JP2020066413A - 手掛と吊手 - Google Patents

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Shogo Mikami
省吾 三上
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Abstract

【課題】縦方向に2分割した半割り割手掛を対向させて接合した、従来の一体成型の手掛けはできなかった、デザインと設計に幅を持たせた手掛にすること。更に、内部に中空部のある材料コストを抑えた手掛にすること。また、手掛の内部にループ状にした吊手帯下部を配設した吊手にすること。【解決手段】縦方向に2分割した半割り割手掛21,22を、双方の分割面に沿って設けた多数個の凸部21aを対向すると凹部21b内にカシメ入れして接合した手掛2Aにした。更に、内部に中空部のある手掛2にした。また、手掛2Bの内部にループ状にした吊手帯3の下部を配設した吊手1Bにした。【選択図】図2

Description

本願発明は、縦向きの半割り接合構造を有する車輛用の手掛と、この手掛の内部にループ状にした吊手帯下部を配設した吊手に関する。
従来型の手掛の形状として、円形、五角形等の各種形状のものがあり、これらの手掛は一体成形品である。特許文献1に開示の車輛の吊手が備える手掛は、外径が140mm,握り径(線径)が20mmという従来の円形手掛よりも太くて大きな円形を有しているため、丈夫であり、咄嗟のときに2人の乗客が1つの手掛をそれぞれ片手持ちすることができる利点がある。
しかしながら、円形手掛に限らず全ての手掛についても言えることであるが、手掛の大きさが大きくなり、握り径が太くなると、使用材料の量が増えるため製造コストが高くなる。手掛の内部に中空部を設けると、使用材料の量が抑えられて、丈夫で大きな手掛になるが、樹脂一体成型でこのような手掛にすることは、製造が困難であるため、従来では実現されていなかった。
手掛全体を吊手帯で囲むなどすると、手掛の引張り強度が吊手帯によって補強されるが、このような吊手は従来では見られなかった。また、手掛全体を吊手帯で囲むと、汚れが付着し易い溝或いは凹凸が生じる。
実登第3162052号公報
本願発明が解決しようとする主要な課題は、縦方向に2分割した半割り割手掛を、双方の分割面に沿って設けた多数個の凸部を対向すると凹部内にカシメ入れして、接合した手掛にすることにある。
また、更に、内部に中空部のある手掛にすることも解決課題の1つとする。
また、手掛の内部にループ状にした吊手帯下部を配設した吊手にすることも、解決課題の1つとする。
請求項1に対応した本願発明に係る手掛は、次の構成を備える。
(1)鉄道車両及び乗合バス等の車内に吊下げられて、立姿勢の乗客が手掛けする吊手が備える手掛である。
(2)肉厚中央個所に沿って縦方向に2分割した同形状を有する2個一対の半割り手掛が、夫々の分割面どうしが重なり合った状態で接合されている。
(3)該接合は、双方の前記分割面に沿って間隔を置いて多数個設けられた凸部が、他方の前記分割面に沿って間隔を置いて多数個設けられた凹部内にカシメ入れられて行われている。
本発明に係る手掛は、円形、楕円系、略半円形、五角形、三角形、略正方形等、特に形状に限定されない。手掛の各部の断面形状も円形及び楕円形等、特に限定されない。このため、従来から使用されている手掛と略同じ外観形状であっても構わない。外観において従来型の手掛と異なる点は、本発明に係る手掛は、外周に接合跡の接合線がある点にあるが、双方の半割り手掛の分割面が隙間なく密着しているため、見栄えと使用に影響しない。
前記2個一対の半割り手掛は、同形状であり、双方の半割り手掛の分割面を対向させると、凸部と凹部とがそれぞれ向き合った状態になる。この状態で双方の半割り手掛を重ね合わせる方向に専用の圧縮機で強く圧縮すると、凸部が凹部内にカシメ入れられて、向き合った分割面が密着して確実に強く接合される。
