JP2020066270A - カートおよびカート収納システム - Google Patents

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Abstract

【課題】収納位置に確実に収納できるカートおよびカート収納システムを提供する。【解決手段】ショッピングカート1は、カート本体11と回転体17l、17rとを有する。カート本体11は、床面上を移動する。回転体17l、17rは、カート本体11の側面に設けられ、前記カート本体11の移動に伴って前記床面に対して垂直な側壁またはレールの上を回転する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、カートおよびカート収納システムに関する。
小売店などで利用者が使用するショッピングカートは、所定の収納位置に収納される。利用者は、必要に応じて収納位置からショッピングカートを取り出して使用する。しかしながら、不特定多数の利用者が使用するショッピングカートは、収納位置において正しく整列されて収納されていないことがある。収納位置に順に整列されて収納されないと、カートが、他のカートや壁などと衝突したり引き出し難くなったりすることがある。
また、近年では、カートに搭載したバッテリの充電などに用いる電力を非接触で供給する給電システムが考案されている。このような給電システムでは、カートに搭載した受電器と所定位置に配置した送電器との位置合わせを確実に行う必要がある。例えば、送電器は、所定の収納位置に収納されるカートの位置を想定して配置される。しかしながら、従来のショッピングカートは、確実に収納位置に整列して収納させることが難しいという問題がある。
特開2006−101577号公報
本発明が解決しようとする課題は、収納位置に確実に収納できるカートおよびカート収納システムを提供することである。
実施形態によれば、カートは、カート本体と回転体とを有する。カート本体は、床面上を移動する。回転体は、カート本体の側面に設けられ、前記カート本体の移動に伴って前記床面に対して垂直な側壁またはレールの上を回転する。
図1は、第1の実施形態に係るカートの構成例を示す斜視図である。 図2は、第1の実施形態に係るカートに設ける側面車輪の第1の構成例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係るカートに設ける側面車輪の第2の構成例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係るカート収納システムにおける収納位置に複数のカートを収納した状態を模式的に示す上面図である。 図5は、第1の実施形態に係るカート収納システムにおける収納位置の構成を示す側面図である。 図6は、第1の実施形態に係る給電システムの制御系の構成例を示すブロック図である。 図7は、第2の実施形態に係るカート収納システムにおける収納位置に複数のカートを収納した状態を模式的に示す上面図である。 図8は、第2の実施形態に係るカート収納システムにおける収納位置の構成を示す側面図である。
以下、各実施形態に係るカートおよびカート収納システムについて図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について説明する。
図1は、実施形態に係るカートとしてのショッピングカート1の構成例を示す図である。
ショッピングカート(以下、単に、カートとも称する)1は、給電システムによって充電されるバッテリを搭載した移動体の例である。給電システムは、非接触で電力を伝送する送電側のシステム(送電システム)と非接触で伝送された電力を受電する受電側のシステム(受電システム)とで構成する。
受電システムは、カート1に搭載され、非接触で伝送される電力を受電する受電装置である。例えば、受電システムは、非接触で受電する電力でカート1に搭載したバッテリを充電する。送電システムは、カート1に搭載した受電システムが受電可能な電力を伝送する送電装置である。例えば、送電システムは、収納位置(カート置場)に収納したカート1に搭載される受電システムに対して非接触で電力を伝送するように構成する。
