JP2020066127A - オリジナル手帳製造システム、オリジナル手帳製造方法、およびオリジナル手帳製造プログラム - Google Patents

オリジナル手帳製造システム、オリジナル手帳製造方法、およびオリジナル手帳製造プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが独自にカスタマイズした手帳を作成でき、かつ、単にオリジナル手帳を作成できる以上に利便性の高いオリジナル手帳製造システム等を提供する。【解決手段】オリジナル手帳製造システム1について、手帳データ作成部23は、要素別ページデータとしてカレンダページで構成されたカレンダページデータを複数の中から任意に選択許容する構成であり、前記手帳データ作成部23により選択された前記カレンダページデータの日付枠内に前記個別予定データを配置するカレンダ設定指定部23cを備え、前記カレンダページデータを含むページデータを通常印刷する通常インク印刷装置2aと、前記カレンダページにおいて前記カレンダ設定指定部23cで配置された位置に前記個別予定データを可視状態から不可視状態に消しゴム等によって変化させることのできる消去可能印刷により印刷する特殊インク印刷装置2bとを備えた。【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、ユーザが独自の手帳を作成するようなオリジナル手帳製造システム、オリジナル手帳製造方法、およびオリジナル手帳製造プログラムに関する。
従来、様々な種類の手帳が販売されている。ユーザは、デザイン性や大きさに加え、手帳内のカレンダー部分が月別表示か週別表示か、メモ用ページがどれくらいあるか等、手帳を構成する様々要素を確認し、自分の好みのものを購入する。一方で、カバーと中身を別々に購入できるシステム手帳も販売されている。このシステム手帳は、中に閉じることのできるページの種類が様々に用意されており、ユーザが自分の好みのページを購入してカスタマイズできる。しかし、ユーザの好みは千差万別である。このため、例えば、カバーはA社のものが好みで、中身のページについてはB社のものが好みであるが、サイズが異なるために両方を合わせることができず、どちらかを選択しなければならないといったことが生じる。そして、このようなことが生じると、結局、A社のものを購入するか、B社のものを購入するか、様々な要素を検討して決めなければならず、決めるのが難しいという問題も生じる。すなわち、システム手帳によって選択肢が増えたといえども、まだユーザにとって十分とは言えなかった。
一方、オリジナル手帳のオンデマンド印刷に利用する手帳編集装置が提案されている(特許文献1参照)。この手帳編集装置は、ユーザが設定した属性値に従うページデータを手帳要素毎に生成し組版して印刷データを生成することができるとされている。
しかし、この手帳編集装置は、ページデータをユーザが選択できるという点でユーザのカスタマイズした手帳を作成できるものの、それ以上の利便性はなかった。
特開2012−113449号公報
この発明は、上述の問題に鑑みて、ユーザが独自にカスタマイズした手帳を作成でき、かつ、単にオリジナル手帳を作成できる以上に利便性の高いオリジナル手帳製造システム、オリジナル手帳製造方法、およびオリジナル手帳製造プログラムを提供し、利用者の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、手帳を構成する様々な要素別のページのデータである要素別ページデータを記憶する要素別ページデータ記憶手段と、前記要素別ページデータからユーザが任意のページデータを選択することを許容するユーザ別ページデータ選択手段と、前記ユーザの個別予定である個別予定データの登録を受け付ける個別予定データ登録手段と、前記個別予定データ登録手段により登録された個別予定データを記憶する個別予定データ記憶手段とを備え、前記ユーザ別ページデータ選択手段は、前記要素別ページデータとしてカレンダページで構成されたカレンダページデータを複数の中から任意に選択許容する構成であり、前記ユーザ別ページデータ選択手段により選択された前記カレンダページデータの日付枠内に前記個別予定データを配置するカレンダー上予定配置手段を備え、前記カレンダページデータを含むページデータを通常印刷する通常印刷手段とを備えたオリジナル手帳製造システム、オリジナル手帳製造方法、およびオリジナル手帳製造プログラムであることを特徴とする。
この発明により、ユーザが独自にカスタマイズした手帳を作成でき、かつ、単にオリジナル手帳を作成できる以上に利便性の高いオリジナル手帳製造システム、オリジナル手帳製造方法、およびオリジナル手帳製造プログラムを提供できる。
オリジナル手帳製造システムのシステム構成を示すブロック図。 ユーザ端末の制御部の機能ブロック図。 画面構成を説明する説明図。
以下、この発明の一実施形態を図面と共に説明する。
図1は、オリジナル手帳製造システム1のシステム構成を示すブロック図である。
オリジナル手帳製造システム1は、手帳製造装置2と、アイテム提供者端末3と、組織端末4と、ユーザ端末5と、管理サーバ6が電気通信回線であるインターネット8に接続されて構成されている。
手帳製造装置2は、通常インク印刷装置2a(通常印刷手段)と、特殊インク印刷装置2b(消去可能印刷手段)と、製本装置2cと制御装置2dと、表紙印刷装置2eとで構成されている。
通常インク印刷装置2aは、色要素としてトナーを用い、受信した印刷データに基づいて複数ページをトナーによりオンデマンド印刷できるレーザプリンター、色要素としてインクを用い、受信した印刷データに基づいて複数ページをインクによりオンデマンド印刷できるインクジェットプリンター等、印刷後に摩擦による熱を付与しても印刷された文字や模様が消えない(不可視とならない)一般的な印刷装置で構成されている。
特殊インク印刷装置2bは、色要素として特殊インクを用い、受信した印刷データに基づいて複数ページを特殊インクによりオンデマンド印刷できるインクジェットプリンター等、特殊インクによる印刷ができる印刷装置で構成されている。特殊インクは、印刷後に摩擦により熱を付与すると透明(不可視)になる特殊なインクにより構成されている。
