JP2020057341A - 生産管理装置および生産管理方法 - Google Patents

生産管理装置および生産管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020057341A
JP2020057341A JP2019010044A JP2019010044A JP2020057341A JP 2020057341 A JP2020057341 A JP 2020057341A JP 2019010044 A JP2019010044 A JP 2019010044A JP 2019010044 A JP2019010044 A JP 2019010044A JP 2020057341 A JP2020057341 A JP 2020057341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processing
assembly
data
plan
production
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019010044A
Other languages
English (en)
Inventor
新一 尾崎
Shinichi Ozaki
新一 尾崎
近藤 順一
Junichi Kondo
順一 近藤
慎一 赤嶺
Shinichi Akamine
慎一 赤嶺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikin Soft Co Ltd
Original Assignee
Fujikin Soft Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikin Soft Co Ltd filed Critical Fujikin Soft Co Ltd
Publication of JP2020057341A publication Critical patent/JP2020057341A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

【課題】生産計画に対する生産実績の乖離を抑制可能な生産管理装置を提供する。【解決手段】加工能力データを参照して、製造設備による部品の加工計画を作成する部品加工指示部と、加工計画に従って製造設備に部品の加工を実施させ、製造設備による部品の加工実績データを取得する加工実績部と、前記加工能力データを保持し、取得した加工実績データと蓄積された加工実績データとを用いて、加工能力データを更新する加工能力部と、組立能力データを参照して、製品の組立計画を作成する組立指示部と、組立計画に従って実施された製品の組立についての組立実績データを取得する組立実績部と、取得した組立実績データと蓄積された組立実績データを用いて組立能力データを更新する組立能力部とを含み、組立指示部は、加工計画に対して加工実績データに遅延が発生した場合には組立計画の実行への影響を排除すべく組立能力データを参照して組立計画を修正する。【選択図】図2

