JP2020068002A - 移送式シェルタ管理システム、移送情報提示方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態による移送式シェルタ管理システムを図1〜図11を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態における移送式シェルタ管理システムの概略図である。
図1に示す移送式シェルタ管理システム1は、拠点エリアSに保管された移送式のシェルタ3を、避難所に移送するための情報を提供するシステムである。移送式シェルタ管理システム1は、以下で説明するシェルタ3の保管、メンテナンス、移送、設営などのサービスを提供する企業αのシステムである。移送式シェルタ管理システム1は、管理サーバ10と、拠点エリア端末20A,20B,20Cと、各拠点エリアの倉庫30A,30B,30Cにて保管される複数のシェルタ3と、シェルタ3を移送するためのトラックなどの移送手段を含んで構成される。管理サーバ10と、拠点エリア端末20A〜20Cとはネットワークを介して通信可能に接続されている。管理サーバ10は、サーバ端末装置などのコンピュータである。管理サーバ10は、例えばデータセンタや企業αの事務所などに設置されている。拠点エリア端末20A,20B,20Cは、PC(personal computer)等であって、例えば、拠点エリアS1,S2,S3にそれぞれ設置される。まず、拠点エリアSと災害予想エリアE1〜E4と避難エリアEについて説明する。なお、拠点エリアS1〜S3について区別が必要ない場合は、拠点エリアSと記載する。また、拠点エリア端末20A〜20Cについて区別が必要ない場合は、拠点エリア端末20と記載する。
図3は、本発明の一実施形態における災害予想エリアと避難エリアの関係を示す図である。
図2に原子力発電所の分布を丸点で示す。災害予想エリアE1〜E4は、近くの原子力発電所で災害が発生したときに災害が及ぶ範囲として想定されるエリアの一例である。災害が発生すると、災害予想エリアE1〜E4の付近に、原子力発電所の近くで居住する住民が一時的に避難する場所として、安全を確保できるエリア(避難エリアE)が設けられる。図3に災害予測エリアE1と避難エリアEの関係の一例を示す。図3(a)に示すように避難エリアEは、災害予測エリアE1の範囲外に設けられる。あるいは、災害の状況によっては、避難エリアEは、図3(b)に示すように災害予測エリアE1と重複する範囲に設けられてもよい。なお、災害予測エリアE1〜E4は、予め災害シミュレーション等で設定された範囲であるのに対し、避難エリアEは実際に災害が生じたときに選定される場所である。例えば、災害予想エリアE1〜E4のそれぞれに対して、シェルタ3を設営する候補となる避難所が複数用意されていて、災害時の状況に応じてどの避難所を避難エリアEとして用いるかが決定されてもよい。避難エリアEが収容する人数は、最大で100万人程度と見積られる場合がある。従来は、避難所ごとに収納式のシェルタ等を保管し、災害発生時に収納されているシェルタを運び出して設置する等の運用を行う。これに対し、本実施形態では、拠点エリアS1〜S3に倉庫、コンテナ等を設置し、その倉庫に移送式のシェルタ3を保管する。そして、何れかの原子力発電所で災害が生じると、その近くの避難エリアEに必要な数のシェルタ3を移送し設置する。
移送式のシェルタ3は、避難エリアEに移送されると避難エリアE内の所定の避難場所の建物4の中に設置される。建物4は、例えば、体育館、公民館、医療施設などである。シェルタ3の本体は、軽量で高強力なポリエステル素材を使用して製造されていて、折りたたんで収納することができる。シェルタ3は、拠点エリアSでは折りたたんだ状態で収納されている。シェルタ3の本体を展開して設置すると、図示するように避難した人が居住する空間ができる。1つのシェルタ3の本体には、例えば100人程度の人を収容することができる。シェルタ3は、本体の他に図示しない空気浄化ユニットを備える。空気浄化ユニットは、送風機、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ、放射性ヨウ素除去フィルタ等で構成され、移送式シェルタ3内部の空間には、空気浄化ユニットで浄化された空気が送り込まれる。図1の倉庫30A〜30Cには、折りたたまれたシェルタ3の本体の他に、空気浄化ユニットが保管されている。
