JP2020052110A - 満杯検知装置及びこれを用いた粉体回収装置、処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】回収容器内に回収された粉体の満杯を検知するに際し、粉体によって押し上げられる移動手段と案内手段との間の空間から検知空間に粉体が流出することを低減する。【解決手段】粉体を搬送する搬送手段2の一部を取り囲む囲み手段4の一部から上方に向かって延びる案内通路5aを形成する案内手段5と、囲み手段4内に入り込んだ粉体によって押し上げられて案内手段5に沿って移動する移動手段6と、案内通路5aに接続された検知空間7aを有し、移動手段6の移動に伴って移動する被検知手段8が検知空間7aの予め決められた位置に到達したことを検知する検知手段7と、移動手段6及び案内手段5の案内通路5aに面した部位の少なくともいずれか一方の手段に設けられ、他方の手段に対向する対向壁部であって、当該対向壁部を含む一方の手段と他方の手段との間に形成される空間の形状が、屈曲した通路形状をなすよう構成された対向壁部9と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、粉体の満杯を検知する満杯検知装置及びこれを用いた粉体回収装置、処理装置に関する。
従来この種の満杯検知装置としては例えば特許文献1乃至3に記載のものが既に知られている。
特許文献1には、トナー回収ボックスの上部に透明若しくは半透明のハウジングを上方に向けて膨出させると共に、このハウジングの両側には発光部と受光部とからなる複数組の光学式センサを相対向配置する一方、トナー回収ボックス内には平板状のフロート部材を回収トナーの上部で浮揚可能に配設すると共に、ハウジングに対向したフロート部材には上方へ延びる非透過性の遮光突片を設け、回収トナー量に応じてフロート部材が上昇した際に遮光突片で複数組の光学式センサの光路を段階的に順次遮断させ、回収トナーの満杯状態を段階的に検知する回収トナーの満杯検知装置が開示されている。
特許文献2には、廃トナーを貯蔵する貯蔵室と、天板部によって上下動自在に支持されて廃トナーの上面によって押し上げられる検知板とを備え、検知板の上面にスポンジ部材を介して永久磁石を取り付け、廃トナーが満杯になると、検知板の傾斜をスポンジ部材によって吸収した状態で永久磁石を天板部に沿わせ、永久磁石をリードスイッチと正対させるトナー回収容器が開示されている。
特許文献3には、廃トナーに押圧されて上向きに撓む可撓手段と、一端を回動自在に支持されて、上向きに撓んだ可撓手段に押圧され、他方側が上方へと変位する被検知手段を有する可動手段と、被検知手段が上方に変位したことを検知する検知手段とを備える廃トナー回収容器において、可撓手段は、力のかからない自然状態において、上向きに撓んだ状態になるよう設けられ、可動手段は、可動手段の自重が、可撓手段を変形させる力より大きくなるよう設ける態様が開示されている。
特開昭63−060478号公報(実施例,第1図) 特開平07−253739号公報(実施例,図1) 特開2009−199005号公報(発明を実施するための最良の形態,図1)
本発明が解決しようとする技術的課題は、回収容器内に回収された粉体の満杯を検知するに際し、粉体によって押し上げられる移動手段と案内手段との間の空間から検知空間に粉体が流出することを低減することにある。
請求項1に係る発明は、回収容器内に回収された粉体を収容する収容手段と、前記粉体を搬送する搬送手段の一部を取り囲む囲み手段と、前記囲み手段の一部から上方に向かって延びる案内通路を形成する案内手段と、前記囲み手段内に入り込んだ粉体によって押し上げられて前記案内手段に沿って移動する移動手段と、前記案内通路に接続された検知空間を有し、前記移動手段の移動に伴って移動する被検知手段が前記検知空間の予め決められた位置に到達したことを検知する検知手段と、前記移動手段及び前記案内手段の案内通路に面した部位の少なくともいずれか一方の手段に設けられ、他方の手段に対向する対向壁部であって、当該対向壁部を含む一方の手段と前記他方の手段との間に形成される空間の形状が、屈曲した通路形状をなすよう構成された対向壁部と、を備えたことを特徴とする満杯検知装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る満杯検知装置において、前記回収容器は、開閉可能な開閉手段に設けられていることを特徴とする満杯検知装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る満杯検知装置において、前記対向壁部は、前記移動手段の周縁に当該移動手段の移動方向に延びる第1の対向壁部と、前記案内手段の案内通路の上面に面した部位のうち前記第1の対向壁部よりも内側の位置にて前記囲み手段側に向かって延びる第2の対向壁部とを有し、少なくとも前記移動手段の移動方向に交差する方向で対向していることを特徴とする満杯検知装置である。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る満杯検知装置において、前記第1の対向壁部及び前記第2の対向壁部は略等しい長さを有することを特徴とする満杯検知装置である。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至4のいずれかに係る満杯検知装置において、前記移動手段は被検知手段の基部を補強して固定する補強部を有することを特徴とする満杯検知装置である。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれかに係る満杯検知装置において、前記移動手段は、前記案内手段の案内通路において前記囲み手段の内周面に沿う受け面を有することを特徴とする満杯検知装置である。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る満杯検知装置において、前記囲み手段が円筒状に形成され、前記移動手段は、前記案内手段の案内通路において前記囲み手段の内周面に沿う円弧状の受け面を有することを特徴とする満杯検知装置である。
請求項8に係る発明は、請求項6に係る満杯検知装置において、前記囲み手段が円筒状に形成され、前記移動手段は、前記案内手段の案内通路において前記囲み手段の内周面に沿う円弧状の受け面を有することを特徴とする満杯検知装置である。
請求項9に係る発明は、回収された粉体を収容する回収容器と、前記回収容器に回収された粉体を搬送する搬送手段と、請求項1乃至8のいずれかに係る満杯検知装置と、を備えることを特徴とする粉体回収装置である。
請求項10に係る発明は、粉体を用いて処理する粉体処理手段と、前記粉体処理手段から搬送された粉体を回収する請求項9に係る粉体回収装置と、を備えたことを特徴とする処理装置である。
請求項1に係る発明によれば、回収容器内に回収された粉体の満杯を検知するに際し、粉体によって押し上げられる移動手段と案内手段との間の空間から検知空間に粉体が流出することを低減することができる。
請求項2に係る発明によれば、開閉手段の開閉に伴って回収容器に回収された粉体が移動したとしても、移動手段の周縁から検知空間に粉体が流出することを低減することができる。
請求項3に係る発明によれば、移動手段の周縁から被検知手段に至るまでの屈曲した通路長を十分に長くすることができる。