Description

本発明は、生産管理装置および生産管理方法に関する。
複数部品で構成される製品(例えば、バルブ製品)の生産においては、製品の受注をすると、在庫を確認し、製品の在庫がない場合には、工場に製造を依頼する。工場では、生産計画を立てる。生産計画を作成するために必要な情報には、製品の在庫数情報、部品の在庫数情報、材料の在庫量情報、社内および社外の製造設備の稼働状況、受注関連情報(受注数、納期等)、組立工程の稼働状況等がある。
これらの情報(例えば在庫数情報、製品製造設備情報等)は、例えば製造部門のコンピュータや営業部門のコンピュータや品質部門のコンピュータから取得されるようになっており、取得された情報が管理部門の計画担当者に参照される(例えば特許文献1参照)。
これにより、計画担当者が、例えば購買費用や製造費用等のコストを最小化するように、製品や部品を製造設備で作製する生産計画を作成している。
特開2016−207089号公報
生産計画は、製品の納期を厳守しつつ、利益を最大化、コストを最小化するように作成される必要がある。加えて、複数の製品の受注から納入までにおいて、納期を厳守しつつ利益を最大化、コストを最小化するには、生産計画と実績とが大きく乖離しないことが必用である。このため、生産計画の作成は、経営上、非常に重要な要素である。
しかしながら、種々の異なる製品を扱う工場では、製品ごとに期限が異なり、また、製品のカテゴリーも汎用製品だけでなくいわゆる特注製品や別作製品が存在し、これらが混在する状態で、実績との乖離の少ない生産計画を作成することは容易ではない。
そこで、本発明は、上述した如き課題に鑑みてなされたものであり、生産計画に対する生産実績の乖離を可能な限り抑制可能な生産管理装置および生産管理方法を提供することにある。
本発明の生産管理装置は、生産計画に含まれる製品を構成する複数の部品の中の少なくとも一の部品を製造設備に加工させる加工工程と、加工される前記少なくとも一の部品を用いる前記製品の組立工程とを有する生産工程を管理する生産管理装置であって、
蓄積された加工実績データを用いて形成された前記製造設備の加工能力データを参照して、当該製造設備による前記少なくとも一の部品の加工計画を作成する部品加工指示部と、
前記加工計画に従って、前記製造設備に前記少なくとも一の部品の加工を実施させ、前記製造設備による前記少なくとも一の部品の加工実績データを取得する加工実績部と、
前記加工能力データを保持し、取得した前記加工実績データと蓄積された前記加工実績データとを用いて、前記加工能力データを更新する加工能力部と、
前記加工計画を利用しつつ、蓄積された組立に要した時間を測定した組立実績データに基づく組立能力データを参照して、前記製品の組立計画を作成する組立指示部と、
前記組立計画に従って実施された前記製品の組立についての組立実績データを取得する組立実績部と、
取得した前記組立実績データと蓄積された前記組立実績データを用いて、前記組立能力データを更新する組立能力部と、を含み、
前記組立指示部は、前記加工計画に対して前記加工実績データに遅延が発生した場合には、前記組立計画の実行への影響を排除すべく、前記組立能力データを参照して前記組立計画を修正する。
本発明の生産管理方法は、生産計画に含まれる製品を構成する複数の部品の中の少なくとも一の部品を製造設備に加工させるための加工計画を作成してこれを実施する加工工程と、加工される前記少なくとも一の部品を用いる前記製品の組立工程とを有する生産工程を管理する生産管理装置による生産管理方法であって、
部品加工指示部が、蓄積された前記製造設備の加工に要した時間を測定した加工実績データに基づく前記製造設備の加工能力データを参照して、当該製造設備による前記少なくとも一の部品の加工計画を作成し、
加工実績部が、前記加工計画に従って実施された前記製造設備による前記少なくとも一の部品の加工についての加工実績データを取得し、
加工能力部が、取得した前記加工実績データと蓄積された前記加工実績データとを用いて、前記加工能力データを更新し、
組立指示部が、前記加工計画を利用しつつ、蓄積された組立に要した時間を測定した組立実績データに基づく組立能力データを参照して、前記製品の組立計画を作成し、
組立実績部が、前記組立計画に従って実施された前記製品の組立についての組立実績データを取得し、
組立能力部が、取得した前記組立実績データと蓄積された前記組立実績データを用いて、前記組立能力データを更新し、
