JP2020067616A - 光導波路付き基材および電子機器 - Google Patents

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幹也 兼田
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Abstract

【課題】光導波路の揺動を低減させ、高品質の光通信を行い得る光導波路付き基板、および、かかる光導波路付き基板を備える信頼性の高い電子機器を提供すること。【解決手段】光導波路付き基材1は、主面を有する基材2と、主面に設けられている光導波路3と、光導波路の端部に装着されているコネクター4と、光導波路を覆う保護剤6と、を有し、光導波路のうち、端部以外の一部が、主面に固定されている固定部32をなしており、光導波路のうち、端部と固定部との間の一部が、基材から離間している離間部33をなしており、保護剤は、主面に接するとともに、離間部の側面を覆っていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、光導波路付き基材および電子機器に関するものである。
スーパーコンピューターや大規模サーバーは、一般的に、CPU(中央演算処理装置)やLSI(大規模集積回路)のような電子部品が実装された多数のボードで構成されている。これらのボード間は、電気配線の他、近年、光ファイバーのような光配線で接続されることも多くなっている。
一方、ボードに実装された電子部品同士は、依然、電気配線で接続されることが多い。このため、ボード間でデータを伝送するためには、まず、各ボードに光電変換素子を設け、電気配線を伝送されてきた電気信号を光信号に変換する。そして、光電変換素子からボードの端(エッジ)までの間には、表面実装可能な光導波路を設けることにより、変換された光信号がボードの端まで導かれる。さらに、光導波路は、ボードの端に設けられた光コネクターを介して、ボード間の光通信を担う光ファイバーに接続されている。このように、光導波路、光コネクターおよび光ファイバーを介することにより、ボード間での光通信が行われ、相互にデータを伝送することができる。
特許文献1には、パッケージ基板と、このパッケージ基板に配置された薄膜化導波路と、この薄膜化導波路と接続された光ファイバーと、を有する光配線実装構造が開示されている。そして、この光配線実装構造では、薄膜化導波路を保護膜で覆うことが開示されている。
特開2017−198778号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光配線実装構造では、薄膜化導波路の延在方向のうち、その大部分がパッケージ基板から浮いた状態になっている。このため、この浮いた部分は物理的に不安定な状態になりやすく、例えば空気の流れによって揺動するおそれがある。特にスーパーコンピューターや大規模サーバーのラック内では、ファンによる強制的な気流が生成されていることから、薄膜化導波路の揺動が継続して発生する傾向がある。このような揺動は、薄膜化導波路の内部に応力を発生させ、薄膜化導波路を伝搬する光信号の伝送効率が低下する原因となる。
本発明の目的は、光導波路の揺動を低減させ、高品質の光通信を行い得る光導波路付き基板、および、かかる光導波路付き基板を備える信頼性の高い電子機器を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(6)の本発明により達成される。
(1) 主面を有する基材と、
前記主面に設けられている光導波路と、
前記光導波路の端部に装着されているコネクターと、
前記光導波路を覆う保護剤と、
を有し、
前記光導波路のうち、前記端部以外の一部が、前記主面に固定されている固定部をなしており、
前記光導波路のうち、前記端部と前記固定部との間の一部が、前記基材から離間している離間部をなしており、
前記保護剤は、前記主面に接するとともに、前記離間部の側面を覆っていることを特徴とする光導波路付き基材。
(2) 前記保護剤の弾性率は、前記光導波路の弾性率より小さい上記(1)に記載の光導波路付き基材。
(3) 前記コネクターは、前記基材に固定されており、
前記保護剤は、前記コネクターに接するように設けられている上記(1)または(2)に記載の光導波路付き基材。
(4) 前記保護剤は、前記基材、前記光導波路および前記コネクターで囲まれる領域に充填されている上記(3)に記載の光導波路付き基材。
(5) 前記固定部は、接着剤を介して前記主面に固定されており、
前記保護剤の弾性率は、前記接着剤の弾性率より小さい上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の光導波路付き基材。
(6) 上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の光導波路付き基材を備えることを特徴とする電子機器。
