JP2020069610A - 細溝加工用ビトリファイド研削砥石 - Google Patents

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Abstract

【課題】ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝の研削加工精度が得られ且つ研削砥石の摩耗が抑制される細溝加工用ビトリファイド研削砥石を提供する。【解決手段】本実施例のビトリファイド砥石10によれば、粒度が150から800番の範囲内である砥粒と、砥粒を結合した無機結合剤とを有し、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備えることから、高曲げ強度および低弾性率が得られる。これにより、細溝18の加工に際して、ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝18の研削加工精度が得られ、且つ研削砥石の摩耗が抑制される。【選択図】図2

Description

本発明は、金属素材に対して細溝加工を行なうためのビトリファイド研削砥石に関し、砥石破損や砥石摩耗が少なく、溝加工精度が得られるビトリファイド研削砥石に関するものである。
近年の電子機器の小型化および高集積化により、電子部品自体の小型化が進んでいる。たとえば、携帯電話やノードパソコンなどの小型電子機器の基板には、比較的小さな基板コネクタがそれである。これに伴って、そのような小型電子部品の成形に用いられる成形用金型に形成される溝の溝幅も狭小化が進んでいる。そして、そのような狭小な細溝を加工することが可能な細溝加工用ビトリファイド研削砥石が望まれている。
通常、上記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、平板形状(形状1号)のビトリファイド研削砥石がツルーイングによる機械的加工によって細溝の幅寸法に対応した厚みとされた薄肉外周部を用いて、その薄肉外周部に対応する断面形状の細溝を研削加工する。たとえば、特許文献1に記載された微細溝加工方法に用いられる研削砥石がそれである。
特開昭63−156659号公報
ところで、上記従来の研削砥石では、ドレッサを用いたツルーイングによって厚みの薄い薄肉外周部を研削砥石に形成するために、砥粒の粒度を細かくしたり、或いは砥粒を結合するための無機結合剤の割合を高めることで、研削砥石を硬くすることで対応していた。
しかしながら、無機結合剤の割合を増加して研削砥石を硬くすると、研削砥石自体の強度が高くなるが、それに伴って弾性率も上昇する。このため、ツルーイング中にドレッサから加えられる荷重により発生する応力が大きくなって、ツルーイング中にビトリファイド研削砥石の薄肉外周部が破損するという問題があった。これに対して、上記の応力の発生を緩和するために、ツルーイング時の切り込み量を大幅に下げる場合には、生産性が著しく低下するという問題が発生する。
上記の応力の発生を低下させるために、研削砥石の弾性率の上昇を抑制すると、研削砥石の強度が充分に高くならず、研削加工によって被加工物に形成される細溝の加工精度が低下すると同時に、研削砥石の摩耗が増大するという問題があった。
本発明は以上の事情を背景としてなされたものであり、その目的とするところは、ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝の研削加工精度が得られ且つ研削砥石の摩耗が抑制される細溝加工用ビトリファイド研削砥石を提供することにある。
本発明者等は、以上の事情を背景として、上記目的を達成するために細溝加工用ビトリファイド研削砥石に必要な物性およびその物性を実現するための細溝加工用ビトリファイド研削砥石の成分について種々検討を重ねた結果、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備える高曲げ強度および低弾性率のビトリファイド砥石とすることで、ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝の研削加工精度が得られ、且つ研削砥石の摩耗が抑制されるという事実を見いだした。本発明は、斯かる知見に基づいて為されたものである。
