JP2020062142A - 断熱二重容器及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器口の内側に内容器と外容器の溶接部が設けられる断熱二重容器において、容器口の外方から溶接する際の溶接の目印を分かりやすくでき、溶接不良の低減、製品の歩留まりの向上を図ることができる。【解決手段】略有底筒状で金属製の内容器2と略有底筒状で金属製の外容器3との間に断熱層4が設けられ、外容器3の口部31の先端部311に内側に折り返された折返部312が形成され、内容器2の口部21の先端部211が折返部312の内面に接触するように係合され、折返部312の内側に配置されている内容器2の口部21の先端縁213が折返部312に溶接して固定されている断熱二重容器1。【選択図】図5

Description

本発明は、例えば二重構造の携帯用魔法瓶、卓上魔法瓶、マグカップ、スープカップ、ランチジャー等の断熱二重容器及びその製造方法に関する。
従来、断熱二重容器の構造として特許文献1の真空二重容器の構造が知られている。この真空二重容器は、外容器の口部材に内側に折り返された折返部を形成すると共に内容器の口部材に拡径部を形成し、外容器の折返部の先端が内容器の拡径部の根元に当接する位置まで外容器の折返部を内容器の拡径部の内側に嵌合し、外容器の折返部の先端と内容器の拡径部の根元が当接する箇所周辺をレーザー溶接して固定しているものである。
特開2014−110号公報
ところで、特許文献1の真空二重容器では、外容器の口部材に形成された折返部の内面と、内容器の拡径部より底寄りの内面とが面一に近い状態となるため、容器口の外方から溶接する際に、溶接の目印となる外容器の折返部の先端と内容器の拡径部の根元が当接する箇所が目印として分かりにくいという問題がある。このような溶接の目印の分かりにくさは、溶接不良が生ずる可能性を高め、製品の歩留まり低下を招く要因となる。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであり、容器口の内側に内容器と外容器の溶接部が設けられる断熱二重容器において、容器口の外方から溶接する際の溶接の目印を分かりやすくでき、溶接不良の低減、製品の歩留まりの向上を図ることができる断熱二重容器及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の断熱二重容器は、略有底筒状で金属製の内容器と略有底筒状で金属製の外容器との間に断熱層が設けられ、前記外容器の口部の先端部に内側に折り返された折返部が形成され、前記内容器の口部の先端部が前記折返部の内面に接触するように係合され、前記折返部の内側に配置されている前記内容器の口部の先端縁が前記折返部に溶接して固定されていることを特徴とする。
これによれば、内容器の口部の先端縁が折返部の内側に配置され、容器口の外方から溶接する際に溶接箇所となる内容器の口部の先端縁が折返部より内側に突出することから、溶接の目印を分かりやすくすることができる。従って、溶接不良を低減し、製品の歩留まりを向上することができる。また、容器口側で内容器の口部の先端縁よりも内側に突出する段差を無くすことが可能であるから、容器に収容した飲料等の液体のスムーズな流出の確保を図ることもできる。
本発明の断熱二重容器は、前記内容器の口部の先端部に容器内側に凸で内方に曲がっている内容器曲部が形成され、前記外容器の前記折返部の先端部に容器内側に凸で内方に曲がっている外容器曲部が形成され、前記内容器曲部が前記外容器曲部の内側に被装するようにして前記外容器曲部に係合されていることを特徴とする。
これによれば、内容器曲部を外容器曲部の内側に被装するようにして係合することにより、外容器やその構成部材と内容器を正確な位置に簡単に位置決めして固定することができる。
本発明の断熱二重容器は、前記内容器の口部の先端部に縮径部が形成され、前記外容器の前記折返部の先端が前記縮径部の根元に略当接するようにして前記折返部と前記縮径部が嵌合されていることを特徴とする。
これによれば、折返部の先端を縮径部の根元に略当接するようにして折返部と縮径部が嵌合することにより、外容器やその構成部材と内容器を正確な位置に簡単に位置決めして固定することができる。
本発明の断熱二重容器は、前記内容器の胴部に、前記折返部の内径よりも径が大きい部分を有し且つ前記内容器の底部に向かって漸次拡径する内容器テーパ部が形成され、前記外容器の胴部に、前記外容器の底部に向かって漸次拡径する外容器テーパ部が形成され、前記内容器テーパ部と前記外容器テーパ部が離間して略倣うように設けられていることを特徴とする。
