JP2020067649A - 光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 カラーフィルタ間に配置された勾配屈折率を有する複数の低屈折率材料層を含む光学素子を提供する。【解決手段】 エッジ部を有する基板、前記基板の上に形成され、側壁を有する第1のカラーフィルタ、前記基板の上に形成され、側壁を有し、前記第1のカラーフィルタよりも前記基板の前記エッジ部に近い第2のカラーフィルタ、前記第1のカラーフィルタの前記側壁に配置された第1のスペーサ、および前記第2のカラーフィルタの前記側壁に配置された第2のスペーサを含み、前記第2のスペーサの屈折率と前記第2のカラーフィルタの屈折率との間の差は、前記第1のスペーサの屈折率と前記第1のカラーフィルタの屈折率との間の差よりも大きい光学素子。【選択図】 図1

Description

本発明は、光学素子に関するものであり、特に、カラーフィルタ間に配置された勾配屈折率を有する複数の低屈折率材料層を含む光学素子に関するものである。
複合金属グリッド(composite metal grid; CMG)型構造を有する光学素子では、カラーフィルタの上にマイクロレンズが必要とされる。導波路カラーフィルタ(wave guide color filter; WGCF)型構造を有する光学素子では、マイクロレンズの代わりにカラーフィルタを囲む低屈折率材料層を用いて導波路構造を形成する。
しかしながら、導波路カラーフィルタ(WGCF)型構造を有する光学素子では、金属グリッドによる斜め光の吸収のために、特に青色(B)カラーフィルタでは、現在の画素の量子効率(QE)が低下する。
従って、QEを向上させ、カラーフィルタ間のクロストークを低く抑えることができる導波路カラーフィルタ(WGCF)型構造の光学素子の開発が望まれている。
カラーフィルタ間に配置された勾配屈折率を有する複数の低屈折率材料層を含む光学素子を提供する。
本発明の一実施形態による、光学素子が提供される。光学素子は、エッジ部を有する基板、基板の上に形成され、側壁を有する第1のカラーフィルタ、基板の上に形成され、側壁を有し、第1のカラーフィルタよりも基板のエッジ部に近い第2のカラーフィルタ、第1のカラーフィルタの側壁に配置された第1のスペーサ、および第2のカラーフィルタの側壁に配置された第2のスペーサを含み、第2のスペーサの屈折率と第2のカラーフィルタの屈折率との間の差は、第1のスペーサの屈折率と第1のカラーフィルタの屈折率との間の差よりも大きい。
いくつかの実施形態では、第1のカラーフィルタおよび第2のカラーフィルタは、赤色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、または青色カラーフィルタを含み、第1のカラーフィルタの屈折率は、第2のカラーフィルタの屈折率と同じであり、第2のスペーサの屈折率は、第1のスペーサの屈折率よりも小さい。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサの厚さまたは第2のスペーサの厚さは、約100nmから約200nmの範囲にあり、第1のスペーサの屈折率および第2のスペーサの屈折率は、約1.2から約1.5の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサの屈折率および第2のスペーサの屈折率は、第1のカラーフィルタの屈折率よりも小さい。
いくつかの実施形態では、光学素子は、第1のカラーフィルタに隣接し、側壁を有する第3のカラーフィルタ、および第2のカラーフィルタにし、側壁を有する第4のカラーフィルタを更に含み、第3のカラーフィルタおよび第4のカラーフィルタは、赤色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、または青色カラーフィルタを含む。
いくつかの実施形態では、光学素子は、第1のスペーサに隣接する第3のカラーフィルタの側壁に配置された第3のスペーサ、および第2のスペーサに隣接する第4のカラーフィルタの側壁に配置された第4のスペーサを更に含み、第1のカラーフィルタの屈折率は第2のカラーフィルタの屈折率と同じであり、第3のカラーフィルタの屈折率は第4のカラーフィルタの屈折率と同じであり、第2のスペーサの屈折率は第1のスペーサの屈折率よりも小さく、第4のスペーサの屈折率は第3のスペーサの屈折率よりも小さい。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサの厚さと第3のスペーサの厚さを加えた全体厚さは、又は、前記第2のスペーサの厚さと前記第4のスペーサの厚さを加えた全体厚さは、約120nmから約240nmの範囲にあり、第1のスペーサの屈折率、第2のスペーサの屈折率、第3のスペーサの屈折率、および第4のスペーサの屈折率は、約1.2〜約1.6の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサの屈折率、第2のスペーサの屈折率、第3のスペーサの屈折率、および第4のスペーサの屈折率は、第1のカラーフィルタの屈折率、第2のカラーフィルタの屈折率、第3のカラーフィルタの屈折率、および第4のカラーフィルタの屈折率よりも小さい。
