JP2020069008A - スタンドパネル、及び什器システム - Google Patents

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Abstract

【課題】隣接するスタンドパネルの前後面を同じ向きにしてパネル面同士を統一させて配置することで、レイアウトの自由度を高めることができ、使用者の使い勝手を良好なものとすることができる。【解決手段】床面F上に垂直に配置された平板状のパネル本体3と、パネル本体3の左右端部からそれぞれパネル本体3の前後方向に突出した一対のベース体2A、2Bと、を備え、ベース体2A、2Bは、前後方向のいずれか一方に延びる第一支持脚21の第一基端部と、他方に延びる第二支持脚22の第二基端部と、が上下方向に異なる位置に設けられ、一対のベース体2A,2Bのうち第一ベース体2Aの第一支持脚21と、第二ベース体2Bの第二支持脚22とは、前後方向で同じ側に突出して配置され、パネル本体3の裏面3bにはボード支持部5が設けられた構成のスタンドパネルを提供する。【選択図】図15

Description

本発明は、スタンドパネル、及び什器システムに関する。
従来、オフィスや病院、公共施設、研究施設等の室内空間においては、室内空間を複数のエリアに区画するために、床面上に載置されたベース体と、ベース体から上方に向かって立設された平板状のパネル本体とを備えたスタンドパネルを使用するのが一般的となっている。このようなスタンドパネルは、室内空間を複数の用途に使用することができ、これによりパーティションや展示用等として使い勝手の良好な空間を実現している。
ベース体は、スタンドパネルの自立安定性を高めるため、パネル本体の左右端部近傍においてパネル本体の前後方向に向かって突出して設けられた脚体を有するものが多く採用されている(例えば、特許文献1、2参照)。ところが、複数のスタンドパネルの左右端部同士を近接させ、スタンドパネル同士が互いに所定の角度をなすように配置することによって、室内空間を複数エリアに自由なレイアウトで区画する場合がある。この場合には、脚体がパネル本体の前後方向に突出して設けられているので、隣接するスタンドパネルの脚体同士が干渉する場合があった。
これに対応するスタンドパネルの構造として、例えば特許文献3に示されるような、隣接するスタンドパネルの脚体、もしくはスタンドパネルの前方に突出する脚体と後方に突出する脚体とで、高さを異なるものとすることによって、互いが干渉するのを防止できる構成ものが知られている。この場合には、隣接するスタンドパネルの脚体同士の干渉を回避することができ、スタンドパネルを設置する際の自由度を高めることが可能となっている。
特許第4202893号公報 特開2017−63878号公報 特許第4052058号公報
しかしながら、上述した特許文献3に示すような従来のスタンドパネルでは、隣接するスタンドパネルの脚体の高さを異なるものとして双方の脚体同士の干渉を回避するため、隣接するスタンドパネルで前後面の向きを互い違いに配置する必要があった。このため、パネルにおける前面と後面で色、材質、模様等が異なる場合(例えば、前面のみに筆記可能面や掲示面が設けられる場合)には、隣接するパネル面同士で統一性に欠けた配置構成となり、スタンドパネルとしての使い勝手が低下するという問題があり、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、隣接するスタンドパネルの前後面を同じ向きにしてパネル面同士を統一させて配置することで、レイアウトの自由度を高めることができ、使用者の使い勝手を良好なものとしたスタンドパネル、及び什器システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るスタンドパネルは、床面上に垂直に配置された平板状のパネル本体と、該パネル本体の左右端部からそれぞれ前記パネル本体の前後方向に突出した一対の脚体と、を備え、前記脚体は、前後方向のいずれか一方に延びる第一支持脚の第一基端部と、他方に延びる第二支持脚の第二基端部と、が上下方向に異なる位置に設けられ、一対の前記脚体のうち一方の第一脚体の前記第一支持脚と、他方の第二脚体の前記第二支持脚とは、前後方向で同じ側に突出して配置され、前記パネル本体の前後面のうちいずれか一方の面にはオプション部材が設けられていることを特徴としている。
また、本発明に係る什器システムは、上述したスタンドパネルを複数配置した什器システムであって、隣接する前記スタンドパネル同士は、平面視において所定の角度をなすように傾斜して配置され、隣接する前記スタンドパネルのうち一方の前記第一脚体と他方の前記第二脚体とが上下に交差した状態で配置されていることを特徴としている。