これによれば、外容器の折返部の内径よりも径が大きい部分を有し且つ底部に向かって漸次拡径する内容器テーパ部を有する内容器がある場合にも、外容器の少なくとも口部を構成する筒体に底部側から内容器を内挿して簡単に製造することができる。
本発明の断熱二重容器は、前記内容器の口部の先端部が前記外容器の前記折返部の内面で内方に付勢されるように係合されており、付勢されている箇所の前記内容器の口部の先端部と前記外容器の折返部の形状が略対応する形状であることを特徴とする。
これによれば、内容器の口部の先端部が外容器の折返部の内面で内方に付勢されることにより、内容器の口部の先端部と外容器の折返部との密着性、接触性を高めることができる。従って、内容器と外容器のレーザー溶接等の溶接をより確実に行うことが可能となる。
本発明の断熱二重容器は、前記折返部が、先端に小アール部が形成され、小アール部の内端から下方に向かって内側に傾斜する傾斜部が形成されている形状であることを特徴とする。
これによれば、断熱二重容器を携帯用魔法瓶等の液体が収容される容器とした場合に、小アール部によって液切れを良くすることができる。
本発明の断熱二重容器の製造方法は、本発明の断熱二重容器を製造する方法であって、前記外容器の少なくとも前記口部を構成する筒体に底部側から前記内容器を内挿し、前記筒体の前記折返部の先端部に形成されている前記外容器曲部の内側に前記内容器の前記内容器曲部を被装するようにして前記内容器曲部を前記外容器曲部に係合する第1工程と、前記内容器の口部の先端縁を前記筒体の前記折返部に溶接する第2工程を備えることを特徴とする。
これによれば、外容器の少なくとも口部を構成する筒体に底部側から内容器を内挿し、内容器曲部を外容器曲部の内側に被装するようにして係合することにより、筒体と内容器を正確な位置に簡単に位置決めし、確実に溶接することができる。
本発明の断熱二重容器の製造方法は、本発明の断熱二重容器を製造する方法であって、前記外容器の少なくとも前記口部を構成する筒体に底部側から前記内容器を内挿し、前記筒体の前記折返部の先端が前記縮径部の根元に略当接するようにして前記折返部と前記縮径部を嵌合する第1工程と、前記内容器の口部の先端縁を前記筒体の前記折返部に溶接する第2工程を備えることを特徴とする。
これによれば、外容器の少なくとも口部を構成する筒体に底部側から内容器を内挿し、折返部の先端を縮径部の根元に略当接するようにして折返部と縮径部を嵌合することにより、筒体と内容器を正確な位置に簡単に位置決めし、確実に溶接することができる。
本発明の断熱二重容器の製造方法は、本発明の断熱二重容器を製造する方法であって、前記外容器の少なくとも前記口部を構成する筒体に口部側から前記内容器を内挿し、前記内容器の口部の先端部が前記筒体の前記折返部の内面で内方に付勢されるようにして前記内容器の口部の先端部を前記筒体の前記折返部の内面に係合する第1工程と、前記内容器の口部の先端縁を前記筒体の前記折返部に溶接する第2工程を備えることを特徴とする。
これによれば、外容器の少なくとも口部を構成する筒体に口部側から内容器を内挿することにより、内容器を内挿する際の筒体の形状の自由度、製造工程の自由度を高めることができ、例えば外容器を構成する底部を有しない状態の筒体、又は底部を有して外容器の形状となっている有底の筒体等を対象として内容器を内挿し、係合する工程を行うことができる。
本発明によれば、容器口の内側に内容器と外容器の溶接部が設けられる断熱二重容器において、容器口の外方から溶接する際の溶接の目印を分かりやすくでき、溶接不良の低減、製品の歩留まりの向上を図ることができる。
本発明による第1実施形態の断熱二重容器を示す正面図。 第1実施形態の断熱二重容器を示す縦断面図。 第1実施形態の断熱二重容器の製造工程における外容器を構成する筒体に内容器を内挿する工程を説明する説明図。 第1実施形態の断熱二重容器の製造工程における外容器を構成する筒体に内容器を係合して溶接する工程を説明する説明図。 図4における容器口の周辺を示す部分拡大説明図。 第1実施形態の変形例の断熱二重容器における容器口の周辺を示す部分拡大説明図。 本発明による第2実施形態の断熱二重容器を示す正面図。 第2実施形態の断熱二重容器を示す縦断面図。 第2実施形態の断熱二重容器の製造工程を説明する縦断説明図。 図9における容器口の周辺を示す部分拡大説明図。 第1実施形態の断熱二重容器における折返部の周辺を示す部分拡大図。
〔第1実施形態の断熱二重容器及びその製造方法〕