本発明によれば、光導波路の揺動を低減させ、高品質の光通信を行い得る光導波路付き基材が得られる。
また、本発明によれば、かかる光導波路付き基材を備える信頼性の高い電子機器が得られる。
第1実施形態に係る光導波路付き基材を示す斜視図である。 図1に示す光導波路付き基材の断面図およびかかる光導波路付き基材と接続されるコネクター付き光ファイバーの一例を示す断面図である。 図2の部分拡大図である。 図3に示す光導波路の斜視図である。 図1に示す光導波路付き基材の平面図である。 図5のA−A線断面図である。 図5のB−B線断面図である。 図5のC−C線断面図である。 図8に示す断面図の変形例である。 第2実施形態に係る光導波路付き基材を示す断面図である。 図10に示す光導波路付き基材の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の光導波路付き基材および電子機器について添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
<光導波路付き基材>
まず、第1実施形態に係る光導波路付き基材について説明する。
図1は、第1実施形態に係る光導波路付き基材を示す斜視図である。図2は、図1に示す光導波路付き基材の断面図およびかかる光導波路付き基材と接続されるコネクター付き光ファイバーの一例を示す断面図である。図3は、図2の部分拡大図である。図4は、図3に示す光導波路の斜視図である。図5は、図1に示す光導波路付き基材の平面図である。図6は、図5のA−A線断面図である。図7は、図5のB−B線断面図である。図8は、図5のC−C線断面図である。なお、以下の説明では、説明の便宜上、図2中の上方を「上」、下方を「下」、左方を「左」、右方を「右」として説明する。また、各図では、図2の上下方向に相当する方向を誇張して図示している。
図1に示す光導波路付き基材1は、板状をなす回路基板2(基材)と、長尺のシート状をなす光導波路3と、光導波路3の一端部31に装着された光コネクター4と、光導波路3を覆う保護剤6と、を有している。
このうち、光導波路3は、回路基板2の上面20a(主面)に載置されている。そして、光導波路3の一端部31には光コネクター4が装着され、光コネクター4が回路基板2の上面20aの左端部(エッジ)に配置されている。一方、光導波路3の一端部31から図示しない他端部側にずれた部分は、回路基板2の上面20aに固定された固定部32になっている。固定部32は、接着剤5を介して上面20aに接着されている。
また、光導波路3の一端部31と固定部32との間の一部は、上面20aから離間した離間部33をなしている。すなわち、離間部33は、上面20aおよび光コネクター4の双方に接することなく設けられている。そして、離間部33は、保護剤6で覆われている。この保護剤6は、上面20aに接するとともに、離間部33の側面を覆っている。
このような光導波路付き基材1によれば、回路基板2の上面20aから光導波路3を浮かすことにより、上面20aに固定された光導波路3の一端部31に光コネクター4を装着することができる。これにより、上面20aに敷設された光導波路3であっても、その一端部31に光コネクター4を装着することができ、図2に示すコネクター付き光ファイバー9に対して光導波路3を光学的に接続することができる。
なお、図2に示すコネクター付き光ファイバー9は、光ファイバー91と、その右端部911に装着された光コネクター92と、を備えている。そして、光コネクター92と前述した光コネクター4とを互いに嵌合させることにより、光ファイバー91と光導波路3とを光学的に接続することができる。
一方、離間部33は、保護剤6で覆われることにより、物理的に安定する。これにより、光導波路3の揺動の低減が図られる。その結果、高品質の光通信を行い得る光導波路付き基材1を実現することができる。
以下、光導波路付き基材1の各部について詳述する。
−回路基板2−
回路基板2は、図3に示すように、第1絶縁層21と、第1導電層22と、第2絶縁層23と、第2導電層24と、第3絶縁層25と、第3導電層26と、ソルダーレジスト層27と、を有し、これらが図3の下方からこの順で積層されてなる積層体で構成されている。なお、回路基板2は、このような導電層を含む積層体であってもよいが、任意の基材で代替される。このような基材としては、例えば、導電層等を含まない絶縁基板、様々な機器や装置の構造材、外装パネル等が挙げられる。
回路基板2の厚さは、特に限定されないが、例えば、0.25〜3.2mmであるのが好ましく、0.5〜1.5mmであるのがより好ましい。
第1導電層22、第2導電層24および第3導電層26は、それぞれ導電性を有する金属材料で構成されている。そして、第1導電層22、第2導電層24または第3導電層26のいずれか1つは、電源や制御装置と接続されている。
導電性を有する金属材料としては、例えば、銅、金、アルミニウム等の単体またはこれらのいずれかを含む合金等が挙げられる。