請求項4に係る発明によれば、移動手段が押し上げられて粉体の満杯位置に近づくにつれて、移動手段の周縁から被検知手段に至るまでの屈曲した通路長をより長く変化させることができる。
請求項5に係る発明によれば、被検知手段の支持強度を高めることができ、検知手段による検知精度を良好に保つことができる。
請求項6に係る発明によれば、移動手段の受け面が囲み手段に面して配置されたとしても、粉体が囲み手段に入り込む上での抵抗を少なくすることができる。
請求項7に係る発明によれば、移動手段の受け面が囲み手段に面して配置されたとしても、粉体が囲み手段に入り込む上での抵抗を少なくすることができる。
請求項8に係る発明によれば、特別なストッパ要素を設けることなく、移動手段の初期位置を安定させることができる。
請求項9に係る発明によれば、回収容器内に回収された粉体の満杯を検知するに際し、粉体によって押し上げられる移動手段と案内手段との間の空間から検知空間に粉体が流出することを低減することが可能な粉体回収装置を提供することができる。
請求項10に係る発明によれば、回収容器内に回収された粉体の満杯を検知するに際し、粉体によって押し上げられる移動手段と案内手段との間の空間から検知空間に粉体が流出することを低減することが可能な粉体回収装置を含む処理装置を提供することができる。
(a)は本発明が適用された満杯検知装置を含む粉体回収装置又は処理装置の実施の形態の概要を示す説明図、(b)は(a)に係る粉体回収装置で用いられる満杯検知装置の概要を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置のリアカバーを開放したときの状態を示す説明図である。 図3中IV方向から見た矢視図である。 図4に示す転写装置から転写ユニットを取り外した状態を示す説明図である。 図4に示す転写装置の概要を示す説明図である。 実施の形態1に係る画像形成装置のリアカバー閉時における中間転写ユニット及び転写装置の状態を示す説明図である。 図7中VIIIで示す部分の拡大説明図である。 図7中IX方向から見た転写装置の拡大説明図である。 (a)は図9中X−X線で切断した断面説明図、(b)は満杯検知装置の光学式センサの構成例を示す説明図である。 図9中X−X線に直交する方向から切断した断面説明図である。 図9中XII方向から見た矢視図である。 図12に示す転写ユニットの支持機構を一部切断した断面説明図である。 図12の転写ロールの軸受周りの詳細を示す説明図である。 図14の転写ロールの軸受周りを一部破断した断面説明図である。 図11に示す満杯検知装置の周辺構造を示す断面説明図である。 図16に示す満杯検知装置の要部を示す説明図である。 (a)は満杯検知装置のフロート部材の構成例を示す説明図、(b)は(a)中B方向から見た矢視図、(c)は(a)中C方向から見た矢視図である。 満杯検知装置の案内通路と検知空間との接続箇所の詳細を示す説明図である。 中間転写体に対する転写ユニットの転写ロールの押圧方向を示す説明図である。 リアカバーを閉鎖する過程における中間転写ユニット側の位置決め部と転写ユニットの転写ロールとの相対位置関係を示す説明図である。 (a)〜(c)は中間転写ユニット側の位置決め部に対する転写ユニットの転写ロールの位置決め過程を示す説明図である。 (a)は満杯検知装置の動作原理を示す説明図、(b)はフロート部材に対して粉体から受ける力の分布を示す説明図である。 (a)は粉体満杯時に至る前段階におけるフロート部材の挙動を示す説明図、(b)は粉体満杯時におけるフロート部材の挙動を示す説明図である。
◎実施の形態の概要
図1(a)は本発明が適用された満杯検知装置を含む粉体回収装置の実施の形態の概要を示す。
同図において、粉体回収装置は、回収された粉体を収容する回収容器1と、回収容器1に回収された粉体を均すように搬送する搬送手段2と、回収容器1に回収された粉体が満杯状態に至ったことを検知する満杯検知装置3と、を備えたものである。尚、この種の粉体回収装置は、粉体を用いて処理する粉体処理手段(図示せず)を備えた処理装置に組み込まれ、粉体処理手段から搬送された粉体を回収するために用いられる。
本実施の形態において、満杯検知装置3は、図1(a)(b)に示すように、回収容器1内に回収された粉体を収容する収容手段10と、粉体を搬送する搬送手段2の一部を取り囲む囲み手段4と、囲み手段4の一部から上方に向かって延びる案内通路5aを形成する案内手段5と、囲み手段4内に入り込んだ粉体によって押し上げられて案内手段5に沿って移動する移動手段6と、案内通路5aに接続された検知空間7aを有し、移動手段6の移動に伴って移動する被検知手段8が検知空間7aの予め決められた位置に到達したことを検知する検知手段7と、移動手段6及び案内手段5の案内通路5aに面した部位の少なくともいずれか一方の手段に設けられ、他方の手段に対向する対向壁部であって、当該対向壁部を含む一方の手段と他方の手段との間に形成される空間の形状が、屈曲した通路形状をなすよう構成された対向壁部9と、を備えたものである。
このような技術的手段において、本願の満杯検知装置は、回収容器1が例えば図示外の開閉手段の開閉に伴って移動する態様において有効であるが、これに限られず、回収容器1が固定的に設置される態様にも適用される。
また、囲み手段4は通常円筒状の形態が主として採用されるが、断面形状は円筒状に限られない。この囲み手段4は回収容器1の一部に一体的に形成してもよいし、回収容器1に対して別体のものを設けるようにしてもよい。
更に、案内手段5は囲み手段4に連通して上方に案内通路5aを有するものであれば適宜選定して差し支えない。
更にまた、移動手段6は案内手段5に沿って移動するものであればよく、案内通路5aの断面積と略同程度が好ましいが、これに限られず、案内通路5aの断面積よりも小さいものであってもよい。
また、被検知手段8は、移動手段6に一体で動かなくてもよく、必要な量の粉体が溜まったら動作をするような別部材でもよい。
そしてまた、検知手段7としては、被検知手段8を検知するものであれば、光学的、機械式、電気式など適宜選定して差し支えない。
また、対向壁部9は、移動手段6の移動方向を含む方向に延びるものであればよく、移動手段の移動方向は勿論、当該移動方向に対して傾斜する方向も含む。また、対向壁部9の数は移動手段6又は案内手段5のいずれか一方のものも含む。
このため、対向壁部9を別の観点で捉えると、移動手段6及び案内手段5の案内通路5aに面した部位の少なくともいずれか一方に設けられ、移動手段6の移動方向を含む方向に延びて移動手段6又は案内手段5に対向し、移動手段6の周縁から被検知手段8に至るまでの間の空間に屈曲した通路を形成する機能手段として捉えることも可能である。
次に、本実施の形態に係る満杯検知装置の代表的態様又は好ましい態様について説明する。
まず、対向壁部9の好ましい態様としては、移動手段6の周縁に当該移動手段6の移動方向に延びる第1の対向壁部9aと、案内手段5の案内通路5aの上面に面した部位のうち第1の対向壁部9aよりも内側の位置にて囲み手段4側に向かって延びる第2の対向壁部9bとを有し、少なくとも移動手段6の移動方向に交差する方向で対向している態様が挙げられる。本例は、粉体が屈曲した通路を矢印で示すようにすり抜けにくいことを踏まえ、移動手段6の周縁から被検知手段8に至るまでの空間に通路長の長い屈曲した通路を確保したものである。