前記組立指示部が、前記加工計画に対して前記加工実績データに遅延が発生した場合には、前記組立計画の実行への影響を排除すべく、前記組立能力データを参照して前記組立計画を修正する、
ことを含む。
本発明によれば、生産工程の根幹を成す、部品の加工工程とこの部品を含む製品の組立工程を計画するときに、過去の加工実績データから形成された最新の加工能力データに基づいて加工計画を作成し、加えて、部品の加工計画を利用しつつ最新の組立能力データに基づいて組立計画を作成し、部品の最新の加工実績データに基づいて組立計画を修正するので、立案された加工計画および組立計画と実績値との乖離を抑制できる。加えて、加工工程で生じた遅れを排除すべく組立計画を修正することで全体として生産計画を計画通りに遂行可能となる。
本発明の生産管理装置の一実施形態に係る管理装置の機能ブロック図。 図1の各アプリの機能ブロック図。 生産管理工程の一例を示す工程図。 加工管理アプリにおける処理の一例を示すフローチャート。 組立管理アプリにおける処理の一例を示すフローチャート。 加工管理工程での計画・実績および組立管理工程での計画・実績を示す説明図。 加工指示データの一例。 組立指示データの一例。 加工実績データの一例。 組立実績データの一例。 加工能力データの一例を示す図。 組立能力データの一例を示す図。
以下に、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の生産管理装置の一実施形態を示す概略構成図であり、図2は図1の各アプリにより達成される各種機能の機能ブロック図である。
図1に示す生産管理装置1は、コンピュータと記憶装置とソフトウエアにより構築されており、ソフトウエアは、営業管理アプリ10、物流倉庫管理アプリ20、物流管理アプリ30、生産管理アプリ40、仕入先管理アプリ50、購買管理アプリ60、機械加工管理アプリ70および組立管理アプリ80を含む。
営業管理アプリ10は、顧客からの受注データ11および売上データ12を管理している。
物流倉庫管理アプリ20は、在庫製品を保管する物流倉庫の出荷データ21および在庫データ22を管理している。
物流管理アプリ30は、工場内の営業の受注データ31、顧客の売上データ32、製品の在庫データ33を管理している。
生産管理アプリ40は、原価データ41、生産計画データ42、部品の在庫データ43を管理している。
仕入先管理アプリ50は、部品や材料を仕入れる仕入先データを管理する。
購買管理アプリ60は、部品の発注データ61と部品の入荷データ62を管理している。
機械加工管理アプリ70は、部品加工データ71および加工能力データ72を管理している。
組立管理アプリ80は、組立データ81および組立能力データ82を管理している。
上記した、受注データ11,売上データ12,出荷データ21,在庫データ22,原価データ41,生産計画データ42,部品の在庫データ43,部品の発注データ61,部品の入荷データ62,部品加工データ71,加工能力データ72,組立データ81,組立能力データ82は、図2に示す記憶装置100に保管されている。
図2において、F1は営業管理アプリ10、F2〜F4は物流倉庫管理アプリ20、F6〜F9は物流管理アプリ30、F10,F11,F23は生産管理アプリ40、F19は仕入先管理アプリ50、F12〜F14は機械加工管理アプリ70、F16〜F18は購買管理アプリ60、F20〜F22は組立管理アプリ80の機能をそれぞれ示している。
生産管理装置1は、顧客から受注データを受けると(F1)、物流倉庫の在庫数量を確認する(F2)。物流倉庫に在庫製品があった場合には、出荷を指示し、物流倉庫の出荷数量を更新する(F3)。物流倉庫に在庫製品がない場合には、工場内の在庫数量を確認し(F7)、工場内に在庫製品があった場合には、出荷し、工場出荷数量を更新し(F5)、工場生産売上高として計上する(F6)。
工場内に在庫製品が無い場合には、製造指示を出す(F9)。
ここで、図3に製造指示から出荷までの生産管理装置1において実施される管理工程の大まかな流れを示す。
生産管理装置1は、製造指示(PR1)を出すと、生産計画を立案する(PR2)。生産計画は、製品の月次毎の製造予定数等を立案する。製品の月次毎の製造予定数は、納期を確実に守ることができるように立案される。
生産計画が立案されると、製品を複数の部品に展開する(PR3)。部品展開すると、購買指示、加工指示、組立指示を行う。生産計画を作成する上での基準は、
(A)製造納期
(B)部品在庫状態