本発明による第1実施形態の断熱二重容器1は、携帯用魔法瓶等として用いられるものであり、図1及び図2に示すように、略有底筒状で金属製の内容器2と略有底筒状で金属製の外容器3を有し、内容器2と外容器3との間に空間が設けられ、この空間が断熱層4になっている。第1実施形態における断熱層4は、内容器2と外容器3との間の空間を真空状態或いは減圧状態にした真空断熱層としているが、内容器2と外容器3との間の空間を大気圧の状態にした空気層の断熱層や、或いは内容器2の外面や外容器3の内面に銅、アルミ等の金属箔を施す等により、断熱材を備える真空断熱層を設けるようにすることも可能である。尚、10は断熱二重容器1の口を閉じる蓋である。
内容器2は、開口側の口部21、筒状の胴部22、底部23から構成されている。内容器2の口部21の先端部211には、容器内側に凸で内方に曲がっている内容器曲部212が湾曲するように形成されており、内容器曲部212は内容器2の開口縁に沿うように全周に亘って設けられている。図示例の内容器曲部212は、容器内側に凸で略へ字形で曲がった形状になっているが、内容器曲部212は容器内側に凸で内方に曲がった形状であれば適宜であり、例えば容器内側に凸で略弧状に曲がった形状等としてもよい。内容器2の胴部22の下部には、後述する折返部312の内径よりも径が大きい部分を有し且つ内容器2の底部23に向かって漸次拡径する内容器テーパ部221が設けられている。
内容器2は全体が略同一の厚さの薄肉材で形成されており、図示例の内容器2は、口部21と胴部22が単一の薄肉筒材をプレス加工等で変形して形成されていると共に、底部23が単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成されており、口部21と胴部22を構成する筒体の下端縁が略皿状の底部23の上端縁に突き合わされて溶接等で接合されて形成されている。尚、内容器2の口部21、胴部22、底部23或いはこれらの所定部を細分化した部分をそれぞれ構成する部材を形成し、これらを溶接等で接合して内容器2を形成してもよく、或いは製造コストの低減、製造効率の向上を図る観点から、内容器2の口部21、胴部22、底部23の全体を単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成してもよい。
外容器3は、開口側の口部31、筒状の胴部32、底部33から構成されている。外容器3の口部31の先端部311には、内側に折り返された折返部312が形成され、更に、折返部312の先端部には容器内側に凸で内方に曲がっている外容器曲部313が湾曲するように形成されており、折返部312及び外容器曲部313は外容器3の開口縁に沿うように全周に亘って設けられている。図示例の外容器曲部313は、容器内側に凸で略へ字形で曲がった形状になっているが、外容器曲部313は容器内側に凸で内方に曲がった形状で且つ内容器曲部212に略対応する形状あれば適宜であり、例えば容器内側に凸で略弧状に曲がった形状等としてもよい。外容器3の胴部32の上部には、外容器3の底部33に向かって漸次縮径する第1の外容器テーパ部321が設けられており、外容器3の胴部32の下部には、外容器3の底部33に向かって漸次拡径する第2の外容器テーパ部322が設けられている。
外容器3の底部33には内方に突出するように凹んだ補強リブ331、332が周状に設けられており、補強リブ331と補強リブ332は同心円状に間隔を開けて形成されている。また、底部33には、内容器2と外容器3との間の空間から真空吸引で排気する際に用いられる吸引穴333が設けられており、底部33の内面側には、吸引穴333の封止後に内容器2と外容器3との間の空間のガスを吸収するゲッター334が内装されている。
外容器3は全体が略同一の厚さの薄肉材で形成されており、図示例の外容器3は、口部31、胴部32を構成する筒体がそれぞれ単一の薄肉筒材をプレス加工等で変形して形成され、底部33を構成する部材が単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成されており、口部31の下端から外方に延びる裾部314の外端縁と胴部32の上端縁が当接されて溶接等で接合され、胴部32の下端縁と略皿状の底部33の上端縁が突き合わされて溶接等で接合して形成されている。尚、口部31と胴部32を単一の薄肉筒材をプレス加工等で変形して形成すると共に、底部33を単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成し、口部31と胴部32を構成する筒体の下端縁と底部33の上端縁を突き合わせて溶接等で接合し、外容器3を形成してもよい。
