JP2020064585A - 安全推進情報送信システム、情報送信システム、安全推進情報送信方法、及び情報送信方法 - Google Patents

安全推進情報送信システム、情報送信システム、安全推進情報送信方法、及び情報送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】作業者に対して注意事項をより意識してもらい易い安全推進情報送信システムを提供する。【解決手段】ビーコン装置は、作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、端末装置は、前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報を前記安全推進情報送信サーバに送信する通信部と、前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進情報を受信して出力する出力部とを有し、安全推進情報送信サーバは、前記端末装置から識別情報を受信すると、識別情報に対応する情報であって、日ごとに変更可能でありビーコン装置が設けられた場所に関連した作業時における安全を推進する内容を含む安全推進情報を、前記識別情報の送信元の端末装置に送信する送信部を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、安全推進情報送信システム、情報送信システム、安全推進情報送信方法、及び情報送信方法に関する。
作業現場においては、作業する当日の朝礼において、危険予知活動を実施し、その日の作業の注意点を紙に書く。そして、注意点はその注意すべき危険箇所も併せて掲示される。これにより、作業者は、作業現場内のどの場所においてどのような注意を払う必要があるかを確認した上で、安全な作業を実施している。作業現場では、作業の進捗に応じて、注意すべき場所や注意事項も変わる。例えば、作業現場のある場所の地面に穴を掘削した場合には、その穴があることを注意して作業する必要があるが、工事が進み、穴が塞がれた場合には、その穴に関する注意は不要になる。一方で、別の場所の地面に穴が掘削された場合には、新たに開けられた穴があることを作業者に対して、朝礼や掲示板を介して注意事項として周知している。また、特許文献1では、工事現場における朝礼を効率よく実施する点について記載されている。
特開2010−108139号公報
しかしながら、朝礼において危険予知活動を実施し、掲示板への掲示を行ったとしても、作業中において注意散漫状態となった場合や、うっかり忘れてしまう場合がある。さらには、注意すべき場所や注意すべき内容も工事の進捗やその日の作業内容によっても異なるため、勘違いによって注意すべき事項を間違えた認識をしてしまう場合もある。そうすると、その日に定められている注意事項を意識した作業を行うことが難しい。そのため、安全をより推進するためには、作業者に対して注意事項に関して気づきを与えられることが、注意事項を意識してもらい易いという点において望ましい。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、作業者に対して注意事項をより意識してもらい易い安全推進情報送信システムおよび安全推進情報送信方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、端末装置を有するユーザの位置に応じて柔軟に情報を送信することができる安全推進情報送信システム、情報送信システム、安全推進情報送信方法、及び情報送信方法を提供することでもある。
上述した課題を解決するために、本発明は、安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムであって、前記ビーコン装置は、作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記端末装置は、前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報を前記安全推進情報送信サーバに送信する通信部と、前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進情報を受信して出力する出力部とを有し、前記安全推進情報送信サーバは、前記端末装置から識別情報を受信すると、識別情報に対応する情報であって、日ごとに変更可能でありビーコン装置が設けられた場所に関連した作業時における安全を推進する内容を含む安全推進情報を、前記識別情報の送信元の端末装置に送信する送信部を有する。
また、本発明は、安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムであって、前記ビーコン装置は、作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記安全推進情報送信サーバは、安全推進情報と識別情報との組を複数含む安全推進データを記憶する記憶部と、前記安全推進データを端末装置に送信する送信部と、を有し、前記端末装置は、前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進データを記憶する安全推進データ記憶部と、前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報に対応する安全推進情報を前記安全推進データ記憶部から読み出して出力する出力部と、を有する。
また、本発明は、情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムであって、前記ビーコン装置は、情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記情報送信サーバは、案内情報とビーコン識別情報との組を複数記憶する案内情報記憶部と、前記案内情報とビーコン識別情報とを端末装置に送信する送信部と、を有し、前記端末装置は、前記情報送信サーバから送信される案内情報とビーコン識別情報とを記憶する案内情報記憶部と、前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報に対応する案内情報を前記案内情報記憶部から読み出して出力する出力部と、を有する。
また、本発明は、情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムであって、前記ビーコン装置は、情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記端末装置は、前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報を前記情報送信サーバに送信する通信部と、前記情報送信サーバから送信される案内情報を受信して出力する出力部とを有し、前記情報送信サーバは、前記端末装置からビーコン識別情報を受信すると、当該ビーコン識別情報に対応する情報であって、前記ビーコン装置が設けられた場所に応じた内容を含む案内情報を、前記ビーコン識別情報の送信元の端末装置に送信する送信部を有する。