これらの印刷装置は、まず通常インク印刷装置2aにより印刷がされ、その後に特殊インク印刷装置2bによる印刷がされるよう、この順に配置されている。そして、通常インク印刷装置2aによる印刷は、全ページを連続して順番に実施し、特殊インク印刷装置2bは、この全ページを通過させて特殊インクによる印刷が必要なページのみ印刷する。これにより、特殊インクの印刷が、通常インク印刷装置2aによる印刷の熱で透明になってしまうことを防止し、かつ、すべてのページが順番に並んだ状態で印刷後ページが出力される。
なお、通常インク印刷装置2aと特殊インク印刷装置2bを1つのインクジェットプリンターで構成し、通常インクのインクタンクと特殊インクのインクタンクを両方セットして、通常印刷と特殊印刷を一括して実行する構成としてもよい。この場合も、通常印刷部分は消すことができず、特殊印刷部分は消しゴム等でこすれば消えるという機能を実現できる。
製本装置2cは、通常インク印刷装置2aによる印刷と特殊インク印刷装置2bによる印刷がなされた2種印刷ページと、通常インク印刷装置2aによる印刷のみが行われた1種印刷ページが、手帳の順番に並べた状態でセットされ、表紙印刷装置2eで製造された表紙がセットされて、この表紙と全ページを製本してオリジナル手帳9cを出力する。この製本装置2cは、例えば表紙(表、背、裏が並んでいる状態の1枚の用紙)の背表紙裏側部分と全ページの一側辺をホットメルトで接着して1冊の手帳とする製本装置など、適宜の製本装置により構成されている。
制御装置2dは、通常インク印刷装置2a、特殊インク印刷装置2b、製本装置2c、および表紙印刷装置2eに印刷用のデータまたは製本用のデータを送信してオリジナル手帳を完成させるように指示する。詳述すると、制御装置2は、通常インク印刷装置2aに全ページのデータから特殊インクによる印刷部分を除いた通常インク印刷用データを通常インク印刷装置2aに送信して印刷指示する。制御装置2は、全ページのデータで特殊インクによる印刷のないページは白紙ページとし、特殊インクによる印刷のあるページのみ特殊インクによる印刷データとする特殊インク用印刷データを特殊インク印刷装置2bに送信して印刷指示する。制御装置2は、表紙印刷装置2eに表と背と裏を合わせた表紙印刷用データを送信して表紙用紙9bに表、背、裏を印刷した表紙(カバー)を作成指示する。制御装置2は、印刷された全ページと印刷された表紙(カバー)を製本して手帳にするよう製本装置2cに指示する。
表紙印刷装置2eは、表紙用紙9bに表、背、裏を印刷した表紙を作成する。背の幅(つまり全ページの厚さ)については、全ページの印刷枚数によって計算された幅データを受け取り、その幅を確保する。
アイテム提供者端末3と、組織端末4と、ユーザ端末5は、デスクトップPC、ノートPC、タブレット端末、またはスマートフォンなど、適宜のコンピュータにより構成されており、キーボードとマウスまたはタッチパネルで構成される入力部、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイで構成される表示部、CPUとROMとRAMで構成される制御部、無線LANボードまたは有線LANボードまたはWIFIユニットまたは4G通信ユニットで構成される通信部、およびハードディスクまたは不揮発性メモリで構成される記憶部を有している。ユーザ端末5の記憶部には、後述するオリジナル手帳作成プログラム11が記憶されており、組織端末4の記憶部には、組織用の組織データを管理サーバ6の記憶部に登録する組織データ登録プログラムが記憶されており、アイテム提供者端末3の記憶部には、管理サーバ6の記憶部のアイテムデータ6eに様々なページデータ(提供者別ページデータ)やアイコン等をアイテムとして登録するアイテム登録プログラムと管理サーバ6の記憶部のアイテム提供者データ6dへの登録をするアイテム提供者データ登録プログラムが記憶されている。
アイテム提供者端末3は、手帳作成時に用いられる適宜のアイテム、例えばカレンダーのデザインデータや連絡先ページのデザインデータ、表紙(カバー)のデザインデータ、鉄道路線図のデザインデータ、年齢早見表のデザインデータ、度量衡のデザインデータ、印紙税のデザインデータ、地図のデザインデータ等を提供するアイテム提供者によって操作され、これらのアイテムを管理サーバ6に登録する。このアイテムを登録するとき、アイテムの利用者を特定の利用者に制限するのであれば、アイテム提供者端末3は、当該アイテムを利用可能とするユーザを属性(性別、年齢、役職、職種、部署等)、アイテム提供者が管理するユーザ種別(例えば一般、ゴールド、プラチナ等の会員種別など)、あるいは個別に指定することを受け付け、使用許容ユーザ指定部として機能する。このアイテム使用可能なユーザの指定データは、アイテムデータ6eに提供者識別データ毎に、あるいはオリジナルページデータ毎に登録される。
組織端末4は、企業や社団法人など適宜の組織によって利用される端末であり、創業記念日や定例会議等の組織の予定のサーバ6への登録、組織の推奨するデフォルトとなる手帳のページ、および組織に所属する社員等の人員(ユーザ)のサーバ6への登録を受け付ける。
ユーザ端末5は、オリジナル手帳を作成するユーザにより操作され、個人所属データや個人予定データや個人連絡先データ等の管理サーバ6への登録、および手帳の各種ページと表紙(カバー)のデザインの選択等を受け付ける。
またこのユーザ端末5から、ユーザが任意にデザインした手帳の各種ページと表紙(カバー)のデザインの選択等の結果或いは結果の一部を管理サーバ6のアイテムデータ6eへ登録し、アイテム提供者としてアイテム提供者データ6dにも登録することにより、他のユーザのユーザ端末5からも各種ページを閲覧並びに選択可能にする、すなわち他の不特定多数或いは限定された所定の複数のユーザへ広く利用されるべく公開することも可能である。
管理サーバ6は、WEBサーバなどの適宜のサーバ装置で構成され、CPUとROMとRAMで構成される制御部、ハードディスク等で構成される記憶部、優先LANボード等で構成される通信部、キーボードとマウス等で構成される入力部、および液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等の表示部を有している。
管理サーバ6の記憶部には、基本設定データ6a、組織データ6b、個人データ6c、アイテム提供者データ6d、アイテムデータ6e、および手帳データ6fが記憶されている。
基本設定データ6aは、手帳サイズデータ、カバーデザインデータ、年月日データ、カレンダー形式データ、メモページデータ、および情報ページデータを有している。
組織データ6bは、組織識別データ、組織オリジナルページデータ、組織予定データおよび、組織連絡先データといった、組織に関連したデータを有している。
