JP2020069696A - 鉋 - Google Patents

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Abstract

【課題】カッタ刃のような薄板状の刃の刃出し量を容易かつ無段階に調節できるようにすること。【解決手段】鉋台51は、石膏ボード、ベニア板、ケイ酸カルシウム板など被加工物に対して摺動する摺動面52を底面に有し、上面と底面とを刃口53で貫通させている。鉋台51には薄板状の刃、例えばカッタ刃Bを載置する載置台71と、載置台71に載せられたカッタ刃Bを押さえる刃押え91と、載置台71に刃押え91を押し付ける加圧機構PMとが設けられている。載置台71は、鉋台51の上面側から載せられたカッタ刃Bを面で受け止め、刃口53から刃面BSを突出させる。刃押え91は、載置台71との間でカッタ刃Bを面で挟む。載置台71は、カッタ刃Bの刃先BE側を下方に向ける傾斜姿勢のままカッタ刃Bを受け止める面に沿った方向に往復移動自在であり、往復移動方向の位置に応じて刃口53からの刃面BSの突出量を変動させる。【選択図】図8

Description

本発明は、例えばカッタ刃のような薄板状の刃を用いる鉋に関する。
鉋には、カッタ刃のような薄板状の刃を用いるものがある。この種の鉋は、使用に応じて刃が鈍ってきたとき、刃の交換が可能であるという利点を有している。その一方で、鉋台に対して厚みの薄い刃を固定するための構造が必要になる。
特許文献1にはボード切削用鉋が開示されている。このボード切削用鉋は、鉋台(1)を保持するボディ(12)にカバー(2)を開閉自在に取り付けている。カバー(2)の裏面側には鉋身押さえ(23)が設けられ、鉋台(1)にカッタ刃である鉋身(3)が載置された状態でカバー(2)が閉じられたとき、鉋身押さえ(23)によって鉋身(3)を固定する。
特許文献2に記載されたヤスリ付き鉋は、鉋台(1)の基部(1B)に蓋体(2)を開閉自在に取り付けている。カッタ刃である刃体(3)は鉋台(1)に設けられたスライド部(5)に載置され、その上に刃体固定部(4)をセットした状態で蓋体(2)を閉じることで固定される。
特開2010−042576号公報 特開2015−174278号公報
カッタ刃のような薄板状の刃を用いる鉋は、ボードの端面や角部を切削する用途に使用される。この種の鉋には、ボードを案内するための案内溝が設けられている(特許文献1の符号111、特許文献2の符号11参照)。
ボードの端面や角部を切削するに際しては、削り代を設定したいという要望がある。この要望に応えるために、薄板状の刃を用いる一部の鉋では、被加工物に対して摺動する摺動面からのカッタ刃の刃出し量を調節できるようにしている。例えば特許文献1に記載されているボード切削用鉋は、鉋台(1)上で鉋身(3)の後端を当てて位置決めするガイド部材(15)を着脱自在として、四通りの位置で鉋身(3)の後端を位置決めできるようにしている。これによって鉋身(3)の刃出し量は、四段階の調節が可能である(文献1の段落[0029]〜[0032]参照)。
特許文献1に記載された技術によれば、ガイド部材(15)と呼ばれている部材を着脱してカッタ刃の刃出し量を調節する。このため刃出し量の調節作業が煩雑である。また段階的な調節しかできない。改善が求められる。
本発明の課題は、薄板状の刃の刃出し量を容易に調節できるようにすることである。
本発明の別の課題は、薄板状の刃の刃出し量を無段階で調節できるようにすることである。
本発明の鉋によれば、被加工物に対して摺動する摺動面を底面に有し、上面と底面とを刃口で貫通させる鉋台と、前記鉋台の上面側から載せられた薄板状の刃をその刃面の中央領域を残して面で受け止め、前記刃の刃先側を下方に向ける傾斜姿勢のまま前記刃を受け止める面に沿った方向に往復移動自在であり、往復移動方向の位置に応じて前記刃口からの前記刃面の突出量を変動させる載置台と、前記載置台を移動させてその位置を定める調節部と、前記載置台との間で前記刃面の中央領域を残して前記刃を面で挟み込む刃押えと、前記載置台に前記刃押えを押し付ける加圧機構とを備える。