本発明では、隣接する一方のパネル本体の第一脚体と他方のパネル本体の第二脚体とが上下方向に異なる位置に設けられているので、これら脚体同士を互いに干渉することなく上下方向に交差させて配置することができる。また、パネル本体の一方の面にオプション部材が配置されているので、隣接するスタンドパネルを他方の面側に角度をつけて配置する場合にはオプション部材同士が干渉することを回避することができる。これにより隣接するスタンドパネル同士が隙間なく、パネル本体の他方の面側に所定の角度で傾斜させた配置を実現することができる。
そのため、隣接するパネル本体の前後面を同じ側にして同じ面を並べて配置することができる。すなわち、隣接して配置されたスタンドパネルの前後面を統一して配置することが可能となるので、レイアウト時の自由度を高めることができ、スタンドパネルとしての使い勝手を良好なものとすることができる。
また、この場合には、左右一対の第一脚体と第二脚体の構造を共通化することができるため、製造工数および製造コストの低減を図ることができる。
また、本発明に係るスタンドパネルは、前記オプション部材は、左右方向で一対の前記脚体の間に設けられていることが好ましい。
この場合には、隣接するパネル本体同士を一方の面側に傾斜させてもオプション部材同士が干渉することがなく、レイアウト時の自由度を高めることができ、スタンドパネルとしての使い勝手を良好なものとすることができる。
また、本発明に係るスタンドパネルは、前記オプション部材は、一対の前記脚体よりも上方に配設されていることを特徴としてもよい。
この場合には、オプション部材が第一脚体と第二脚体とは上下方向に異なる位置に配置されているので、互いに干渉することがなく、スタンドパネルをレイアウトする際の自由度をより高めることができる。
また、本発明に係るスタンドパネルは、前記パネル本体は、筆記可能な情報掲示面を有し、前記オプション部材は、前記情報掲示面に筆記するための筆記具が載置可能な物品載置部であることを特徴としてもよい。
この場合には、オプション部材がペン等を載置可能な物品載置部であるので、スタンドパネルとしての機能性を向上させることができ、使い勝手をより良好なものとすることができる。
本発明のスタンドパネル、及び什器システムによれば、隣接するスタンドパネルのパネル面同士を統一させて配置することでレイアウトの自由度を高めることができ、使用者の使い勝手を良好なものとすることができる。
本発明の実施形態によるスタンドパネルを斜め前方から見た斜視図である。 実施形態によるスタンドパネルを斜め後方から見た斜視図である。 実施形態によるスタンドパネルを後方から見た正面図である。 図3に示すA−A線矢視図であって、スタンドパネルの側面図である。 実施形態によるスタンドパネルを上方から見た平面図である。 パネル本体に取り付けられるベース体の取付け構造を示す側面図である。 ベース体の斜視図である。 図7に示すベース体の側面図である。 図7に示すベース体を上方から見た平面図である。 上辺フレームに係止フックを係止させた構成を示す要部拡大図であって、左右方向から見た側面図である。 図10に示す係止フックの斜視図である。 スタンドパネルの下部を斜め後方から見た斜視図であって、ボード収容部の構成を示す図である。 図12においてボード収容部をパネル本体から取り外した状態を示す分解斜視図である。 隣接するスタンドパネルを90度の角度で配置した什器システムを示す平面図である。 隣接するスタンドパネルを140度の開き角度で配置した他の什器システムを示す平面図である。
以下、本発明の実施形態によるスタンドパネル、及び什器システムについて、図面に基づいて説明する。
図1〜図5に示す本実施形態によるスタンドパネル1は、学校の教室、執務室等の室内空間において、間仕切り用のパーティションパネルや展示パネル等として使用されるものである。
スタンドパネル1は、床面F上に載置されたベース体2(2A、2B)と、ベース体2から上方に向かって立設された平板状のパネル本体3と、ボード体4の情報掲示面Pがパネル本体3の表裏面3a、3bのうち少なくとも一方のパネル表面3a、3bと平行になるように、ボード体4をパネル本体3に対して着脱可能に支持するボード支持部(後述する係止フック6、及びボード体4の被係止穴43)と、パネル本体3の裏面3b側に設けられ、ボード体4を収容可能なボード収容部5(オプション部材)と、を備えている。
