JP2020056838A - 液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、液晶パネルの識別システム及び液晶パネルの識別方法 - Google Patents

液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、液晶パネルの識別システム及び液晶パネルの識別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】液晶パネルの種別を自己識別することができる液晶表示装置等を提供する。【解決手段】第1液晶表示装置10Aは、液晶パネル10と、液晶パネル10の接続端子部100、200に接続されたフレキシブル配線基板21、22と、フレキシブル配線基板21に接続された回路基板40と、フレキシブル配線基板21、22に実装され、液晶パネル10を駆動するドライバ(ソースドライバ31、ゲートドライバ32)と、ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラ50とを備え、タイミングコントローラ50は、回路基板40から出力してフレキシブル配線基板21及び接続端子部100を経由して回路基板40へと戻ってくる所定の信号が入力される入力端子50aを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、液晶表示装置、液晶表示装置の製造方法、液晶パネルの識別システム及び液晶パネルの識別方法に関する。
液晶パネルは、薄型、軽量及び低消費電力等の優れた特徴を有するため、液晶パネルを有する液晶表示装置は、様々な用途に幅広く利用されている。例えば、液晶表示装置は、テレビ、モニタ及びタブレット端末等をはじめとして、鉄道等の公共空間又は商業施設の店頭等に設置されるデジタルサイネージ等にも利用されている(特許文献1参照)。
国際公開第2011/135973号
デジタルサイネージ用の液晶表示装置に搭載される液晶パネルは、テレビ用又はモニタ用の液晶表示装置に搭載される液晶パネルと比べてアスペクト比が大きい。このようなデジタルサイネージ用の液晶表示装置に搭載される液晶パネルは、例えば、テレビ用又はモニタ用の液晶表示装置に搭載される液晶パネルを作製する際に用いられるマザーパネル(中板)を割断することで作製される。例えば、47インチ用の液晶パネルをマザーパネルとして用いて、このマザーパネルを横半分に二分割することで、47インチのハーフサイズの2つの液晶パネルを2面取りにより作製する。この場合、2面取りするためのマザーパネルのレイアウトとしては、47インチのハーフサイズの2つの液晶パネルの一方を180°回転させた配置となる。
しかし、マザーパネルを割断して得られたハーフサイズの2つの液晶パネルは、カラーフィルタ基板が共通になっているため、180°回転させたレイアウトで2面取りされた2つの液晶パネルの一方と他方とでは、画素の配列が異なることになる。例えば、赤色用画素、緑色用画素及び青色用画素を有するマザーパネルを2分割する場合、赤色用画素、緑色用画素及び青色用画素のこの順序で配列(RGB配列)された液晶パネルと、青色用画素、緑色用画素及び赤色用画素のこの順序で配列(BGR配列)された液晶パネルとが存在することになる。このように、180°回転させたレイアウトの2つの液晶パネルを1つのマザーパネルを二分割して作製すると、仕様が異なる2種類の液晶パネルが作製されてしまう。
このため、タイミングコントローラ等が実装された回路基板をフレキシブル配線基板を介して液晶パネルに接続して液晶表示装置を作製する際に、仕様が異なる2種類の液晶パネルのタイミングコントローラのそれぞれについて専用のメモリが必要になる。つまり、液晶パネルの種類ごとに複数のメモリが必要になる。
この場合、液晶パネルの画素の配列に合わせてスキャン方向を「左→右」又は「右→左」に切り替える切替回路を実装することも可能であるが、この切替回路を実装するにあたり、RGB配列の液晶パネルであるのか、BGR配列の液晶パネルであるのかを予め把握しておくことが必要になる。つまり、液晶パネルの種別を予め識別しておくことが必要になる。
しかしながら、液晶パネルの種別を予め識別しておいて、フレキシブル配線基板及び回路基板を液晶パネルに接続して液晶表示装置を作製する方法では、表示パネルの種別ごとに、切替回路、タイミングコントローラ及びメモリ等の専用部品を実装することになるが、この場合、これの専用部品を誤って他の種別の表示パネルに実装されてしまって正しい映像が表示されない液晶表示装置が作製されてしまうというおそれがある。
また、液晶パネルの種別を予め識別しておいて、フレキシブル配線基板及び回路基板を液晶パネルに接続して液晶表示装置を作製する方法では、工程管理が複雑化したり製造設備のコストが高くなったりする。例えば、マザーパネルを2分割したときに2種類の液晶パネルを識別しておき、次工程までに2種類の液晶パネルを別々に保管したり2種類の液晶パネルを次工程の設備に投入したりすると、工程管理が複雑になる。また、2種類の液晶パネルを識別する設備を設置すると、製造設備のコストが高くなる。また、2種類の液晶パネルを作業者が識別することも考えられるが、作業が煩雑化したり、ヒューマンエラーが発生したりする。
本開示は、このような課題を解決するためのなされたものであり、液晶パネルの種別を液晶表示装置自身が識別することができる液晶表示装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る液晶表示装置の一態様は、液晶パネルと、前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、前記タイミングコントローラは、前記回路基板から出力して前記フレキシブル配線基板及び前記接続端子部を経由して前記回路基板へと戻ってくる所定の信号が入力される入力端子を有する。
また、本開示に係る液晶表示装置の他の一態様は、液晶パネルと、前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、前記接続端子部には、前記液晶パネルの種別を識別するための識別信号を前記タイミングコントローラに出力する識別用接続端子が設けられている。
また、本開示に係る液晶表示装置の製造方法の一態様は、薄膜トランジスタが形成された第1基板と前記第1基板に対向し且つカラーフィルタが形成された第2基板とを有するマザーパネルを切断することにより2つの液晶パネルを作製する工程と、前記2つの液晶パネルの各々に、フレキシブル配線基板を介して回路基板を接続する工程と、前記回路基板にタイミングコントローラを電気的に接続する工程とを含み、前記マザーパネルは、当該マザーパネルの第1の辺と前記第1の辺に対向する第2の辺との各々に設けられた接続端子部を有し、前記第1の辺及び前記第2の辺との各々における前記接続端子部には、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第1接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第2接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記タイミングコントローラと電気的に接続される第3接続端子とが設けられており、前記2つの液晶パネルの一方において、前記第3接続端子は、前記第1接続端子に連結されており、前記2つの液晶パネルの他方において、前記第3接続端子は、前記第2接続端子に連結されており、前記マザーパネルを切断する工程では、前記マザーパネルの前記第1の辺と前記第2の辺との間の部分を切断し、前記回路基板を接続する工程では、前記2つの液晶パネルの各々に同じ前記回路基板を接続し、前記
タイミングコントローラを接続する工程では、前記回路基板の各々に同じ前記タイミングコントローラを接続し、前記タイミングコントローラは、前記第3接続端子が前記第1接続端子及び前記第2接続端子のどちらに接続されているかを判別することで液晶パネルの種類を識別する識別回路を有する。
