JP2020053235A - 蓄電モジュールの製造装置及び蓄電モジュールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】電解液を確実に注入できると共に密閉性が向上された蓄電モジュールを製造できる蓄電モジュールの製造装置及び蓄電モジュールの製造方法を提供する。【解決手段】蓄電モジュールの製造方法は、一次封止体の周縁部を切除することで切断面が形成された電極積層体を形成する工程S4と、電極積層体の切断面に二次封止体を形成する工程S5とを備える。電極積層体を形成する工程S4では、連通孔に入れ子が配置された状態で、一次封止体の周縁部が切除される。入れ子には、第1方向に当該入れ子を貫通する複数の欠落領域が設けられている。複数の欠落領域は、入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向において配列された2つの欠落領域を含み。入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向から入れ子を見たときに、当該入れ子の複数の欠落領域は、第1方向及び第2方向と交差する第3方向の全体に亘って連続している。【選択図】図7
Description
本発明は、蓄電モジュールの製造装置及び蓄電モジュールの製造方法に関する。
電極板と、電極板の一方面に設けられた正極と、電極板の他方面に設けられた負極とをそれぞれ含む複数のバイポーラ電極が積層された積層体を有するバイポーラ電池が知られている(たとえば特許文献1)。このバイポーラ電池では、上述した積層体が樹脂製の封止体によって囲まれている。封止体は、電解液を注入するための連通孔を有している。
蓄電モジュールでは、複数のバイポーラ電極の積層方向に延在する積層体において電極板の周縁部に一次封止体が形成され、さらに一次封止体を囲う二次封止体が形成されることがある。この場合、二次封止体を形成する前に一次封止体にたとえば平坦な切断面を形成し、当該平面上に二次封止体が形成されることがある。これによって、密閉性が向上し、製品寿命の向上が図られる。一方で、電解液を注入するための注液口は、一次封止体に入れ子を配置することで形成されることがある。このため、一次封止体の周縁部を切除して上述した切断面を形成する場合には、入れ子が干渉する。
本発明は、電解液を確実に注入できると共に密閉性が向上された蓄電モジュールを製造できる蓄電モジュールの製造装置及び蓄電モジュールの製造方法を提供する。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法は、電極板と、電極板の第1面に設けられた正極と、電極板の第1面と反対側の第2面に設けられた負極と、をそれぞれ備える複数のバイポーラ電極を準備する工程と、複数のバイポーラ電極のそれぞれの電極板の周縁部に一次封止体を形成する工程と、一次封止体が形成された複数のバイポーラ電極を第1方向に沿って積層する工程と、積層された複数のバイポーラ電極に設けられた一次封止体の周縁部を切除することで切断面を有する電極積層体を形成する工程と、電極積層体の切断面に、射出成形により二次封止体を形成する工程と、を備え、一次封止体には、一次封止体を第1方向と交差する第2方向に貫通する連通孔が設けられ、電極積層体を形成する工程では、連通孔に入れ子が配置された状態で、一次封止体の周縁部が切除され、入れ子には、連通孔に入れ子が配置された状態で第1方向に当該入れ子を貫通する複数の欠落領域が設けられ、複数の欠落領域は、連通孔に入れ子が配置された状態で第2方向に配列された2つの欠落領域を含み、入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向から入れ子を見たときに、入れ子の複数の欠落領域は、第1方向及び第2方向と交差する第3方向の全体に亘って連続しており、電極積層体を形成する工程では、入れ子を第2方向に沿って移動させることで複数の欠落領域を順に一次封止体の周縁部に位置させ、複数の欠落領域を介して第1方向に沿って一次封止体の周縁部が切除される。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法では、複数の欠落領域が設けられた入れ子が連通孔に配置される。複数の欠落領域は、入れ子を第1方向に貫通する。複数の欠落領域は、入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向において配列されている。入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向から入れ子を見たときに、入れ子の複数の欠落領域は、第3方向の全体に亘って連続している。入れ子を第2方向に沿って移動させることで複数の欠落領域を順に一次封止体の周縁部に位置させて、複数の欠落領域を介して第1方向に沿って一次封止体の周縁部が切除される。このため、入れ子が連通孔に配置された状態が維持されつつ、連通孔が位置する部分についても一次封止体の周縁部の切断を行うことができる。したがって、電解液を確実に注入できると共に密閉性が向上された蓄電モジュールを製造できる。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法において、電極積層体を形成する工程は、複数の欠落領域のそれぞれを介して第1方向に沿って一次封止体の周縁部を貫通する貫通スリットを形成する工程と、貫通スリットが形成された後に、貫通スリットの形成に用いた欠落領域を画定する縁が当該貫通スリットを通過するように第2方向に沿って入れ子を移動させる工程とを有してもよい。この場合、一次封止体の周縁部の切除において連通孔が閉塞されたとしても、閉塞された部分を縁が通過することによって閉塞された部分が押し広げられる。この結果、連通孔が確保される。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法において、縁は、入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向においてバイポーラ電極側に位置する縁であり、入れ子を移動させる工程では、連通孔から入れ子を引き抜く方向に入れ子を移動させてもよい。この場合、入れ子を引き抜く方向に移動することのみによって、閉塞された部分を押し広げることが可能である。このため、蓄電モジュールの製造の容易化が図られる。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法において、電極積層体を形成する工程では、レーザ光又は超音波を用いて、一次封止体の周縁部が切除されてもよい。この場合、一次封止体の周縁部の切除を容易に行うことができる。