JP2020062765A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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【課題】インクジェットヘッドが搭載されるキャリッジと、キャリッジを主走査方向に案内するガイド軸とを備えるインクジェットプリンタにおいて、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内することが可能であっても、コストを低減することおよび組立作業を簡素化することが可能なインクジェットプリンタを提供する。【解決手段】インクジェットプリンタ1は、インクを吐出するインクジェットヘッド2と、インクジェットヘッド2が搭載されるキャリッジ3と、キャリッジ3が係合するとともにキャリッジ3を主走査方向に案内するガイド軸5と、主走査方向の両端側に配置される2枚の側板6と、2枚の側板6を繋ぐ連結部材7とを備えている。インクジェットプリンタ1では、ガイド軸5の端部は、側板6に固定されている。【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットヘッドを備えるインクジェットプリンタに関する。
従来、インクジェット方式の3Dプリンタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の3Dプリンタは、立体造形物が載置される載置台と、載置台に向かってインクを吐出するインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドが搭載されるキャリッジと、キャリッジを主走査方向に移動させるキャリッジ駆動部と、キャリッジを保持するYバーとを備えている。
特開2018−65359号公報
特許文献1に記載の3Dプリンタでは、たとえば、主走査方向におけるYバーの両端部は、主走査方向の両端側に配置される3Dプリンタの2枚の側板に固定されている。すなわち、2枚の側板がYバーによって連結されている。また、特許文献1に記載の3Dプリンタでは、たとえば、主走査方向にキャリッジを案内するガイド軸がYバーに固定されている。Yバーにガイド軸が固定されている場合、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内するためには、Yバーの部品精度が必要になるとともに、側板に対するYバーの取付精度およびYバーに対するガイド軸の取付精度が必要になる。そのため、Yバーにガイド軸が固定されている場合には、Yバーのコストが高くなって、その結果、3Dプリンタのコストが高くなるとともに、3Dプリンタの組立作業が煩雑になる。
そこで、本発明の課題は、インクジェットヘッドが搭載されるキャリッジと、キャリッジを主走査方向に案内するガイド軸とを備えるインクジェットプリンタにおいて、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内することが可能であっても、コストを低減することおよび組立作業を簡素化することが可能なインクジェットプリンタを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明のインクジェットプリンタは、インクを吐出するインクジェットヘッドと、インクジェットヘッドが搭載されるキャリッジと、キャリッジが係合するとともにキャリッジを主走査方向に案内するガイド軸と、主走査方向の両端側に配置される2枚の側板と、2枚の側板を繋ぐ連結部材とを備え、ガイド軸の端部は、側板に固定されていることを特徴とする。
本発明のインクジェットプリンタでは、キャリッジを主走査方向に案内するガイド軸の端部が側板に固定されている。そのため、本発明では、2枚の側板を繋ぐ連結部材の部品精度が低くても、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内することが可能になる。したがって、本発明では、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内することが可能であっても、連結部材のコストを低減することが可能になり、その結果、インクジェットプリンタのコストを低減することが可能になる。