また、本開示に係る液晶パネル識別システムの一態様は、複数の液晶表示装置によって構成された、液晶パネルの識別システムであって、前記複数の液晶表示装置の各々は、液晶パネルと、前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、前記接続端子部には、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第1接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第2接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記タイミングコントローラと電気的に接続される第3接続端子とが設けられており、前記第3接続端子は、前記液晶パネルで前記第1接続端子又は前記第2接続端子に連結されており、前記複数の液晶表示装置のうちの一つにおける前記液晶パネルにおいて、前記第3接続端子は、前記第1接続端子に連結されており、前記複数の液晶表示装置のうちの他の一における前記液晶パネルにおいて、前記第3接続端子は、前記第2接続端子に連結されている。
また、本開示に係る液晶パネルの識別方法の一態様は、液晶表示装置が有する液晶パネルの種別を識別する液晶パネルの識別方法であって、前記液晶表示装置は、液晶パネルと、前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、前記液晶表示装置は、前記回路基板から出力して前記液晶パネルを経由して前記タイミングコントローラに入力される所定の信号によって前記液晶パネルの種別を識別する。
本開示によれば、液晶表示装置自身によって液晶パネルの種別を識別することができる。
実施の形態に係る液晶パネル識別システムの構成を示す図である。 実施の形態に係る液晶パネル識別システムを構成する第1液晶表示装置及び第2液晶表示装置の概略構成を示す図である。 実施の形態に係る第1液晶表示装置に用いられる第1液晶パネルにおけるリターン用接続端子部の周辺構造を示す拡大平面図である。 実施の形態に係る第2液晶表示装置に用いられる第2液晶パネルにおけるリターン用接続端子部の周辺構造を示す拡大平面図である。 実施の形態における液晶表示装置の製造方法において、マザーパネルを作製する工程を説明するための図である。 実施の形態における液晶表示装置の製造方法において、マザーパネルを切断する工程を説明するための図である。 実施の形態における液晶表示装置の製造方法において、マザーパネルを切断することにより得られた2つの液晶パネルの一方を反転させたときの工程を説明するための図である。 実施の形態における液晶表示装置の製造方法において、2つの液晶パネルのそれぞれにフレキシブル配線基板と回路基板とを接続する工程を説明するための図である。
以下、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ及びステップの順序等は、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、各図において縮尺等は必ずしも一致していない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る液晶パネル識別システム1の構成を示す図である。図2は、実施の形態に係る液晶パネル識別システム1を構成する第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの概略構成を示す図である。
本実施の形態における液晶パネル識別システム1は、複数の液晶表示装置によって構成されている。具体的には、図1に示すように、液晶パネル識別システム1は、第1液晶表示装置1Aと第2液晶表示装置1Bとの2種類の液晶表示装置によって構成されている。詳細は後述するが、本実施の形態において、第1液晶表示装置1Aと第2液晶表示装置1Bとは、液晶パネル10の画素の配列順序が異なる。
図1及び図2に示すように、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、液晶パネル10と、液晶パネル10の接続端子部100に接続されたフレキシブル配線基板21と、液晶パネル10の接続端子部200に接続されたフレキシブル配線基板22と、液晶パネル10を駆動するドライバとして設けられたソースドライバ31及びゲートドライバ32と、フレキシブル配線基板21に接続された回路基板40とを備える。
また、図2に示すように、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、さらに、ソースドライバ31及びゲートドライバ32に制御信号を出力するタイミングコントローラ50と、ソースドライバ31、ゲートドライバ32及び液晶パネル10に供給する各種制御電圧を生成する電源回路60と、タイミングコントローラ50に画像データを出力する画像処理回路70とを備える。
本実施の形態において、タイミングコントローラ50及び電源回路60は、回路基板40に実装されている。回路基板40は、略矩形板状のプリント基板(PCB;Printed Circuit Board)であり、回路基板40には、タイミングコントローラ50及び電源回路60等を構成する複数の電子部品が実装されている。回路基板40は、タイミングコントローラ50から出力された各種信号及び電源回路60から出力される各種電圧を、ソースドライバ31、ゲートドライバ32及び液晶パネル10に伝達する機能を有する。
画像処理回路70は、外部のシステム(図示せず)から送信された入力映像信号を受信し、画像処理を実行した後、タイミングコントローラ50に画像データを出力する。なお、画像処理回路70は、回路基板40に実装されていないが、回路基板40に実装されていてもよい。
以下、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bを構成する各種部材について、
詳細に説明する。
液晶パネル10は、映像を表示するための表示パネルである。液晶パネル10は、一対の透明基板間に液晶層が設けられた液晶セルと、液晶セルを挟む一対の偏光板とを含む。一対の透明基板の一方は、薄膜トランジスタ(TFT:Thin Film Transistor)及び配線等が形成されたTFT基板11であり、一対の透明基板の他方は、R(赤)、G(緑)及びB(青)の各々のカラーフィルタ(CF)が形成されたCF基板12である。液晶パネル10の駆動方式は、例えばIPS(In Plane Switching)方式又はFFS(Fringe Field Switching)方式等の横電界方式であるが、VA(Vertical Alignment)方式又はTN(Twisted Nematic)方式等であってもよい。
図1に示すように、液晶パネル10は、マトリクス状に配列された複数の画素によって構成された画素領域10aと画素領域10aを囲む額縁領域10bとを有する。画素領域10aは、静止画像及び動画像等の映像が表示される表示領域である。額縁領域10bは、液晶パネル10の周辺領域であって、画素領域10aの外側に位置する領域である。本実施の形態において、液晶パネル10の平面視形状は、矩形状である。したがって、画素領域10aの形状は、矩形状であり、額縁領域10bの形状は、矩形枠状である。
第1液晶表示装置1Aは、液晶パネル10として第1液晶パネル10Aを有する。また、第2液晶表示装置1Bは、液晶パネル10として第2液晶パネル10Bを有する。第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとにおいては、いずれも画素領域10aが、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBによって構成されているが、第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとでは、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBの配列順序が異なる。具体的には、第1液晶パネル10Aでは、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBが画素の行方向に沿ってこの順序で配列(RGB配列)されている。一方、第2液晶パネル10Bでは、青色用画素PXB、緑色用画素PXG及び赤色用画素PXRが画素の行方向に沿ってこの順序で配列(BGR配列)されている。