本発明によれば、往復動自在に設けられた載置台を移動させてその位置を定めるだけで刃の刃出し量を容易に調節することができ、また刃の刃出し量を無段階で調節することができる。
鉋の実施の一形態を示す全体の斜視図。 その平面図。 その底面図。 その正面図。 第1及び第2のカバーを開いて内部を示す斜視図。 第2のカバーの斜視図。 第2のカバーが開き、第1のカバーが半開位置に位置する状態の斜視図。 第1及び第2のカバーを全開にし、カッタ刃の交換作業を可能にした状態の斜視図。 カッタ刃の切断作業の様子を示す平面図。
実施の一形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態は、薄板状の刃としてカッタ刃を用いる鉋の一例であり、特に被加工物として各種ボードの角部の切削加工のために用いられる鉋である。
[概要]
本実施の形態の鉋11は、被加工物(各種ボード)に対して摺動する摺動面52を底面に有し、上面と底面とを刃口53で貫通させる鉋台51と、鉋台51の上面側から載せられた薄板状の刃(例えばカッタ刃B)をその刃面BSの中央領域を残して面で受け止め、刃の刃先BE側を下方に向ける傾斜姿勢のまま刃を受け止める面に沿った方向に往復移動自在であり、往復移動方向の位置に応じて刃口53からの刃面BSの突出量を変動させる載置台71と、載置台71を移動させてその位置を定める調節部81と、載置台71との間で刃面BSの中央領域を残して刃を面で挟み込む刃押え91と、載置台71に刃押え91を押し付ける加圧機構PMとを備えている。
調節部81は、鉋台51に対して載置台71の移動方向に沿った軸回りに回転自在に取り付けられたねじ(調節ねじ82)を鉋台51にねじ結合させている。
載置台71は、刃の刃先BEの両端部分を突き当てによって位置決めする一対の基準面73を有している。
刃押え91は、載置台71に揺動自在に取り付けられている。
載置台71及び刃押え91は金属製である。
載置台71は、刃の刃面BSの中央領域を露出させる刃先BEと平行な下境界縁72に対して、刃の両端部分を受け止める面を下境界縁72よりも刃先BEの方向に延ばし、刃押え91は、刃の刃面BSの中央領域を露出させる刃先BEと平行な上境界縁92に対して、刃の両端部分を載置台71との間で挟む面を上境界縁92よりも刃先BEの方向に延ばしている。
本実施の形態の鉋11は、鉋台51に対して開閉自在であり、刃の保持領域を覆う半閉位置と、この半閉位置からさらに閉じられて刃口53に連絡する排出口112の周辺部分で刃押え91を載置台71に押し付ける全閉位置とに位置づけられる第1のカバー111と、第1のカバー111に揺動自在に取り付けられ、鉋台51に対してロック自在な第2のカバー131と、第1のカバー111が半閉位置に位置するときにロック方向に揺動する第2のカバー131の揺動中心よりも第1のカバー111の揺動中心側に位置する端部に干渉し、干渉後の第2のカバー131のロック方向への揺動に応じて第1のカバー111を全閉位置に位置づける干渉体103とを備えている。
本実施の形態の鉋11は、鉋台51を保持するハウジング101を有し、調節部81は、ハウジング101に載置台71の移動方向に沿った軸回りに回転自在に取り付けられたねじ(調節ねじ82)を鉋台51にねじ結合させている。
[外観構成]
図1〜図4に示す本実施の形態の鉋11の外観構成について説明する。説明は、他の図面も適宜参照して行う。
本実施の形態の鉋11は、鉋台51を保持するハウジング101の上面に第1のカバー111と第2のカバー131とを設け、平べったい矩形形状を有している。鉋台51は金属製品、第1のカバー111及び第2のカバー131は樹脂成型品である。
鉋台51は、硬質な材料、例えばアルミ及びステンレスを材料とする金属製のもので、底面に摺動面52を備えている。ボードの角部を切削加工、つまり面取り加工をするという用途上、正面から見た摺動面52は、90度の角度をなす逆V字形状をなしている(図4参照)。ボードの角部を嵌め込み、ボードに対して摺動させるためである。
