JP2020051614A - 配管固定装置 - Google Patents

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山本 幸一
Koichi Yamamoto
幸一 山本
晃正 黒田
Akimasa Kuroda
晃正 黒田
和之 小串
Kazuyuki Kogushi
和之 小串
佐衣子 久米
Saeko Kume
佐衣子 久米
勇人 横井
Yuto Yokoi
勇人 横井
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Kurodite Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】ガス管に狭いスペースで固定される配管固定装置を提供する。【解決手段】流体が流通する配管の一方の半部H1に対向すると共に配管を横断するように配置された押え部1と、押え部1において配管を挟む位置から配管の他方の半部H2に向かって配管の両側を延びるように配置され、先端部近傍に他方の半部H2を押圧するように突出する突出部7aおよび7bを有する複数の挟持部2aおよび2bとを備え、少なくとも1つの挟持部2aおよび2bは、配管に固定されるように突出部7aおよび7bが他方の半部H2を押圧する押圧姿勢N1と、配管に対して着脱可能に突出部7aおよび7bが他方の半部H2から離間する離間姿勢N2とに自らの中心軸の周りに回転して変更するように設けられる。【選択図】 図1

Description

この発明は、配管固定装置に係り、特に、流体が流通する配管に固定される配管固定装置に関する。
配管固定装置は、例えばガスが流通するガス管に固定されて穿孔装置などを支持するものである。従来、配管固定装置は、チェーンなどの長尺部材をガス管に巻き付けるなどしてガス管に固定されていた。これにより、ガス管に穿孔装置を確実に固定して穿孔を形成することができる。しかしながら、例えば埋設されたガス管を穿孔する場合には、長尺部材をガス管に巻き付けるためにガス管の周囲を全て掘り起こす必要があり、大きな労力を要するといった問題があった。
そこで、配管固定装置をガス管に容易に固定する技術として、例えば、特許文献1には、管壁に穿孔された接続用貫通孔に管用装置を接続するまでの手間と時間を軽減する管壁穿孔用サドルが提案されている。この管壁穿孔用サドルは、ガス管を径方向から抱持するための一対のクランプアームを有し、クランプアームの爪部同士を互いに近接移動させてガス管の下面側に入り込ませることでガス管に固定される。このように、一対のクランプアームを近接移動させてガス管に抱持させるため、配管固定装置をガス管に容易に固定することができる。
特開2008−168414号公報
しかしながら、特許文献1の管壁穿孔用サドルは、一対のクランプアームをガス管に直交する方向に移動させるため、ガス管の側方に大きなスペースを要するといった問題があった。このため、例えば、埋設されたガス管に管壁穿孔用サドルを固定する場合には、ガス管の側方を広く掘り起こす必要があった。
この発明は、このような従来の問題点を解消するためになされたもので、ガス管に固定するためのスペースが抑制された配管固定装置を提供することを目的とする。
この発明に係る配管固定装置は、流体が流通する配管の一方の半部に対向すると共に配管を横断するように配置された押え部と、押え部において配管を挟む位置から配管の他方の半部に向かって配管の両側を延びるように配置され、先端部近傍に他方の半部を押圧するように突出する突出部を有する複数の挟持部とを備え、少なくとも1つの挟持部は、配管に固定されるように突出部が他方の半部を押圧する押圧姿勢と、配管に対して着脱可能に突出部が他方の半部から離間する離間姿勢とに自らの中心軸の周りに回転して変更するように設けられるものである。
ここで、押え部において配管に対向する内面に沿って少なくとも1つの挟持部から突出する内面側フランジ部をさらに有し、少なくとも1つの挟持部は、中心軸が延びる方向に移動可能に押え部に設けられ、先端部が内面に近付くように移動されることにより内面側フランジ部が内面を押圧して押圧姿勢が支持されることが好ましい。
また、押え部において内面の反対側に形成された外面に沿って少なくとも1つの挟持部から突出すると共に少なくとも1つの挟持部の延在方向に移動可能に形成された外面側フランジ部をさらに有し、少なくとも1つの挟持部が先端部を内面に近付けるように移動されると共に外面側フランジ部が少なくとも1つの挟持部の先端部側に移動されることにより、内面側フランジ部と外面側フランジ部が押え部を互いに反対側から押圧して押圧姿勢が支持されることが好ましい。
複数の挟持部は、配管に対して直交する方向に配管を挟んで対向配置された一対の挟持部からなり、一対の挟持部は、押圧姿勢と離間姿勢に同じ方向に回転して変更するように設けられることが好ましい。
また、一対の挟持部に接続され、一対の挟持部が同時に回転するように動力を付加する動力付加部をさらに有することが好ましい。