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法において、入れ子が連通孔に配置された状態で第3方向における複数の欠落領域の長さの合計は、第3方向における入れ子の長さよりも大きくてもよい。この場合、第3方向において複数の欠落領域の一部が重なる。このため、実際に切断を行う部分と入れ子との間に隙間が設けられたとしても、一次封止体の周縁部で連続する切断面を適切に形成し得る。当該隙間を設けることができるので、入れ子81が刃具91などに干渉するリスクを低減できる。これにより、入れ子81の寿命が向上すると共に、切断の位置決めの要求精度が軽減される。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造方法において、電極積層体が形成された後、かつ、二次封止体が形成される前に、入れ子を連通孔から引き抜き、当該連通孔に別の入れ子を挿入する工程を、更に備えてもよい。この場合、注液口を形成するための専用の入れ子で連通孔が適切に形成され得る。すなわち、入れ子が使い分けられることで、製造の容易化が図られる。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造装置は、電極板、電極板の第1面に設けられた正極、及び電極板の第1面と反対側の第2面に設けられた負極をそれぞれ有する複数のバイポーラ電極と、複数のバイポーラ電極それぞれの電極板の周縁部に形成された一次封止体と、を備える電極積層体に二次封止体が形成された蓄電モジュールの製造装置であって、二次封止体が形成される前に一次封止体を貫通する連通孔に配置される入れ子と、二次封止体が形成される前に一次封止体の周縁部を切除する加工機と、を備え、入れ子には、第1方向に入れ子を貫通する複数の欠落領域が設けられ、複数の欠落領域は、第1方向に交差する第2方向において配列された2つの欠落領域を含み、第2方向から入れ子を見たときに、入れ子の複数の欠落領域は、入れ子の第1方向及び第2方向と交差する第3方向の全体に亘って連続している。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造装置では、厚さ方向に貫通する複数の欠落領域が設けられた入れ子を備えている。複数の欠落領域が、入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向において配列されている。入れ子が連通孔に配置された状態で第2方向から入れ子を見たときに、入れ子の複数の欠落領域は、第3方向の全体に亘って連続している。このため、入れ子を第2方向に沿って移動させることで複数の欠落領域を順に一次封止体の周縁部に位置させて、複数の欠落領域を介して第1方向に沿って一次封止体の周縁部を切除することができる。したがって、入れ子が連通孔に配置された状態が維持されつつ、連通孔が位置する部分についても一次封止体の周縁部の切断を行うことができる。
本発明の一側面に係る蓄電モジュールの製造装置において、複数の欠落領域のそれぞれは、第1方向及び第2方向に交差する方向に延在する縁で画定され、第2方向から入れ子を見たときに、複数の欠落領域のそれぞれにおける縁は、第3方向の全体に亘って連続していてもよい。この場合、一次封止体の周縁部の切除において連通孔が閉塞されたとしても、閉塞された部分を縁が通過することによって閉塞された部分が押し広げられる。この結果、連通孔が確保される。
本発明の一側面によれば、電解液を確実に注入できると共に密閉性が向上された蓄電モジュールを製造できる蓄電モジュールの製造装置及び蓄電モジュールの製造方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態が詳細に説明される。図面の説明において、同一又は同等の要素には同一符号が用いられ、重複する説明は省略される。
図1を参照して、蓄電装置の実施形態について説明する。図1に示される蓄電装置10は、たとえばフォークリフト、ハイブリッド自動車、及び電気自動車などの各種車両のバッテリとして用いられる。蓄電装置10は、複数(本実施形態では3つ)の蓄電モジュール12を備えるが、単一の蓄電モジュール12を備えてもよい。蓄電モジュール12は、バイポーラ電池である。蓄電モジュール12は、たとえばニッケル水素二次電池、及びリチウムイオン二次電池などの二次電池であるが、電気二重層キャパシタであってもよい。以下の説明では、ニッケル水素二次電池を例示する。
複数の蓄電モジュール12は、たとえば金属板などの導電板14を介して積層され得る。積層方向から見て、蓄電モジュール12及び導電板14はたとえば矩形形状を有する。各蓄電モジュール12の詳細については後述する。導電板14は、蓄電モジュール12の積層方向(Z方向)において両端に位置する蓄電モジュール12の外側にもそれぞれ配置される。導電板14は、隣り合う蓄電モジュール12と電気的に接続される。これにより、複数の蓄電モジュール12が積層方向に直列に接続される。積層方向において、一端に位置する導電板14には正極端子24が接続されており、他端に位置する導電板14には負極端子26が接続されている。正極端子24は、正極端子24と接続される導電板14と一体であってもよい。負極端子26は、負極端子26と接続される導電板14と一体であってもよい。正極端子24及び負極端子26は、積層方向に交差する方向(X方向)に延在している。これらの正極端子24及び負極端子26により、蓄電装置10の充放電を実施できる。
導電板14は、蓄電モジュール12において発生した熱を放出するための放熱板としても機能し得る。導電板14の内部に設けられた複数の空隙14aを空気及び気体などの冷媒が通過することにより、蓄電モジュール12からの熱を効率的に外部に放出できる。各空隙14aはたとえば積層方向に交差する方向(Y方向)に延在する。積層方向から見て、導電板14は、蓄電モジュール12よりも小さいが、蓄電モジュール12と同じか蓄電モジュール12より大きくてもよい。
蓄電装置10は、交互に積層された蓄電モジュール12及び導電板14を積層方向に拘束する拘束部材16を備え得る。拘束部材16は、一対の拘束プレート16A,16Bと、拘束プレート16A,16B同士を連結する連結部材(ボルト18及びナット20)とを備える。各拘束プレート16A,16Bと導電板14との間には、たとえば樹脂フィルムなどの絶縁フィルム22が配置される。各拘束プレート16A,16Bは、たとえば鉄などの金属によって構成されている。積層方向から見て、各拘束プレート16A,16B及び絶縁フィルム22はたとえば矩形形状を有する。絶縁フィルム22は導電板14よりも大きく、各拘束プレート16A,16Bは、蓄電モジュール12よりも大きい。積層方向から見て、拘束プレート16Aの縁部には、ボルト18の軸部を挿通させる挿通孔H1が蓄電モジュール12よりも外側に設けられている。同様に、積層方向から見て、拘束プレート16Bの縁部には、ボルト18の軸部を挿通させる挿通孔H2が蓄電モジュール12よりも外側に設けられている。積層方向から見て各拘束プレート16A,16Bが矩形形状を有している場合、挿通孔H1及び挿通孔H2は、拘束プレート16A,16Bの角部に位置する。