なお、本実施の形態において、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBの各画素は、途中で折れ曲がった左右非対称な形状であり、第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとでは、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBの各画素の形状が行方向で反転した形状になっている。また、第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bにおいて、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBの各画素は、ブラックマトリクスBMで囲まれている。
図示しないが、液晶パネル10の画素領域10aには、画素の列方向に沿って設けられた複数のソース線(データ線)と、複数のソース線と交差するように画素の行方向に沿って設けられた複数のゲート線とが設けられている。
液晶パネル10は、第1接続端子部として複数の接続端子部100を有する。具体的には、図1に示すように、液晶パネル10は、6個の接続端子部100を有する。各接続端子部100は、画素領域10a内の複数のソース線の各々に接続された複数のソース接続端子(ソース端子電極)等を含む複数の接続端子が設けられたソース接続端子領域である。図2に示すように、各接続端子部100は、液晶パネル10のTFT基板11における額縁領域10bの長辺部分に設けられている。
6個の接続端子部100の各々には、第1フレキシブル配線基板としてフレキシブル配線基板21が接続される。つまり、液晶パネル10には、6個のフレキシブル配線基板2
1が接続されている。
フレキシブル配線基板21は、FFC(Flexible Flat Cable)又はFPC(Flexible Printed Cable)等のフレキシブル基板に複数のパターン配線が形成されたものである。本実施の形態において、フレキシブル配線基板21には、ソースドライバ31が実装されている。ソースドライバ31は、ICチップによって構成されたソースドライバICである。つまり、フレキシブル配線基板21は、パターン配線が形成されたフレキシブル基板にソースドライバ31が実装されたCOF(Chip On Film)である。このように構成されたフレキシブル配線基板21の一端部は、例えばACF(Anisotropic Conductive Film)圧着により接続端子部100に接続される。これにより、接続端子部100におけるソース接続端子110とソースドライバ31とが電気的に接続される。なお、フレキシブル配線基板21の他端部は、回路基板40に接続されている。
ソースドライバ31は、タイミングコントローラ50から供給される各画素の階調値を表す映像信号S1に応じた電圧をデータ信号S2として画素領域10aの各ソース線に供給する。具体的には、図2に示すように、タイミングコントローラ50の制御回路51で生成された映像信号S1がソースドライバ31に供給されると、ソースドライバ31は、この映像信号S1に応じた電圧をもとにして、ゲートドライバ32によって選択されたゲート線に接続されるTFTのそれぞれに供給するデータ信号S2を生成する。ソースドライバ31で生成されたデータ信号S2は、接続端子部100を経由して画素領域10a内の各ソース線に供給される。これにより、選択されたゲート線に対応する画素にデータ信号S2が書き込まれる。
図2に示すように、本実施の形態では、複数の接続端子部100の中には、液晶パネル10に供給された所定の信号をタイミングコントローラ50に戻す機能を含むリターン用接続端子部101が含まれる。詳細は後述するが、リターン用接続端子部101は、液晶パネル10の自他の種別を識別するための識別用接続端子部であり、リターン用接続端子部101には、ソース接続端子110以外に、液晶パネル10の種別を識別するための識別信号をタイミングコントローラ50に出力する識別用接続端子が含まれる。
さらに、複数の接続端子部100の中には、タイミングコントローラ50からゲートドライバ32に供給されるタイミング信号G1を中継する機能を含む中継用接続端子部102も含まれる。この中継用接続端子部102には、ソース接続端子110以外に、タイミングコントローラ50からフレキシブル配線基板22を経由して液晶パネル10に供給されるタイミング信号G1が入力される中継用接続端子が含まれる。
また、液晶パネル10は、第2接続端子部として複数の接続端子部200を有する。接続端子部200は、複数のゲート線の各々に接続された複数のゲート接続端子(ゲート端子電極)等を含む複数の接続端子が設けられたゲート接続端子領域である。図2に示すように、接続端子部200は、液晶パネル10のTFT基板11における額縁領域10bの短辺部分に設けられている。
接続端子部200には、第2フレキシブル配線基板としてフレキシブル配線基板22が接続される。フレキシブル配線基板22は、フレキシブル配線基板21と同様に、FFC又はFPC等のフレキシブル基板に複数のパターン配線が形成されたものである。本実施の形態において、フレキシブル配線基板22には、ゲートドライバ32が実装されている。ゲートドライバ32は、ICチップによって構成されたゲートドライバICである。つまり、フレキシブル配線基板22は、パターン配線が形成されたフレキシブル基板にゲートドライバ32が実装されたCOFである。このように構成されたフレキシブル配線基板
22は、例えばACF圧着により接続端子部200に接続される。これにより、接続端子部200におけるゲート接続端子とゲートドライバ32とが電気的に接続される。
ゲートドライバ32は、タイミングコントローラ50から供給されるタイミング信号G1に応じた電圧をゲート信号G2として画素領域10aの各ゲート線に供給する。具体的には、図2に示すように、タイミングコントローラ50の制御回路51で生成されたタイミング信号G1がフレキシブル配線基板21及び接続端子部100を経由してゲートドライバ32に供給されると、ゲートドライバ32は、このタイミング信号G1に応じてデータ信号S2を書き込む画素のTFTをオンする電圧(ゲートオン電圧)としてゲート信号G2を生成する。ゲートドライバ32で生成されたゲート信号G2は、接続端子部200を経由してゲート線に供給される。
タイミングコントローラ50は、制御回路51と、メモリ52と、識別回路53とを有する。一例として、タイミングコントローラ50は、ICチップによって構成されている。
制御回路51は、メモリ52に記憶された補正データを読み出して、この補正データをもとに画像処理回路70からの画像データに対して色調整等の各種の画像信号処理を行って、制御信号として各画素の階調値を示す映像信号S1及びタイミング信号G1を生成する。制御回路51で生成された映像信号S1及びタイミング信号G1は、出力端子50bから出力される。具体的には、タイミングコントローラ50から出力された映像信号S1は、ソースドライバ31に供給される。また、タイミングコントローラ50から出力されたタイミング信号G1は、ゲートドライバ32に供給される。なお、制御回路51は、例えば、CPU等の演算処理回路によって構成されている。
メモリ52は、補正データを記憶するROM等の記憶装置である。例えば、メモリ52には、ガンマ補正を行うための補正データ(ガンマ補正用データ)が記憶されている。本実施の形態において、メモリ52は、第1液晶パネル10Aに対応する第1補正データが記憶された第1テーブル52aと、第2液晶パネル10Bに対応する第2補正データが記憶された第2テーブル52bとを有する。
第1テーブル52aの第1補正データと第2テーブル52bの第2補正データとは異なるガンマ補正用データである。本実施の形態において、第1テーブル52aの第1補正データは、第1液晶パネル10Aの画素配列に従って設定されている。また、第2テーブル52bの第2補正データは、第2液晶パネル10Bの画素配列に従って設定されている。具体的には、第1補正データは、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBの配列順序に従って設定されている。一方、第2補正データは、青色用画素PXB、緑色用画素PXG及び赤色用画素PXRの配列順序に従って設定されている。なお、第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとにおいて、ガンマカーブそのものは互いに同じである。
識別回路53は、液晶パネル10の自他の種別を識別するための回路である。具体的には、識別回路53は、回路基板40から出力して液晶パネル10を経由してタイミングコントローラ50に入力される所定の信号によって液晶パネル10の種別を識別する。