図5に例示するデータテーブルT1は、管理サーバ10の移送情報記憶部15に記憶されている。データテーブルT1の「No」フィールドには、シェルタ3の識別情報が格納されている。「拠点エリア」フィールドには、シェルタ3の保管場所の識別情報が格納される。
「優先度1」の「エリア」フィールドには、優先度1の移送先の避難エリアEの識別情報が格納される。なお、図5の例では、「エリア」フィールドに、避難エリアEが設けられると想定される場所の代表として避難エリアEに対応する(避難エリアEが設営される場所に最も近い)災害予想エリアの識別情報「E1」〜「E4」が避難エリアEの識別情報として設定されている。この他にも、「エリア」フィールドには、予め避難エリアEの候補地として用意された具体的な場所、建物ごとの識別情報が格納されていてもよい。「優先度1」の「ルート1」フィールドには、拠点エリアSから優先度1の移送先(避難エリアE、本例では代表して災害予想エリアE1)へシェルタ3を移送するときの最も優先度の高いルート情報(経路情報)が格納される。「優先度1」の「ルート2」フィールドには、拠点エリアSから優先度1の移送先へシェルタ3を移送するときの次に優先度の高いルート情報が格納される。
「優先度2」の「エリア」フィールドには、優先度2の移送先の避難エリアEの識別情報が格納される。「優先度2」の「ルート1」フィールドには、拠点エリアSから優先度2の移送先(避難エリアE)へシェルタ3を移送するときの最も優先度の高いルート情報が格納される。「優先度2」の「ルート2」フィールドには、拠点エリアSから優先度2の移送先へシェルタ3を移送するときの次に優先度の高いルート情報が格納される。
「収容人数」フィールドには、「No」フィールドに格納された識別情報を有するシェルタ3の収容人数が格納されている。
「現在位置」フィールドには、「No」フィールドに格納された識別情報を有するシェルタ3の現在の位置情報が格納されている。図5の例では、シェルタ3が保管された拠点エリアSの識別情報が格納されている。
交通情報取得部12は、外部のサーバ等から道路の渋滞情報を取得する。
移送先決定部13は、避難エリアEに移送するシェルタ3を保管する拠点エリアSと、拠点エリアSから避難エリアEへの移送ルートを決定する。移送するシェルタ3の識別情報と、拠点エリアSから移送先の避難エリアEへの移送ルートを含む情報を、移送情報と呼ぶ。
移送先提示部14は、移送先決定部13が決定した移送情報を出力する。
移送情報記憶部15は、移送情報の決定および提示に必要な情報を記憶する。移送情報記憶部15は、例えば、図5で例示したデータテーブルT1を記憶する。
通信部16は、拠点エリア端末20A〜20C等の他装置とのデータ通信を行う。例えば、通信部16は、拠点エリア端末20Aから避難エリアE等の情報を受信し、避難エリアEへ移送するシェルタ3に関する移送情報を拠点エリア端末20Aへ送信する。
図6、図7、図8、図9はそれぞれ、本発明の一実施形態における移送情報提示処理の一例を示す第1、第2、第3、第4のフローチャートである。図10は、本発明の一実施形態における移送式シェルタ管理システムの一例を示す図である。
図10に図6〜図9に示す処理の前提となる構成の一例を示す。図10に示すように管理サーバ10は県ごとに設けられている。例えば、A県の管理サーバ10Aは、A県内の拠点エリアSA1、SA2等に保管されたシェルタ3の情報を管理している。B県の管理サーバ10Bは、B県内の拠点エリアSB1、SB2等に保管されたシェルタ3の情報を管理している。図10に示す管理サーバ10A、拠点エリア端末20A1〜20A2、管理サーバ10B、拠点エリア端末20B1〜20B2の構成や機能については、図1を用いて説明したものと同様である。例えば、管理サーバ10Aの移送情報記憶部15Aには、拠点エリアSA1等について、図5に例示するデータテーブルT1と同様のデータが格納されている。また移送情報記憶部15Aには、拠点エリアSA1等からA県内に存在する避難エリアEまでのルートの情報に関連付けて、そのルートを使用した場合の移送に要する時間、利用可能な車両台数、シェルタ3以外の物資の保管数量、拠点エリアSA間のルートやそのルートを使用した場合の所要時間、各ルートの道路容量(例えば、単位時間あたりに通行できる車両数)の情報などが格納されている。
