因)を特定するドア異常原因判定が行われる。
ここまで、ステップS4〜S6のドア異常部位判定と、ステップS7〜S12のドア異常原因判定とが行われたことにより、異常判定部130は、ステップS3で検出したドア異常について、異常部位および異常原因の特定ができる。そこで、ステップS13では、警告出力部140が、発生したドア異常に関する情報を外部に通知する。具体的には例えば、管制センタやメンテナンスエンジニア(ME)が携帯する端末に、ドア異常が発生した旨、ドア異常部位およびドア異常原因を発報する。また、警告出力部140は、図6〜図11に例示するようなタイムチャート式の波形情報を送信して端末の表示画面等に表示させるようにしてもよく、そのような出力を行うことにおり、可視化の効果を高めることができる。
その後は、ステップS13の通知を受けたMEが現地に赴いてドア異常の復旧作業を行い(ステップS14)、エレベーター1を復旧する(ステップS15)。エレベーター1の復旧後は、再びステップS1に戻り、ドア異常検出装置10によるドア異常検出処理が繰り返される。
(3−1)ドア異常部位の分析
ここでは、図5のステップS4において異常判定部130によって行われる、ドア異常部位を特定するための分析について詳しく説明する。
図6は、ドア異常部位を特定するための分析を説明する図である。図6(A)には、パターンA、すなわちドア異常部位がハッチドア14と特定される異常パターンの一例が示され、図6(B)には、パターンB、すなわちドア異常部位がケージドア2と特定される異常パターンの一例が示されている。図6(A),(B)には、データ格納部120に格納された「モータ電流」のデータ例として、上から順に、係合有りデータ123、係合無しデータ122、及びハッチドア負荷データ(差分データ)124が、タイミングチャートで示されている。前述したように、係合有りは、ケージドア2とハッチドア14が連動する状態であり、係合無しは、ケージドア2だけが動く状態であるから、その差分データ124は、ハッチドア14の動作状態を示すものである。
図6(A)の場合、係合有りデータ123にドア異常を示す波形の異常変動(乱れ)が現れている一方、係合無しデータ122には特段の波形変動が見られず正常状態を示している。そして、差分データ124には、係合有りデータ123と同タイミング・同振幅で波形の異常変動が現れている。これらの波形を比較することにより、異常判定部130は、ケージドア2は正常で、ハッチドア14で異常が発生していると判定することができる(図5のステップS5)。本例では、このような異常パターンをパターンAとしている。
図6(B)の場合、係合有りデータ123にドア異常を示す波形の異常変動が現れ、係合無しデータ122にも係合有りデータ123と同タイミング・同振幅で波形の異常変動が現れている。一方、差分データ124には特段の波形変動が見られず正常状態を示している。これらの波形を比較することにより、異常判定部130は、ハッチドア14は正常で、ケージドア2で異常が発生していると判定することができる(図5のステップS6)。本例では、このような異常パターンをパターンBとしている。
なお、本実施の形態におけるドア異常部位を特定するための分析では、係合有りデータ123と係合無しデータ122とを直接比較するだけでも、上記のようなパターンA,Bの異常パターンを判定することができるが、差分データ124も比較に用いることによって、異常な波形変動の振幅(異常振幅)の比率を大きく検知することができるようになり、検知漏れや誤認識(取りこぼし)を防止する効果に期待できる。具体例で説明すると、例えば図6(A)の場合、ハッチドア14及びケージドア2に対するモータ電流の範囲がそれぞれ「0〜50」であると仮定しているため、両ドアが連動する係合有りデータ123のモータ電流の表示範囲は、「0〜100」となっており、そのなかで振幅「20」の異常変動が示されている。これに対して、差分データ124の場合は、モータ電流の表示範囲は「0〜50」でよく、そのなかで振幅「20」の異常変動が示されている。この結果、係合有りデータ123では異常振幅によるピーク比率が「20/100」となるのに対して、差分データ124では「20/50」と拡大することができるため、検知の分解能を高めることができる。
(3−2)ドア異常原因の分析