内容器2の口部21の先端部211は、外容器3の折返部312の内面に接触するように係合されており、折返部312の内側に配置されている内容器2の口部21の先端縁213が折返部312に溶接部5で溶接して固定されている(図1〜図5参照)。第1実施形態では、内容器2の口部21の内容器曲部212が、外容器3の外容器曲部313の内側に被装するようにして外容器曲部313に係合され、その状態で内容器2の口部21の先端縁213が折返部312に溶接部5で周状に溶接されている。また、内容器2の口部21の先端部211は、外容器3の折返部312の内面で内方に付勢されるようにして係合されており、第1実施形態では内容器2の口部21の内容器曲部212が、外容器3の外容器曲部313の内面で内方に付勢されるようにして係合されている。
内容器2と外容器3が所定配置で接合された断熱二重容器1では、内容器2の胴部22に形成された内容器テーパ部221と、外容器3の胴部32に形成された第2の外容器テーパ部322が離間して略倣うように設けられている。そして、断熱二重容器1は、外容器3の底部33に向かって漸次縮径する第1の外容器テーパ部321と、外容器3の底部33に向かって漸次拡径する第2の外容器テーパ部322により、全体として胴部32の中間部の径が小さく、胴部32の中間部から上方と下方に向かって径が漸次拡径する略鼓状の外形を呈する。
第1実施形態の断熱二重容器1を製造する際には、例えば所定形状の内容器2を形成すると共に、所定形状の外容器3の口部31と胴部32を構成する筒体34mを形成し、治具61で保持する筒体34mに治具62で保持する内容器2を図3の太線矢印で示すように底部側から内挿し、筒体34mの折返部312の先端部に形成されている外容器曲部313の内側に内容器2の内容器曲部212を被装するようにして内容器曲部212を外容器曲部313に係合する。その後、内容器2の口部21の先端縁213を筒体34mの折返部312にレーザー溶接等で溶接して溶接部5を形成して固定する(図3〜図5参照)。更に、筒体34mの下端縁に、所定形状で形成してゲッター334が取り付けられた底部33の上端縁を突き合わせ、レーザー溶接等で溶接して断熱二重容器1を得る。尚、溶接部5の形成にはレーザー溶接を用いると、精密に低歪みで外容器3を内容器2に溶接固定することができ、断熱二重容器1の残留応力の低減や、溶接時の変形防止を図ることができて良好であり、後述の変形例や第2実施形態でも同様である。
この断熱二重容器1の製造工程では、口部31と胴部32を構成する筒体34mを用いて筒体34mの底部側から内容器2を内挿する構成に代え、口部31を構成する筒体の底部側から内容器2を内挿し、この筒体の折返部312の先端部に形成されている外容器曲部313の内側に内容器2の内容器曲部212を被装するようにして内容器曲部212を外容器曲部313に係合し、内容器2の口部21の先端縁213を折返部312に溶接して形成するようにすることも可能である。この場合には、例えば内容器2を口部31を構成する筒体に溶接した後、口部31を構成する筒体に、胴部32を構成する筒体と、底部33を構成する部材を順次溶接する、或いは胴部32と底部33を構成する部材を溶接する等により、断熱二重容器1を得る。
第1実施形態によれば、内容器2の口部21の先端縁213が折返部312の内側に配置され、容器口の外方から溶接する際に溶接箇所となる内容器2の口部21の先端縁213が折返部312より内側に突出することから、溶接の目印を分かりやすくすることができる。従って、溶接不良を低減し、製品の歩留まりを向上することができる。また、容器口側で内容器2の口部21の先端縁213よりも内側に突出する段差を無くすことが可能であるから、断熱二重容器1に収容した飲料等の液体のスムーズな流出の確保を図ることもできる。更に、断熱二重容器1を携帯用魔法瓶等の利用者が直接口をつけて飲料を飲む容器とする場合には、溶接部5が折返部312の先端部或いは先端部近傍で容器口寄りも内方に設けられることから、利用者の口が溶接部5に当たるのを避けることができ、利用者に良好な飲み心地を与えることができる。
また、外容器3の少なくとも口部31を構成する筒体に底部側から内容器2を内挿し、内容器曲部212を外容器曲部313の内側に被装するようにして係合することにより、外容器3やその構成部材と内容器2を正確な位置に簡単に位置決めし、確実に溶接して固定することができる。また、内容器2の口部21の先端部211が外容器3の折返部312の内面で内方に付勢されるように係合し、付勢されている箇所の内容器2の口部21の先端部211と外容器3の折返部312の形状を略対応する形状とすることにより、内容器2の口部21の先端部211と外容器3の折返部312との密着性、接触性を高め、内容器2と外容器3のレーザー溶接等の溶接の確実性を高めることができる。換言すれば、外容器3のスプリングバックを利用して断熱二重容器1を製造し、内容器2の口部21の先端部211と外容器3の折返部312との密着性、接触性が高く、内容器2と外容器3のレーザー溶接等の溶接の確実性が高い断熱二重容器1を得ることができる。