いくつかの実施形態では、第4のスペーサの屈折率と第4のカラーフィルタの屈折率との間の差は、第3のスペーサの屈折率と第3のカラーフィルタの屈折率との間の差よりも大きい。
いくつかの実施形態では、光学素子は、第1のカラーフィルタと第2のカラーフィルタとの間に位置し、側壁を有する第3のカラーフィルタ、および赤色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、または青色カラーフィルタを含む第3のカラーフィルタの側壁に配置された第3のスペーサを更に含み、第2のカラーフィルタの屈折率は第3のカラーフィルタの屈折率よりも大きく、第3のカラーフィルタの屈折率は第1のカラーフィルタの屈折率よりも大きく、第1のスペーサの屈折率、第2のスペーサの屈折率、および第3のスペーサの屈折率は同じである。
いくつかの実施形態では、第1のカラーフィルタ、第2のカラーフィルタ、および第3のカラーフィルタは、低屈折率材料、高屈折率材料、またはそれらの組み合わせを含む。
いくつかの実施形態では、第1のカラーフィルタ、第2のカラーフィルタ、および第3のカラーフィルタの高屈折率材料の体積比は、約0〜約1の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第1のカラーフィルタの屈折率、第2のカラーフィルタの屈折率、および第3のカラーフィルタの屈折率は、約1.55〜約1.95の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第1のカラーフィルタの屈折率、第2のカラーフィルタの屈折率、および第3のカラーフィルタの屈折率は、第1のスペーサの屈折率、第2のスペーサの屈折率、および第3のスペーサの屈折率よりも大きい。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサの厚さ、第2のスペーサの厚さ、または第3のスペーサの厚さは、約100nm〜約200nmの範囲にあり、前記第1のスペーサ、前記第2のスペーサの屈折率、および前記第3のスペーサの屈折率は、約1.2〜約1.5の範囲にある。
本発明では、カラーフィルタ間に配置されたスペーサの屈折率を調整することにより、スペーサの屈折率の変化が、中央領域に位置するスペーサの屈折率から基板の周辺領域に位置するスペーサの屈折率まで徐々に減少するプロファイルとなる。従って、スペーサの屈折率と、基板の周辺領域に位置するカラーフィルタ(R、G、およびB)の屈折率との間の差は、マイクロレンズをその上に配置させることなく、導波路構造の高開口数(NA)を提供するのに十分な大きさであり、基板の周辺領域に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する(即ち、大角度入射光の光効率応答を改善する)。
同様に、適切な量の高屈折率材料をカラーフィルタに添加して調整することにより、カラーフィルタの屈折率の変化が、中央領域に位置するカラーフィルタの屈折率から基板の周辺領域に位置するカラーフィルタの屈折率まで徐々に増加するプロファイルとなる。従って、赤色(R)カラーフィルタ、緑色(G)カラーフィルタ、または青色(B)カラーフィルタ22の屈折率と、基板の周辺領域に位置するスペーサの屈折率との間の差は、導波路構造の高開口数(NA)を提供するのに十分な大きさであり、基板の周辺領域に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する。
本発明は、量子効果(QE)を効果的に改善できる。
図1は、本発明の一実施形態による光学素子の断面図である。 図2は、本発明の一実施形態による光学素子の低屈折率材料層の屈折率の変化のプロファイル(alteration profile)を示している。 図3は、本発明の一実施形態による光学素子の断面図である。 図4は、本発明の一実施形態による光学素子の低屈折率材料層の屈折率の変化のプロファイルを示している。 図5は、本発明の一実施形態による光学素子の断面図である。 図6は、本発明の一実施形態による光学素子のカラーフィルタの屈折率の変化のプロファイルを示している。 図7は、本発明の一実施形態による光学素子のカラーフィルタの屈折率および組成物の変化のプロファイルを示している。 図8は、本発明の一実施形態による光学素子のQEスペクトルを示している。
以下の説明は、本発明の一般原理を例示する目的のものであり、本発明を限定するものではない。
図1に示すように、本発明の一実施形態による光学素子10が提供される。図1は、光学素子10の断面図を示している。
光学素子10は、エッジ部12eを有する基板12、複数のカラーフィルタ14、および複数のスペーサ16を有する。基板12は、中央領域12’および周辺領域12”を有する。複数のカラーフィルタ14は、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22を含み、基板12の上に形成される。周辺領域12”に位置するカラーフィルタ14は、中央領域12’に位置するカラーフィルタ14よりも基板12のエッジ部12eに近い。複数のスペーサ16は、カラーフィルタ14の間に形成される。スペーサ16は、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22の側壁(18’、20’、および22’)に形成される。具体的には、スペーサ16の屈折率は、中央領域12’に位置するスペーサ16の屈折率から基板12の周辺領域12”に位置するスペーサ16の屈折率まで徐々に減少する。