ここで、本実施形態では、スタンドパネル1の上下方向を符号Dvとし、パネル本体3の表裏面3a、3bに向かった状態での左右方向を符号Dhとし、上方から見た平面視で左右方向Dhに直交する方向(パネル本体3の表裏面3a、3bに直交する方向)を前後方向Dfという。また、スタンドパネル1の前後方向Dfにおいて、ボード収容部5が設けられる面を裏面3bとして裏面3b側を後方、後側といい、その反対側の面を表面3aとして表面3a側を前方、前側という。
パネル本体3の左右端部寄りに一対で設けられるベース体2(2A、2B)は、それぞれパネル本体3の前後方向Dfに突出した支持脚21、22を有している。
ベース体2A、2Bは、パネル本体3の下端から下方に延びる脚柱20と、脚柱20から前後方向Dfの一方に延びる第一支持脚21(第一脚体)と、脚柱20から前後方向Dfの他方に延びる第二支持脚22(第二脚体)と、を有している。第一支持脚21と第二支持脚22とは、互いに上下方向Dvに異なる位置から前後方向Dfに向かって突出して設けられている。
本実施形態では、第二支持脚22の第二基端部22aが第一支持脚21の第一基端部21aよりも高い位置に設けられている。具体的に第一支持脚21は、第一基端部21aの第一高さ位置から前後方向Dfの一方に向けて突出し、第二支持脚22は、第一基端部21aの第一高さ位置よりも高い第二基端部22aの第二高さ位置から前後方向Dfの他方に向けて突出している。
脚柱20は、図6に示すように、後述するパネル本体3の下辺フレーム32Bの下面32bに固定ねじ204を締め付けることにより固定されている。脚柱20は、図6〜図9に示すように、上下方向Dvに延びる柱部201と、柱部201の上端から左右方向Dhの内側に向けて延びる固定片202と、を有し、略L字形に形成されている。柱部201の所定の高さ位置には、第一支持脚21と第二支持脚22の各基端部21a、22aが接続されている。固定片202は、厚さ方向に貫通する挿通孔203が形成されている。固定片202は、上面を下辺フレーム32Bの下面32bに当接させた状態で、挿通孔203に下方から固定ねじ204(図6参照)を貫通させて下辺フレーム32Bの下面32bに形成されている雌ねじ(図示省略)に螺合させることで固定されている。
第一支持脚21は、図7〜図9に示すように、脚柱20に接続される第一基端部21aから前後方向Dfの一方に向けて延びる水平部211と、水平部211の突出端から下方に向けて延びる垂直部212と、垂直部212の下端に支持されたキャスタ213と、を有している。第二支持脚22は、脚柱20に接続される第二基端部22aから前後方向Dfの一方に向けて延びる水平部221と、水平部221の突出端から下方に向けて延びる垂直部222と、垂直部222の下端に取り付けられたキャスタ223と、を有している。第一支持脚21の水平部211と第二支持脚22の水平部221は、それぞれ前後方向Dfに同じ長さで突出している。
なお、各支持脚21、22は、キャスタ213、223に代えてアジャスタであってもかまわない。
第一支持脚21の水平部211の上面211aは、第二支持脚22の水平部221の下面221bより下方に位置している。つまり、一方の第一支持脚21の水平部211は、別の第二支持脚22の水平部221の下方に交差させた状態で配置させることが可能である。
なお、各支持脚21、22の水平部211、221同士の高さは、第一支持脚21の水平部211が第二支持脚22の水平部221より下方であればとくに限定されることはなく、所定の高さに設定できる。
このような形状にベース体2を形成することにより、一方のスタンドパネル1と他方のスタンドパネル1を、それぞれベース体2、2同士を左右方向Dhにずらした位置に配置することで、スタンドパネル1、1同士をそれらの表裏で密着させて直列的にネスティングできる。また、隣り合うスタンドパネル1、1同士に角度をつけて配置する場合であっても、第一支持脚21と第二支持脚22とが干渉することないので、スタンドパネル1、1同士の間に隙間が形成されることなく、互いに近接した状態で配置することができる。
パネル本体3は、図1〜図3に示すように、表面3a及び裏面3bに掲示面を表示可能な正面視で略矩板状のパネル板31と、パネル板31の上下左右の四辺に設けられる枠フレーム32(32A、32B、32C、32D)と、パネル板31の四隅のそれぞれに設けられ、枠フレーム32の接続部同士を接続するコーナー部33と、を備えている。
パネル板31は、上下方向Dvに長い略長方形状をなし、表裏面3a、3bが例えば筆記可能なホワイトボードを採用できる。パネル板31は、外周縁を枠フレーム32のパネル板31側に形成される溝部321(図10参照)に挿入した状態で枠フレーム32に保持されている。