拘束プレート16Aは、負極端子26に接続された導電板14に絶縁フィルム22を介して突き当てられ、拘束プレート16Bは、正極端子24に接続された導電板14に絶縁フィルム22を介して突き当てられている。ボルト18は、たとえば拘束プレート16Aから拘束プレート16Bに向かって挿通孔H1及び挿通孔H2に通される。拘束プレート16Bから突出するボルト18の先端には、ナット20が螺合されている。これにより、絶縁フィルム22、導電板14及び蓄電モジュール12が挟持されてユニット化されると共に、積層方向に拘束荷重が付加される。
図2を参照して、蓄電装置を構成する蓄電モジュールについて説明する。図2に示される蓄電モジュール12は、複数のバイポーラ電極32が積層された積層体30を備える。バイポーラ電極32の積層方向から見て、積層体30は、たとえば矩形形状を有する。隣り合う2つのバイポーラ電極32間にはセパレータ40が配置され得る。
各バイポーラ電極32は、電極板34と、電極板34の第1面34cに設けられた正極36と、電極板34の第2面34dに設けられた負極38とを含む。第2面34dは、第1面34cの反対側に設けられている。積層体30において、一のバイポーラ電極32の正極36は、セパレータ40を挟んで積層方向に隣り合う一方のバイポーラ電極32の負極38と向かい合い、一のバイポーラ電極32の負極38は、セパレータ40を挟んで積層方向に隣り合う他方のバイポーラ電極32の正極36と向かい合っている。
積層方向において、積層体30の一端には、内側面(図示下側の面)に負極38が配置された電極板34が配置される。この電極板34及び負極38は、負極側終端電極に相当する。積層方向において、積層体30の他端には、内側面(図示上側の面)に正極36が配置された電極板34が配置される。この電極板34及び正極36は、正極側終端電極に相当する。負極側終端電極の負極38は、セパレータ40を介して最上層のバイポーラ電極32の正極36と向かい合っている。正極側終端電極の正極36は、セパレータ40を介して最下層のバイポーラ電極32の負極38と向かい合っている。これら終端電極の電極板34はそれぞれ隣り合う導電板14(図1参照)に接続される。
蓄電モジュール12は、バイポーラ電極32の積層方向に延在し、積層体30を収容する筒状の封止体(封止部)50を備える。封止体50は、複数の電極板34の周縁部34aを保持する。封止体50は、積層体30を取り囲むように構成されている。封止体50は、バイポーラ電極32の積層方向から見てたとえば矩形形状を有している。すなわち、封止体50はたとえば角筒状である。
封止体50は、電極板34の周縁部34aに接合されて、その周縁部34aを保持する第1封止部52と、積層方向に交差する方向(X方向及びY方向)において第1封止部52の外側に設けられた第2封止部54とを有する。第2封止部54は、第1封止部52とシールされた状態で設けられている。
封止体50の内壁を構成する第1封止部52は、複数のバイポーラ電極32(すなわち積層体30)における電極板34の周縁部34aの全周にわたって設けられている。第1封止部52は、電極板34の周縁部34aにたとえば溶着されており、その周縁部34aをシールする。すなわち、第1封止部52は、電極板34の周縁部34aに接合されている。各バイポーラ電極32の電極板34の周縁部34aは、第1封止部52に支持されている。積層体30の両端に配置された電極板34の周縁部34aも、第1封止部52に支持されている。これにより、積層方向に隣り合う電極板34,34間には、当該電極板34,34と第1封止部52とによって気密及び水密に仕切られた内部空間Vが形成されている。当該内部空間Vには、たとえば水酸化カリウム水溶液などのアルカリ溶液からなる電解液(不図示)が収容されている。なお、「内部空間Vの体積」と言う場合は、セパレータ40の空隙を含む体積を意味する。
ここで、図3を参照しつつ、第1封止部52の構成についてより詳しく説明する。第1封止部52は、複数の枠体60(一次封止体)が積層方向(第1方向)に積層された構造を有している。枠体60は、積層方向において、セパレータ40の厚さよりも大きい厚さを有する。より詳しくは、枠体60は、積層方向において、電極板34の厚さとセパレータ40の厚さとの合計よりも大きい厚さを有する。
枠体60は、バイポーラ電極32の電極板34の周縁部34aに接合されると共に、積層方向に隣り合う別の枠体60に接合されている。バイポーラ電極32と、バイポーラ電極32の電極板34の周縁部34aに接合された枠体60とで、バイポーラ電極ユニット67が構成される。枠体60と別の枠体60とが接合されることにより、枠体60は、積層方向に隣り合う電極板34,34間に形成される内部空間Vの高さを規定している。
枠体60は、電極板34の第1面34cに配置されて第1面34cに接合された内周部61と、内周部61の外側に連続して設けられた外周部62とを含む。内周部61及び外周部62は、それぞれ、電極板34の形状に対応しており、たとえば矩形状である。内周部61は、電極板34の第1面34cにたとえば溶着により接合されている。内周部61の内周端61cが、第1封止部52の内周端52cを構成する。外周部62の厚さは、内周部61の厚さよりも大きく、枠体60の厚さである。外周部62の外周面(枠体の外周面)62dが、第1封止部52の外周端52dを構成する。すなわち、外周面62dは、外周面52aを構成する。
枠体60は、積層方向における第1端面60aと、第1端面60aと反対側の第2端面60bとを含む。枠体60の第1端面60aは、積層方向に隣り合う一方の枠体60の第2端面60bに接合されている。枠体60の第2端面60bは、積層方向に隣り合う他方の枠体60の第1端面60aに接合されている。第1端面60a及び第2端面60bは、周方向の大部分において(後述する連通孔70を除く全域において)、別の枠体60に面状に接合されている。この構成により、枠体60は、蓄電モジュール12における1つの内部空間Vの高さを規定している。積層方向の厚さが異なる内周部61と外周部62との間には、これらを接続する矩形環状の段差部68が形成されている。積層方向における段差部68の深さは、セパレータ40の厚さよりも大きい。段差部68には、セパレータ40の外周端40d(図4参照)を含む周縁部40aが配置される。すなわち、枠体60に形成された段差部68は、枠体60の内方に面しており、セパレータ40の外周端40dを第1封止部52内に配置するための空間を提供している。内周部61の表面61a(第1面34cに接合されている面とは反対の面)に、たとえばセパレータ40の周縁部40aが当接している。セパレータ40は、枠体60の高さの範囲内に収まっている。セパレータ40の周縁部40aと、当該セパレータ40に隣り合う電極板34との間には、僅かな隙間が形成され得る。
