JP2020062542A5

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Publication number: JP2020062542A5
Application number: JP2020013497A
Authority: JP
Filing date: 2020-01-30
Publication date: 2020-07-16
Anticipated expiration: 2035-04-23

Claims

少なくとも患者の鼻孔の入口を含む患者の気道の入口への周囲空気圧力に関して連続的に陽圧で空気の流れをシールして送達するための患者インタフェースであって、
前記患者インタフェースは、患者が睡眠中、患者の呼吸サイクル全体を通じて、使用時の周囲空気圧力よりも約４ｃｍＨ_２Ｏから約３０ｃｍＨ_２Ｏ高い範囲に治療圧力を維持して、睡眠呼吸障害を改善するように構成されており、
前記患者インタフェースは、
使用時の周囲圧力よりも高い圧力に加圧されるように構成されたプレナムチャンバーであって、空気の流れを受けるように構成された接続ポートを含むプレナムチャンバーと、
前記プレナムチャンバーに接続されるとともに、患者の気道への入口を囲むエリアにて患者の顔に接触してシールするように構成されたシール形成構造体であって、前記シール形成構造体および前記プレナムチャンバーは少なくとも部分的に呼吸チャンバーを形成する、シール形成構造体と、
使用時に患者の顔とシール接触した状態で前記シール形成構造体を維持するように構成された位置決めおよび安定化構造体と、
前記接続ポートと流体連通するように構成されたエルボと、
前記呼吸チャンバーからガスを洗い流すように構成されたベントと、
使用時に患者の近位にある後部チャンバーと患者の遠位にある前方チャンバーとに前記呼吸チャンバーを分割するために前記呼吸チャンバーの中に配置された装置であって、前記装置はガスが後方チャンバーと前方チャンバーとの間で前記装置を通って移動することを可能にする複数の開口部を含み、かつ前記装置は前記装置の外周縁領域の少なくとも一部が前記シール形成構造体および前記プレナムチャンバーのうちの少なくとも一方の内面に実質的に合うような形状および寸法とされている、装置と、
を備え、
少なくとも１つのギャップは、前記装置の外周縁領域と前記シール形成構造体およびプレナムチャンバーのうちの少なくとも一方の内面との間に形成されている患者インタフェース。
前記複数の開口部は、
前記前方チャンバーから前記複数の開口部を通して前記後方チャンバー内へと向けられた空気の流れの速度を低下させており、その結果、前記後方チャンバー内の空気の乱流が前記前方チャンバー内の空気の乱流よりも小さくなるように構成されているとともに、
前記後方チャンバーから前記複数の開口部を通して前記前方チャンバー内へと向けられた患者の気道からの呼気ガスの流れの速度を低下させており、その結果、前記後方チャンバー内の空気の乱流が前記前方チャンバー内の空気の乱流よりも小さくなるように構成されている請求項１に記載の患者インタフェース。
前記外周縁領域は、前記シール形成構造体および前記プレナムチャンバーのうちの少なくとも一方の内面を空気圧でシールする請求項１または２に記載の患者インタフェース。
前記装置の外周縁領域の少なくとも一部は、接着剤によって、前記シール形成構造体および前記プレナムチャンバーのうちの少なくとも一方の内面に固定的に取り付けられている請求項１から３のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記装置の外周縁領域の少なくとも一部は、クリップによって、前記シール形成構造体および前記プレナムチャンバーのうちの少なくとも一方の内面に取り外し可能に取り付けられている請求項１から３のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記装置の外周縁領域の少なくとも一部は、前記シール形成構造体および前記プレナムチャンバーのうちの少なくとも一方の内面に固定的に取り付けられている請求項１から３のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記複数の開口部は、前記装置の全体にわたって、大きさが一様である請求項１から６のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記複数の開口部は、前記装置の全体にわたって、密集度が一様でない請求項１から６のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記複数の開口部は、前記装置の全体にわたって、形状が一様である請求項１から８のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記複数の開口部のそれぞれは、前記後方チャンバーに隣接する後部エリアと、前記前方チャンバーに隣接する前部エリアと、を有している請求項１から９のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記複数の開口部のそれぞれの後方エリアは、前記複数の開口部のそれぞれの前方エリアと等しい請求項１０に記載の患者インタフェース。
前記複数の開口部のそれぞれを通る流路が、線形である請求項１から１１のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記装置は、水分および熱の吸収に耐性を示す材料から構成されている請求項１から１２のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記材料は、ナイロン、ポリカーボネート、シリコン、ポリウレタン、熱可塑性エラストマー、および疎水性ポリマーからなる群のいずれか１つである請求項１３に記載の患者インタフェース。
前記装置は、単一の連続した均質な材料片から構成されている請求項１３または１４に記載の患者インタフェース。
前記装置は、紙から構成された熱および水分交換器をさらに備える請求項１から１２のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記装置は、メッシュ、発泡体、または織り構造を有する請求項１から１６のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記後方チャンバーの容積が前記前方チャンバーの容積よりも大きいように、前記装置は前記呼吸チャンバー内に位置する請求項１から１７のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記開口部のそれぞれは、前記装置の前方側および後方側にて円形形状である請求項１から１８のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
窒息防止弁をさらに備える請求項１から１９のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記ベントは、使用時、前記装置に対して患者の気道への入口の反対側に位置する請求項１から２０のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記ベントは、前記エルボに位置する請求項１から２１のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記ベントは、前記プレナムチャンバーに位置する請求項１から２１のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
前記接続ポートが、使用時、前記装置に対して患者の気道への入口の反対側に位置するように、前記装置は前記呼吸チャンバー内に位置する請求項１から２３のいずれか一項に記載の患者インタフェース。
使用時、患者に面する前記装置の後方面は、凹面である請求項１から２４のいずれか一項に記載の患者インタフェース。