個人データ6cは、個人識別データ、個人所属データ、個人オリジナルページデータ、個人予定データ、個人連絡先データ、および手帳製造番号データといった、個人すなわちユーザに関連したデータを有している。
アイテム提供者データ6dは、アイテム提供者識別データ(アイテム提供者識別ID、アイテム提供者名、アイテム提供者売り上げ入金用口座、アイテム提供者電話番号、アイテム提供者住所等)を有している。
アイテムデータ6eは、提供者識別データ、およびオリジナルページデータを有している。またこのアイテムデータ6eの有するオリジナルページデータには、上記の通りあるユーザが他の不特定多数或いは限定された所定の複数のユーザへ広く公開することを希望したものも含まれる。
手帳データ6fは、完成した手帳のデータであり、手帳製造番号、手帳サイズ、カバーデザイン、製造年月日、カレンダー形式、メモページ、情報ページ、オリジナルページ、組織予定、組織連絡先、個人予定、個人連絡先、個人オリジナルページ等、完成した手帳のデータが記憶されている。
図2は、ユーザ端末5の制御部が記憶部に記憶されているオリジナル手帳作成プログラム11に従って管理サーバ6にアクセスして手帳を作成する機能を説明する機能ブロック図である。
オリジナル手帳作成プログラム11は、主に、情報入力部12、手帳作成部21、および手帳印刷部31による三つの機能を有している。
情報入力部12は、ユーザの個人情報を入力する個人情報入力部13と、ユーザの予定や連絡先などのデータをオリジナルデータとして入力するオリジナルデータ入力部14を有している。
個人情報入力部13は、ユーザ個人に付与されたIDとパスワード、ユーザの氏名、Eメールアドレス、住所、電話番号、および所属組織等の登録を受け付ける。所属組織は、会社や社団法人等の所属を示すものであり、社名または組織IDによる入力を受け付ける。
オリジナルデータ入力部14は、誕生日などの毎年固定されている固定予定データと、花見開催日などの変動のある変動予定データと、友人や知人などの氏名や電話番号やEメールや住所等の連絡先データと、ペットの写真や家族写真などの任意の写真である写真データと、ユーザが好きな偉人の言葉や座右の銘などの言葉データと、様々なパスワードの管理用のパスワード管理データの入力を受け付ける。連絡先データの入力を受け付けるオリジナルデータ入力部14は、連絡先データ入力手段として機能する。これらの入力は、手入力でも良いが、スマートフォンやタブレット端末等の電話帳アプリや名刺アプリ等に登録されているデータをCSV形式等の適宜の互換性のあるフォーマット形式のデータで送信して一括登録してもよい。また、固定予定データについては、手帳作成時に毎回自動でカレンダーに入力される構成とすることが望ましい。これにより、誕生日等の固定データを毎年入力する手間が省略される。また、変動予定データについては、カレンダーに印刷するか否かその都度確認でき、また、その年の日程に合わせて変更して印刷するように登録するといったことができる。
手帳作成部21は、手帳データ管理部22と、手帳データ作成部23と、プレビュー表示部24を有している。
手帳データ管理部22は、作成した手帳の管理、および手帳の新規作成を受け付ける。具体的には、作成された手帳を最終更新日の順で一覧表示し、一覧表示には最終更新日に加えてユーザが設定した手帳名と手帳製造の有無、製造済みの場合は手帳製造番号を表示する構成となっている。これにより、製造した手帳、および作成途中の手帳を管理できるようにしている。新規作成の場合には、カレンダー名の入力を受け付けて、手帳データ作成部23へ処理を移行する。また、一覧表示から任意の手帳が選択された場合も、手帳データ作成部23へ処理を移行する。この手帳データ管理部22は、手帳を検索する検索機能部も有しており、この検索機能部で手帳製造番号が入力されると、その手帳製造番号に該当する手帳を手帳データ作成部23により表示する。このとき、手帳製造番号の入力を受け付ける手帳データ管理部22は、手帳識別情報入力受付手段として機能する。
手帳データ作成部23は、手帳作成を実行する。ここで作成するのは、主に手帳の各ページのデザインと各ページの並びであり、入力される個別データ、すなわち連絡先や予定等は、上述した情報入力部12により入力された個人データ6cから取得する。
手帳データ作成部23は、手帳データを作成する機能を有しており、サイズ指定部23a、カバー作成部23b、カレンダ設定指定部23c、メモページ指定部23d、独自ページ作成部23e、組織ページ指定部23f、アイテム選択部23g、広告選択部23h、連絡先ページ作成部23i、およびアイテム登録部23j(オリジナルページデータ登録手段)を有している。
サイズ指定部23aは、図示省略するサイズ指定画面を表示し、手帳のサイズの指定を受け付ける。これにより、A6文庫本サイズ、B6文庫本サイズ、A5サイズ、教科書サイズ、B5ノートサイズ、B6サイズ、A5サイズ、背広内ポケットサイズなど、様々なサイズを選択できる。なお、カレンダーの他の要素が指定された後にサイズが変更される場合、これまでの設定が消去される旨のメッセージとともにサイズ変更を本当にして良いか否か選択させる確認表示を行う。
カバー作成部23bは、図示省略するカバー作成画面を表示し、手帳のカバー(表紙)の作成を受け付ける。カバーの作成に際して、カバー作成部23bは、基本設定データ6aに登録されているカバーデザイン(表紙デザイン)またはアイテムデータ6eに登録されているカバーデザインから任意のカバーデザインを選択する、組織データ6bに登録されている組織用カバーデザインを選択(または組織側の設定によっては組織用カバーデザインに固定)する、もしくは、個人データ6cに登録した写真データや言葉データを利用してオリジナルのカバーデザインを作成する等、ユーザが望む適宜の方法でのカバーデザインの作成を受け付ける。これにより、カバーの色やデザインをユーザが任意に選択できるとともに、レフト式、セパレート式、バーティカル式、カレンダー式など、様々な形式の手帳を選択することができる。また、カバー作成部23bは、アイテムデータ6eに登録されているデータを使用するとき、このアイテムデータ6eの使い方のコツや良さ等をアイテムデータ6eへの公開されたコメントとして登録することも受け付ける。これにより、ユーザがアイテムデータ6eを自由に紹介することができ、このコメントの数や内容を閲覧することでユーザはアイテムデータ6eの人気の高さや便利な使い方等を知ることができる。