また、本発明は、安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムにおける安全推進情報送信方法であって、前記ビーコン装置は、作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記端末装置は、前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報を前記安全推進情報送信サーバに送信し、前記安全推進情報送信サーバは、前記端末装置から識別情報を受信すると、識別情報に対応する情報であって、日ごとに変更可能でありビーコン装置が設けられた場所に関連した作業時における安全を推進する内容を含む安全推進情報を、前記識別情報の送信元の端末装置に送信し、前記端末装置は、前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進情報を受信すると、受信した安全推進情報を出力する。
また、本発明は、安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムにおける安全推進情報送信方法であって、前記ビーコン装置は、作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記安全推進情報送信サーバの送信部は、記憶部に記憶された、安全推進情報と識別情報との組を複数含む安全推進データを、前記端末装置に送信し、前記端末装置の記憶部は、前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進データを記憶し、前記端末装置の出力部は、前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報に対応する安全推進情報を前記安全推進データ記憶部から読み出して出力する。
また、本発明は、情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムにおける情報送信方法であって、前記ビーコン装置は、情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記情報送信サーバの送信部は、案内情報記憶部に記憶された、案内情報とビーコン識別情報との組を複数端末装置に送信し、前記端末装置の案内情報記憶部は、前記情報送信サーバから送信される案内情報を記憶し、前記端末装置の出力部は、前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報に対応する案内情報を前記案内情報記憶部から読み出して出力する。
また、本発明は、情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムにおける情報送信方法であって、前記ビーコン装置は、情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、前記端末装置の通信部は、前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報を前記情報送信サーバに送信し、前記情報送信サーバの送信部は、前記端末装置からビーコン識別情報を受信すると、当該ビーコン識別情報に対応する情報であって、前記ビーコン装置が設けられた場所に応じた内容を含む案内情報を、前記ビーコン識別情報の送信元の端末装置に送信し、前記端末装置の出力部は、前記情報送信サーバから送信される案内情報を受信して出力する。
以上説明したように、この発明によれば、端末装置の位置に応じた情報であってその日に応じた安全推進情報を端末装置に送信することができるため、作業者に対して注意事項に関して気づきを与え易くなるため、作業者に注意事項をより意識してもらい易くなる効果が得られる。
また、この発明によればは、端末装置を有するユーザの位置に応じて柔軟に情報を送信することができる。また、必要に応じて案内情報を更新されると、更新された案内情報を端末装置に送信し、出力されることができ、送信可能な情報の柔軟性が向上する。
この発明の一実施形態による安全推進情報送信システム1の概念を説明する概略機能構成図である。 安全推進情報送信システム1の動作を説明するシーケンス図である。 安全推進情報が出力される一例を説明する概念図である。 第2の実施形態における情報送信システム1Aの概念を説明する概略機能構成図である。 情報送信サーバ10Aの機能構成を示す概略機能ブロック図である。 案内情報記憶部121に記憶される案内情報の一例を示す図である。 端末装置30Aの機能構成を示す概略機能ブロック図である。 情報送信システム1Aの動作を説明するシーケンス図である。
以下、本発明の一実施形態による安全推進情報送信システムについて図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態による安全推進情報送信システム1の概念を説明する概略機能構成図である。
安全推進情報送信システム1は、安全推進情報送信サーバ10とビーコン装置20と端末装置30とを含む。
ビーコン装置20は、作業現場100における安全推進情報を送信する対象の領域である通知対象領域に設けられ、自ビーコン装置を識別する識別情報を自身が設置された通知対象領域に応じた範囲に送信する。ここでは、一例として、作業現場100において、安全推進情報を送信する通知対象領域が、通知対象領域101、通知対象領域102、通知対象領域103、通知対象領域104として4カ所設定されている。この通知対象領域は、現場内において、安全推進情報を送信する可能性がある場所に対して任意に設定(1から3カ所、あるいは5カ所以上)してもよい。ビーコン装置20としては、通知対象領域101にビーコン装置20a、通知対象領域102にビーコン装置20b、通知対象領域103にビーコン装置20c、通知対象領域104にビーコン装置20dが設けられている。以降、ビーコン装置を特に識別する必要がない場合には単にビーコン装置20と称する。
ビーコン装置20は、自ビーコン装置に予め設定された識別情報を通信可能な範囲に対して送信する。この通信可能な範囲は、自身が設けられる通知対象領域の範囲と同じか多少広くてもよい。ビーコン装置20が通信可能な範囲よりも1つの通知対象領域の方が大きい場合には、その通知対象領域内に、複数のビーコン装置20を設けることで、通知対象領域をカバーするようにしてもよい。
ビーコン装置20は、例えば、通知対象領域内における柱、柵、梁、工事現場事務所等の固定物に設置されてもよいし、重機等の移動可能な物体に設置されてもよい。ビーコン装置20を固定物に取り付けた場合には、その固定物の近傍に端末装置30を携帯した作業者が近づいた場合に、その固定物の近傍に応じた安全推進情報を送信することができる。また、ビーコン装置20を移動可能な物体として例えば重機に取り付けた場合には、その重機のある程度近傍に端末装置30を携帯した作業者が近づいた場合に、その重機の近傍に応じた安全推進情報を送信することができる。ここでは、重機が移動することに応じて、通知対象領域も移動するため、作業者は、自分が移動せず、重機が近づいた場合であっても、安全推進情報をもとに、注意事項を認識することができる。安全推進情報は、作業現場において作業中における作業者の安全性を確保したり安全性を高めたりするために意識してもらいたい事項を表す情報を用いることができる。例えば、安全推進情報は、朝礼において危険予知活動が実施されることで定められたその日の注意事項や、作業者に対し注意事項に関して気づきを与えられる情報であってもよい。