また、カート1に搭載する給電システムによって充電されるバッテリは、例えば、カート1に搭載する電子機器に電力を供給する電源装置である。給電システムによって充電されるバッテリは、カート1に搭載する電子機器が具備するものであっても良い。また、給電システムによって充電されるバッテリは、電子機器とは別の装置としてカート1に搭載され、電子機器へ電力を供給するものであっても良い。
図1に示す構成例において、カート1は、商品を収納して移動可能なカート本体11にバッテリ22を具備する電子機器21および受電器23を取付けて構成する。カート本体11は、利用者の操作によって商品を収納して移動する。電子機器21は、利用者に対して情報を提供したり、サービスを提供したりするための機器である。バッテリ22は、電子機器21を動作させるための電源装置である。受電器23は、外部装置から伝送される電力を受電する。電子機器21は、受電器23が受電する電力によってバッテリ22を充電する。
なお、バッテリ22は、電子機器21とは別に設けた電源装置(外部電源)とした構成であっても良い。外部電源としてのバッテリ22は、受電器23からの電力によって2次電池を充電する充電回路と電力を蓄電する二次電池とを含む構成とする。この場合、バッテリ22は、2次電池に蓄電した電力を電子機器21へ供給するように構成すれば良い。
カート本体11は、商品を収納する収納カゴ12を有する。収納カゴ12は、4つのキャスタ15(15Fr、15Fl、15Rr、15Rl)を設けたフレーム14によって支持される。4つのキャスタ15は、フレーム14の下部の四隅に設けられる。各キャスタ15(15Fr、15Fl、15Rr、15Rl)は、それぞれ移動方向に回転する車輪13(13Fr、13Fl、13Rr、13Rl)を有する。カート本体11は、各キャスタ15の車輪13が床面上で回転することにより移動する。また、各キャスタ15は、車輪13の回転方向が自在に回動するように構成される。これにより、カート本体11は、移動方向を自在に変えることができる。
フレーム14において収納カゴ12の一面側には、ハンドル16が設けられる。ハンドル16は、利用者が把持する。例えば、利用者は、ハンドル16を把持してカート本体11を移動させる。本実施形態では、利用者が把持するハンドル16から収納カゴ12を押す方向を前進方向とするものとする。前進方向を基準として、キャスタ15Frが支持する車輪13Frは右の前輪とし、キャスタ15Flが支持する車輪13Flは左の前輪とする。また、キャスタ15Rrが支持する車輪13Rrは右の後輪とし、キャスタ15Rlが支持する車輪13Rlは左の後輪とする。
また、4つのキャスタ15が四隅に設けられるフレーム14の下部は、前進方向において前側が狭く、後方が広く形成される。このため、前輪を支持するキャスタ15Frおよび15Flは、後輪を支持するキャスタ15Rrおよび15Rlよりも左右の幅が狭くなる。これにより、複数のカートを前後に連ねて収納する場合、後ろのカートのフレームは、前のカートのフレームに沿って重なるように収納される。
実施形態においては、収納カゴ12に対してハンドル16側を手前側とし、その反対側を先端側と称するものとする。収納カゴ12は、手前側の面が下端を自由端として開閉可能な開閉面12aを有する。また、収納カゴ12は、開閉面12aとする手前側の面よりも先端側の面が小さく形成される。これにより、複数のカートを前後に連ねて収納する場合、後ろのカートは、前のカートの開閉面12aを押し上げて前後のカートの収納カゴ12が重なるように収納される。
さらに、カート本体11における左右の側面には、側面車輪17(17r、17l)を設ける。側面車輪17は、カート本体11の側方にある壁またはレールに沿って回転する回転体で構成する。側面車輪17rは、カート本体11が前進する場合にカート本体11の右側にある壁またはレールに接触して回転するように構成する。また、側面車輪17lは、カート本体11が前進する場合にカート本体11の左側にある壁またはレールに接触して回転するように構成する。図1に示す構成例において、側面車輪17r、17lは、キャスタ15Rl、15Rrの上方に設ける。ただし、側面車輪17は、カート本体11の側面にある壁またはレールに沿って回転するものであれば良く、カート本体11の側面における設置位置は特定の位置に限定されない。例えば、受電器23よりも下方の位置に設けても良いし、上方の位置に設けても良い。