カレンダ設定指定部23cは、カレンダページの作成を行う機能を有する。詳細は後述する。
メモページ指定部23dは、メモページの作成を行う機能を有する。詳細は後述する。
独自ページ作成部23eは、図示省略する独自ページ作成画面を表示し、ユーザが任意に作成する独自ページの作成を受け付ける。この独自ページ作成部23eは、個人データ6cに登録されている写真データや言葉データ等の適宜のデータや、アイテムデータ6eに登録されているアイコンや写真等の適宜のデータを利用し、文字や線や図形を描いて、自由なページを作成できる。また、ユーザ自身の氏名や住所や電話番号等の個人データを印刷する個人情報ページを作成することもでき、さらに勤務先や所属部署、個人QRコード(登録商標)、手帳製造番号等も印刷することができる。独自ページ作成部23eは、アイテムデータ6eに登録されているデータを使用するとき、このアイテムデータ6eの使い方のコツや良さ等をアイテムデータ6eへの公開されたコメントとして登録することも受け付ける。これにより、ユーザがアイテムデータ6eを自由に紹介することができ、このコメントの数や内容を閲覧することでユーザはアイテムデータ6eの人気の高さや便利な使い方等を知ることができる。
組織ページ指定部23fは、図示省略する組織ページ作成画面を表示し、ユーザが所属する組織が提供している組織ページを組織データ6bから取得し、当該組織ページを配置する。男性用と女性用、部署別、あるいは役職別など、組織ページに選択肢がある場合、組織ページ指定部23fは、個人データ6cに登録されている個人情報に沿ってユーザに適切なページをデフォルト設定しておき、ユーザが任意に変更して最終決定できるようにしている。なお、ユーザの部署や役職が個人データ6c若しくは組織データ6b等により特定できる場合、部署別または/および役職別の組織ページはユーザに該当する部署または/および役職のものしか選択できないようにすることが好ましい。
アイテム選択部23gは、アイテムページの作成を行う機能を有する。詳細は後述する。
広告選択部23hは、図示省略する広告ページ選択画面を表示し、アイテムデータ6eに広告として登録されているページデータから任意のページデータの選択を受け付ける。選択された広告ページの数量が手帳製造に必要な数量を超えると、手帳製造が無償若しくは割引価格になる。これにより、ユーザは、オリジナル手帳の作成費用を抑制でき、広告企業は個別ユーザの手帳に広告を掲載することができる。この広告は、例えば商品注文用の商品写真とQRコード(登録商標)等としておけば、ユーザが当該商品を必要とする際に手帳のQRコード(登録商標)をスマートフォンで読み取って簡単に注文できるようにすることができる。また、広告選択部23hは、選択された広告が作成する手帳の内容やデザインに制限をかけている場合、その制限を超えているページについてエラー表示をする構成とすると良い。この場合、エラー表示の出ているページについて変更しようとすると、選択された広告で許容されているデザインのページのみ選択できるように画面表示するデザインを変更し、広告によって無料または安価に作成できる範囲内で手帳を作成することができる。この広告によるサービスを利用して、ユーザ自身が使用する手帳だけでなく、オリジナル手帳を人にプレゼントすることもできる。
連絡先ページ作成部23iは、連絡先ページの作成を行う機能を有する。詳細は後述する。
アイテム登録部23jは、各種アイテムの登録を受け付ける。このアイテム登録のとき、アイテム提供者による登録であれば、そのままアイテムデータ6eへの登録を受け付ける。一般ユーザからのアイテム登録であれば、アイテム提供者データ6dに登録されたユーザであるか確認し、登録されていればそのままアイテム登録を受け付ける。登録されていないユーザであれば、アイテム提供者データ6dへの登録を要請し、登録完了後にアイテムデータ6eへのアイテム登録を受け付ける。
プレビュー表示部24は、図示省略するプレビュー画面を表示し、手帳データ作成部23で作成された手帳の全ページを順番にプレビュー表示する。このプレビュー画面には、進むボタンと戻るボタンが設けられ、進むボタンによって1ページずつ送って確認できるとともに、戻るボタンによって1ページずつ戻って再確認することができる。
手帳印刷部31は、手帳製造装置2(図1参照)に対して手帳データを送信して手帳印刷を指示する手帳印刷指示部32と、印刷した手帳のデータに手帳製造番号を付与して手帳データ6fに登録して印刷履歴を蓄積する手帳印刷履歴管理部33とを有している。このとき、手帳印刷部31は、ユニークな製造番号を付与し、手帳識別情報登録手段として機能する。また、手帳印刷指示部32は、手帳製造番号により手帳を検索する機能も有し、この手帳が印刷されていても再度印刷できるようにしている。この再度印刷する際の手帳製造番号の入力を受け付ける手帳印刷指示部32は、再作成受付手段として機能する。
すなわち、ユーザが不意に手帳を紛失してしまうような事態があってもこの手帳印刷支持部32が手帳製造番号を受け付ければ同じ手帳を再度印刷できるようにしている。
図3は、手帳データ作成部23が画面表示する画面を説明する説明図である。
図3(A)は、カレンダ設定指定部23cが画面表示するカレンダページ作成画面50の画面構成図である。
カレンダページ作成画面50は、デザインボタン51、予定ボタン52、表示切替ボタン53、カレンダイメージ表示枠54、キャンセルボタン58、決定ボタン59およびアップロードボタン59aを有している。
デザインボタン51は、選択されると図示省略するカレンダデザイン選択画面を表示し、基本設定データ6aおよびアイテムデータ6eに登録されている多数のカレンダページのデザインから任意のデザインの選択を受け付ける。また、カレンダーとして印刷する期間を6カ月、1年、2年、3年等の任意の期間に指定でき、開始年月も業種や決算月等に合わせて任意に設定できる。また、週別表示や一日表示のように時間表示ができる形式のカレンダーであれば、開始時刻と終了時刻も選択できる。これにより、ユーザの生活の時間帯に合わせた手帳を作成でき、早起きのユーザであれば早朝からの時間帯のカレンダー、遅く起きて夜に仕事するユーザであれば深夜も含めて夜を中心とする時間帯のカレンダーを有する手帳を作成できる。また、ユーザによっては土日が休みとは限らないため、優先曜日を入力できる構成とすることが望ましい。ユーザの所属する組織が組織独自のカレンダページのデザインを組織データ6bに登録している場合は、そのユーザは自己の所属する組織のカレンダページのデザインも選択できる。また、選択できるデザインは、月別表示や週別表示等の表示形式の違い、月曜始まりや日曜始まりなどの開始曜日の違い等もある。したがって、ユーザは、様々な種類の形式およびデザインのカレンダーから好みのものを選択できる。また、同じデザインでも、開始曜日の変更や、六曜の表示の有無、土日の色付け、祝祭日の色付け等を細かく指定できる。これにより、多様なユーザの好みをできる限り反映できる。