(C)加工能力
(D)組立能力
(E)製造原価
である。なお、加工能力および組立能力については後述する。
部品展開の後、各部品の在庫が工場内にあるかを確認する(PR4)。部品在庫が無い場合には、購買に発注を指示する(PR5)。
発注した部品の入荷を確認すると(PR6)、機械加工が必要な場合には、部品加工を指示する(PR7)。機械加工が不要な場合には、部品在庫として管理する(PR8)。機械加工により加工された部品も部品在庫として管理する。
部品在庫情報を確認しながら、製品の組立指示を行い(PR9)、組立が完了すると、出荷指示を出す(PR10)。
本実施形態では、部品の機械加工については、図2のF12〜F14の機能により実現され、部品の組立については、図2のF20〜F22の機能により実現され、購買発注については図2のF16〜F19により実現される。
生産計画F10からは、部品加工指示の情報が部品加工指示F12に、部品手配指示の情報が部品手配指示F16に、組立指示の情報が組立指示F20に送られる。
部品手配指示F16では、部品手配計画を作成する。この部品手配計画は、協力会社の部品の納入予定F18を参照して行われる。そして、実際に部品が納入されると納入実績F17として記憶され、納入実績に基づいて納入予定F18が新たに更新される。
次に、部品加工に関する処理について図4を参照して説明する。
部品加工指示F12は、生産計画F10(生産管理アプリ40)から、例えば、図7Aに示すような加工指示データを部品加工指示F12で受け取ると(ステップS1)、加工能力F14で加工能力データを取得する(ステップS2)。
加工指示データの機械番号は、下記の情報を保持している。
1)機械番号 どの設備で加工を行ったか(社内で付与されているシリアル番号)
加工設備にはそれぞれ機種情報がリンクされている。
機種(メーカー名、機種名、年式)
2)部品コード(部品別に付与されたユニークな番号)
部品コードにはそれぞれ以下がリンクされている。
・部品名
・代表品番(部品の適用される代表的な品番)
・改訂番号(変更履歴管理)
部品コードは分類番号が付与されており、サイズ属性、材質属性、用途属性等でそれぞれ分類することができる。これをグループテクノロジーと呼んでいる。これらが新規部品の加工時間を推測する場合や異常が発生した場合の原因究明に使用される。
3)加工個所(どの部分の加工か? (例)中心部、横穴etc)
同部品内でも加工する部分の違いにより細分化されている。
4)工程コード(どうような加工か? (例)荒化工、仕上げ加工etc)
工場内を流れる工程とは別に加工工程は更に細分化して内部の工程を保持している。
5)納期
6)数量
ここで、加工能力データは時間で定義され、部品の加工の割り付けを行うべき製造設備の加工能力(加工時間)である。具体的には、図10に示すように、部品Aの加工に要する時間が30分とすると、加工能力は30分となる。他の部品についても同様に加工能力が時間で規定されている。加工能力は、蓄積された製造設備の加工に要した時間を測定した加工実績データに基づいて形成される。例えば、製造設備がマシニングセンタ等の主軸を備える加工機械である場合、主軸の回転を開始させてから主軸の回転が停止するまでの時間を測定し、部品1個当たりの加工実績データを加工時間とし、この加工時間が部品Aの加工能力となる。加工時間は、変動することがあるので、蓄積した過去の加工実績データと最新の加工実績データとの、例えば、平均値から最新の加工能力データが生成される。
100個の部品Aの加工時間が3500分であれば、1個当たりの加工時間は35分となり、これと過去の加工実績データとの平均値により加工能力が更新される。また、製造設備のもつ消耗品の交換頻度と交換時間のデータを入力することで、加工能力データにこれらの時間を加味するように構成することができる。
加工実績データは、例えば、作業時間(時間データ)を含め、図8Aに示す情報を持っている。
部品加工指示F12は、加工能力データを参照して、製造設備への部品の加工を割り付け、すなわち、部品の加工計画データを作成する(ステップS3)。例えば、図6に示すガントチャートのように、部品Aの加工計画データの加工時間PAは、部品Aの個数×加工能力データで算出される。
図6に示すように、加工計画を作成すると、設備機械に加工を実施させ、加工開始時刻を取得する(ステップS4)。加工開始時刻は、設備機械に設けられたセンサ等の検出装置により検出され、生産管理装置1に送られる。