また、本発明では、ガイド軸の端部が側板に固定されているため、側板に対する連結部材の取付精度が低くても、側板に対するガイド軸の取付精度を確保すれば、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内することが可能になる。したがって、本発明では、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内することが可能であっても、側板に対する連結部材の取付作業を簡素化することが可能になり、その結果、インクジェットプリンタの組立作業を簡素化することが可能になる。
本発明において、インクジェットプリンタは、ガイド軸を回動の中心とするキャリッジの回動を防止するための回動防止機構を備え、回動防止機構は、キャリッジに回転可能に取り付けられるローラと、ローラの側面が接触する接触面を有し連結部材に固定される板金製のガイド部材とを備え、キャリッジが主走査方向へ移動すると、ローラが接触面に接触しながら回転することが好ましい。このように構成すると、回動防止機構が、2枚の側板または連結部材に固定される回動防止軸を備えている場合と比較して、インクジェットプリンタのコストを低減することが可能になる。
本発明において、上下方向と主走査方向とに直交する方向を前後方向とすると、たとえば、ガイド軸は、インクジェットヘッドよりも後ろ側に配置され、ガイド軸には、キャリッジの下端部が係合し、ローラは、インクジェットヘッドよりも後ろ側に配置されるとともにガイド軸よりも上側に配置され、ローラは、後ろ側から接触面に接触している。この場合には、インクジェットヘッドの重量によって、ローラが接触面に所定の接触圧で接触するため、比較的簡単な構成で、ガイド軸を回動の中心とするキャリッジの回動を防止することが可能になる。
本発明において、インクジェットプリンタは、キャリッジに固定される回動規制部材を備え、ガイド部材は、後面が接触面となる接触部を備え、回動規制部材は、前側から接触部に接触可能となっていることが好ましい。このように構成すると、インクジェットヘッドを持ち上げる方向の外力がキャリッジに作用しても、回動規制部材によって、ガイド軸を回動の中心とするキャリッジの回動範囲を規制することが可能になる。
以上のように、本発明では、インクジェットヘッドが搭載されるキャリッジと、キャリッジを主走査方向に案内するガイド軸とを備えるインクジェットプリンタにおいて、ガイド軸によってキャリッジを主走査方向へ精度良く案内することが可能であっても、インクジェットプリンタのコストを低減することが可能になるとともに、インクジェットプリンタの組立作業を簡素化することが可能になる。
本発明の実施の形態にかかるインクジェットプリンタの構成を説明するための斜視図である。 図1に示すインクジェットプリンタの構成を説明するための側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を説明する。
(インクジェットプリンタの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかるインクジェットプリンタ1の構成を説明するための斜視図である。図2は、図1に示すインクジェットプリンタ1の構成を説明するための側面図である。
本形態のインクジェットプリンタ1(以下、「プリンタ1」とする。)は、たとえば、業務用のインクジェットプリンタである。プリンタ1は、インクを吐出するインクジェットヘッド2と、インクジェットヘッド2が搭載されるキャリッジ3と、キャリッジ3を主走査方向(図1、図2のY方向)に移動させるキャリッジ駆動機構4と、キャリッジ3を主走査方向に案内するガイド軸5とを備えている。
また、プリンタ1は、主走査方向の両端側に配置される2枚の側板6と、2枚の側板6を繋ぐ連結部材(Yバー)7と、ガイド軸5を回動の中心とするキャリッジ3の回動を防止するための回動防止機構8とを備えている。また、プリンタ1は、たとえば、印刷媒体が載置されるテーブル(図示省略)と、テーブルを昇降させるテーブル昇降機構(図示省略)と、上下方向(図1、図2のZ方向)と主走査方向とに直交する副走査方向(図1、図2のX方向)にテーブルを移動させるテーブル移動機構(図示省略)とを備えている。
以下の説明では、主走査方向(Y方向)を「左右方向」とし、副走査方向(X方向)を「前後方向」とする。また、前後方向の一方側である図1等のX1方向側を「前」側とし、その反対側である図1等のX2方向側を「後ろ」側とする。なお、プリンタ1は、テーブルに代えて、印刷時の印刷媒体が載置されるプラテンと、プラテンに対して印刷媒体を送る媒体送り機構とを備えていても良い。また、プリンタ1は、3Dプリンタであっても良い。