請求項2に対応した手掛は、次の構成を備える。
(1)請求項1に記載の手掛である。
(2)前記手掛は、外径が120mm〜140mmある円形を有し,握り径が約20mmである。
(3)前記凸部と前記凹部は、前記各分割面に沿って間隔を置いて交互に設けられている。
(4)前記各分割面における前記各凸部と各凹部との間に、前記手掛の肉厚内部の一部を中空にする半割形状の中空用凹部が夫々設けられている。
請求項2に対応した手掛は、古くから多く使用されている外径115mm、握り径が85mmの従来型手掛よりも太くて大きい円形の手掛である。この手掛の更なる特徴は、内部に中空部が形成されている点にある。この中空部は、前記各凸部と各凹部とによる凹凸嵌合する多数ある個所の間の位置ごとに、半割形状の中空用凹部が対向して多数設けられている。各半割り手掛が同形状であり、それぞれの前記凸部と前記凹部とが前記各分割面に沿って間隔を置いて交互に設けられているため、単純に凹凸の位置合わせをするだけで、前記接合に向けた位置合わせが行える。この手掛は前述した従来型手掛よりも握り部が太いため、従来型の手掛よりも引張り強度が劣らない範囲で、内部に多数の中空部を設けることができる。
請求項3に対応した吊手は、次の構成を備える。
(1)請求項1に記載の手掛と吊手帯とを組み合わせた吊手である。
(2)前記手掛は、上端中央近傍個所から上方に向けた首部を有する。
(3)前記各半割り手掛は、前記首部を形成する部分を有する。
(4)前記各半割り手掛が有する前記各分割面の略中心線に沿った個所に、前記吊手帯の幅方向の半分を突入させ得る深さの細溝が夫々設けられている。
(5)該各細溝の上部中央に位置する両端部は、前記首部において前記吊手帯の2枚厚さ若しくは3枚厚さの幅を有する上方に向けた縦溝に連通している。
(6)前記各半割り手掛は、前記吊手帯を前記各細溝内に抜け止めした状態で配設し、更に前記縦溝から上方に延出させた状態で、前記接合がされている。
本発明に係る吊手の最も特徴的な点は、手掛の内部にループ状にした吊手帯下部を配設した構造にすることによって、手掛の引張り強度を向上させた点にある。手掛けを一対の半割り手掛を組み合わせて構成すると、このような構造にすることが可能になる。
手掛の形状は特に限定されないが、手掛の内部に吊手帯を配設するため、一定以上の太さが必要になる。手掛の各個所の断面形状は、手掛の使用材料の量を抑えるために吊手帯の横幅方向に沿った楕円形又は略長方形の断面形状であることが好ましい。手掛けの握り部の断面形状は太い円形であってもよい。
吊手帯は手掛よりも軽く安価な材料(例えばポリエチレン繊維の撚糸を編んだ織布)で出来ているため、吊手帯を内部に備えた構造にすると、手掛の材料コストが抑えられ、吊手帯が手掛の引張り強度を向上させる。
凸部と凹部は、各半割り手掛の分割面に沿って多数個が設けられている。各凸部と凹部は、交互に並んで配設してもよく、各半割り手掛の左右に振り分けて、対向させてもよい。
請求項4に対応した吊手は、次の構成を備える。
(1)請求項3に記載の吊手と、鞘とを組み合わせた吊手である。
(2)前記吊手が有する前記首部の高さ途中個所には細首部が設けられている。
(3) 前記鞘部は、横方向に2分割した同形状の半割り鞘を有する。
(4)該各半割り鞘の内側には、前記細首部を含めた前記首部を抱き込む段付きの半割り内径部と、該各半割り内径部の上端から上方に向けた帯通し溝とが設けられている。
(5)該各半割り鞘部の分割面に、各半割り鞘部を接合する複数個の凸部と凹部とが間隔を置いて縦方向に設けられている。
(6)該各凸部が対向する凹部内にカシメ入れられて、前記各半割り鞘部の分割面どうしが密着接合した状態で、前記鞘部が前記首部に固定されている。