生産管理装置1は、加工が終了したかを判断し(ステップS5)、終了した場合は、加工開始時と同様に、加工終了時刻を取得し(ステップS6)、加工実績データの加工時間PMAを算出する(ステップS7)。次いで、得られた加工実績データと過去に蓄積した加工実績データに基づいて、加工能力データを更新する(ステップS8)。
加工が完了した部品は、在庫部品として登録される。
次に、部品の組立に関する処理について図5を参照して説明する。
組立指示F20は、生産計画F10から組立指示を受けると(ステップS10)、組立部品の加工計画(部品の在庫計画)を取得する(ステップS11)。
生産計画F10からの組立指示情報は、例えば、図7Bに示すように、
・工程名
・製品コード
・納期
・数量
からなる。
生産管理装置1は、組立指示情報と部品の加工計画に基づき、図8に示すような、組立能力データを参照して、図6に示す組立計画を作成する(ステップS12)。
組立能力データは、工場の稼働日において出勤している作業員の情報である。具体的には、組立能力データは、各作業員の個人単位での能力の情報である。スキルレベルを数段階用いて作業スピード、や作業品質が高いものから順序をつけ、図8に示すように、時間に換算している。この組立能力データは、過去に蓄積された組立に要した時間を測定した組立実績データに基づいて形成され、新たな組立実績データが取得される毎に更新される。
組立実績データは、例えば、作業時間(時間データ)を含め、図8Bに示すような情報を持っている。
生産管理装置1は、組立計画を作成すると、部品の加工(在庫)実績を取得する(ステップS13)。ここで、部品の加工(在庫)実績を取得するのは、部品加工が加工計画通りにいかず、加工計画よりも遅延する場合があるからである。部品加工が加工計画よりも遅延した場合には、組立作業を行うことができず、組立作業も遅延してしまう。
このため、生産管理装置1は、作成した組立計画を修正する必要があるかを判断する(ステップS14)。
組立計画を修正する必要がある場合には、この組立作業の遅延を排除するべく、例えば、組立計画を以下のように修正をする(ステップS15)。
・作業人数の変更(増員)
組立能力データの範囲内で作業員の人数を増加させることにより、組立工期の短縮が可能となる。
・作業員の稼働時間の調整(延長)
組立能力データの範囲内で一人当たりの稼働時間を増加させることで、組立工期の短縮が可能となる。
・組立ロットの変更
組立能力データの範囲内で組立計画を修正できない場合には、所定の納期の範囲内で組立ロットの時期を変更する。
次いで、組立を実施し(ステップS16)、組立実績(組立時間)を取得する(S17)。そして、最新の組立実績データと過去に蓄積した組立実績データに基づいて、図8に示したような組立能力を更新する(ステップS18)。
本実施形態によれば、常に最新の加工能力データおよび組立能力データを参照して、加工計画および組立計画を立案するため、実際の状況との乖離が非常に少ない。また、組立計画は、加工計画に基づいて立案されるため、急ぎの製品製造にも容易対応できる。さらに、加工工程で生じた遅れTD1を組立計画で吸収できるため、全体の生産計画と実際の状況との乖離を非常に小さくできる。
上記実施形態では、加工工程と組立工程の管理について計画の実績を能力へフィードバックし、新たに計画するというループを形成する本発明の概念を適用した場合について例示したが、例えば、部品調達工程においても、部品手配指示、納入予定、納入実績のループに上記概念を適用可能である。協力会社への発注工程についても、本発明の概念を適用可能である。
1 :生産管理装置
10 :営業管理アプリ
11 :受注データ
12 :売上データ
20 :物流倉庫管理アプリ
21 :出荷データ
22 :在庫データ
30 :物流管理アプリ
31 :受注データ
32 :売上データ
33 :在庫データ
40 :生産管理アプリ
41 :原価データ
42 :生産計画データ
43 :在庫データ
50 :仕入先管理アプリ
60 :購買管理アプリ
61 :発注データ
62 :入荷データ
70 :機械加工管理アプリ
71 :部品加工データ
72 :加工能力データ
80 :組立管理アプリ
81 :組立データ
82 :組立能力データ
100 :記憶装置
A :部品
F10 :生産計画
F12 :部品加工指示
F14 :加工能力
F16 :部品手配指示
F17 :納入実績
F18 :納入予定
F20 :組立指示
PA :加工時間