単一の拠点エリアだけで条件を満たす拠点エリアSAが存在する場合(ステップS13;Yes)、交通情報取得部12Aは、条件を満たす各拠点エリアSAから避難エリアEへルートについてのルートを抽出し、各ルートについての交通情報を取得する(ステップS14)。例えば、拠点エリアSA1から避難エリアEへ物資を移送する場合、交通情報取得部12は、データテーブルT1を参照して優先度1および優先度2のルートを抽出し、それぞれのルートについての交通情報を取得する。
ここで、交通情報を取得するのは、拠点エリアSAから避難エリアEへ物資を移送するために必要な凡その時間は予め推定されるものの、災害の発生時には、交通状況が大きく変動する可能性があり、移送前に移送可能性の評価を行うためである。なお、移送可能性とは、実際に目的地まで到達できるかどうかや、所定の時間内に移送可能かどうかのことである。移送可能性は、道路健全性の他、渋滞の発生状況、利用可能な車両台数などに依存する。
拠点エリアSAでは、ユーザが、出力された情報を見て、移送すべきシェルタ3を倉庫30Aからトラックなどの移送手段に積載して、避難エリアEへ移送する。
移送先決定部13Aは、ステップS12で抽出した拠点エリアSの候補の中から、避難エリアEまでの距離が所定範囲以内の複数の拠点エリアSAを組み合わせることによって条件を満たすことができる、拠点エリアSAの組み合わせがあるかどうかを判定する(ステップS21)。条件を満たすことができる拠点エリアSの組み合わせとは、組み合わせに含まれる各拠点エリアSAが保管する物資の合計が必要数量を満たすことができる組み合わせのことである。移送先決定部13Aは、例えば、避難エリアEを優先度1とする拠点エリアSAを優先して選択し、規模を満たさない場合には優先度2の拠点エリアSAを選択して優先度1の拠点エリアSAと組み合わせてもよいし、優先度に関係なく組合せを作成してもよい。そのような組み合わせが無い場合(ステップS21;No)、次に図8で説明する処理に進む。
組み合わせの一部に移送可能な拠点エリアSAが含まれる場合(ステップS24;Yes)、交通情報取得部12Aは、移送可能な拠点エリアSAから避難エリアEへのルートを抽出し、各ルートの交通情報を取得する(ステップS25)。また、移送先決定部13Aは、拠点エリアSAから避難エリアEへの移送が可能かどうかを判定する(ステップS26)。例えば、移送先決定部13Aは、移送可能な一部の拠点エリアSAから避難エリアEで必要とされる数量のシェルタ3の移送が可能かどうかを判定する。また、交通情報に基づいて、それらの拠点エリアSAから避難エリアEへ移送可能なルートがあるかどうかを判定する。移送可能な場合(ステップS26;Yes)、図9で説明する処理に進む。移送可能ではない場合(ステップS26;No)、図8で説明する処理に進む。
移送先決定部13Aは、避難エリアEからの距離が所定の範囲よりも遠い拠点エリアSAを対象に含めて、図6のステップS12以降の処理を行う。また、所定の範囲よりも遠い拠点エリアSAが存在しない場合や、所定の範囲よりも遠い拠点エリアSAを含めても同じ結果となった場合は、移送先決定部13Aは、他の都道府県、例えばB県の管理サーバBへ、通信部16Aを介して、移送先となる避難エリアEや必要なシェルタ3の数量等を送信し、シェルタ3の移送を要請する(ステップS31)。要請を受けた管理サーバ10Bは、図6のステップS11以降の処理を行う。