いくつかの実施形態では、カラーフィルタ14の高さ「H」は約1μmより大きい。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の厚さ「T」は、約100nmから約200nmの範囲にある。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の屈折率は、約1.2から約1.5の範囲にある。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の屈折率は、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22の屈折率よりも小さい。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の屈折率と、スペーサ16に隣接する赤色カラーフィルタ18の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.2〜約0.3の範囲にある。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の屈折率と、スペーサ16に隣接する緑色カラーフィルタ20の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.15〜約0.25である。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の屈折率と、スペーサ16に隣接する青色カラーフィルタ22の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.1〜約0.2である。
図2は、基板12の周辺領域12”から中央領域12’にかけてスペーサ16(即ち、低屈折率材料層)の屈折率の変化のプロファイルを示している。
図2では、赤色カラーフィルタ18の屈折率は約1.85である(曲線R参照)。緑色カラーフィルタ20の屈折率は約1.7である(曲線G参照)。青色カラーフィルタ22の屈折率は約1.65である(曲線B参照)。スペーサ16の屈折率は、基板12の中央領域12’に位置するスペーサ16の屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置するスペーサ16の屈折率(入射光の角度はこの領域では約30度である)に徐々に減少し、スペーサ16の屈折率は約1.6〜約1.2の範囲にある(曲線LN参照)。
スペーサ16の屈折率(曲線LN)と、スペーサ16に隣接する赤色カラーフィルタ18の屈折率(曲線R)との間の差「d1」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。差「d1」は、少なくとも約0.2〜約0.3の範囲にある。
スペーサ16の屈折率(曲線LN)と、スペーサ16に隣接する緑色カラーフィルタ20の屈折率(曲線G)との間の差「d2」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。差「d2」は、少なくとも約0.15〜約0.25の範囲にある。
スペーサ16の屈折率(曲線LN)と、スペーサ16に隣接する青色カラーフィルタ18の屈折率(曲線B)との間の差「d3」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。差「d3」は、少なくとも約0.1〜約0.2の範囲にある。
スペーサ16の屈折率と、基板12の周辺領域12”に位置するカラーフィルタ14の屈折率との間の差(d1、d2、およびd3)は、この導波路構造の高開口数(NA)を提供するのに十分な大きさであり、基板12の周辺領域12”に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する。
図3に示すように、本発明の他の実施形態による光学素子10が提供される。図3は、光学素子10の断面図を示している。
光学素子10は、エッジ部12eを有する基板12、複数のカラーフィルタ14、複数の第1のスペーサ16a、複数の第2のスペーサ16b、および複数の第3のスペーサ16cを有する。基板12は、中央領域12’および周辺領域12”を有する。複数のカラーフィルタ14は、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22を含み、基板12の上に形成される。周辺領域12”に位置するカラーフィルタ14は、中央領域12’に位置するカラーフィルタ14よりも基板12のエッジ部12eに近い。第1のスペーサ16aは、カラーフィルタ14の間、且つ赤色カラーフィルタ18の側壁18’に形成される。第1のスペーサ16aの屈折率は、中央領域12’に位置するスペーサ16aの屈折率から基板12の周辺領域12”に位置するスペーサ16aの屈折率まで徐々に減少する。