Claims (2)

  1. 生産計画に含まれる製品を構成する複数の部品の中の少なくとも一の部品を製造設備に加工させる加工工程と、加工される前記少なくとも一の部品を用いる前記製品の組立工程とを有する生産工程を管理する生産管理装置であって、
    蓄積された加工実績データを用いて形成された前記製造設備の加工能力データを参照して、当該製造設備による前記少なくとも一の部品の加工計画を作成する部品加工指示部と、
    前記加工計画に従って、前記製造設備に前記少なくとも一の部品の加工を実施させ、前記製造設備による前記少なくとも一の部品の加工実績データを取得する加工実績部と、
    前記加工能力データを保持し、取得した前記加工実績データと蓄積された前記加工実績データとを用いて、前記加工能力データを更新する加工能力部と、
    前記加工計画を利用しつつ、蓄積された組立に要した時間を測定した組立実績データに基づく組立能力データを参照して、前記製品の組立計画を作成する組立指示部と、
    前記組立計画に従って実施された前記製品の組立についての組立実績データを取得する組立実績部と、
    取得した前記組立実績データと蓄積された前記組立実績データを用いて、前記組立能力データを更新する組立能力部と、を含み、
    前記組立指示部は、前記加工計画に対して前記加工実績データに遅延が発生した場合には、前記組立計画の実行への影響を排除すべく、前記組立能力データを参照して前記組立計画を修正する、生産管理装置。
  2. 生産計画に含まれる製品を構成する複数の部品の中の少なくとも一の部品を製造設備に加工させるための加工計画を作成してこれを実施する加工工程と、加工される前記少なくとも一の部品を用いる前記製品の組立工程とを有する生産工程を管理する生産管理装置による生産管理方法であって、
    部品加工指示部が、蓄積された前記製造設備の加工に要した時間を測定した加工実績データに基づく前記製造設備の加工能力データを参照して、当該製造設備による前記少なくとも一の部品の加工計画を作成し、
    加工実績部が、前記加工計画に従って実施された前記製造設備による前記少なくとも一の部品の加工についての加工実績データを取得し、
    加工能力部が、取得した前記加工実績データと蓄積された前記加工実績データとを用いて、前記加工能力データを更新し、
    組立指示部が、前記加工計画を利用しつつ、蓄積された組立に要した時間を測定した組立実績データに基づく組立能力データを参照して、前記製品の組立計画を作成し、
    組立実績部が、前記組立計画に従って実施された前記製品の組立についての組立実績データを取得し、
    組立能力部が、取得した前記組立実績データと蓄積された前記組立実績データを用いて、前記組立能力データを更新し、
    前記組立指示部が、前記加工計画に対して前記加工実績データに遅延が発生した場合には、前記組立計画の実行への影響を排除すべく、前記組立能力データを参照して前記組立計画を修正する、
    ことを含む生産管理方法。
JP2019010044A 2018-09-28 2019-01-24 生産管理装置および生産管理方法 Pending JP2020057341A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018184333 2018-09-28
JP2018184647 2018-09-28
JP2018184647 2018-09-28
JP2018184333 2018-09-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020057341A true JP2020057341A (ja) 2020-04-09