また、動力付加部は、作業者が回転操作する操作部と、操作部に接続され、操作部が回転された動力を一対の挟持部に向かって伝達する伝達部と、伝達部および一対の挟持部に接続され、伝達部で伝達された動力により一対の挟持部を回転させる回転部とを有することが好ましい。
また、動力付加部は、一対の挟持部の姿勢に伴って押え部に分離可能に取り付けることができる。
また、押え部は、配管を穿孔する穿孔機を取り付けるための穿孔用アダプターを固定するように形成することができる。
この発明によれば、少なくとも1つの挟持部は、配管に固定されるように突出部が他方の半部を押圧する押圧姿勢と、配管に対して着脱可能に突出部が他方の半部から離間する離間姿勢とに自らの中心軸の周りに回転して変更するように設けられるので、ガス管などの配管に狭いスペースで固定される配管固定装置を提供することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る配管固定装置の構成を示す図である。 挟持部を離間姿勢とした様子を示す図である。 実施の形態2の動力付加部の構成を示す図である。 動力付加部を押え部に設置した様子を示す図である。 実施の形態3のロック部の構成を示す図である。 実施の形態4の動力付加部の構成を示す図である。 実施の形態5の動力付加部の構成を示す図である。 実施の形態6の動力付加部の構成を示す図である。 実施の形態7に係る配管固定装置の構成を示す図である。 実施の形態8に係る配管固定装置の構成を示す図である。 実施の形態8に係る配管固定装置の要部を示す図である。 ガス管上に押え部を載置する様子を示す図である。 挟持部を押圧姿勢とした様子を示す図である。 実施の形態9に係る配管固定装置の構成を示す図である。 径の異なるガス管に押え部を固定した様子を示す図である。 実施の形態10に係る配管固定装置の構成を示す図である。 挟持部の長さを調節する様子を示す図である。 実施の形態11に係る配管固定装置の構成を示す図である。 実施の形態1〜11の変形例を示す図である。 実施の形態1〜11の他の変形例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る配管固定装置の構成を示す。この配管固定装置は、押え部1と、一対の挟持部2aおよび2bとを有する。
押え部1は、ガスが流通するガス管Pに対して穿孔装置の穿孔用アダプターSを上側から押えて固定するもので、板形状を有し、穿孔用アダプターSを挟んでガス管Pの上側に配置される。すなわち、押え部1は、穿孔用アダプターSを挟んでガス管Pの上半部H1に対向する内面1bと、内面1bの反対側に形成された外面1aとを有することになる。また、押え部1は、ガス管Pに直交する方向にガス管Pを横断するように配置され、一対の縁部3aおよび3bがガス管Pの側方に張り出すように形成されている。
また、押え部1の中央部には、開口部4が形成されており、この開口部4を介して穿孔用アダプターSの上部が押え部1の外面1a側に張り出すように配置されている。また、一対の縁部3aおよび3bには、ガス管Pを挟む位置に挟持部2aおよび2bをそれぞれ取り付けるための取付孔5aおよび5bが挟持部2aおよび2bに応じた大きさで設けられている。さらに、押え部1は、内面1bからガス管Pに向かって突出した4つの支持部6を有する。4つの支持部6の下端部は、ガス管Pに沿うように形成されており、ガス管Pの外面に当接している。
なお、穿孔用アダプターSは、穿孔装置を取り付けるためのもので、ガス管Pの上半部H1に対向するように配置され、押え部1でガス管Pに上側から押し付けられるように取り付けられている。また、穿孔用アダプターSの中央部には穿孔装置とガス管Pとの間を連通する開口部が形成されている。この開口部は、例えばガス管Pを穿孔するためのホルソーなどを穿孔装置からガス管Pに進行させるためのものである。
挟持部2aおよび2bは、ガス管Pを両側から挟持して固定するもので、棒形状を有し、基端部が押え部1の外面1aから突出するように取付孔5aおよび5bに挿通されている。具体的には、挟持部2aおよび2bは、ガス管Pに対して直交する方向にガス管Pを挟んで対向配置され、押え部1においてガス管Pを挟む位置に形成された取付孔5aおよび5bからガス管Pの下半部H2に向かってガス管Pの両側を延びるように形成されている。また、挟持部2aおよび2bは、六角形の横断面を有するように形成されている。さらに、挟持部2aおよび2bの先端部近傍には、ガス管Pの下半部H2を押圧するように突出する突出部7aおよび7bが設けられている。突出部7aおよび7bは、配管固定装置をガス管Pに固定するようにガス管Pの下半部H2を押圧しており、この挟持部2aおよび2bの姿勢を押圧姿勢N1とする。
ここで、挟持部2aおよび2bは、図2に示すように、突出部7aおよび7bがガス管Pの下半部H2から離間する離間姿勢N2に自らの中心軸の周りに回転して変更するように設けられている。すなわち、挟持部2aおよび2bは、押圧姿勢N1と離間姿勢N2に変更するように押え部1の取付孔5aおよび5bに回転可能に取り付けられている。この離間姿勢N2により、配管固定装置がガス管Pに対して着脱可能となる。