側板6は、薄鋼板等の薄い金属板を所定形状に折り曲げることで形成されている。すなわち、側板6は、板金で形成されている。側板6は、プリンタ1の本体フレームの一部を構成しており、プリンタ1の本体フレームの左右の側面を構成する側面部6aを備えている。側面部6aは、平板状に形成されている。側面部6aは、側面部6aの厚さ方向と左右方向とが一致するように配置されている。
連結部材7は、薄鋼板等の薄い金属板を所定形状に折り曲げることで形成されている。すなわち、連結部材7は、板金で形成されている。また、連結部材7は、左右方向の長さが長い長尺状に形成されている。連結部材7の右端部は、右側に配置される側板6の側面部6aに固定され、連結部材7の左端部は、左側に配置される側板6の側面部6aに固定されている。連結部材7は、2枚の側板6の上端部を繋いでいる。また、連結部材7は、プリンタ1の本体フレームの一部を構成しており、プリンタ1の本体フレームの剛性(強度)を確保する機能を果たしている。
連結部材7は、連結部材7の上端面7aが形成される平板状の上面部7bを備えている。上面部7bは、左右方向に細長い長方形の平板状に形成されている。上面部7bは、上面部7bの厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。上端面7a(すなわち、上面部7bの上面)は、上下方向に直交する平面となっている。
ガイド軸5は、細長い円柱状に形成された丸棒である。ガイド軸5は、ガイド軸5の軸方向と左右方向とが一致するように配置されている。ガイド軸5の端部は、側板6に固定されている。具体的には、ガイド軸5の右端部は、右側に配置される側板6の側面部6aに固定され、ガイド軸5の左端部は、左側に配置される側板6の側面部6aに固定されている。また、ガイド軸5の端部は、ネジによって側板6に固定されている。ガイド軸5は、連結部材7の上面部7bの下方に配置されている。
キャリッジ3は、印刷媒体が載置されるテーブルよりも上側に配置されている。また、キャリッジ3は、左右方向において2枚の側板6の間に配置されている。キャリッジ3には、上述のようにインクジェットヘッド2が搭載されている。インクジェッドヘッド2は、下側に向かってインクを吐出する。インクジェットヘッド2は、ガイド軸5および連結部材7よりも前側に配置されている。すなわち、ガイド軸5および連結部材7は、インクジェットヘッド2よりも後ろ側に配置されている。
キャリッジ3には、ガイド軸5に係合するガイドブッシュ10が取り付けられている。図2に示すように、ガイドブッシュ10は、キャリッジ3の後端部に固定されている。また、ガイドブッシュ10は、キャリッジ3の下端部に固定されている。キャリッジ3は、ガイドブッシュ10を介してガイド軸5に係合している。すなわち、キャリッジ3は、ガイド軸5に係合している。具体的には、キャリッジ3の後ろ下端部がガイド軸5に係合している。
キャリッジ駆動機構4は、2個のプーリ11、12と、2個のプーリ11、12に架け渡されるベルト13と、プーリ11を回転させるモータ14とを備えている。プーリ11は、モータ14の出力軸に固定されている。モータ14は、2枚の側板6のうちの一方の側板6に固定されている。プーリ12は、2枚の側板6のうちの他方の側板6に回転可能に取り付けられている。プーリ11、12は、前後方向を回転の軸方向とする回転が可能となっている。ベルト13の一部は、キャリッジ3に固定されている。
回動防止機構8は、キャリッジ3に回転可能に取り付けられるローラ17と、連結部材7に固定されるガイド部材18とから構成されている。本形態のローラ17は、転がり軸受の外輪であり、キャリッジ3に固定される固定軸に転がり軸受の内輪が固定されている。ローラ17は、上下方向を回転の軸方向とする回転が可能となるようにキャリッジ3に取り付けられている。また、ローラ17は、キャリッジ3の後端部に取り付けられるとともに、キャリッジ3の上端部に取り付けられている。ローラ17は、インクジェットヘッド2よりも後ろ側に配置されている。また、ローラ17は、連結部材7の上面部7bよりも上側に配置されている。すなわち、ローラ17は、ガイド軸5よりも上側に配置されている。