電子機器21は、カート本体11に取り付けられる。図1に示す構成例において、電子機器21は、バッテリ22を具備し、収納カゴ12のハンドル16に取り付けられている。電子機器21は、バッテリ22からの電力によって駆動される。例えば、電子機器21は、利用者に情報を提供するためのタブレット端末などの情報端末、あるいは、利用者が選択した商品の情報を取得する商品リーダである。また、電子機器21は、バッテリ22からの電力によって利用者が所持する携帯端末(例えば、携帯電話機、スマートフォン、デジタルカメラなど)の電子機器を充電するための充電装置などであっても良い。
図1に示す構成例において、電子機器21としては、タブレット端末21Aおよび商品リーダ21Bを例示する。タブレット端末21Aは、タッチパネルを設けた表示部を有するコンピュータである。タブレット端末21Aは、ハンドル14側に位置する利用者に表示部を向けて設置される。例えば、タブレット端末21Aは、商品リーダによって読み取った商品の情報を表示する。また、タブレット端末21Aは、商品リーダにより読取った商品に対する精算処理を行うものであっても良い。
電子機器21としての商品リーダ21Bは、商品の情報を読取る装置である。商品リーダ21Bは、読取った商品の情報を表示する表示部を有するものであっても良い。例えば、商品リーダ21Bは、収納カゴ12に出し入れする商品に添付されたRFIDタグなどを読み取るRFIDタグリーダである。また、商品リーダ21Bは、商品に添付されたバーコードなどの商品識別情報を読み取るスキャナであっても良い。
なお、電子機器21としては、タブレット端末21Aに代えて利用者が所持する携帯端末(スマートフォン、タブレット端末など)を接続するためのインターフェース機器を設けても良い。電子機器21としてのインターフェース機器に接続する携帯端末は、上述したタブレット端末21Aと同様な処理を行うようにしても良い。また、電子機器21としてのインターフェース機器は、携帯端末が具備するバッテリを充電するものであっても良い。なお、電子機器21としてのインターフェース機器は、バッテリ22を内蔵するものであっても良いし、別途設けたバッテリ22に接続するものであっても良い。
受電器23は、カート本体11の側面に取り付けられる。受電器23は、非接触で伝送される電力を受電し、受電した電力を電子機器21またはバッテリ22へ供給する。受電器23は、受電アンテナおよび回路などを有する。受電器23は、受電アンテナが電力を受電する受電面(電力を送電する側のアンテナに対向する面)が床面に対して略垂直なるようにカート本体11の側面に設置する。なお、受電器23の制御系の構成については、後で詳細に説明するものとする。
受電器23は、カート本体11の側方から伝送される電力を受電するようにカート本体11の側面に設置される。図1に示す構成例において、受電器23は、受電アンテナの受電面を床に対して略垂直の状態としてカート本体11の外側に向けて後輪13Rrを支持するキャスタ15Rrの上方に設ける。図1に示す構成によれば、受電器23は、カート本体11の右側に設置した送電アンテナからの出力される電力を受電できる。なお、受電器23は、受電アンテナの受電面が床に対して略垂直の状態でカート本体11の側面に配置されるものであれば良い。受電器23を設ける位置は、受電アンテナに対向するように設置する送電アンテナを含む送電器32の配置に応じて設計すれば良い。
次に、カート1の側面に設けられる側面車輪17について説明する。
図2は、側面車輪17の第1の構成例を示す図である。
図2に示す構成例において、側面車輪17rおよび側面車輪17lは、フレーム14に固定された支持体30に取付ける。側面車輪17rは、カート1の右側にある壁SWrに接触して回転し、側面車輪17lは、カート1の左側にある壁SWlに接触して回転する。カートを収納する収納位置(カート置場)は、床面に垂直に壁SWrおよび壁SWlを設置して構成する。壁SWrと壁SWlとは、カート1の側面に設ける側面車輪17rと側面車輪17lとの間隔に応じた間隔で設置する。