すなわち、第1発明の要旨とするところは、細溝を加工するための細溝加工用ビトリファイド研削砥石であって、粒度が150番から800番の範囲内である砥粒と、前記砥粒を結合した無機結合剤とを含み、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備えることにある。
第1発明の細溝加工用ビトリファイド研削砥石によれば、粒度が150番から800番の範囲内である砥粒と、前記砥粒を結合した無機結合剤とを含み、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備えることから、高曲げ強度および低弾性率のビトリファイド砥石が得られる。これにより、細溝加工に際して、ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝の研削加工精度が得られ、且つ研削砥石の摩耗が抑制される。
上記細溝加工用ビトリファイド研削砥石において、曲げ強度が60MPaを下回ると、ツルーイングは問題ないが、細溝加工時において砥粒保持力が充分でなく、細溝内の底壁面と側壁面との間のコーナーのR形状の精度が得られない。また、弾性率が40GPaを超えると、細溝加工用ビトリファイド研削砥石のツルーイング時に加わる負荷を逃がすことができず、細溝加工用ビトリファイド研削砥石の破損が発生する。
ここで、好適には、前記無機結合剤は、40質量%以上のSiOと、25質量%以上のAlと、0.5質量%以上且つ1質量%以下のLiOと、1質量%以上且つ5質量%以下のBaOと、1質量%以上且つ7質量%以下のNaOと、合計で20質量%以下のLiO、KO、NaO、Bとを含む。これにより、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備える細溝加工用ビトリファイド研削砥石が得られるので、細溝加工に際して、ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝の研削加工精度が得られ、且つ研削砥石の摩耗が抑制される。
上記細溝加工用ビトリファイド研削砥石において、無機結合剤(ヒドリファイドボンド)では、SiOを40質量%以上、Alを25質量%以上であることで、ある程度のガラスの骨格を有するハイアルミナ組成となる。このようなハイアルミナ組成では、架橋酸素の数が減り、高い機械的強度が得られる。また、無機結合剤は、LiOが1質量%以下で且つNaOが7質量%以下であることで、ガラス(ヒドリファイドボンド)の熱膨張率を上げ過ぎることなく、適度な溶融性を有している。また、無機結合剤は、溶融性促進成分であるLiO、KO、NaO、Bを合計で20質量%以下とすることで相対的にSiO、Al成分を多くして、機械的強度を高めている。さらに、無機結合剤は、BaOを1から5質量%含有することで、ガラスの熱膨張係数を上げることなく溶融性を促進している。一般に、溶融性促進成分が少ないことによりガラスの溶融性が低下することによりガラスの溶融性が低下すると、ガラスと砥粒との接触面積(結合面積)が小さくなって細溝加工用ビトリファイド研削砥石の機械的強度が低下する。しかし、前記無機結合剤は、BaOの含有と、1200℃以上の焼成温度とで、そのような課題を解決している。
また、好適には、前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、前記細溝の溝幅に対応する厚み寸法を有する薄肉外周部と前記薄肉外周部の内周側の本体部とを備え、前記薄肉外周部の先端の外周面に形成されている研削面には、前記研削面の幅方向において前記砥粒が2粒から5粒存在している。これにより、前記薄肉外周部における砥石強度が得られるので、細溝加工であっても、良好な断面形状の細溝形状が得られる。
また、好適には、前記薄肉外周部は、0.1mmから0.3mmの厚み寸法を有する。これにより、0.1mmから0.3mmの幅寸法を有する細溝が好適に得られる。
また、好適には、前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、平型砥石であって、前記薄肉外周部は前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石の前記本体部よりも薄く形成されたものである。これにより、前記細溝の溝幅に対応する厚み寸法を有し、目立てが行なわれた薄肉外周部が形成される。
また、好適には、前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、50%以下の砥粒体積率を有するものである。これにより、低弾性率の細溝加工用ビトリファイド研削砥石が得られる。