なお、パネル本体3の材質,構造,外形等は、図示のものに限られず任意に設定できる。例えば、パネル板31は、マグネットの磁力で着脱自在に保持可能な薄板状の金属性の部材を採用することも可能である。
枠フレーム32は、上辺フレーム32A、下辺フレーム32B、及び左右両側に設けられ側辺フレーム32C、32Dを有している。
各辺のフレーム32A、32B、32C、32Dは、パネル板31側を向く内向面に各辺フレーム32A、32B、32C、32Dの長手方向に沿う溝部321と、長手方向の両端面32cに形成された雌ねじ孔322(図6参照)と、を有している。また、上辺フレーム32A及び下辺フレーム32Bには、外向面におけるパネル板31の厚み方向の両端から突出する前後一対の起立壁323が形成されている。側辺フレーム32C、32Dには、前述の起立壁323が形成されていない。
溝部321には、パネル板31の外周縁31aが嵌合される。つまり、パネル板31の外周縁31aは、この外周縁31aの各辺に対応する枠フレーム32の溝部321によって全周にわたって保持された状態となる。
上辺フレーム32Aの一対の起立壁323には、それぞれ長手方向の任意の位置に係止フック6が着脱可能となっている。
また、下辺フレーム32Bにおいて下向きに突出する一対の起立壁323は、図6に示すように、一対の起立壁323同士の間に形成される下向きに開口する凹状部において固定されるベース体2A、2Bの脚柱20の固定片202を前後方向Dfから覆うように配置された化粧板の機能を有している。これにより固定片202の固定状態が外方から隠れて見えにくい状態となり、意匠性を良好にできる。
図6に示すように、溝部321をパネル板31に嵌合させた姿勢の隣接するフレーム32、32同士には、それぞれのフレーム32、32の両端面32cに形成された雌ねじ孔322に固定ねじ34を螺合することによってコーナー部33が固定されている。
コーナー部33は、図6に示すように、パネル板31の角部で互いに直交して接合される枠フレーム32、32同士の端面32c、32cのそれぞれに当接する一対の接合端面33a、33aを有している。コーナー部33の頂部側には、一対の接合端面33a、33aの裏側に達する凹部33bが形成されている。
接合端面33aには、枠フレーム32に固定される固定ねじ34が挿通される貫通孔33cが形成されている。コーナー部33は、凹部33bから固定ねじ34を貫通孔33cに挿通されるとともに、枠フレーム32の端面32cに形成されている雌ねじ孔322に螺合される。そして、パネル板31の四隅にコーナー部33が固定されることにより枠フレーム32及びパネル板31と一体的に固定される。
パネル本体3の上部には、図10及び図11に示すように、ボード体4を係止するための係止フック6(係止部)が着脱可能に設けられている。
係止フック6は、基板61と、基板61の裏面61bの下部に設けられ、上辺フレーム32Aの起立壁323に上方から差し込むことで係合する差込片62と、基板61の表面61aから突出した突起部63と、を有している。差込片62は、基板61に起立壁323の厚みと同等の間隔をあけて配置される押さえ板621と、押さえ板621の上端と基板61の裏面61bとを連結する連結片622と、からなる。突起部63には、突出端に突出方向に対して交差する方向に突出する落下防止部63aが形成されている。
突起部63に落下防止部63aを形成することにより、ボード体4の被係止穴43(後述する)を挿通させることで取り付けられるが、突起部63からボード体4がすべり落ちることが防止される。
基板61と押さえ板621との間に起立壁323を差し込み、連結片622を起立壁323の上端323aに当接させた状態で係止フック6が上辺フレーム32Aの所定位置に係止される。なお、係止フック6は、上辺フレーム32Aの長手方向(左右方向Dh)の任意の位置に配置できるので、ボード体4の被係止穴43(後述する)の位置に合わせて位置調整することが可能である。
パネル板31の表面3aには、図1に示すように、例えば磁石等によって装着可能でボード収容部5のオプション部材とは別のオプション部材7(71、72)が設けられている。このオプション部材7は、パネル板31の表面3aの下部に配置される粉受け71と、筆記具が載置可能な筆記置き72(物品載置部)と、を有している。
オプション部材7は、左右に位置する支持脚2A、2B同士の間に設けられるとともに、一対の支持脚2A、2Bの基端部21a、22a(水平部211、221)よりも上方に配設されている。
ボード体4は、図1及び図2に示すように、パネル本体3の表裏面側のパネル表面3a、3bに着脱可能に支持されている。