また、第1導電層22、第2導電層24および第3導電層26は、それぞれ所定のパターンに形成されている。これにより、第1導電層22、第2導電層24および第3導電層26は、それぞれ配線や端子として用いられる。このようなパターンは、第1絶縁層21上、第2絶縁層23上または第3絶縁層25上に金属層を形成した後、エッチング等によって金属層を加工することにより形成される。
第1絶縁層21は、第1導電層22を外部から絶縁するとともに第1導電層22を保護する。また、第2絶縁層23は、第1導電層22と第2導電層24との間を絶縁する。さらに、第3絶縁層25は、第2導電層24と第3導電層26との間を絶縁する。このような絶縁層を設けることにより、第1導電層22、第2導電層24および第3導電層26の意図しない短絡を抑制することができる。
ソルダーレジスト層27は、第3導電層26の少なくとも一部を覆うように設けられている。これにより、第3導電層26を外部から絶縁するとともに第3導電層26を保護する。
第1絶縁層21、第2絶縁層23および第3絶縁層25の構成材料としては、例えば、エポキシ系樹脂、シアネート系樹脂、フェノール系樹脂、ポリイミド系樹脂、環状ポリオレフィン樹脂、液晶ポリマー樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂等の各種樹脂材料が挙げられる。
また、回路基板2には、必要に応じて、発光素子、受光素子のような光部品、CPU(中央演算処理装置)、MPU(マイクロプロセッサーユニット)、LSI、IC、RAM、ROM、コンデンサー、コイル、抵抗、ダイオード等の電子部品、電気コネクター等が搭載されていてもよい。
−光コネクター4−
図1〜図3に示すように、光導波路3の一端部31には、光コネクター4が装着されている。光コネクター4は、各種コネクター規格に準拠した部位を含んでいてもよい。コネクター規格としては、例えば、小型MTコネクター、JIS C 5981に規定されたMTコネクター、16MTコネクター、2次元配列型MTコネクター、MPOコネクター、MPXコネクター等が挙げられる。
光コネクター4の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、無機充填物が充填された樹脂材料が挙げられる。このうち、樹脂材料としては、例えば、熱硬化性エポキシ樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)等が挙げられ、無機充填物としては、例えば、粒状シリカやガラスフィラー、アルミナ、ホワイトカーボン、ベントナイト等が挙げられる。
このような光コネクター4は、コネクター付き光ファイバー9の光コネクター92と嵌合する。または、図示しないクリップ等の付勢部材を用いて光コネクター4と光コネクター92とが互いに押し付けられる状態で保持される。これにより、光導波路3と光ファイバー91との間が光学的に接続される。
光コネクター4は、接着剤45を介して回路基板2の上面20aに接着されている。
接着剤45としては、例えば、アクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、シリコーン系接着剤の他、ポリエステル系、変性オレフィン系の各種ホットメルト接着剤等が挙げられる。
なお、光コネクター4は、接着剤45以外の手段を用いて回路基板2に固定されていてもよい。このような手段としては、例えば、光コネクター4と回路基板2とを嵌合させる手段が挙げられる。また、光コネクター4は、上面20aではなく、回路基板2(基材)の端面に固定されていてもよい。
図1〜図3に示す光コネクター4は、外形形状がブロック状をなしており、図3の左右方向に貫通する貫通孔41を備えている。そして、光導波路3の一端部31は、貫通孔41に挿入されている。一端部31と貫通孔41との間には、接着剤が塗布され、互いに接着されている。
また、光コネクター4には、貫通孔41に隣り合うように、2つのガイド孔42、42が形成されている。このガイド孔42、42に図示しないガイドピンを挿入することにより、ガイドピンを介して光コネクター92と光コネクター4との位置決めがなされる。これにより、光ファイバー91と光導波路3との位置合わせを容易に行い、双方が光学的に接続される。
図2の上下方向における光コネクター4の長さ(高さ)は、特に限定されないが、1.0〜10.0mmであるのが好ましく、2.0〜8.0mmであるのがより好ましい。
光コネクター4の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、無機充填物が充填された樹脂材料が挙げられ、この樹脂材料としては、例えば、熱硬化性エポキシ樹脂、PPS(ポリフェニレンサルファイド)が用いられる。また、無機充填物としては、例えば、粒状シリカ、ガラスフィラー、アルミナ、ホワイトカーボン、ベントナイト等が用いられる。