このように構成されるタイミングコントローラ50は、タイミングコントローラ50に信号(電圧)が入力される入力端子50aを有する。
入力端子50aには、回路基板40から出力してフレキシブル配線基板21及びリターン用接続端子部101を経由して回路基板40へと戻ってくる所定の信号が入力される。
本実施の形態において、所定の信号は、駆動電圧VCC(第1信号)又はグランド電圧V(第2信号)である。上述のように、駆動電圧VCC及びグランド電圧Vは、回路基板40に実装された電源回路60で生成され、フレキシブル配線基板21を経由して回路基板40から液晶パネル10に向けて出力される。したがって、入力端子50aには、回路基板40から出力してフレキシブル配線基板21及びリターン用接続端子部101(液晶パネル10)を経由して回路基板40へと戻ってくる駆動電圧VCC又はグランド電圧Vが入力される。なお、入力端子50aに入力された信号は、識別回路53に向けて出力される。
また、タイミングコントローラ50は、信号(電圧)を出力する出力端子50bを有する。出力端子50bからは、制御回路51で生成された映像信号S1及びタイミング信号G1が出力される。
電源回路60は、各種制御電圧を生成する。具体的には、電源回路60は、制御電圧として、ソースドライバ31、ゲートドライバ32及び液晶パネル10に供給する駆動電圧VCC及びグランド電圧V(回路グランド)を生成する。一例として、駆動電圧VCCは3.3Vであり、グランド電圧Vは0Vである。電源回路60で生成された駆動電圧VCC及びグランド電圧Vは、フレキシブル配線基板21を介して、ソースドライバ31、ゲートドライバ32及び液晶パネル10に供給される。
次に、本実施の形態に係る液晶パネル識別システム1において、液晶パネル10の種別を識別する液晶パネル10の識別方法の具体例について説明する。
本実施の形態において、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、回路基板40から出力して液晶パネル10を経由してタイミングコントローラ50に入力される所定の信号によって液晶パネル10の種別を識別する。
具体的には、複数の接続端子部100の中のリターン用接続端子部101を利用して、液晶パネル10の種別を識別する。以下、図2を参照しつつ、図3A及び図3Bを用いて、リターン用接続端子部101の具体的の構成について説明する。図3Aは、第1液晶表示装置1Aに用いられる第1液晶パネル10Aにおけるリターン用接続端子部101の周辺構造を示す拡大平面図である。図3Bは、第2液晶表示装置1Bに用いられる第2液晶パネル10Bにおけるリターン用接続端子部101の周辺構造を示す拡大平面図である。
図3A及び図3Bに示すように、第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bの各々において、リターン用接続端子部101には、複数の接続端子として、複数のソース接続端子110と、第1接続端子121と、第2接続端子122と、第3接続端子123と、連結配線124とが設けられている。
第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123は、液晶パネル10の端縁から画素領域10aに向かう方向に沿って長尺矩形状の配線パターンであり、互いに平行に配置されている。本実施の形態において、第3接続端子123は、第1接続端子121と第2接続端子122との間に位置している。
第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123の各々は、フレキシブル配線基板21を介して回路基板40と電気的に接続される。具体的には、フレキシブル配線基板21の一端部が液晶パネル10のリターン用接続端子部101に接続されるとともにフレキシブル配線基板21の他端部が回路基板40に接続されることで、第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123の各々が回路基板40と電気的に接続される。
具体的には、第1接続端子121及び第2接続端子122は、回路基板40に実装された電源回路60と電気的に接続されており、第1接続端子121及び第2接続端子122には、電源回路60で生成された制御電圧が入力する。本実施の形態において、第1接続端子121には、第1信号として駆動電圧VCCが入力される。また、第2接続端子122には、第2信号としてグランド電圧Vが入力される。
第3接続端子123は、フレキシブル配線基板21を介してタイミングコントローラ50の入力端子50aに接続されている。また、第3接続端子123は、液晶パネル10において第1接続端子121又は第2接続端子122に連結されている。したがって、第1接続端子121に入力された駆動電圧VCC又は第2接続端子122に入力されたグランド電圧Vは、第3接続端子123を経由して入力端子50aに向けて出力される。つまり、入力端子50aには、第3接続端子123から出力される駆動電圧VCC(第1信号)又はグランド電圧V(第2信号)が入力される。
第3接続端子123は、連結配線124によって第1接続端子121又は第2接続端子122に連結されている。連結配線124は、第3接続端子123と第1接続端子121又は第2接続端子122とを連結するための配線パターンであり、本実施の形態では、第3接続端子123と直交する方向に延在している。
なお、第1接続端子121及び第2接続端子122のうち第3接続端子123と連結されていない方の接続端子は、島状である。つまり、第1接続端子121及び第2接続端子122のうち第3接続端子123と連結されていない接続端子における画素領域10a側の先端部は、液晶パネル10において行き止まりになっている。
本実施の形態では、図3Aに示すように、第1液晶パネル10Aについては、連結配線124によって第3接続端子123が第1接続端子121に連結されている。これにより、回路基板40から出力されて第1接続端子121に入力された駆動電圧VCCは、第3接続端子123を経由して回路基板40に戻ってタイミングコントローラ50に入力端子50aに入力されることになる。
また、第1液晶パネル10Aにおいて、第2接続端子122は、島状である。したがって、回路基板40から第2接続端子122にグランド電圧Vが入力されるが、このグランド電圧Vは、回路基板40には戻らない。
一方、図3Bに示すように、第2液晶パネル10Bについては、連結配線124によって第3接続端子123が第2接続端子122に連結されている。これにより、回路基板40から出力されて第2接続端子122に入力されたグランド電圧Vは、第3接続端子123を経由して回路基板40に戻ってタイミングコントローラ50に入力端子50aに入力されることになる。
また、第2液晶パネル10Bにおいて、第1接続端子121は、島状である。したがって、回路基板40から第1接続端子121に駆動電圧VCCが入力されるが、この駆動電圧VCCは、回路基板40には戻らない。
このように、画素配列の異なる第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとでは、第3接続端子123が連結する接続端子が異なっている。これにより、タイミングコントローラ50の入力端子50aには、第3接続端子123が第1接続端子121に連結されているか第2接続端子122に連結されているかによって、所定の信号として駆動電圧VCC又はグランド電圧Vが入力されることになる。つまり、液晶パネル10の種類に応じて入力端子50aに入力される信号が決定される。
そして、入力端子50aに入力された信号(駆動電圧VCC又はグランド電圧V)は、識別回路53に入力される。識別回路53では、第3接続端子123から入力端子50aに入力された信号に基づいて液晶パネル10の種別が識別される。具体的には、識別回路53は、入力端子50aに入力された信号に基づいて第3接続端子123が第1接続端子121及び第2接続端子122のどちらに接続されているかを判断することで液晶パネル10の種別を識別する。
例えば、入力端子50aに入力された信号が駆動電圧VCCである場合、識別回路53は、第3接続端子123が第1接続端子121に接続されていると判断し、このタイミングコントローラ50が実装された回路基板40に接続されている液晶パネル10が第1液晶パネル10Aであると判断する。