例えば、壁SWrと壁SWlとは、側面車輪17rと側面車輪17lとの間隔に対して数%程度のマージンを考慮して設置する。また、カート本体11の側面には受電器23が配置され、収納位置に収納されるカート1の受電器23に対向するように送電器32が配置される。このため、壁SWrと壁SWlとは、側面車輪17rと側面車輪17lとの間隔に対して、受電器23と送電器32との電力伝送が良好となる範囲内で設定したマージンを考慮して設置しても良い。
図3は、側面車輪17の第2の構成例を示す図である。
図3に示す構成例において、側面車輪17rおよび側面車輪17lは、フレーム14に固定された支持体30にサスペンション31(31r、31l)を介して取付ける。サスペンション31は、側面車輪17r、17lを左右の壁SWr、SWlに押し当てるバネなどの弾性機構(バネ機構)を有する。例えば、サスペンション31rおよびサスペンション31lは、同一のストロークで同一の弾性力で構成することで、カート本体11を壁SWr、SWlの中間位置に保持する。
図3に示す構成例では、側面車輪17r、17lは、サスペンション31r、31lによってそれぞれが左右の壁SWr、SWlに押し当てられる。この状態でカート1が前進または後進すると、側面車輪17r、17lは、カート本体11の移動に応じて壁SWr、SWlの面上を回転する。つまり、側面車輪17r、17lは、移動するカート本体11の側面と壁SWr、SWlの面との距離が一定の距離となるように補正しながら回転する。この結果、壁SWrと壁SWlとの間を通過するカート1は、移動方向に対する左右の位置が安定する。
なお、側面車輪17r、17lと接触する壁SWr、SWlは、壁面である必要はなく、側面車輪17r、17lと接触する部分のみに設けたレール状であっても構わない。
次に、上記のように構成するカート1を収納する収納位置における構成について説明する。
図4及び図5は、実施形態に係るカート1とカート1を収納位置に収納するためのガイド機構とを含むカート収納システムの構成例を説明するための図である。図4は、収納位置に複数のカート1を収納した状態を模式的に示す上面図である。図5は、収納位置における構成を示す側面図である。
図4に示すように、収納位置(カート置場)は、左右の側壁SWr、SWlと正面の壁FWとに囲まれる領域である。収納位置に収納するカート1は、左右の側壁SWr、SWlに沿って正面の壁FWに向かって移動する。
右の側壁SWrは、カート1を収納する場合、当該カート1の側面車輪17rが接する。側面車輪17rは、側壁SWrに当たると回転しながら右方向におけるカート本体11の位置を制限する。また、左の側壁SWlは、カート1を収納する場合、当該カート1の側面車輪17lが接する。側面車輪17lは、側壁SWlに当たると回転しながら左方向におけるカート本体11の位置を制限する。従って、カート本体11は、2つの側面車輪17r、17r(左右方向に1対の側面車輪)によって左右の位置を補正しながら収納位置に収納される。
また、図4に示す構成において、右の側壁SWrには、カート1に設ける受電器23へ電力を伝送する送電器32が配置される。送電器32は、収納位置において重ねて収納された状態の各カート1に設ける受電器23に対向する位置に配置される。つまり、カート本体11の右側の側面に設ける受電器23は、収納位置に収納された状態において、側壁SWrに配置した送電器32から伝送される電力を受電する。
なお、送電器32は、側面SWrに配置することに限定するものではなく、カート本体11における受電器23の設置位置に応じて配置すれば良い。例えば、受電器32をカート本体11に左側の側面に設ける場合、送電器32は、左の側壁32に配置すれば良い。また、受電器23をカート本体11の底面に設置する場合、送電器32は、収納位置における床面に配置すれば良い。
前面の壁FWは、側壁SWr、SWlに沿って移動して収納位置に最初(先頭)に収納されるカート本体11を所定の停止位置で停止させる。
側壁SWr、SWlおよび壁FWで囲まれる収納位置において、正面の壁FWの手前には、位置決めガイドFG(FGr、FGl)が設けられる。位置決めガイドFGは、収納位置に収納されるカート1の前輪の位置を誘導するものである。収納位置において、複数のカート1は、最初に収納されるカート1に対して重ねて収納される。位置決めガイドFGは、収納位置に最初(先頭)に収納されるカート1の前輪の位置を固定する。これにより、収納位置における各カート1は、所定の停止位置に停止して収納される。