−光導波路3−
光導波路3は、シート状をなしており、かつ、細長い長尺状をなしている。そして、図3および図4に示す光導波路3は、クラッド層34、コア層30およびクラッド層35が下方からこの順で積層された積層体を備えている。
また、コア層30には、図4に示すように、並列に設けられた2本の長尺状のコア部301と、各コア部301の側面に隣接する側面クラッド部302と、が形成されている。これらのコア部301が、光導波路3において光信号を伝送する伝送路として機能する。
図4に示す2本のコア部301は、それぞれ、コア部301よりも屈折率が低いクラッド部(側面クラッド部302および各クラッド層34、35)で囲まれており、コア部301に光を閉じ込めて伝搬することができる。
コア部301の横断面における屈折率分布は、いかなる分布であってもよい。この屈折率分布は、屈折率が不連続的に変化したいわゆるステップインデックス(SI)型の分布であってもよく、屈折率が連続的に変化したいわゆるグレーデッドインデックス(GI)型の分布であってもよい。
また、コア部301は、長軸が直線状であっても曲線状であってもよい。さらに、コア部301は、途中で分岐または交差していてもよい。
なお、コア部301の横断面形状は特に限定されず、例えば、真円、楕円形、長円形等の円形、三角形、四角形、五角形、六角形等の多角形であってもよいが、四角形(矩形状)であることにより、コア部301を形成し易い利点がある。
コア部301の幅および高さ(コア層30の厚さ)は、特に限定されないが、それぞれ1〜200μm程度であるのが好ましく、5〜100μm程度であるのがより好ましく、10〜70μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、光導波路3の伝送効率の低下を抑えつつコア部301の高密度化を図ることができる。
一方、図4に示すように複数のコア部301が並列しているとき、コア部301同士の間に位置する側面クラッド部302の幅は、5〜250μm程度であるのが好ましく、10〜200μm程度であるのがより好ましく、10〜120μm程度であるのがさらに好ましい。これにより、コア部301同士の間で光信号が混在(クロストーク)するのを防止しつつコア部301の高密度化を図ることができる。
上述したようなコア層30の主材料は、例えば、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、エポキシ系樹脂やオキセタン系樹脂のような環状エーテル系樹脂、ポリアミド、ポリイミド、ポリベンゾオキサゾール、ポリシラン、ポリシラザン、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、ポリウレタン、ポリオレフィン系樹脂、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、PETやPBTのようなポリエステル、ポリエチレンサクシネート、ポリサルフォン、ポリエーテル、また、ベンゾシクロブテン系樹脂やノルボルネン系樹脂等の環状オレフィン系樹脂のような各種樹脂材料を用いることができる。また、これらの樹脂材料と、石英ガラス、ホウケイ酸ガラスのようなガラス材料と、の複合材料であってもよい。
また、クラッド層34、35の主材料としては、例えば、前述したコア層30の主材料と同様の材料を用いることができる。
なお、光導波路3は、特に、その全体が樹脂材料で構成されているのが好ましい。これにより、光導波路3は、可撓性に富んだものとなり、離間部33を形成しつつ、一端部31に光コネクター4を無理なく装着することができる。
光導波路3の幅は、特に限定されないが、1〜100mm程度であるのが好ましく、2〜10mm程度であるのがより好ましい。
また、光導波路3中に形成されるコア部301の数は、特に限定されないが、1〜100本程度であるのが好ましい。なお、コア部301の数が多い場合は、必要に応じて、光導波路3を多層化してもよい。具体的には、図4に示す光導波路3の上に、さらにコア層とクラッド層とを交互に重ねることにより多層化することができる。
また、図3および図4に示す光導波路3は、さらに、最下層として支持フィルム36を、最上層としてカバーフィルム37を、それぞれ備えている。
支持フィルム36およびカバーフィルム37の構成材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、ポリプロピレンのようなポリオレフィン、ポリイミド、ポリアミド等の各種樹脂材料が挙げられる。
また、支持フィルム36およびカバーフィルム37の厚さは、特に限定されないが、5〜500μm程度であるのが好ましく、10〜400μm程度であるのがより好ましい。これにより、支持フィルム36およびカバーフィルム37は、適度な剛性を有するものとなるため、コア層30を確実に支持するとともに、外力や外部環境からコア層30およびクラッド層34、35を確実に保護することができる。