図4中、逆V字形状をなす二面の摺動面52の交点の位置に出現しているのは、カッタ刃Bである。カッタ刃Bは二面の摺動面52の内角側であって、これらの摺動面52の交点を頂点とする三角形を形成するような位置に配置されている。したがって二面の摺動面52がなす逆V字形状の溝にボードを嵌め込んだとき、ボードの角部はカッタ刃Bに干渉する。そこでボードに対して摺動面52を摺動させるように鉋11を引くことで、ボードの角部が切削されて面取りがなされる。
鉋台51は、刃口53を有している。刃口53は鉋台51の上面と下面とを連絡し、摺動面52の側でカッタ刃Bの刃面BSを突出させる。図1〜図3中、カッタ刃Bに隣接して刃口53から露出しているのは、載置台71である。載置台71はカッタ刃Bを載置して固定するためのものである。その詳細は後述する。
前述したとおり、鉋台51は金属製である。より詳しくは、アルミダイキャストの上にステンレス張り加工を施し、変形及び摩耗に対する強度を増している。また摺動面52はボードに対して摺動するので、ステンレス張り加工を施すことにより、色移りも防止している。
ハウジング101は、底面(図3参照)と正面(図4参照)とを残して鉋台51を全体的に覆って保持する。もっともハウジング101は、鉋台51の上面の一部を完全には覆わずに露出させているが、鉋台51の上面は第1のカバー111と第2のカバー131とに覆われて外観上見えてこない。
唯一の例外は、排出口112である。排出口112は第1のカバー111に設けられ、刃口53と連絡している。カッタ刃Bによってボードの切削加工をした際、ボードの削り屑が発生する。排出口112は、削り屑を外部に排出するための開口である。したがって排出口112からはカッタ刃Bの刃面BSも覗いており、さらには載置台71と共にカッタ刃Bを固定する刃押え91も露出している。
そのほか鉋11が外観上有しているのは調節ねじ82とロックノブ132、それに側面に設けられた凹凸模様である。
調節ねじ82はねじの一形態として鉋11の背面側に設けられ、ハウジング101に取り付けられている。ハウジング101は、調節ねじ82の取り付け部分だけねじ駒101aとして別体に設けられている。調節ねじ82は手動での回転を可能にするように、ローレットが成形された大径のヘッドを雄ねじの頭部に有し、後述する調節部81の一部として、刃口53からのカッタ刃Bの刃面BSの突出量、つまり刃出し量を変動させるのに用いられる。調節部81については後述する。
ロックノブ132は、第2のカバー131の上面に回転自在に設けられており、ハウジング101に対する第2のカバー131のロックとアンロックとを切り替える。第2のカバー131の上面には「LOCK」「OPEN」の文字が円弧形状をした矢印とともに浮き出し成形されている。第2のカバー131は、直線形状に成形されたロックノブ132のつまみを「LOCK」に合わせればロックされ、「OPEN」に合わせればアンロックされる。
鉋11の側面に設けられた凹凸模様は、ハウジング101と第1のカバー111とに跨って凹凸状に成形されたもので、ボードの切削加工時、滑り止めとして機能する。
[内部構成]
図5〜図9に示す鉋11の内部構成について説明する。説明は、他の図面も適宜参照して行う。
第1のカバー111は、鉋台51に対して開閉自在であり、鉋11の内部の構造物を露出させる全開位置(図5参照)、カッタ刃Bの保持領域を覆う半閉位置(図7参照)、そして半閉位置からさらに閉じられた全閉位置(図1参照)に位置づけられる。このような第1のカバー111は、鉋11の背面側で、ハウジング101に開閉自在に取り付けられている。取り付けは、支軸A1による(図1参照)。
第2のカバー131は、支軸A2によって第1のカバー111に回転自在に取り付けられている。したがって第2のカバー131は、鉋台51に対して揺動自在である。