すなわち、収納位置において、各カート1は、前後のカート同士が重なり合った状態で収納される。カート1における収納カゴ12の手前側の面は、下端を自由端として開閉可能な開閉面12aである。また、収納カゴ12は、開閉面12aとする手前側の面よりも先端側の面が小さく形成される。これにより、後方のカート1Bの収納カゴ12の先端側を前方のカート1Aの開閉面12aに押し込むと、前方のカートの開閉面12aは押し上げられる。前方のカート1Aの開閉面12aを押し上げたままさらに後方のカート1Bを押し込むと、カート1Bの収納カゴ12はカート1Aの収納カゴ12に重なるように収納される。
各カート1は、収納位置において側壁SWr、SWlに沿って移動しながら先に収納されたカート1に重なって収納される。このため、カート1は、フレーム14および収納カゴ12の形状に応じて重なり合う状態が決まる。収納位置において重ねて収納される各カート1の前後の間隔が既定の距離であれば、各カート1の受電器23が配置される間隔も既定の距離となる。すなわち、収納位置に収納される各カート1の受電器23は、重ねて収納される各カート1の前後の間隔に応じた既定の間隔で配置されるものとなる。このため、送電器32も、収納位置に収納される各カート1の受電器23の間隔に応じた間隔で配置される。
次に、カート1に搭載する受電器23を含む受電システムと電力を送電する送電器32を含む送電システムとで構成する給電システムの制御系の構成について説明する。
図6は、給電システムの制御系の構成例を示すブロック図である。
給電システムは、非接触で電力を伝送するシステムであり、送電側のシステム(送電システム)と受電側のシステム(受電システム)とで構成する。送電システムは、収納位置に収納した各カート1に搭載された受電器23へ非接触で電力を伝送するためのシステムである。受電システムは、受電器23が非接触で電力を受電し、受電した電力によってバッテリ22を充電するためのシステムである。
送電システムは、収納位置の側壁に設置する複数の送電器32を有する。各送電器32は、商用電源に接続するACアダプタなどの直流電源を介して直流電力が供給される。送電器32は、受電器23に対して電力を供給する送電状態と受電器23に対して電力を供給しない待機状態とのいずれかで動作する。送電器32は、送電状態において、受電器23と物理的かつ電気的に接続されていない状態(非接触状態)で、電力を伝送する。
図6に示す構成において、送電システムを構成する各送電器32は、電源回路41、送電回路42、送電コイル43、制御回路44および表示部45などを備える。
電源回路41は、外部からの直流電源の電圧を各回路の動作に適した電圧に変換する。電源回路41は、送電回路42に送電を行わせる為の電力を生成し、送電回路42に供給する。また、電源回路41は、制御回路44を動作させる為の電力を生成し、制御回路44に供給する。
送電回路42は、送電アンテナ43から送電するための送電電力を生成する。送電回路42は、生成した送電電力を送電アンテナ43に供給する。例えば、送電回路42は、制御回路44の制御に基づき、電源回路41から供給される直流電力をスイッチングすることにより送電電力としての交流電力を生成する。
送電アンテナ43は、送電回路42から供給される送電電力に応じて受電器23が受電可能な電力を出力する。送電アンテナ43は、電力を送電する送電面が平面状に形成される。送電アンテナ43の送電面は、例えば、床面に対して略垂直になる状態で、受電器23の受電アンテナ51の受電面に対向するように配置される。
例えば、送電アンテナ43は、送電用のコイル(送電コイル)が共振用のコンデンサと直列あるいは並列接続されることにより共振回路(送電共振回路)を構成する。送電共振回路としての送電アンテナ43は、送電回路42から交流電力が供給されると、供給された交流電力に応じた磁界を発生させる。送電アンテナ43の送電コイルは、絶縁された電線が巻かれた巻線構造として構成されていても良いし、プリント基板上にコイルパターンが形成されて構成されていても良い。
表示部45は、送電器32の状態を示すインジケータである。表示部45は、制御回路44の制御に応じて表示を切り替える。例えば、表示部45は、送電器32の動作状態に応じて表示色を切り替える。また、表示部45は、動作状態をメッセージで表示するようにしてもよい。