なお、支持フィルム36やカバーフィルム37は、それぞれ必要に応じて設けられればよく、省略されていてもよい。
ここで、前述したように、光導波路3の固定部32は、接着剤5を介して回路基板2の上面20aに接着、固定されている。一方、光導波路3の一端部31には、光コネクター4が装着されている。光コネクター4は、図2における上下方向の長さ、すなわち厚さが、接着剤5の厚さよりも厚い。このため、光導波路3の固定部32と一端部31は、図2の上下方向においてその位置が異なる必要がある。すなわち、光導波路3の一端部31は、上面20aからの距離が、固定部32よりも大きい。その結果、光導波路3の離間部33は、上面20aからの距離を変えつつ、固定部32と一端部31とをつなぐように配置されている必要がある。換言すれば、十分な厚さがある光コネクター4に対して、回路基板2の上面20aに接着、固定されている光導波路3を接続するため、離間部33は、上面20aから離れるとともに、固定部32側から一端部31側に向かうにつれて、上面20aからの距離が徐々に大きくなるように配置されている。
しかしながら、後述する保護剤6のような離間部33を支持する媒体が何も設けられない場合、離間部33は、物理的に浮遊したような状態になってしまう。このため、そこに外力が加わると、離間部33が揺動しやすい。そして、離間部33の揺動に伴って発生する応力が、一端部31や固定部32に集中する懸念がある。このような応力の集中は、コア部301を伝搬する光の伝送効率を低下させ、光通信におけるS/N比低下の原因にもなり得る。特にこの光導波路付き基材1がスーパーコンピューター等のラック内で使用される場合、空冷ファン等を用いた強制排気に伴い、強い気流が生じていることがある。このような場合、気流にあおられた離間部33が常時揺動することになる。その結果、光導波路3の伝送効率が変動し、光通信の品質が低下するという課題がある。加えて、気流にあおられた光導波路3に損傷等が発生することも懸念される。
−保護剤6−
そこで、本実施形態では、前述したように、離間部33が保護剤6で覆われている。この保護剤6は、回路基板2の上面20aに接するとともに、離間部33の側面を覆っている。
すなわち、本実施形態に係る光導波路付き基材1は、前述したように、上面20a(主面)を有する回路基板2(基材)と、上面20aに設けられている光導波路3と、光導波路3の一端部31に装着されている光コネクター4と、光導波路3を覆う保護剤6と、を有しているが、光導波路3のうち、一端部31以外の一部が、上面20aに固定されている固定部32をなしており、光導波路3のうち、一端部31と固定部32との間の一部が、回路基板2から離間している離間部33をなしている。そして、保護剤6は、上面20aに接するとともに、離間部33の側面を覆っている。
このような保護剤6によって覆われることにより、離間部33の揺動を効果的に抑えることができる。すなわち、保護剤6は、離間部33を覆うとともに、回路基板2の上面20aにも接しているため、離間部33を支持し、離間部33を揺動しにくくすることができる。また、保護剤6の一部が上面20aに接していることで、保護剤6が物理的に固定される。これにより、保護剤6全体が揺動してしまうことが抑制され、揺動に応じて光導波路3の伝送損失が増大するのを抑制することができる。
また、光導波路3が気流等にあおられにくくなるため、光導波路3に損傷等が発生したり、光コネクター4に対する光導波路3の相対的な変位が発生したり確率を低下させることができる。
また、保護剤6は、物理的な衝撃や熱衝撃、温度変化等の緩衝作用も有する。このため、例えば光導波路付き基材1に落下衝撃が加わったり、急激な温度変化が加わったりした場合でも、これらの影響が光導波路3に短時間で及ぶことを緩和する。すなわち、光導波路3に加わる衝撃を減衰させたり、温度変化を緩和させたりすることが可能になる。これにより、光導波路3における伝送効率の変動が抑えられるとともに、光導波路3の構成材料への悪影響も抑制することができる。
さらには、上記作用に基づき、光導波路3が引っ張られることが抑制されるため、光コネクター4に対する光導波路3の相対的な変位が抑制される。これにより、光導波路3と光ファイバー91との接続界面において、光導波路3の端面の位置が変位しにくくなる。その結果、光導波路3と光ファイバー91との光結合効率を良好に維持することができる。
保護剤6の構成材料としては、例えば、ウレタン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、シリコーン系樹脂等が挙げられる。また、保護剤6には、このような樹脂材料の他、充填剤、酸化防止剤、熱伝導剤、金属粉末、硬化遅延剤、ゴム成分、可塑剤等の各種添加剤が添加されていてもよい。
