JP2012209076A - 操作入力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】非接触操作時の操作感が良好で低コストの優れた商品性の操作入力装置を提供すること。
【解決手段】操作入力装置は、左目で観察される左像が所定方向に分割された分割左像と、右目で観察される右像が所定方向に分割された分割右像と、が交互に配置された3D画像420が印刷された3D画像シート42の表面に、分割左像を見込む視線方向と、分割右像を見込む視線方向と、を区分するレンチキュラーレンズシート41を張り合わせた立体表示シート40を備え、立体表示シート40には、操作検出領域を形成する操作検出センサ3が一体的に設けられている。
【選択図】図6
【解決手段】操作入力装置は、左目で観察される左像が所定方向に分割された分割左像と、右目で観察される右像が所定方向に分割された分割右像と、が交互に配置された3D画像420が印刷された3D画像シート42の表面に、分割左像を見込む視線方向と、分割右像を見込む視線方向と、を区分するレンチキュラーレンズシート41を張り合わせた立体表示シート40を備え、立体表示シート40には、操作検出領域を形成する操作検出センサ3が一体的に設けられている。
【選択図】図6
Description
本発明は、対象機器を動作させるための操作を入力する操作入力装置に関する。
従来より、対象機器を動作させるための各種操作を入力する操作入力装置として、浮かび上がって立体的に目視される虚像を操作目標として立体表示させる立体表示手段と、その操作目標に対する非接触操作を検出する操作検出手段と、を備えた入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この操作入力装置では、立体表示された操作目標に対する非接触操作を実現でき、非接触でありながら確実性の高い操作を実現できる可能性がある。このような非接触操作の操作入力装置は、濡れ手による操作が必要なキッチンや洗面台、タッチ操作が敬遠されることもある多機能便器等への適用に好適である。
しかしながら、前記従来の操作入力装置では、次のような問題がある。すなわち、非接触操作時の操作感を向上するためには、非接触操作の操作検出領域と操作目標との位置ズレを抑制する必要がある一方、この位置ズレを抑制するためには立体表示手段に対して操作検出手段を精度高く組み付ける必要があり、組付作業の効率低下や、生産コストの上昇が招来されるおそれがある。
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、非接触操作時の操作感が良好で、かつ、生産コストを抑えた優れた商品性の操作入力装置を提供しようとするものである。
本発明は、操作面から浮かび上がって目視される操作目標を立体的に表示する立体表示手段と、
前記操作目標に対応する位置に操作検出領域を形成する操作検出手段と、を備え、
前記立体表示手段は、左目に観察させる左像が所定方向に分割された分割左像と、右目に観察させる右像が所定方向に分割された分割右像と、が交互に配置された3D画像の表面側に、前記分割左像を見込む左目の視線方向と、前記分割右像を見込む右目の視線方向と、を区分する視差シートが積層された立体表示シートを含み、
該立体表示シートには、前記操作検出領域を形成する前記操作検出手段の少なくとも一部が一体的に設けられている操作入力装置にある(請求項1)。
前記操作目標に対応する位置に操作検出領域を形成する操作検出手段と、を備え、
前記立体表示手段は、左目に観察させる左像が所定方向に分割された分割左像と、右目に観察させる右像が所定方向に分割された分割右像と、が交互に配置された3D画像の表面側に、前記分割左像を見込む左目の視線方向と、前記分割右像を見込む右目の視線方向と、を区分する視差シートが積層された立体表示シートを含み、
該立体表示シートには、前記操作検出領域を形成する前記操作検出手段の少なくとも一部が一体的に設けられている操作入力装置にある(請求項1)。
本発明の操作入力装置においては、前記操作検出領域を形成する操作検出手段の少なくとも一部が、前記立体表示シートに一体的に設けられている。前記操作検出手段の一部又は全部を前記立体表示シートと一体的に設ければ、前記立体表示手段に対する前記操作検出手段の位置精度を確保し易くなり、これにより、前記操作検出領域の位置精度を向上できる。