図5に示すように、ハウジング101の上面には、鉋11の先端側に寄せてバタフライ形状をしたロック孔102が設けられている。図6に示すように、第2のカバー131の裏面には、ロック孔102に嵌合する同様にバタフライ形状のロック片133が設けられている。このロック片133は、ロックノブ132の回転軸にねじ止めされ、ロックノブ132と共に回転する。ロック孔102にロック片133が差し込まれる位置は、ロックノブ132のつまみが「OPEN」を指し示す位置である。この位置からロックノブ132の回転に追従してロック片133が回転すると、ロック孔102に差し込まれたロック片133はハウジング101の裏面を摺動する。ロックノブ132を45度回転させ、そのつまみが「LOCK」を指し示す位置では、ロック片133はハウジング101の裏面に係合し、第2のカバー131がロックされる。
第2のカバー131を支持する支軸A2にはコイルばねSP1が巻かれている。このコイルばねSP1は、第1のカバー111に対して跳ね上げる方向に第2のカバー131を付勢する。
図5〜図8に示すように、第2のカバー131にはもう一つの支軸A3も設けられている。支軸A3は支軸A2と平行に配置され、鉋11の先端側、つまり第1のカバー111を回転自在に支持する支軸A1からより遠い位置に位置づけられている。
図5に示すように、第1のカバー111を開くと、ハウジング101の上面には、カッタ刃Bを載置する載置台71、載置台71の調節部81、カッタ刃Bを押さえる刃押え91、そして加圧部113を有する加圧機構PMが出現する。
載置台71は、鉋台51の上面側から載せられたカッタ刃Bをその刃面BSの中央領域を残して面で受け止め、刃口53から刃面BSを突出させる金属製の部材である。一例として載置台71は、アルミダイキャストによって生成されている。
載置台71は、刃面BSの中央領域に下境界縁72を備えている。下境界縁72は、カッタ刃Bを受け止める部分と受け止めない部分との境界を決める刃先BEと平行な縁部であり、カッタ刃Bの刃面BSの中央領域を露出させる。載置台71は、下境界縁72の両側でカッタ刃Bを受け止める面を下境界縁72よりも刃先BEの方向に延ばし、延ばした先に一対の基準面73を設けている。これらの基準面73は、カッタ刃Bの刃先BEの両端部分を突き当てによって位置決めし、刃口53からの刃面BSの突出量を規定の量に設定する。
カッタ刃Bは、刃先BEの両端部分を基準面73に突き当てた状態で載置台71に載置される(図8参照)。このとき載置台71の下境界縁72は刃先BEから後退するため、刃面BSの中央領域は露出し、刃口53から突出する。これがカッタ刃Bの正規の載置位置である。載置台71には、正規の載置位置に載置されたカッタ刃Bの後端の位置に合わせ、カッタ刃Bを載置する面から一対の規制ばね74を突出させている。これらの規制ばね74は板ばねであり、カッタ刃Bの後端縁を位置規制する。
こうしてカッタ刃Bは、その刃先BEを一対の基準面73に位置決めされ、後端縁を一対の規制ばね74に位置規制されている。これに対して載置台71は、カッタ刃Bの両端縁を位置規制していない。したがって載置台71上では、載置されたカッタ刃Bの位置を横方向にずらすことが可能である。
載置台71は、鉋台51とハウジング101とにスライド移動自在に保持され、往復動自在である。このとき載置台71は、カッタ刃Bの刃先BEの側を下方に向ける傾斜姿勢で保持され、この姿勢を保ったまま往復移動する。往復移動方向は、カッタ刃Bを載置する面に沿った鉋11の前後方向である。したがって往復移動上の位置に応じて、載置台71は、刃口53からの刃面BSの突出量を変動させる。
本実施の形態の載置台71は、市販のカッタ刃Bを半分に折った長さに適合する。
調節部81は、載置台71を移動させてその位置を定める。図9に示すように、載置台71はその後端側、つまり第1のカバー111の支軸A1の方向に向けて連結部94を突出させている。この連結部94は、第1のカバー111に別体で設けられたねじ駒101aに挿入され、ねじ駒101aに回転自在に取り付けられた調節ねじ82にねじ結合されている。本実施の形態では、調節ねじ82は雄ねじであり、連結部94には図示しない雌ねじが設けられている。連結部94の雌ねじには、調節ねじ82がねじ結合している。調節ねじ82は載置台71の移動方向に沿った軸回りに回転自在であるため、その回転に応じて載置台71は進退することになる。