ガイド部材18は、薄鋼板等の薄い金属板を所定形状に折り曲げることで形成されている。すなわち、ガイド部材18は、板金で形成されている。ガイド部材18は、左右方向の長さが長い長尺状に形成されている。また、ガイド部材18は、連結部材7の上面部7bに固定される固定部18aと、ローラ17の側面が接触する接触面18bを有する接触部18cとを備えている。
固定部18aは、左右方向に細長い長方形の平板状に形成されている。固定部18aは、固定部18aの厚さ方向と上下方向とが一致するように配置されている。固定部18aは、連結部材7の上端面7aに載置された状態で上面部7bに固定されている。固定部18aは、たとえば、図示を省略するネジによって上面部7bに固定されており、前後方向において、上面部7bに対するガイド部材18の固定位置は調整可能となっている。
接触部18cは、左右方向に細長い長方形の平板状に形成されている。接触部18cは、固定部18aの前端から上側に向かって直角に立ち上がっており、接触部18cの厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されている。すなわち、固定部18aと接触部18cとによって左右方向に細長いL形状の部材が構成されている。接触部18cの左右方向の幅は、キャリッジ3の可動範囲よりも広くなっている。なお、固定部18aと接触部18cとの間には、補強用のリブ18dが固定されている。
本形態では、接触部18cの後面が接触面18bとなっている。すなわち、ローラ17は、後ろ側から接触面18bに接触している。上述のように、ガイド軸5は、インクジェットヘッド2よりも後ろ側に配置され、キャリッジ3の後ろ下端部がガイドブッシュ10を介してガイド軸5に係合している。また、ローラ17は、インクジェットヘッド2よりも後ろ側に配置されるとともにガイド軸5よりも上側に配置されており、後ろ側から接触面18bに接触している。
そのため、図2の反時計回りの方向を反時計方向とすると、キャリッジ3には、インクジェットヘッド2の重量によって、ガイド軸5を中心とする反時計方向のモーメントが作用している。したがって、ローラ17は、接触面18bに所定の接触圧で接触している。本形態では、キャリッジ3が左右方向(主走査方向)へ移動すると、ローラ17は、接触面18bに接触しながら回転する。
キャリッジ3の上端部には、回動規制部材20が固定されている。回動規制部材20は、ガイド部材18の接触部18cに接触可能な接触部20aを備えている。接触部20aは、長方形の平板状に形成されている。接触部20aは、接触部20aの厚さ方向と前後方向とが一致するように配置されている。また、接触部20aは、接触部20aの後面と接触部18cの前面との間に所定の間隔をあけた状態で配置されており、接触部18cの前面に接触可能となっている。すなわち、回動規制部材20は、前側から接触部18cに接触可能となっている。
図2の時計回りの方向を時計方向とすると、本形態では、ガイド軸5を中心とする時計方向のモーメントがキャリッジ3に作用したときに、回動規制部材20がガイド部材18に接触して(具体的には、接触部20aの後面が接触部18cの前面に接触して)、時計方向へのキャリッジ3の回動範囲が規制される。すなわち、本形態では、インクジェットヘッド2を持ち上げる方向の外力がキャリッジ3に作用すると、回動規制部材20がガイド部材18に接触して、ガイド軸5を回動の中心とするキャリッジ3の回動範囲が規制される。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態では、キャリッジ3を主走査方向(左右方向)に案内するガイド軸5の端部は側板6に固定されている。そのため、本形態では、連結部材7の部品精度が低くても、ガイド軸5によってキャリッジ3を主走査方向へ精度良く案内することが可能になる。したがって、本形態では、ガイド軸5によってキャリッジ3を主走査方向へ精度良く案内することが可能であっても、連結部材7のコストを低減することが可能になり、その結果、プリンタ1のコストを低減することが可能になる。また、本形態では、ガイド軸5の端部が側板6に固定されており、ガイド軸5が連結部材7に固定されていないため、ガイド軸5を連結部材7に固定するための部材が不要になる。したがって、本形態では、プリンタ1のコストをより低減することが可能になる。