このとき、識別回路53により第3接続端子123が第1接続端子121に接続されていると判断された場合、タイミングコントローラ50の制御回路51は、メモリ52の第1テーブル52aから第1液晶パネル10Aに対応する第1補正データを読み出して、画像処理回路70からタイミングコントローラ50に入力される入力画像データに第1補正データが乗算された補正画像データを映像信号S1としてソースドライバ31に出力する。これにより、第1液晶パネル10Aに対応する映像が第1液晶パネル10Aの画素領域10aに表示される。
一方、入力端子50aに入力された信号がグランド電圧Vである場合、識別回路53は、第3接続端子123が第2接続端子122に接続されていると判断し、このタイミングコントローラ50が実装された回路基板40に接続されている液晶パネル10が第2液晶パネル10Bであると判断する。
このとき、識別回路53により第3接続端子123が第2接続端子122に接続されていると判断された場合、タイミングコントローラ50の制御回路51は、メモリ52の第2テーブル52bから第2補正データを読み出して、画像処理回路70からタイミングコントローラ50に入力される入力画像データに第2補正データが乗算された補正画像データを映像信号S1としてソースドライバ31に出力する。これにより、第2液晶パネル10Bに対応する映像が第2液晶パネル10Bの画素領域10aに表示される。
以上説明したように、本実施の形態に係る第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、液晶パネル10と、液晶パネル10の接続端子部100に接続されたフレキシブル配線基板21と、フレキシブル配線基板21に接続された回路基板40と、フレキシブル配線基板21に実装されたソースドライバ31と、ソースドライバ31に制御信号を出力するタイミングコントローラ50とを備え、タイミングコントローラ50は、回路基板40から出力してフレキシブル配線基板21及び接続端子部100を経由して回路基板40へと戻ってくる所定の信号が入力される入力端子50aを有する。
この構成により、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、入力端子50aに戻ってくる所定の信号をもとに、装置自身によって液晶パネル10の種別を識別することができる。つまり、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、入力端子50aに戻ってくる所定の信号を検知することで、自機に搭載される液晶パネル10が第1液晶パネル10Aであるか第2液晶パネル10Bであるかを自動で自己識別することができる。したがって、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bを製造する際に予め液晶パネル10の種別を識別しておく必要がないので、工程管理が複雑化したり製造設備のコストが高くなったりすることを抑制できる。
また、本実施の形態では、複数の接続端子部100のうちのリターン用接続端子部101には、フレキシブル配線基板21を介して回路基板40と電気的に接続される第1接続端子121と、フレキシブル配線基板21を介して回路基板40と電気的に接続される第2接続端子122と、フレキシブル配線基板21を介してタイミングコントローラ50の入力端子50aに接続される第3接続端子123とが設けられている。そして、第3接続端子123は、液晶パネル10において第1接続端子121又は第2接続端子122に連結されており、第1接続端子121には、所定の信号として第1信号が入力され、第2接続端子122には、所定の信号として第2信号が入力され、入力端子50aには、第3接続端子123から出力される第1信号又は第2信号が入力される。
この構成により、第3接続端子123から入力端子50aに第1信号が入力された場合には、第1接続端子121と第3接続端子123とが接続されていることが分かる。一方、第3接続端子123から入力端子50aに第2信号が入力された場合には、第2接続端子122と第3接続端子123とが接続されていることが分かる。これにより、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、入力端子50aに入力される所定の信号が第1信号であるか第2信号であるかによって、液晶パネル10の種別を装置自身で自己識別することができる。
このように、第3接続端子123は、液晶パネル10の種別を識別するための識別信号(第1信号又は第2信号)をタイミングコントローラ50に出力する識別用接続端子として機能する。したがって、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、第3接続端子123から入力端子50aに向けて第1信号及び第2信号のいずれが出力されるかによって、自機に搭載される液晶パネル10の種別を自己識別することができる。
また、本実施の形態において、液晶パネル10は、第3接続端子123と第1接続端子121又は第2接続端子122とを連結する連結配線124を有する。
このように、液晶パネル10に連結配線124を形成することによって、第3接続端子123と第1接続端子121又は第2接続端子122とを容易に連結することができる。
また、本実施の形態において、第1接続端子121及び第2接続端子122のうち第3接続端子123と連結されていない方の接続端子は、島状である。
この構成により、第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123が形成された液晶パネル10において、第3接続端子123を第1接続端子121に接続するか、第2接続端子122に接続するかによって、パネル識別用の第1信号又は第2信号を第3接続端子123を介して入力端子50aに容易にリターンさせることができる。
また、本実施の形態において、第3接続端子123は、第1接続端子121と第2接続端子122との間に位置する。
この構成により、第3接続端子123と第1接続端子121又は第2接続端子122をパターン配線等によって一続きで形成する際に、液晶パネル10の種類ごとに第3接続端子123を第1接続端子121及び第2接続端子122のいずれか一方に容易に連結することができる。
また、本実施の形態において、第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123が設けられた接続端子部100には、さらに、ソースドライバ31と電気的に接続されたソース接続端子110が設けられている。
この構成により、既存のソース接続端子部のスペース又は既存のソース接続端子部を利用して、第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123を形成することができる。この場合、既存のソース接続端子部に余剰の接続端子があれば、この余剰の接続端子を利用して、第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123を形成することができる。これにより、額縁領域10bを大きくすることなく、第1接続端子121、第2接続端子122及び第3接続端子123を形成することができる。
また、本実施の形態において、タイミングコントローラ50は、回路基板40から出力して液晶パネル10を経由して入力端子50aに入力される所定の信号によって液晶パネル10の種別を識別する識別回路53を有する。具体的には、識別回路53は、回路基板40から出力して第3接続端子123を経由して入力端子50aに入力された所定の信号に基づいて第3接続端子123が第1接続端子121及び第2接続端子122のどちらに接続されているかを判断することで液晶パネル10の種別を識別する。
このような識別回路53を設けることによって、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、入力端子50aに戻ってくる所定の信号をもとに、自機に搭載される液晶パネル10の種別を容易に自己識別することができる。