本例において、好ましい態様としては、第1の対向壁部9a及び第2の対向壁部9bは略等しい長さを有する態様が挙げられる。本例は、粉体が移動手段6を押し上げるときに、屈曲した通路長をより長く確保することができ、移動手段6の周縁からの粉体のすり抜けをより確実に抑制することが可能な態様である。
また、被検知手段8の好ましい態様としては、移動手段6は被検知手段8の基部を補強して固定する補強部を有する態様が挙げられる。本例は、移動手段6に対する被検知手段8の支持強度が高まり、移動手段6の移動に追従して被検知手段8が安定的に移動する点で好ましい。
更に、移動手段6の好ましい態様としては、案内手段5の案内通路5aにおいて囲み手段4の内周面に沿う受け面を有する態様が挙げられる。本例は、移動手段6が粉体の入り込み動作の邪魔にならない態様である。
本例において、移動手段6の更に好ましい態様としては、囲み手段4が円筒状に形成され、移動手段6が、案内手段5の案内通路5aにおいて囲み手段4の内周面に沿う円弧状の受け面を有する態様が挙げられる。本例は、囲み手段4内の粉体から受ける力を移動手段6の重心に集めるという作用を奏し、移動手段6を安定な姿勢をもって押し上げる上で有効である。
また、移動手段6の別の好ましい態様としては、移動手段6の受け面は搬送手段2の外形を覆うように設けられている態様が挙げられる。本例は、移動手段6の初期位置を搬送手段2の外形を覆う位置にすることで、搬送手段2の外形形状をストッパとして利用したものである。
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を更に説明する。
◎実施の形態1
図2は実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す説明図である。
−画像形成装置の全体構成−
同図において、画像形成装置20は、画像形成装置筐体21内に各色成分画像が作製可能な作像エンジン30を搭載し、画像形成装置筐体21内の作像エンジン30の下方に記録媒体としての用紙Sを供給する用紙供給装置50を設置し、画像形成装置筐体21の一側面、例えば背面側(本例では図2中右側に相当)に用紙供給装置50から供給された用紙Sを略鉛直方向に向けて搬送する搬送経路55を形成し、搬送経路55のうち作像エンジン30に対向する部位には作像エンジン30で作製した画像を用紙Sに転写する転写装置100を設置すると共に、搬送経路55のうち転写装置100よりも用紙Sの搬送方向下流側には用紙Sに転写された画像を定着する定着装置70を設置するようにしたものである。
−画像形成装置筐体−
本実施の形態において、画像形成装置筐体21は、図2に示すように、背面側が開口22aする略箱状の筐体本体22と、当該筐体本体22の開口22aを開閉する開閉扉としてのリアカバー23とを有し、筐体本体22の背面側下部に設けられた回転支点24を中心にリアカバー23を回転可能に支持したものである。
本例において、リアカバー23は搬送経路55や後述する両面搬送経路60において用紙Sが詰まった(所謂ジャム)ときやメンテナンス等の必要時に開放され、紙詰まりやメンテナンス作業を実施可能とするものである。
−作像エンジン−
本実施の形態において、作像エンジン30は、例えば電子写真方式にて複数の色成分画像(本例ではイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つ)を作製する複数の作像部31(具体的には31a〜31d)と、各作像部31にて作製された各色成分画像を用紙Sに転写する前に一次的に転写して保持する例えばベルト状の中間転写体40とを備えている。
本例では、作像部31(31a〜31d)は、感光体32と、感光体32を帯電する帯電装置(本例では帯電ロールを使用)33と、帯電された感光体上に静電潜像を書き込む潜像書込装置(本例ではLED書込ヘッドを使用)34と、感光体32上に形成された潜像をトナー現像する現像装置35と、感光体32上に残留したトナー等の残留物を清掃する清掃装置36と、を備えている。
また、本例では、中間転写体40は、複数(本例では5つ)の張架ロール41〜45に掛け渡され、張架ロール41〜45のうちいずれか例えば張架ロール43を駆動ロールとして図中矢印方向に循環回転するようになっている。
そして、本例では、各作像部31は中間転写体40の下方において中間転写体40の回転方向に沿う略水平方向に並設されており、各作像部31の感光体32に対向した中間転写体40の裏面には一次転写装置(本例では転写ロールを使用)46が設置され、各感光体32上の作製された各色成分画像を中間転写体40に順次静電転写するようになっている。
尚、本例では、中間転写体40の張架ロール41に対向した部位に転写装置(本例では中間転写体40から用紙Sに画像を二次転写する二次転写装置に相当)100が設置され、また、張架ロール41に対向した部位には中間転写体40上のトナー、紙粉等の残留物を清掃する中間転写体清掃装置47が設置され、また、張架ロール44は中間転写体40の張力を調整する張力調整ロールとしても利用されている。
−転写装置(二次転写装置)−
本実施の形態において、二次転写装置100の基本的構成は、図2及び図3に示すように、転写ロール102を含んで一体的にユニット化された二次転写ユニット101して構成されている。本例では、二次転写ユニット101は、中間転写体40に対して接離可能なようにリアカバー23側に搭載されており、リアカバー23閉鎖時に二次転写ロール102が中間転写体40に接触して配置され、転写ロール102及び当該転写ロール102に対向する張架ロール41間に転写電界を形成することで中間転写体40上の画像を用紙Sに転写させるようになっている。尚、リアカバー23開放時には、図2に仮想線で示すように、二次転写ユニット101はリアカバー23に追従して移動し、中間転写体40との接触位置から一時的に退避するようになっている。
尚、転写装置100の詳細は後述する。
−定着装置−
また、本実施の形態において、定着装置70は、加熱源としてのヒータにより表面温度が予め決められた温度に加熱される回転可能な加熱定着部材(本例では加熱定着ロールを使用)71と、加熱定着部材71の軸方向に沿って所定の接触圧で接触転動する加圧定着部材(本例では加圧定着ベルトを使用)72とを備え、両定着部材71,72の接触域に未定着画像が保持された用紙Sを通過させることで未定着画像を定着するようにしたものである。
−用紙搬送系−
本実施の形態では、用紙搬送系は、用紙供給装置50のフィーダ部51から搬送経路55に用紙Sを送出し、搬送経路55の二次転写装置100の二次転写域よりも用紙Sの搬送方向上流側に設置された位置整合ロール56にて用紙Sの位置を整合した後に二次転写装置100による転写処理を行い、更に、定着装置70による定着処理を経た用紙Sを、画像形成装置筐体21の頂部に形成された用紙収容受け25に向けて排出ロール57にて排出するようにしたものである。尚、符号58は搬送経路55を区画する区画部材(搬送ガイドなど)であり、搬送経路55には必要に応じて適宜数の搬送部材(搬送ロール等)を設けてもよいことは勿論である。