より詳細には、調節ねじ82を締め込むと、載置台71は支軸A1に近付く方向に後退し、カッタ刃Bの刃出し量を減少させる。反対に調節ねじ82を緩めると、載置台71は支軸A1から離れる方向に前進し、カッタ刃Bの刃出し量を増大させる。
刃押え91は、載置台71に載置されたカッタ刃Bを面で挟んで押さえる硬質な材料、例えば金属製の部材である。一例として刃押え91はアルミダイキャストによって成形されている。
刃押え91の根元部分は、載置台71の後端部分に支軸A4によって回転自在に取り付けられ、載置台71に対して揺動する。このような刃押え91は、カッタ刃Bの刃先BE側となる先端側の中央部分に、上境界縁92を備えている。上境界縁92は、カッタ刃Bの刃面BSの中央領域を露出させる刃先BEと平行な縁部である。
刃押え91は、上境界縁92の両側の部分を上境界縁92よりも刃先BEの方向に延ばしている。本実施の形態では、この部分を延長片93と呼ぶ。延長片93も刃押え91の他の部分と同様に、載置台71との間でカッタ刃Bの両端部分を挟む面を有している。したがって延長片93の分だけ、刃押え91は、載置台71との間でカッタ刃Bの両端部分を挟む面を上境界縁92よりも刃先BEの方向に延ばしている。
刃押え91を支持する支軸A4にはコイルばねSP2が巻かれている。このコイルばねSP2は、載置台71に対して跳ね上げる方向に刃押え91を付勢する。
加圧機構PMは、加圧部113で刃押え91を加圧し、載置台71に刃押え91を押し付けるための機構である。この加圧機構PMは、第1のカバー111を全閉位置(図1参照)に位置づける機構として実現される。
加圧部113は、第1のカバー111の内面側に位置する排出口112の周辺部分に設けられた縁部、つまり周縁である。図1、図2、図5、図8に示すように、加圧部113は、刃押え91の上境界縁92に平行に沿った上面と、刃押え91の両側部分に沿った上面とに密接する三つの辺を有している。刃押え91の両側部分に沿った上面に密接する二辺は、刃押え91をその先端部までカバーし、さらに載置台71の基準面73を設ける領域にまで至っている。
このように構成された加圧部113は、第1のカバー111が全閉位置に位置づけられたとき、押圧力を刃押え91に作用させる。加圧機構PMは、刃押え91に対して加圧部113をいかに加圧させるかという点に注力を傾注させて設計され、実現されている。
抽象的に述べるならば、加圧機構PMは、第1のカバー111が半閉状態(図7参照)を維持しているとき、第2のカバー131を閉じる動作に応じて第1のカバー111を全閉状態(図1参照)にするように計画されている。そのために利用しているのが、ハウジング101に設けた干渉体103、及び第2のカバー131に設けた干渉アーム134である。加圧機構PMを説明するのに重要な要素は、これらの干渉体103及び干渉アーム134、それに第1のカバー111の支軸A1と第2のカバー131の支軸A2の位置である。
干渉体103は、第1のカバー111が半閉状態にあるとき、支軸A2よりも支軸A1の側に位置する壁面形状の構造物である。干渉体103は、ハウジング101に樹脂で一体成形されている。干渉体103の壁面形状は、鉋11の幅方向に延びており、鉋11を正面側から見たとき、中央部分に窪みを形成している。したがって窪みの分だけ干渉体103の上辺は鉋11の正面側に突出しており、この部分が干渉アーム134との干渉に用いられる。
干渉アーム134は、二つの支軸A2,A3に支持されて第2のカバー131に取り付けられた金属製のアーム状部材である。干渉アーム134は、第1のカバー111が半閉状態にあるとき、第2のカバー131の閉じる動作に応じて干渉体103に干渉する。干渉アーム134が干渉体103に干渉するのは、第2のカバー131の回転中心である支軸A2よりも、干渉アーム134は支軸A1の側に位置するからである。