また、保護剤6の弾性率は、光導波路3の弾性率よりも小さいことが好ましい。これにより、保護剤6によって被覆されることに伴う、光導波路3への悪影響が抑制される。すなわち、保護剤6の被覆条件等によっては、保護剤6に覆われることに伴って、かえって光導波路3に対して大きな応力を発生させてしまうのを抑制することができる。また、保護剤6において振動や物理的衝撃をより減衰させやすくなるため、これらの影響が光導波路3に及ぶことを抑制することができる。
なお、このような弾性率の大小関係は、50℃における弾性率に基づくものである。また、保護剤6の弾性率および光導波路3の弾性率は、それぞれ以下のような測定方法により測定される。
まず、硬化後の保護剤6の試験片および光導波路3の試験片をそれぞれ用意する。硬化後の保護剤6の試験片サイズは、縦20mm、横5mm、厚さ0.1mmとし、光導波路3の試験片サイズは、縦20mm、横5mm、厚さ0.04mmとする。そして、この試験片を動的粘弾性測定装置にセットし、測定温度を20から200℃、引っ張りモード、周波数10Hz、自動静荷重の各条件で貯蔵弾性率E’を測定する。測定結果を50℃における保護剤6の弾性率および50℃における光導波路3の弾性率とする。
また、保護剤6の50℃における弾性率は、0.1GPa(100MPa)以下であるのが好ましく、1kPa以上10MPa以下であるのがより好ましく、5kPa以上5MPa以下であるのがさらに好ましい。保護剤6の弾性率を前記範囲内に設定することにより、光導波路3において発生しやすい振動、例えば振動数が1Hz〜1000Hz程度の振動を、保護剤6において効果的に減衰させることができる。その結果、光導波路3の可撓性を阻害することなく、光導波路付き基材1に耐振動性、耐衝撃性、耐熱衝撃性等を高めることができる。
さらに、保護剤6の50℃における弾性率と、光導波路3の50℃における弾性率と、の差は、特に限定されないが、100kPa以上であるのが好ましく、500kPa以上10MPa以下であるのがより好ましい。これにより、光導波路3に発生しやすい振動を保護剤6においてより効果的に減衰させることができる。
光導波路3のうち、保護剤6で覆われている部分の長さ、すなわち図2に示す離間部33の長さL1は、特に限定されないが、10〜1500mmであるのが好ましく、20〜1000mmであるのがより好ましく、20〜60mmであるのがさらに好ましい。離間部33の長さをこのような範囲に設定することにより、固定部32と一端部31とをつなぐように離間部33を曲げるとき、その曲げ半径を抑えるとともに、離間部33の揺動しやすさも併せて抑えることができる。すなわち、離間部33の曲げに伴って発生する応力と、離間部33の揺動に伴って発生する応力の双方を抑えることができる。その結果、光導波路3における伝送損失の増大をより確実に抑制することができる。
なお、保護剤6は、離間部33の側面、すなわち図2の上面および下面と、これらの面をつなぐ面と、を含めた離間部33の表面に接するように設けられている。これにより、離間部33を包むように保護剤6が設けられることになるため、離間部33に発生する全方向の振動モードを減衰させることができる。その結果、光導波路3における伝送損失が増大しにくい光導波路付き基材1が得られる。
また、保護剤6は、少なくとも離間部33を覆っていればよいが、光コネクター4に接しているのが好ましい。具体的には、図2では、光コネクター4は回路基板2(基材)に固定されており、その光コネクター4の上面に被さるように保護剤6が広がっている。加えて、光コネクター4の右面にも保護剤6が接している。これにより、保護剤6が光コネクター4によっても支持されることになるため、保護剤6自体の揺動について、より確実に抑制することができる。また、光コネクター4の、上面20aに対する固定を補強することもできる。
特に、光コネクター4の上面に保護剤6が被さっていることにより、機械的に光コネクター4を回路基板2と一体化させやすくなる。すなわち、光コネクター4に直接外力が加わりにくくなるため、光コネクター4が外力を受けて脱落するといった不具合が発生しにくくなる。これにより、取り扱い性が良好な光導波路付き基材1を実現することができる。
さらには、保護剤6は、図6に示すように、光導波路3の一端部31の端面を平面視したとき、光コネクター4を囲むように配置されている。すなわち、図6に示す光コネクター4の外縁のうち、回路基板2側に接している部分を除くすべての部分が保護剤6で覆われている。これにより、光コネクター4を覆うように保護剤6が配置されることになるため、保護剤6によって光コネクター4と光導波路3を機械的に一体化させるという効果も得られる。その結果、光導波路付き基材1の耐振動性、耐衝撃性等をさらに高めることができる。