この吊手においては、手掛だけでなく、鞘も半割り構造になっている。鞘は、手掛の上端中央から上方に突出する首部に抱き込んだ状態で装着されている。この固定にも、半割り鞘の分割面に設けた複数個の凸部と凹部とによる凹凸嵌合によって行われている。鞘は、手持ちする部分にもなり、接合した半割り手形の首部を補強する。また、広告シール等を固定させる面にもなる。
本願発明に係る手掛によれば、次の効果を奏する。
(1)縦方向に2分割され且つ分割面が多数個の凸部と凹部とによる強圧入を伴った嵌合、即ちカシメによって半割り手掛を接合した構造とした結果、例えば、外周に金属細幅の薄板による見栄えを向上させたリングを嵌め込んだり、手掛を上下に分離した構造にして吊手帯で接続させる等、従来の一体型の手掛では出来なかった形状にまで、デザイン及び設計の幅を広げることが出来る。
(2)また、凸部を凹部内にカシメ入れして、各半割り手掛を接合させた構造にすると、高温加熱や接着剤による接合と違って、迅速且つ低コストで一体化させた手掛にすることが出来る。
(3)更には、多数個の凸部を凹部内にカシメ入れして一体化させた手掛けにすると、大きくても使用材量の量を抑えた内部空間がある、材料コストを抑えた手掛にすることも出来る。
本願発明に係る吊手によれば、次の効果を奏する。
(1)半割り手掛の分割面に沿った個所に、前記凸部と凹部に加えて、ループ状にした吊手帯の下部を入れる細溝を設けて、手掛内部に吊手帯の下部を配設し、吊手帯の両端部を手掛の上端中央から上方に突出する縦溝を通じて上方に突出させた吊手とした結果、吊手帯の下部で手掛を補強した、軽量で引張り荷重に対して丈夫な手掛を備えた吊手にすることが出来るようになった。
(2)更に、この吊手が有する手掛の首部に、分割構造を有する鞘を抱き込んだ状態で組み付けた鞘付きの吊手にすることが出来るようになった。このように構成した鞘付きの吊手は、手掛の首部を手持ちし易い太さにすることが出来、、手掛けの首部周りの見栄えを向上させ、手掛の首部を補強する。
(a)は本願発明実施例1に係る吊手の正面図、(b)は側面図、(c)は斜視図である。 (a)はこの吊手が備える手掛における一方の半割り手掛を分割面側から見た正面図、(b)は他方の半割り手掛を分割面側から見た正面図、(c)はこの手掛の側面断面図、(d)はこの手掛の中空部を示した断面図。 この手掛を組み付ける直前の状態を示した斜視図。 (a)はこの手掛が有する中空用凹部の他形状例を一方の半割り手掛の一部を分割面側から見た図、(b)は同じく他方の半割り手掛の一部を分割面側から見た図、(c)はこの手掛の中空部を示した断面図。 この手掛が備える凸部と凹部の他形状例を示した図。 本願発明実施例2に係る吊手を示した斜視図。 (a)はこの吊手が備える鞘の分解斜視図、(b)はこの吊手が備える手掛の分解斜視図。 (a)はこの吊手の側面図、(b)はX−X断面図、(c)はY−Y断面図、(d)は側面断面図、(e)はZ−Z断面図。。 (a)は本願発明実施例2に係る吊手を示した側面図、(b)は側面断面図。
図1(a)〜(c)に示す実施例1に係る吊手1Aは、請求項1,2に対応した手掛2Aを備えている。
この吊手1Aは、手掛2Aに従来型の吊手帯3を掛けたもので構成されている。吊手帯3の形状は従来のものと変わりないため、下部のみを示してある。
手掛2Aは、外径Dが140mm、内径dが100mm、握り径(線径)が約20mmの大型円形を有し、この大きさの手掛は西日本旅客鉄道株式会社殿の車両に設備されている大型の手掛と同じサイズのものである。外径は120mmであってもよい。
手掛2Aは、図1(b)及び(c)に示すように、外径中央個所において分割された半割り手掛21,22を接合させたもので構成されている。このため、外径となる個所と内径となる個所には分割接合線23が表れている。