前記操作検出手段の全てを前記立体表示シートに一体的に設ければ、前記操作検出領域の位置精度が前記立体表示シートの加工精度に依存する度合いが高くなる。一般に、前記立体表示シートを含めた部品の加工精度であれば、生産現場における組付精度よりも格段に高精度を確保し易い。それ故、前記操作検出手段の全てを前記立体表示シートに一体的に設ければ、前記操作検出領域の位置精度を極めて効果的に向上できる。
一方、前記立体表示手段の一部のみであっても、前記立体表示シートに一体的に設れば、前記操作検出領域の位置精度の向上に有効である。たとえ、前記立体表示手段の一部であっても、前記立体表示シートにおける位置精度が上記のような「加工精度」のレベルになれば、前記操作検出領域の位置精度に対して良い影響が生じ得るからである。
本発明の操作入力装置では、前記操作検出手段の少なくとも一部を前記立体表示シートに一体的に設けることで、前記操作検出領域の位置精度が向上されている。前記立体表示手段による操作目標に対する前記操作検出領域の位置精度を向上できれば、非接触操作時の操作感の向上に有効である。
さらに、本発明の操作入力装置では、前記立体表示シートに対する前記操作検出手段の組付精度に依らずに前記操作検出領域の位置精度をある程度確保できる。したがって、上記の組付精度に対する要求精度が緩和されており、生産コストの上昇を抑えることができる。
さらに、本発明の操作入力装置では、前記立体表示シートに対する前記操作検出手段の組付精度に依らずに前記操作検出領域の位置精度をある程度確保できる。したがって、上記の組付精度に対する要求精度が緩和されており、生産コストの上昇を抑えることができる。
以上のように、本発明の操作入力装置は、非接触操作時の操作感が良好で、かつ、生産コストを抑えた優れた商品性の操作入力装置である。
本発明における操作検出手段は、被検出対象に向けて光を投射する発光部と、被検出対象から反射された光を受光する受光部と、前記発光部から光を投射した際の被検出対象からの反射光を利用して被検出対象を検出する検出制御部と、を有し、
上記立体表示シートには、前記発光部による光の投射経路を構成する光学要素、及び前記受光部に対する光の入射経路を構成する光学要素のうちの少なくともいずれかが設けられていることが好ましい(請求項2)。
上記立体表示シートには、前記発光部による光の投射経路を構成する光学要素、及び前記受光部に対する光の入射経路を構成する光学要素のうちの少なくともいずれかが設けられていることが好ましい(請求項2)。
前記光学要素としては、発光素子や受光素子はもとより、光学レンズや、光を通過させるスリット孔、ピンホール、プリズムや、光を反射するミラーや、光ファイバー等、光の経路を構成する可能性がある様々な要素がある。
前記立体表示シートに前記光学要素を一体的に設ければ、前記立体表示シートにおける該光学要素の位置精度を向上でき、該光学要素を利用して形成される前記操作検出領域の位置精度を向上できる。
また、前記光学要素は、前記3D画像側に設けることも良く、前記視差シート側に設けることも良い。さらには、前記3D画像側、前記視差シート側の双方に前記光学要素を設け、それぞれに設けた光学要素の組合せにより前記操作検出領域が形成されるようにしても良い。
前記立体表示シートに前記光学要素を一体的に設ければ、前記立体表示シートにおける該光学要素の位置精度を向上でき、該光学要素を利用して形成される前記操作検出領域の位置精度を向上できる。
また、前記光学要素は、前記3D画像側に設けることも良く、前記視差シート側に設けることも良い。さらには、前記3D画像側、前記視差シート側の双方に前記光学要素を設け、それぞれに設けた光学要素の組合せにより前記操作検出領域が形成されるようにしても良い。
また、前記視差シートは、1組の分割左像及び分割右像を覆うように畝状に延接された断面凸状のレンズを分割左像及び分割右像の組毎に複数設けたレンチキュラーレンズシートであり、
前記立体表示シートに設けられた前記光学要素は、前記視差シートに一体的に設けられた光学レンズであることが好ましい(請求項3)。
この場合には、前記レンチキュラーレンズシートの一部に前記光学レンズを作り込むことにより、立体表示のためのレンズと、前記操作検出領域を形成するための光学レンズと、の相対的な位置精度や軸精度等の高精度化を実現できる。このように光学的な精度を向上できれば、前記レンズを用いて立体表示された前記操作目標と、前記光学レンズを用いて形成された前記操作検出領域と、の位置的なズレを抑制でき、非接触操作の操作感を向上できる。
前記立体表示シートに設けられた前記光学要素は、前記視差シートに一体的に設けられた光学レンズであることが好ましい(請求項3)。