また、本実施の形態において、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、第1補正データが記憶された第1テーブル52aと、第1補正データとは異なる第2補正データが記憶された第2テーブル52bとを有するメモリ52を備える。そして、タイミングコントローラ50の制御回路51は、(i)識別回路53により第3接続端子123が第1接続端子121に接続されていると判断された場合には、メモリ52の第1テーブル52aから第1補正データを読み出して、タイミングコントローラ50に入力される入力画像データに第1補正データが乗算された補正画像データを映像信号S1としてソースドライバ31に出力し、(ii)識別回路53により第3接続端子123が第2接続端子122に接続されていると判断された場合には、メモリ52の第2テーブル52bから第2補正データを読み出して、タイミングコントローラ50に入力される入力画像データに第2補正データが乗算された補正画像データを映像信号S1としてソースドライバ31に出力する。
この構成により、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bは、同じメモリ52及び同じタイミングコントローラ50を有するだけで、自機に搭載される液晶パネル10が、第1液晶パネル10Aであるか第2液晶パネル10Bであるかを自動で自己識別することができる。これにより、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bは、自機に搭載される液晶パネル10の仕様に応じた補正データを自動で選択して、補正画像データをソースドライバ31に出力することができる。また、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bが仕様の異なる液晶パネル10を有していても、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bを同じ製造方法で製造することができる。つまり、製造時に液晶パネル10の種別を識別することなく、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bを製造することができる。また、メモリ52及びタイミングコントローラ50を1種類にすることができるので、液晶パネル10の種別ごとに異なるメモリ及びタイミングコントローラを別途設ける必要がなくなる。
また、本実施の形態において、メモリ52は、タイミングコントローラ50に内蔵されている。
この構成により、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bに、同じタイミングコントローラ50を組み込むだけで、自機に搭載される液晶パネル10が、第1液晶パネル10Aであるか第2液晶パネル10Bであるかを自動で自己識別することができる。ま
た、1種類のタイミングコントローラ50によって、仕様の異なる2種類の液晶パネル10に対応させることができる。さらに、タイミングコントローラ50に内蔵されたメモリ52を利用することで、別途メモリを設けることなく、2種類の液晶パネル10に対応する2種類の補正データを1つのタイミングコントローラ50に格納することができる。
また、本実施の形態において、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々が有する液晶パネル10の画素領域10aは、いずれも、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBによって構成されている。そして、メモリ52の第1テーブル52aに記憶された第1補正データは、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBの配列順序に従って設定されており、メモリ52の第2テーブル52bに記憶された第2補正データは、青色用画素PXB、緑色用画素PXG及び赤色用画素PXRの配列順序に従って設定されている。
この構成により、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々が有する液晶パネル10の画素の配列が、赤色用画素PXR、緑色用画素PXG及び青色用画素PXBの配列(RGB配列)であるか、色用画素PXB、緑色用画素PXG及び赤色用画素PXRの配列(BGR配列)であるかによって液晶パネル10の種別を自動で識別し、メモリ52から液晶パネル10の仕様に応じた補正データを自動で取得して補正画像データをソースドライバ31に出力することができる。
また、本実施の形態では、液晶パネル10の種別を識別するための識別信号(第1信号又は第2信号)として、電源回路60が生成する駆動電圧VCC及びグランド電圧Vを用いている。
駆動電圧VCC及びグランド電圧Vは、液晶パネル10の種別を識別しない場合であっても、ソースドライバ31及びゲートドライバ32に供給するために電源回路60で生成される。したがって、電源回路60で生成された駆動電圧VCC及びグランド電圧Vを用いて液晶パネル10の種別を識別することで、識別信号を生成するための専用回路を別途設けることなく、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの各々は、自機に搭載される液晶パネル10の種別を自動で自己識別することができる。
次に、本実施の形態における液晶表示装置の製造方法について、図4〜図7を用いて説明する。図4〜図7は、実施の形態における液晶表示装置の製造方法を説明するための図である。図4は、マザーパネル10Mを作製する工程を示している。図4において、(a)はマザーパネル10Mの平面図を示しており、(b)は、(a)のIVB−IVB線におけるマザーパネル10Mの断面図を示している。図5は、マザーパネル10Mを切断する工程を示している。図6は、マザーパネル10Mを切断することにより得られた2つの液晶パネル10の一方を反転させる工程を示している。図7は、2つの液晶パネル10のそれぞれに、フレキシブル配線基板21及び22と回路基板40とを接続する工程を示している。
液晶表示装置の製造方法では、まず、図4の(a)及び(b)に示すように、TFTが形成された第1基板であるTFT基板11とTFT基板に対向し且つカラーフィルタが形成された第2基板であるCF基板12とを有するマザーパネル10M(中板)を作製する。例えば、TFT基板11とCF基板12との間に液晶層を封止することでマザーパネル10Mを作製する。
マザーパネル10Mは、当該マザーパネル10Mの第1の辺P1と第1の辺P1に対向する第2の辺P2との各々に設けられた接続端子部100を有する。本実施の形態において、第1の辺P1及び第2の辺P2は長辺であり、また、接続端子部100は複数である
。つまり、マザーパネル10Mの対向する長辺の各々には、複数の接続端子部100が設けられている。また、各長辺における複数の接続端子部100には、リターン用接続端子部101が含まれている。なお、対向する短辺の各々には、接続端子部200が設けられている。
次に、マザーパネル10Mを切断することにより2つの液晶パネル10を作製する。具体的には、マザーパネル10Mの第1の辺P1と第2の辺P1との間の部分を切断することにより、マザーパネル10Mを第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとの2つの液晶パネル10に分割する。
本実施の形態では、図4に示すように、マザーパネル10Mにおける第1の辺P1と第2の辺P1との間の切断領域10cには、切り落とし用の内端材が設けられている。この切断領域10cを切り落とすことによって、図5に示すように、マザーパネル10Mから第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとの2つの液晶パネル10を取り出している。
次に、図5の矢印に示されるように、2つの液晶パネル10の一方を反転させる。例えば、第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bのうち第2液晶パネル10Bを180°回転させる。これにより、図6に示すように、第1液晶パネル10Aと第2液晶パネル10Bとについて、接続端子部100及び200の位置が同じになる。
次に、図7に示すように、2つの液晶パネル10の各々に、フレキシブル配線基板21を介して回路基板40を接続する。また、回路基板40にタイミングコントローラ50を電気的に接続する。