端末装置30は、作業現場100において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動が可能な端末装置である。端末装置30は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット等のいずれか1つであってもよい。
端末装置30は、移動することでいずれかの通知対象領域内に到達すると、その到達した通知対象領域に設置されたビーコン装置から識別情報を受信し、受信した識別情報を安全推進情報送信サーバ10に送信する通信部を有する。また、端末装置30は、安全推進情報送信サーバ10から送信される安全推進情報を受信すると、受信した安全推進情報を出力する出力部を有する。この出力部としては、例えば、液晶表示装置等の表示装置、スピーカ等の音声出力装置、振動を発生させるバイブレータ装置のいずれか1つ、あるいはこれらの2つ以上の組み合わせであってもよい。例えば、符号30aに示すように、作業者が移動することに伴って端末装置30が通知対象領域101、通知対象領域102の順に移動した場合には、通知対象領域101に応じた安全推進情報が端末装置30に出力された後、通知対象領域102に端末装置30が到達すると、通知対象領域102に応じた安全推進情報が出力される。このように、作業者の移動先に応じた安全推進情報を出力することができる。
この図において、端末装置30は、1つのみ図示されているが、作業者が複数いる場合には、端末装置30も複数準備し、作業者にそれぞれ1つずつ携帯されるようになっていてもよい。
安全推進情報送信サーバ10は、端末装置30から識別情報を受信すると、識別情報に対応する情報であって、日ごとに変更可能であり当該識別情報に対応するビーコン装置20が設けられた場所に関連した作業時における安全を推進する内容を含む安全推進情報を、識別情報の送信元の端末装置に送信する送信部を有する。ここでは、登録された安全推進情報のうち「足下注意」等のテキスト情報が登録された場合には、そのテキスト情報を端末装置30に送信することで画面上にテキスト情報を表示することができ、また、テキスト情報に応じた音声情報を音声読み上げ機能によって生成して端末装置30に送信することもできる。これにより、テキスト情報が登録された場合であっても、端末装置30において文字として出力するだけでなく、音声によって読み上げることでスピーカから放音することができる。ここでは、端末装置30に音声読み上げ機能を設け、安全推進情報送信サーバ10から送信されたテキスト情報を画面上に表示するとともに、端末装置30の音声読み上げ機能によってそのテキスト情報に対応した音声をスピーカから放音するようにしてもよい。
また、安全推進情報送信サーバ10は、ハードディスク装置等の記憶装置を有しており、この記憶装置に、安全推進情報とビーコン装置20の識別情報とを対応づけて記憶している。安全推進情報送信サーバ10は、外部から入力される情報にしたがって、この安全推進情報を書き換えることが可能である。例えば、作業現場100の管理者によって日毎に定められる安全推進情報が送信対象の通知対象領域の指定とともに入力されると、指定された通知対象領域に割り当てられた識別情報に対応する安全推進情報を、上書きすることで書き換える。安全推進情報が書き換えられると、安全推進情報送信サーバ10は、それ以降においては、端末装置30から識別情報が送信されることに応じて、この上書きされた最新の安全推進情報を端末装置30に送信する。
安全推進情報を外部から入力する場合には、例えば、安全推進情報送信サーバ10に接続されているキーボードやマウス等の入力装置を利用して、作業現場100における管理者によって入力されるようにしてもよいし、この管理者が携帯する端末装置から安全推進情報送信サーバ10にアクセスして入力するようにしてもよい。
このような安全推進情報は、例えば、作業現場100において朝礼が実施されることで危険予知活動が実施され、その日の注意事項が決定され掲示板等に掲示されると、管理者は、この注意事項に応じた安全推進情報が入力される。例えば、その日において危険予知活動が実施されてその日の注意事項が決定することに応じて、その日毎に安全推進情報の登録のし直しを行うことができるようになっている。
次に、図2を用いて安全推進情報送信システム1の動作を説明する。
ビーコン装置20は、自身に割り当てられた識別情報を自身が設けられた通知対象領域において送信する(ステップS101)。
一方で、作業現場における管理者は、その日の朝礼が終了すると、その日の危険予知活動において定められた注意事項に応じた内容の安全推進情報を作業現場の詰所に設置されたパソコンから入力する。例えば、ある作業日において、通知対象領域101における地面のいずれかの位置に穴が掘削する作業が行われる場合には、足下に穴があるかもしれないことを作業者に認識してもらうように危険予知活動に伴って注意事項が掲示され、かつ、安全推進情報が安全推進情報送信サーバ10の記憶装置に登録される。ここでは、例えば、「足下注意」というテキスト情報が通知対象領域101の識別情報に対応づけて安全推進情報として登録される(ステップS301)。
次に、朝礼に出席した後、作業現場における作業が開始され、端末装置30を携帯した作業者が作業現場内において移動する。ここで、端末装置30は、ビーコン装置20から識別情報を受信したか否かを判定する(ステップS201)。端末装置30は、作業者の移動に伴って通知対象領域101に到達し、通知対象領域101に設置されたビーコン装置20aから送信される識別情報を受信すると、受信した識別情報を安全推進情報送信サーバ10に送信する(ステップS202)。
安全推進情報送信サーバ10は、端末装置30から識別情報を受信すると、受信した識別情報に対応する安全推進情報を記憶装置から読み出し、識別情報の送信元である端末装置30に送信する(ステップS303)。
端末装置30は、安全推進情報送信サーバ10から安全推進情報を受信すると、受信した安全推進情報を出力する(ステップS203)。
例えば、通知対象領域101内に到達した作業者の端末装置30には、例えば、「足下注意」等の文字情報が画面に表示されるとともに、文字情報に応じた音声として「足下注意」の音声がスピーカから出力される。また、足下への注意を促すための動画が安全推進情報として登録されており安全推進情報送信サーバ10から受信していれば、その動画が画面上に表示される。また、安全推進情報が出力される際には、端末装置30は、バイブレータ装置を駆動させ、振動を発生させる。これにより、作業者は、通知対象領域101における注意事項を認識することができる。
次に、図3は、安全推進情報が出力される一例を説明する概念図である。
例えば、ある日において、通知対象領域101内に到達した作業者の端末装置30には、安全推進情報として「足下注意」の情報が出力されるが、その翌日において、通知対象領域101における穴の掘削が完了している場合には、穴が確実に存在しているため、その場所において「開口部注意」等の安全推進情報が通知対象領域101の識別情報に対応づけて登録される。これにより、翌日においては、通知対象領域101に到来した作業者の端末装置30には、「開口部注意」の安全推進情報が出力される。このように、安全推進情報は、作業現場の進捗等に応じて、その日毎に異なる情報を登録することができ、これにより、その日に応じた安全推進情報を通知することが可能である。