この場合には、前記レンチキュラーレンズシートの一部に前記光学レンズを作り込むことにより、立体表示のためのレンズと、前記操作検出領域を形成するための光学レンズと、の相対的な位置精度や軸精度等の高精度化を実現できる。このように光学的な精度を向上できれば、前記レンズを用いて立体表示された前記操作目標と、前記光学レンズを用いて形成された前記操作検出領域と、の位置的なズレを抑制でき、非接触操作の操作感を向上できる。
また、前記立体表示シートには、電気的な経路が配設されていると共に、前記発光部を構成する発光素子、あるいは前記受光部を構成する受光素子が前記経路を介して電気的に配設されていることが好ましい(請求項4)。
この場合には、前記立体表示シートに対する前記発光素子あるいは前記受光素子の位置精度を確保し易くなる。前記操作検出領域を形成するための重要な光学要素である前記発光素子あるいは前記受光素子について、前記立体表示シートにおける位置精度が高くなれば、該立体表示シートにより表示される前記操作目標に対する前記操作検出領域の相対的な位置精度を向上できる。
この場合には、前記立体表示シートに対する前記発光素子あるいは前記受光素子の位置精度を確保し易くなる。前記操作検出領域を形成するための重要な光学要素である前記発光素子あるいは前記受光素子について、前記立体表示シートにおける位置精度が高くなれば、該立体表示シートにより表示される前記操作目標に対する前記操作検出領域の相対的な位置精度を向上できる。
また、前記操作検出手段は、1対の電極間の静電容量の変化を検出する静電容量センサを有し、
前記立体表示シートには、前記一対の電極のうちの少なくともいずれか一方の電極が配設されていることが好ましい(請求項5)。
前記操作検出領域を形成する前記一対の電極のうちの少なくともいずれか一方を前記立体表示シートに一体的に設ければ、前記操作目標に対する前記操作検出領域の相対的な位置精度の向上に有効である。
前記立体表示シートには、前記一対の電極のうちの少なくともいずれか一方の電極が配設されていることが好ましい(請求項5)。
前記操作検出領域を形成する前記一対の電極のうちの少なくともいずれか一方を前記立体表示シートに一体的に設ければ、前記操作目標に対する前記操作検出領域の相対的な位置精度の向上に有効である。
(実施例1)
本例は、操作マーク(操作目標)50を立体表示するリモコン1に関する例である。この内容について、図1〜図6を用いて説明する。
本例のリモコン1は、図1及び図2のごとく、図示しないシャワー機能付きの便器を遠隔操作するための操作入力装置である。このリモコン1は、横長箱状の筐体11を有し、例えば、トイレルームの壁等、便座に着座中の使用者が操作し易い位置に設置される。このリモコン1の操作面10は、トイレルーム側の表面に形成されている。
本例は、操作マーク(操作目標)50を立体表示するリモコン1に関する例である。この内容について、図1〜図6を用いて説明する。
本例のリモコン1は、図1及び図2のごとく、図示しないシャワー機能付きの便器を遠隔操作するための操作入力装置である。このリモコン1は、横長箱状の筐体11を有し、例えば、トイレルームの壁等、便座に着座中の使用者が操作し易い位置に設置される。このリモコン1の操作面10は、トイレルーム側の表面に形成されている。
リモコン1の操作面10は、凸凹のない平滑面により構成されている。操作面10側には、3個の操作スイッチ5が設けられている。操作スイッチ5としては、左側から順番に、停止スイッチ5A、臀部シャワーのシャワースイッチ5B、ビデスイッチ5Cが配置されている。
各操作スイッチ5A〜Cは、図1〜図3のごとく、立体表示された操作マーク50と、操作を検出する操作検出領域210と、の組合せにより構成された非接触の操作スイッチである。本例のリモコン1では、全ての操作マーク50が立体表示され、その浮かび上がり量に相当する高さに操作検出領域210が設定(図3参照。)されている。それ故、リモコン1では、何れかの操作マーク50を指先で触れるように操作することで、対応する操作スイッチ5を非接触で操作可能である。本例の操作検出領域210は、発光部31から光を投射した際、受光部32で反射光を受光できたか否かに応じて操作を検出する操作検出センサ3により形成されている。