図2(a)に示すように、一方の半割り手掛21の分割面21dには、短尺円柱形状の凸部21aと、該凸部21aの高さと同じ深さで同径の円形凹部21bとが円周方向に間隔を設けて交互に並んで設けられている。そして、各凸部21aと凹部21bとの間には、夫々中空用凹部21cが設けられている。
図2(b)に示すように、他方の半割り手掛22にも、同様の凸部22aと凹部22bと中空用凹部22cが設けられており、凸部21aが凹部22b内に突入し、凸部22aが凹部21b内に突入する向きとなって、2個の半割り手掛21,22が分結面21d,22dを密着させた状態で接合されている。
この接合は、図2(c)に示すように、凸部21aが凹部22b内に,凸部22aが凹部21b内に強い外圧を伴って強く圧入され(カシメ入れられ)ることにより行われている。このため、一旦この接合が行われると、双方の半割り手掛21,22は接合状態が弛んで隙間が生じたり外れたりすることはない。
この接合によって、双方の半割り手掛21,22が有する中空用凹部21c、22cが一体となって、手係2Aの内部に複数個の中空部24が形成され、複数個の中空部24があることによって、手掛2Aの使用材料量が抑えられている。
図3は半割り手掛21,22を組み付ける直前の状態を示している。双方の半割り手掛21,22は、図2(a)(b)(c)に示す分割面21d、22dを対向させた向きで、しっかりと組付けられる(接合される)。
中図空用凹部21c,22cは、図4(a)(b)(c)形状であっても構わない。図示していないが、中空用凹部21c,22cは半丸穴であっても構わない。
図5に示すように、凸部21a,22aは六角註であってもよく、凹部21b,22bは六角穴であってもよい。
図6に示す実施例2に係る吊手1Bは、請求項3,4に対応している。
この吊手1Bは、略長方形を有する手掛2Bと、吊手帯3と、鞘3とが組み付けられて構成されている。手掛2Bは、外径中央に沿って分割された半割り手掛21B,22Bが接合されたもので構成されている。この接合は実施例1の場合と同等に、強い凹凸嵌合(カシメ入れ)によって行われている。
図7(b)に示すように、半割り手掛け21B(22B)の上端中央から上方に向けて首部21i(22i)が形成されている。首部21i(22i)の基部両側は、幅広い曲線状の外形を有する。首部21i(22i)の高さ中央個所には半割り形状の細首部21j(22j)が設けられている。首部21i(22i)の上方は頭部21k、22kになっている。
半割り手掛21B(22B)の分割面21d(22d)における略中心線に沿った個所には、図6に示す吊手帯3の幅方向の半分を突入させる深さの細溝21g(22g)が設けられている。各細溝21g(22g)の上端中央は、首部21i(22i)に設けられた縦溝21h(22h)と連通している。縦溝21h,22hを対向させて形成した角孔は、図6に示す吊手帯3の2枚厚さ若しくは3枚厚さの幅を有する。
半割り手掛21B(22B)が有する分割面21d(22d)の一方の片側には、凸部21a(22a)が間隔を置いて多数個設けられ、他方の片側には凹部21b(22b)が間隔を置いて多数個設けられている。
図7の各図及び図8の各図に示すように、吊手帯3の下部は、四角に近いループ状に曲げた状態にして半割り手掛21B(22B)の細溝21g(22g)内に配設され、さらに、縦溝21h(22h)内から上方に突出させた状態で配設される。
半割り手掛21B,22Bは、吊手帯3の下部を配設した状態で、実施例1と同様のカシメ入れによる凹凸嵌合によって接合されている。
そして、半割り鞘31,32が、首部21i,22iと頭部21k,22kを抱き込んだ状態で組み付けられている。この組付けは、図7(a)に示す凸部41aと凹部42b、及び凸部42aと凹部41bとによるカシメ入れによる凹凸嵌合によって行われている。半割り鞘31(32)の下部には、首部21i(22i)と細首部21j(22j)に合わせた形状の内壁が設けられている。