予定ボタン52は、図示省略する予定確認画面を表示し、個人データ6cに登録されているユーザ個人の予定である個人予定データ、および、組織データ6bに登録されている組織の予定である組織予定データを区別可能に一覧表示する。そして、この一覧表示の中から通常印刷を行う予定、および特殊印刷を行う予定を選択許容する。これにより、例えば誕生日や創業記念日等の変更のあり得ない予定は通常印刷し、定例会議や夏季休暇や年末年始休暇や花見予定など年度によって変更のあり得る予定は消去可能な特殊印刷をするといったことが可能になる。この通常印刷と特殊印刷の予定は一度設定されると個人データ6c内に保存され、翌年移行も現在の設定がデフォルト表示され、必要に応じて変更でき、必要なければ変更せずそのまま同じ設定で印刷できる。
表示切替ボタン53は、選択される毎に、カレンダイメージ表示枠54内に表示する予定を、通常印刷と特殊印刷の両方を表示する「全て」と、通常印刷のみを表示する「消去不可」と、特殊印刷のみを表示する「消去可能」の3種類の表示のうちの1つに順次切り替える。これにより、予定変更があった場合に消すことのできる予定と、消すことのできない予定を明瞭に確認することができる。
カレンダイメージ表示枠54は、デザインボタン51で選択されたカレンダー55を表示するとともに、基本設定データ6aに登録されている祝祭日56、および予定ボタン52で選択された予定56を当該カレンダー55の日付枠内に表示する。予定56は、表示切替ボタン53で「全て」が選択されている場合は表示し、「消去不可」が選択されている場合は当該予定が消去不可に選択されていれば表示してそうでなければ表示せず、「消去可能」が選択されている場合は当該予定が消去可能に選択されていれば表示してそうでなければ表示しない。
キャンセルボタン58は、選択されると、デザインボタン51で選択されたデザインや予定ボタン52で選択された予定により作成されているカレンダーを保存せずにキャンセルし、前の画面に戻る。
決定ボタン59は、選択されると、デザインボタン51で選択されたデザインや予定ボタン52で選択された予定により作成されているカレンダーを決定データとして手帳データ6fに保存する。なお、一度決定していても、印刷前であれば手帳データ6fから呼び出して任意に編集できる。
また本実施例では決定ボタン59の隣に、アップロードボタン59aを設けている。このアップロードボタン59aは、選択されると、アイテム登録部23jを動作させる。アイテム登録部23jは、現在作成されているカレンダーを決定データとしてアイテムデータ6eに保存する。なお、一度アップロードしていても、アイテムデータ6eから呼び出して任意に編集できる。このようにして、ユーザが作成したカレンダー等をアップロードすることで、ユーザが自身のオリジナルのアイテム(カレンダー等)をアップロードして第三者に有料または無料で提供(販売)することができる。ユーザがアップロードしたオリジナルのアイテムが購入された場合、管理サーバ6が、当該アイテムを作成したユーザのアイテム提供者売り上げ入金用口座に購入金額の一部を入金する。
図3(B)は、連絡先ページ作成部23iが画面表示する連絡先ページ作成画面60の画面構成図である。
連絡先ページ作成画面60は、デザインボタン61、連絡先ボタン62、表示切替ボタン63、連絡先表示枠64、キャンセルボタン68、および決定ボタン69により構成されている。
デザインボタン61は、選択されると図示省略する連絡先デザイン選択画面を表示し、基本設定データ6aおよびアイテムデータ6eに登録されている多数の連絡先ページのデザインから任意のデザインの選択を受け付ける。ユーザの所属する組織が組織独自の連絡先ページのデザインを組織データ6bに登録している場合は、そのユーザは自己の所属する組織の連絡先ページのデザインも選択できる。
連絡先ボタン62は、図示省略する連絡先一覧表示画面を表示し、個人データ6cに記憶されている連絡先データのうち、手帳に印刷するデータの選択を受け付ける。また、ユーザの所属する組織が組織データ6b内に本社や支店等の連絡先を登録している場合、この連絡先についても連絡先一覧表示画面に表示し、手帳への印刷をするか否か選択させる。また、手帳に印刷する連絡先データのうち、通常印刷とするものと特殊印刷とするものの選択も受け付ける。この選択は、氏名、電話番号、住所といった要素別に全員一括で選択する一括選択と、一人ずつ個別に選択する個別選択を利用できる。
表示切替ボタン63は、選択される毎に、連絡先表示枠64内に表示する予定を、通常印刷と特殊印刷の両方を表示する「全て」と、通常印刷のみを表示する「消去不可」と、特殊印刷のみを表示する「消去可能」の3種類の表示のうちの1つに順次切り替える。これにより、変更があった場合に消すことのできる内容(例えば住所や電話番号)と、消すことのできない内容(例えば氏名)を明瞭に確認することができる。
連絡先表示枠64は、デザインボタン61で選択されたデザインの連絡先ページ65を表示するとともに、その連絡先ページ65に設定されているデータ枠内に連絡先ボタン62で選択された連絡先66を1件ずつ入力した状態で表示する。このとき、連絡先データ配置手段として機能する。
キャンセルボタン68は、選択されると、デザインボタン61で選択されたデザインや連絡先ボタン62で選択された連絡先により作成されている連絡先ページを保存せずにキャンセルし、前の画面に戻る。
決定ボタン69は、選択されると、デザインボタン61で選択されたデザインや連絡先ボタン62で選択された連絡先により作成されている連絡先ページを決定データとして手帳データ6fに保存する。なお、一度決定していても、印刷前であれば手帳データ6fから呼び出して任意に編集できる。
図3(C)は、メモページ指定部23dが画面表示するメモページ作成画面70の画面構成図である。