Family

ID=70107419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019010044A Pending JP2020057341A (ja) 2018-09-28 2019-01-24 生産管理装置および生産管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020057341A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023203851A1 (ja) * 2022-04-22 2023-10-26 株式会社日立製作所 生産管理装置、生産管理方法およびプログラム

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721263A (ja) * 1993-06-22 1995-01-24 Toshiba Corp 生産指示装置
JPH09259178A (ja) * 1996-03-25 1997-10-03 Hitachi Ltd 工程管理システム
JPH1011502A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Fujitsu General Ltd 生産計画評価システム
JP2000210843A (ja) * 1999-01-22 2000-08-02 Matsushita Electric Works Ltd 生産管理方法とその装置及びその記録媒体
JP2003029814A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Japan Tobacco Inc 仕掛量制御システム
JP3640900B2 (ja) * 2001-04-16 2005-04-20 シャープ株式会社 部品管理システム、部品管理方法、部品管理プログラム、および部品管理プログラムを記録した記録媒体
JP2010128819A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nissan Motor Co Ltd 支援工程判断システムおよび支援工程判断方法
WO2011052084A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 富士通フロンテック株式会社 生産管理装置、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法
JP2012059032A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Hitachi Ltd 生産計画作成方法及びその装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0721263A (ja) * 1993-06-22 1995-01-24 Toshiba Corp 生産指示装置
JPH09259178A (ja) * 1996-03-25 1997-10-03 Hitachi Ltd 工程管理システム
JPH1011502A (ja) * 1996-06-20 1998-01-16 Fujitsu General Ltd 生産計画評価システム
JP2000210843A (ja) * 1999-01-22 2000-08-02 Matsushita Electric Works Ltd 生産管理方法とその装置及びその記録媒体
JP3640900B2 (ja) * 2001-04-16 2005-04-20 シャープ株式会社 部品管理システム、部品管理方法、部品管理プログラム、および部品管理プログラムを記録した記録媒体
JP2003029814A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Japan Tobacco Inc 仕掛量制御システム
JP2010128819A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Nissan Motor Co Ltd 支援工程判断システムおよび支援工程判断方法
WO2011052084A1 (ja) * 2009-10-30 2011-05-05 富士通フロンテック株式会社 生産管理装置、生産管理システム、生産管理プログラムおよび生産管理方法
JP2012059032A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Hitachi Ltd 生産計画作成方法及びその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023203851A1 (ja) * 2022-04-22 2023-10-26 株式会社日立製作所 生産管理装置、生産管理方法およびプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6393332B1 (en) Method and system for providing sufficient availability of manufacturing resources to meet unanticipated demand
US6415195B1 (en) Method and system for providing sufficient availability of manufacturing resources to meet unanticipated demand
US20050228521A1 (en) Production planning apparatus and production planning method
US7412295B2 (en) Modeling manufacturing processes to include defined markers
US20070219929A1 (en) Planning granularity in manufacturing computing systems
JP2003015722A (ja) 受注組立生産システム及び受注組立生産方法
KR102345145B1 (ko) 고객정보 연계 및 활용에 의한 생산물류 erp 자동화 시스템
KR102345148B1 (ko) 생산물류 erp 자동화 시스템의 협력사 및 고객사의 상호연결관계 파라미터의 설정방법
KR101550740B1 (ko) 실시간 공장상황을 반영한 디지털 팩토리 생산능력 관리 시스템
JP2011096141A (ja) 複数工場の生産スケジュール作成方法
AU769097B2 (en) System and method of scheduling manufacturing resources
JP2020057341A (ja) 生産管理装置および生産管理方法
US6415194B1 (en) Method and system for providing sufficient availability of manufacturing resources to meet unanticipated demand
US20070219835A1 (en) Rough-cut manufacturing operations for use in planning
JP2021515948A (ja) プロセス異常を修復するための方法
JP7163104B2 (ja) サプライチェーン業務プロセス最適化装置およびサプライチェーン業務支援方法
JP3419216B2 (ja) 生産計画作成装置
Dickersbach et al. Service Parts Planning with SAP SCMTM: Processes, Structures, and Functions
US6397118B1 (en) Method and system for providing sufficient availability of manufacturing resources to meet unanticipated demand
US20070043601A1 (en) Supply chain linkage management system
JP2013101489A (ja) 生産管理システム及び生産管理方法
JP2015207086A (ja) 連結バリューチェーン支援システム及び連結バリューチェーン支援方法
JP4361846B2 (ja) 出荷計画立案装置および方法
JP2008217653A (ja) 資材調達・生産プロセスの効率的管理支援方法
JP2006227664A (ja) 部品管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190625

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190625

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211208

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20211208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220805

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230213