JP2020056806A - 制御装置 - Google Patents

制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020056806A
JP2020056806A JP2017023437A JP2017023437A JP2020056806A JP 2020056806 A JP2020056806 A JP 2020056806A JP 2017023437 A JP2017023437 A JP 2017023437A JP 2017023437 A JP2017023437 A JP 2017023437A JP 2020056806 A JP2020056806 A JP 2020056806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
control device
mirror
aerial
operated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017023437A
Other languages
English (en)
Inventor
坂元 豪介
Gosuke Sakamoto
豪介 坂元
佳周 長田
Yoshichika Osada
佳周 長田
光正 松本
Mitsumasa Matsumoto
光正 松本
長谷川 賢治
Kenji Hasegawa
賢治 長谷川
大樹 松崎
Daiki Matsuzaki
大樹 松崎
ズー馨 丘
Zhixin Hyu
ズー馨 丘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2017023437A priority Critical patent/JP2020056806A/ja
Priority to PCT/JP2017/038442 priority patent/WO2018146867A1/ja
Publication of JP2020056806A publication Critical patent/JP2020056806A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B5/00Optical elements other than lenses
    • G02B5/12Reflex reflectors
    • G02B5/122Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type
    • G02B5/124Reflex reflectors cube corner, trihedral or triple reflector type plural reflecting elements forming part of a unitary plate or sheet
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F9/00Indicating arrangements for variable information in which the information is built-up on a support by selection or combination of individual elements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/02Details

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

【課題】本体から比較的離れた位置に操作対象の画像を結像させることができる制御装置を提供する。【解決手段】制御装置10は、ユーザが機器を制御するために操作する制御装置である。制御装置10は、操作画像を出力する画像出力部11bと、画像出力部11bから出力された操作画像を反射するミラー12と、ミラー12によって反射された操作画像を、空中画像20として結像させる、ハーフミラー13a及び再帰反射部13bと、ユーザの空中画像20への操作を検知し、検知された操作に応じて機器を動作させるための信号を出力する検知部11cとを備える。操作画像には、操作が検知されたときの機器の動作を示す情報が含まれる。【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの操作に基づいて機器を動作させる制御装置に関する。
特許文献1には、空中にキーが浮いて見えるタッチレススイッチが開示されている。
特開平10−223102号公報
上記のタッチレススイッチにおいては、ユーザの両眼視差を利用してキーを立体表示している。このため、キーの表示位置は、両眼視差の制限を受ける。したがって、上記タッチスイッチは、本体から離れた位置にキーを結像することができない場合がある。
本発明は、本体から比較的離れた位置に操作対象の画像を結像させることができる制御装置を提供する。