以上の配列より、第1のカバー111の回転中心である支軸A1、干渉体103に対する干渉アーム134の干渉位置P(Pは図示せず)、そして第2のカバー131の回転中心である支軸A2はこの順番で並び、このとき支軸A2は、支軸A1と干渉位置Pとを結ぶ直線よりも上方に位置づけられる。したがって第2のカバー131を閉じる動作に応じて、支軸A2は、支軸A1と干渉位置Pとを結ぶ直線に近付いていく。支軸A2は第1のカバー111の自由端に取り付けられているので、支軸A1と干渉位置Pとを結ぶ直線に支軸A2が近づけば、第1のカバー111は閉じる方向に駆動される。その結果第1のカバー111は半閉状態から全閉状態に状態遷移し、加圧部113が刃押え91を加圧して載置台71に押し付ける。
図9に示すように、鉋11は、往復移動する載置台71の現在の位置を示す目印95と目盛104とを有している。目印95は載置台71に設けられ、線状に突出した形態で載置台71の往復移動方向と直交する方向に延びている。目盛104はハウジング101に設けられ、凹状にへこんだ形態で目印95が指し示し得る位置に配置されている。一例として、目印95は載置台71のアルミダイキャスト成形時に一体に成形され、目盛104はハウジング101の樹脂成形時に一体に成形される。
図5及び図8中に示される符号151は、カッタ刃Bの替え刃を収納するための収納部である。
[作用効果]
ボードの切削作業をするには、90度をなす二面の摺動面52によって定められる溝にボードの角部を嵌め込み、そのまま鉋11を手前に引く。より詳しくは、作業者から見てボードの先の方に鉋11をセットする。このときカッタ刃Bがボードにかからないようにする。この状態で鉋11を手前に引くと、カッタ刃Bの刃先BEがボードの角部に干渉するため(図4参照)、刃面BSによってボードの角部を切削し、その面取りを行うことができる。このときボードの削り屑が発生する。削り屑は排出口112から排出される。
本実施の形態の鉋11は、石膏ボードはもとより、ベニア板やケイ酸カルシウム板(いわゆるケイカル板)などの硬度が高い被加工物に対しても容易に切削加工を行うことができ、綺麗な切削面を得ることができる。特に硬度が高い不燃メラミン化粧板については、セラミックス製の専用刃をカッタ刃Bとして用いることで、切削が可能である。
こうして硬度が高い被加工物に対しても容易に切削加工を行うことができ、綺麗な切削面を得ることができるのは、載置台71と刃押え91との間に挟み込まれたカッタ刃Bの固定強度が高いからである。カッタ刃Bの固定強度が高い理由としては、つぎに示すような理由を挙げることができる。
(1)載置台71と刃押え91とはともに金属製であること
(2)載置台71と刃押え91とに対するカッタ刃Bの接触面積が広いこと
(3)加圧部113による刃押え91に対する押圧力が強いこと
上記(1)について説明する。
カッタ刃Bは金属と金属との間に挟持されて面で保持されるので、リジットに位置固定され、例えば弾性体のようなもので挟持された場合と比較すると、位置固定された状態でのぶれが皆無であるといっても過言ではない。これによってカッタ刃Bの固定強度が高まり、硬質材料を切削したときに生じがちな刃面BSのぶれが防止され、切削加工の容易性と綺麗な切削面の獲得という優位性が得られる。
上記(2)について説明する。
載置台71と刃押え91とは、ともに面で接触してカッタ刃Bを挟んで保持する。しかも載置台71の両側部は、カッタ刃Bの刃面BSを露出させる下境界縁72よりも刃先BEの方向に向けて延び、刃押え91の両側部(延長片93)も、カッタ刃Bの刃面BSを露出させる上境界縁92よりも刃先BEの方向に向けて延びている。これらの載置台71及び刃押え91の両側部も、ともに面で接触してカッタ刃Bを挟んで保持する。
したがってカッタ刃Bに対する載置台71と刃押え91との接触面は広く、しかも両者とも金属製であるが故に歪みがほとんどなく、カッタ刃Bに対して大きな摩擦抵抗を加えることができる。これによってカッタ刃Bの固定強度が高まり、硬質材料を切削したときに生じがちな刃面BSのぶれが防止され、切削加工の容易性と綺麗な切削面の獲得という優位性が得られる。
上記(3)について説明する。