更に、本実施の形態では、搬送経路55のうち定着装置70と排出ロール57との間には、当該搬送経路55から分岐して再び搬送経路55の位置整合ロール56よりも用紙との搬送方向上流側に戻る両面搬送経路60が設けられている。この両面搬送経路60は、画像形成装置20の画像の作製手法としての作像モードで両面作像モード(両面画像の作製手法に相当)を選択したときに用いられるものであって、両面作像モード選択時には、用紙供給装置50から供給された用紙Sの片面に対する作像処理を実施し、排出ロール57により用紙収容受け25に片面作像済みの用紙Sを排出せずに、排出ロール57にて片面作像済みの用紙Sを一旦停止した状態で保持し、排出ロール57の回転方向を逆転させることで両面搬送経路60側へ用紙Sを搬送し、搬送経路55のうち位置整合ロール56前に用紙Sの表裏面を反転させて戻し、片面作像済みの用紙Sの他の片面に対する作像処理を実施し、排出ロール57にて両面作像済みの用紙Sを用紙収容受け25に排出するようになっている。尚、符号61は両面作像モード選択時に排出ロール57に一旦停止した状態で保持された片面作像済みの用紙Sを両面搬送経路60へ導くように切り替える切替ゲート、62は両面搬送経路60を区画する区画部材(搬送ガイド)、63は両面搬送経路60内で用紙Sを搬送する適宜数の搬送部材(本例では搬送ロールを使用)である。
−二次転写装置の構成例−
本実施の形態において、二次転写装置100は、前述したように二次転写ユニット101と、リアカバー23閉鎖時に、中間転写体40に対して二次転写ユニット101の転写ロール102が接触して配置されるように当該転写ロール102を押圧する押圧機構140と、を備えている。
−二次転写ユニット−
本例では、二次転写ユニット101は、図2乃至図6に示すように、転写ロール102の軸方向に沿ってスリット状に開口するユニットケース103(転写装置筐体に相当)を有しており、ユニットケース103の開口103aに面して転写ロール102を設置するものである。尚、ユニットケース103はリアカバー23に図示外の支持ブラケットを介して所定の取付位置に固定されている。
<転写ロールの構成例>
ここで、転写ロール102は、図6及び図13に示すように、ステンレス等の金属製回転軸104を有し、この回転軸104の両端軸部105を除いた箇所の外周面には導電性を有する弾性体層106を被覆し、更に、弾性体層106の表面をフッ素系ポリマー等の保護膜107で被覆するものである。尚、回転軸104は両端軸部105とこれ以外の領域とを同径で構成してもよいし、あるいは、両端軸部105は回転軸104の外径と同径のままでもよいし、異なる外径で形成するようにしても差し支えない。
<ユニットケース内の構造>
更に、本例では、二次転写ユニット101は、図10(a)及び図11に示すように、ユニットケース103の長手方向に沿って設けられた転写ロール102の周面に付着した残留物(トナー、紙粉等の粉体)を掻き落とすために、転写ロール102の表面に対して清掃部材110(本例では清掃ブレードを使用)を接触して配置し、また、ユニットケース103内には清掃部材110によって転写ロール103表面から掻き落とされた付着残留物が堆積収容可能な収容空間部111を確保し、この収容空間部111の上方にはユニットケース103の長手方向に沿って撹拌搬送部材112を掛け渡すようにしたものである。
ここで、撹拌搬送部材112としては、例えば回転軸112aの周面に螺旋状に延びる羽根部材112bを形成したものが用いられ、収容空間部111内に落下して堆積した残留物からなる粉体の堆積量が増加したときに、当該粉体の表面部を撹拌搬送することで粉体の堆積量を均すようにしたものである。尚、図10中、ユニットケース103の開口103a縁には転写ロール102との間を封止するポリエステル等のフィルムシール113が取付られている。
更に、本例では、撹拌搬送部材112による粉体の搬送方向の下流側に位置する端部付近には、撹拌搬送部材112を取り囲む円筒状の囲み部材115が設けられ、この囲み部材115の上方に収容空間部111に収容された粉体が満杯に至ったことを検知する満杯検知装置200が設置されている。
尚、粉体の満杯検知装置200の詳細について後述する。
<転写ロールの支持構造>
また、本例では、図12乃至図15に示すように、回転軸104の両端軸部105は軸受部品130によって回転可能に支持されており、更に、軸受部品130の外周部及び端部にはエンドキャップ131が被せられている。ここで、ユニットケース103の長手方向(転写ロール102の軸方向に相当)両側部には転写ロール102の両端部に位置するエンドキャップ131を保持する保持アーム132がユニットケース103と一体的に又は別体のものを固定的に設けられている。そして、保持アーム132には略U字状の保持溝133が形成され、更に、保持溝133の底部には転写ロール102の軸方向外方に向かって延びる保持片134が形成され、この保持片134はエンドキャップ131の外周面に沿う曲面部135が形成されている。
<転写ロールと中間転写体との位置決め構造>
一方、エンドキャップ131の外周部には、図15に示すように、保持溝133に嵌まり込む略U字状の嵌り込み部136が形成されると共に、エンドキャップ131の中間転写体40に対向する側には略山型状に突出する位置決め凸部137が形成されている。
ここで、本例の位置決め凸部137は、図7及び図8に示すように、中間転写体40を保持する保持フレーム48に予め形成された略V字状の位置決め凹部49に接触して位置決めされ、これにより、二次転写ユニット101の転写ロール102と中間転写体40との相対位置関係が決定されるようになっている。
尚、本例では軸受部品130にエンドキャップ131が被せられているが、エンドキャップ131を用いることなくも軸受部品130の外周部に嵌り込み部136、位置決め凸部137を形成するようにしてもよい。
−押圧機構−
本実施の形態において、押圧機構140は、図6乃至図15に示すように、ユニットケース103の長手方向両側に支持ブラケット141を介して取り付けられている。
本例では、押圧機構140は、リアカバー23閉鎖時に中間転写体40に対して転写ロール102を押圧する押圧方向に延びる押圧アーム142を有し、この押圧アーム142の基端側を揺動支点143として支持ブラケット141に揺動可能に支持されている。ここで、「押圧方向」とは、中間転写体40の張架ロール41の中心と転写ロール102の中心とを結ぶ基準線に略沿う方向を意味し、また、本例の揺動支点143は、例えば支持ブラケット141側に支軸部143aを形成し、当該支軸部143aに対して揺動可能に引っ掛かるフック部143bを押圧アーム142側に形成したものが用いられているが、これに限られるものではなく、押圧アーム142を揺動可能に支持する構造であれば適宜選定して差し支えない。
尚、支持ブラケット141は、図9、図12及び図13に示すように、所定の形状に形成に形成されたブラケット本体141aの一部に位置決め孔141bを形成し、当該位置決め孔141bにユニットケース103の長手方向両側に予め形成された位置決めボス103bを嵌め込み、ブラケット本体141aに対して回り止めしないように位置拘束されている。また、図中符号141cはリアカバー23に二次転写装置100を搭載するときにリアカバー23側の被取付部(図示せず)に引っ掛かる引っ掛かり爪である。
<押圧アームの構成例>
