JP2020052753A - 自動車燃料量管理システム - Google Patents

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Kunio Ichinose
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Abstract

【課題】自動車の所有者、運転担当者等の顧客に立ち会わせる等の手間をかけずに燃料を補充し、燃料量を常に一定水準以上に保つサービスの提供を可能とする自動車燃料量管理システムを提供すること。【解決手段】残存燃料量計測器11と残存燃料量送信器12とを有する車載器10と、信号送受信部31とスケジュール情報を保存する第1のスケジュールメモリー34とスケジュール変更情報を保存する第2のスケジュールメモリー35と残存燃料量情報を保存する燃料メモリー32と燃料供給司令信号を計算するスケジュール計算部37とを有する燃料供給管理装置30と、顧客側送受信器20とを備える自動車燃料量管理システムとした。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車の燃料量を常に一定水準以上に保つために、所定のスケジュール及び/又は残存燃料量に基づき燃料を補充するための自動車燃料量管理システムに関し、特に、自動車の所有者等の顧客が立ち会うことなく、自動車の燃料を補充し、自動車の燃料量を常に一定水準以上に保つサービスを提供するための自動車燃料量管理システムに関するものである。
近年、ガソリンスタンドの数が減少し、また24時間営業のガソリンスタンドも少なくなっている。この結果、自動車の所有者は燃料の残存量が少ないことを把握しても、即座に補充できない場合がある。
また、自動車の燃料は多様化し、ガソリン、重油、天然ガスばかりでなく、蓄電池に充電する電気、あるいは水素ガス等の普及が想定されており、これらの供給ステーションが現在のガソリンスタンドと同等に普及するには時間がかかると考えられ、それまでは自動車の所有者はかなり遠い場所までそれらの燃料を補充に行かなければならない。
即ち、現状においてもまた将来においても、自動車の所有者は常に燃料の補充に心を配りながら行動することが要求されることとなるが、自動車の所有者にとって燃料補充は煩わしい作業であり、自動車の所有者の一部は、可能であれば誰かが自分の自動車の残存燃料量を常に適正に保ってくれればよいと願っている。
上記のような要望に対処するため、特許文献1には、燃料を供給する給油車と、配給管理サーバと、顧客の自動車とが接続されている燃料供給サービス提供システムであって、自動車が燃料残量を測定し、測定した燃料残量の情報を配給管理サーバに送信し、配給管理サーバが自動車から受信した燃料残量の値に基づき給油車に給油指示を出力する燃料供給サービス提供システムが開示されている。
また、特許文献2には、複数のユーザーに利用される複数の車両を管理するための車両管理システムであって、ユーザーによる車両の利用の受付を行うと共に、複数の車両と複数の車両が駐車される複数の駐車スペースとを管理する利用管理手段と、車両の走行に使用されるエネルギーの残量を示すエネルギー情報を複数の車両から取得する取得手段と、取得手段により取得されたエネルギーの残量とエネルギーの不足を示す残量閾値とを比較し、エネルギーの残量が残量閾値より低い場合にはエネルギーの補給を必要とすると判定し、エネルギーの補給を必要とすると判定された車両を回収車両として特定する判定手段と、駐車スペースから回収車両を回収させる回収指令を出力する指令出力手段とを備える車両管理システムが開示されている。
特許文献3には、エネルギーに関する情報を送信する送信手段を有する車両と、上記情報を受信する受信手段を有し、該情報に基づいて当該車両へのエネルギー供給サービスを行なうサービス施設とを備え、上記情報として供給を受けるべきエネルギーの量と、対価の支払い方法とを含むことを特徴とする、車両へのエネルギー供給システムを開示している。
特開2009−282838号公報 国際公開WO2015/053123号公報 特開2003−20100号公報
本発明は、上述した種々の背景技術を考慮し、自動車の所有者、運転担当者等の顧客に立ち会わせる等の手間をかけずに燃料を補充し、燃料量を常に一定水準以上に保つサービスの提供を可能とする自動車燃料量管理システムを提供することを課題とする。
なお、上記特許文献1に開示された技術は、自動車の燃料残量の値に基づきどのように給油車に燃料供給指示を送信するかに関するものであり、給油車からの給油は当該自動車の運転者の立ち合いのもとに行われることが前提となっており、運転者が立ち会うことなくエネルギーを補給するという課題を解決していない。
