JP2020065457A - 植物の栽培施設の管理制御装置および管理制御方法 - Google Patents

植物の栽培施設の管理制御装置および管理制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】植物の光合成を効率よく促進させるように栽培施設内の環境を調整するための、植物の栽培施設の管理制御装置および管理制御方法を提供する。【解決手段】植物の栽培施設Xの管理制御装置16は、気象データ提供サーバ30と、二酸化炭素供給装置15とに接続される。管理制御装置は、日毎に設定された、翌日の二酸化炭供給素処理内容の決定タイミングが到来すると、気象データ提供サーバから提供された天気予報情報に基づいて、翌日の日の出直後の時間帯が晴れる予報であるか否かを判定し、晴れる予報であると判定すると、当該日の出時刻の所定時間前から二酸化炭素供給装置による栽培施設内への二酸化炭素供給処理を開始させるための二酸化炭素供給開始タイミングを決定する。【選択図】図1

Description

本開示は、植物の栽培施設内の機器の動作を管理するための管理制御装置および管理制御方法に関する。
周知のとおり、植物の栽培過程においては、所定以上の明るさを有する環境下で二酸化炭素(CO2)濃度を高めることで光合成を促進させて好適な成長を促すことができる。これに鑑み植物の栽培施設では、栽培施設内に設置された照度センサおよびCO2センサの計測値に基づいてCO2供給装置のON/OFFを切り替えることで、好適な栽培環境を保つようにしている。
特開2013−135657号公報
植物の光合成は午前中に特に活発に行われるため、晴れた日には、日の出時に既に栽培施設内のCO2濃度がある程度高くなっていることが好ましい。しかし、CO2供給装置をONにしてから栽培施設内が好適なCO2濃度に達するまでにはある程度の時間を要するため、日の出時に照度センサによる計測値が上がってからCO2供給装置をONにしても、しばらくの間はCO2濃度が低い状態が続いてしまう。そのため、効率よく光合成を促進させることができない場合があるという問題があった。
本開示は上記事情に鑑みてなされたものであり、植物の光合成を効率よく促進させるように栽培施設内の環境を調整するための、植物の栽培施設の管理制御装置および管理制御方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するための本開示の植物の栽培施設の管理制御装置は、天気予報情報を提供する気象データ提供サーバと、植物の栽培施設内に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給装置とに接続された植物の栽培施設の管理制御装置において、日毎に設定された、翌日の二酸化炭供給素処理内容の決定タイミングが到来すると、前記気象データ提供サーバから提供された天気予報情報に基づいて、翌日の日の出直後の時間帯が晴れる予報であるか否かを判定し、晴れる予報であると判定すると、当該日の出時刻の所定時間前から前記二酸化炭素供給装置による前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理を開始させるための二酸化炭素供給開始タイミングを決定する制御部を備えることを特徴とする。
また本開示の植物の栽培施設の管理制御方法は、天気予報情報を提供する気象データ提供サーバと、植物の栽培施設内に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給装置とに接続された植物の栽培施設の管理制御装置が、日毎に設定された、翌日の二酸化炭供給素処理内容の決定タイミングが到来すると、前記気象データ提供サーバから提供された天気予報情報に基づいて、翌日の日の出直後の時間帯が晴れる予報であるか否かを判定し、晴れる予報であると判定すると、当該日の出時刻の所定時間前から前記二酸化炭素供給装置による前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理を開始させるための二酸化炭素供給開始タイミングを決定することを特徴とする。
本開示の植物の栽培施設の管理制御装置および管理制御方法によれば、植物の光合成を効率よく促進させるように栽培施設内の環境を調整することができる。
一実施形態による植物の栽培施設の管理制御装置を用いた栽培施設管理システムの構成を示す全体図である。 一実施形態による植物の栽培施設の管理制御装置で日毎に実行される処理を示すフローチャートである。 一実施形態による植物の栽培施設の管理制御装置で実行される栽培施設内の照度値に基づいたCO2濃度調整処理を示すフローチャートである。
〈一実施形態による管理制御装置を用いた栽培施設管理システムの構成〉
以下に、一実施形態による管理制御装置を用いた栽培施設管理システム1の構成について、図1を参照して説明する。本実施形態による栽培施設管理システム1が搭載される栽培施設Xは、内部に複数の植物P1〜P5がそれぞれ容器10−1〜10−5内の土壌に栽植されて設置されている。この栽培施設Xは、天井の一部を解放するための天窓2−1、2−2と、側壁の一部を解放するための側窓3−1、3−2とを備える。