制御回路44は、送電回路42および表示部45の動作を制御する。制御回路44は、プロセッサとメモリとを備える。プロセッサは、演算処理を実行する。プロセッサは、例えば、メモリに記憶されているプログラム及びプログラムで用いられるデータに基づいて種々の処理を行う。メモリは、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。制御回路44は、マイコン、及び/または発振回路などにより構成されていてもよい。
例えば、制御回路44は、送電器32の状態に応じて表示部45の表示を切り替える。また、制御回路44は、送電回路42から出力する交流電力の周波数の制御、及び送電回路42の動作のオンオフを制御する。例えば、制御回路44は、送電回路42を制御することにより、送電アンテナ43の送電コイルに磁界を発生させる状態(送電状態)と送電コイルに磁界を発生させない状態(待機状態)とを切り替える。また、制御回路44は、送電アンテナ43の送電コイルに間欠的に磁界を発生させて、送電する電力を変更する制御を行うようにしても良い。
なお、送電器32は、無線通信を行うための無線通信回路をそれぞれ設けても良い。例えば、無線通信回路は、電力伝送の周波数とは異なる周波数で無線通信を行う回路である。制御回路44は、無線通信回路によって受電器23と無線通信することにより各部の制御を行うようにしても良い。また、無線通信回路は、負荷変調を利用して、電力伝送の周波数と同一の周波数で無線通信するようにしてもよい。
次に、受電システムについて説明する。
受電システムは、各カート1に搭載した受電器23およびバッテリ22を含むシステムである。受電器23は、受電アンテナ51、受電回路52、制御回路53、および、表示部54を有する。また、バッテリ22は、充電回路61および二次電池62を有する。ただし、受電器23は、電子機器21に電力を供給する出力端子を備える構成としても良い。この場合、バッテリ22は、電子機器21を介して供給される電力によって充電される構成としても良い。
受電アンテナ51は、送電アンテナ43からの送電電力を受電し、受電した電力を受電回路52へ供給する。受電アンテナ51は、電力を受電する受電面が平面状に形成される。受電アンテナ51の受電面は、床面に対して略垂直になる状態でカート本体11の側面に設置される。
例えば、受電アンテナ51は、受電用のコイル(受電コイル)がコンデンサと直列あるいは並列接続されることにより、共振回路(受電共振回路)を構成する。受電共振回路としての受電アンテナ51は、送電器32の送電アンテナ43に近接すると、受電コイルが送電アンテナ43の送電コイルと電磁結合する。受電アンテナ51の受電コイルは、送電器32の送電アンテナ43の送電コイルから出力された磁界によって誘導電流を発生させる。受電コイルは、絶縁された電線が巻かれた巻線構造として構成されていても良いし、プリント基板上にコイルパターンが形成されて構成されていても良い。
受電共振回路としての受電アンテナ51は、受電した交流電力を受電回路52に供給する。言換えると、受電アンテナ51は、送電器32からの交流電力を受電する間、交流電源として機能する。また、電力伝送に磁界共振方式を利用する場合、受電アンテナ51としての受電共振回路の自己共振周波数は、送電器32が送電する周波数と略同一となるように構成する。これにより、受電アンテナ51の受電コイルと送電アンテナ43の送電コイルとが電磁結合した場合の電力の伝送効率が向上する。
受電回路52は、受電アンテナ51から供給される受電電力をバッテリ22又は電子機器21へ供給可能な電力に変換する。例えば、受電回路52は、受電アンテナ51から供給される受電電力を整流し、直流に変換する。このような受電回路52は、例えば、複数のダイオードにより構成する整流ブリッジを含む回路により実現される。この場合、整流ブリッジの一対の入力端子は、受電アンテナ51としての受電共振回路に接続される。受電回路52は、受電アンテナ51から供給された受電電力を全波整流することにより、直流電力を一対の出力端子から出力する。
表示部54は、種々の情報を表示する表示装置である。例えば、表示部54は、受電器23の状態を示すインジケータである。表示部54は、制御回路53の制御に応じて表示を切り替える。例えば、表示部54は、受電器23の動作状態に応じて表示色を切り替える。また、表示部54は、動作状態をメッセージで表示するようにしてもよい。