また例えば、通知対象領域102において、運搬器具を利用して工事用部材や工事用器具を運搬する場合であって、その運搬の仕方について注意を促す場合には、「荷を固定してから運搬」等の安全推進情報が端末装置30に出力される。この場合、作業者は、荷物を運搬器具にしっかり固定した状態にすることを意識した上で、運搬作業を行うことができる。そして翌日において、天候が雨となる可能性があり、前日に運搬した荷の養生が必要である場合には、「荷の養生をしっかりと」等の安全推進情報が管理者によって登録される。これにより、通知対象領域102内に到来した作業者の端末装置30には、「荷の養生をしっかりと」とのメッセージが出力され、作業者は養生の重要さを意識した上で養生することができる。
以上説明した実施形態によれば、例えば、作業現場内において、危険注意箇所毎にビーコン装置を設置し、そのビーコン装置に近づいた作業者の端末装置に対して、その場所に対応した注意事項を音声や画像によって出力するようにした場合には、作業者に注意事項を周知することができる。しかし、その場所においていつも同じ注意事項が通知された場合には、作業者によっては、慣れてしまい、注意事項に対する意識が低下してしまう。そうすると、効果的な周知にはなりにくい。これに対し、上述した安全推進情報送信システム1は、その日に応じた安全推進情報を端末装置30に送信することができるため、常に同じ情報が出力されるのではなく、その日に合わせた安全推進情報を出力することができ、作業者に対し、その日における特有の注意事項が何であるかを意識して確認してもらうことができ、安全推進情報に対する認識を深めてもらうことができる。これにより、安全推進情報を意識した作業を行うことができる。
また、作業現場における管理者は、朝礼での安全指示事項を、安全推進情報として、現場の事務所のパソコンから入力することで、安全推進情報送信サーバ10の記憶装置内に記憶された安全推進情報を書き換えることができる。これにより、その日毎に安全推進情報であるアナウンス内容を変更することができる。
そのため、作業者に対し、危険箇所に対する気づきを与えることが可能となる。このようにして、朝礼での危険予知活動が行われた内容が、現場、現物、現実の3つで三現主義を再確認することができ、無駄な事故が生じてしまうことを防止することが可能となる。
次に、第2の実施形態について説明する。
図4は、第2の実施形態における情報送信システム1Aの概念を説明する概略機能構成図である。
この情報送信システム1Aは、図1における安全推進情報送信システム1と共通する機能があるため、この実施形態においては、相違する機能を中心に説明する。
情報送信システム1Aは、情報送信サーバ10Aとビーコン装置20と端末装置30Aとを含む。
ビーコン装置20は、情報送信エリア100Aにおける情報を送信する対象の領域である通知対象領域に設けられ、自ビーコン装置を識別する識別情報を自身が設置された通知対象領域に応じた範囲に無線によって送信する。ここでは、送信対象領域は、端末装置30Aを有するユーザに対して情報を配信する対象の領域であればよく、例えば、工事現場、工場、博物館、病院、観光施設、等がある。この図においては、一例として、観光施設である場合について説明する。ビーコン装置20は、観光施設内の案内をする対象の展示物、建物、庭園、売店等、各種情報を配信する対象またはその近傍に設けられる。この図においては、ビーコン装置20として、通知対象領域101Aにビーコン装置20a、通知対象領域102Aにビーコン装置20f、通知対象領域103Aにビーコン装置20g、通知対象領域104Aにビーコン装置20hが設けられている。ビーコン装置20は、展示物の近傍の壁、天井、柱等の任意の場所や、建物内のいずれかの位置に設置することができる。
端末装置30Aは、情報送信エリア100A内に入り、情報送信サービスを利用するユーザによって携帯される。端末装置30Aは、情報送信エリア100Aにおいて、いずれかの通知対象領域に到達した場合に、その通知対象領域に設置されたビーコン装置20から識別情報を受信し、受信した識別情報を情報送信サーバ10Aに無線によって送信する通信部を有する。また、端末装置30Aは、情報送信サーバ10Aから受信した案内情報を出力する出力部を有する。
また、端末装置30Aは、図4において1台のみ図示されているが、複数台であってもよい。
情報送信サーバ10Aは、端末装置30Aに対して各種情報を無線によって送信する。例えば、ビーコン装置20の識別情報を送信してきた端末装置30Aに対して、その識別情報に対応する案内情報を送信する。
次に、情報送信サーバ10Aと端末装置30Aについてさらに説明する。
図5は、情報送信サーバ10Aの機能構成を示す概略機能ブロック図である。情報送信サーバ10Aは、通信部11、記憶部12、案内情報更新部13、案内ログ更新部14、翻訳部15を含んでいる。
通信部11は、情報送信システム1A内の複数の端末装置30Aと通信をする。例えば、通信部11は、案内データを端末装置30Aに送信する。
記憶部12は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部12は、案内情報記憶部121と案内ログ記憶部122とを有する。案内情報記憶部121は、案内情報とビーコン識別情報との組である案内データを複数記憶する。案内情報は、1つのメッセージについて異なる言語で表現した言語別データが含まれている。
案内ログ記憶部122は、端末装置30Aから受信したビーコン識別情報と、端末装置30Aを識別する識別情報であってビーコン識別情報の送信元の端末装置30Aの端末装置識別情報とを対応づけて記憶する。
案内情報更新部13は、案内情報の更新要求とともに更新端末から送信される、案内情報とビーコン識別情報とを通信部11を介して受信し、記憶部12のうち案内情報記憶部121に記憶された案内情報を更新する。更新端末は、情報送信システム1Aにおいて送信する情報の管理を行う管理者によって操作が可能であって、情報送信サーバ10Aと通信可能な端末であり、例えば、複数の端末装置30Aのうちいずれかであってもよいし、端末装置30Aとは別に専用の端末装置を用いるようにしてもよい。この実施形態においては、端末装置30Bが更新端末として用いられる場合について説明する。
更新端末は、案内情報と当該案内情報を送信する対象の領域に設けられたビーコン装置20のビーコン識別情報とを入力可能な入力部と、入力された各種情報を情報送信サーバ10Aに送信する通信部とを有している。この更新端末は、PC、スマートフォン、携帯電話等を用いることができる。
案内ログ更新部14は、端末装置30Aから送信される案内ログを通信部11によって受信し、受信した案内ログを案内ログ記憶部122に、送信元の端末装置30Aの端末識別情報とともに記憶する。
翻訳部15は、案内情報記憶部121に記憶される案内情報を、他の言語に翻訳する。例えば、翻訳部15は、案内情報記憶部121に記憶された案内情報が日本語で記述されたメッセージである場合には、そのメッセージを日本語以外の言語(例えば、英語、中国語等)に翻訳し、翻訳後のメッセージを、言語の種別を表す言語種別と翻訳前のメッセージとともに案内ログ記憶部122に記憶する。なお、この翻訳部15は、情報送信サーバ10Aとは別のサーバ装置に設けられていてもよいし、更新端末に設けられていてもよい。