本発明の一態様に係る制御装置は、ユーザが機器を制御するために操作する制御装置であって、操作画像を出力する画像出力部と、前記画像出力部から出力された前記操作画像を反射するミラーと、前記ミラーによって反射された前記操作画像を、空中画像として結像させる結像光学素子と、前記ユーザの前記空中画像への操作を検知し、検知された前記操作に応じて前記機器を動作させるための信号を出力する検知部とを備え、前記操作画像には、前記操作が検知されたときの前記機器の動作を示す情報が含まれる。
本発明によれば、本体から比較的離れた位置に操作対象の画像を結像させることができる制御装置が実現される。
図1は、実施の形態に係る制御装置の外観斜視図である。 図2は、実施の形態に係る制御装置の内部構造を示す図である。 図3は、空中画像が操作されたときに発光する操作ボタンを示す図である。 図4は、AIプレートを結像光学素子として備える制御装置の構成を示す図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
また、以下の実施の形態で説明に用いられる図面においては座標軸が示される場合がある。座標軸におけるZ軸方向は、例えば、鉛直方向であり、Z軸+側は、上側(上方)と表現され、Z軸−側は、下側(下方)と表現される。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸方向に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。X軸+側は、前側(前方)と表現され、X軸−側は、後側(後方)と表現される。
(実施の形態)
[全体構成]
まず、実施の形態に係る制御装置の構成について説明する。図1は、実施の形態に係る制御装置の外観斜視図である。
図1に示されるように、制御装置10は、ユーザが機器を制御するために操作する、いわゆるリモートコントローラである。図1の例では、上記機器は、電子制御が可能なシャワートイレであり、制御装置10は、トイレの個室内の壁面などに取り付けられる。なお、制御装置10の制御の対象となる機器は、特に限定されず、シャワートイレ以外の機器であってもよい。
制御装置10は、空中画像20を結像させる(表示する)ことができる。ユーザが空中画像20に触れると、制御装置10は、これを検知し、検知に応じてシャワートイレを動作させる。このように、制御装置10においては、空中画像20が操作ボタンと同等の機能を果たす。なお、制御装置10は、ハードウェアとして構成された操作ボタン15bも備えている。
このように、空中画像20が操作ボタンとして機能する場合、ユーザが制御装置10に直接触れることが少なくなるため、制御装置10の汚れの発生、及び、制御装置10の故障などが抑制される。特に、シャワートイレを制御する制御装置10においては、操作ボタン15bは、複数のユーザが直接操作ボタン15bに触れることを嫌がるユーザが存在するが、空中画像20が操作ボタンとして機能することにより、このような衛生上の懸念が低減される。
なお、空中画像20には、空中画像20への操作が検知されたときのシャワートイレの動作を示す情報が含まれる。このような情報は、例えば、文字(図1では「大」または「小」の文字など)であるが、図形または記号などであってもよく、どのような態様であってもよい。
[詳細構成]
次に、制御装置10の詳細な構成について図1に加えて図2を参照しながら説明する。図2は、実施の形態に係る制御装置の内部構造を示す図である。なお、図2は、制御装置を側方から見た断面図である。
図1及び図2に示されるように、制御装置10は、具体的には、空中表示用モジュール11と、ミラー12と、ハーフミラー13aと、再帰反射部13bと、フレネル凹レンズ14と、操作ボタンモジュール15と、筐体16とを備える。
空中表示用モジュール11は、空中画像20の元となる操作画像の出力及び空中画像20へのユーザの操作の検知に用いられる基板モジュールである。空中表示用モジュール11は、具体的には、基板11a、画像出力部11b、及び、検知部11cを有する。空中表示用モジュール11(画像出力部11b)は、ハーフミラー13a及びミラー12の間に配置される。画像出力部11bの表示面は、ミラー12に対向する。
基板11aは、画像出力部11b及び検知部11cが配置される基板である。基板11aは、例えば、樹脂によって形成されるが、セラミックまたは金属などによって形成されてもよく、基板11aを形成する材料は特に限定されない。また、基板11aの形状についても特に限定されない。
画像出力部11bは、基板11aの後方側の主面(一方の主面)に配置され、画像を出力(表示)する。画像出力部11bは、例えば、LED、LEDの駆動回路、及び、LEDが発する光の一部を遮る(または波長変換する)スクリーンなどを有し、スクリーンを透過した光を操作画像として出力する。つまり、スクリーンには、操作画像に対応する図柄が形成されている。
操作画像は、具体的には、ボタン画像であるが、スイッチ、ノブ(つまみ)、またはレバーの画像など、ユーザの操作の対象となるようなその他の画像であってもよい。操作画像は、静止画像であるが、動画像であってもよい。操作画像には、ユーザの操作が検知されたときの機器の動作を示す情報が含まれる。この結果、空中画像20にもこのような情報が含まれることとなる。上述のように、このような情報は、例えば、文字であるが、図形または記号などであってもよく、どのような態様であってもよい。