ここでは、図5のステップS7において異常判定部130によって行われる、ドア異常原因を特定するための分析について詳しく説明する。
図7〜図11は、ドア異常原因を特定するための分析を説明する図(その1〜その5)である。
異常判定部130は、ドア異常原因を特定するために、データ格納部120に格納されたデータのうち、同じ時系列で比較可能な複数種類の負荷データを比較して、波形の異常変動の特徴を分析する。本例では、図7〜図11に示したように、係合有りデータ123に格納された「ドア速度」、ドアの「モータ電流」、ドアの「トルク指令」、及び「ドア移動距離」のデータを用いて説明する。なお、ドア異常原因を特定するための分析で比較する負荷データは、係合有りデータ123に限定されるものではなく、前述したドア異常部位を特定するための分析においてドア異常を示す波形の異常変動が検出されたデータを用いてもよい。また、ドア異常原因を特定するための分析では、適宜、共通データ121も参照される。
図7には、正常動作時の各種データ(ドア速度V0、モータ電流I0、トルク指令T0)のタイミングチャート例が示されている。図7によれば、トルク指令T0の変化におうじてモータ電流I0が駆動し、ケージドア2が定められたドア速度V0で開動作(または閉動作)を行ったことが分かる。図7において、これら各種データに波形の乱れはない。
図8には、ローラ剥離が発生したときの各種データ(ドア速度V1、モータ電流I1、トルク指令T1)のタイミングチャート例が示されている。図8の場合、ドア速度V1、モータ電流I1、トルク指令T1ともに、周期的に波形の異常変動(乱れ)がある。このように周期的な波形の異常変動の特徴が見られる場合、異常判定部130は、共通データ121から取得可能な「ドア位置」の情報(ドア位置P1)を当てはめて、乱れの周期がローラの外周と一致するか確認し、一致すれば、ドア異常原因を当該ローラの剥離と特定できる(図5のステップS8)。
なお、上記の説明における「ローラ」は、ドア異常部位がケージドア2と判定されている場合はケージドアローラ4に相当し、ドア異常部位がハッチドア14と判定されている場合はハッチドアローラ16に相当する。このような対応は、後述する他のドア異常原因についての説明で述べられる「ローラ」、「シル溝」、「ドアシュー」、及び「レール」でも同様であり、それぞれの説明を省略する。
図9には、ローラ固渋が発生したときの各種データ(ドア速度V2、モータ電流I2、トルク指令T2)のタイミングチャート例が示されている。図9の場合、ドア速度V1、モータ電流I1、トルク指令T1ともに、ドア位置に関係なく、連続的に波形が異常変動している。このような波形は、ローラ軸21が固渋し、ローラ(ケージドアローラ4またはハッチドアローラ16)が回転不良に陥ったことを示している。したがって、図9のように連続的な波形の異常変動の特徴が見られるとき、異常判定部130は、ドア異常原因をローラの固渋と特定できる(図5のステップS9)。
図10には、シル溝異物が発生したときの各種データ(ドア速度V3、モータ電流I3、トルク指令T3)のタイミングチャート例が示されている。図10の場合、ドア速度V3、モータ電流I3、トルク指令T3における波形の乱れは、不定期である。
ここで、シル溝(ケージシル溝7またはハッチシル溝19)に異物(異物33,34)が混入した場合を想定すると、ドア開閉時にドアシュー(ケージドアシュー6またはハッチドアシュー18)が当たると異物がドア開閉方向に移動する。この場合、波形の異常変動の発生タイミングは不定期となり、さらに言えば、ドアの端部に移動するまでは、ドア開閉のたびに異なるタイミング(ドア位置)となり得る。そこで、図10のように不定期な波形の異常変動の特徴が見られるとき、異常判定部130は、別のタイミングのドア開閉時に同様の各種データを比較し、不定期な波形の異常変動が発生したときのドア位置が変化するか否かを判断する(図5のステップS10)。その結果、ドア位置が変化すれば、異物がドア開閉方向に移動したことを意味するため、異常判定部130はドア異常原因をシル溝異物と特定することができる(図5のステップS11)。