また、特許文献2の技術は、いわゆるカーシェアリングシステムで使われる自動車の残存燃料等をそのカーシェアリングシステムの管理者が管理するための発明であり、エネルギーを供給する者(ガソリンスタンド職員等)と当該自動車を管理する者(自動車所有者等)が異なる場合には、勝手に自動車を移動させることができないことからこの技術は適用できない。
特許文献3に開示された発明は、ガソリン等のエネルギーの車両への供給サービスは、車両の乗員が店員に供給を受けるエネルギーの種類、量、対価の支払い方法等を口頭で伝え、それに基づいて店員が車両にエネルギーを供給して代金を精算し、乗員がその支払いを行なう場合のエネルギー供給サービスを受けるための乗員と店員との口頭でのやりとりが煩雑なものになり、迅速なエネルギー供給サービスを受ける上での支障となり、そのサービス内容に関して乗員と店員との間で錯誤があってトラブルを生ずることがあるという問題を解決することを目的としたものであり、当然にそのサービスは当該自動車の乗員の立ち合いのもとに行われることが前提となっている。
上記した課題を解決するため、本発明は、次の〔1〕〜〔6〕に記載した自動車燃料量管理システムとした。
〔1〕 自動車の残存燃料量を計測する残存燃料量計測器と、残存燃料量計測器が計測した残存燃料量に関する情報を出力する残存燃料量送信器とを有する車載器を備えることと、
外部の通信端末との間で情報を送受信する信号送受信部と、スケジュール情報を保存する第1のスケジュールメモリーと、スケジュール変更に関する情報を保存する第2のスケジュールメモリーと、上記信号送受信部を介して得られた上記残存燃料量に関する情報を保存する燃料メモリーと、上記第1と第2のスケジュールメモリーの内容と上記燃料メモリーの内容に基づいて特定の日時に燃料を供給すべしとする燃料供給司令信号を計算し上記信号送受信部から燃料供給司令信号を送信させるスケジュール計算部とを有する燃料供給管理装置を備えることと、
上記燃料供給管理装置の信号送受信部からの燃料供給司令信号を受信する機能を有する顧客側送受信器を備えることを特徴とする、自動車燃料量管理システム。
〔2〕 上記燃料供給管理装置の信号送受信部からの燃料供給司令信号を受信する機能を有する作業員側送受信器を更に備えることを特徴とする、上記〔1〕に記載の自動車燃料量管理システム。
〔3〕 上記顧客側送受信器が、スケジュール変更に関する情報を上記燃料供給管理装置の信号送受信部に送信する機能を有することを特徴とする、上記〔1〕に記載の自動車燃料量管理システム。
〔4〕 上記顧客側送受信器が、上記車載器の残存燃料量送信器からの残存燃料量情報を受信する機能と、その残存燃料量情報を上記燃料供給管理装置の信号送受信部に送信する機能を有することを特徴とする、上記〔1〕に記載の自動車燃料量管理システム。
〔5〕 上記作業員側送受信器が、上記車載器の残存燃料量送信器からの残存燃料量情報を受信する機能と、その残存燃料量情報を上記燃料供給管理装置の信号送受信部に送信する機能を有することを特徴とする、上記〔2〕に記載の自動車燃料量管理システム。
〔6〕 上記燃料供給管理装置が、燃料が供給された日時、燃料供給代金に関する情報を保存する燃料供給履歴メモリーを更に有することを特徴とする、上記〔1〕に記載の自動車燃料量管理システム。
上記した本発明に係る自動車燃料量管理システムによれば、例えば顧客と契約した「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」を記録した第1のスケジュールメモリーの内容と、例えば顧客側送受信器から受信した「顧客が燃料を供給することを許す時間帯の変更情報」を記録する第2のスケジュールメモリーの内容と、車載器の残存燃料量送信器から送信された残存燃料量を記憶した燃料メモリーの内容とを考慮して「特定の日時に燃料を給給すべしとする燃料供給司令信号」をスケジュール計算部が計算し、その情報が顧客側送受信器に伝えられる。この結果、顧客は自分が希望した時間帯等に燃料が供給されることを予め知ることができ、また、作業員はその時間帯に燃料を供給することを指示されそれに従って燃料供給をするので顧客はその燃料供給作業に立ち会う必要はない。すなわち、本発明によれば、自動車の所有者、運転担当者等の顧客に立ち会わせる等の手間をかけずに燃料を補充し、燃料量を常に一定水準以上に保つサービスを信頼性の高い形で提供することができる。
本発明に係る自動車燃料量管理システムの一実施形態の全体構成を示した図である。
以下、本発明に係る自動車燃料量管理システムの実施形態について、詳細に説明する。
なお、この明細書において「燃料」とは、ガソリン、重油、軽油等の石油系燃料に限られず、蓄電池に蓄える電気エネルギー、水素ガス、天然ガス等の代替エネルギーをも含む概念で使用している。