ボード体4は、平面視で略長方形状のボード本体41と、ボード本体41の四辺に設けられるボード枠部42と、を備えている。ボード体4は、長辺方向の寸法がパネル本体3の左右方向Dhの長さ寸法と同等、或いは僅かに小さい寸法に設定されている。
ボード本体41の各角部には、厚さ方向に貫通し係止フック6に係止される被係止穴43(被係止部)が設けられている。ボード体4を長手方向を横向き姿勢にした状態で、上側に位置する被係止穴43をパネル本体3の上部に設けられた係止フック6の突起部64に係止させることで、ボード体4をパネル本体3に支持される。
ボード収容部5は、図12及び図13に示すように、パネル本体3の下部に固定されている。ボード収容部5は、パネル本体3の下部に固定されるベースプレート51と、ベースプレート51の後端部51bから立設された保持枠52と、を備えている。ボード収容部5は、ベース体2の延在方向(前後方向Df)でベース体2よりも前後方向Dfで外側に突出しない寸法に設定されている。
ベースプレート51は、左右方向Dhに延在し、前端部51aが下方フレーム32Bの下面32eに固定ねじ53によって締結されている。ベースプレート51には、後端部51b、及び左右方向Dhの両側端部51c、51cから立設された側板54が設けられている。底板51には、一対のベース体2A、2Bの位置に前方に開口する切欠部51dが形成されている。切欠部51dには、ベース体2A、2Bがそれぞれ配置される。
保持枠52は、線状部材からなり、略コ字形状に形成された開口側の両端が底板51の後端部51bに接続されている。
底板51上には、図1〜図4に示すように、パネル本体3の裏面3bと保持枠52との間において、長手方向を横向きにした姿勢の複数枚のボード体4、4、…(図では3枚)を立てかけるように配列させてストック可能に設けられている。
次に、上述したスタンドパネル1(1A、1B)を複数(ここでは2台)、左右方向Dhの端部同士に所定角度をもって突き合わせて配置した什器システムについて、図面に基づいて説明する。
図14及び図15は、2台のスタンドパネル1A、1Bを使用したパネル配置の概略平面図である。
図14は、一対のスタンドパネル1A、1Bの一方の側端部1a、1a同士を突き合わせ、その突き合せたときの配置角度θを90度とした配置例(第一配置T1)を示している。つまり、一対のスタンドパネル1A、1Bは、上面視でL字状に直交(90度)した状態で配置されている。
図15は、一対のスタンドパネル1A、1B一方の側端部1a、1a同士を突き合わせて、配置角度θを略140度で開いた傾斜角度とした配置例(第二配置T2)を示している。
第一配置T1及び第二配置T2の場合のいずれも、隣接するスタンドパネル1A、1Bのうち一方(ここでは符号1Aのスタンドパネル)の隣接側の第一ベース体2A(第一脚体)の第二水平部221と、他方(ここでは符号1Bのスタンドパネル)の第二ベース体2B(第二脚体)の第一水平部211とが上下に交差した状態で配置されている。つまり、スタンドパネル1Aの第二水平部221の下方空間に、スタンドパネル1Bの第一水平部211が潜り込んだ状態で配置されるので、それぞれの支持脚21、22同士が干渉しない状態で配置できる。
次に、上述したスタンドパネル1、及び什器システムの作用について、図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態によるスタンドパネル1では、図14及び図15に示すように、隣接する一方のパネル本体3の第一ベース体2Aと他方のパネル本体3の第二ベース体2Bとが上下方向Dvに異なる位置に設けられているので、これら脚ベース体2A、2B同士を互いに干渉することなく上下方向Dvに交差させて配置することができる。
また、パネル本体3の一方の面(ここでは裏面3b)にオプション部材であるボード支持部5が配置されているので、隣接するスタンドパネル1を他方の面(表面3a)側に角度をつけて配置する場合にはボード支持部5、5同士が干渉することを回避することができる。これにより隣接するスタンドパネル1A、1B同士が隙間なく、パネル本体3の表面3a側に所定の角度で傾斜させた配置を実現することができる。
そのため、隣接するパネル本体3の前後面(表面3a及び裏面3b)を同じ側にして同じ面を並べて配置することができる。すなわち、隣接して配置されたスタンドパネル1の前後面を統一して配置することが可能となるので、レイアウト時の自由度を高めることができ、スタンドパネル1としての使い勝手を良好なものとすることができる。