加圧機構PMは、排出口112の周縁に加圧部113を設けている。このため刃押え91に対する加圧部113の接触状態は、面接触というよりも線接触に近い状態になる。しかも漫然と刃押え91に接触しているわけでなく、加圧部113は、刃押え91の上境界縁92に平行に沿った上面と、刃押え91の両側部分に沿った上面との三つの辺で刃押え91に密接する。したがって刃押え91に対する加圧力が集中し、刃押え91を強固に抑えることができる。これによってカッタ刃Bの固定強度が高まり、硬質材料を切削したときに生じがちな刃面BSのぶれが防止され、切削加工の容易性と綺麗な切削面の獲得という優位性が得られる。
本実施の形態の載置台71は、カッタ刃Bの刃先BE側を下方に向ける傾斜姿勢のままカッタ刃Bを受け止める面に沿った方向に往復移動自在であり、往復移動方向の位置に応じて刃口53からの刃面BSの突出量を変動させる。このとき調節ねじ82を回転させるだけで載置台71を移動させ、その位置を定めることができる。したがってカッタ刃Bの刃出し量を容易に調節することができ、またカッタ刃Bの刃出し量を無段階で調節することができる。
図9に示すように、本実施の形態の鉋11は、カッタ刃Bを折る際のツールとしても利用することができる。前述したとおり鉋11は、市販のカッタ刃Bを半分に折った長さに適合する。そこでカッタ刃Bの交換作業に際しては、予め市販のカッタ刃Bを半分の長さに折っておく必要がある。
鉋11を利用してカッタ刃Bを半分の長さに折るには、例えばペンチ201などの工具を用意し、載置台71に市販のカッタ刃Bを載置する。このときカッタ刃Bは、その半分の長さが載置台71からはみ出す。そこで半分の長さがはみ出したままのカッタ刃Bを刃押え91で押さえて指で固定し、ペンチ201を用いてカッタ刃Bを折る。折る位置は、カッタ刃Bを半分の長さにする位置である。こうして市販のカッタ刃Bを折り、容易に半分の長さにすることができる。
その他にも本実施の形態の鉋11は特有の構成を有し、特有の作用効果を発揮する。以下説明する。
載置台71は、カッタ刃Bの刃先BEの両端部分を突き当てによって位置決めし、刃口53からの刃面BSの突出量を規定の量に設定する一対の基準面73を有している。したがって載置台71に対するカッタ刃Bの位置決め作業を容易にすることができ、またカッタ刃Bを正しい位置に位置づけることができる。
調節部81は、ハウジング101のねじ駒101aに載置台71の移動方向に沿った軸回りに回転自在に調節ねじ82を取り付け、この調節ねじ82を鉋台51にねじ結合している。したがって載置台71を簡単な機構で往復移動させることができ、構造の簡略化を図ることができる。
加圧機構PMが有する干渉体103は、第1のカバー111が半閉位置に位置するときにロック方向に揺動する第2のカバー131の揺動中心よりも第1のカバー111の揺動中心側に位置する干渉アーム134に干渉し(干渉位置P)、干渉後の第2のカバー131のロック方向への揺動に応じて第1のカバー111を全閉位置に位置づける。つまり支軸A1と干渉位置Pと支軸A2との位置関係を工夫するだけで、載置台71に刃押え91を押し付ける加圧機構PMを実現することができる。したがって加圧機構PMの簡略化を図ることができる。
刃押え91は、載置台71に揺動自在に取り付けられている。したがって刃押え91の取り付け構造を簡略化することができる。特に載置台71が往復移動する本実施の形態では、載置台71の往復移動に刃押え91を追従させる必要性をなくすことができ、刃押え91の取り付け構造をより一層簡略化することができる。
第1のカバー111は、ハウジング101に揺動自在に取り付けられている。したがってハウジング101と第1のカバー111との位置関係を正しく設定することができる。
第2のカバー131は、ハウジング101に対してロック自在である。したがってハウジング101と第2のカバー131との位置関係を正しく設定することができる。
[変形例]
実施に際しては、各種の変更が可能である。