図11には、レール固着ごみが発生したときの各種データ(ドア速度V4、トルク指令T4、ドア移動距離D4)のタイミングチャート例が示されている。図11では、波形の異常変動が発生したときのドア位置を分かり易く判断するために、ドア移動距離D4が用いられている。図11の場合、ドア速度V4、トルク指令T4における波形の乱れは、図10の場合同様に不定期であるが、別のタイミングのドア開閉時においても、不定期な波形の異常変動の発生タイミングは変わらないとする。
ここで、レール(ケージドアレール5またはハッチドアレール17)にごみ(ごみ31,32)が固着した場合を想定すると、シル溝異物の発生時と同様、不定期な波形の異常変動が発生する。しかし、レールに固着したごみは、ドア開閉時にドアシューが当たっても移動しない点で、シル溝異物の発生時とは異なる。そこで、図11のように不定期な波形の異常変動の特徴が見られるとき、異常判定部130は、別のタイミングのドア開閉時に同様の各種データを比較し、不定期な波形の異常変動が発生したときのドア位置が変化するか否かを判断する(図5のステップS10)。その結果、ドア位置に変化がなければ、ごみが固着していることを意味するため、異常判定部130はドア異常原因をレール固着ごみと特定することができる(図5のステップS12)。
(4)まとめ
以上に説明したように、本実施の形態に係るドア異常検出装置10(ドア制御装置10)によれば、ドア異常検出のために専用の無線機やバッテリ等の付加設備を設けることなく、ケージドア2の開閉時に変動する複数の制御データの収集により、正常時に蓄積された制御データとの比較からドア異常の発生を検出できるだけでなく、上記複数の制御データの比較により、ドア異常の発生原因をも特定することができる。
また、ケージドア2とハッチドア14とが係合している場合における複数の制御データ(係合有りデータ123)の蓄積に加えて、係合していない場合における同様の複数の制御データ(係合無しデータ122)も蓄積し、ドア異常を検出した場合にはこれらの係合有無のデータを比較することにより、ドア異常が発生した部位がケージドア2とハッチドア14の何れであるかを特定することができる。すなわち、簡便な構成で、ケージドアローラ4またはケージドアレール5で発生した異常だけでなく、ハッチドアローラ16またはハッチドアレール17で発生した異常でも、発生部位と発生原因を特定することができる。
また、階床ごとに変化するハッチドア14の負荷が含まれる係合有りデータ123を用いてドア異常の発生部位を特定することにより、各階床にセンサ等の追加装置を設置するコストを掛けることなく、各階床のハッチドア14で発生したドア異常を検出することができる。
また、係合有りデータ123と係合無しデータ122との差分から算出されるハッチドア負荷データ124を蓄積してドア異常検出に用いることによって、検出精度の向上を図ることができる。
そして、本実施の形態に係るドア異常検出装置はドア制御装置10の内部に構築できるため、ドア制御装置(ドア異常検出装置)10は、通常時からドアの開閉を指令しながらドア開閉装置8の複数のデータの変動を常時(あるいは、少なくともドア開閉時に)監視し、ドア異常の検出を行うことができる。そのため、ケージドア2やハッチドア14に異常が検出された時点で異常部位および異常原因の特定ができるので、従来よりメンテナンス作業の効率を高めることができる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、図面において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実施には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1 エレベーター
2 ケージドア
3 ケージドアハンガ
4 ケージドアローラ
5 ケージドアレール
6 ケージドアシュー
7 ケージシル溝
8 ドア開閉装置
9 制御盤
10 ドア制御装置(ドア異常検出装置)
11 ドアモータ
12 プーリ
13 ベルト
14 ハッチドア
15 ハッチドアハンガ
16 ハッチドアローラ
17 ハッチドアレール
18 ハッチドアシュー
19 ハッチシル溝
21 ローラ軸
22 ローラ溝
23 ローラゴム
31,32 ごみ
33,34 異物
110 データ取得部
120 データ格納部
121 共通データ
122 係合無しデータ
123 係合有りデータ
124 ハッチドア負荷データ
130 異常判定部
140 警告出力部