なお、セパレータ40の外周端40dは、枠体60の外周面62dと面一であってもよい。セパレータ40の外周端40dは、第1封止部52の外周端52dと同じかその外周端52dより内側であって、第1封止部52の内周端52cより外側に位置してもよい。
図2に戻って、封止体50の外壁を構成する第2封止部54(二次封止体)は、バイポーラ電極32の積層方向に延在する第1封止部52の外周面52aを覆っている。第2封止部54の内周面は、第1封止部52の外周面52aにたとえば溶着されており、その外周面52aをシールする。すなわち、第2封止部54は、第1封止部52の外周面52aに接合されている。第1封止部52に対する第2封止部54の溶着面(接合面)は、たとえば4つの矩形平面をなす。
電極板34は、たとえばニッケルからなる矩形の金属箔である。電極板34の周縁部34aは、正極活物質及び負極活物質の塗工されない未塗工領域である。未塗工領域では、電極板34が露出している。その未塗工領域が、封止体50の内壁を構成する第1封止部52に支持されている。正極36を構成する正極活物質としては、たとえば水酸化ニッケルが挙げられる。負極38を構成する負極活物質としては、たとえば水素吸蔵合金が挙げられる。電極板34の第2面34dにおける負極38の形成領域は、電極板34の第1面34cにおける正極36の形成領域よりも一回り大きくてもよい。
セパレータ40は、たとえばシート状に形成されている。セパレータ40は、たとえば矩形形状を有する。セパレータ40を形成する材料としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン系樹脂からなる多孔質フィルム、ポリプロピレンなどからなる織布又は不織布などが例示される。また、セパレータ40は、フッ化ビニリデン樹脂化合物などで補強されていてもよい。
封止体50(第1封止部52及び第2封止部54)は、たとえば絶縁性の樹脂を用いた射出成形によって矩形の筒状に形成されている。封止体50を構成する樹脂材料としては、たとえばポリプロピレン(PP)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、又は変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)などが挙げられる。
蓄電装置10では、電極板34の第1面34cに設けられた正極36と、電極板34に隣り合う別の電極板34の第2面34dに設けられた負極38と、正極36及び負極38の間のセパレータ40と、第1面34c及び第2面34dの間の空間を密閉する封止体50とによって、一層のセルが構成されている。封止体50は、あるセルから他のセルへとガス及び電解液が移動することを規制している。封止体50は、隣り合う2つのバイポーラ電極32が接することを規制している。封止体50は、絶縁性の樹脂であり、隣り合う2つのセル間における絶縁性が確保されている。
次に、図4を参照して、封止体50と、バイポーラ電極32及びセパレータ40との構造について説明する。図4に示されるように、積層方向から見て、セパレータ40の周縁部40aは、第1封止部52が設けられた領域に重なっている。言い換えれば、積層方向に垂直な平面(XY平面)に、セパレータ40及び第1封止部52が積層方向に投影された場合、これらの投影像は重なる(すなわちオーバーラップする)。セパレータ40は、第1封止部52が設けられた領域に達している。セパレータ40の外周端40dは、第1封止部52の外周端52dと内周端52cとの間に位置している。なお、図4では、第1封止部52の構成が容易に理解されるよう、セパレータ40の一部が破断されたように示されている。
電極板34の第1封止部52付近の領域においても、隣り合う2つの電極板34の間にセパレータ40が設けられているため、隣り合う2つの電極板34の未塗工領域は直接に対面しない。隣り合う2つの電極板34において、一方の未塗工領域と、他方の未塗工領域との間に、常にセパレータ40が存在する。第1封止部52に重なるように設けられたセパレータ40は、隣り合う2つの電極板34(特に未塗工領域)が接触して短絡が発生することを防止する。セパレータ40の全周にわたって、外周端40dが、第1封止部52の外周端52dと内周端52cとの間に位置してもよい。セパレータ40の周方向の一部において、外周端40dが、第1封止部52の外周端52dと内周端52cとの間に位置してもよい。セパレータ40の周方向において、セパレータ40が第1封止部52に大きな範囲で重なっているほど、短絡の発生がより確実に防止され得る。
積層方向から見たとき、枠体60には周方向の複数箇所において、枠体60の内外を貫通する連通孔70が形成されている。本実施形態では、連通孔70が設けられる位置は、枠体60の周方向に関して8箇所に周期的に分散されており、各箇所において3つの連通孔70が8層おきに重なっている。なお、図4では、一箇所の連通孔70のみ図示している。各連通孔70は、積層方向に交差する方向に第1封止部52を貫通している。ここでは、各連通孔70の貫通方向(第2方向)は、積層方向に直交している。各連通孔70は、積層方向と連通孔70の貫通方向とに交差する方向に、一定の長さ(幅)を有している。ここでは、連通孔70の幅方向(第3方向)は、積層方向及び貫通方向に直交している。
連通孔70は、積層方向において隣り合う2つの枠体60同士が接していない箇所である。連通孔70は、第1封止部52の内部空間Vへ電解液を注入するための注液口(電解液注入口)として用いられ得る。連通孔70は、第1封止部52内の内圧に応じて開閉する圧力調整弁(たとえば内圧が所定値を超えたときに開くガス抜き安全弁)としても用いられ得る。圧力調整ユニット75は、連通孔70と連通するように設けられており、連通孔70の圧力調整弁としての機能を補助又は補完する。圧力調整ユニット75は、第2封止部54を介して、連通孔70が形成された領域52bに取り付けられている。
次に、図5を参照して、蓄電モジュール12の製造方法で用いられる蓄電モジュールの製造装置(以下、単に「製造装置」とも称する。)について説明する。製造装置80は、蓄電モジュール12の製造に用いられる装置であり、連通孔70を保持しながら、枠体60の周縁部64を切除するための装置である。積層された枠体60の周縁部64を切除することで、枠体60の外周面62d、すなわち、第1封止部52の外周面52aが形成される。
製造装置80は、入れ子81と、当該入れ子81を操作する操作装置85と、枠体60の周縁部64を切除する加工機90と、コントローラ95と、を備えている。なお、入れ子81の操作は、操作装置85によらずに手動で行われてもよい。加工機90は、コントローラ95によらずに手動で操作されてもよい。