また、保護剤6は、回路基板2(基材)、光導波路3および光コネクター4で囲まれる領域8に充填されているのが好ましい。具体的には、図2において、回路基板2の上面20a、光導波路3の下面、および、光コネクター4の右面で囲まれる略三角形の領域8に対し、保護剤6が充填されているのが好ましい。領域8に保護剤6が充填されたとき、その保護剤6は、回路基板2、光導波路3および光コネクター4という3つの部材にそれぞれ接することができる。このため、保護剤6がより安定的に支持され、離間部33の振動をより確実に減衰させることができる。
なお、保護剤6は、全体が単一の相であってもよいが、部分的に異なる相が含まれていてもよい。異なる相とは、構成材料および物性のいずれか一方または双方が異なっていることをいう。
また、図2では、固定部32を覆わないように保護剤6の配置が設定されているが、保護剤6の配置はこれに限定されない。
図9は、図8に示す断面図の変形例である。図9に示すように、保護剤6は、固定部32を覆うように配置されていてもよい。これにより、保護剤6は、離間部33のみでなく、固定部32についても覆うことになる。その結果、離間部33に発生する振動をより確実に減衰させることができる。
−接着剤5−
本実施形態に係る光導波路付き基材1では、図2および図8に示すように、光導波路3の固定部32が、接着剤5を介して上面20aに接着、固定されている。接着剤5を介して固定部32を接着することにより、高い密着性を維持しながら光導波路3を固定することができる。これにより、光導波路3を良好に固定することができる。
この場合、前述した保護剤6の弾性率は、接着剤5の弾性率より小さいことが好ましい。これにより、接着剤5による光導波路3の安定的な固定と、保護剤6による振動の減衰と、を効果的に両立させることができる。
なお、このような弾性率の大小関係は、50℃における弾性率に基づくものである。また、接着剤5の弾性率は、前述したような測定方法により測定される。
接着剤5としては、例えば、アクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、シリコーン系接着剤、エポキシ系接着剤の他、ポリエステル系、変性オレフィン系の各種ホットメルト接着剤等が挙げられる。
また、接着剤5の厚さは、特に限定されないが、例えば、1〜100μmであるのが好ましく、5〜60μmであるのがより好ましい。
なお、接着剤5は、必要に応じて設けられればよく、例えば光導波路3を上面20aに直接形成することができる場合には、省略されてもよい。また、接着剤5に代えて、保護剤6を用いて光導波路3を上面20aに固定するようにしてもよい。その際、保護剤6が光導波路3と上面20aとの間に介在してもよいし、保護剤6が光導波路3とともに上面20aを覆うことによって光導波路3を固定するようにしてもよい。
−コネクター付き光ファイバー9−
以上のような光導波路付き基材1は、図2および図5に示すように、コネクター付き光ファイバー9に接続するように用いられる。
コネクター付き光ファイバー9は、図5に示すように、並列する2本の光ファイバー91と、その右端部911に装着された光コネクター92と、を備えている。そして、光コネクター92と前述した光コネクター4とを互いに嵌合させることにより、各光ファイバー91と、光導波路3の各コア部301と、をそれぞれ光学的に接続することができる。
なお、2本の光ファイバー91については、これらを別の部材を用いて一体化させてなる光ファイバーアレイで代替されてもよい。また、コネクター付き光ファイバー9に代えて、コネクター付き光導波路を用いるようにしてもよく、それ以外の光コネクター4と係合可能な任意の光部品を用いるようにしてもよい。
また、光コネクター92と光コネクター4とを互いに係合させる方法は、前述したガイドピンやガイド孔42、42を用いる方法に代えて、例えばクリップを用いる方法等が挙げられ、特に限定されない。
≪第2実施形態≫
次に、本発明の光導波路付き基材の第2実施形態について説明する。
図10は、第2実施形態に係る光導波路付き基材を示す断面図である。
以下、第2実施形態について説明するが、第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。なお、図10において第1実施形態と同様の構成部分については、先に説明したのと同様の符号を付している。
図10に示す光導波路付き基材1Aは、光コネクター4が回路基板2の下面20bに固定されている以外、図2に示す光導波路付き基材1と同様である。すなわち、図10に示す光導波路付き基材1Aでは、回路基板2の上面20aではなく、下面20bの端(エッジ)に光コネクター4が固定されている。一方、光導波路3の固定部32については、図2と同様、回路基板2の上面20aに接着、固定されている。その結果、光導波路3は、回路基板2の上面20a側から下面20b側にかけて敷設されている。また、それに伴い、回路基板2には厚さ方向に貫通する貫通孔28が設けられ、この貫通孔28に離間部33が挿通されている。