図6は、案内情報記憶部121に記憶される案内データの一例を示す図である。
案内データは、ビーコン識別情報と案内情報とが対応付けられたデータである。案内情報は、ビーコン識別情報が割り当てられたビーコン装置20が設置されたエリア(通知対象領域)に関する情報であり、文字、画像(静止画、動画)、音声等の少なくともいずれか1つのメッセージである。この案内情報は複数の言語にて表現することが可能である。文字や音声については、例えば、日本語で表現されたメッセージ(案内情報)の他に、英語や中国語等の他の言語で表現されたメッセージを用いることもできる。画像については、その画像に含まれる文字や音声が日本語、英語、中国語等のいずれかの言語で表現される。ここでは、例えば、ビーコン識別情報と案内情報の組み合わせについて、言語毎に異なるテーブル情報(言語別データ)として記憶される。
図7は、端末装置30Aの機能構成を示す概略機能ブロック図である。
端末装置30Aは、通信部21、記憶部22、入力部23、出力部24、更新部25、制御部26を含む。
通信部21は、他の機器と通信を行う。通信部21は、ビーコン信号受信部211、ネットワーク通信部212を含む。
ビーコン信号受信部211は、ビーコン装置20から送信されるビーコン識別情報を無線によって受信する。ネットワーク通信部212は、情報送信サーバ10Aと無線によって通信を行う。
記憶部22は、各種情報を記憶する。記憶部22は、端末装置30Aが出力する際に用いる言語の設定がいずれであるかを示す言語設定値を記憶する。記憶部22は、案内情報記憶部221と、案内ログ記憶部222とを含む。
案内情報記憶部221は、情報送信サーバ10Aから送信される案内情報を通信部21によって受信して記憶する。
案内ログ記憶部222は、ビーコン装置20から受信したビーコン識別情報とこのビーコン識別情報を受信した日時とを記憶する。日時は、端末装置30Aに設けられた時計機能によって日付と時刻が計測された結果を用いることができる。
入力部23は、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード等のいずれかの入力装置を用いることができ、ユーザの操作内容に応じた情報を入力する。
出力部24は、液晶表示パネルや有機EL(エレクトロルミネッセンス)パネル等のいずれかの表示装置、スピーカ等であり、各種情報を出力する。また、出力部24は、各種情報を外部の装置に出力することもできる。
また、出力部24は、情報送信エリアにおいて端末装置30Aがユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することでビーコン装置からビーコン識別情報を通信部21によって受信すると、受信したビーコン識別情報に対応する案内情報に含まれる案内データを案内情報記憶部221から読み出して表示装置やスピーカ等から出力する。
また、出力部24は、案内情報のうち自端末装置において設定されている言語に対応する言語別データの案内情報を出力する。
出力部24は、情報送信サーバ10Aと通信可能な状態において情報送信サーバ10Aからネットワーク通信部212によって受信され端末装置30Aの記憶部22に記憶された案内データからビーコン識別情報に対応する案内情報を読み出して出力する、または、受信したビーコン識別情報が情報送信サーバ10Aにネットワーク通信部212によって送信することに応じて当該情報送信サーバ10Aから送信される案内情報を出力する。この出力は、少なくともいずれか一方の出力の機能を有していてもよいし、両方の出力の機能を有し、選択的にいずれかの出力の機能によって出力するようにしてもよい。
更新部25は、情報送信サーバ10Aから、更新された案内情報とビーコン識別情報とを通信部21によって受信すると案内情報記憶部221の安全推進データを更新する。更新は、情報を追加する場合、書き換え、削除等のいずれであってもよい。
制御部26は、端末装置30A内の各部を制御する。例えば、制御部26は、入力部23からの操作内容に応じて、端末装置30Aの言語設定を行い、利用する言語を特定する言語設定値を記憶部22に記憶させる。
次に、上述した情報送信システム1Aの動作を説明する。図8は、情報送信システム1Aの動作を説明するシーケンス図である。ここでは、端末装置は、本体設定の機能の一つとして、言語設定の機能があり、端末装置を利用するユーザが理解可能な言語を日本語、英語、中国語等の種々の言語の中からユーザによって選択されることで、設定されている。
ビーコン装置20は、自身に割り当てられたビーコン識別情報を自身が設けられた通知対象領域において送信する(ステップS151)。
端末装置30Aの制御部26は、通信部21のネットワーク通信部212によって情報送信サーバ10Aと通信可能な状態であるか否かを判定する(ステップS251)。例えば、制御部26は、情報送信サーバ10Aと通信可能な圏内であるか否かを判断することで、ネットワーク接続が可能な状態であるか否かを判断する。
情報送信サーバ10Aと通信可能な状態(ネットワーク接続が可能な状態)である場合、更新部25は、通信部21によって情報送信サーバ10Aに案内情報の送信要求を行う。この要求に応じて、情報送信サーバ10Aは、案内情報記憶部121に記憶された案内データを端末装置30Aに送信する(ステップS351)。
端末装置30Aは、案内データを情報送信サーバ10Aから受信すると(ステップS252)、受信した案内データを案内情報記憶部221に記憶する。
一方、端末装置30Aは、ネットワーク接続が可能ではない状態(例えば圏外)である場合、制御部26は、出力部24に出力可能となるように、案内情報記憶部221から案内データを所定のメモリ領域に読み出す(ステップS253)。
ここでは、ビーコン装置20からビーコン識別情報を受信していなくても、ネットワーク接続が可能な状態において、案内データを情報送信サーバ10Aから受信しておくことで、端末装置30Aの移動先においてビーコン識別情報を受信した際にネットワーク接続ができない環境であったとしても、予め受信しておいた案内データを利用して、案内情報を出力することができる。
例えば、端末装置30Aは、地下空間、トンネル(山岳トンネル、地下鉄のトンネル、シールドトンネル等)内、山間部に設けられた施設(ダム、駐車場等)においては、情報送信サーバ10Aとの無線通信ができない領域が存在する場合がある。このような場合には、例えば、地下空間等の領域に入る前に、その入り口近傍のネットワーク接続が可能な領域において、ステップS251からステップS252を実行することで、最新の情報を情報送信サーバ10Aから受信し、案内データを案内情報記憶部221に記憶しておくことで、端末装置30Aが情報送信サーバ10Aとの無線通信が出来ない領域においてビーコン装置20からビーコンの識別情報を受信したとしても、案内情報を案内情報記憶部221から読み出すことで、案内情報を出力することができる。また、例えば、工事現場等においては、朝、昼食時、休憩時、地下空間外における業務遂行時等においては、地下空間等のネットワーク接続ができない領域から一度出て、一定時間過ごした後、再度地下空間等に入ることがあるため、地下空間等から出た(あるはい入る前)タイミングで、端末装置30Aは、情報送信サーバ10Aと通信を行い、案内データを受信しておくことで、1日の中でも、案内データを数回更新することができる。