また、好適には、前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、1200℃以上の焼成温度で焼結された焼結体である。これにより、無機結合剤は、BaOの含有との相乗効果によって、溶融性が高めることなく機械的強度を向上させている。
本実施例の一実施例の細溝加工用ビトリファイド研削砥石であって、形状1号と称される平型砥石の状態を示す斜視図である。 図1の細溝加工用ビトリファイド研削砥石であって、細溝加工に際して、細溝の幅に対応した厚みとなるように外周部がドレッサを用いてツルーイングされた状態を説明する図である。 図2の細溝加工用ビトリファイド研削砥石の外周部によって研削された細溝を示す断面図である。 図2の細溝加工用ビトリファイド研削砥石の製造工程を説明する工程図である。 図1の細溝加工用ビトリファイド研削砥石に用いられている無機結合剤の組成を示す図表である。 比較例の細溝加工用ビトリファイド研削砥石に用いられている無機結合剤の組成を示す図表である。 粒度の異なる砥粒と図5および図6の無機結合剤とを用いた細溝加工用ビトリファイド研削砥石の試験片について、3点曲げ強度および3点曲げ弾性を測定するために用いられる試験装置を示す図である。 粒度が220番である砥粒と図5および図6の無機結合剤とを用いた細溝加工用ビトリファイド研削砥石について、3点曲げ強度および3点曲げ弾性と、ツルーイングおよび溝入れ加工の評価結果を示す図表である。 粒度が320番である砥粒と図5および図6の無機結合剤とを用いた細溝加工用ビトリファイド研削砥石について、3点曲げ強度および3点曲げ弾性と、ツルーイングおよび溝入れ加工の評価結果を示す図表である。 粒度が500番である砥粒と図5および図6の無機結合剤とを用いた細溝加工用ビトリファイド研削砥石について、3点曲げ強度および3点曲げ弾性と、ツルーイングおよび溝入れ加工の評価結果を示す図表である。 粒度が800番である砥粒と図5および図6の無機結合剤とを用いた細溝加工用ビトリファイド研削砥石について、3点曲げ強度および3点曲げ弾性と、ツルーイングおよび溝入れ加工の評価結果を示す図表である。
ここで、発明を実施するための一形態において、好適には、前記砥粒には、コランダム結晶から成るアルミナ質砥粒、炭化珪素結晶から成る炭化珪素質砥粒、コランダム結晶とアルミナジルコニア共晶部分とから成るアルミナジルコニア質砥粒などの一般砥粒や、立方晶窒化ホウ素質砥粒などからなる超砥粒が用いられる。
また、発明を実施するための一形態において、好適には、溝幅が0.1mmである前記細溝を加工するための細溝加工用ビトリファイド研削砥石には、粒度が800番(平均粒径が20μm程度)の砥粒が用いられ、溝幅が0.1mmである前記細溝を加工するための細溝加工用ビトリファイド研削砥石には、粒度が280から320番(平均粒径が60μm程度)の砥粒が用いられ、溝幅が0.3mmである前記細溝を加工するための細溝加工用ビトリファイド研削砥石には、粒度が220番(平均粒径が70μm程度)の砥粒が用いられる。これにより、前記外周部の先端面である研削面には、2粒から5粒の砥粒が存在し、前記外周部の強度が保持される。
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは概念化されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明の一実施例の細溝加工用ビトリファイド研削砥石(以下、ビトリファイド砥石という)10を示している。このビトリファイド砥石10は、形状1号と称される平型円形砥石であるが、工場の出荷に際して或いは細溝加工に際して、ツルーイングによって、図2に示すように、内周側の本体部12よりも小さな厚み寸法tを有する薄肉外周部14が本体部12の外周側に形成される。図3は、回転中心線Cまわりに回転駆動されるビトリファイド砥石10によって金型たとえば射出成形金型16の成形面に研削加工される細溝18を示す断面図である。
細溝18の幅寸法(溝幅)wは、たとえば0.1mmから0.3mmであり、たとえば電子部品の基板コネクタの一部の成形面として機能する。ビトリファイド砥石10の薄肉外周部14の厚み寸法tは、細溝18の幅寸法wに対応して、0.1mmから0.3mm程度に形成される。細溝18内の側壁面18aおよび18bと細溝18内の底壁面18cとの間の内角(コーナー)のR(曲率半径)の大小によって細溝18の溝入れの加工精度が評価される。たとえば、後述の加工精度の合格は、Rが100μm以下であることに基づいて判定される。