本実施の形態では、タイミングコントローラ50を回路基板40に実装しておき、その後、タイミングコントローラ50が実装された回路基板40を、フレキシブル配線基板21を介して第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bの各々に接続する。なお、このとき、フレキシブル配線基板22も第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bの各々に接続する。
また、第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bの各々には、同じ回路基板40を接続するとともに、同じタイミングコントローラ50を接続する。したがって、第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bの各々のタイミングコントローラ50は、制御回路51及びメモリ52とともに、第3接続端子123が第1接続端子121及び第2接続端子122のどちらに接続されているかを判別することで液晶パネル10の種別を識別する識別回路53を有する。
以上、本実施の形態に係る液晶表示装置の製造方法によれば、液晶パネル10の種別を自己識別することができる液晶表示装置を作製することができる。
(変形例)
以上、本開示に係る液晶表示装置等について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、メモリ52は、タイミングコントローラ50に内蔵されていたが、これに限らない。具体的には、メモリ52は、タイミングコントローラ50と別の部品として、回路基板40に実装されていてもよいし、回路基板40とは別の回路基板に実装されていてもよいし、タイミングコントローラ50以外の他の部品(IC等)に内蔵されていてもよい。
また、上記実施の形態では、液晶パネル10を識別するための所定の信号として、既存の駆動電圧VCC及びグランド電圧Vを用いたが、これに限らない。例えば、液晶パネル10を識別するための所定の信号である第1信号及び第2信号は、互いに異なるもの(例えばHigh/Low)であれば、液晶パネル10を識別するためだけの専用の信号(電圧)であってもよい。この場合、専用の信号は、電源回路60で生成されてもよいし、他の回路で生成されてもよい。
また、上記実施の形態において、タイミングコントローラ50は、回路基板40に実装されていたが、回路基板40に実装されていなくてもよい。例えば、タイミングコントローラ50は、回路基板40とは別の回路基板に実装されていてもよい。この場合、タイミングコントローラ50が実装された回路基板と回路基板40とはコネクタ線等によって接続される。
また、上記実施の形態では、1つのマザーパネル10Mから、接続端子部の位置が異なる2つの液晶パネル(第1液晶パネル10A、第2液晶パネル10B)を取り出したが、これに限らない。例えば、1つのマザーパネル10Mから、接続端子部の位置が同一の複数の液晶パネルを取り出してもよい。この場合、例えば、1つのマザーパネル10Mから取り出される複数の液晶パネルはすべて第1液晶パネル10Aであり、他のマザーパネル10Mから取り出される複数の液晶パネルはすべて第2液晶パネルBであってもよい。この場合、第1液晶パネル10Aに用いられる液晶材料と、第2液晶パネル10Bに用いられる液晶材料とが異なる等の事情により、第1液晶パネル10Aのガンマカーブと、第2液晶パネル10Bとのガンマカーブが異なることになる。その場合であっても、メモリ52の第1テーブル52a及び第2テーブル52bの各々に、第1液晶パネル10A及び第2液晶パネル10Bの各々のガンマカーブに対応する補正データを記憶させておくことで、各液晶パネルごとに異なるメモリ及びタイミングコントローラを別途設ける必要がなくなる。
また、上記実施の形態において、メモリ52に記憶された補正データは、ガンマ補正を行うためのガンマ補正用データであったが、これに限らない。メモリ52に記憶された補正データは、他の補正を行うための補正データであってもよい。
また、本開示は、複数の液晶表示装置によって構成された、液晶パネルの識別システムとして実現することができる。例えば、上記の実施の形態では、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bの2種類の液晶表示装置によって構成された識別システムであり、第1液晶表示装置1A及び第2液晶表示装置1Bは、いずれも、液晶パネル10と、フレキシブル配線基板21及び22と、フレキシブル配線基板21に接続された回路基板40と、フレキシブル配線基板21に実装されたソースドライバ31と、ソースドライバ31に制御信号を出力するタイミングコントローラ50とを備える。
また、本開示は、液晶表示装置が有する液晶パネル10の種別を識別する液晶パネル10の識別方法として実現することもできる。この場合、液晶表示装置は、回路基板40から出力して液晶パネル10を経由してタイミングコントローラ50に入力される所定の信号によって液晶パネル10の種別を識別する。
その他、上記実施の形態及び変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態及び変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 液晶パネル識別システム
1A 第1液晶表示装置
1B 第2液晶表示装置
10 液晶パネル
10a 画素領域
10b 額縁領域
10c 切断領域
10A 第1液晶パネル
10B 第2液晶パネル
10M マザーパネル
11 TFT基板
12 CF基板
21、22 フレキシブル配線基板
31 ソースドライバ
32 ゲートドライバ
40 回路基板
50 タイミングコントローラ
50a 入力端子
50b 出力端子
51 制御回路
52 メモリ
52a 第1テーブル
52b 第2テーブル
53 識別回路
60 電源回路
70 画像処理回路
100、200 接続端子部
101 リターン用接続端子部
102 中継用接続端子部
110 ソース接続端子
121 第1接続端子
122 第2接続端子
123 第3接続端子
124 連結配線

Claims (17)

  1. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、
    前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、
    前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、
    前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、
    前記タイミングコントローラは、前記回路基板から出力して前記フレキシブル配線基板及び前記接続端子部を経由して前記回路基板へと戻ってくる所定の信号が入力される入力端子を有する、
    液晶表示装置。
  2. 前記接続端子部には、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第1接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第2接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記入力端子に接続される第3接続端子とが設けられており、
    前記第3接続端子は、前記液晶パネルにおいて前記第1接続端子又は前記第2接続端子に連結されており、
    前記所定の信号は、第1信号又は第2信号であり、
    前記第1接続端子には、前記第1信号が入力され、
    前記第2接続端子には、前記第2信号が入力され、
    前記入力端子には、前記第3接続端子から出力される前記第1信号又は前記第2信号が入力される、
    請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記液晶パネルは、前記第3接続端子と前記第1接続端子又は前記第2接続端子とを連結する連結配線を有する、
    請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第1接続端子及び前記第2接続端子のうち前記第3接続端子と連結されていない方の接続端子は、島状である、
    請求項2又は3に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第3接続端子は、前記第1接続端子と前記第2接続端子との間に位置する、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記ドライバは、ソースドライバであり、