第2のスペーサ16bは、カラーフィルタ14の間、且つ緑色カラーフィルタ20の側壁20’に形成される。具体的には、第2のスペーサ16bの屈折率は、中央領域12’に位置する第2のスペーサ16bの屈折率から基板12の周辺領域12”に位置する第2のスペーサ16bの屈折率まで徐々に減少する。
第3のスペーサ16cは、カラーフィルタ14の間、且つ青色カラーフィルタ22の側壁22’に形成される。具体的には、第2のスペーサ16cの屈折率は、中央領域12’に位置する第3のスペーサ16cの屈折率から基板12の周辺領域12”に位置する第3のスペーサ16cの屈折率まで徐々に減少する。
いくつかの実施形態では、隣接するカラーフィルタ14の間に形成された第1のスペーサ16a、第2のスペーサ16b、および第3のスペーサ16cの任意の2つの総厚(互いに隣り合うスペーサの合計の厚さ)「Tt」は、約120nmから約240nmの範囲にある。例えば、互いに隣接する赤色カラーフィルタ18と緑色カラーフィルタ20との間に形成された第1のスペーサ16aと第2のスペーサ16bの総厚(第1のスペーサの厚さ16аと第2のスペーサ16bとの厚さを加えた全体厚さ)は、約120nm〜約240nmの範囲にあり、互いに隣接する赤色カラーフィルタ18と青色カラーフィルタ22との間に形成された第1のスペーサ16aと第3のスペーサ16cの総厚(第1のスペーサの厚さ16аと第3のスペーサ16cとの厚さを加えた全体厚さ)は、約120nm〜約240nmの範囲にあり、互いに隣接する緑色カラーフィルタ20と青色カラーフィルタ22との間に形成された第2のスペーサ16bと第3のスペーサ16cの総厚(第2のスペーサの厚さ16аと第3のスペーサ16bとの厚さを加えた全体厚さ)は、約120nm〜約240nmの範囲にある。総厚は、互いに隣合うスペーサの厚さを加えた全体厚さを示している。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサ16aの屈折率は、約1.5〜約1.6の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第2のスペーサ16bの屈折率は、約1.3〜約1.5の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第3のスペーサ16cの屈折率は、約1.2〜約1.4の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサ16a、第2のスペーサ16b、および第3のスペーサ16cの屈折率は、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22の屈折率よりも小さい。
いくつかの実施形態では、第1のスペーサ16aの屈折率と、第1のスペーサ16aに隣接する赤色カラーフィルタ18の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.2〜約0.3の範囲にある。
いくつかの実施形態では、第2のスペーサ16bの屈折率と、第2のスペーサ16bに隣接する緑色カラーフィルタ20の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.15〜約0.25である。
いくつかの実施形態では、第3のスペーサ16cの屈折率と、第3のスペーサ16cに隣接する青色カラーフィルタ22の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.1〜約0.2である。
図4は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけた第1のスペーサ16a、第2のスペーサ16b、および第3のスペーサ16c(即ち、低屈折率材料層)の屈折率の変化のプロファイルを示している。
図4では、赤色カラーフィルタ18の屈折率は約1.85である(曲線R参照)。緑色カラーフィルタ20の屈折率は約1.7である(曲線G参照)。青色カラーフィルタ22の屈折率は約1.65である(曲線B参照)。第1のスペーサ16aの屈折率は、基板12の中央領域12’に位置する第1のスペーサ16aの屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置する第1のスペーサ16aの屈折率(入射光の角度はこの領域では約35度である)にかけて徐々に減少し、第1のスペーサ16aの屈折率は約1.6〜約1.5の範囲にある(曲線LNR参照)。
第2のスペーサ16bの屈折率は、基板12の中央領域12’に位置する第2のスペーサ16bの屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置する第2のスペーサ16bの屈折率(入射光の角度はこの領域では約35度である)に徐々に減少し、第2のスペーサ16bの屈折率は約1.45〜約1.35の範囲にある(曲線LNG参照)。
第3のスペーサ16cの屈折率は、基板12の中央領域12’に位置する第3のスペーサ16cの屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置する第3のスペーサ16cの屈折率(入射光の角度はこの領域では約35度である)に徐々に減少し、第3のスペーサ16cの屈折率は約1.3〜約1.2の範囲にある(曲線LNB参照)。