ビトリファイド砥石10は、たとえばアルミナ質砥粒である砥粒10aが無機結合剤10bによって結合された、よく知られたものであり、図4に示す工程により製造される。すなわち、先ず、原料の調整工程P1では、砥粒10aと、溶融後にフリット化した高い耐衝撃性及び耐熱性に優れたガラスの粉末であって砥粒10aの平均粒径よりも小さな平均粒径を有する粉体状の無機結合剤(ビトリファイドボンド)10bと、デキストリンに代表される合成糊料等の良く知られた粘結剤(成形助剤)10cとが、必要であれば、適量のフィラーともに所定割合で投入されることにより、砥石原料の調整が行なわれる。本実施例では、ビトリファイド砥石10を40GPa以下の低弾性率とするために、砥粒体積率が50体積%以下、たとえば44から48体積%(組織7から9)となるように、砥粒10aの割合が調整される。たとえば、質量%で、83%の砥粒10aと13%の無機結合剤10bと4%の粘結剤10cとが、上記砥石原料として用いられる。
また、上記砥粒10aは、150番から800番の粒度を有する一般砥粒であり、たとえばアルミナ質砥粒が用いられる。たとえば幅寸法wが0.3mmの細溝18を加工する場合は、150番の粒度の砥粒が好適に用いられる。この150番の粒度は、JISR6001−1の粗粒の粒度分布において#180として規定されているが、ISO8486−1の粗粒の分布ではF220にも相当し、ふるいを用いて分級された平均粒径が75μmである。また、たとえば幅寸法wが0.2mmの細溝18を加工する場合は、280から320番の粒度の砥粒が好適に用いられる。この280から320番の粒度は、JISR6001−2の微粉の粒度分布(沈降法)において#280から#320として規定されているが、ISO8486−2の精密研磨用粗粒の分布の#280から#320(F280からF320)にも相当し、沈降法による平均粒径(累積高さの50%の粒子径(d50値))が52±3μmから46±2.5μmである。たとえば幅寸法wが0.1mmの細溝18を加工する場合は、800番の粒度の砥粒が好適に用いられる。この800番の粒度は、JISR6001−2の微粉の粒度分布(沈降法)において#800(F800)として規定されているが、ISO8486−2の精密研磨用粗粒の分布の#800にも相当し、沈降法による平均粒径(累積高さの50%の粒子径(d50値))が18±1μmである。
上記無機結合剤(ヒドリファイドボンド)10bは、酸化物組成で、40質量%以上のSiOと、25質量%以上のAlと、0.5質量%以上且つ1質量%以下のLiOと、1質量%以上且つ5質量%以下のBaOと、1質量%以上且つ7質量%以下のNaOと、合計で20質量%以下のLiO、KO、NaO、Bと1質量%以上且つ5質量%以下のCaOとから成る、高い耐衝撃性及び耐熱性に優れたハイアルミナ組成のガラスであって、溶融後にフリット化した粉末ガラス状態で構成される。
上記無機結合剤10bでは、SiOを40質量%以上、Alを25質量%以上であることで、ある程度のガラスの骨格を有するハイアルミナ組成となる。このようなハイアルミナ組成では、架橋酸素の数が減り、ビトリファイド砥石10の高い機械的強度が得られる。また、無機結合剤10bは、LiOが1質量%以下で且つNaOが7質量%以下であることで、ガラス(ヒドリファイドボンド)の熱膨張率を上げ過ぎることなく、適度な溶融性を有している。また、無機結合剤10bは、溶融性促進成分であるLiO、KO、NaO、Bを合計で20質量%以下とすることで相対的にSiO、Al成分を多くして、機械的強度を高めている。さらに、無機結合剤10bは、BaOを1から5質量%含有することで、ガラスの熱膨張係数を上げることなく溶融性を促進している。一般に、溶融性促進成分が少ないことによりガラスの溶融性が低下することによりガラスの溶融性が低下すると、ガラスと砥粒10aとの接触面積(結合面積)が小さくなって細溝加工用ビトリファイド砥石10の機械的強度が低下する。しかし、この無機結合剤10bは、BaOの含有と、1200℃以上の焼成温度とで、そのような課題を解決している。
次いで、混合工程P2では、調整工程P1において砥粒10a、無機結合剤10b、粘結剤10cが所定割合で調整された砥石原料が、混合機に投入されて均一に混合される。次いで、成型工程P3では、平板状の成型空間を形成するための所定のプレス型内に上記混合材料が充填され、プレス機によって加圧されることにより円板状に形成される。