制御回路53は、受電回路52および表示部54の動作を制御する。制御回路53は、プロセッサとメモリとを備える。プロセッサは、演算処理を実行する。プロセッサは、例えば、メモリに記憶されているプログラム及びプログラムで用いられるデータに基づいて種々の処理を行う。メモリは、プログラム及びプログラムで用いられるデータなどを記憶する。制御回路53は、マイコン、及び/または発振回路などにより構成されていてもよい。例えば、制御回路53は、受電器23の状態に応じて表示部54の表示を切り替える。
なお、受電器23は、対応する送電器32と無線通信を行うための無線通信回路を設けても良い。例えば、無線通信回路は、電力伝送の周波数とは異なる周波数で無線通信を行う回路である。制御回路53は、無線通信回路によって送電器32と無線通信することにより各部の制御を行うようにしても良い。また、無線通信回路は、負荷変調を利用して、電力伝送の周波数と同一の周波数で無線通信するようにしてもよい。
充電回路61は、受電器23の受電回路52から供給される電力を充電用の電力(充電電力)として二次電池62へ供給する。例えば、充電回路61は、受電回路52からの供給された電力を二次電池62の充電に用いる直流電流(充電電力)に変換する。即ち、充電回路61は、受電回路52からの電力を二次電池62を充電するための所定の電流値および電圧値の充電電力に変換して二次電池62に供給する。
二次電池62は、充電回路61から供給される充電電力により充電される。また、二次電池62は、電子機器21に接続され、電子機器21へ電力を供給する。
上記のような第1の実施形態によれば、カート1は、側壁に沿って回転する回転体としての側面車輪を有する。また、収納位置には、カート1の側面に設けた側面車輪が接する側壁またはレールを設ける。これにより、カートは、側面車輪によって収納位置における左右の位置を安定させて所定の停止位置まで移動できる。また、カート収納システムは、収納位置において側壁またはレールに沿ってカートの位置を安定させながら当該カートを所定の停止位置へ移動させることができる。さらに、カートを収納位置に確実に収納することで、カートに設けた受電器と送電器との非接触での電力伝送を確実に実行させることもできる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、カート1を収納位置に収納するためのカート収納システムの第2の構成例を説明するものである。第2の実施形態において、カート1は、第1の実施形態で説明した構成を有するもので良い。このため、第2の実施形態では、カート1については詳細な説明を省略するものとする。
図7及び図8は、実施形態に係るカート1とカート1を収納位置に収納するためのガイド機構とを含むカート収納システムの構成例を説明するための図である。図7は、収納位置に複数のカート1を収納した状態を模式的に示す上面図である。図8は、収納位置における構成を示す側面図である。
ここで、図7および図8に示す構成は、図4および図5に示す構成において各側壁SWr、SWlに各側面車輪17r、17lを停止させる凹部71を設けたものである。このため、図7および図8については、凹部71以外の各構成について詳細な説明を省略するものとする。ただし、第2の実施形態において、側面車輪17は、図3に示す第2の構成例であるものとして説明する。つまり、第2の実施形態に係るカート1は、側面車輪17がサスペンション31によって左右方向に動くことができるであるものとする。
図7に示すように、側壁SWr、SWlには、凹部71を設ける。凹部71は、各側面車輪17r、17lを停止させるためのものである。すなわち、凹部71は、収納位置における所定の停止位置に停止する各カート1の側面車輪17r、17lが対応する位置に設けられる。凹部71は、各側壁SWr、SWlを削って形成しても良いし、凹部を形成する部材を各側壁SWr、SWlに貼り付けて形成してもよい。
また、凹部71は、カート1の側面車輪17を完全に停止させるものでなく、停止させる必要がないカートの側面車輪17は通過させる必要がある。つまり、凹部71は、各カート1の所定の停止位置での停止を補助しつつ、停止位置で停止しないカート1の側面車輪17を通過させることができる程度の段差で構成する。