図1は、本発明に係る自動車燃料量管理システムの一実施形態の全体構成を示した図である。自動車に搭載される車載器10は、残存燃料量計測器11により自動車の残存燃料量を計測し、それを残存燃料量送信器12で出力する。その出力信号を、顧客側送受信器20が受信してその情報を燃料供給管理装置30に送る、あるいは作業員側送受信器40が受信してその情報を燃料供給管理装置30に送る、あるいは燃料供給管理装置30が直接受信する。
残存燃料量送信器12は、所定の時間間隔で残存燃料量計測器11が計測した残存燃料量を例えば赤外線情報として出力し、例えば顧客のスマートフォンである顧客側送受信器20が近傍に存在するときその信号を受信し、その信号を受信すると内蔵するソフトウェアを起動し無線通信回線を介してその情報を燃料供給管理装置30に転送するシステムとすることができる。この際、所定の時間間隔とは、例えば3日間、1週間等である。また、残存燃料量送信器12は、残存燃料量計測器11が計測した残存燃料量が所定の閾値、例えば10リットルを下まわった際に出力し、その情報を顧客側送受信器20及び/又は作業員側送受信器40及び/又は機燃料供給管理装置30が受信するシステムとしてもよい。
燃料供給管理装置30は、その中の信号送受信部31で残存燃料量に関する情報を得ると、その情報を燃料メモリー32に記録する。残存燃料量送信器12からの出力が所定の時間間隔で行われる場合は、例えば顧客が遠出をして大量に燃料を使い残存燃料が少なくなっているとの情報、あるいは自動車を最近は使用していないので残存燃料に変化はないとの情報を燃料供給管理装置30は把握できることとなる。
本発明は、自動車の燃料量を一定水準以上に保つために、顧客との契約によって顧客の自動車に燃料を顧客が立ち会わなくても供給するサービスを実現できるシステムである。このため、燃料供給管理装置30は、契約又は電話連絡等により顧客と同意した「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」に関する情報等を入力するデータ入力部33を備える。データ入力部33で入力された「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」の情報は第1のスケジュールメモリー34に記録される。この「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」の情報は契約により、例えば「隔週水曜日午後1時から3時に燃料補給する」、「残存燃料量が15リットル以下になればその翌日午後1時から3時に燃料補給する」等とすることができる。
原則として、第1のスケジュールメモリー34に設定された時間帯に顧客の自動車の燃料は補充供給されるのであるが、臨時にその時間帯に自動車を使い燃料供給できない場合や、顧客の都合により「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」を変える必要がある場合がある。そのような場合、燃料供給管理装置30は、顧客は電話連絡あるいは顧客側送受信器20により「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」の変更に関する情報等を受け取り、該燃料供給管理装置30のデータ入力部33あるいは信号送受信器31を介して入力された「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」の変更に関する情報は第2のスケジュールメモリー35に記録される。その変更が恒久的なものである場合には第1のスケジュールメモリー34に記録される。その他、電話などで通報される種々の情報もデータ入力部33を介して第1と第2のスケジュールメモリー34,34、燃料メモリー32及び後述する燃料供給履歴メモリー37等に記録される構成とすることができる。
燃料供給管理装置30のスケジュール計算部36が顧客の自動車への燃料補給の日時を計算し、その結果である「燃料供給司令信号」を信号送受信器31に送る。信号送受信器31はその情報を無線あるいは有線の通信回線を介して顧客側送受信器20と作業員側送受信器40に送る。
スケジュール計算部36は、例えば次のようなアルゴリズムで次回燃料供給日時(時間帯)を計算する。
1)例えば隔週水曜日午後1時から3時が「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」として契約あるいは以前の変更によって合意されており第1のスケジュールメモリー34に記録されていて、第2のスケジュールメモリー35に入力がなく、また燃料メモリー32に燃料残量が閾値以下である旨の記録がない場合には、次回燃料供給日を今週水曜日午後1時から3時と決定する。