一方、端末装置30Bは、案内情報を新規で登録(追加)する場合や、既に登録された案内情報を変更する場合、入力装置を介してユーザから入力される追加内容や更新内容の入力を、この案内情報を送信する対象の領域に設けられたビーコン装置20のビーコン識別情報とともに案内情報として受け付ける(ステップS281)。端末装置30Bの制御部26は、案内情報とビーコン識別情報と案内データとして入力されると、案内データに含まれる案内情報について、多言語への翻訳処理を行う(ステップS282)。この翻訳は、端末装置30Bに翻訳機能が搭載されている場合には、その翻訳機能を用いて、案内情報を他の言語に翻訳する。端末装置30Bに翻訳機能がない場合には、翻訳を行う外部サーバに案内情報を送信して翻訳後の案内情報を受信するようにしてもよい。また、情報送信サーバ10Aが翻訳機能を有する場合には、端末装置30Aにおいて翻訳を行わずに、案内情報を情報送信サーバ10Aに送信し、情報送信サーバ10Aにおいて翻訳してもらうようにしてもよい。この翻訳は、例えば、入力された案内情報が日本語である場合には、他の言語として、英語、中国語等に翻訳する。この案内情報は、キーボードやタッチパネル等からテキスト入力されたデータであってもよいし、マイク等から音声入力された音声データからテキストデータに変換されたデータであってもよい。
どの言語に翻訳するかについては、予め決められていてもよいし、端末装置30Bのユーザによって指定されるようにしてもよい。
ここで、「新規追加」は、例えば、情報送信システム1A内にビーコン装置20が新たに設置される場合や、既に設置されているビーコン装置20において送信する案内情報が未登録である場合に、案内情報を新たに登録する機能であり、「変更」は、既に登録されている案内情報の内容を別の案内情報に変える機能である。
端末装置30Bの制御部26は、案内情報が翻訳されると、翻訳前の案内情報と翻訳後の案内情報とビーコン識別情報とを新規追加・変更する案内データとして情報送信サーバ10Aに通信部21によって送信する(ステップS283)。
ここで、この端末装置30Bは、ステップS281からステップ283までの処理(追加内容は更新内容の入力)は、任意のタイミングで行うことができる。例えば、情報を登録、追加を行う場面が到来した場合には、その都度、入力をすることができる。これにより、入力された情報が情報送信サーバ10Aに送信され、情報送信サーバ10Aに記憶された案内情報がリアルタイムに情報を更新される。
情報送信サーバ10Aの案内情報更新部13は、端末装置30Bから案内情報をビーコン識別情報とともに受信すると(ステップS352)、受信した案内情報をビーコン識別情報に基づいて案内情報記憶部121に記憶することで登録処理をする(ステップS353)。ここでは、案内情報を新規追加する場合には、案内情報記憶部121に追加で記憶し、案内情報を変更する場合には、既に記憶された案内情報のうち、ビーコン識別情報が一致する案内情報について、ステップS352において受信した案内データの案内情報を上書きすることで更新する。なお変更前の案内情報についてログとして残しておいてもよい。
また、新規登録あるいは更新された案内情報に文字列の情報がある場合には、文字列の情報を音声で読み上げる音声データを生成し、案内情報に追加して記憶するようにしてもよい。
一方、端末装置30Aは、ビーコン装置20からビーコン識別情報を受信したか否かを判定する(ステップS254)。
ビーコン識別情報を受信していなければ、一定時間経過後に、再度ステップS254の処理を実行する。
一方、ビーコン識別情報を受信した場合には、ネットワーク接続がされている状態であるか否かを判定する(ステップS255)。
ネットワーク接続されている場合、制御部26は、受信したビーコン識別情報を通信部21によって情報送信サーバ10Aに送信する(ステップS256)。
情報送信サーバ10Aは、端末装置30Aからビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報に対応する案内情報を案内情報記憶部121から読み出し(ステップS355)、端末装置30Aへ送信する(ステップS356)。
端末装置30Aの制御部26は、案内情報を受信すると(ステップS257)、受信した案内情報を出力部24によって出力する(ステップS259)。ここでは、案内情報が、端末装置30Aの本体設定において設定された言語によって画面上に文字や画像として表示されたり、スピーカ等により案内情報が、端末装置30Aの本体設定において設定された言語によって音声として出力される。スピーカから出力される音は、案内情報に含まれる文字列の情報を音声で読み上げる読み上げ機能によって読み上げデータを音で出力してもよい。この読み上げデータは、情報送信サーバ10Aにおいて生成され案内情報に含まれたものを受信し、スピーカから出力してもよいし、端末装置30Aに読み上げ機能を搭載し、端末装置30Aが案内情報に含まれる文字列の情報から読み上げデータを生成し、スピーカから出力するようにしてもよい。なお、ここ読み上げデータは、本体の言語設定に従った言語で生成することで、言語設定に応じた言語で読み上げるようにしてもよい。
一方、端末装置30Aは、ネットワーク接続されていない場合には、案内情報記憶部221から読み出された案内情報のうち、受信したビーコン識別情報に対応する案内データに含まれる案内情報を案内情報記憶部221から読み出し(ステップS258)、出力部24によって出力する(ステップS259)。
ここで、ステップS252において案内情報を事前に受信している場合には、ステップS256、ステップS354からステップS356、ステップS257の処理を行わずに、ステップS255において、ネットワーク接続されているか否かにかかわらずに、案内情報記憶部221に記憶された案内情報を参照して案内情報を出力するようにしてもよい。この場合、事前に受信していた案内情報を利用して案内情報を出力することができる。
また、ステップS252において案内情報を事前に受信している場合であっても、ステップS256、ステップS354からステップS356、ステップS257の処理を実行してもよい。この場合、ステップS252において案内情報を受信した後に、更新端末(端末装置30B)によって案内情報が更新された場合であっても、ステップS256において、ビーコン識別情報に対応する案内情報を要求し、その時点で登録されている案内情報をステップS257で受信してから出力することができる。このため、最新の案内情報を出力することができる。
次に、端末装置30Aの制御部26は、受信したビーコン識別情報とこのビーコン識別情報を受信した日時とを案内ログとして案内ログ記憶部222に記憶する(ステップS260)。
次に、端末装置30Aの制御部26は、案内を終了するか否かを判定し、案内を終了しない場合には、ステップS254に処理を移行し、案内を終了する場合には、ネットワーク接続がされているか否かを判定する(ステップS262)。端末装置30Aの制御部26は、ネットワーク接続されていない場合には処理を終了し、ネットワーク接続されている場合には、案内ログ記憶部222に記憶された案内ログを情報送信サーバ10Aに送信する(ステップS263)。
情報送信サーバ10Aの案内ログ更新部14は、案内ログを端末装置30Aから受信すると、受信した案内ログを案内ログ記憶部122に記憶する(ステップS357)。