リモコン1の内部には、図4のごとく、各操作スイッチ5A〜C毎の操作検出センサ3及び赤外線送信器33が電気的に接続された制御基板2が収容されている。制御基板2には、各操作検出センサ3を制御する検出制御部21、操作の有無を判断する操作検出部22、操作に応じて赤外線送信器33を制御する送信制御部23が配設されている。本例のリモコン1では、操作検出センサ3、検出制御部21、操作検出部22の組み合わせにより操作検出手段が構成されている。
検出制御部21は、操作検出センサ3による受発光動作が同期して実行されるように発光部31及び受光部32を制御すると共に、受光に応じて受光部32が出力する受光検出信号をセンサ信号として取り込んで操作検出部22に入力する。
操作検出部22は、受光部32から受光検出信号を取り込んだときに操作有りと判断して操作検出信号を出力する。なお、操作検出信号には、何れの操作スイッチ5に対応する信号であるかを表すスイッチIDが含まれている。
操作検出部22は、受光部32から受光検出信号を取り込んだときに操作有りと判断して操作検出信号を出力する。なお、操作検出信号には、何れの操作スイッチ5に対応する信号であるかを表すスイッチIDが含まれている。
送信制御部23は、操作検出部22の操作検出信号を受信したとき、赤外線送信器33を制御して対応する赤外線信号を出力させる。例えば、シャワースイッチ5Bが操作されたときには、臀部シャワーのスタート信号に当たる赤外線信号を出力するように赤外線送信器33を動作させる。
リモコン1の操作面10には、図2、図3及び図5のごとく、操作マーク50を立体表示する表示パネル(立体表示手段)4が配設されている。表示パネル4は、図5のごとく、トイレルーム側に面する側から順番に、立体表示シート40、照明用の導光板43が積層されたシート状のパネルである。
立体表示シート40は、立体的に浮き上がって目視される操作マーク50を表示するシート状部材である。立体表示シート40は、レンチキュラーレンズシート41と、3D画像420が印刷された3D画像シート42と、の2層構造を有している。詳しくは後述するが、本例の立体表示シート40には、操作検出センサ3が一体的に設けられている。
3D画像シート42は、操作マーク50の元絵となる3D画像420が透明シートの表面に3箇所印刷されたシートである。各3D画像420は、左目に観察させる左像が所定方向に分割された分割左像421と、右目に観察させる右像が所定方向に分割された分割右像422と、が交互に配置された画像である。なお、本例では、導光板43による照明効果が高くなるよう、透光性塗料によって3D画像420が印刷されている。また、3D画像420を除く部分には、遮光層428が設けられている。
レンチキュラーレンズシート41は、1組の分割左像421及び分割右像422を覆う畝状の凸部411を、分割左像421及び分割右像422の組毎に複数設けた透明シートである。畝状の凸部411の1本1本は、3D画像シート42の分割左像421を観者の左目の網膜に結像させ、分割右像422を右目の網膜に結像させるレンズ機能を備えている。
このレンチキュラーレンズシート41を介して3D画像シート42を見込むと、観者の右目で右目用の像が視認され、左目で左目用の像が視認される。本例の3D画像シート42では、右目用の像、左目用の像として、いわゆる立体視効果を生じさせるステレオ画像が設定されているので、立体的に浮かび上がる操作マーク50を観者に目視させることが可能である。
導光板43は、3色のLEDを含む照明ユニット433が外周側部に配置されたアクリル製シートである。照明ユニット433の光は、外部との境界面で反射を繰り返しながらシート内部に拡散する。このように光が拡散すれば、導光板43全体を均一性高く発光させることができる。上記のごとく、本例では、操作マーク50の元絵となる3D画像420が透光性塗料により印刷されている。そのため、導光板43の照明によれば、操作マーク50をステンドグラスのごとく発光させることが可能である。
本例の立体表示シート40は、操作検出センサ3が一体的に設けられている点に特徴を有している。立体表示シート40では、図5及び図6のごとく、3D画像シート42の裏面に透明導電膜によるプリントパターン(図示略)が形成され、発光素子311及び受光素子321が表面実装されている。発光素子311は、赤外線を発光するLED素子である。受光素子321は、フォトダイオード素子である。