ユーザは、避難エリアEへのルートの道路容量が条件を充足するかどうかを判定する(ステップS41)。道路容量が条件を充足する場合、各拠点エリアSAから、シェルタ3等の一斉移送を開始する(ステップS42)。条件を充足しない場合、各拠点エリアSAから、移送量を制限した物資の移送を開始する(ステップS43)。なお、ステップS43の判定は、図6のステップS16で説明したように管理サーバ10A側で移送先決定部13Aが行い、その結果を拠点エリア端末20Aへ送信してもよい。
自治体などがシェルタ3を避難所にて保管する場合、避難所の建物に災害等の影響が及んだ場合には、シェルタ3を用いることができない可能性もあるが、本実施形態の移送式シェルタ管理システム1によれば、シェルタ3は、災害が及ばない拠点エリアSに保管されるので、そのようなおそれが無い。また、災害予想エリアE1等付近の当初想定していた避難エリアEが使用できない場合には、同じ災害予想エリアE1等に対応する他の避難エリアEにシェルタ3を移送することができるので、避難エリアEの変更に柔軟に対応することができる。また、災害時には、交通インフラが混雑したり、災害の影響による道路の破損等によって通行できなったりする可能性がある。移送式シェルタ管理システム1によれば、通行可能なルートを提示するので、確実に避難エリアEまでシェルタ3等を移送することができる。また、移送可能なルートが存在する拠点エリアSを選択してシェルタ3を避難エリアEまで移送することができる。また、複数の拠点エリアSからシェルタ3を避難エリアEまで移送することができるため、ある拠点エリアSから避難エリアEまでの移送ルートが絶たれたときでも、避難所にシェルタ3が届かない状況を回避することができる。また、避難エリアEへの移送ルートが確保されている拠点エリアSに対して、他の拠点エリアSからシェルタ3を補充することで、必要な数量のシェルタ3を避難エリアEまで移送することができる。
コンピュータ900は、CPU901、主記憶装置902、補助記憶装置903、入出力インタフェース904、通信インタフェース905を備える。
上述の管理サーバ10および拠点エリア端末20A〜20Cの各々は、コンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。CPU901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU901は、プログラムに従って、記憶領域を主記憶装置902に確保する。また、CPU901は、プログラムに従って、処理中のデータを記憶する記憶領域を補助記憶装置903に確保する。なお、移送情報記憶部15は、補助記憶装置903に記憶されている。
なお、管理サーバ10および拠点エリア端末20A〜20Cの各々は、複数のコンピュータ900によって構成されていても良い。
また、移送情報記憶部15は、コンピュータ900とは別体の外部記憶装置に記憶されていても良い。
10・・・管理サーバ
11・・・受付部
12・・・交通情報取得部
13・・・移送先決定部
14・・・移送先提示部
15・・・移送情報記憶部
16・・・通信部
3・・・シェルタ
20A〜20C・・・拠点エリア端末
30A〜30C・・・倉庫
S1〜S3・・・拠点エリア
E1〜E4・・・災害予想エリア
E・・・避難エリア
Claims (10)
- 拠点エリアに保管されるとともに1以上の避難エリアに移送されて使用される移送式シェルタの管理システムであって、
複数の前記移送式シェルタそれぞれの識別情報と、所定の1以上の災害予想エリア用の前記移送式シェルタを保管する前記拠点エリアと、前記移送式シェルタの各々が使用される前記災害予想エリアの何れかに対応する前記避難エリアと、前記拠点エリアから前記避難エリアへの移送ルートと、を対応付けて記憶する移送情報記憶部と、
前記移送式シェルタの移送先を示す前記避難エリアと、前記移送式シェルタの必要数量と、を受け付ける受付部と、
前記避難エリアに移送する前記移送式シェルタの識別情報と、前記移送式シェルタが保管された前記拠点エリアの各々から前記避難エリアへの移送ルートと、を提示する移送先提示部と、