2)第1のスケジュールメモリー34の内容が同じで、第2のスケジュールメモリー35に臨時に今週水曜日は「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」ではなく「今週木曜日午後1時から3時」に変更されていて、燃料メモリー32に燃料残量が閾値以下である旨の記録がない場合は、次回燃料供給日を今週木曜日午後1時から3時と決定する。
3)燃料メモリー32の記録から燃料残量が閾値(例えば10リットル)より少ないと判定される場合には、緊急に燃料給油の必要があり、例えば本日午後1時から3時に燃料供給する旨の決定をする。
信号送受信器31を介してスケジュール計算部36が計算した「燃料供給司令信号」を顧客側送受信器20が受信すると、顧客はその日時における燃料供給に異存がなければ、異存のない旨を顧客側送受信器20を介して燃料供給管理装置30に通知するか、放置する。異存があれば「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」に変更がある旨の情報を顧客側送受信器20を介して燃料供給管理装置30に送る。
燃料供給管理装置30は、その異存がない旨の通知を受信するか、あるいは所定の時間内に「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」に変更がある旨の情報を受信しない場合には、その「燃料供給司令信号」が確定した旨の信号を通信回線を介して顧客側送受信器20と作業員側送受信器40に送る。
燃料供給管理装置30は、所定の時間内に「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」に変更がある旨の情報を受信した場合には、その変更情報を第2のスケジュールメモリー35に記録し、スケジュール計算部36が改めて次回の燃料供給日と時間帯を計算し、「燃料供給司令信号」を生成し、再び上に述べた過程を繰り返す。
「燃料供給司令信号」には、その信号の生成時点の時刻あるいは通し番号のような生成時点が異なる「燃料供給司令信号」を識別する識別情報を付して、最新の「燃料供給司令信号」であることを確認できるようにし、最新のものでないものにはそのことを識別するための情報を付し、顧客と作業員にどの「燃料供給司令信号」が最新のものであるかについて誤解を与えないようにすることは好ましい。
「燃料供給司令信号」が確定した旨の信号が顧客側送受信器20と作業員側送受信器40に送られると、顧客と作業員はその事情を認識できる。すなわち、自動車の次回の燃料供給に日時(時間帯)に関して両者に合意が成立する。その時間帯に作業員が顧客の自動車に向かい、予め合意の上で確保した鍵を用いて自動車を移動させて燃料ステーションにて燃料を供給する、あるいは出向いた給油車より自動車に燃料を供給する。この作業は、顧客と作業員との間で既に合意が成立しているので顧客は燃料供給の際には立ち会う必要がない。顧客が立ち会わないことによる安全性をより高めるために、自動車の鍵を毎回変える暗証番号を使うものとすることは好ましい。この場合には、最新の暗唱番号を予め作業員側送受信器40に伝えるものとする。
作業員は作業員側送受信器40又は他の通信手段を介して燃料供給管理装置30に燃料を充填した日時とその担当者及び燃料代と手数料に関する情報等を送り、上記燃料量管理装置30が残存燃料量履歴とともに燃料を充填した日時とその担当者及び燃料代と手数料に関する情報等を入力し記録する燃料供給履歴メモリー37を有する構成とすることは好ましく、この場合には、後日、この記録に基づき料金の精算をすることができる。
上記作業員側送受信器40がそれを操作する人物の顔情報を取得する機能を備え、その顔情報を燃料供給管理装置30に送信することと、上記燃料供給管理装置30が顔認証システムを使用可能であるものとすることは好ましい。そして、上記顔情報を認証して、上記作業員側送受信器40を操作した人物が操作する権限を有する者であるかどうかを判定する燃料供給管理装置30の内部のソフトウェア又は外部のクラウド等の中のソフトウェアを利用できるものとすることが好ましい。そのような顔認証システムを利用して作業員を同定することにより、その作業員が部外者ではなく権限を有する真正の作業員として証明でき、顧客との間のトラブルをより未然に防止できる。顔認証システムは外部の既存の顔認証システムを利用することができる。
上記顧客側送受信器20及び上記作業員側送受信器40は、携帯電話あるいはスマートフォンの中で作動するソフトウェアとして実現することができる。現在販売中のスマートフォンは通信機能ばかりでなく、データ保存機能、メッセージ作成機能等の多様な機能を有するのでそれらの機能を組み合わせたソフトウェアとして、本発明に係る顧客側送受信器20及び作業員側送受信器40の機能を実現することは既存の技術知識で可能であるので、それについての詳細な説明はここでは省略する。勿論、顧客側送受信器20と作業員側送受信器40はスマートフォンではなく、専用の通信機器として実現することも当然可能である。