なお、画像出力部11bは、例えば、液晶表示装置、または、有機EL表示装置等の2次元画像を表示するフラットパネルディスプレイであってもよい。この場合、画像出力部11bの表示面は、例えば、マトリクス状に複数の画素が設けられた画素領域を有する。
検知部11cは、基板11aの前方側の主面(他方の主面)に配置され、空中画像20へのユーザの操作を非接触で検知する。また、検知部11cは、検知された操作に応じてシャワートイレを動作させるための信号を出力する。
検知部11cは、例えば、電極、及び、電極の静電容量の変化を検知し、検知結果として上記信号を出力する検知回路を有する。シャワートイレは、このような信号をトリガとして動作する。このように、検知部11cは、例えば、静電容量式の非接触センサであるが、人体から放出される赤外線を検知する赤外線センサなど静電容量式以外の方式のセンサであってもよい。
ミラー12は、画像出力部11bから出力された操作画像を反射する。ミラー12は、平板状の光学ミラーであり、筐体16の後方側に位置する内面に、反射面が前方を向いた状態で配置される。反射面は、Y−Z平面に平行な平面である。
制御装置10から離れた位置に空中画像20を表示するためには、画像出力部11bからハーフミラー13aまでの距離(光路長)がある程度必要となり、当該距離を確保するために筐体16(制御装置10)の前後方向の厚みが大きくなってしまう場合がある。制御装置10では、画像出力部11bとミラー12とが対向配置されることにより、ミラー12によって光路が折り返される。このため、画像出力部11bからハーフミラー13aまでの距離が確保され、かつ、筐体16を薄型化される。
ハーフミラー13a及び再帰反射部13bは、結像光学素子の一例であって、ミラー12によって反射された操作画像を、空中画像として結像させる。
ハーフミラー13aは、ミラー12によって反射された操作画像を反射し、再帰反射部13bによって再帰反射された操作画像を透過するビームスプリッタである。
ハーフミラー13aは、筐体16の前方側に設けられた開口部を塞ぐように配置される。ハーフミラー13aは、制御装置10において、ハーフミラー13aとミラー12とは対向配置される。
ハーフミラー13aは、ミラー12が反射した操作画像を再帰反射部13bに向けて反射するとともに、再帰反射部13bによって再帰反射された操作画像を透過する。透過した操作画像は、制御装置10の前方の空間において結像される。これにより、操作画像に対応する空中画像20が空中に表示される。
再帰反射部13bは、入射した光を再び入射方向へ実質的な方向を変更することなく反射する(再帰反射する)部材である。再帰反射部13bは、言い換えれば、再帰反射光学部材、または、再帰反射ミラーである。再帰反射部13bは、ハーフミラー13aによって反射された操作画像を再帰反射する。再帰反射部13bは、具体的には、複数の球状のガラスビーズが板状の基材の面内に敷き詰められたシート状の部材、または、マイクロプリズムが設けられた板材などである。
再帰反射部13bは、ミラー12と同様に、筐体16の後方側に位置する内面に、反射面が前方を向いた状態で配置される。再帰反射部13bは、Z軸方向(上下方向)においてミラー12と並んで配置される。再帰反射部13bは、ミラー12よりも下方の位置(画像出力部11bから遠い位置)に配置される。
フレネル凹レンズ14は、ハーフミラー13aを透過した操作画像を拡大して空中画像20として結像させるための光学素子である。フレネル凹レンズ14は、筐体16の前方側に設けられた開口部を塞ぐように配置される。フレネル凹レンズ14は、ハーフミラー13aの前方に配置される。
フレネル凹レンズ14は、具体的には、アクリル樹脂などの樹脂、または、ガラスなどの透光性材料(透明材料)によって形成されたフレネルレンズ構造を有する薄型レンズである。フレネル凹レンズ14によれば、制御装置10(筐体16)の前後方向の幅の増加を抑制して比較的大きい空中画像20を結像させることができる。また、フレネル凹レンズ14によれば、空中画像20を制御装置10(筐体16)から離れた位置に結像させることができる。
操作ボタンモジュール15は、操作ボタン15bを有する基板モジュールである。操作ボタンモジュール15は、具体的には、基板15a、操作ボタン15b、及び、発光部15cを有する。なお、図示されないが、操作ボタンモジュール15は、ユーザの操作ボタン15bへの操作を検知し、検知された操作に応じてシャワートイレを動作させるための信号を出力する検知回路なども有する。操作ボタンモジュール15は、筐体16の前方側に設けられたボタン用開口部を通じて操作ボタン15bが外部に露出するように、筐体16内の前方寄りに配置される。
基板15aは、操作ボタン15b及び発光部15cが配置される基板である。基板15aは、例えば、樹脂によって形成されるが、セラミックまたは金属などによって形成されてもよく、基板15aを形成する材料は特に限定されない。また、基板15aの形状についても特に限定されない。
操作ボタン15bは、ユーザによって操作される、ハードウェアとして構成されたボタンである。操作ボタン15bは、透光部を有し、発光部15cが発光することにより、透光部から光が透過する。つまり、操作ボタン15bは発光する。これにより、ユーザは、操作ボタン15bへの操作が受け付けられたことを操作ボタン15bの発光によって認識することができる。