メモページ作成画面70は、デザインボタン71、メモページ表示枠74、キャンセルボタン78、決定ボタン79、およびアップロードボタン79aを有している。
デザインボタン71は、選択されると図示省略するメモページ選択画面を表示し、基本設定データ6aおよびアイテムデータ6eに登録されている多数のメモページのデザインから任意のデザインの選択を受け付ける。ユーザの所属する組織が組織独自のメモページのデザインを組織データ6bに登録している場合は、そのユーザは自己の所属する組織のメモページのデザインも選択できる。また、メモページのページ数も選択できる。これにより、行数、線のタイプ、白紙、方眼紙等の様々なデザインのメモページが任意のページ数だけある手帳を作成できる。
メモ表示枠74は、デザインボタン71で選択されたデザインのメモページ75を表示する。
キャンセルボタン78は、選択されると、デザインボタン71で選択されたデザインを保存せずにキャンセルし、前の画面に戻る。
決定ボタン79は、選択されると、デザインボタン71で選択されたデザインのメモページ75を決定データとして手帳データ6fに保存する。なお、一度決定していても、印刷前であれば手帳データ6fから呼び出して任意に編集できる。
また本実施例では決定ボタン79の隣に、アップロードボタン79aを設けている。このアップロードボタン79aは、選択されると、アイテム登録部23jが動作させる。アイテム登録部23jは、現在作成されているカレンダーを決定データとしてアイテムデータ6eに保存する。なお、一度アップロードしていても、アイテムデータ6eから呼び出して任意に編集できる。
図3(D)は、アイテム選択部23gが画面表示するアイテムページ作成画面80の画面構成図である。
アイテムページ作成画面80は、デザインボタン81、パスワードボタン82、パスワードページ表示枠84、キャンセルボタン88、および決定ボタン89により構成されている。
デザインボタン81は、選択されると図示省略するパスワードページデザイン選択画面を表示し、基本設定データ6aおよびアイテムデータ6eに登録されている多数のパスワードページのデザインから任意のデザインの選択を受け付ける。ユーザの所属する組織が組織独自のパスワードページのデザインを組織データ6bに登録している場合は、そのユーザは自己の所属する組織の連絡先ページのデザインも選択できる。
パスワードボタン82は、図示省略するパスワード一覧表示画面を表示し、個人データ6cに記憶されているパスワードデータのうち、手帳に印刷するデータの選択を受け付ける。このとき、パスワードボタン82は、印刷開始パスワード指定手段として機能する。また、ユーザの所属する組織が組織データ6b内にパスワードデータを登録している場合、このパスワードについてもパスワード一覧表示画面に表示し、手帳への印刷をするか否か選択させる。また、印刷するパスワードの選択については、一覧のうち印刷開始部と、印刷件数を指定する形で選択する構成となっている。その際、前回の手帳作成時に印刷された範囲が明示され、前回手帳作成時に印刷された最後のパスワードの次のパスワードから印刷することをデフォルト表示とすることが好ましい。このとき前回の印刷範囲が明示されるパスワードボタン82は、印刷開始パスワード確認表示部として機能する。そして、前回印刷範囲の中から現在使用しているパスワードをユーザが選択すれば、その現在使用中のパスワードと、まだ使われていないパスワードを並べた状態で出力することができる。また、パスワードデータは、数字4文字、英数6文字、英数8文字、英数大文字小文字交じり8文字、英数特殊文字交じり8文字等、様々な形式のものを用意しておき、ユーザが必要な形式のものを必要なだけ選択すると良い。これにより、形式の異なる多種類のパスワードを適宜更新しつつ管理でき、パスワードがわからなくなることを防止できる。
パスワードページ表示枠64は、デザインボタン81で選択されたデザインのパスワードページ85を表示するとともに、そのパスワードページ85に設定されているデータ枠内にパスワードボタン82で選択されたパスワード87を1件ずつ入力した状態で表示する。また、パスワード87の近傍には、チェックボックス86を表示する。これにより、使用中あるいは使用済みのパスワードにチェックを入れることができ、パスワードをどこまで使用しているか管理できる。
キャンセルボタン88は、選択されると、デザインボタン81で選択されたデザインやパスワードボタン82で選択されたパスワードにより作成されているパスワードページを保存せずにキャンセルし、前の画面に戻る。
決定ボタン89は、選択されると、デザインボタン81で選択されたデザインやパスワードボタン82で選択されたパスワードにより作成されているパスワードページを決定データとして手帳データ6fに保存する。なお、一度決定していても、印刷前であれば手帳データ6fから呼び出して任意に編集できる。
なお、アイテム選択部23gは、アイテム提供者、広告提供者およびアイテムの公開を希望したユーザが提供した様々なアイテムデータ6eを利用できるため、多種多様な手帳の作成に寄与するとともに、様々なアイテム提供者および広告提供者によるアイテムデータ6eの登録を受け付けることでコンテンツの充実を図ることができる。
以上の構成により、オリジナル手帳製造システム1は、オリジナル手帳製造プログラム11による制御により、ユーザが独自にカスタマイズした手帳を作成でき、かつ、単にオリジナル手帳を作成できる以上に利便性の高い環境でオリジナル手帳を作成できる。
また、ユーザにとって毎年固定されている固定予定データの登録を受け付けるようにしているので、ユーザの毎回のデータ入力に係る労力を有効に軽減することができる。
特にオリジナルページデータ登録手段たるアイテム登録部23jを備えたことにより、ユーザは、ユーザ自身が選択した任意の前記カレンダページデータを含むページデータをアップロードボタン59a、79aを介して他の不特定多数或いは限定された所定の複数のユーザへ公開可能として無料または有料で提供することも可能であるので、コンテンツの更なる充実を図ることができる。
更に、組織データ6bを取得し、ユーザに関連したデータである個人データ6cに登録されている個人情報に沿ってユーザが任意に変更して前記カレンダページデータを含むページデータを最終決定できるようにできるので、会社などの組織の見た目の統一や業務の連携を促すことと、ユーザ個人にとっての使い易さを有効に両立させることができる。