第1のスペーサ16aの屈折率(曲線LNR)と、第1のスペーサ16aに隣接する赤色カラーフィルタ18の屈折率(曲線R)との間の差「d1」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。差「d1」は、少なくとも約0.25〜約0.35の範囲にある。
第2のスペーサ16bの屈折率(曲線LNG)と、第2のスペーサ16bに隣接する緑色カラーフィルタ20の屈折率(曲線G)との間の差「d2」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。また、差「d2」は、少なくとも約0.25〜約0.35の範囲にある。
スペーサ16の屈折率(曲線LNB)と、スペーサ16に隣接する青色カラーフィルタ22の屈折率(曲線B)との間の差「d3」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。差「d3」は、少なくとも約0.35〜約0.45の範囲にある。
第1のスペーサ16a、第2のスペーサ16b、および第3のスペーサ16cの屈折率と、基板12の周辺領域12”に位置するカラーフィルタ14の屈折率との間の差(d1、d2、およびd3)は、この導波路構造の高開口数(NA)を提供するのに十分な大きさであり、基板12の周辺領域12”に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する。
図5に示すように、本発明の一実施形態による、光学素子10が提供される。図5は、光学素子10の断面図を示している。
光学素子10は、エッジ部12eを有する基板12と、複数のカラーフィルタ14と複数のスペーサ16を有する。基板12は、中央領域12’および周辺領域12”を有する。複数のカラーフィルタ14は、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22を含み、基板12の上に形成される。周辺領域12”に位置するカラーフィルタ14は、中央領域12’に位置するカラーフィルタ14よりも基板12のエッジ部12eに近い。具体的には、赤色カラーフィルタ18の屈折率は、中央領域12’に位置する赤色カラーフィルタ18の屈折率から基板12の周辺領域12”に位置する赤色カラーフィルタ18の屈折率まで徐々に増加する。緑色カラーフィルタ20の屈折率は、中央領域12’に位置する緑色カラーフィルタ20の屈折率から基板12の周辺領域12”に位置する緑色カラーフィルタ20の屈折率まで徐々に増加する。青色カラーフィルタ22の屈折率は、中央領域12’に位置する青色カラーフィルタ22の屈折率から基板12の周辺領域12”に位置する青色カラーフィルタ22の屈折率まで、徐々に増加する。複数のスペーサ16は、カラーフィルタ14の間に形成される。スペーサ16は、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22の側壁(18’、20’、および22’)に形成される。
いくつかの実施形態では、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22は、低屈折率材料24、高屈折率材料26、または低屈折率材料24と高屈折率材料26の組み合わせを含む。
いくつかの実施形態では、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22における高屈折率材料26の体積比は、約0から約1の範囲にある。
いくつかの実施形態では、カラーフィルタ14の高屈折率材料26の体積比が0であるとき、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、または青色カラーフィルタ22は、低屈折率材料24を含む。
いくつかの実施形態では、カラーフィルタ14の高屈折率材料26の体積比が1であるとき、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、または青色カラーフィルタ22は、高屈折率材料26を含む。
いくつかの実施形態では、カラーフィルタ14の高屈折率材料26の体積比が0以上、1以下であるとき、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、または青色カラーフィルタ22は、低屈折率材料24と高屈折率材料26の組み合わせからなる。
いくつかの実施形態では、赤色カラーフィルタ18の屈折率は、約1.85〜約1.95の範囲にある。
いくつかの実施形態では、緑色カラーフィルタ20の屈折率は、約1.7〜約1.8の範囲にある。
いくつかの実施形態では、青色カラーフィルタ22の屈折率は、約1.55〜約1.7の範囲にある。
いくつかの実施形態では、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22の屈折率は、スペーサ16の屈折率よりも大きい。
いくつかの実施形態では、赤色カラーフィルタ18の屈折率と、赤色カラーフィルタ18に隣接するスペーサ16の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.6〜約0.7の範囲にある。