上記した本発明に係る自動車燃料量管理システムによれば、例えば「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」を記録した第1のスケジュールメモリー34の内容と、顧客側送受信器20等から受信した「顧客が燃料を供給することを許す時間帯」に関する変更情報を記録する第2のスケジュールメモリー35の内容と、更には残存燃料量送信器12から送信された残存燃料量を記憶した燃料メモリー32の内容を考慮して特定の日時に燃料を給給すべしという「燃料供給司令信号」をスケジュール計算部36が計算し、その情報が少なくとも顧客側送受信器20に伝えられる。この結果、顧客は自分が希望した時間帯等に燃料が供給されることを予め知ることができ、他方、作業員はその時間帯に燃料を供給することを指示されそれに従って燃料供給をするので顧客はその燃料供給作業に立ち会う必要はない。すなわち、本発明のシステムによれば、自動車の所有者、運転担当者等の顧客に立ち会わせる等の手間をかけずに燃料を補充し、燃料量を常に一定水準以上に保つサービスを提供することができる。また燃料供給と並行して、潤滑オイルを点検したり、タイヤの空気圧を調節したり、自動車の洗車をしたりするサービスを自動車の所有者等の顧客が立ち合いすることなく実現できる。
以上、本発明に係る自動車燃料量管理システムの実施形態を詳しく説明したが、本発明は既述の実施形態に限られず、同じ技術的思想で他の形態の装置及び方法として実施することも可能であることは言うまでもない。
本発明に係る自動車燃料量管理システムは、自動車の所有者、運転担当者等の顧客に立ち会わせる等の手間をかけずに燃料を補充し、燃料量を常に一定水準以上に保つサービスの提供を可能とするため、例えば交通量の少ない立地条件として良くないガソリンスタンドのオーナー等が好適に利用することができるシステムとなる。
10 車載器
11 残存燃料量計測器
12 残存燃料量送信器
20 顧客側送受信器
30 燃料供給管理装置
31 信号送受信器
32 燃料メモリー
33 データ入力部
34 第1のスケジュールメモリー
35 第2のスケジュールメモリー
36 スケジュール計算部
37 燃料供給履歴メモリー
40 作業員側送受信器。

Claims (6)

  1. 自動車の残存燃料量を計測する残存燃料量計測器と、残存燃料量計測器が計測した残存燃料量に関する情報を出力する残存燃料量送信器とを有する車載器を備えることと、
    外部の通信端末との間で情報を送受信する信号送受信部と、スケジュール情報を保存する第1のスケジュールメモリーと、スケジュール変更に関する情報を保存する第2のスケジュールメモリーと、上記信号送受信部を介して得られた上記残存燃料量に関する情報を保存する燃料メモリーと、上記第1と第2のスケジュールメモリーの内容と上記燃料メモリーの内容に基づいて特定の日時に燃料を供給すべしとする燃料供給司令信号を計算し上記信号送受信部から燃料供給司令信号を送信させるスケジュール計算部とを有する燃料供給管理装置を備えることと、
    上記燃料供給管理装置の信号送受信部からの燃料供給司令信号を受信する機能を有する顧客側送受信器を備えることを特徴とする、自動車燃料量管理システム。、
  2. 上記燃料供給管理装置の信号送受信部からの燃料供給司令信号を受信する機能を有する作業員側送受信器を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の自動車燃料量管理システム。
  3. 上記顧客側送受信器が、スケジュール変更に関する情報を上記燃料供給管理装置の信号送受信部に送信する機能を有することを特徴とする、請求項1記載の自動車燃料量管理システム。
  4. 上記顧客側送受信器が、上記車載器の残存燃料量送信器からの残存燃料量情報を受信する機能と、その残存燃料量情報を上記燃料供給管理装置の信号送受信部に送信する機能を有することを特徴とする、請求項1記載の自動車燃料量管理システム。
  5. 上記作業員側送受信器が、上記車載器の残存燃料量送信器からの残存燃料量情報を受信する機能と、その残存燃料量情報を上記燃料供給管理装置の信号送受信部に送信する機能を有することを特徴とする、請求項2記載の自動車燃料量管理システム。
  6. 上記燃料供給管理装置が、燃料が供給された日時、燃料供給代金に関する情報を保存する燃料供給履歴メモリーを更に有することを特徴とする、請求項1記載の自動車燃料量管理システム。
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