また、アイテム提供者が提供するアイテムを適宜利用できるため、手帳の各ページを豊富なデザインから選択できるとともに、様々な独自のページを追加することができる。特に、アイテム提供者は増加していき、各アイテム提供者が登録するアイテムも増加するため、アイテムの種類が加速度的に増加していき、作成できる手帳のバリエーションが非常に多くなって、利用者の要望に限りなく答えることができる。
また、アイテム提供者がアイテムデータの利用者を制限したい場合は制限することができるため、特定のユーザにのみアイテムを提供することが可能となる。これにより、例えばアイテム提供者が自社サービスの会員を募っており、会員にランク付けをしている場合、ランクに応じて使用可能なアイテムを変更するといったことができる。
また、カレンダページについては、印刷開始月を指定する、開始曜日を指定するなど、ユーザの希望を自由に反映させることができる。したがって、ユーザは、欲しい期間の欲しい形式のカレンダページがある手帳を作成して得ることができる。
特に、手帳印刷支持部32が手帳製造番号を受け付ければ同じ手帳を再度印刷できるようにしている。ユーザが不意に手帳を紛失してしまうような事態があっても好適に対応し得るだけでなく、ひいてはユーザに安心感を与えることにも資する。
また、パスワードページにより、忘れやすいパスワードを管理することができる。特に、定期的に変更が求められるパスワードであっても、使用したパスワードのチェックボックス86にチェックをしていけば、最新のパスワードを判別できるとともに、変更時に同じパスワードを設定しないことができる。
特に、カレンダーや連絡先のページなど通常印刷と特殊印刷(プレ印刷)を混合しているページについては、特殊印刷により印刷された情報を消しゴムで消す(あるいはこすることによる摩擦で消す)ことができ、かつ、通常印刷部分は一緒に消えてしまうことがないため、予定変更や連絡先変更等に柔軟に対応できてかつ便利に利用できる。
また、連絡先データをユーザ端末5等から登録し、この連絡先データを連絡先ページに流し込んで印刷できるため、利用者は、毎年連絡先を入力あるいは書き込むといったことをせずとも、最新の連絡先データが印刷された手帳を毎年入手することができる。また、連絡先データについても、一部は特殊印刷とすることができるため、住所変更や電話番号の変更があった場合に消して手書きで書き直すといったことが可能になる。
なお、以上の実施形態において、基本設定データ6a、組織データ6b、およびアイテムデータ6eを記憶する管理サーバ6の記憶部は、要素別ページデータ記憶手段として機能する。
また、手帳データ作成部23は、ユーザ別ページデータ選択手段として機能する。
また、個別予定データ(固定予定データおよび変動予定データ)を登録するオリジナルデータ入力部14は、個別予定データ登録手段として機能する。
また、個別予定データ(固定予定データおよび変動予定データ)が含まれる個人データ6cを記憶する管理サーバ6の記憶部は、個別予定データ記憶手段として機能する。
また、カレンダー55の日付枠内に予定56を配置するカレンダ設定指定部23cは、カレンダー上予定配置手段として機能する。
また、アイテム提供者端末3は、提供者別ページデータ登録手段として機能する。
また、アイテムデータ6eを記憶する管理サーバ6の記憶部は、提供者別ページデータ記憶手段として機能する。
また、パスワードデータを含む個人データ6cを記憶する管理サーバ6の記憶部は、パスワード候補記憶手段として機能する。
また、カレンダページ作成画面50では、過去に作成されたカレンダページを表示して手直しできるように構成してもよい。この場合、自身が過去に作成したカレンダページを表示するとよく、さらには、そのカレンダページと所定事項が一致するカレンダページを作成した他のユーザのうち何人がどういうカレンダページに仕上げたかという情報を表示する構成としてもよい。所定事項は、例えば見開き一週間や見開き一カ月などの表示形式、バーティカル、日付毎のコメント欄の有無、メモ欄のマス目サイズ、あるいはこれらの複数等の適宜の事項に設定することができる。これにより、自身が昨年利用したカレンダと同じカレンダのユーザが利用した便利な機能などを知ることができ、より充実したカレンダを作成することが可能となる。
なお、この発明は、上述した実施例に限られず、他の様々な実施形態とすることができる。例えば、上述した実施例ではユーザがデザインしたアイテムデータを他のユーザにも閲覧、選択し得る構成を開示したが、公開されたアイテムデータに対し他のユーザが使用感等の感想をコメントし得る構成を別途設けるようにしても良い。
また例えば、様々なページを作成できる機能を利用して、ユーザの手帳として提供するに限らず、学校の生徒手帳を作成する、あるいは組織が発行する組織手帳(会社手帳)を作成するなど、様々な用途に利用することができる。
この発明は、オリジナルの手帳を作成するような産業に利用することができる。
1…オリジナル手帳製造システム
3…アイテム提供者端末
5…組織端末
6…管理サーバ
6a…基本設定データ
6b…組織データ
6c…個人データ
6e…アイテムデータ
6f…手帳データ
14…オリジナルデータ入力部
22…手帳データ管理部
23…手帳データ作成部
32…手帳印刷指示部

Claims (13)

  1. 手帳を構成する様々な要素別のページのデータである要素別ページデータを記憶する要素別ページデータ記憶手段と、
    前記要素別ページデータからユーザが任意のページデータを選択することを許容するユーザ別ページデータ選択手段と、
    前記ユーザの個別予定である個別予定データの登録を受け付ける個別予定データ登録手段と、
    前記個別予定データ登録手段により登録された個別予定データを記憶する個別予定データ記憶手段とを備え、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段は、前記要素別ページデータとしてカレンダページで構成されたカレンダページデータを複数の中から任意に選択許容する構成であり、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段により選択された前記カレンダページデータの日付枠内に前記個別予定データを配置するカレンダー上予定配置手段を備え、
    前記カレンダページデータを含むページデータを通常印刷する通常印刷手段と
    を備えた
    オリジナル手帳製造システム。