入れ子81は、連通孔70の形成に用いられる。入れ子81は、蓄電モジュール12の製造の過程において、積層方向と交差する方向(連通孔の貫通方向)で、枠体60の枠外からバイポーラ電極32が位置する枠内に亘って配置される。入れ子81の構成材料は、後続の工程の処理温度に対して耐性を有する程度の耐熱性を有する材料であればよく、一例として金属材料である。本実施形態では、図5及び図6に示されるように、入れ子81は、たとえば均一幅及び均一厚さを有する長尺の板状部材である。入れ子81は、連通孔70に配置された状態で積層方向から見て、矩形状を呈しており、互いに平行な一対の長辺82a,82bと互いに平行な一対の短辺83a,83bを有している。入れ子81が連通孔70に配置された状態では、入れ子81の厚さ方向が積層方向に対応し、入れ子81の長手方向が連通孔70の貫通方向に対応し、入れ子81の幅方向が連通孔70の幅方向に対応する。
入れ子81には、入れ子81の厚さ方向に当該入れ子81を貫通する複数の欠落領域84a,84b,84cが設けられている。欠落領域84a,84b,84cは、矩形状を呈している。欠落領域84aと欠落領域84b,84cとは、長手方向において互いに異なる位置に離間して配置されている。長手方向から入れ子81を見たときに、複数の欠落領域84a,84b,84cは、入れ子81の幅方向に亘って設けられている。具体的には、長手方向から入れ子81を見たときに、複数の欠落領域84a,84b,84cは、入れ子81の幅方向の全体に亘って連続している。換言すれば、長手方向から入れ子81を見たときに、複数の欠落領域84a,84b,84cが占めている部分は、入れ子81の幅方向において連続している。
複数の欠落領域84a,84b,84cは、長手方向において短辺83aから短辺83bに向かって、欠落領域84a、欠落領域84b(又は欠落領域84c)の順で配列されている。欠落領域84aは、入れ子81の幅方向における中央に設けられている。欠落領域84b,84cは、入れ子81の幅方向における両端部に設けられ、幅方向において互いに離間している。つまり、入れ子81の幅方向において長辺82aから長辺82bに向かって、欠落領域84b、欠落領域84cの順で配列されている。欠落領域84bは、長辺82aに連続し、長辺82aから入れ子81の幅方向中央に向かって延びている。欠落領域84cは、長辺82bに連続し、長辺82bから入れ子81の幅方向中央に向かって延びている。
欠落領域84aの両端は、長手方向から見て、欠落領域84b,84cの一部とそれぞれ重なっている。このため、入れ子81が連通孔70に配置された状態で連通孔70の幅方向における複数の欠落領域84a,84b,84cの長さの合計は、連通孔70の幅方向における入れ子81の長さよりも大きい。欠落領域84bと欠落領域84cとは、略同一形状であり、幅方向から見て重なっている。
入れ子81は、欠落領域が設けられていない領域84dを有する。領域84dは、複数の欠落領域84b,84cよりも短辺83b側に配置されている。領域84dは、平面視で矩形状であり、入れ子81の幅方向において入れ子81の幅と同一の幅を有している。
複数の欠落領域84a,84b,84cは、それぞれ、複数の縁によって画定されている。欠落領域84aを画定する複数の縁は、幅方向に延在する縁84eを含んでいる。縁84eは、欠落領域84aの短辺83b側の縁である。欠落領域84bを画定する複数の縁は、幅方向に延在する縁84fを含んでいる。縁84fは、欠落領域84bの短辺83b側の縁である。欠落領域84cを画定する複数の縁は、幅方向に延在する縁84gを含んでいる。縁84gは、欠落領域84cの短辺83b側の縁である。
長手方向から入れ子81を見たときに、複数の欠落領域のそれぞれにおける縁84e,84f,84gは、幅方向に亘って設けられている。具体的には、長手方向から入れ子81を見たときに、複数の欠落領域のそれぞれにおける縁84e,84f,84gは、幅方向の全体に亘って連続している。換言すれば、長手方向から入れ子81を見たときに、縁84e,84f,84gが占めている部分は、幅方向において連続している。本実施形態では、縁84e,84f,84gは、幅方向に沿って設けられているが、縁84e,84f,84gは、入れ子81の厚さ方向及び長手方向に交差する方向であれば、入れ子81の幅方向と平行でなくてもよい。
操作装置85は、入れ子81を把持して、入れ子81を連通孔70に対して移動させる。たとえば、操作装置85は、入れ子81の長手方向が連通孔70の貫通方向と一致するように、連通孔70の貫通方向に沿って入れ子81を連通孔70に対して抜き挿しする。入れ子81は、短辺83bから連通孔70に挿入される。本実施形態では、操作装置85は、コントローラ95に電気的に接続されており、コントローラ95によって制御される。操作装置85は、たとえば、チャックによって入れ子81を把持するロボットアームである。
加工機90は、第2封止部54が形成される前の段階において、枠体60の周縁部64を切除する。加工機90は、複数の刃を含む刃具91と、刃具91を駆動する駆動装置92を有している。加工機90は、駆動装置92によって刃具91を駆動して、枠体60の周縁部64を切断する。
加工機90は、複数の刃を超音波によって振動させた状態で複数の刃によって対象を切断する装置であってもよいし、レーザ光を照射することで対象を切断する装置であってもよい。加工機90は、入れ子81が連通孔70に配置されている状態で、枠体60の周縁部64を複数回に分けて切除する。これによって、加工機90は、枠体60に平坦な切断面を形成する。当該切断面が、第1封止部52の外周面52aを構成する。たとえば、加工機90は、枠体60の周縁部64を積層方向に貫通する貫通スリット65,66をそれぞれ順に互いに異なる位置に形成する。本実施形態では、加工機90の駆動装置92は、コントローラ95に電気的に接続されており、コントローラ95によって制御される。
コントローラ95は、操作装置85及び加工機90の駆動装置92を制御する。コントローラ95は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)及び入出力インターフェースなどから構成される。ROMには、各種プログラム又はデータが格納されている。本実施形態では、コントローラ95は、たとえば、操作装置85によって操作される入れ子81の位置に応じて、加工機90によって切断を行う位置を制御する。加工機90によって切断を行う位置は、たとえば、貫通スリット65,66を形成する位置である。
次に、図7〜図13を参照して、蓄電モジュール12の製造方法の一例を説明する。
蓄電モジュール12の製造方法には、準備工程S1、一次成形工程S2、積層工程S3、切除工程S4、二次成形工程S5、入れ子離脱工程S6、及び注液工程S7が含まれる。