を備える移送式シェルタ管理システム。 - 前記避難エリアで必要とされる前記移送式シェルタが足りない場合、前記避難エリアへの移送が決まった前記拠点エリアに保管された他の前記災害予想エリア用の移送式シェルタを前記避難エリアへ移送すると決定する移送先決定部、
をさらに備える請求項1に記載の移送式シェルタ管理システム。 - 前記移送先提示部は、他の前記災害予想エリア用の前記移送式シェルタについては前記移送ルートを変更して提示する、
請求項2に記載の移送式シェルタ管理システム。 - 前記避難エリアで必要とされる前記移送式シェルタが足りない場合、前記避難エリアへの移送が決まった前記拠点エリアとは異なる他の前記拠点エリアから前記移送式シェルタを前記避難エリアへ移送すると決定する移送先決定部、
をさらに備える請求項1に記載の移送式シェルタ管理システム。 - 前記移送先決定部は、前記避難エリアで必要とされる前記移送式シェルタが足りない場合、前記拠点エリアと前記避難エリアまでの交通状況に応じて、前記避難エリアへ移送する前記移送式シェルタを保管する前記拠点エリアを決定する、
請求項2から請求項4の何れか1項に記載の移送式シェルタ管理システム。 - 前記避難エリアで必要とされる前記移送式シェルタが足りない場合、前記避難エリアへの移送が決まった第1の前記拠点エリアに対し、第2の前記拠点エリアから不足分の前記移送式シェルタを供給することを決定する移送先決定部、
をさらに備え、
前記移送先提示部は、第2の前記拠点エリアから第1の前記拠点エリアへ供給する前記移送式シェルタの識別情報と、第2の前記拠点エリアから第1の前記拠点エリアへの移送ルートと、を提示する、
請求項1に記載の移送式シェルタ管理システム。 - 前記避難エリアで必要とされる必要数量の前記移送式シェルタを1つの前記拠点エリアが保管していない場合、前記必要数量を満たすことができる複数の前記拠点エリアの組み合わせを決定する移送先決定部、
をさらに備える請求項1に記載の移送式シェルタ管理システム。 - 前記拠点エリアに保管される複数の前記移送式シェルタと、
前記移送先提示部が提示した移送ルートに係る前記拠点エリアから前記避難エリアへ前記移送式シェルタを移送する移送手段と、
をさらに備える請求項1から請求項7の何れか1項に記載の移送式シェルタ管理システム。 - 拠点エリアに保管される移送式シェルタを避難エリアに移送するための情報を提示する移送式シェルタの移送情報提示方法であって、
前記移送式シェルタの移送先を示す前記避難エリアと、前記移送式シェルタの必要数量と、を受け付けるステップと、
複数の前記移送式シェルタそれぞれの識別情報と、所定の1以上の災害予想エリア用の前記移送式シェルタを保管する前記拠点エリアと、前記移送式シェルタの各々が使用される前記災害予想エリアの何れかに対応する前記避難エリアと、前記拠点エリアから前記避難エリアへの移送ルートと、を対応付けて記憶する移送情報記憶部を参照して、前記避難エリアに移送する前記移送式シェルタの識別情報と、前記移送式シェルタが保管された前記拠点エリアの各々から前記避難エリアへの移送ルートと、を提示するステップと、
を有する移送情報提示方法。 - 拠点エリアに保管される移送式シェルタを避難エリアに移送するための情報を提示するプログラムであって、
コンピュータを、
前記移送式シェルタの移送先を示す前記避難エリアと、前記移送式シェルタの必要数量と、を受け付ける手段、
複数の前記移送式シェルタそれぞれの識別情報と、所定の1以上の災害予想エリア用の前記移送式シェルタを保管する拠点エリアと、前記移送式シェルタの各々が使用される前記災害予想エリアの何れかに対応する前記避難エリアと、前記拠点エリアから前記避難エリアへの移送ルートと、を対応付けて記憶する移送情報記憶部を参照して、前記避難エリアに移送する前記移送式シェルタの識別情報と、前記移送式シェルタが保管された前記拠点エリアの各々から前記避難エリアへの移送ルートと、を提示する手段、
として機能させるためのプログラム。
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