いくつかの実施形態では、緑色カラーフィルタ20の屈折率と、緑色カラーフィルタ20に隣接するスペーサ16の屈折率との間の差は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.4〜約0.5の範囲にある。
いくつかの実施形態では、青色カラーフィルタ22の屈折率と、青色カラーフィルタ22に隣接するスペーサ16の屈折率との間の差は、基板12の周辺領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加し、その間の差は約0.3〜約0.4の範囲にある。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の厚さ「T」は、約100nmから約200nmの範囲にある。
いくつかの実施形態では、スペーサ16の屈折率は、約1.2から約1.5の範囲にある。
図6は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけたカラーフィルタ14(例えば、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、または青色カラーフィルタ22)の屈折率の変化のプロファイルを示している。
図6では、赤色カラーフィルタ18を一例として示している。赤色カラーフィルタ18の屈折率は、基板12の中央領域12’に位置する赤色カラーフィルタ18の屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置する赤色カラーフィルタ18の屈折率(入射光の角度はこの領域では約30 度である)にかけて徐々に増加し、赤色カラーフィルタ18の屈折率は約1.85〜約1.95の範囲にある(曲線R参照)。また、スペーサ16の屈折率は約1.23である(曲線LN参照)。
赤色カラーフィルタ18の屈折率(曲線R)と、赤色カラーフィルタ18に隣接するスペーサ16の屈折率(曲線LN)との間の差「d」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。また、差「d」は、少なくとも約0.6〜約0.7の範囲にある。
基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけた緑色カラーフィルタ20および青色カラーフィルタ22の屈折率の変化のプロファイルは、図2と同様である。
赤色カラーフィルタ18の屈折率と、基板12の周辺領域12”に位置するスペーサ16の屈折率との間の差「d」は、高い開口数(NA)を提供するのに十分に大きく、基板12の周辺領域12”に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する。
図7は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけた赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、または青色カラーフィルタ22の屈折率の変化のプロファイルを示している。
図7では、スペーサ16の屈折率は約1.3である(曲線LN参照)。赤色カラーフィルタ18の屈折率は、基板12の中央領域12’に位置する赤色カラーフィルタ18の屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置する赤色カラーフィルタ18の屈折率(入射光の角度はこの領域では約35 度である)にかけて徐々に増加する。赤色カラーフィルタ18の屈折率は約1.85〜約1.95 の範囲にある(曲線R参照)。
緑色カラーフィルタ20の屈折率は、基板12の中央領域12’に位置する緑色カラーフィルタ20の屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置する緑色カラーフィルタ20の屈折率(入射光の角度はこの領域では約35 度である)にかけて徐々に増加する。緑色カラーフィルタ20の屈折率は約1.7〜約1.8の範囲にある(曲線G参照)。
青色カラーフィルタ22の屈折率は、基板12の中央領域12’に位置する青色カラーフィルタ22の屈折率(入射光の角度はこの領域では約0度である)から周辺領域12”に位置する青色カラーフィルタ22の屈折率(入射光の角度はこの領域では約35度である)にかけて徐々に増加する。青色カラーフィルタ22の屈折率は約1.55〜約1.65 の範囲にある(曲線B参照)。
赤色カラーフィルタ18の屈折率(曲線R)と、赤色カラーフィルタ18に隣接するスペーサ16の屈折率(曲線LN)との間の差「d1」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。また、差「d1」は、少なくとも約0.55〜約0.65の範囲にある。
緑色カラーフィルタ20の屈折率(曲線G)と、緑色カラーフィルタ20に隣接するスペーサ16の屈折率(曲線LN)との間の差「d2」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。また、差「d2」は、少なくとも約0.4〜約0.5の範囲にある。
青色カラーフィルタ22の屈折率(曲線B)と、青色カラーフィルタ22に隣接するスペーサ16の屈折率(曲線LN)との間の差「d3」は、基板12の中央領域12’から周辺領域12”にかけて徐々に増加する。また、差「d3」は、少なくとも約0.25〜約0.35の範囲にある。
赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、または青色カラーフィルタ22の屈折率と、基板12の周辺領域12”に位置するスペーサ16の屈折率との間の差(d1、d2、およびd3)は、この導波路構造の高開口数(NA)を提供するのに十分な大きさであり、基板12の周辺領域12”に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する。
また、赤色カラーフィルタ18、緑色カラーフィルタ20、および青色カラーフィルタ22のそれぞれにおける高屈折材料26の体積比は、中央領域に位置するカラーフィルタの高屈折率材料26の体積比から基板の周辺領域に位置するカラーフィルタの高屈折率材料26の体積比まで徐々に増加し、約0から約1までの範囲にある(曲線V参照)。
(光学素子のQE向上)
この実施例では、低屈折率材料層と低屈折率材料層に囲まれたカラーフィルタとの間の屈折率の差を調整することにより、特に基板の周辺領域に位置する緑色カラーフィルタのQE向上が認められる。図8は、低屈折率材料層またはカラーフィルタの屈折率が調整されたときのQEの変化を示している。図8において、グループ「A」、「B」、および「C」では、低屈折率材料層の屈折率が異なっている。
グループ「A」において、低屈折率材料層の屈折率は約1.2〜1.3である。低屈折率材料層に囲まれた緑色カラーフィルタの屈折率は約1.7である。従って、低屈折率材料層の屈折率と緑色カラーフィルタの屈折率との間の差は約0.4〜0.5である。
グループ「B」において、低屈折率材料層の屈折率は約1.45である。低屈折率材料層に囲まれた緑色カラーフィルタの屈折率は約1.7である。従って、低屈折率材料層の屈折率と緑色カラーフィルタの屈折率との間の差は約0.25である。
グループ「C」において、低屈折率材料層の屈折率は約1.58である。低屈折率材料層に囲まれた緑色カラーフィルタの屈折率は約1.7である。従って、低屈折率材料層の屈折率と緑色カラーフィルタの屈折率との間の差は約0.12である。
明らかに、低屈折率材料層の屈折率と緑色カラーフィルタの屈折率との間の差が大きいほど、緑色カラーフィルタのQEが向上している。例えば、グループ「A」の緑色カラーフィルタは、グループ「A」、「B」および「C」の中で最大のQEを示している。
また、グループ「D」では、カラーフィルタの屈折率が異なっている。緑色カラーフィルタの屈折率は約1.8である(適切な量の高屈折率材料を添加する)。緑色カラーフィルタを囲む低屈折率材料層の屈折率は約1.45である。従って、緑色カラーフィルタの屈折率と低屈折率材料層の屈折率との間の差は約0.35である。
同様に、緑色カラーフィルタの屈折率と低屈折率材料層の屈折率との差が大きいほど、緑色カラーフィルタのQEが向上している。例えば、グループ「D」の緑色カラーフィルタは、グループ「A」の緑色カラーフィルタのQEよりも大きいQEを示している。
本実施形態に係る光学素子はでは、カラーフィルタ間に配置されたスペーサの屈折率を調整することにより、このようなスペーサの屈折率の変化が、中央領域に位置するスペーサの屈折率から基板の周辺領域に位置するスペーサの屈折率まで徐々に減少するプロファイルとなる。従って、スペーサの屈折率と、基板の周辺領域に位置するカラーフィルタ(R、G、およびB)の屈折率との間の差は、マイクロレンズをその上に配置させることなく、この導波路構造の高開口数(NA)を提供するのに十分な大きさであり、基板の周辺領域に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する(即ち、大角度入射光の光効率応答を改善する)。
同様に、適切な量の高屈折率材料をカラーフィルタに添加して調整することにより、カラーフィルタの屈折率の変化が、中央領域に位置するカラーフィルタの屈折率から基板の周辺領域に位置するカラーフィルタの屈折率まで徐々に増加するプロファイルとなる。従って、赤色(R)カラーフィルタ、緑色(G)カラーフィルタ、または青色(B)カラーフィルタ22の屈折率と、基板の周辺領域に位置するスペーサの屈折率との間の差は、この導波路構造の高開口数(NA)を提供するのに十分な大きさであり、基板の周辺領域に位置する画素の量子効果(QE)を効果的に改善する。
本発明は、例として及び望ましい実施の形態によって記述されているが、本発明は開示された実施形態に限定されるものではない。
10…光学素子
12…基板
12’ …中央領域
12” …周辺領域
12e…エッジ部
14…カラーフィルタ
16…スペーサ
16a…第1のスペーサ
16b…第2のスペーサ
16c…第3のスペーサ
18…赤色カラーフィルタ
20…緑色カラーフィルタ
22…青色カラーフィルタ
18’、20’、22’…カラーフィルタの側壁
24…低屈折率材料
26…高屈折率材料26

Claims (10)

  1. エッジ部を有する基板、
    前記基板の上に形成され、側壁を有する第1のカラーフィルタ、
    前記基板の上に形成され、側壁を有し、前記第1のカラーフィルタよりも前記基板の前記エッジ部に近い第2のカラーフィルタ、
    前記第1のカラーフィルタの前記側壁に配置された第1のスペーサ、および
