JP2020062712A - 横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械 - Google Patents

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英顕 川田
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英顕 川田
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Abstract

【課題】比較的簡単な機構を介して横架を上下に駆動できる横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械を提供する。【解決手段】工作機械は、NC(Numerical Control)制御部と、ベッドと、該ベッド上の両側にそれぞれ立設される一対のコラムと、該一対のコラム間に架設される横架と、主軸の先端に工具が取付けられ前記横架に摺動可能に支持される主軸頭と、前記横架の両端側に配設され該横架の上下動を支持する一対のボールねじと、該各ボールねじに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータとを有し、該各サーボモータの位置決め制御により前記横架を水平に保持しつつ上下に駆動する。【選択図】 図2

Description

本発明は、横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械に関し、特に、いわゆるダブルコラム方式(門形機)のジグ研削盤における横架上下駆動装置に関する。
いわゆるダブルコラム方式(門形機)のジグ研削盤等においては、従来、主軸頭を摺動可能に支持する横架を水平バランスを保持して上下方向に駆動するための装置(機構等)が用いられている(例えば、特許文献1参照)。かかる従来の横架上下駆動装置(機構等)では、台形ねじの精度により横架の水平バランスを担保しつつ、例えば、モータ及び上記台形ねじを用いた上下摺動機構を用いて横架を上下に駆動するようにしている。
実開昭62−25125号公報
従来、上述したジグ研削盤等の横架の上下摺動機構には、親ねじとして高精度な台形ねじを使用しているので、特別に高精度な台形ねじを製作する必要があり、ジグ研削盤の生産のボトルネックになっていた。また、1つのモータによりベベルギア等の駆動伝達機構を介して左右の親ねじを駆動するようにしているので、このベベルギア等のメカ的な伝達機構が必要であり、工作機械の組立製造の工数や部品点数が増加すると共に、更なるコストアップの原因ともなっていた。
本発明は上述のような事情から為されたものであり、本発明の目的は、比較的簡単な機構を介して横架を上下に駆動できる横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の様相である横架上下駆動装置は、NC(Numerical Control)制御部を有する門型工作機械の主軸頭を摺動可能に支持する横架の両端側に該横架の上下動を支持する一対のボールねじと、該各ボールねじに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータとを有し、該各サーボモータの位置決め制御により前記横架を水平に保持しつつ上下に駆動することを特徴とする。
また、本発明の第2の様相である工作機械は、NC(Numerical Control)制御部と、ベッドと、該ベッド上の両側にそれぞれ立設される一対のコラムと、該一対のコラム間に架設される横架と、主軸の先端に工具が取付けられ前記横架に摺動可能に支持される主軸頭と、前記横架の両端側に配設され該横架の上下動を支持する一対のボールねじと、該各ボールねじに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータとを有し、該各サーボモータの位置決め制御により前記横架を水平に保持しつつ上下に駆動することを特徴とする。
本発明によれば、比較的簡単な機構を介して横架を上下に駆動できる横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械を提供することが可能になる。
従来のジグ研削盤の構成を示す図であり、(a)は、その主要部の平面図、(b)は、その全体の正面図である。 本発明の一実施形態に係るジグ研削盤の構成を示す図であり、(a)は、その主要部の平面図、(b)は、その全体の正面図である。 本発明の一実施形態に係る横架上下駆動装置におけるNC装置とモータ及びボールねじによるその制御系の概略構成を示す図である。
以下、本発明の理解を容易にするため、まず、図1を参照して、従来のジグ研削盤の概要について説明する。図1は、従来のジグ研削盤の構成を示す図であり、(a)は、その主要部の平面図、(b)は、その全体の正面図である。図1(a)、(b)に示すように、従来のジグ研削盤10は、いわゆるダブルコラム方式(門型機)のジグ研削盤であり、図示XYZの3軸方向でのNC制御によりテーブル17上に搭載される図示しないワークへの3次元加工(研削)が可能であり、そのテーブル17上に載置された図示しないワークを滑台17Aにより前後(X軸方向)に移動させつつ、一対のコラム16A、16B間に架設される横架20に沿って左右(Y軸方向)に主軸本体(主軸頭18)側を移動させ、また、横架20そのものを左右のコラム16A、16Bに沿って上下動(Z軸方向)させることにより主軸18Aの3次元移動を可能としている。尚、主軸18Aの下端には、図示しない砥石とそれを回転させるための高周波モータが取り付けられた、いわゆるクイルが装着され、このクイルを上下動(Z軸方向)させることによりワークへのチョッピング加工等も可能である。かかる従来の横架上下駆動装置(機構等)は、横架上下用インダクションモータ22からVベルト24によりウォームシャフト26に動力を伝達してウォームシャフト26を回転させる。コラム16A、16B側にそれぞれ上下駆動軸として配置された台形ねじ(軸)28A、28Bの軸端に取り付けられたウォームホイール29A、29Bを上記ウォームシャフト26との噛み合わせにより回転させることで横架20を左右のコラム16A、16Bに沿って上下動(Z軸方向)させる、即ち、左右の台形ねじ(軸)28A、28Bをメカ的に同期駆動するようにしている。