また、外容器3の少なくとも口部31を構成する筒体に底部側から内容器2を内挿する製造工程により、外容器3の折返部312の内径よりも径が大きい部分を有し且つ底部23に向かって漸次拡径する内容器テーパ部221を有する内容器2を備える断熱二重容器1でも簡単に製造することができる。
〔第1実施形態の変形例の断熱二重容器及びその製造方法〕
第1実施形態の断熱二重容器1は、図6の変形例とすることも可能である。この変形例の断熱二重容器1は、内容器2の口部21pの先端部211pに、内側に屈曲して根元が設けられ、上方に向かって略真っ直ぐに延びる縮径部214pが形成されており、縮径部214pは内容器2の開口縁に沿うように全周に亘って設けられている。変形例の断熱二重容器1における内容器2も全体が略同一の厚さの薄肉材で形成されており、例えば口部21pと胴部22が単一の薄肉筒材をプレス加工等で変形して形成されていると共に、底部23が単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成されており、口部21pと胴部22を構成する筒体の下端縁が底部23の上端縁に突き合わされて溶接等で接合されて形成されている。
変形例の断熱二重容器1における外容器3でも、その口部31pの先端部311pに内側に折り返された折返部312pが形成されているが、折返部312pの先端部は底部33に向かって略真っ直ぐに延びる垂下部315pになっており、折返部312p及び垂下部315pは外容器3の開口縁に沿うように全周に亘って設けられている。変形例の断熱二重容器1における外容器3も全体が略同一の厚さの薄肉材で形成されており、例えば口部31p、胴部32を構成する筒体がそれぞれ単一の薄肉筒材をプレス加工等で変形して形成され、底部33を構成する部材が単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成されており、口部31pの下端から外方に延びる裾部314pの外端縁と胴部32の上端縁が当接されて溶接等で接合され、胴部32の下端縁と底部33の上端縁が突き合わされて溶接等で接合して形成されている。
内容器2の口部21pの先端部211pは、外容器3の折返部312pの内面に接触するように係合されており、折返部312pの内側に配置されている内容器2の口部21pの先端縁213pが折返部312pに溶接部5で溶接して固定されている。第1実施形態の変形例の断熱二重容器1では、外容器3の折返部312pの先端316pが縮径部214pの根元に略当接するようにして折返部312pと縮径部214pが嵌合され、その状態で内容器2の口部21pの先端縁213pが折返部312pに溶接部5で溶接されている。
折返部312pと縮径部214pの嵌合構造では、略真っ直ぐに延びて略対応する形状である折返部312pの垂下部315pの内径と縮径部214pの外径を略同一径として嵌合させるようにしてもよいが、折返部312pの垂下部315pの内径を縮径部214pの外径よりも僅かに小さくし、垂下部315pが縮径部214pを内方に付勢するようにして嵌合する、換言すれば内容器2の口部21pの先端部211pが外容器3の折返部312pの内面で内方に付勢されるようにして係合される構造とすると良好である。
第1実施形態の変形例の断熱二重容器1を製造する際には、例えば所定形状の内容器2を形成すると共に、所定形状の外容器3の口部31pと胴部32を構成する筒体を形成し、この筒体に底部側から内容器2を内挿し、筒体の折返部312pの先端316pが縮径部214pの根元に略当接するようにして折返部312pと縮径部214pを嵌合する。その後、内容器2の口部21pの先端縁213pを筒体の折返部312pにレーザー溶接等で溶接して溶接部5を形成して固定する。更に、筒体の下端縁に、所定形状で形成してゲッター334が取り付けられた底部33の上端縁を突き合わせ、レーザー溶接等で溶接して断熱二重容器1を得る。
この変形例の断熱二重容器1の製造工程でも、口部31pと胴部32を構成する筒体を用いて筒体の底部側から内容器2を内挿する構成に代え、口部31pを構成する筒体の底部側から内容器2を内挿して断熱二重容器1を製造することも可能である。変形例の断熱二重容器1及びその製造方法における、その他の構成は、第1実施形態の断熱二重容器1及びその製造方法と同様であり、これらの変更例にも第1実施形態の断熱二重容器1及びその製造方法と同様のものを用いることが可能である。