以下、各工程について詳細に説明する。まず、準備工程S1が行われる。準備工程S1では、複数の電極板34のそれぞれに正極36と負極38とを設けることで、複数のバイポーラ電極32、上述した負極側終端電極、及び上述した正極側終端電極が準備される。
続いて、一次成形工程S2が行われる。一次成形工程S2は、複数のバイポーラ電極32のそれぞれの電極板34の周縁部34aに枠体60を形成する工程である。一次成形工程S2では、図3に示されるように、枠体60が、たとえば熱プレスを用いた溶着によって、各バイポーラ電極32の電極板34の周縁部34aの全周に形成される。
続いて、積層工程S3が行われる。積層工程S3では、セパレータ40を介して複数のバイポーラ電極32が積層される。本実施形態では、枠体60が形成された複数のバイポーラ電極32が、積層方向に沿って積層される。積層方向において隣り合う2つのバイポーラ電極32の枠体60同士は、溶着によって一体化される。図9に示されているように、隣り合う2つのバイポーラ電極32の枠体60の間に入れ子81が配置される。本実施形態では、隣り合う2つのバイポーラ電極32の枠体60の間に入れ子81を挟むように、バイポーラ電極32が積層される。この際、積層方向に加圧することによって、入れ子81の形状に応じた連通孔70が枠体60に形成される。連通孔70を形成する際には、隣り合う2つの枠体60の間に入れ子81の領域84dが位置するように、入れ子81が配置される。連通孔70は、枠体60を積層方向と交差する方向に貫通する。ここでは、連通孔70は、積層方向と直交する方向に枠体60を貫通する。
一次成形工程S2において枠体60に溝を形成することで、積層工程S3によって連通孔70が形成されてもよい。この場合は、複数のバイポーラ電極32が積層された後に、入れ子81が連通孔70に挿入されてもよい。この場合、一次成形工程S2では、枠体60は、周縁部34aの所定箇所における厚さが、周縁部34aの他の箇所における厚さよりも薄くなるように形成される。これにより、枠体60の枠外から枠内に延在する溝が枠体60に形成される。この溝が、蓄電モジュール12の連通孔70を画定する。この溝の形成は、たとえば熱プレスにより枠体60の形成と同時に行われてもよいし、枠体60の形成後に行われてもよい。
入れ子81は、第1封止部52の外周面52aに対して直交する方向に突出する。本実施形態において、3つの入れ子81の枠外に位置する短辺83aを含む部分及び枠内に位置する短辺83bを含む部分は積層方向において重畳している。なお、3つの入れ子81は、枠外に位置する短辺83aを含む部分が積層方向において重畳しないように配置されてもよい。この場合には、チャックなどによる入れ子81の取り外し作業の容易化が図られる。
続いて、切除工程S4が行われる。切除工程S4では、加工機90によって、積層された複数のバイポーラ電極32に設けられた枠体60の周縁部64を切除して電極積層体58が形成される。切除工程S4によって、枠体60の周縁部64に切断面93a,93b,93c,93dが形成される。本実施形態では、加工機90によって、枠体60の周縁部64の四箇所が切除される。これによって、連通孔70の貫通方向と交差する一対の切断面93a,93bと、連通孔70の幅方向と交差する一対の切断面93c,93dとが形成される。切断面93aは、連通孔70の一部を含んでいる。ここでは、一対の切断面93a,93bは連通孔70の貫通方向と直交し、一対の切断面93c,93dは連通孔70の幅方向と直交する。切断面93a,93b,93c,93dは、第1封止部52の外周面52aに相当する。切断面93a,93b,93c,93dは、たとえば、平坦面である。すなわち、切除工程S4によって形成された電極積層体58は、平坦な切断面93a,93b,93c,93dを有する。
切除工程S4では、連通孔70に入れ子81が配置された状態で、枠体60の周縁部64が切除される。このため、加工機90によって、積層方向から見た場合に、連通孔70と重なる周縁部64を切除しようとすると、入れ子81が刃具91に干渉して、切断面93aを適切に形成することができない。切除工程S4では、コントローラ95が、操作装置85及び加工機90を制御して、入れ子81を連通孔70の貫通方向に沿って移動させることで複数の欠落領域84a,84b,84cが順に枠体60の周縁部64に合わされ、複数の欠落領域84a,84b,84cを介して積層方向及び連通孔70の幅方向に沿って枠体60の周縁部64が切除される。
具体的には、図8に示されているように、切除工程S4は、加工機90によって貫通スリット65,66を形成するスリット形成工程S41と、操作装置85によって入れ子81を移動させる移動工程S42とを有する。図8には、切除工程S4において行われる動作が示されている。
切除工程S4では、スリット形成工程S41と移動工程S42とが、交互に所定回数行われる。まず、切除工程S4では、スリット形成工程S41が行われる。図10(a)に示されているように、スリット形成工程S41で、操作装置85は、積層方向から見たときに入れ子81の欠落領域84aが枠体60の周縁部64に位置するように入れ子81を移動させ、加工機90は、複数の貫通スリット65を形成する。複数の貫通スリット65の1つは、入れ子81の欠落領域84aを通して積層方向に沿って枠体60の周縁部64を貫通する。
次に、移動工程S42で、操作装置85は、欠落領域84aを画定する縁84eが貫通スリット65を通過するように、入れ子81を連通孔70から引き抜く方向に移動させる。これによって、連通孔70が貫通スリット65の形成によって閉塞されたとしても、縁84eによって閉塞された部分が押し広げられる。
次に、所定回数のスリット形成工程S41及び移動工程S42が繰り返されたか否かが判断される(工程S43)。所定回数だけ2つの工程が繰り返されたと判断された場合には(工程S43でYES)、切除工程S4が終了される。所定回数だけ2つの工程が繰り返されていないと判断された場合には、再びスリット形成工程S41が行われる(工程S43でNO)。本実施形態では、スリット形成工程S41及び移動工程S42は、2回繰り返される。このため、図10(a)で示された複数の貫通スリット65が形成された後に、再びスリット形成工程S41が行われる。
このスリット形成工程S41では、図10(b)に示されているように、操作装置85は、積層方向から見て入れ子81の欠落領域84b,84cが枠体60の周縁部64に位置するように入れ子81を移動させる。加工機90は、複数の貫通スリット66を形成する。複数の貫通スリット66の1つは、入れ子81の欠落領域84bを通して積層方向に沿って枠体60の周縁部64を貫通し、別の1つは、入れ子81の欠落領域84cを通して積層方向に沿って枠体60の周縁部64を貫通する。複数の貫通スリット65と複数の貫通スリット66とによって、切断面93aが形成される。次に、移動工程S42で、操作装置85は、欠落領域84b,84cを画定する縁84f,84gが貫通スリット66を通過するように、入れ子81を連通孔70から引き抜く方向に移動させる。これによって、連通孔70が貫通スリット66の形成によって閉塞されたとしても、縁84f,84gによって閉塞された部分が押し広げられる。以上によって、切断面93a,93b,93c,93dを有する電極積層体58が形成される。