本例において、押圧アーム142は、図12乃至図15に示すように、保持アーム132よりもユニットケース103の長手方向外側に設置されており、転写ロール102側には二股に分かれた二股腕部144を有しており、この二股腕部144の間には転写ロール102のエンドキャップ131及び保持アーム132の保持片134が非接触で収容可能な略U字状の凹溝145を形成したものである。
更に、本例では、押圧アーム142の長手方向の中間領域には押圧機能部品160を収納する部品収納室146が設けられており、部品収納室146と凹溝145との間は仕切壁147で仕切られ、この仕切壁147には貫通孔148が形成されている。そして、押圧アーム142の揺動支点143側には部品収納室146に隣接してナット149が設けられている。
<押圧機能部品>
本例において、押圧機能部品160は、保持アーム132の保持片134に接触する移動可能な可動部品としての可動ブロック161と、この可動ブロック161を保持片134に向かって付勢する付勢バネ170と、この付勢バネ170の付勢力を調整する付勢力調整具180とを備えている。
特に、本例では、可動ブロック161は、付勢バネ170に接触して付勢される第1の可動部材162と、当該第1の可動部材162と保持アーム132の保持片134との間に介在される第2の可動部材166とを有している。
ここで、第1の可動部材162は、貫通する孔部163aを有する環状体163の側周面に例えば二つの案内用突条164を押圧方向に沿って形成し、これを押圧アーム142の凹溝145の側周壁に押圧方向に沿って形成された案内溝165に摺動(摺り移動に相当)可能に嵌め込み、環状体163の付勢バネ170側の端部に付勢バネ170の一端を接触させるようにした。
一方、第2の可動部材166は、第1の可動部材162の孔部163aに移動可能に嵌め込まれる連結用突部167と、当該連結用突部167の周囲に第1の可動部材162の孔部163aの周縁に接触する鍔部168と、当該鍔部168を挟んで連結用突部167の反対側に突出する押圧用突部169とを有している。そして、押圧用突部169は仕切壁147に形成された貫通孔148に挿入して凹溝145内に突出して配置され、保持アーム132の保持片134に接触するようになっている。
また、付勢バネ170は例えばコイルバネにて構成されており、部品収納室146に収納され、その一端を第1の可動部材162の環状体163の底部にせき止め、その他端を部品収納室146の長手方向終端部にせき止め、第1の可動部材162との間の圧縮変形に依存した付勢力で第1の可動部材162を押圧するようになっている。
更に、付勢力調整具180は、大径の頭部182にネジ回し用のドライバ溝183付きで先端側に雄ネジ部184が形成されたネジロッド181を有している。本例では、第1の可動部材162の環状体163の孔部163aは、付勢バネ170側の内縁部に内側に張り出す段付き部163bを有しており、ネジロッド181は第1の可動部材162の孔部163aに対し段付き部163bとは反対側から挿入され、ネジロッド181の頭部182が第1の可動部材162の環状体163の孔部163aに形成された段付き部163bに引っ掛かるようになっている。そして、このネジロッドの雄ネジ部184はナット149にねじ込まれるようになっている。このため、本例では、ネジロッド181は、頭部182のドライバ溝183を適宜回転することにより、ネジロッド181のナット149へのねじ込み量が変化し、これに伴って、第1の可動部材162の位置が規制されることから、部品収納室146に収納された付勢バネ170の圧縮変形量を調整することが可能になる。つまり、ネジロッド181は頭部のドライバ溝183を利用してねじ込み量を変化させることで可能であるから、付勢バネ170の付勢力が比較的大きい値であったとしても、ネジロッド181は付勢バネ170の付勢力を調整する調整部として機能している。
<押圧アームの姿勢変化>
本実施の形態において、押圧アーム142は支持ブラケット141に対して揺動支点143を中心に揺動可能に支持されている。
本例では、押圧アーム142の揺動支点143はリアカバー23の回転支点24よりも転写ロール102寄りに位置するため、例えばリアカバー23閉鎖時に、リアカバー23に対して転写ロール102がリアカバー23から離れる方向に僅かでも揺動した位置、つまり、リアカバー23に対して転写ロール102が少しお辞儀をした位置を初期位置として保持するようにすれば、揺動しない位置を初期位置とする態様(比較の形態)に比べて、リアカバー23の回転支点24中心と転写ロール102の位置決め凸部137との間の距離R1は、図17に点線で示すように、比較の形態における両者間の距離R2(図17中一点鎖線で示す)よりも短くなる。
仮に、リアカバー23の回転支点24と中間転写体40の位置決め凹部49のうちリアカバー23閉鎖時の転写ロール102の進入側縁部との間の距離がR2以下であると仮定すると、二次転写ユニット101(具体的には転写ロール102)の位置決め動作過程において、転写ロール102の位置決め凸部137が位置決め凹部49に進入する際に位置決め凹部49の進入側縁部に乗り上げてしまう懸念があるが、リアカバー23の回転支点24中心と転写ロール102の位置決め凸部137との間の距離をR1(<R2)にすることにより、中間転写体40の置決め凹部49に対して転写ロール102の位置決め凸部137が乗り上げる懸念が抑制される。
従って、本実施の形態では、押圧アーム142は、図12及び図13に示すように、支持ブラケット141側に押圧アーム142の初期位置を規制する規制壁155を形成しておき、押圧アーム142に対して転写ロール102の押圧方向と交差する方向から初期位置保持用の付勢バネ190で付勢し、リアカバー23を閉じたときに、中間転写体40の位置決め凹部49に対して転写ロール102の位置決め凸部137を非干渉な位置関係にて係わり合わせるようにすればよい。
尚、本実施の形態では、初期位置保持用の付勢バネ190で押圧アーム142を付勢する方式が採用されているが、これに限られるものではなく、付勢バネ190を用いずに押圧アーム142の自重を利用して規制壁155に押圧アーム142の初期位置を規制するようにしてもよい。
−粉体の満杯検知装置の構成例−
<案内通路、検知空間>
本例において、満杯検知装置200は、図10(a)(b)、図11及び図16に示すように、例えば二次転写ユニット101のユニットケース103内に設けられた円筒状の囲み部材115の上部に上方に向かって延びる断面略矩形状の案内通路201を区画部材202にて区画したものである。ここで、区画部材202はユニットケース103の上壁内面から下方に一体的に突出して設けられ、囲み部材115の上半部の一部に連通するように接続されている。
そして、案内通路201の上端に面したユニットケース103の上壁には撹拌搬送部材112の軸方向に略直交する方向に延びるスリット203が形成され、ユニットケース103の上壁の外側にはスリット203を取り囲んで上方に延びる検知空間204が透明又は半透明の樹脂で成形された透過性のハウジング205で区画されている。このため、本例では、案内通路201はスリット203を介して検知空間204に接続されている。
<フロート部材の構成例>