  2. 前記個別予定データ登録手段は、前記ユーザにとって日付と予定内容が毎年固定されている固定予定データの登録を受け付ける構成であり、
    前記カレンダー上予定配置手段は、前記カレンダページにおける前記固定予定データの日付に前記固定予定データの予定内容を配置する構成である
    請求項1記載のオリジナル手帳製造システム。
  3. 前記ユーザ別ページデータ選択手段により選択されてユーザに作成されたユーザオリジナルのオリジナルページデータを他人へ公開可能に登録するオリジナルページデータ登録手段を備えた
    請求項1または2記載のオリジナル手帳製造システム。
  4. 前記ユーザ別ページデータ選択手段は、ユーザが所属する組織に関連したデータである組織データを取得し、ユーザに関連したデータである個人データに登録されている個人情報に沿ってユーザが任意に変更して前記カレンダページデータを含むページデータを最終決定できるようにできる手帳データ作成部を備えている
    請求項1から3のいずれか1つに記載のオリジナル手帳製造システム。
  5. 前記要素別ページデータをページデータ提供者毎に登録することを受け付ける提供者別ページデータ登録手段と、
    前記提供者別ページデータ登録手段により登録されたページデータを前記ページデータ提供者と紐づけて記憶する提供者別ページデータ記憶手段とを備え、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段は、前記要素別ページデータとして前記提供者別ページデータを選択することも許容する構成である
    請求項1から4のいずれか1つに記載のオリジナル手帳製造システム。
  6. 前記提供者別ページデータ登録手段は、登録する前記ページデータをどのユーザに対して使用許容するか指定する使用許容ユーザ指定部を有する構成である
    請求項5記載のオリジナル手帳製造システム。
  7. 製造する手帳毎にユニークな識別情報を手帳識別情報として登録する手帳識別情報登録手段と、
    前記手帳識別情報の入力を受け付ける手帳識別情報入力受付手段と、
    前記手帳識別情報入力受付手段により入力受付した前記手帳識別情報により特定される手帳の少なくとも一部を前記通常印刷手段により印刷して手帳の再作成を受け付ける再作成受付手段とを備え、
    前記再作成受付手段は、少なくともカレンダページの印刷開始月の変更を受け付ける構成である
    請求項1から6のいずれか1つに記載のオリジナル手帳製造システム。
  8. 複数のパスワード候補を順番に記憶するパスワード候補記憶手段と、
    順番に並ぶ前記パスワード候補のどこから印刷するかの指定を受け付ける印刷開始パスワード指定手段とを備え、
    前記印刷開始パスワード指定手段は、前回手帳が製造された際に指定された印刷開始パスワードを確認可能に表示する印刷開始パスワード確認表示部を備えた
    請求項1から7のいずれか1つに記載のオリジナル手帳製造システム。
  9. 人の氏名と連絡先で構成される連絡先データの入力を受け付ける連絡先データ入力手段と、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段にて連絡先ページデータが選択されると、当該連絡先ページデータのデータ形式に沿って前記連絡先データを配置する連絡先データ配置手段とを備えた
    請求項1から8のいずれか1つに記載のオリジナル手帳製造システム。
  10. 前記通常印刷手段は、摩擦による熱で変色しない一般的な色要素により印刷する構成であり、
    前記カレンダページにおいて前記カレンダー上予定配置手段で配置された位置に前記個別予定データを可視状態から不可視状態に消去手段によって変化させることのできる消去可能印刷により印刷する消去可能印刷手段を更に備えた
    請求項1から9のいずれか1つに記載のオリジナル手帳製造システム。
  11. 前記消去可能印刷手段は、印刷後に摩擦による熱が付与されると透明になる特殊色要素により印刷する構成である
    請求項10記載のオリジナル手帳製造システム。
  12. コンピュータを、
    手帳を構成する様々な要素別のページのデータである要素別ページデータを記憶する要素別ページデータ記憶手段と、
    前記要素別ページデータからユーザが任意のページデータを選択することを許容するユーザ別ページデータ選択手段と、
    前記ユーザの個別予定である個別予定データの登録を受け付ける個別予定データ登録手段と、
    前記個別予定データ登録手段により登録された個別予定データを記憶する個別予定データ記憶手段として機能させ、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段は、前記要素別ページデータとしてカレンダページで構成されたカレンダページデータを複数の中から任意に選択許容する構成であり、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段により選択された前記カレンダページデータの日付枠内に前記個別予定データを配置するカレンダー上予定配置手段を備え、
    前記カレンダページデータを含むページデータを通常印刷する通常印刷手段として機能させる
    オリジナル手帳製造プログラム
  13. 手帳を構成する様々な要素別のページのデータである要素別ページデータを要素別ページデータ記憶手段に記憶し、
    前記要素別ページデータからユーザが任意のページデータを選択することをユーザ別ページデータ選択手段により許容し、
    前記ユーザの個別予定である個別予定データの登録を個別予定データ登録手段により受け付け、
    前記個別予定データ登録手段により登録された個別予定データを個別予定データ記憶手段により記憶し、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段は、前記要素別ページデータとしてカレンダページで構成されたカレンダページデータを複数の中から任意に選択許容し、
    前記ユーザ別ページデータ選択手段により選択された前記カレンダページデータの日付枠内に前記個別予定データをカレンダー上予定配置手段により配置し、
    前記カレンダページデータを含むページデータを通常印刷手段により通常印刷する
    オリジナル手帳製造方法。
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