例えば本実施の形態では二面の摺動面が逆V字形状をなし、ボードの角部を切削して面取りする種類の鉋11を例示したが、実施に際しては、ボードの端面を切削する構成としても良い。ボードの端面を切削する鉋は、ボードが嵌り込むアーチ形の溝を設け、この溝の底部を摺動面とし、摺動面に平行に沿うようにカッタ刃の刃先を配置する。
本実施の形態では、薄板状の刃としてカッタ刃Bやセラミックス製の専用刃を用いる例を示したが、刃は必ずしもカッタ刃Bやセラミックス製の専用刃である必要はない。他の素材を材料とする刃であってもよく、また刃を折るための折目を持たない刃であってもよい。現状でも、スクレーパ用の刃は、刃を少しずつ折って使うという使い方をしないために、刃を折るための折目がない。カッタ刃Bやセラミックス製の専用刃に代えて、折目を持たない薄板状の刃を用いることも可能である。
載置台71と刃押え91との材料について、本実施の形態ではともに金属製のものを用いたが、実施に際しては他の材料を用いてもよい。載置台71と刃押え91とは硬質であればよく、例えばカーボンなどの高強度の樹脂材料などを材料として用いてもよい。
本実施の形態の調節部81は、雄ねじである調節ねじ82を載置台71の連結部94に設けた雌ねじにねじ結合する構成例として示したが、実施に際してはこの構成に限定されない。例えば調節ねじ82を雌ねじとし、連結部94には調節ねじ82にねじ結合する雄ねじを設けるような構成としてもよい。調節部81はその他にも、ラック&ピニオン機構やカム機構などの変換機構を用いて調節側の部材の動きを載置台71の往復移動動作に変換し得るものであれば、いかなる構造であってもよい。
その他あらゆる変形や変更が許容される。
11 鉋
51 鉋台
52 摺動面
53 刃口
71 載置台
72 下境界縁
73 基準面
74 規制ばね
81 調節部
82 調節ねじ
91 刃押え
92 上境界縁
93 延長片
94 連結部
95 目印
101 ハウジング
101a ねじ駒
102 ロック孔
103 干渉体
104 目盛
111 第1のカバー
112 排出口
113 加圧部
131 第2のカバー
132 ロックノブ
133 ロック片
134 干渉アーム
151 収納部
201 ペンチ
A1 支軸
A2 支軸
A3 支軸
A4 支軸
B 刃(カッタ刃)
BE 刃先
BS 刃面
PM 加圧機構
SP1 コイルばね
SP2 コイルばね

Claims (5)

  1. 被加工物に対して摺動する摺動面を底面に有し、上面と底面とを刃口で貫通させる鉋台と、
    前記鉋台の上面側から載せられた薄板状の刃をその刃面の中央領域を残して面で受け止め、前記刃の刃先側を下方に向ける傾斜姿勢のまま前記刃を受け止める面に沿った方向に往復移動自在であり、往復移動方向の位置に応じて前記刃口からの前記刃面の突出量を変動させる載置台と、
    前記載置台を移動させてその位置を定める調節部と、
    前記載置台との間で前記刃面の中央領域を残して前記刃を面で挟み込む刃押えと、
    前記載置台に前記刃押えを押し付ける加圧機構と、
    を備えることを特徴とする鉋。
  2. 前記調節部は、前記鉋台に対して前記載置台の移動方向に沿った軸回りに回転自在に取り付けられたねじを前記鉋台にねじ結合させている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の鉋。
  3. 前記載置台は、前記刃の刃先の両端部分を突き当てによって位置決めする一対の基準面を有している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の鉋。
  4. 前記刃押えは、前記載置台に揺動自在に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一に記載の鉋。
  5. 前記載置台及び前記刃押えは金属製である、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一に記載の鉋。
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