第1実施形態の変形例の断熱二重容器1によれば、第1実施形態の断熱二重容器1と対応する構成から対応する効果を得ることができる。また、折返部312pの先端316pを縮径部214pの根元に略当接するようにして折返部312pと縮径部214pを嵌合することにより、外容器3やその構成部材と内容器2を正確な位置に簡単に位置決めして固定することができ、筒体と内容器2を正確な位置に簡単に位置決めして確実に溶接することができる。
〔第2実施形態の断熱二重容器及びその製造方法〕
本発明による第2実施形態の断熱二重容器1aも、携帯用魔法瓶等として用いられるものであり、図7及び図8に示すように、略有底筒状で金属製の内容器2aと略有底筒状で金属製の外容器3aを有し、内容器2aと外容器3aとの間に空間が設けられ、この空間が断熱層4aになっている。第2実施形態における断熱層4aは第1実施形態における断熱層4と同様に構成することが可能である。
内容器2aは、開口側の口部21a、筒状の胴部22a、底部23aから構成されている。内容器2aの口部21aの先端部211aは、容器口側に向かって略真っ直ぐに形成されており、この略真っ直ぐな形状の先端部211aが内容器2aの開口縁に沿うように全周に亘って設けられている。内容器2aの胴部22aは略筒状、底部23aは略皿状になっている。
内容器2aは全体が略同一の厚さの薄肉材で形成されており、図示例の内容器2aは、口部21aと胴部22aと底部23aが単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成されている。尚、内容器2aの口部21a、胴部22a、底部23a或いはこれらの所定部を細分化した部分をそれぞれ構成する部材を形成し、これらを溶接等で接合して内容器2aを形成する構成、或いは、口部21aと胴部22a、底部23aをそれぞれ単一の薄肉板材で形成して溶接等で接合して内容器2aを形成する構成、或いは、口部21a、胴部22aと底部23aをそれぞれ単一の薄肉板材で形成して溶接等で接合して内容器2aを形成する構成等としてもよい。
外容器3aは、開口側の口部31a、筒状の胴部32a、底部33aから構成されている。外容器3aの口部31aの先端部311aには、内側に折り返された折返部312aが形成され、更に、折返部312aの先端部には容器内側に凸で湾曲するように形成された付勢部317aが設けられており、付勢部317aは外容器3aの開口縁に沿うように全周に亘って設けられている。外容器3aの胴部32aは略筒状、底部33aは略皿状になっている。
外容器3aの底部33aには内方に突出するように凹んだ補強リブ335aが周状に設けられている。また、底部33aには、内容器2aと外容器3aとの間の空間から真空吸引で排気する際に用いられる吸引穴333aが設けられており、底部33aの内面側には、吸引穴333aの封止後に内容器2aと外容器3aとの間の空間のガスを吸収するゲッター334aが内装されている。
外容器3aは全体が略同一の厚さの薄肉材で形成されており、図示例の外容器3aは、口部31a、胴部32aを構成する筒体が単一の薄肉筒材をプレス加工等で変形して形成され、底部33aを構成する部材が単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成されており、胴部32aの下端縁と底部33aの上端縁が突き合わされて溶接等で接合して形成されている。尚、口部31aと胴部32aをそれぞれ単一の薄肉筒材をプレス加工等で変形して形成すると共に、底部33aを単一の薄肉板材をプレス加工等で変形して形成し、別体の口部31a、胴部32a、底部33aの上端縁を溶接等で接合し、外容器3aを形成してもよく、或いは、製造コストの低減、製造効率の向上を図る観点から、口部31aと胴部32aと底部33aを単一の薄肉板材をプレス加工等で変形し、外容器3aを形成してもよい。
内容器2aの口部21aの先端部211aは、外容器3aの折返部312aの内面に接触するように係合されており、折返部312aの内側に配置されている内容器2aの口部21aの先端縁213aが折返部312aに溶接部5aで溶接して固定されている(図7〜図10参照)。第2実施形態では、内容器2aの口部21aの先端部211aが外容器3aの折返部312aの内面、換言すれば付勢部317aで内方に付勢されるように係合されており、付勢されている箇所の内容器2aの口部21aの先端部211aと、外容器3aの折返部312aの形状、換言すれば付勢部317aとが、略対応して倣う形状になっている。