栽培施設管理システム1は、栽培施設X内に設置された各種装置と、当該栽培施設Xにネットワーク20を介して接続された気象データ提供サーバ30とで構成される。気象データ提供サーバ30は、地域ごとの天気予報情報を含む気象データを提供する。栽培施設X内に設置された各種装置としては、天窓開閉装置11と、側窓開閉装置12と、CO2濃度センサ13と、照度センサ14と、CO2供給装置15と、管理制御装置16とがある。
天窓開閉装置11は、天窓2−1、2−2を開閉させる。側窓開閉装置12は、側窓3−1、3−2を開閉させる。CO2濃度センサ13は、栽培施設X内のCO2濃度を計測する。照度センサ14は、栽培施設X内の照度を計測する。CO2供給装置15は、例えば、栽培施設X内に設置された加温器(図示せず)による燃焼処理で発生したCO2を用いて、栽培施設X内にCO2を供給する。
管理制御装置16は、記憶部161と、制御部162とを有する。記憶部161は、日毎の日の出時刻および日の入り時刻を記憶する。また記憶部161は、予め設定された、栽培施設X内にCO2を供給する必要があるか否かを判定するためのCO2濃度閾値として、午前中の判定処理で用いる第1CO2濃度閾値と、午後の判定処理で用いる第2CO2閾値とを記憶する。また記憶部161は、予め設定された、植物の光合成に必要な照度があるか否かを判定するための照度閾値として、日の出直後の判定処理で用いる第1照度閾値と、日の出から所定時間経過した後から日中の判定処理で用いる第2照度閾値とを記憶する。
制御部162は、気象データ提供サーバ30から提供される天気予報情報、CO2濃度センサ13による計測値、照度センサ14による計測値、天窓開閉装置11による天窓2−1、2−2の開閉状態、側窓開閉装置12による側窓3−1、3−2の開閉状態、および記憶部161に記憶された情報に基づいて、CO2供給装置15の動作を制御する。
〈一実施形態による栽培施設管理システムの動作〉
次に、本実施形態による栽培施設管理システム1で日毎に実行される処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。本実施形態において、管理制御装置16の記憶部161には、日毎の日の出時刻および日の入りの時刻と、予め設定された第1CO2濃度閾値および第2CO2濃度閾値と、予め設定された第1照度閾値および第2照度閾値とが記憶されている。
午前中は植物の光合成活動が活発であるため、午前中の処理で用いる第1CO2濃度閾値は、午後の処理で用いる第2CO2濃度閾値よりも高い値で設定されている。例えば、第1CO2濃度閾値は1000ppm、第2CO2濃度閾値は800ppmとして設定されている。また、日の出直後は日中に比べて照度が低いため、第1照度閾値は第2照度閾値よりも低い値で設定されている。例えば、第1照度閾値は3000lux、第2照度閾値は5000luxとして設定されている。これらの照度閾値は、当該栽培施設Xの設置場所および、季節により異なる日射角度に基づいて適宜補正される。
これらの情報が記憶された状態で、夜間に、管理制御装置16の制御部162により、日毎に設定された、翌日のCO2供給処理内容の決定タイミング(例えば毎夜23:00)が到来したか否かが監視される。翌日のCO2供給処理内容の決定タイミングが到来すると(S1の「YES」)、制御部162において、ネットワーク20を介して気象データ提供サーバ30から、翌日の天気予報情報が取得される(S2)。
制御部162で翌日の天気予報情報が取得されると、取得された情報の中の栽培施設Xが設置された地域の情報に基づいて、翌日の日の出直後の時間帯が晴れる予報であるか否かが判定される(S3)。翌日の日の出直後の時間帯が晴れる予報であると判定されると(S3の「YES」)、翌日の日の出時刻の所定時間前からCO2の供給処理が開始するように、CO2供給開始タイミングが決定される(S4)。CO2供給開始タイミングは、日の出時刻に栽培施設X内が光合成に好適なCO2濃度になるように、栽培施設の大きさおよびCO2供給装置の性能に基づいて決定される。
その後、決定されたCO2供給開始タイミングが到来したか否かが監視され、到来したと判定されると(S5の「YES」)、制御部162により、天窓開閉装置11から天窓2−1、2−2の開閉状態を示す情報が取得される。また、側窓開閉装置12から側窓3−1、3−2の開閉状態を示す情報が取得される。
ここで、すべての窓が閉状態であるときには(S6の「YES」)、制御部162によりCO2供給装置15がON状態にされ、CO2供給装置15から栽培施設X内へのCO2の供給が開始される(S7)。CO2供給開始から第1時間(例えば600秒)が経過すると、照度センサ14の計測値が第1照度閾値以上になっているか否かが判定される(S8)。ここで用いられる第1時間は、CO2供給が開始された後日の出時刻が経過し、晴れているか否かを判定できる程度になる時間で予め設定される。