発光部15cは、検知回路によって操作ボタン15bへの操作が検知されたときに発光する。発光部15cは、例えば、LED及びLEDを発光させる発光制御回路を有する。上述のように、制御装置10においては、発光部15cは、操作ボタン15bを発光させるが、発光部15cは、操作ボタン15bとは別に、単独の表示灯(パイロットランプ)として配置されてもよい。
筐体16は、空中表示用モジュール11、ミラー12、ハーフミラー13a、再帰反射部13b、フレネル凹レンズ14、及び、操作ボタンモジュール15を収容する。筐体16は、前方が開口した直方体状であり、例えば金属材料又は樹脂材料によって形成される。なお、筐体16の形状は、特に限定されない。筐体16の前方側に設けられた開口部には、当該開口部を塞ぐように、ハーフミラー13a及びフレネル凹レンズ14が配置される。筐体16の前方側に設けられたボタン用開口部には、操作ボタン15bが配置される。なお、フレネル凹レンズ14の前方には、透光性材料(透明材料)によって形成された保護カバーが配置されていてもよい。
以上説明した制御装置10においては、画像出力部11bからハーフミラー13aまでの距離が確保されれば、制御装置10から離れた位置に空中画像20を結像させることができる。制御装置10から離れた位置に操作の対象となる空中画像20が結像されれば、ユーザが制御装置10に直接触れることが少なくなるため、制御装置10が直接触れられることに起因する、制御装置10の汚れの発生、及び、制御装置10の故障などが抑制される。
[操作ボタンの変形例]
制御装置10においては、空中画像20として表示されるボタンに割り当てられた機能は、操作ボタン15bに割り当てられた機能と異なる。つまり、操作ボタン15bがユーザによって操作されたときのシャワートイレの動作は、空中画像20が操作されたときのシャワートイレの動作と異なる。例えば、制御装置10においては、シャワートイレ(便器)の洗浄用のボタンが空中画像20として表示され、シャワーのオン及びオフ、シャワーに関する調整を行うためのボタンなどが操作ボタン15bである。
ここで、空中画像20として表示されるボタンに割り当てられる機能は、操作ボタン15bに割り当てられる機能よりも統計的に使用頻度が高い機能であるとよい。つまり、空中画像20として表示されるボタンは、操作ボタン15bよりも統計的に使用頻度が高いボタンであるとよい。これにより、ユーザが制御装置10に直接触れることがさらに少なくなるため、上述した制御装置10の汚れの発生、及び、制御装置10の故障などが一層抑制される。
また、空中画像20として表示されるボタンに割り当てられた機能が、操作ボタン15bにも割り当てられていてもよい。操作ボタン15bが操作されたときのシャワートイレの動作は、空中画像20が操作されたときのシャワートイレの動作と同一であってもよい。
例えば、便器の洗浄などの重要な機能が、空中画像20として表示されるボタン、及び、操作ボタン15bの両方に割り当てられることで、故障の発生により当該機能が停止してしまうことを抑制することができる。
また、この場合、発光部15cは、検知部11cが出力する信号を取得することにより、空中画像20が操作されたときに発光してもよい。つまり、操作ボタン15bは、操作ボタン15bが操作されたとき、及び、空中画像20が操作されたときのいずれの場合にも発光してもよい。図3は、空中画像20が操作されたときに発光する操作ボタン15bを示す図である。
これにより、ユーザは、空中画像20への操作が受け付けられたことを操作ボタン15bの発光によって認識することができる。
[結像光学素子の変形例]
ハーフミラー13a及び再帰反射部13bは、結像光学素子の一例であり、結像光学素子の具体的な態様については特に限定されない。結像光学素子は、例えば、AI(Aerial Imaging)プレートであってもよい。図4は、AIプレートを結像光学素子として備える制御装置の構成を示す図である。
図4に示される制御装置10aは、ハーフミラー13a及び再帰反射部13bに代えて、AIプレート13を備える。
AIプレート13は、結像光学素子の一例であって、ミラー12が反射した操作画像を、空中画像として結像させる光学デバイスである。AIプレート13は、いわゆる反射型面対称結像素子であり、入射する光を透過及び反射することでAIプレート13を対称軸として1:1で空中に実像を形成する。
AIプレート13は、筐体16の前方側に設けられた開口部に、当該開口部を塞ぐように配置される。AIプレート13とミラー12とは対向配置される。画像出力部11b(空中表示用モジュール11)は、AIプレート13及びミラー12の間に配置され、ミラー12に向けて操作画像を出力する。
AIプレート13は、例えば、ガラス基板または透明樹脂基板等の透光性を有する基板と、基板上に樹脂材料等で形成された平面視形状が格子状の隔壁と、隔壁によって二次元的に区画された複数の開口部の内面に形成された反射膜とによって構成された平板状のプレートである。