第2実施形態の断熱二重容器1aを製造する際には、例えば所定形状の内容器2aを形成すると共に、有底の筒体である所定形状の外容器3aを形成して底部に33aにゲッター34aを配設し、治具63で保持する外容器3aに外容器3aの口部側から、例えば底部23aを吸盤で吸着して移送する治具64で保持する内容器2aを内挿し、内容器2aの口部21aの先端部211aが折返部312aの内面、換言すれば付勢部317aで内方に付勢されるようにして、内容器2aの口部21aの先端部211aを外容器3aの折返部312aの内面に係合する。その後、内容器2aの口部21aの先端縁213aを外容器3aの折返部312aにレーザー溶接等で溶接して溶接部5aを形成して固定する(図9、図10参照)。
この断熱二重容器1aの製造工程では、外容器3aの口部31aと胴部32aを構成する筒体の口部側から内容器2aを内挿し、内容器2aの口部21aの先端部211aが口部31aと胴部32aを構成する筒体の折返部312aの内面で内方に付勢されるようにして係合して製造することも可能である。この場合には、内容器2aを口部31aと胴部32aを構成する筒体に溶接した後或いは溶接する前に、底部33aを構成する部材を溶接して断熱二重容器1aを得る。
また、断熱二重容器1aの製造工程では、口部31aを構成する筒体の口部側から内容器2aを内挿し、内容器2aの口部21aの先端部211aが口部31aを構成する筒体の折返部312aの内面で内方に付勢されるようにして係合して製造することも可能である。この場合には、例えば内容器2aを口部31aを構成する筒体に溶接した後或いは溶接する前に、口部31aを構成する筒体に、胴部32aを構成する筒体と、底部33aを構成する部材を順次溶接する、或いは胴部32aと底部33aを構成する部材を溶接する等により、断熱二重容器1aを得る。
第2実施形態によれば、第1実施形態と対応する構成から対応する効果を得ることができる。また、付勢部317aにより、内容器2aの口部21aの先端部211aと外容器3aの折返部312aとの密着性、接触性を高めることができる。従って、内容器2aと外容器3aのレーザー溶接等の溶接をより確実に行うことが可能となる。換言すれば、外容器3aのスプリングバックを利用して断熱二重容器1aを製造し、内容器2aの口部21aの先端部211aと外容器3aの折返部312aとの密着性、接触性が高く、内容器2aと外容器3aのレーザー溶接等の溶接の確実性が高い断熱二重容器1aを得ることができる。また、外容器3aの少なくとも口部31aを構成する筒体に口部側から内容器2aを内挿する製造工程により、内容器2aを内挿する際の筒体の形状の自由度、製造工程の自由度を高めることができる。
〔本明細書開示発明の包含範囲〕
本明細書開示の発明は、発明として列記した各発明、各実施形態及びその変形例の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な内容を本明細書開示の他の内容に変更して特定したもの、或いはこれらの内容に本明細書開示の他の内容を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な内容を部分的な作用効果が得られる限度で削除して上位概念化して特定したものを包含する。そして、本明細書開示の発明には下記変形例や追記した内容も含まれる。
例えば第1実施形態の断熱二重容器1の折返部312は、先端に小アール部3121が形成され、小アール部3121の内端から下方に向かって内側に傾斜する傾斜部3122が形成される構成とし、第1実施形態の変形例の折返部312p、第2実施形態の断熱二重容器1aの折返部312aもこれと同様の構成とし、断熱二重容器1、1aを携帯用魔法瓶等の液体が収容される容器とした場合に、小アール部3121によって液切れが良くなる構造としているが、折返部312、312p、312aの形状を略U字形など他の形状としたものも本発明に含まれる。尚、小アール部の外径は0.9mm〜1.2mmとすると最適である。
例えば本発明の断熱二重容器の形状、構成は第1、第2実施形態に限定されず、本発明の趣旨の範囲内で適宜であり、内容器の口部の先端部が折返部の内面に接触するように係合され、折返部の内側に配置されている内容器の口部の先端縁が折返部に溶接して固定されている適宜の断熱二重容器が本発明に包含される。また、本発明は二重構造の携帯用魔法瓶、卓上魔法瓶、マグカップ、スープカップ、ランチジャー等の適宜の断熱二重容器に適用することが可能である。
本発明は、例えば二重構造の携帯用魔法瓶、卓上魔法瓶、マグカップ、スープカップ、ランチジャー等の断熱二重容器に利用することができる。