ここで、天気予報情報では晴れる予報であったが実際には曇っていたために照度センサ14の計測値が第1照度閾値よりも低いと判定した場合(S8の「NO」)には、CO2供給装置15がOFF状態にされてCO2の供給が停止される(S9)。これにより、CO2が無駄に供給されることを避けることができる。CO2供給開始から第1時間経過したときに、照度センサ14の計測値第1照度閾値以上になっていたときには(S8の「YES」)、CO2供給装置15のON状態が継続され、ステップS11に移行する。
また、ステップS6において、いずれかの窓が開状態であったときには(S6の「NO」)、日の出時刻が過ぎるまでCO2供給装置15のOFF状態が継続され(S10の「NO」)、日の出時刻が過ぎると(S10の「YES」)、ステップS11に移行する。
以降、日の入り時刻が到来するまでの日中の時間帯は、制御部162により、CO2濃度センサ13による計測値、照度センサ14による計測値、天窓開閉装置11による天窓2−1、2−2の開閉状態、側窓開閉装置12による側窓3−1、3−2の開閉状態、および記憶部161に記憶された情報に基づいてCO2供給装置15の動作が制御されて、通常のCO2供給処理が実行される(S11、S12の「NO」)。
ステップS11で実行される通常のCO2供給処理について、図3のフローチャートを参照して具体的に説明する。まず、CO2供給開始後第1時間が経過したときに、CO2供給装置15のON状態が継続された状態である場合(S21の「YES」)には、ON状態にされてから第2時間(例えば900秒)が経過したか否かが監視される。ここで用いられる第2時間は、CO2供給装置15からのCO2供給により栽培施設X内のCO2濃度が光合成に好適な値になるのに十分な時間であり、ステップS9で用いられた第1時間よりも長い時間で設定される。そして、第2時間が経過すると(S22の「YES」)、制御部162によりCO2供給装置15がOFF状態にされる(S23)。
CO2供給装置15がOFF状態にされるとCO2供給が停止され、停止してから予め設定された第3時間が経過したか否かが監視される。ここで用いられる第3時間は、CO2供給装置15がOFF状態になる前に供給されたCO2で栽培施設Xの植物が光合成可能な時間として予め設定される。CO2供給が停止してから第3時間が経過したと判定されると(S24の「YES」)、制御部162により、CO2濃度センサ13の計測値および照度センサ14の計測値が監視される。
そしてこれらの計測値に基づいて、栽培施設X内のCO2濃度が所定値以下であり、照度が所定値以上であり、且つ天窓および側窓がすべて閉状態かが判定される(S25)。ここで、栽培施設X内のCO2濃度が所定値以下であるか否かの判定処理において、判定処理時刻が午前中のときには第1CO2濃度閾値が用いられ、午後のときには第2CO2濃度閾値が用いられる。また、栽培施設X内の照度が所定値以上であるか否かの判定処理においては、第2照度閾値が用いられる。
栽培施設X内のCO2濃度が所定値以下であり、照度が所定値以上であり、且つ天窓および側窓がすべて閉状態であると判定されると(S25の「YES」)、制御部162によりCO2供給装置15がON状態にされ、CO2供給装置15から栽培施設X内にCO2が供給される(S26)。CO2供給装置15がON状態になるとステップS22に戻り、S22〜S26の処理が繰り返される。
また、ステップS21において、CO2供給開始後第1時間が経過したときに、CO2供給装置15がOFF状態である場合には(S21の「NO」)、ステップS24に移行する。
図2のフローチャートに戻り、ステップS11のCO2供給処理中にCO2供給処理の実行中に日の入り時刻が到来すると(S12の「YES」)、CO2供給装置15が、現在の稼動状況に関わらずOFF状態にされ(S13)、ステップS1に戻る。
以上の実施形態によれば、外部から提供される天気予報情報を利用して、晴れる予定の日の日の出前から栽培施設内へのCO2供給処理を実行することで、日の出と同時に効率よく植物の光合成を開始させることができる。また、日中は、CO2濃度が低く、照度が高く、且つ、栽培施設X内の天窓および側窓が閉状態のときにCO2を供給することで、効率よく植物の光合成を活性化させることができる。また、CO2供給処理が開始されてからCO2濃度の計測値が所定値まで上昇するには時間を要するため、CO2供給を所定時間実行した後は所定時間OFF状態にすることで、CO2が過剰に供給されることを回避することができる。
また、上述した実施形態においては、一の栽培施設の中にCO2濃度センサ、照度センサ、およびCO2供給装置がそれぞれ1つずつ設置された場合について説明したが、一の栽培施設の中に複数のCO2濃度センサ、複数の照度センサ、および複数のCO2供給装置を設置してもよい。この場合、制御部162は、栽培施設内のいずれかのCO2濃度センサで計測されたCO2濃度が所定値以下であり、いずれかの照度センサで計測された照度が所定値以上であり、且つ、すべての天窓および側窓が閉状態であると判定したときに、CO2供給処理を実行する。
1 栽培施設管理システム
2−1、2−2 天窓
3−1、3−2 側窓
10−1〜10−5 容器
11 天窓開閉装置
12 側窓開閉装置
13 濃度センサ
14 照度センサ
15 CO2供給装置
16 管理制御装置