ここでは、ステップS230またはステップS357において、案内ログを記憶するようにしたので、端末装置30Aを携帯しているユーザがどのような経路で移動しているか、ユーザの行動履歴を把握することができる。
この案内ログを用いることで、例えば、情報送信エリア100Aが博物館である場合、ビーコン装置20hのビーコン識別情報を受信した端末装置30Aが他のビーコン装置20に比べて多い場合には、ビーコン装置20hの近傍(通知対象領域104A)にユーザがよく集まっていることが把握できる。この場合、通知対象領域104Aに設置された展示物を観覧するユーザが多いことが分かる。
また、博物館においては、案内情報を通知対象領域(101A、102A、103A、104A)毎に応じて、その通知対象領域内に設置された展示物等に応じた案内情報を配信することができる。このとき、展示内容が変更された場合や、展示内容に対する説明を追加や変更をしたい場合、売店において取り扱い商品が変更された場合等、任意のタイミングで更新端末(端末装置30B)から案内情報を更新することで、更新後にビーコン識別情報を受信した端末装置30Aには、更新後の案内情報を出力させることができる。
また、例えば、情報送信エリア100Aが工事現場である場合、ビーコン装置20fの近傍になるべく近づいて欲しくない期間において、ビーコン装置20fのビーコン識別情報を受信している端末装置30Aの数が一定数を超えているか否かを把握することが可能であり、また、ビーコン装置20fの近傍に近づかないように案内する案内情報に更新した後、ビーコン装置20fの近傍に近づく作業者の数が減った等の、案内情報に対する効果を把握することも可能である。
また、作業者が現場内で倒れていた場合には、その作業者はどのようなルートを経由したあと倒れたかを把握することも可能である。
また、案内ログを活用して、行動分析を行うことも可能である。
また、上述の第1の実施形態に対して、第2の実施形態を組み合わせるようにしてもよい。上述の第1の実施形態において、端末装置30は、ビーコン装置20から識別情報を受信した場合に、安全推進情報送信サーバ10から安全推進情報を受信し、安全推進情報を出力するようにしたが、第2の実施形態におけるステップS251、ステップS252に示すように、ネットワーク接続が可能な状況であると判定された場合に、安全推進情報送信サーバ10から、安全推進情報を受信しておき、ビーコン装置20からビーコン識別情報を受信した際に、既に受信していた安全推進情報からビーコン識別情報に対応する安全推進情報を出力するようにしてもよい。
また、その日の安全情報を朝に登録した後、午後や夕方に更新してもよい。これにより、更新された後の安全情報を端末装置30に送信することができる。例えば、朝に送信された安全情報とは異なる観点から、現場において注意を払う必要が生じた場合には、その新たな注意事項を安全情報として更新することで、その更新以後、新たな注意事項を安全情報として端末装置30に送信することができる。これにより、作業者は、更新後の安全情報を認識することで、朝とは異なる観点での注意をしつつ、作業を行うことができる。
上述した実施形態における端末装置30あるいは安全推進情報送信サーバ10をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 安全推進情報送信システム
1A 情報送信システム
10 安全推進情報送信サーバ
10A 情報送信サーバ
11 通信部
12 記憶部
13 案内情報更新部
14 案内ログ更新部
15 翻訳部
20、20a、20b、20c、20d、20e、20f、20g、20h ビーコン装置
21 通信部
22 記憶部
23 入力部
24 出力部
25 更新部
26 制御部
30、30A、30B 端末装置
100 作業現場
101、102、103、104、101A、102A、103A、104A 送信対象領域
121、221 案内情報記憶部
122、222 案内ログ記憶部

Claims (13)

  1. 安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムであって、
    前記ビーコン装置は、
    作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記端末装置は、
    前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報を前記安全推進情報送信サーバに送信する通信部と、
    前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進情報を受信して出力する出力部
    とを有し、
    前記安全推進情報送信サーバは、
    前記端末装置から識別情報を受信すると、識別情報に対応する情報であって、日ごとに変更可能でありビーコン装置が設けられた場所に関連した作業時における安全を推進する内容を含む安全推進情報を、前記識別情報の送信元の端末装置に送信する送信部を有する
    安全推進情報送信システム。
  2. 前記安全推進情報送信サーバは、
    前記作業現場の管理者によって日毎に定められる安全推進情報が送信対象の領域の指定とともに入力されると、前記端末装置から前記識別情報が送信されることに応じて、前記入力された最新の安全推進情報を送信する
    請求項1記載の安全推進情報送信システム。
  3. 安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムであって、
    前記ビーコン装置は、
    作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記安全推進情報送信サーバは、
    安全推進情報と識別情報との組を複数含む安全推進データを記憶する記憶部と、
    前記安全推進データを端末装置に送信する送信部と、を有し、
    前記端末装置は、
    前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進データを記憶する安全推進データ記憶部と、
    前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報に対応する安全推進情報を前記安全推進データ記憶部から読み出して出力する出力部と、を有する
    安全推進情報送信システム。
  4. 安全推進情報と当該安全推進情報を送信する対象の領域に設けられたビーコン装置の識別情報とを入力する更新端末をさらに有し、
    前記安全推進情報送信サーバは、
    前記更新端末から入力された安全推進情報と識別情報とを受信して前記記憶部に記憶された安全推進データを更新し、
    前記端末装置は、
    前記安全推進情報送信サーバから更新された安全推進情報と識別情報とを受信して前記安全推進データ記憶部の安全推進データを更新する更新部
    を有する請求項3記載の安全推進情報送信システム。
  5. 前記安全推進情報は、1つのメッセージについて異なる言語で表現した言語別データがあり、
    前記出力部は、前記安全推進情報のうち自端末装置において設定されている言語に対応する言語別データを出力する