さらに、本例のレンチキュラーレンズシート41には、発光素子311、受光素子321に対応する位置にそれぞれ凸レンズ(光学レンズ)313、323が設けられている。発光部31を構成する凸レンズ313は、発光素子311の光を操作検出領域210(図3参照。)に向けて投射するための集光レンズである。受光部32を構成する凸レンズ323は、操作検出領域210から入射する光を受光素子321に導くための集光レンズである。凸レンズ313(凸レンズ323)の光軸は、発光素子311(受光素子321)から操作検出領域210を見込む方向に沿うように傾けられている。なお、3D画像シート42の遮光層428には、各3D画像420の上下に当たる位置に孔312、322が設けられている。孔312は、発光素子311の光を通過させるための孔である。孔322は、受光素子321に光を導くための孔である。
本例の立体表示シート40では、図6のごとく、発光部31を構成する発光素子311、3D画像シート42の孔312、及びレンチキュラーレンズシート41の凸レンズ313の各光学要素の組合せにより、発光素子311による光の投射方向が精度高く規制されている。本例では、操作検出領域210に向かって光を投射できるように光の投射方向が設定されている。
また、受光部32を構成する受光素子321、3D画像シート42の孔322、及びレンチキュラーレンズシート41の凸レンズ323の各光学要素の組合せにより、受光素子321に対する光の入射方向が精度高く選択されている。本例では、操作検出領域210から入射される光を選択できるように光の入射方向が設定されている。
以上のように、本例のリモコン1では、操作検出領域210を形成する操作検出センサ3が立体表示シート40に一体的に設けられている。そのため、リモコン1では、別部材に保持された操作検出センサ3を立体表示シート40に対して位置合わせした上で組み付ける等の組付作業が必要ではない、このような組付作業に伴って不可避の組付誤差の発生を未然に回避できる。それ故、本例のリモコン1では、操作マーク50を立体表示する立体表示シート40に対して、操作検出センサ3の相対的な位置精度が非常に高くなっている。
本例のリモコン1では、操作検出センサ3による操作検出領域210と、立体表示シート40が立体表示する操作マーク50と、の位置的なズレが少なくなっている。そのため、操作マーク50を指先等で触れるような非接触操作の確実性が格段に高くなっており、良好な操作性が実現されている。
さらに、リモコン1の生産現場等においては、別部材に保持された操作検出センサ3を立体表示シート40に対して正確に組み付ける高精度な組付作業が要求されない。それ故、高精度が要求される組付作業に起因して生じ得る生産コストの上昇が未然に回避されている。
さらに、リモコン1の生産現場等においては、別部材に保持された操作検出センサ3を立体表示シート40に対して正確に組み付ける高精度な組付作業が要求されない。それ故、高精度が要求される組付作業に起因して生じ得る生産コストの上昇が未然に回避されている。
以上のように、本例のリモコン1は、非接触操作の操作感が良好で、かつ、生産コストを抑えた優れた商品性の操作入力装置である。
なお、本例では、孔312、322に代えて、スリット孔を採用することもできる。発光部31の孔312をスリット孔に変更すれば、凸レンズ313に対する光の入射方向を制限することにより光の投射精度をさらに向上できる。受光部32の孔322をスリット孔に変更すれば、凸レンズ323に対する光の入射方向を制限することにより受光素子321に対する光の入射精度をさらに向上できる。なお、孔312、313は、必須の光学要素ではないので、省略することも可能である。
また、本例では、発光部31及び受光部32を立体表示シート40に一体的に設けているが、これに代えて、発光部31及び受光部32のいずれか一方であっても良い。
なお、本例では、孔312、322に代えて、スリット孔を採用することもできる。発光部31の孔312をスリット孔に変更すれば、凸レンズ313に対する光の入射方向を制限することにより光の投射精度をさらに向上できる。受光部32の孔322をスリット孔に変更すれば、凸レンズ323に対する光の入射方向を制限することにより受光素子321に対する光の入射精度をさらに向上できる。なお、孔312、313は、必須の光学要素ではないので、省略することも可能である。
また、本例では、発光部31及び受光部32を立体表示シート40に一体的に設けているが、これに代えて、発光部31及び受光部32のいずれか一方であっても良い。
なお、本例では、レンチキュラーレンズシート41を利用して操作マーク50の立体表示を実現したが、立体表示の方法としては、本例のレンチキュラー方式に代えて、スリットや液晶等を利用して左右の目に異なる像を結像させて立体表示を実現するパララックスバリア方式や、ホログラムによる立体表示を可能とするホログラフィー方式や、マイクロレンズアレイ等、他の立体表示方法を採用することもできる。