20 ネットワーク
30 気象データ提供サーバ
161 記憶部
162 制御部

Claims (6)

  1. 天気予報情報を提供する気象データ提供サーバと、
    植物の栽培施設内に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給装置と
    に接続された植物の栽培施設の管理制御装置において、
    日毎に設定された、翌日の二酸化炭素供給処理内容の決定タイミングが到来すると、前記気象データ提供サーバから提供された天気予報情報に基づいて、翌日の日の出直後の時間帯が晴れる予報であるか否かを判定し、晴れる予報であると判定すると、当該日の出時刻の所定時間前から前記二酸化炭素供給装置による前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理を開始させるための二酸化炭素供給開始タイミングを決定する制御部を備える
    ことを特徴とする植物の栽培施設の管理制御装置。
  2. 前記栽培施設の天窓を開閉する天窓開閉装置と、
    前記栽培施設の側窓を開閉する側窓開閉装置とにさらに接続され、
    前記制御部は、前記二酸化炭素供給開始タイミングが到来したときに、前記天窓開閉装置から前記天窓の開閉状態を示す情報を取得するとともに、前記側窓開閉装置から前記側窓の開閉状態を示す情報を取得し、取得した情報に基づいて前記天窓および前記側窓が閉状態であると判定したときに、前記二酸化炭素供給装置による前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理を開始させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培施設の管理制御装置。
  3. 前記栽培施設内の照度を計測する照度センサにさらに接続され、
    植物の光合成に必要な照度があるか否かを判定するための照度閾値として、日の出直後の判定処理で用いる第1照度閾値を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記二酸化炭素供給開始タイミングが到来し、前記二酸化炭素供給装置による前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理が開始した後、所定の第1時間が経過したときに、前記照度センサによる計測値に基づいて前記栽培施設内の照度が前記第1照度閾値よりも低いと判定すると、前記二酸化炭素供給装置から前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理を停止させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の植物の栽培施設の管理制御装置。
  4. 前記栽培施設内の二酸化炭素濃度を計測する二酸化炭素濃度センサにさらに接続され、
    前記記憶部は、植物の光合成に必要な照度があるか否かを判定するための照度閾値として、日の出から所定時間が経過した後から日中の判定処理で用いる第2照度閾値をさらに記憶するとともに、前記栽培施設内に二酸化炭素を供給する必要があるか否かを判定するための二酸化炭素濃度閾値を記憶し、
    前記制御部は、前記二酸化炭素供給開始タイミングが到来し、前記二酸化炭素供給装置による前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理が開始し、前記第1時間が経過した後、日の入りまでの間、前記二酸化炭素濃度センサによる計測値が前記記憶部に記憶された二酸化炭素濃度閾値以下であると判定し、前記照度センサによる計測値が前記第2照度閾値以上であると判定し、且つ、前記栽培施設の天窓および側窓が閉状態であると判定したときには、前記二酸化炭素供給装置から前記栽培施設内に二酸化炭素を供給させる
    ことを特徴とする請求項3に記載の植物の栽培施設の管理制御装置。
  5. 前記制御部は、前記二酸化炭素供給装置から、前記第1時間よりも長い第2時間、二酸化炭素を供給させると、その後、所定時間二酸化炭素の供給を停止させる
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の栽培施設の管理制御装置。
  6. 天気予報情報を提供する気象データ提供サーバと、
    植物の栽培施設内に二酸化炭素を供給する二酸化炭素供給装置と
    に接続された植物の栽培施設の管理制御装置が、
    日毎に設定された、翌日の二酸化炭供給素処理内容の決定タイミングが到来すると、前記気象データ提供サーバから提供された天気予報情報に基づいて、翌日の日の出直後の時間帯が晴れる予報であるか否かを判定し、晴れる予報であると判定すると、当該日の出時刻の所定時間前から前記二酸化炭素供給装置による前記栽培施設内への二酸化炭素供給処理を開始させるための二酸化炭素供給開始タイミングを決定する
    ことを特徴とする植物の栽培施設の管理制御方法。
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