    前記接続端子部には、さらに、前記ソースドライバと電気的に接続されたソース接続端子が設けられている、
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記タイミングコントローラは、前記回路基板から出力して前記液晶パネルを経由して前記入力端子に入力される所定の信号によって前記液晶パネルの種別を識別する識別回路を有する、
    請求項2〜6のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  8. 前記識別回路は、前記回路基板から出力して前記第3接続端子を経由して前記入力端子に入力された前記所定の信号に基づいて前記第3接続端子が前記第1接続端子及び前記第2接続端子のどちらに接続されているかを判断することで前記液晶パネルの種別を識別する
    請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 第1補正データが記憶された第1テーブルと、前記第1補正データとは異なる第2補正データが記憶された第2テーブルとを有するメモリを備え、
    前記タイミングコントローラは、
    前記識別回路により前記第3接続端子が前記第1接続端子に接続されていると判断された場合、前記第1テーブルから前記第1補正データを読み出して、前記タイミングコントローラに入力される入力画像データに前記第1補正データが乗算された補正画像データを前記ソースドライバに出力し、
    前記識別回路により前記第3接続端子が前記第2接続端子に接続されていると判断された場合、前記第2テーブルから前記第2補正データを読み出して、前記タイミングコントローラに入力される入力画像データに前記第2補正データが乗算された補正画像データを前記ソースドライバに出力する、
    請求項8に記載の液晶表示装置。
  10. 前記液晶パネルの画素領域は、赤色用画素、緑色用画素及び青色用画素によって構成されており、
    前記第1補正データは、前記赤色用画素、前記緑色用画素及び前記青色用画素の配列順序に従って設定されており、
    前記第2補正データは、前記青色用画素、前記緑色用画素及び前記赤色用画素の配列順序に従って設定されている、
    請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. 前記メモリは、前記タイミングコントローラに内蔵されている、
    請求項9又は10に記載の液晶表示装置。
  12. 前記回路基板には、前記ドライバに供給する駆動電圧及びグランド電圧を生成する電源回路が実装されており、
    前記第1信号は、前記駆動電圧であり、
    前記第2信号は、前記グランド電圧である、
    請求項2〜11のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  13. 前記タイミングコントローラは、前記回路基板に実装されている、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  14. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、
    前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、
    前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、
    前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、
    前記接続端子部には、前記液晶パネルの種別を識別するための識別信号を前記タイミングコントローラに出力する識別用接続端子が設けられている、
    液晶表示装置。
  15. 薄膜トランジスタが形成された第1基板と前記第1基板に対向し且つカラーフィルタが形成された第2基板とを有するマザーパネルを切断することにより2つの液晶パネルを作製する工程と、
    前記2つの液晶パネルの各々に、フレキシブル配線基板を介して回路基板を接続する工程と、
    前記回路基板にタイミングコントローラを電気的に接続する工程とを含み、
    前記マザーパネルは、当該マザーパネルの第1の辺と前記第1の辺に対向する第2の辺との各々に設けられた接続端子部を有し、
    前記第1の辺及び前記第2の辺との各々における前記接続端子部には、
    前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第1接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第2接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記タイミングコントローラと電気的に接続される第3接続端子とが設けられており、
    前記2つの液晶パネルの一方において、前記第3接続端子は、前記第1接続端子に連結されており、
    前記2つの液晶パネルの他方において、前記第3接続端子は、前記第2接続端子に連結されており、
    前記マザーパネルを切断する工程では、前記マザーパネルの前記第1の辺と前記第2の辺との間の部分を切断し、
    前記回路基板を接続する工程では、前記2つの液晶パネルの各々に同じ前記回路基板を接続し、
    前記タイミングコントローラを接続する工程では、前記回路基板の各々に同じ前記タイミングコントローラを接続し、
    前記タイミングコントローラは、前記第3接続端子が前記第1接続端子及び前記第2接続端子のどちらに接続されているかを判別することで液晶パネルの種類を識別する識別回路を有する、
    液晶表示装置の製造方法。
  16. 複数の液晶表示装置によって構成された、液晶パネルの識別システムであって、
    前記複数の液晶表示装置の各々は、
    液晶パネルと、
    前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、
    前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、
    前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、
    前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、
    前記接続端子部には、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第1接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記回路基板と電気的に接続される第2接続端子と、前記フレキシブル配線基板を介して前記タイミングコントローラと電気的に接続される第3接続端子とが設けられており、
    前記第3接続端子は、前記液晶パネルで前記第1接続端子又は前記第2接続端子に連結されており、
    前記複数の液晶表示装置のうちの一つにおける前記液晶パネルにおいて、前記第3接続端子は、前記第1接続端子に連結されており、
    前記複数の液晶表示装置のうちの他の一における前記液晶パネルにおいて、前記第3接続端子は、前記第2接続端子に連結されている、
    液晶パネルの識別システム。
  17. 液晶表示装置が有する液晶パネルの種別を識別する液晶パネルの識別方法であって、
    前記液晶表示装置は、
    液晶パネルと、
    前記液晶パネルの接続端子部に接続されたフレキシブル配線基板と、
    前記フレキシブル配線基板に接続された回路基板と、
    前記フレキシブル配線基板に実装され、前記液晶パネルを駆動するドライバと、
    前記ドライバに制御信号を出力するタイミングコントローラとを備え、
    前記液晶表示装置は、前記回路基板から出力して前記液晶パネルを経由して前記タイミングコントローラに入力される所定の信号によって前記液晶パネルの種別を識別する、
    液晶パネルの識別方法。
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