また、本形態では、ガイド軸5の端部が側板6に固定されているため、側板6に対する連結部材7の取付精度が低くても、側板6に対するガイド軸5の取付精度を確保すれば、ガイド軸5によってキャリッジ3を主走査方向へ精度良く案内することが可能になる。したがって、本形態では、ガイド軸5によってキャリッジ3を主走査方向へ精度良く案内することが可能であっても、側板6に対する連結部材7の取付作業を簡素化することが可能になり、その結果、プリンタ1の組立作業を簡素化することが可能になる。
本形態では、ガイド軸5を回動の中心とするキャリッジ3の回動を防止するための回動防止機構8は、キャリッジ3に回転可能に取り付けられるローラ17と、連結部材7に固定される板金製のガイド部材18とから構成されている。したがって、本形態では、ガイド軸5を回動の中心とするキャリッジ3の回動を防止するために2枚の側板6または連結部材7に固定される回動防止軸が設けられている場合と比較して、プリンタ1のコストを低減することが可能になる。
本形態では、インクジェットヘッド2の重量によって、ガイド軸5を中心とする反時計方向のモーメントがキャリッジ3に作用しており、ローラ17が接触面18bに所定の接触圧で接触している。そのため、本形態では、比較的簡単な構成で、ガイド軸5を回動の中心とするキャリッジ3の回動を防止することが可能になる。また、本形態では、キャリッジ3の上端部に回動規制部材20が固定されているため、インクジェットヘッド2を持ち上げる方向の外力がキャリッジ3に作用しても、回動規制部材20によって、ガイド軸5を回動の中心とするキャリッジ3の回動範囲を規制することが可能になる。
(他の実施の形態)
上述した形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形実施が可能である。
上述した形態において、回動防止機構8は、前後方向で接触部18cを挟むように配置される2個のローラ17を備えていても良い。この場合には、2個のローラ17は、キャリッジ3に回転可能に取り付けられている。また、この場合には、回動規制部材20が不要になる。また、上述した形態において、2枚の側板6または連結部材7に固定される回動防止軸によって、ガイド軸5を回動の中心とするキャリッジ3の回動が防止されても良い。
1 プリンタ(インクジェットプリンタ)
2 インクジェットヘッド
3 キャリッジ
5 ガイド軸
6 側板
7 連結部材
8 回動防止機構
17 ローラ
18 ガイド部材
18b 接触面
18c 接触部
20 回動規制部材
X 前後方向
Y 主走査方向

Claims (4)

  1. インクを吐出するインクジェットヘッドと、前記インクジェットヘッドが搭載されるキャリッジと、前記キャリッジが係合するとともに前記キャリッジを主走査方向に案内するガイド軸と、主走査方向の両端側に配置される2枚の側板と、2枚の前記側板を繋ぐ連結部材とを備え、
    前記ガイド軸の端部は、前記側板に固定されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記ガイド軸を回動の中心とする前記キャリッジの回動を防止するための回動防止機構を備え、
    前記回動防止機構は、前記キャリッジに回転可能に取り付けられるローラと、前記ローラの側面が接触する接触面を有し前記連結部材に固定される板金製のガイド部材とを備え、
    前記キャリッジが主走査方向へ移動すると、前記ローラが前記接触面に接触しながら回転することを特徴とする請求項1記載のインクジェットプリンタ。
  3. 上下方向と主走査方向とに直交する方向を前後方向とすると、
    前記ガイド軸は、前記インクジェットヘッドよりも後ろ側に配置され、
    前記ガイド軸には、前記キャリッジの下端部が係合し、
    前記ローラは、前記インクジェットヘッドよりも後ろ側に配置されるとともに前記ガイド軸よりも上側に配置され、
    前記ローラは、後ろ側から前記接触面に接触していることを特徴とする請求項2記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記キャリッジに固定される回動規制部材を備え、
    前記ガイド部材は、後面が前記接触面となる接触部を備え、
    前記回動規制部材は、前側から前記接触部に接触可能となっていることを特徴とする請求項3記載のインクジェットプリンタ。
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