更に、本実施の形態では、案内通路201には囲み部材115内に入り込んだ粉体によって浮揚可能に押し上げられる移動手段としてのフロート部材210が設置されている。
本例において、フロート部材210は、図17及び図18(a)〜(c)に示すように、断面略矩形状の案内通路201に当該案内通路201の横断面積よりも少し小さい断面略矩形状のフロート本体211を有し、このフロート本体211の検知空間側は略水平方向に沿う平面部212として形成される一方、フロート本体211の囲み部材115側には当該囲み部材115の内周面に沿う円弧状の受け面213が形成されており、この受け面213は撹拌搬送部材112の羽根部材112bを覆うように設けられている。また、フロート本体211の平面部212の略中央には略鉛直方向に延びる板状の被検知部材215が一体的に設けられており、被検知部材215の基部には当該被検知部材215と略十字状に交差する方向に延びる板状の補強部材216が一体的に設けられている。
<対向壁部の構成例>
更に、フロート本体211の平面部212の周縁には、案内通路201を区画する区画部材202の周壁に対向する第1の対向壁部221がフロート部材210の移動方向に沿う方向(略鉛直方向に相当)に矩形枠状に一体的に設けられ、平面部212を取り囲むように配置されている。本例では、第1の対向壁部221は、案内通路201の通路長(本例では囲み部材115の内周面頂部からユニットケース103の上壁内面に至るまでの距離)からフロート部材210の最大浮揚量を差し引いた長さhに選定されている。
また、本例では、案内通路201の上面に面したユニットケース103の上壁内面のうち、フロート部材210の第1の対向壁部221よりも内側の位置には、囲み部材115側に向かって延びる第2の対向壁部222が矩形枠状に一体的に設けられている。そして、本例では、第2の対向壁部222のフロート部材210の移動方向に沿う長さは第1の対向壁部221の長さhと略同程度に選定されている。
更に、本例では、第1の対向壁部221と区画部材202の周壁との間の隙間g1及び第1の対向壁部221と第2の対向壁部222との間の隙間g2はフロート部材210の浮揚動作を許容する範囲内で極力狭く選定されている。
<満杯検知方式>
更に、本実施の形態では、フロート部材210の被検知部材215は、フロート部材210が最下点位置に位置するときに、その先端部がスリット203を通過して検知空間204に到達するように配置されており、囲み部材115内の粉体によってフロート部材210が浮揚して予め決められた最上点位置(本例ではフロート部材210の第1の対向壁部221がユニットケース103の上壁内面に突き当たった位置に相当)に到達したときに、ユニットケース103の収容空間部111に収容された粉体が満杯状態に至ったものと判断するようになっている。
具体的には、フロート部材210の被検知部材215は、粉体が満杯状態に至った条件で囲み部材115内の粉体によって更に上昇して予め決められた位置(粉体の満杯位置に相当)に到達することから、被検知部材215が粉体の満杯位置に到達したことを検知する光学式センサ230がハウジング205の外部に取付ブラケット235を介して取り付けられている。本例では、光学式センサ230は、検知空間204を挟んで発光素子231と受光素子232とを対向して配置し、発光素子231と受光素子232との間の光路を被検知部材215が遮ったときの受光素子232の出力変化により、粉体の満杯状態を検知するものである。
尚、満杯検知装置200としては収容空間部111の粉体が満杯に至ったことを検知するものであれば、本例(光学式センサ230)とは異なる方式、例えば被検知部材215の移動を機械的あるいは電気的に検知する方式のセンサを採用してもよいことは勿論である。
また、本例では、粉体の満杯状態を検知するようになっているが、粉体の満杯状態に至るまでを段階的に検知するようにしてもよいことは勿論である。
−画像形成装置の作動−
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
<二次転写装置の位置決め精度>
本実施の形態では、リアカバー23側の二次転写装置100は、図20に示すように、リアカバー23を閉じたときに、中間転写体40の位置決め凹部49に対して転写ロール102の軸受部品130を位置決めすることで正規位置に設定される。
このとき、二次転写ユニット101の転写ロール102のエンドキャップ131に設けられた位置決め凸部137は中間転写体位置決め凹部49に嵌まって位置決めされており、しかも、押圧機構140は押圧アーム142、具体的には付勢バネ170にて可動ブロック161を付勢し、この可動ブロック161にて保持アーム132の保持片134を挟んで転写ロール102のエンドキャップ131を押圧し、中間転写体40の位置決め凹部49に対してエンドキャップ131の位置決め凸部137を嵌め込む。
この状態において、押圧機構140の押圧アーム142は、図20に示すように、中間転写体40の張架ロール41の中心と転写ロール102の中心とを結んだ方向に略沿って転写ロール102を押圧することから、エンドキャップ131の位置決め凸部137は中間転写体40のV字状溝からなる位置決め凹部49の所定位置に位置決めされる。このため、中間転写体40に対する転写ロール102の相対位置関係は一義的に決まることになり、二次転写装置100による転写動作は安定的に実施される。
また、本実施の形態では、押圧機構140の押圧アーム142は、図20に示すように、付勢バネ170にて付勢された可動ブロック161(第1の可動部材162、第2の可動部材166)にて保持アーム132の保持片134を挟んで転写ロール102のエンドキャップ131を押圧するものであり、また、保持アーム132はユニットケース103の長手方向両側部に一体的又は別体のものとして固定的に取り付けられていることから、転写ロール102はユニットケース103に固定された保持アーム132の保持溝133及び保持片134に対して位置決めされることになり、ユニットケース103に対する相対位置関係が一定に保たれる。このため、転写ロール102,ユニットケース103には後述するように様々な力が作用することになるものの、ユニットケース103の予め決められた箇所に設置された清掃部材110は、ユニットケース103に設置された転写ロール102に対して正確な相対位置関係をもって接触配置されることになり、転写ロール102に付着した残留物は清掃部材110によって効率的に掻き取られ、清掃部材110による清掃効率は良好に保たれる。
これに対し、仮に、保持アーム132に保持溝133のみ形成し、保持片134を形成しない態様を用い、保持溝133に保持された転写ロール102を付勢バネ170で付勢された可動ブロック161で直接押圧する場合には、確かに、転写ロール102は中間転写体40に対して所定の接触荷重を受けて安定的に接触されることにはなる。
しかしながら、図10に示すように、転写ロール102、ユニットケース103には様々な力が作用、具体的には、転写ロールには付勢バネ170による接触荷重が作用するのに対し、ユニットケース103には、転写ロール102の自重、転写ロール102と清掃部材110との接触部に対し清掃部材110による接触反力、更には転写ロール102が中間転写体40に追従回転することに伴う駆動反力が作用することから、転写ロール102とユニットケース103との位置関係は安定せず、これに伴って、転写ロール102と清掃部材110との相対位置関係が不安定になり易い。