また、本実施形態では、図7及び図8に示すように、ベース体2A、2Bは、前後方向Dfのいずれか一方に延びる第一支持脚21の第一基端部21aと、他方に延びる第二支持脚22の第二基端部22aと、が上下方向Dvに異なる位置に設けられているので、左右一対の第一ベース体2Aと第二ベース体2Bの構造を共通化することができるため、製造工数および製造コストの低減を図ることができる。
さらに、本実施形態では、ボード支持部5は、第一ベース体2A及び第二ベース体2Bよりも上方に配設され、すなわち第一ベース体2A及び第二ベース体2Bに対して上下方向Dvに異なる位置に配置されているので、互いに干渉することがなく、スタンドパネル1をレイアウトする際の自由度をより高めることができる。
また、本実施形態では、オプション部材7としてペン等を載置可能な筆記置き72を設けているので、スタンドパネル1としての機能性を向上させることができ、使い勝手をより良好なものとすることができる。
上述のように本実施形態によるスタンドパネル1、及び什器システムでは、隣接するスタンドパネル1のパネル面同士を統一させて配置することでレイアウトの自由度を高めることができ、使用者の使い勝手を良好なものとすることができる。
以上、本発明によるスタンドパネル、及び什器システムの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、パネル本体3のパネル板31としてホワイトボードを採用しているが、これに限定されることはなく、例えば黒板、ポリカーボネート複層シート、木製板等の部材を採用することができる。
什器システムとして、本実施形態では2つのスタンドパネル1A、1Bを配置した形態を示しているが、3つ以上のスタンドパネル1を配置する形態であっても勿論かまわない。
また、本実施形態では、什器システムの一例として図14に示す第一配置T1と図15に示す第二配置T2を例示しているが、これらのような配置角度θを90度や140度とすることに限定されることはなく、任意の配置角度θに設定することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 スタンドパネル
2、2A、2B ベース体(脚体)
3 パネル本体
3a 表面
3b 裏面
4 ボード体
5 ボード収容部(オプション部材)
6 係止フック(係止部)
7 オプション部材
20 脚注
21 第一支持脚
21a 第一基端部
22 第二支持脚
22a 第二基端部
31 パネル板
32 枠フレーム
32A 上辺フレーム
32B 下辺フレーム
33 コーナー部
43 被係止穴(被係止部)
52 保持枠
72 筆記置き(物品載置部、オプション部材)
Dh 左右方向
Df 前後方向
Dv 上下方向
F 床面
P 情報掲示面
T1 第一配置
T2 第二配置

Claims (5)

  1. 床面上に垂直に配置された平板状のパネル本体と、
    該パネル本体の左右端部からそれぞれ前記パネル本体の前後方向に突出した一対の脚体と、を備え、
    前記脚体は、前後方向のいずれか一方に延びる第一支持脚の第一基端部と、他方に延びる第二支持脚の第二基端部と、が上下方向に異なる位置に設けられ、
    一対の前記脚体のうち一方の第一脚体の前記第一支持脚と、他方の第二脚体の前記第二支持脚とは、前後方向で同じ側に突出して配置され、
    前記パネル本体の前後面のうちいずれか一方の面にはオプション部材が設けられていることを特徴とするスタンドパネル。
  2. 前記オプション部材は、左右方向で一対の前記脚体の間に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスタンドパネル。
  3. 前記オプション部材は、一対の前記脚体よりも上方に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスタンドパネル。
  4. 前記パネル本体は、筆記可能な情報掲示面を有し、
    前記オプション部材は、前記情報掲示面に筆記するための筆記具が載置可能な物品載置部であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のスタンドパネル。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスタンドパネルを複数配置した什器システムであって、
    隣接する前記スタンドパネル同士は、平面視において所定の角度をなすように傾斜して配置され、
    隣接する前記スタンドパネルのうち一方の前記第一脚体と他方の前記第二脚体とが上下に交差した状態で配置されていることを特徴とする什器システム。
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