次に、焼成工程P4では、成型工程P3を経た成型品が、所定の焼成炉内においてたとえば1200℃以上の温度がたとえば0.5時間保持で示される焼成プロファイルにより焼結させられる。この焼結によって、粘結剤10cが焼失させられるとともに、無機結合剤10bが溶融させられて溶融ガラス体となるので、砥粒10aが溶融した無機結合剤10bを介して相互に結合されて、形状1号と称される図1の円板状のビトリファイド砥石10が構成される。ビトリファイド砥石10では、粘結剤(成形助剤)10cの消失等により自然に形成された気孔が、砥粒10a、および無機結合剤10bの間に形成される。このビトリファイド砥石10の形状寸法は、たとえば直径180mm×厚み6.5mm×穴径31.75mmである。
また、ビトリファイド砥石10は、50体積%以下の砥粒体積率、好適には44から48体積%(組織7から9)の砥粒体積率を備えている。組織6以下では、ビトリファイド砥石10の目詰まりが発生して研削焼け傾向となり、組織10以上では、ビトリファイド砥石10の強度不足のために、薄肉外周部14の砥壊傾向となる。
次いで、製品の出荷に際して、或いは細溝18の加工に際してユーザにより、粗ツルーイング工程P5および仕上ツルーイング工程P6がドレッサを用いて行なわれることにより、ビトリファイド砥石10に、円環状の先端刃として機能する薄肉外周部14が、3mm程度の径方向の突出寸法となるように形成される。これら粗ツルーイング工程P5および仕上ツルーイング工程P6では、たとえば、周速が30m/秒(3200rpm)で回転させられるビトリファイド砥石10の外周部に、送り速度が1m/分のテーブル送り速度でドレッサが送られることでツルーイングが行なわれる。粗ツルーイング工程P5でのドレッサの切り込み量は10μm/passで、薄肉外周部14が所定厚みとなるまで切り込みが行なわれる。そして、検査工程P7において、薄肉外周部14の厚み寸法tが細溝の幅寸法wに対応して予め設定された所定の公差内であるか否かの検査が行なわれる。
本発明者は、図5に示す無機結合剤10bを用いて図4に示す工程で製造した本実施例のビトリファイド砥石10(実施例砥石)と、図6に示す無機結合剤を用いて図4に示す工程で製造したビトリファイド砥石(比較例砥石)と、それらと同じ材料であるが形状の子なる試験片とをそれぞれ製造した。そして、図7に示す3点曲げ方法を用いて、各試験片の曲げ強度および弾性率を測定し、それらビトリファイド砥石に対してツルーイングし、ツルーイングされたビトリファイド砥石を用いて細溝加工を行なったときの溝入れ加工精度とビトリファイド砥石の強度および弾性との関係を確認した。この確認試験における曲げ強度および弾性率の測定、および溝入れ加工条件は、以下に示すものが用いられた。ツルーイング条件は、前述の図4に示す粗ツルーイング工程P5および仕上ツルーイング工程P6での条件が用いられた。
(曲げ強度および弾性率の測定条件)
試験方法:図7に示すように、支持間距離Lが90mmである一対の支持部材20上に、幅bが10mm、厚みhが6,5mm、長さLPが120mmである試験片22を載置し、一対の支持部材20の中央に位置する押圧部材24で試験片22の上から1mm/minの速度で荷重を加えたとき、試験片の破壊が発生したときの曲げ荷重F、曲げ荷重の変化量ΔF、試験片たわみの変化量Δsをそれぞれ測定する。次いで、予め定められた3点曲げ応力算出式(1)から、曲げ荷重F、支持間距離L、試験片幅b、および試験片厚みhに基づいて3点曲げ強度(最大曲げ応力σ)を算出する。また、接線法を用いて予め定められた3点曲げ弾性率算出式(2)から、降伏荷重の25から75%における曲げ荷重の変化量ΔFおよび試験片たわみの変化量Δsと、支持間距離L、試験片幅b、および試験片厚みhとに基づいて3点曲げ弾性率Eを算出する。
σ=3FL/2bh ・・・ (1)
E=(L/4bh)×(ΔF/Δs) ・・・ (2)
(溝入れ加工条件)
被削材:SKD−11焼入れ鋼(硬さ:HRc62)
砥石周速:30m/sec
テーブル送り速度:20m/min
切込量:3μm/pass
総取り代:2.5mm
切込方向:両端切込