    前記第2のカラーフィルタの前記側壁に配置された第2のスペーサを含み、
    前記第2のスペーサの屈折率と前記第2のカラーフィルタの屈折率との間の差は、前記第1のスペーサの屈折率と前記第1のカラーフィルタの屈折率との間の差よりも大きい光学素子。
  2. 前記第1のカラーフィルタおよび前記第2のカラーフィルタは、赤色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、または青色カラーフィルタを含み、
    前記第1のカラーフィルタの屈折率は、前記第2のカラーフィルタの屈折率と同じであり、
    前記第2のスペーサの屈折率は、前記第1のスペーサの屈折率よりも小さく、
    前記第1のスペーサの屈折率および前記第2のスペーサの屈折率は、前記第1のカラーフィルタの前記屈折率よりも小さい請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記第1のスペーサの厚さまたは前記第2のスペーサの厚さは、約100nmから約200nmの範囲にあり、
    前記第1のスペーサの屈折率および前記第2のスペーサの屈折率は、約1.2から約1.5の範囲にある請求項2に記載の光学素子。
  4. 前記第1のカラーフィルタに隣接し、側壁を有する第3のカラーフィルタ、前記第2のカラーフィルタに隣接し、側壁を有する第4のカラーフィルタ、前記第1のスペーサに隣接し、前記第3のカラーフィルタの側壁に配置された第3のスペーサ、および前記第2のスペーサに隣接し、前記第4のカラーフィルタの側壁に配置された第4のスペーサを更に含み、
    前記第3のカラーフィルタおよび前記第4のカラーフィルタは、赤色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、または青色カラーフィルタを含み、
    前記第1のカラーフィルタの屈折率は前記第2のカラーフィルタの屈折率と同じであり、
    前記第3のカラーフィルタの屈折率は前記第4のカラーフィルタの屈折率と同じであり、
    前記第2のスペーサの屈折率は前記第1のスペーサの屈折率よりも小さく、
    前記第4のスペーサの屈折率は前記第3のスペーサの屈折率よりも小さい請求項1または3に記載の光学素子。
  5. 前記第1のスペーサの厚さと前記第3のスペーサの厚さを加えた全体厚さ、又は、前記第2のスペーサの厚さと前記第4のスペーサの厚さを加えた全体厚さは、約120nmから約240nmの範囲にあり、
    前記第1のスペーサの屈折率、前記第2のスペーサの屈折率、前記第3のスペーサの屈折率、および前記第4のスペーサの屈折率は、約1.2〜約1.6の範囲にある請求項4に記載の光学素子。
  6. 前記第1のスペーサの屈折率、前記第2のスペーサの屈折率、前記第3のスペーサの屈折率、および前記第4のスペーサの屈折率は、前記第1のカラーフィルタの屈折率、前記第2のカラーフィルタの屈折率、前記第3のカラーフィルタの屈折率、および前記第4のカラーフィルタの屈折率よりも小さい請求項4に記載の光学素子。
  7. 前記第4のスペーサの屈折率と前記第4のカラーフィルタの屈折率との間の差は、前記第3のスペーサの屈折率と前記第3のカラーフィルタの屈折率との間の差よりも大きい請求項4に記載の光学素子。
  8. 前記第1のカラーフィルタと前記第2のカラーフィルタとの間に位置し、側壁を有する第3のカラーフィルタ、および赤色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、または青色カラーフィルタを含む前記第3のカラーフィルタの側壁に配置された、第3のスペーサを更に含み、
    前記第2のカラーフィルタの屈折率は前記第3のカラーフィルタの屈折率よりも大きく、
    前記第3のカラーフィルタの屈折率は前記第1のカラーフィルタの屈折率よりも大きく、
    前記第1のスペーサの屈折率、前記第2のスペーサの屈折率、および前記第3のスペーサの屈折率は同じである請求項1に記載の光学素子。
  9. 前記第1のカラーフィルタ、前記第2のカラーフィルタ、および前記第3のカラーフィルタは、低屈折率材料、高屈折率材料、またはそれらの組み合わせを含み、
    前記第1のカラーフィルタ、前記第2のカラーフィルタ、および前記第3のカラーフィルタの前記高屈折率材料の体積比は、約0〜約1の範囲にある請求項8に記載の光学素子。
  10. 前記第1のカラーフィルタの屈折率、前記第2のカラーフィルタの屈折率、および前記第3のカラーフィルタの屈折率は、約1.55〜約1.95の範囲にあり、
    前記第1のスペーサの屈折率、前記第2のスペーサの屈折率、および前記第3のスペーサの屈折率は、約1.2〜約1.5の範囲にあり、
    前記第1のカラーフィルタの屈折率、前記第2のカラーフィルタの屈折率、および前記第3のカラーフィルタの屈折率は、前記第1のスペーサ、前記第2のスペーサ、および前記第3のスペーサの前記屈折率よりも大きく、
    前記第1のスペーサの厚さ、前記第2のスペーサの厚さ、または前記第3のスペーサの厚さは、約100nm〜約200nmの範囲にある請求項8に記載の光学素子。
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