更に、本実施の形態では、リアカバー23を閉鎖したときに、保持アーム132の保持片134は、V字状溝からなる位置決め凹部49と対向して配置された状態で、エンドキャップ131を介して転写ロール102の軸受部品130を押圧する構造であるため、V字状溝からなる位置決め凹部49に対して転写ロール102の軸受部品130を略鉛直方向から押圧することが可能である。更にまた、保持アーム132の保持片134はエンドキャップ131の外周曲面部と略同程度の曲率の曲面部135を有しているため、中間転写体40に対する転写ロール102の接触圧が安定している。
また、本実施の形態では、押圧機構140は、押圧アーム142の先端側にユニットケース103と一体的又は固定的に設けられた保持アーム132の保持片134を収容可能なU字状の凹溝145を有し、この凹溝145の底に保持片134に接触する可動ブロック161を付勢バネ170で付勢する態様が採用されている。このため、本例では、押圧アーム142の凹溝145内に転写ロール102のエンドキャップ131付きの軸受部品130を組み込むことで、保持アーム132の保持片134にてエンドキャップ131付きの軸受部品130を保持することができ、更に、付勢バネ170にて可動ブロック161を付勢することでエンドキャップ131付き軸受部品130を押圧することが可能である。
更に、本実施の形態では、押圧機構140には付勢力調整具180が設けられている。このため、付勢バネ170による付勢力が非常に大きい場合でも、例えば頭部182にドライバ溝183付きのネジロッド181を工具等で適宜回転させることに伴って付勢バネ170の圧縮変形量を容易に調整することが可能である。
特に、本実施の形態では、押圧機構140の可動ブロック161は、付勢バネ170に接触して付勢される第1の可動部材162と、当該第1の可動部材162と保持アーム132の保持片134との間に介在される第2の可動部材166との二つの部品に分かれた態様であるため、可動ブロック161の組み付けが容易になる。
つまり、可動ブロック161が単一部品であると、可動ブロック161について付勢バネ170、保持アーム132の保持片134の両者の関係を調整しながら組み付ける必要かあるが、本実施の形態のように二つの部品に分かれた態様では、第1の可動部材162の孔部163aの作業スペースを利用することで第1の可動部材162と付勢バネ170との関係を調整した後、第2の可動部材166と保持アーム132の保持片134との関係を調整すればよく、可動ブロック161の組付けが容易になる。
更に、本実施の形態では、第2の可動部材166は、第1の可動部材162に形成された孔部163aに移動可能に嵌め込まれる連結用突部167と、当該連結用突部167の周囲に第1の可動部材162の孔部163a周縁に接触する鍔部168と、当該鍔部168を挟んで連結用突部167の反対側に突出する押圧用突部169とを有する態様であるため、第1の可動部材162のレイアウトが確定した後に、第1の可動部材162に対して第2の可動部材166を連結することが可能になり、可動ブロック161が単一部品で構成される場合に比べて、保持アーム132の保持片134と可動ブロック161との接触関係を良好に保ちながら、可動ブロック161の組付け作業を容易に実施することができる。
<二次転写装置の位置決め動作過程>
本実施の形態では、押圧アーム142は、図12及び図13に示すように、転写ロール102の押圧方向(付勢バネ170による付勢方向)と交差する方向から初期位置保持用の付勢バネ190で付勢され、支持ブラケット141に予め形成されている規制壁155に突き当たる位置まで揺動して位置規制されている。
このとき、転写ロール102の初期位置は、押圧アーム142が規制壁155と非接触な位置に配置されたときの転写ロール102の位置を初期位置とする態様(比較の形態に相当)に比べて、リアカバー23に対してリアカバー23から離れる方向に揺動した位置となるため、リアカバー23の回転支点24中心と転写ロール102の位置決め凸部137との間の距離R1は、図21に点線で示すように、比較の形態における両者間の距離R2(図21中一点鎖線で示す)よりも短くなる。
この状態において、仮に、リアカバー23の回転支点24と中間転写体40の位置決め凹部49のうちリアカバー23閉鎖時の転写ロール102の進入側縁部との間の距離R3がR2以下であると仮定する。ここで、リアカバー23の回転支点24中心と転写ロール102の位置決め凸部137との間の距離R1としては少なくともR3未満であればよく、この点を踏まえて転写ロール102の初期位置を選定するようにすればよい。
このような構成の二次転写装置100がリアカバー23に搭載されている態様にあっては、図22(a)に示すように、リアカバー23を閉鎖していくと、転写ロール102の位置決め凸部137は回転半径R1の回転軌跡m1に沿って移動するが、R1<R3の関係を満たすことから、中間転写体40のV字状溝からなる位置決め凹部49のうち転写ロール102の進入側縁部には接触せずに通過し、位置決め凹部49のうちV字状溝の下側に位置する下側溝壁49aに突き当たる。
この後、更に、リアカバー23を閉鎖していくと、図22(b)に示すように、転写ロール102の位置決め凸部137は位置決め凹部49の下側溝壁49aに沿って位置決め凹部49の奥側に持ち上がり、位置決め凹部49のうちV字状溝の上側に位置する上側溝壁49bに突き当たる。このとき、押圧アーム142は初期位置保持用の付勢バネ190の付勢力に抗して規制壁155から離れる方向に移動し、転写ロール102の初期位置から変位した位置への移動を許容する。
そして、リアカバー23が完全に閉鎖されると、図22(c)に示すように、転写ロール102の位置決め凸部137は中間転写体40の位置決め凹部49のV字状溝の両側溝壁49a,49bに跨がった所定位置に位置決めされる。この状態において、押圧アーム142は可動ブロック161の移動に伴って付勢バネ170が圧縮変形することから、押圧アーム142により押圧される転写ロール102は中間転写体40に対して所定の接触荷重Pをもって接触して配置される。この接触荷重Pは二次転写ユニット101の揺動支点143と、押圧アーム142と支持ブラケット141との突き当て部とで受け止められる。
−満杯検知装置の作動−
本実施の形態では、満杯検知装置200は、図23(a)に示すように、二次転写ユニット101のユニットケース103の収容空間部111に収容された粉体が満杯状態に近づくと、撹拌搬送部材112によって粉体が均されながら囲み部材115内に流入していくため、フロート部材210が囲み部材115内の粉体によって押し上げられ、フロート部材210が案内通路201に沿って上昇し始める。
そして、収容空間部111に収容された粉体が満杯状態に至ると、囲み部材115内の粉体によってフロート部材210は最上点位置(本例では第1の対向壁部221がユニットケース103の上壁内面に突き当たった位置に相当)まで上昇する。このとき、フロート部材210の被検知部材215は検知空間204の粉体の満杯位置に相当する位置に到達することになり、当該被検知部材215が光学式センサ230による発光素子231、受光素子231間の光路を遮ることで光学式センサ230の出力がオンレベルからオフレベルへと変化し、これにより、粉体の満杯状態が検知される。