Claims (7)

  1. エレベーターのケージドアの開閉時に変動する複数種類の負荷データを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部が取得した前記負荷データを分類して蓄積するデータ格納部と、
    直近の前記ケージドアの開閉時に前記データ取得部が取得した前記負荷データと、正常なドア開閉時に前記データ格納部に蓄積された前記負荷データとを比較することによってドア異常を検出する異常判定部と、
    を備え、
    前記異常判定部は、前記ドア異常を検出した場合に、複数種類の前記負荷データを組み合わせて比較することにより、当該ドア異常の発生原因を特定する
    ことを特徴とするドア異常検出装置。
  2. 前記データ取得部は、ハッチドアと係合して前記ケージドアが開閉するときの前記負荷データである係合有り負荷データと、前記ハッチドアと係合せずに前記ケージドアだけが開閉するときの前記負荷データである係合無し負荷データとを取得し、
    前記データ格納部は、前記係合有り負荷データと前記係合無し負荷データとを分類して蓄積し、
    前記異常判定部は、前記ドア異常を検出した場合、前記係合有り負荷データと前記係合無し負荷データとの比較に基づいて、当該ドア異常の発生部位を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のドア異常検出装置。
  3. 前記データ取得部は、エレベーターの階床ごとの前記係合有りデータを取得し、
    前記データ格納部は、前記階床ごとの前記係合有りデータと前記係合無しデータとの差分から算出される階床ごとのハッチドア単体負荷データをさらに蓄積し、
    前記異常判定部は、前記ドア異常を検出した場合、前記係合有り負荷データ、前記係合無し負荷データ、及び前記ハッチドア単体負荷データの比較に基づいて、当該ドア異常の発生部位を特定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のドア異常検出装置。
  4. 前記異常判定部によって前記ドア異常が検出された場合に、少なくとも、当該ドア異常が発生したこと、及び当該ドア異常の発生原因を外部に通知する警告出力部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のドア異常検出装置。
  5. エレベーターのケージドアの開閉時に変動する複数種類の負荷データを取得するデータ取得ステップと、
    前記データ取得ステップで取得された前記負荷データを分類して蓄積するデータ格納ステップと、
    直近の前記ケージドアの開閉時に前記データ取得ステップで取得した前記負荷データと、正常なドア開閉時に前記データ格納ステップで蓄積された前記負荷データとを比較することによってドア異常を検出する異常判定ステップと、
    を備え、
    前記異常判定ステップでは、前記ドア異常を検出した場合に、複数種類の前記負荷データを組み合わせて比較することにより、当該ドア異常の発生原因を特定する
    ことを特徴とするドア異常検出方法。
  6. 前記データ取得ステップでは、ハッチドアと係合して前記ケージドアが開閉するときの前記負荷データである係合有り負荷データと、前記ハッチドアと係合せずに前記ケージドアだけが開閉するときの前記負荷データである係合無し負荷データとを取得し、
    前記データ格納ステップでは、前記係合有り負荷データと前記係合無し負荷データとを分類して蓄積し、
    前記異常判定ステップでは、前記ドア異常を検出した場合、前記係合有り負荷データと前記係合無し負荷データとの比較に基づいて、当該ドア異常の発生部位を特定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のドア異常検出方法。
  7. 前記異常判定ステップで前記ドア異常が検出された場合に、少なくとも、当該ドア異常が発生したこと、及び当該ドア異常の発生原因を外部に通知する警告出力ステップと、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載のドア異常検出方法。
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