具体的には、例えば側面車輪17に直径35mm程度の車輪を使用する場合、凹部の段差は3mm〜5mm程度あれば十分である。ただし、車輪17の径や、サスペンション31の弾性力によっても、凹部71の段差は異なる。
ここでは、第2の実施形態に係るカート1の側面車輪17は、図3に示す構成を有するものとする。つまり、図7に示すカート1の側面車輪17は、サスペンション31によってカート本体11から外側(側壁)に向かって弾性力がかかる。これにより、カート1の側面車輪17は、凹部71において停止し易くなる。さらに、カート1の側面車輪17は、サスペンション31によって2つの側面車輪17の間隔が狭くなることができるため、移動方向にカート本体11が動くことも可能である。
上記のように第2の実施形態に係るカートは、凹部71で側面車輪17を停止し易くして停止位置に確実に停止させることでき、停止位置からの移動も容易となる。さらに言えば、確実に所定の停止位置で停止させてカートを収納することで、カートに設けた受電器と送電器との位置合わせが正確になり、電力伝送を効率良く実施できる。
なお、上述した第2の実施形態では、両方の側壁に凹部71を設けたが、何れか一方の側壁にだけ凹部を設けた構成としても良い。例えば、送電器32を設けた側の側壁に凹部を設けて受電器と送電器との位置合わせが確実に行い、送電器32を設けない側の側壁に凹部を設けないことで、スムーズがカートの移動を実現するようにしても良い。
また、側面車輪に設けるサスペンションは、2つの側面車輪のうち何れか一方だけに設けても良い。この場合、サスペンションを設けた側の側面車輪の側壁に対する位置を可動とし、サスペンションを設けない側の側面車輪の側壁に対する位置を固定することができる。例えば、送電器を設けた側の側壁に沿って移動する側面車輪にはサスペンションを設けずに、送電器を設けない側の側面車輪にはサスペンションを設けても良い。この場合、カートの側面に設けた受電器と送電器との間の距離を所定の距離に保つことでき、受電器と送電器との間の距離を良好に保つことができる。
また、側面車輪が接する側壁は、側面車輪が接するために必要最小限の幅を持つレール形状としてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…ショッピングカート(カート)、11…カート本体、13…車輪、14…フレーム、15…キャスタ、17(17r、17l)…側面車輪(回転体)、21…電子機器、22…バッテリ、23…受電器、30…支持体、31…サスペンション、32…送電器、SW(SWr、SWl)…側壁、FW…正面の壁、FG(FGr、FGl)…ガイド、71(71r、71l)…凹部。

Claims (5)

  1. 床面を移動するカート本体と、
    前記カート本体の側面に設けられ、前記カート本体の移動に伴って前記床面に対して垂直な側壁またはレールの上を回転する回転体と、
    を有するカート。
  2. さらに、前記カート本体と前記回転体との間に設けたサスペンションを有する、
    請求項1記載のカート。
  3. カートとカートを収納する収納庫とを有するカート収納システムであって
    前記カートは、
    床面を移動するカート本体と、
    前記カート本体の移動方向に対する側面に設けられ、前記カート本体の移動に伴って前記床面に対して垂直な側壁またはレールの上を回転する回転体と、を有し、
    前記収納庫は、
    前記カート本体を所定の収納位置に導く進路に沿って設けた前記床面に対して垂直な側壁を有する、
    カート収納システム。
  4. 前記側壁またはレールは、前記カート本体の側面にある前記回転体を停止させる凹部を有する。
    請求項3に記載のカート収納システム。
  5. 前記カートは、前記カート本体に設けた非接触で伝送される電力を受電する受電器をさらに有し、
    前記収納庫は、前記所定の収納位置に収納される前記カートの前記カート本体に設けた前記受電器に対向する位置に前記受電器が受電可能な電力を送電する送電器を有する、
    請求項3又は4の何れか1項に記載のカート収納システム。
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