なお、本例のLED素子とフォトダイオード素子との組合せによる操作検出センサ3に代えて、LED素子にPSD(Position Sensitive Device:位置検出素子)を組み合わせた操作検出センサを採用することもできる。この操作検出センサであれば、被検出対象の有無だけでなく被検出対象までの距離を計測可能である。操作マーク50に対応して操作検出領域210を設定できるように検出距離の範囲を設定するのが良い。
なお、前記操作検出手段としては、本例の操作検出センサ3に代えて、光センサ、光電センサ、電波センサ、超音波センサ、赤外線センサ、静電容量センサ、焦電センサ、レーザレーダ、ミリ波レーダなど様々なセンサを利用した手段を採用できる。例えば、超音波センサの場合であれば、超音波スピーカ、及び超音波マイクのうちの少なくとも何れか一方を立体表示シート40に一体的に設けることができる。
なお、本例では、3D画像シート42の裏面に発光素子311、受光素子321を実装したが、これに加えて、図4の制御基板2の機能を実現する1チップマイコン等を実装することも良い。この場合には、操作検出手段の全部を立体表示シート40に一体的に設けることができる。
なお、本例は、シャワー機能付きの便器を操作するためのリモコン1に関する例であるが、操作対象としては、給湯装置や、空調設備や、給水装置等であっても良い。さらに、本例の操作入力装置を対象機器に組み込むことも可能である。
また、本例の操作入力装置は、3個の操作スイッチ5A〜Cを含むリモコン1であるが、操作スイッチを1個だけ備えた操作入力装置であっても良い。さらに、操作スイッチが1個だけの操作入力装置を水栓等の操作対象に組み込むことも良い。水栓の吐止水スイッチや、流量や温度等を調整するスイッチとして利用可能である。このような操作入力装置を水栓等に組み込む個数は、1個であっても複数であっても良い。必要な数の操作スイッチが予め配設された操作入力装置をユニットとして水栓等に組み込むことも可能である。
また、本例の操作入力装置は、3個の操作スイッチ5A〜Cを含むリモコン1であるが、操作スイッチを1個だけ備えた操作入力装置であっても良い。さらに、操作スイッチが1個だけの操作入力装置を水栓等の操作対象に組み込むことも良い。水栓の吐止水スイッチや、流量や温度等を調整するスイッチとして利用可能である。このような操作入力装置を水栓等に組み込む個数は、1個であっても複数であっても良い。必要な数の操作スイッチが予め配設された操作入力装置をユニットとして水栓等に組み込むことも可能である。
(実施例2)
本例は、実施例1の操作入力装置に基づいて、表示パネル4を変更した例である。図7を参照して第1の例を説明し、図8を参照して第2の例を説明する。
第1の例は、図7のごとく、レンチキュラーレンズシート41を変更した例である。このレンチキュラーレンズシート41では、3D画像420に対応するエリアを除く表面に遮光層418が配設されている。この遮光層418には、発光部31による光の投射経路、及び受光部32に対する光の入射経路に当たる部分にスリット孔314、324が設けられている。
本例は、実施例1の操作入力装置に基づいて、表示パネル4を変更した例である。図7を参照して第1の例を説明し、図8を参照して第2の例を説明する。
第1の例は、図7のごとく、レンチキュラーレンズシート41を変更した例である。このレンチキュラーレンズシート41では、3D画像420に対応するエリアを除く表面に遮光層418が配設されている。この遮光層418には、発光部31による光の投射経路、及び受光部32に対する光の入射経路に当たる部分にスリット孔314、324が設けられている。
図7の表示パネル4では、発光素子311の光がスリット孔314によりスリット状に絞られて被検出対象に投射される。また、被検出対象からの反射光がスリット孔324を介して選択的に受光素子321に導かれるので、外乱光の影響を抑制できる。
なお、スリット孔314、324に面するレンチキュラーレンズシート41の表面形状を略平面に形成しておくことも良い。光の散乱を抑えることができる。
また、スリット孔314、324のいずれか一方を比較的大きめの孔に変更することもできる。発光部31のスリット孔314を大きめの孔に変更した場合には、拡散光の投射に応じて所定の方向から入射してくる反射光を受光できる。受光部32のスリット孔324を大きめの孔に変更した場合には、拡がりを抑えたスリット光を投射した際の被検出対象からの反射光が受光される。