特に、本実施の形態では、フロート部材210は初期位置に相当する最下面位置に位置するとき、円弧状の受け面213が囲み部材115の内周面に沿って配置されていることから、フロート部材210の一部が囲み部材115内の空間部に張り出して配置されることはなく、粉体が囲み部材115に入り込む上でフロート部材210による抵抗が嵩むという懸念はない。
また、本実施の形態では、フロート部材210は、図23(b)に示すように、囲み部材115の内周面に沿う円弧状の受け面213を有しているため、粉体がフロート部材210の受け面213を押し上げる際には、粉体による押圧力が受け面213の中心(フロート部材210の重心を通る鉛直線方向に相当)寄りに集中する。このため、フロート部材210は粉体からの押し上げ力により案内通路201に沿って真っ直ぐに押し上げられる。このため、フロート部材210が傾くことが抑制され、フロート部材210の被検知部材215は傾くことなく検知空間204を移動することになり、光学式センサ230による粉体の満杯検知は正確に実施される。
更に、本実施の形態では、フロート部材210のフロート本体211の周縁には矩形枠情の第1の対向壁部221が設けられ、案内通路201に面したユニットケース103の上壁内面には第1の対向壁部221よりも内側に矩形枠状の第2の対向壁部222が設けられているため、図24(a)に示すように、例えばフロート部材210が初期位置に配置されている状況では、案内通路201の通路壁(具体的には区画部材202の周壁及びユニットケース103の上壁)と第1の対向壁部221との間、及び、第1、第2の対向壁部221,222間には屈曲した通路240が形成されている。この状態において、ユニットケース103内の収容空間部111に収容された粉体が囲み部材115の案内通路201とフロート部材210との間の隙間を矢印で示すように通り抜けようとしても、屈曲した通路240の経路が長いことから、粉体は案内通路201とフロート部材210との間の隙間を通り抜けにくく、粉体が案内通路201から検知空間204に入り込むという懸念はほとんどない。
特に、本実施の形態では、二次転写装置100はリアカバー23側に組み込まれているため、リアカバー23を開閉する度に、二次転写装置100の二次転写ユニット101が揺動することになり、こりに伴って、ユニットケース103内に回収された粉体が収容空間部111内で移動し、粉体が満杯状態に至らない状況でも、粉体が囲み部材115内に流入することは起こり得るが、粉体が案内通路201とフロート部材210との間の隙間を通り抜ける懸念はない。
また、ユニットケース103内に回収された粉体が収容空間部111で満杯状態に至ると、図24(b)に示すように、囲み部材115内に流入した粉体によってフロート部材210が最上点位置まで押し上げられ、これに伴って、フロート部材210の被検知部材215が検知空間204の粉体の満杯位置に到達し、光学式センサ230が粉体の満杯状態を検知する。
このとき、フロート部材210側の第1の対向壁部221と案内通路201側の第2の対向壁部222とはフロート部材210の移動方向に交差する方向に対して完全に重なった状態で対向して配置されており、両者間の屈曲した通路240の経路長は、フロート部材210が最下点位置(初期位置)に位置する場合(図24(a)参照)に比べて更に長くなり、その分、粉体が屈曲した通路240を矢印で示すように通り抜けることは更に困難になる。このため、粉体が満杯状態に至ったとき、囲み部材115内に粉体が充満した状況にあったとしても、粉体が案内通路201とフロート部材210との間の隙間から検知空間204に入り込む懸念は全くない。
1…回収容器,2…搬送手段,3…満杯検知装置,4…囲み手段,5…案内手段,5a…案内通路,6…移動手段,7…検知手段,7a…検知空間,8…被検知手段,9,9a,9b…対向壁部,10…収容手段

Claims (10)

  1. 回収容器内に回収された粉体を収容する収容手段と、
    前記粉体を搬送する搬送手段の一部を取り囲む囲み手段と、
    前記囲み手段の一部から上方に向かって延びる案内通路を形成する案内手段と、
    前記囲み手段内に入り込んだ粉体によって押し上げられて前記案内手段に沿って移動する移動手段と、
    前記案内通路に接続された検知空間を有し、前記移動手段の移動に伴って移動する被検知手段が前記検知空間の予め決められた位置に到達したことを検知する検知手段と、
    前記移動手段及び前記案内手段の案内通路に面した部位の少なくともいずれか一方の手段に設けられ、他方の手段に対向する対向壁部であって、当該対向壁部を含む一方の手段と前記他方の手段との間に形成される空間の形状が、屈曲した通路形状をなすよう構成された対向壁部と、
    を備えたことを特徴とする満杯検知装置。
  2. 請求項1に記載の満杯検知装置において、
    前記回収容器は、開閉可能な開閉手段に設けられていることを特徴とする満杯検知装置。
  3. 請求項1又は2に記載の満杯検知装置において、
    前記対向壁部は、前記移動手段の周縁に当該移動手段の移動方向に延びる第1の対向壁部と、前記案内手段の案内通路の上面に面した部位のうち前記第1の対向壁部よりも内側の位置にて前記囲み手段側に向かって延びる第2の対向壁部とを有し、少なくとも前記移動手段の移動方向に交差する方向で対向していることを特徴とする満杯検知装置。
  4. 請求項3に記載の満杯検知装置において、
    前記第1の対向壁部及び前記第2の対向壁部は略等しい長さを有することを特徴とする満杯検知装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の満杯検知装置において、
    前記移動手段は被検知手段の基部を補強して固定する補強部を有することを特徴とする満杯検知装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載の満杯検知装置において、
    前記移動手段は、前記案内手段の案内通路において前記囲み手段の内周面に沿う受け面を有することを特徴とする満杯検知装置。
  7. 請求項6に記載の満杯検知装置において、
    前記囲み手段が円筒状に形成され、
    前記移動手段は、前記案内手段の案内通路において前記囲み手段の内周面に沿う円弧状の受け面を有することを特徴とする満杯検知装置。
  8. 請求項6に記載の満杯検知装置において、
    前記囲み手段が円筒状に形成され、
    前記移動手段は、前記案内手段の案内通路において前記囲み手段の内周面に沿う円弧状の受け面を有することを特徴とする満杯検知装置。
  9. 回収された粉体を収容する回収容器と、
    前記回収容器に回収された粉体を搬送する搬送手段と、
    請求項1乃至8のいずれかに記載の満杯検知装置と、
    を備えることを特徴とする粉体回収装置。
  10. 粉体を用いて処理する粉体処理手段と、
    前記粉体処理手段から搬送された粉体を回収する請求項9に記載の粉体回収装置と、
    を備えたことを特徴とする処理装置。
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