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の安全推進情報送信システム。
  6. 前記安全推進情報送信サーバは、
    前記端末装置から受信したビーコン識別情報と、端末装置を識別する識別情報であって前記ビーコン識別情報の送信元の端末装置の端末装置識別情報とを対応づけて記憶するログ記憶部
    を有する請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の安全推進情報送信システム。
  7. 前記更新端末は、前記安全推進情報を翻訳せずに前記安全推進情報送信サーバに送信する、または、前記安全推進情報を複数の言語に翻訳した上で前記安全推進情報送信サーバに送信し、
    前記安全推進情報送信サーバは、
    前記更新端末から、翻訳されていない前記安全推進情報を受信した場合には、前記安全送信情報を翻訳した上で、前記更新端末から受信した識別情報とともに、前記記憶部に記憶し、
    前記更新端末から、翻訳された前記安全推進情報を受信した場合には、前記翻訳された安全送信情報を識別情報とともに、前記記憶部に記憶する
    請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の安全推進情報送信システム。
  8. 情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムであって、
    前記ビーコン装置は、
    情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記情報送信サーバは、
    案内情報とビーコン識別情報との組である案内データを複数記憶する案内情報記憶部と、
    前記案内データを端末装置に送信する送信部と、を有し、
    前記端末装置は、
    前記情報送信サーバから送信される案内データを記憶する案内情報記憶部と、
    前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報に対応する案内情報を前記案内情報記憶部から読み出して出力する出力部と、を有する
    情報送信システム。
  9. 情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムであって、
    前記ビーコン装置は、
    情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記端末装置は、
    前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報を前記情報送信サーバに送信する通信部と、
    前記情報送信サーバから送信される案内情報を受信して出力する出力部
    とを有し、
    前記情報送信サーバは、
    前記端末装置からビーコン識別情報を受信すると、当該ビーコン識別情報に対応する情報であって、前記ビーコン装置が設けられた場所に応じた内容を含む案内情報を、前記ビーコン識別情報の送信元の端末装置に送信する送信部を有する
    情報送信システム。
  10. 安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムにおける安全推進情報送信方法であって、
    前記ビーコン装置は、
    作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記端末装置は、
    前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報を前記安全推進情報送信サーバに送信し、
    前記安全推進情報送信サーバは、
    前記端末装置から識別情報を受信すると、識別情報に対応する情報であって、日ごとに変更可能でありビーコン装置が設けられた場所に関連した作業時における安全を推進する内容を含む安全推進情報を、前記識別情報の送信元の端末装置に送信し、
    前記端末装置は、
    前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進情報を受信すると、受信した安全推進情報を出力する
    安全推進情報送信方法。
  11. 安全推進情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む安全推進情報送信システムにおける安全推進情報送信方法であって、
    前記ビーコン装置は、
    作業現場における安全推進情報を送信する対象の領域に設けられ、自身を識別する識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記安全推進情報送信サーバの送信部は、
    記憶部に記憶された、安全推進情報と識別情報との組を複数含む安全推進データを、前記端末装置に送信し、
    前記端末装置の記憶部は、
    前記安全推進情報送信サーバから送信される安全推進データを記憶し、
    前記端末装置の出力部は、
    前記作業現場において作業者に携帯され、当該作業者の移動に伴って移動することで前記ビーコン装置から識別情報を受信すると、受信した識別情報に対応する安全推進情報を前記記憶部から読み出して出力する
    安全推進情報送信方法。
  12. 情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムにおける情報送信方法であって、
    前記ビーコン装置は、
    情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記情報送信サーバの送信部は、
    案内情報記憶部に記憶された、案内情報とビーコン識別情報とを複数を、端末装置に送信し、
    前記端末装置の案内情報記憶部は、
    前記情報送信サーバから送信される案内情報とビーコン識別情報とを記憶し、
    前記端末装置の出力部は、
    前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報に対応する案内情報を前記案内情報記憶部から読み出して出力する
    情報送信方法。
  13. 情報送信サーバとビーコン装置と端末装置とを含む情報送信システムにおける情報送信方法であって、
    前記ビーコン装置は、
    情報送信エリアにおける情報送信対象の領域に設けられ、自身を識別するビーコン識別情報を前記領域に応じた範囲に送信し、
    前記端末装置の通信部は、
    前記情報送信エリアにおいてユーザに携帯され、当該ユーザの移動に伴って移動することで前記ビーコン装置からビーコン識別情報を受信すると、受信したビーコン識別情報を前記情報送信サーバに送信し、
    前記情報送信サーバの送信部は、
    前記端末装置からビーコン識別情報を受信すると、当該ビーコン識別情報に対応する情報であって、前記ビーコン装置が設けられた場所に応じた内容を含む案内情報を、前記ビーコン識別情報の送信元の端末装置に送信し、
    前記端末装置の出力部は、
    前記情報送信サーバから送信される案内情報を受信して出力する
    情報送信方法。
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