図8は、粒度が220番である砥粒を用いた比較例砥石1、2、3および実施例砥石1、2についての、曲げ強度および弾性率の測定値とツルーイング結果および溝幅0.3mmの溝入れ加工の精度とを示す図表である。図9は、粒度が320番である砥粒を用いた比較例砥石4、5、6よび実施例砥石3、4についての、曲げ強度および弾性率の測定値とツルーイング結果および溝入れ加工の精度とを示す図表である。図10は、粒度が500番である砥粒を用いた比較例砥石7、8、9よび実施例砥石5、6についての、曲げ強度および弾性率の測定値とツルーイング結果および0.2mmの溝入れ加工の精度とを示す図表である。図11は、粒度が800番である砥粒を用いた比較例砥石10、11、12よび実施例砥石7、8についての、曲げ強度および弾性率の測定値とツルーイング結果および0.1mmの溝入れ加工の精度とを示す図表である。これらの実施例砥石1から8の薄肉外周部14の先端の外周面に形成されている研削面15には、回転中心線Cと平行な幅方向において、2粒から5粒の砥粒が存在している。
図8から図11に示されるように、比較例砥石1から12は、3点曲げ強度が60MPaを下回っているか、或いは3点曲げ弾性率が40GPaを上回っているかのいずれかの特性を有するものであって、いずれも溝入れ加工においてRが100μmを上回るという溝入れ加工精度の低いものであった。また、それらのうちの比較例砥石2、3、8、9から12は、いずれも3点曲げ弾性率が40GPaを上回っていて、ツルーイングにおいて破損が生じている。これに対して、実施例砥石1から8は、3点曲げ強度が60MPa以上であり、且つ3点曲げ弾性率が40GPa以下であって、ツルーイングにおいて破損が生じることがなく、しかも溝入れ加工においてRが100未満であるという溝入れ加工精度が良好なものであった。
このように、ビトリファイド砥石10において、曲げ強度が60から75MPaの範囲であれば、良好なツルーイングと溝入れ加工精度が得られる。曲げ強度が60MPaを下回ると、ツルーイングは問題ないが、細溝加工時において砥粒保持力が充分でなく、細溝内の底壁面と側壁面との間のコーナーのR形状の精度が得られない。また、弾性率が25から40GPaの範囲であれば、良好なツルーイングと溝入れ加工精度が得られる。弾性率が25GPaを下回ると、相対的に強度も下がるため、良好な溝入れ加工精度が得られない。弾性率が40GPaを超えると、ビトリファイド砥石10のツルーイング時に加わる負荷を逃がすことができず、ビトリファイド砥石10の破損が発生する。これらのことから、粒度が220番から800番の砥粒を用いたビトリファイド砥石10において、3点曲げ強度が60MPa以上であり、且つ3点曲げ弾性率が40GPa以下であれば、ツルーイングにおいて破損が生じることがなく、しかも溝入れ加工の加工精度が得られるということが明らかとされた。
上述のように、本実施例のビトリファイド砥石10によれば、粒度が150から800番の範囲内である砥粒10aと、砥粒10aを結合した無機結合剤10bとを有し、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備えることから、高曲げ強度および低弾性率が得られる。これにより、細溝18の加工に際して、ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝18の研削加工精度が得られ、且つ研削砥石の摩耗が抑制される。
また、本実施例のビトリファイド砥石10は、150番から800番の粒度を有する砥粒10aと、40質量%以上のSiOと、25質量%以上のAlと、1質量%以下のLiOと、1質量%以上且つ5質量%以下のBaOがと、7質量%以下のNaOがと、合計で20質量%以下のLiO、KO、NaO、Bとを有する無機結合剤10bとを含む。これにより、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備えるビトリファイド砥石10が得られるので、細溝18の加工に際して、ツルーイング時の破損や生産性の低下が抑制され、研削加工される細溝18の研削加工精度が得られ、且つ研削砥石の摩耗が抑制される。
また、本実施例のビトリファイド砥石10は、細溝18の幅寸法wに対応する厚み寸法tを有する薄肉外周部14と薄肉外周部14の内周側の本体部12とを備え、薄肉外周部14の先端の外周面に形成されている研削面15には、その研削面15の幅方向において砥粒10aが2粒から5粒存在している。これにより、薄肉外周部14における砥石強度が得られるので、細溝18の加工であっても、良好な断面形状の細溝18が得られる。