しかしながら、このように横架20の上下摺動機構には、親ねじとして高精度な台形ねじ(軸)28A、28Bを使用しているので、特別に高精度な台形ねじ(軸)を製作する必要があり、ジグ研削盤の生産のボトルネックになっていた。また、1つのインダクションモータ22によりウォームホイール29A、29Bとウォームシャフト26等のメカ的な駆動伝達機構を介して左右の親ねじ(台形ねじ)28A、28Bを駆動するようにしているので、このメカ的な駆動伝達機構が必要であり、工作機械の組立製造の工数や部品点数が増加すると共に、更なるコストアップの原因ともなっていた。
そこで、本発明者は、比較的簡単な機構を介して横架を上下に駆動できる横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械を発明し、以下の実施形態として具現したのであり、以下、図2及び図3を参照して、本発明の一実施形態に係る横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械としてのジグ研削盤について説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るジグ研削盤の構成を示す図であり、(a)は、その主要部の平面図、(b)は、その全体の正面図である。図3は、その横架上下駆動装置におけるNC装置とモータ及びボールねじによる制御系の概略構成を示す図である。図2(a)、(b)及び図3に示すように、本実施形態に係る横架上下駆動装置は、NC(Numerical Control)制御部32を有する門型工作機械としてのジグ研削盤30の主軸頭34を摺動可能に支持する横架40の両端側に該横架40の上下動を支持する一対のボールねじ(軸)42A、42Bと、ボールねじ(軸)42A、42Bに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータ44A、44Bを有し、これらサーボモータ44A、44Bの位置決め制御により横架40を水平に保持しつつ上下に駆動するものである。
また、本発明の一実施形態である工作機械としてのジグ研削盤30は、NC(Numerical Control)制御部32と、ベッド52と、ベッド52上の両側にそれぞれ立設される一対のコラム54A、54Bと、一対のコラム54A、54B間に架設される横架40と、主軸58Aの先端に工具(図示せず)が取付けられ横架40に摺動可能に支持される主軸頭58と、横架40の両端側に配設され横架40の上下動を支持する一対のボールねじ(軸)42A、42Bと、ボールねじ(軸)42A、42Bに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータ44A、44Bを有し、これらサーボモータ44A、44Bの位置決め制御により横架40を水平に保持しつつ上下に駆動するようにしている。
このように、左右のサーボモータ44A、44Bとボールねじ(軸)42A、42Bを直結して駆動力を伝達することで、メカ的な駆動伝達機構を廃止できるので、このメカ的な駆動伝達機構の加工工数や組立工数を削減することができる。また、従来では台形ねじ(軸)28A、28Bの精度に依っていた横架(20、40)の平行維持をサーボモータ44A、44Bの位置決め制御技術にて置き換えることができるので、より高精度な横架40の平行維持及び上下駆動が可能になる。また、従来の上下摺動機構において使用していた親ねじとしての高精度な台形ねじ(軸)28A、28Bが不要になるので、特別に高精度な台形ねじ(軸)を製作する必要が無くなることで、ジグ研削盤の生産のボトルネックが解消する。これにより、生産リードタイムの短縮と部品点数削減によるコスト低減が可能になる。
本発明によれば、比較的簡単な機構を介して横架を上下に駆動できる横架上下駆動装置及びそれを備えた工作機械を提供することが可能になる。即ち、従来必要であったメカ的な駆動伝達機構を廃止できるので、工作機械の組立製造の工数や部品点数を低減すると共に、コストアップの原因を解消することが可能になった。
以上に述べた実施形態では、本発明の横架バランス装置をジグ研削盤に適用したが、本発明は、NC制御部を有する門型工作機械であって、その主軸頭を摺動可能に支持する横架の両端側に該横架を支持する一対のボールねじを配設し、該各ボールねじに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータを有する構成の工作機械であれば、ジグ研削盤以外にも適用され得るのは、勿論である。
30 ジグ研削盤、 32 NC(Numerical Control)制御部、34 主軸頭、 40 横架、 42A、42B ボールねじ(軸)、44A、44B サーボモータ、 52 ベッド、 54A、54B コラム、58 主軸頭、 58A 主軸

Claims (2)

  1. NC(Numerical Control)制御部と、ベッドと、該ベッド上の両側にそれぞれ立設される一対のコラムと、該一対のコラム間に架設される横架と、主軸の先端に工具が取付けられ前記横架に摺動可能に支持される主軸頭と、前記横架の両端側に配設され該横架の上下動を支持する一対のボールねじと、該各ボールねじに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータとを有し、該各サーボモータの位置決め制御により前記横架を水平に保持しつつ上下に駆動することを特徴とする横架上下駆動装置。
  2. NC(Numerical Control)制御部と、ベッドと、該ベッド上の両側にそれぞれ立設される一対のコラムと、該一対のコラム間に架設される横架と、主軸の先端に工具が取付けられ前記横架に摺動可能に支持される主軸頭と、前記横架の両端側に配設され該横架の上下動を支持する一対のボールねじと、該各ボールねじに直結されそれぞれ駆動力を伝達する一対のサーボモータとを有し、該各サーボモータの位置決め制御により前記横架を水平に保持しつつ上下に駆動することを特徴とする工作機械。
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