複数の開口部の各々は、直方体であり、例えば、平面視形状が1辺100μm程度の正方形で、深さが100μm程度である。また、各開口部の隔壁の内面に形成された反射膜は、例えば、銀またはアルミニウム等の金属膜である。つまり、反射膜の表面は、鏡面(マイクロミラー)である。
制御装置10aにおいては、画像出力部11bによって出力された操作画像から放たれる無数の光線が、円錐状に広がってAIプレート13に入射し、AIプレート13の開口部の内面を構成する反射膜の表面のうち隣接する2つの反射面(直交する2つの反射面)で順次反射して結像することで空中画像20が空中に投影される。
AIプレート13は、画像出力部11bと光学的に対称となる位置に、画像出力部11bに表示される画像と同じ画像を空中画像20として結像させる。言い換えれば、AIプレート13から画像出力部11bまでの光学距離(光路長)と、AIプレート13から空中画像20までの距離とはほぼ等しく、画像出力部11bに表示される画像の大きさと空中画像20の大きさもほぼ等しい。
以上説明した制御装置10aにおいても、画像出力部11bからAIプレート13までの距離が確保されれば、制御装置10aから離れた位置に空中画像20を結像させることができる。制御装置10aから離れた位置に操作の対象となる空中画像20が結像されれば、ユーザが制御装置10aに直接触れることが少なくなるため、制御装置10が直接触れられることに起因する、制御装置10aの汚れの発生、及び、制御装置10aの故障などが抑制される。
[まとめ]
以上説明したように、制御装置10は、ユーザが機器を制御するために操作する制御装置である。制御装置10は、操作画像を出力する画像出力部11bと、画像出力部11bから出力された操作画像を反射するミラー12と、ミラー12によって反射された操作画像を、空中画像20として結像させる結像光学素子と、ユーザの空中画像20への操作を検知し、検知された操作に応じて機器を動作させるための信号を出力する検知部11cとを備える。操作画像には、操作が検知されたときの機器の動作を示す情報が含まれる。
これにより、制御装置10は、画像出力部11bから結像光学素子までの距離が確保されれば、制御装置10から離れた位置に空中画像20を結像させることができる。制御装置10から離れた位置に操作の対象となる空中画像20が結像されれば、ユーザが制御装置10に直接触れることが少なくなる。したがって、制御装置10の汚れの発生、及び、制御装置10の故障などが抑制される。
また、結像光学素子は、ハーフミラー13a及び再帰反射部13bを含んでもよい。ハーフミラー13aは、ミラー12が反射した操作画像を反射し、再帰反射部13bは、ハーフミラー13aによって反射された操作画像を再帰反射することにより、空中画像20として結像させる。ハーフミラーは、再帰反射部13bによって再帰反射された操作画像を透過する。
これにより、制御装置10は、ハーフミラー13a及び再帰反射部13bによって空中画像20を結像させることができる。
また、制御装置10は、さらに、ハーフミラー13aを透過した操作画像を拡大して空中画像20として結像させるためのフレネル凹レンズ14を備えてもよい。
これにより、制御装置10は、筐体16の前後方向の幅の増加を抑制して比較的大きい空中画像20を結像させることができる。
また、ハーフミラー13aとミラー12とは対向配置され、画像出力部11bは、ハーフミラー13a及びミラー12の間に配置され、ミラー12に向けて操作画像を出力してもよい。
これにより、ミラー12によって光路が折り返されるため、ハーフミラー13aとミラー12との並び方向(前後方向)における制御装置10の厚みの増加が抑制される。
また、制御装置10aのように、結像光学素子は、AIプレート13であってもよい。
これにより、制御装置10aは、AIプレート13によって空中画像20を結像させることができる。
また、AIプレート13とミラー12とは対向配置され、画像出力部11bは、AIプレート13及びミラー12の間に配置され、ミラー12に向けて操作画像を出力してもよい。
これにより、ミラー12によって光路が折り返されるため、AIプレート13とミラー12との並び方向(前後方向)における制御装置10aの厚みの増加が抑制される。
また、制御装置10は、さらに、ユーザによって操作される操作ボタン15bを備えてもよい。
これにより、ユーザは、操作ボタン15bを操作することによって機器を動作させることができる。
また、操作ボタン15bがユーザによって操作されたときの機器の動作は、空中画像20が操作されたときの機器の動作と異なってもよい。
これにより、ユーザは、操作ボタン15bへの操作及び空中画像20への操作のいずれかを選択することによって機器に異なる動作をさせることができる。
また、操作ボタン15bが操作されたときの機器の動作は、空中画像20が操作されたときの機器の動作と同一であってもよい。
このように、一つの機能が、空中画像20として表示されるボタン、及び、操作ボタン15bの両方に割り当てられることで、故障の発生により当該一つの機能が停止してしまうことを抑制することができる。
また、制御装置10は、さらに、操作ボタン15bがユーザによって操作されたときに発光する発光部15cを備えてもよい。発光部15cは、空中画像20が操作されたときに発光してもよい。