また、スリット孔314、324のいずれか一方を比較的大きめの孔に変更することもできる。発光部31のスリット孔314を大きめの孔に変更した場合には、拡散光の投射に応じて所定の方向から入射してくる反射光を受光できる。受光部32のスリット孔324を大きめの孔に変更した場合には、拡がりを抑えたスリット光を投射した際の被検出対象からの反射光が受光される。
第2の例は、図8のごとく、3D画像シート42等を変更すると共に、発光素子311及び受光素子321の取付位置を変更した例である。この3D画像シート42では、表裏の両面に遮光層428、429が形成されている。いずれの遮光層428、429も3D画像420に対応するエリアを除く部分に形成されている。レンチキュラーレンズシート41側の遮光層428にはスリット孔312、322が設けられており、導光板43側の遮光層429にはスリット孔316、326が設けられている。
図8の表示パネル4では、発光素子311及び受光素子321が導光板43の表面に配設されている。そのため、立体表示シート40に対する導光板43の組付位置のばらつきに応じて、立体表示シート40に対する発光素子311及び受光素子321の距離や水平方向の位置がばらつく可能性がある。一方、同図の3D画像シート42では、表裏の両面に一対をなすスリット孔316・312、及びスリット孔326・322が設けられている。一対のスリット孔316・312の組合せによれば、発光素子311が投射する光の投射方向を操作検出領域210に向かうように方向付けできる。3D画像420に対する発光素子311の相対位置にばらつきが生じても、一対のスリット孔316・312により規制される光の投射方向には影響が生じない。なお、このことは、受光部32においても同様である。
なお、図8において3D画像シート42に設けられた遮光層428を、レンチキュラーレンズシート41の裏面(3D画像シート42側の表面)に移設することも良い。
なお、レンチキュラーレンズシート41において、発光部31による光の投射経路、及び受光部32に対する光の入射経路に当たる部分に平面部を設けることも良い。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
なお、レンチキュラーレンズシート41において、発光部31による光の投射経路、及び受光部32に対する光の入射経路に当たる部分に平面部を設けることも良い。
なお、その他の構成及び作用効果については、実施例1と同様である。
(実施例3)
本例は、実施例1のリモコンに基づいて、操作検出センサ3として静電容量センサを採用した例である。この内容について、図9及び図10を用いて説明する。
本例の3D画像シート42の裏面の3D画像420に対応する位置には、静電容量センサを構成する一対の電極351、352が配設されている。電極351、352は、導光板による背面照明を妨げることがないように透明導電膜により形成されている。
本例は、実施例1のリモコンに基づいて、操作検出センサ3として静電容量センサを採用した例である。この内容について、図9及び図10を用いて説明する。
本例の3D画像シート42の裏面の3D画像420に対応する位置には、静電容量センサを構成する一対の電極351、352が配設されている。電極351、352は、導光板による背面照明を妨げることがないように透明導電膜により形成されている。
外周側の電極352は、周方向1箇所において途切れた略C字状の電極である。内周側の電極351は、長細く直線的に形成された電極である。各電極351、352は、電極間の静電容量の変化を検出する検出回路(図示略)を備えた制御基板2に電気的に接続されている。内周側の直線的に延設された電極351によれば、ダイポールアンテナのごとく作用し、図9においてハッチングで示す縦長の操作検出領域210を形成可能である。
立体表示シート40に対して一体的に設けられた電極351、352によれば、立体表示シート40が立体表示する操作マークに対応して、位置精度高く操作検出領域210を形成できる。特に、本例のようにダイポールアンテナのごとく形状の電極351によれば、表示パネル4の垂直方向に縦長の操作検出領域210を形成でき、操作面10から浮かび上がって目視される操作マークに対して好適である。
なお、その他の構成及び作用効果については実施例1と同様である。
なお、その他の構成及び作用効果については実施例1と同様である。