切除工程S4の後、二次成形工程S5が行われる。二次成形工程S5では、入れ子81が配置された第1封止部52の外周面52aの領域52b(以下、入れ子形成領域と称す。)が、射出成形によって樹脂で覆われる。具体的には、図11及び図12に示されているように、金型内に設けられた入れ子保持部86によって入れ子81が保持され、外周面52aの入れ子形成領域52bと入れ子保持部86との間に第2封止部54となるべき樹脂54aが充填される。このとき、第1封止部52の外周面52aのうちの入れ子形成領域52bが、第2封止部54となるべき樹脂54aで覆われるとともに、その他の領域も樹脂54aで覆われる。すなわち、電極積層体58の切断面93a,93b,93c,93dが樹脂54aで覆われる。樹脂54aを充填する際には、入れ子81は、樹脂54aが形成される部分に入れ子81の領域84dが位置するように配置される。
入れ子保持部86は、入れ子形成領域52bと向かい合う面86aと、その反対側の面86bとを有する。入れ子保持部86の面86aは、高い平面度を有する平坦面である。入れ子保持部86には、面86aから面86bまで貫通する複数の貫通孔87が形成されている。各貫通孔87は、入れ子81それぞれに挿通される部分であり、各入れ子81に対応する位置に形成されている。また、各貫通孔87の断面寸法は、入れ子81の断面寸法(外周面52aに平行な断面における寸法)よりわずかに大きくなるように設計されている。ただし、入れ子保持部86の貫通孔87に入れ子81が挿通された状態では、入れ子保持部86と入れ子81との間には隙間は実質的に生じない。なお、入れ子保持部86と入れ子81との間に生じた狭小な隙間に樹脂が入り込む事態を避けるために、入れ子保持部86の面86b側において入れ子81を把持して入れ子81の位置を固定するとともに上記隙間を塞ぐ手段が別途設けられてもよい。
二次成形工程S5では、切除工程S4で用いられた入れ子81と異なる入れ子が用いられてもよい。この場合、たとえば、切除工程S4の後かつ二次成形工程S5の前に、入れ子81が連通孔70から引き抜かれ、連通孔70に二次成形専用の別の入れ子が挿入される。たとえば、欠陥領域が設けられていない入れ子が二次成形専用の入れ子として用いられる。
二次成形工程S5の後、入れ子離脱工程S6が行われる。入れ子離脱工程S6では、樹脂54aの硬化処理が行われ、第2封止部54が形成される。その後、第1封止部52から各入れ子81が取り外される。入れ子81の取り外しには、入れ子81を把持可能なチャックを有する操作装置85が用いられる。
入れ子81が取り外されると、図13に示されるように、入れ子81が取り外された第1封止部52の入れ子形成領域52bに、連通孔70が形成される。第2封止部54には、取り外された入れ子81の形状に対応する貫通孔97が形成される。入れ子離脱工程S6の後は、注液工程S7として、貫通孔97及び連通孔70を通して内部空間Vに電解液が注入される。
以上において説明したとおり、複数の欠落領域84a,84b,84cが設けられた入れ子81が連通孔70に配置される。複数の欠落領域84a,84b,84cは、入れ子81を厚さ方向に貫通する。複数の欠落領域84a,84b,84cは、入れ子81が連通孔70に配置された状態で連通孔70の貫通方向において配列されている。入れ子81が連通孔70に配置された状態で貫通方向から入れ子81を見たときに、複数の欠落領域84a,84b,84cは、連通孔70の幅方向の全体に亘って連続している。入れ子81を貫通方向に沿って移動させることで複数の欠落領域84a,84b,84cを順に枠体60の周縁部64に位置させて、複数の欠落領域84a,84b,84cを介して積層方向及び連通孔70の幅方向に沿って枠体60の周縁部64が切除される。このため、入れ子81が連通孔70に配置された状態が維持されつつ、連通孔70が位置する部分についても枠体60の周縁部64の切断を行うことができる。したがって、電解液を確実に注入できると共に密閉性が向上された蓄電モジュール12を製造できる。
切除工程S4は、スリット形成工程S41と、移動工程S42とを含む。スリット形成工程S41では、複数の欠落領域84a,84b,84cのそれぞれを介して積層方向に沿って貫通スリット65,66が形成される。貫通スリット65,66は、枠体60の周縁部64を貫通する。移動工程S42では、貫通スリット65,66が形成された後に、貫通スリット65,66の形成に用いた欠落領域84a,84b,84cを画定する縁84e,84f,84gが当該貫通スリット65,66を通過するように、入れ子81が連通孔70の貫通方向に沿って移動される。このため、枠体60の周縁部64の切除において連通孔70が閉塞されたとしても、閉塞された部分を縁84e,84f,84gが通過することによって閉塞された部分が押し広げられる。この結果、連通孔70が確保される。
縁84e,84f,84gは、入れ子81が連通孔70に配置された状態で連通孔70の貫通方向においてバイポーラ電極32側に位置する縁である。移動工程S42では、連通孔70から入れ子81を引き抜く方向に入れ子81が移動される。このため、欠落領域84aを介した貫通スリット65の形成から順に貫通スリットの形成を行う場合、切除工程S4において、入れ子81を連通孔70から引き抜く方向にのみ移動すればよい。このため、蓄電モジュール12の製造の容易化が図られる。
枠体60の周縁部64は、レーザ光又は超音波を用いて切除されてもよい。この場合、枠体60の周縁部64の切除を容易に行うことができる。レーザ光又は超音波を用いた場合、切除時に発生する熱によって連通孔70が閉塞されることがある。しかし、連通孔70が閉塞されたとしても、閉塞された部分を縁84e,84f,84gが通過することによって閉塞された部分が押し広げられる。この結果、連通孔70が確保される。
入れ子81が連通孔70に配置された状態で連通孔70の幅方向における複数の欠落領域84a,84b,84cの長さの合計は、連通孔70の幅方向における入れ子81の長さよりも大きい。上記実施形態では、連通孔70の幅方向において欠落領域84aの両端と欠落領域84b,84cの一端とがそれぞれ重なる。このため、実際に切断を行う部分と入れ子81との間に隙間が設けられたとしても、枠体60の周縁部64で連続する切断面93aを適切に形成し得る。当該隙間を設けることができるので、入れ子81が刃具91などに干渉するリスクを低減できる。これにより、入れ子81の寿命が向上すると共に、切断の位置決めの要求精度が軽減される。