これにより、ユーザは、空中画像20への操作が受け付けられたことを操作ボタン15bの発光によって認識することができる。
また、制御装置10は、さらに、画像出力部11b、ミラー12、及び、結像光学素子を収容する筐体16を備えてもよい。
これにより、制御装置10がユニット化されるため、制御装置10の取り付け等が容易となる。
(他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、画像出力部及び検知部は、一つの基板に配置されたが、画像出力部及び検知部は、それぞれ別の基板に配置されてもよい。
上記実施の形態に示される光学構成は、一例であり、本発明は上記光学構成に限定されない。つまり、上記光学構成と同様に、本発明の特徴的な機能を実現できる光学構成も本発明に含まれる。例えば、上記光学構成と同様の機能を実現できる範囲で、上記光学構成で使用された光学部品の一部が省略されてもよいし、上記光学構成に光学部品が追加されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a 制御装置
11b 画像出力部
11c 検知部
12 ミラー
13 AIプレート(結像光学素子)
13a ハーフミラー(結像光学素子)
13b 再帰反射部(結像光学素子)
14 フレネル凹レンズ
15b 操作ボタン
15c 発光部
16 筐体
20 空中画像

Claims (11)

  1. ユーザが機器を制御するために操作する制御装置であって、
    操作画像を出力する画像出力部と、
    前記画像出力部から出力された前記操作画像を反射するミラーと、
    前記ミラーによって反射された前記操作画像を、空中画像として結像させる結像光学素子と、
    前記ユーザの前記空中画像への操作を検知し、検知された前記操作に応じて前記機器を動作させるための信号を出力する検知部とを備え、
    前記操作画像には、前記操作が検知されたときの前記機器の動作を示す情報が含まれる
    制御装置。
  2. 前記結像光学素子は、ハーフミラー及び再帰反射部を含み、
    前記ハーフミラーは、前記ミラーが反射した前記操作画像を反射し、
    前記再帰反射部は、前記ハーフミラーによって反射された前記操作画像を再帰反射することにより、前記空中画像として結像させ、
    前記ハーフミラーは、前記再帰反射部によって再帰反射された前記操作画像を透過する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. さらに、前記ハーフミラーを透過した前記操作画像を拡大して前記空中画像として結像させるためのフレネル凹レンズを備える
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記ハーフミラーと前記ミラーとは対向配置され、
    前記画像出力部は、前記ハーフミラー及び前記ミラーの間に配置され、前記ミラーに向けて前記操作画像を出力する
    請求項2または3に記載の制御装置。
  5. 前記結像光学素子は、AI(Aerial Imaging)プレートである
    請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記AIプレートと前記ミラーとは対向配置され、
    前記画像出力部は、前記AIプレート及び前記ミラーの間に配置され、前記ミラーに向けて前記操作画像を出力する
    請求項5に記載の制御装置。
  7. さらに、前記ユーザによって操作される操作ボタンを備える
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記操作ボタンが前記ユーザによって操作されたときの前記機器の動作は、前記空中画像が操作されたときの前記機器の動作と異なる
    請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記操作ボタンが操作されたときの前記機器の動作は、前記空中画像が操作されたときの前記機器の動作と同一である
    請求項7に記載の制御装置。
  10. さらに、前記操作ボタンが前記ユーザによって操作されたときに発光する発光部を備え、
    前記発光部は、前記空中画像が操作されたときに発光する
    請求項9に記載の制御装置。
  11. さらに、前記画像出力部、前記ミラー、及び、前記結像光学素子を収容する筐体を備える
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の制御装置。
JP2017023437A 2017-02-10 2017-02-10 制御装置 Pending JP2020056806A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023437A JP2020056806A (ja) 2017-02-10 2017-02-10 制御装置