また、図10に示す光導波路付き基材1Aにおいても、離間部33を覆うように保護剤6が設けられている。そして、保護剤6は、回路基板2の下面20b(主面)に接するとともに、離間部33の側面を覆っている。
また、図11は、図10に示す光導波路付き基材の変形例を示す断面図である。
前述した図10に示す光導波路付き基材1Aでは、保護剤6が回路基板2の下面20b側にのみ配置されている。これに対し、図11に示す光導波路付き基材1Bでは、保護剤6が回路基板2の下面20b側のみでなく、上面20a側にも配置されている。その結果、図11に示す光導波路付き基材1Bでは、回路基板2を貫通する貫通孔28の内部にも保護剤6が配置されている。
保護剤6をこのように配置することにより、保護剤6と回路基板2とをより強固に一体化させることができる。すなわち、保護剤6が回路基板2に絡み合うように配置されることになるため、保護剤6が回路基板2に密着しやすくなる。このため、回路基板2によって保護剤6をより確実に支持することができ、離間部33における振動をより確実に減衰させることができる。
以上のような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
<電子機器>
上述したような本発明によれば、光導波路付き基材1、1A、1Bにおける光導波路3の揺動を低減させることができ、高品質な光通信を行うことができる。このため、かかる光導波路付き基材1、1A、1Bを備えることにより、信頼性の高い電子機器を実現することができる。
このような電子機器としては、例えば、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、ゲーム機、ルーター装置、WDM装置、パソコン、テレビ、サーバー、スーパーコンピューター等の情報通信機器類や、医療用機器、センサー機器の他、車両、航空機、船舶の計器類、自動車制御機器、航空機制御機器、鉄道車両制御機器、船舶制御機器、宇宙船制御機器、ロケット制御機器のような移動体制御機器類、発電所、製油所、製鉄所、化学コンビナートのようなプラントを制御するプラント制御機器類等が挙げられる。
以上、本発明の光導波路付き基材および電子機器を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、光コネクターの形状によっては、離間部の形状が図示した形状とは異なる形状になっていてもよい。
また、保護剤は、光導波路の一端部と固定部との間をすべて覆っている必要はなく、覆われていない部分があってもよい。
さらに、保護剤は、回路基板の端面に及ぶように配置されていてもよい。
1 光導波路付き基材
1A 光導波路付き基材
1B 光導波路付き基材
2 回路基板
3 光導波路
4 光コネクター
5 接着剤
6 保護剤
8 領域
9 コネクター付き光ファイバー
20a 上面
20b 下面
21 第1絶縁層
22 第1導電層
23 第2絶縁層
24 第2導電層
25 第3絶縁層
26 第3導電層
27 ソルダーレジスト層
28 貫通孔
30 コア層
31 一端部
32 固定部
33 離間部
34 クラッド層
35 クラッド層
36 支持フィルム
37 カバーフィルム
41 貫通孔
42 ガイド孔
45 接着剤
91 光ファイバー
92 光コネクター
301 コア部
302 側面クラッド部
911 右端部
L1 長さ

Claims (6)

  1. 主面を有する基材と、
    前記主面に設けられている光導波路と、
    前記光導波路の端部に装着されているコネクターと、
    前記光導波路を覆う保護剤と、
    を有し、
    前記光導波路のうち、前記端部以外の一部が、前記主面に固定されている固定部をなしており、
    前記光導波路のうち、前記端部と前記固定部との間の一部が、前記基材から離間している離間部をなしており、
    前記保護剤は、前記主面に接するとともに、前記離間部の側面を覆っていることを特徴とする光導波路付き基材。
  2. 前記保護剤の弾性率は、前記光導波路の弾性率より小さい請求項1に記載の光導波路付き基材。
  3. 前記コネクターは、前記基材に固定されており、
    前記保護剤は、前記コネクターに接するように設けられている請求項1または2に記載の光導波路付き基材。
  4. 前記保護剤は、前記基材、前記光導波路および前記コネクターで囲まれる領域に充填されている請求項3に記載の光導波路付き基材。
  5. 前記固定部は、接着剤を介して前記主面に固定されており、
    前記保護剤の弾性率は、前記接着剤の弾性率より小さい請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光導波路付き基材。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光導波路付き基材を備えることを特徴とする電子機器。
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