電極積層体58が形成された後、かつ、第2封止部54が形成される前に、入れ子81が連通孔70から引き抜かれ、当該連通孔70に別の入れ子が挿入されてもよい。この場合、注液口となる連通孔70を形成するための専用の入れ子で連通孔70が適切に形成され得る。すなわち、入れ子が使い分けられることで、製造の容易化が図られる。
複数の欠落領域84a,84b,84cのそれぞれは、入れ子81の厚さ方向及び長手方向に交差する方向に延在する縁84e,84f,84gで画定される。長手方向から入れ子81を見たときに、複数の欠落領域84a,84b,84cのそれぞれにおける縁84e,84f,84gは、入れ子81の幅方向の全体に亘って連続している。このため、枠体60の周縁部64の切除において連通孔70が閉塞されたとしても、閉塞された部分を縁84e,84f,84gが通過することによって入れ子81の幅方向の全体について閉塞された部分が押し広げられる。この結果、連通孔70が確保される。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
たとえば、本実施形態では、一次成形工程S2は積層工程S3の前に行われたが、一次成形工程S2は積層工程S3の後かつ切除工程S4の前に行われてもよい。
入れ子81に設けられる欠落領域84a,84b,84cの形状は本実施形態で挙げた形状に限定されない。また、入れ子81に設けられる欠落領域の数は、3つに限られない。入れ子81に設けられた複数の欠落領域は、入れ子81の長辺方向に配列された2つの欠落領域を含んでいればよい。長辺方向に配列された欠落領域の数は、2つに限られず3つ以上であってもよい。
12…蓄電モジュール、32…バイポーラ電極、34…電極板、34c…第1面、34d…第2面、36…正極、38…負極、54…第2封止部、58…電極積層体、60…枠体、64…周縁部、65,66…貫通スリット、70…連通孔、81…入れ子、84a,84b,84c…欠落領域、84e,84f,84g…縁、90…加工機、93a,93b,93c,93d…切断面。
Claims (8)
- 電極板と、前記電極板の第1面に設けられた正極と、前記電極板の前記第1面と反対側の第2面に設けられた負極と、をそれぞれ備える複数のバイポーラ電極を準備する工程と、
前記複数のバイポーラ電極のそれぞれの前記電極板の周縁部に一次封止体を形成する工程と、
前記一次封止体が形成された前記複数のバイポーラ電極を第1方向に沿って積層する工程と、
積層された前記複数のバイポーラ電極に設けられた前記一次封止体の周縁部を切除することで切断面を有する電極積層体を形成する工程と、
前記電極積層体の前記切断面に、射出成形により二次封止体を形成する工程と、を備え、
前記一次封止体には、前記一次封止体を前記第1方向と交差する第2方向に貫通する連通孔が設けられ、
前記電極積層体を形成する工程では、前記連通孔に入れ子が配置された状態で、前記一次封止体の前記周縁部が切除され、
前記入れ子には、前記入れ子が前記連通孔に配置された状態で前記第1方向に当該入れ子を貫通する複数の欠落領域が設けられ、
前記複数の欠落領域は、前記連通孔に前記入れ子が配置された状態で前記第2方向に配列された2つの欠落領域を含み、
前記入れ子が前記連通孔に配置された状態で前記第2方向から前記入れ子を見たときに、前記入れ子の前記複数の欠落領域は、前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向の全体に亘って連続しており、
前記電極積層体を形成する工程では、前記入れ子を前記第2方向に沿って移動させることで前記複数の欠落領域を順に前記一次封止体の前記周縁部に位置させて、前記複数の欠落領域を介して前記第1方向に沿って前記一次封止体の前記周縁部が切除される、蓄電モジュールの製造方法。 - 前記電極積層体を形成する工程は、
前記複数の欠落領域のそれぞれを介して前記第1方向に沿って前記一次封止体の前記周縁部を貫通する貫通スリットを形成する工程と、
前記貫通スリットが形成された後に、前記貫通スリットの形成に用いた欠落領域を画定する縁が当該貫通スリットを通過するように前記第2方向に沿って前記入れ子を移動させる工程と、を有する、請求項1に記載の蓄電モジュールの製造方法。 - 前記縁は、前記入れ子が前記連通孔に配置された状態で前記第2方向において前記バイポーラ電極側に位置する縁であり、
前記入れ子を移動させる工程では、前記連通孔から前記入れ子を引き抜く方向に前記入れ子を移動させる、請求項2に記載の蓄電モジュールの製造方法。 - 前記電極積層体を形成する工程では、レーザ光又は超音波を用いて、前記一次封止体の前記周縁部が切除される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓄電モジュールの製造方法。
- 前記入れ子が前記連通孔に配置された状態で前記第3方向における前記複数の欠落領域の長さの合計は、前記第3方向における前記入れ子の長さよりも大きい、請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓄電モジュールの製造方法。
- 前記電極積層体が形成された後、かつ、前記二次封止体が形成される前に、前記入れ子を前記連通孔から引き抜き、当該連通孔に別の入れ子を挿入する工程を、更に備える、請求項1〜5のいずれか一項に記載の蓄電モジュールの製造方法。
- 電極板、前記電極板の第1面に設けられた正極、及び前記電極板の前記第1面と反対側の第2面に設けられた負極をそれぞれ有する複数のバイポーラ電極と、前記複数のバイポーラ電極のそれぞれの前記電極板の周縁部に形成された一次封止体と、を備える電極積層体に二次封止体が形成された蓄電モジュールの製造装置であって、
前記二次封止体が形成される前に前記一次封止体を貫通する連通孔に配置される入れ子と、
前記二次封止体が形成される前に前記一次封止体の周縁部を切除する加工機と、を備え、
前記入れ子には、第1方向に前記入れ子を貫通する複数の欠落領域が設けられ、
前記複数の欠落領域は、前記第1方向に交差する第2方向において配列された2つの欠落領域を含み、
前記第2方向から前記入れ子を見たときに、前記入れ子の前記複数の欠落領域は、前記入れ子の前記第1方向及び前記第2方向と交差する第3方向の全体に亘って連続している、蓄電モジュールの製造装置。 - 前記複数の欠落領域のそれぞれは、前記第1方向及び前記第2方向に交差する方向に延在する縁で画定され、
前記第2方向から前記入れ子を見たときに、前記複数の欠落領域のそれぞれにおける前記縁は、前記第3方向の全体に亘って連続している、請求項7に記載の蓄電モジュールの製造装置。
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