PCT/JP2017/038442 WO2018146867A1 (ja) 2017-02-10 2017-10-25 制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017023437A JP2020056806A (ja) 2017-02-10 2017-02-10 制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020056806A true JP2020056806A (ja) 2020-04-09

Family

ID=63107381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017023437A Pending JP2020056806A (ja) 2017-02-10 2017-02-10 制御装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2020056806A (ja)
WO (1) WO2018146867A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022138297A1 (ja) * 2020-12-21 2022-06-30 マクセル株式会社 空間浮遊映像表示装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20200277541A1 (en) * 2019-02-28 2020-09-03 Afton Chemical Corporation Lubricating compositions for diesel particulate filter performance
JP2023089313A (ja) * 2020-04-28 2023-06-28 株式会社村上開明堂 操作入力装置
CN111517189B (zh) * 2020-04-30 2021-09-24 像航(上海)科技有限公司 无接触空中成像电梯操作设备
CN111517190A (zh) * 2020-04-30 2020-08-11 像航(上海)科技有限公司 无接触空中成像电梯厅外设备

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09211487A (ja) * 1996-01-31 1997-08-15 Dainippon Printing Co Ltd 液晶表示方法及び液晶表示装置
WO2013183454A1 (ja) * 2012-06-07 2013-12-12 株式会社アスカネット 光学結像装置及び光学結像方法
JP6361828B2 (ja) * 2015-06-11 2018-07-25 コニカミノルタ株式会社 空中映像表示装置
US10302954B2 (en) * 2015-06-12 2019-05-28 Nippon Carbide Industries Co., Inc. Image display device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022138297A1 (ja) * 2020-12-21 2022-06-30 マクセル株式会社 空間浮遊映像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018146867A1 (ja) 2018-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018146867A1 (ja) 制御装置
WO2017125984A1 (ja) 空中表示装置
US20230205369A1 (en) Input device
WO2014038303A1 (ja) 空中タッチパネル
JP2018031925A (ja) 空中表示装置
JP3258562B2 (ja) 空中像入出力装置及び方法
KR101956659B1 (ko) 비접촉 입력 장치 및 방법
US20180348960A1 (en) Input device
WO2018154849A1 (ja) 空中映像出力装置
WO2018216619A1 (ja) 非接触入力装置
US11506886B2 (en) Spatial image display touch device
JP2022130496A (ja) 入力装置
JP2021144071A (ja) 空中表示装置
JP7172207B2 (ja) 入力装置
JP6663736B2 (ja) 非接触表示入力装置及び方法
EP4001997A1 (en) Display device
JP2012209076A (ja) 操作入力装置
KR20040097972A (ko) 소형 디스플레이 패널에 3차원 영상의 구현방법
TWI520571B (zh) 非接觸式操控之立體影像顯示裝置
WO2024079832A1 (ja) インタフェース装置
EP4134730B1 (en) Display device and spatial input device including the same
CN109309740A (zh) 电子装置及电子装置的控制方法
TWI731509B (zh) 具有視像末端指示器的多視像顯示系統、多視像顯示器以及方法
JP7294643B2 (ja) ディスプレイ装置
CN217157267U (zh) 一种非接触式控制装置及点餐机