なお、本例では、静電容量センサを構成する一対の電極351、352を両方とも立体表示シート40に設けているが、これに代えて、一方の電極のみを立体表示シート40に設けることもできる。この場合、操作検出領域210の形成位置を決定付ける側の電極、本例であれば電極351を立体表示シート40に設けることが好ましい。
なお、本例では、内周側の電極351の形状として、ダイポールアンテナのような指向性を奏するような形状を採用している。これに代えて、パッチアンテナや、ループアンテナや、マイクロストリップアンテナ、フェイズドアレイアンテナのような電極形状あるいは構成を採用することもできる。
以上、実施例1〜3のごとく本発明の具体例を詳細に説明したが、これらの具体例は、特許請求の範囲に包含される技術の一例を開示しているにすぎない。言うまでもなく、具体例の構成や数値等によって、特許請求の範囲が限定的に解釈されるべきではない。特許請求の範囲は、公知技術や当業者の知識等を利用して前記具体例を多様に変形あるいは変更した技術を包含している。
1…リモコン(操作入力装置)、10…操作面、2…制御基板、21…検出制御部、22…操作検出部、23…送信制御部、210…操作検出領域、3…操作検出センサ、31…発光部、311…発光素子、312…孔、313、323…凸レンズ(光学レンズ)、314、316…スリット孔、32…受光部、321…受光素子、322…孔、324、326…スリット孔、351、352…電極、4…表示パネル(立体表示手段)、40…立体表示シート、41…レンチキュラーレンズシート、42…3D画像シート、43…導光板、5…操作スイッチ、50…操作マーク(操作目標)
Claims (5)
- 操作面から浮かび上がって目視される操作目標を立体的に表示する立体表示手段と、
前記操作目標に対応する位置に操作検出領域を形成する操作検出手段と、を備え、
前記立体表示手段は、左目に観察させる左像が所定方向に分割された分割左像と、右目に観察させる右像が所定方向に分割された分割右像と、が交互に配置された3D画像の表面側に、前記分割左像を見込む左目の視線方向と、前記分割右像を見込む右目の視線方向と、を区分する視差シートが積層された立体表示シートを含み、
該立体表示シートには、前記操作検出領域を形成する前記操作検出手段の少なくとも一部が一体的に設けられている操作入力装置。 - 請求項1において、前記操作検出手段は、被検出対象に向けて光を投射する発光部と、被検出対象から反射された光を受光する受光部と、前記発光部から光を投射した際の被検出対象からの反射光を利用して被検出対象を検出する検出制御部と、を有し、
上記立体表示シートには、前記発光部による光の投射経路を構成する光学要素、及び前記受光部に対する光の入射経路を構成する光学要素のうちの少なくともいずれかが設けられている操作入力装置。 - 請求項2において、前記視差シートは、1組の分割左像及び分割右像を覆うように畝状に延接された断面凸状のレンズを分割左像及び分割右像の組毎に複数設けたレンチキュラーレンズシートであり、
前記立体表示シートに設けられた前記光学要素は、前記視差シートに一体的に設けられた光学レンズである操作入力装置。 - 請求項2又は3において、前記立体表示シートには、電気的な経路が配設されていると共に、前記発光部を構成する発光素子、あるいは前記受光部を構成する受光素子が前記経路を介して電気的に配設されている操作入力装置。
- 請求項1において、前記操作検出手段は、一対の電極間の静電容量の変化を検出する静電容量センサを有し、
前記立体表示シートには、前記一対の電極のうちの少なくともいずれか一方の電極が配設されている操作入力装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017033860A (ja) * | 2015-08-05 | 2017-02-09 | アズビル株式会社 | 回帰反射形光電センサ |
DE102018207630A1 (de) | 2017-06-06 | 2018-12-06 | Omron Corporation | Eingabevorrichtung |
CN110347238A (zh) * | 2018-04-03 | 2019-10-18 | 富士通电子零件有限公司 | 输入设备 |
-
2011
- 2011-03-29 JP JP2011072810A patent/JP2012209076A/ja not_active Withdrawn
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