図8に示す実施例3に係る吊手1Cも、請求項3,4に対応している。
この吊手1Cは、図6に示す実施例2に係る吊手1Bと対比すると、手掛2Cの形状と、鞘が無いところに違いがある。
この吊手1Cが備える手掛2Cは、略半円形状を有する半割り手掛と、吊手帯3とが組み合わされて構成されている。
半割り手掛が備える半割り形状の首部21i,22iは。対向させて組付けると、手で握り易い太さになる。
半割り手掛21C,22Cの接合構造と吊手帯3株の配設構造は、前述した実施例2と同様であるため、省略する。
産業上の利用分野
本願発明に係る手掛と吊手は、鉄道車両及びバス等の車内設備の分野で使用される。
1A 吊手
1B 吊手
1C 吊手
2A 手掛
2B 手掛
2C 手掛
21 半割り手掛
21a 凸部
21b 凹部
21c 中空用凹部
21d 分割面
21g 細溝
21h 縦溝
22i 首部
21k 頭部
22 半割り手掛
22a 凸部
22b 凹部
22c 中空用凹部
22d 分割面
22g 細溝
22h 縦溝
22i 首部
22k 頭部
24 半割り手掛
24a 凸部
24b 凹部
24d 分割面
25 半割り手掛
25a 凸部
25b 凹部
23 分割接合線
3 吊手帯

Claims (4)

  1. 鉄道車両及び乗合バス等の車内に吊下げられて、立姿勢の乗客が手掛けする吊手が備える手掛であり、
    肉厚中央個所に沿って縦方向に2分割した同形状を有する2個一対の半割り手掛が、夫々の分割面どうしが重なり合った状態で接合されており、
    該接合は、双方の前記分割面に沿って間隔を置いて多数個設けられた凸部が、他方の前記分割面に沿って間隔を置いて多数個設けられた凹部内にカシメ入れられて行われていることを特徴とする手掛。
  2. 前記手掛は、外径が120mm〜140mmある円形を有し,握り径が約20mmであり、
    前記凸部と前記凹部は、前記各分割面に沿って間隔を置いて交互に設けられ、前記各分割面における前記各凸部と各凹部との間に、前記手掛の肉厚内部の一部を中空にする半割形状の中空用凹部が夫々設けられている、請求項1に記載の手掛。
  3. 請求項1に記載の手掛と吊手帯とを組み合わせた吊手であり、
    前記手掛は、上端中央近傍個所から上方に向けた首部を有し、
    前記各半割り手掛は、前記首部を形成する部分を有し、
    前記各半割り手掛が有する前記各分割面の略中心線に沿った個所に、前記吊手帯の幅方向の半分を突入させ得る深さの細溝が夫々設けられ、
    該各細溝の上部中央に位置する両端部は、前記首部において前記吊手帯の2枚厚さ若しくは3枚厚さの幅を有する上方に向けた縦溝に連通しており、
    前記各半割り手掛は、前記吊手帯を前記各細溝内に抜け止めした状態で配設し、
    更に前記縦溝から上方に延出させて、前記接合がされていることを特徴とする
    吊手。
  4. 請求項3に記載の吊手と、鞘とを組み合わせた吊手であり、
    前記吊手が有する前記首部の高さ途中個所には細首部が設けられ、
    前記鞘部は、横方向に2分割した同形状の半割り鞘を有し、
    該各半割り鞘の内側には、前記細首部を含めた前記首部を抱き込む段付きの半割り内径部と、該各半割り内径部の上端から上方に向けた帯通し溝とが設けられ、
    該各半割り鞘部の分割面に、各半割り鞘部を接合する複数個の凸部と凹部とが間隔を置いて縦方向に設けられ、
    該各凸部が、対向する向きにある凹部内にカシメ入れられて、前記各半割り鞘部の分割面どうしが密着接合した状態で、前記鞘部が前記首部に固定されていることを特徴とする吊手。
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