また、本実施例のビトリファイド砥石10の薄肉外周部14は、0.1mmから0.3mmの厚み寸法を有する。これにより、0.1mmから0.3mmの幅寸法wを有する細溝18が好適に得られる。
また、本実施例のビトリファイド砥石10は、平型砥石であって、薄肉外周部14はビトリファイド砥石10の本体部12よりも薄く形成されたものである。これにより、細溝18の幅寸法wに対応する厚み寸法tを有し、目立てが行なわれた薄肉外周部14が形成される。
また、本実施例のビトリファイド砥石10は、50%以下の砥粒体積率を有する。これにより、低弾性率のビトリファイド砥石10が得られる。
本実施例のビトリファイド砥石10は、1200℃以上の焼成温度で焼結された焼結体である。これにより、ビトリファイド砥石10の無機結合剤10bは、BaOの含有との相乗効果によって、溶融性が高めることなくビトリファイド砥石10の機械的強度を向上させている。
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
たとえば、前述の実施例では、ビトリファイド砥石10には、1枚の薄肉外周部14が形成されていたが、複数枚形成されても差し支えない。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、その他一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々変更、改良を加えた態様で実施することができる。
10:ビトリファイド砥石(細溝加工用ビトリファイド研削砥石)
10a:砥粒
10b:無機結合剤
12:本体部
14:薄肉外周部
15:研削面
16:射出成形金型
18:細溝
18a、18b:側壁面
18c:底壁面
20:支持部材
22:試験片
24:押圧部材

Claims (7)

  1. 細溝を加工するための細溝加工用ビトリファイド研削砥石であって、
    粒度が150番から800番の範囲内である砥粒と、前記砥粒を結合した無機結合剤とを含み、60MPa以上の曲げ強度と40GPa以下の弾性率とを備える
    ことを特徴とする細溝加工用ビトリファイド研削砥石。
  2. 前記無機結合剤は、40質量%以上のSiOと、25質量%以上のAlと、0.5質量%以上且つ1質量%以下のLiOと、1質量%以上且つ5質量%以下のBaOと、1質量%以上且つ7質量%以下のNaOと、合計で20質量%以下のLiO、KO、NaO、Bとを含む
    ことを特徴とする請求項1の細溝加工用ビトリファイド研削砥石。
  3. 前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、前記細溝の溝幅に対応する厚み寸法を有する薄肉外周部と前記薄肉外周部の内周側の本体部とを備え、前記薄肉外周部の先端の外周面に形成されている研削面には、前記研削面の幅方向において前記砥粒が2粒から5粒存在している
    ことを特徴とする請求項1または2の細溝加工用ビトリファイド研削砥石。
  4. 前記薄肉外周部は、0.1mmから0.3mmの厚み寸法を有する
    ことを特徴とする請求項3の細溝加工用ビトリファイド研削砥石。
  5. 前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、平型砥石であって、前記薄肉外周部は前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石の前記本体部よりも薄く形成されたものである
    ことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれか1の細溝加工用ビトリファイド研削砥石。
  6. 前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、50%以下の砥粒体積率を有するものである
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1の細溝加工用ビトリファイド研削砥石。
  7. 前記細溝加工用ビトリファイド研削砥石は、1200℃以上の焼成温度で焼結された焼結体である
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1の細溝加工用ビトリファイド研削砥石。
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