1…断熱二重容器 2…内容器 21…口部 211…先端部 212…内容器曲部 213…先端縁 21p…口部 211p…先端部 213p…先端縁 214p…縮径部 22…胴部 221…内容器テーパ部 23…底部 3…外容器 31…口部 311…先端部 312…折返部 3121…小アール部、3122…傾斜部 313…外容器曲部 314…裾部 31p…口部 311p…先端部 312p…折返部 314p…裾部 315p…垂下部 316p…先端 32…胴部 321…第1の外容器テーパ部 322…第2の外容器テーパ部 33…底部 331、332…補強リブ 333…吸引穴 334…ゲッター 34m…筒体 4…断熱層 5…溶接部 10…蓋 1a…断熱二重容器 2a…内容器 21a…口部 211a…先端部 213a…先端縁 22a…胴部 23a…底部 3a…外容器 31a…口部 311a…先端部 312a…折返部 317a…付勢部 32a…胴部 33a…底部 333a…吸引穴 334a…ゲッター 335a…補強リブ 4a…断熱層 5a…溶接部 61、62、63、64…治具

Claims (9)

  1. 略有底筒状で金属製の内容器と略有底筒状で金属製の外容器との間に断熱層が設けられ、
    前記外容器の口部の先端部に内側に折り返された折返部が形成され、
    前記内容器の口部の先端部が前記折返部の内面に接触するように係合され、
    前記折返部の内側に配置されている前記内容器の口部の先端縁が前記折返部に溶接して固定されていることを特徴とする断熱二重容器。
  2. 前記内容器の口部の先端部に容器内側に凸で内方に曲がっている内容器曲部が形成され、
    前記外容器の前記折返部の先端部に容器内側に凸で内方に曲がっている外容器曲部が形成され、
    前記内容器曲部が前記外容器曲部の内側に被装するようにして前記外容器曲部に係合されていることを特徴とする請求項1記載の断熱二重容器。
  3. 前記内容器の口部の先端部に縮径部が形成され、
    前記外容器の前記折返部の先端が前記縮径部の根元に略当接するようにして前記折返部と前記縮径部が嵌合されていることを特徴とする請求項1記載の断熱二重容器。
  4. 前記内容器の胴部に、前記折返部の内径よりも径が大きい部分を有し且つ前記内容器の底部に向かって漸次拡径する内容器テーパ部が形成され、
    前記外容器の胴部に、前記外容器の底部に向かって漸次拡径する外容器テーパ部が形成され、
    前記内容器テーパ部と前記外容器テーパ部が離間して略倣うように設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の断熱二重容器。
  5. 前記内容器の口部の先端部が前記外容器の前記折返部の内面で内方に付勢されるように係合されており、
    付勢されている箇所の前記内容器の口部の先端部と前記外容器の折返部の形状が略対応する形状であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の断熱二重容器。
  6. 前記折返部が、先端に小アール部が形成され、小アール部の内端から下方に向かって内側に傾斜する傾斜部が形成されている形状であることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の断熱二重容器。
  7. 請求項2記載の断熱二重容器を製造する方法であって、
    前記外容器の少なくとも前記口部を構成する筒体に底部側から前記内容器を内挿し、前記筒体の前記折返部の先端部に形成されている前記外容器曲部の内側に前記内容器の前記内容器曲部を被装するようにして前記内容器曲部を前記外容器曲部に係合する第1工程と、
    前記内容器の口部の先端縁を前記筒体の前記折返部に溶接する第2工程
    を備えることを特徴とする断熱二重容器の製造方法。
  8. 請求項3記載の断熱二重容器を製造する方法であって、
    前記外容器の少なくとも前記口部を構成する筒体に底部側から前記内容器を内挿し、前記筒体の前記折返部の先端が前記縮径部の根元に略当接するようにして前記折返部と前記縮径部を嵌合する第1工程と、
    前記内容器の口部の先端縁を前記筒体の前記折返部に溶接する第2工程
    を備えることを特徴とする断熱二重容器の製造方法。
  9. 請求項5記載の断熱二重容器を製造する方法であって、
    前記外容器の少なくとも前記口部を構成する筒体に口部側から前記内容器を内挿し、前記内容器の口部の先端部が前記筒体の前記折返部の内面で内方に付勢されるようにして前記内容器の口部の先端部を前記筒体の前記折返部の内面に係合する第1工程と、
    前記内容器の口部の先端縁を前記筒体の前記折返部に溶接する第2工程
    を備えることを特徴とする断熱二重容器の製造方法。
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