また、離間姿勢N2において、挟持部2aおよび2bは、突出部7aおよび7bがガス管Pに沿う方向で且つ互いに反対方向に突出するように取付孔5aおよび5bに取り付けられている。挟持部2aおよび2bは、ガス管Pを挟んで配置されているため、同じ方向に90度回転させることで押圧姿勢N1と離間姿勢N2に変更されることになる。
なお、押え部1、挟持部2aおよび2bは、剛性の強い材料から構成することが好ましく、例えば金属などから構成することができる。
次に、配管固定装置をガス管に固定する方法について説明する。
まず、図2に示すように、挟持部2aおよび2bが離間姿勢N2、すなわち突出部7aおよび7bがガス管Pから離間するようにガス管Pに沿う方向に突出した姿勢で押え部1の取付孔5aおよび5bに取り付けられる。このとき、挟持部2aおよび2bは、突出部7aおよび7bが互いに反対方向を向くように押え部1に取り付けられる。そして、押え部1とガス管Pとの間に穿孔用アダプターSを挟んだ状態で、配管固定装置がガス管Pの上側に載置される。
ここで、挟持部2aおよび2bは、六角形の横断面を有するように形成されているため、押圧姿勢N1から90度回転させた姿勢に正確に位置合わせして押え部1に取り付けることができる。
また、挟持部2aおよび2bを離間姿勢N2とすることにより、配管固定装置をガス管Pにスムーズに載置することができる。また、挟持部2aおよび2bは、離間姿勢N2から回転により姿勢を変更するため、例えば挟持部をガス管Pに直交する方向に弾性的に動かして姿勢を変更させるものと比較して、挟持部2aおよび2bがガス管Pの側方に張り出す量を抑制することができる。このため、ガス管Pの側方に少しのスペースがあれば配管固定装置をガス管Pに載置することができ、例えば埋設されたガス管Pであればその側方を少し掘り起こすだけでよく、配管固定装置を設置する労力を抑制することができる。さらに、離間姿勢N2では、突出部7aおよび7bがガス管Pに沿う方向に突出するため、挟持部2aおよび2bがガス管Pの側方に張り出す量をより抑制することができる。
このようにして、配管固定装置が、ガス管Pの上側に載置されることにより、押え部1がガス管の上半部H1に対向するように配置されて、押え部1の4つの支持部6がガス管Pの上半部H1に当接する。これにより、押え部1がガス管Pに対して支持されるため、配管固定装置をガス管Pに安定して載置することができる。
続いて、作業者が工具などを用いて挟持部2aおよび2bの基端部を同じ方向に同時に90度回転させる。これにより、図1(a)および(b)に示すように、挟持部2aおよび2bが押圧姿勢N1とされて、突出部7aおよび7bがガス管Pの下半部H2を押圧する。
このとき、挟持部2aおよび2bは、同じ方向に回転するように取り付けられており、突出部7aおよび7bはガス管Pに対して互いに反対方向から近づくことになる。このため、突出部7aおよび7bは、ガス管Pに接触する際に回転力を互いに打ち消すようにガス管Pに付加するため、押え部1がガス管に沿って移動することを抑制し、押え部1の位置ずれを防止することができる。さらに、挟持部2aおよび2bを同時に回転させることにより、押え部1の移動を確実に抑制することができる。また、挟持部2aおよび2bは、六角形の横断面を有するように形成されているため、正確に90度回転させることができ、ガス管Pの下半部H2を突出部7aおよび7bで的確に押圧することができる。
このように、挟持部2aおよび2bがガス管Pの下半部H2を押圧するのに伴って、押え部1がガス管Pの上部を押圧する。すなわち、挟持部2aおよび2bがガス管Pを両側方から押圧すると共に押え部1がガス管Pを上側から押圧して、ガス管Pを周方向にほぼ3等分する3点が押圧されることになる。これにより、配管固定装置をガス管Pに確実に固定することができ、ガス管Pに対して穿孔用アダプターSを安定して取り付けることができる。
配管固定装置がガス管Pに固定されると、穿孔用アダプターSに穿孔機が取り付けられて、ガス管Pに穿孔が形成される。このとき、穿孔用アダプターSがガス管Pに安定して取り付けられているため、ガス管Pに穿孔を確実に形成することができる。
ガス管Pの穿孔が完了すると、同様にして、挟持部2aおよび2bを同じ方向に同時に90度回転させて押圧姿勢N1から離間姿勢N2に変更する。これにより、配管固定装置がガス管Pに対して移動可能となり、ガス管Pから容易に取り外すことができる。
本実施の形態によれば、挟持部2aおよび2bが、押圧姿勢N1と離間姿勢N2とに自らの中心軸の周りに回転して変更するように押え部1に取り付けられるため、ガス管Pの側方に狭いスペースを形成するだけで配管固定装置をガス管Pに固定することができ、ガス管Pに固定するためのスペースを抑制することができる。
実施の形態2
上記の実施の形態1において、挟持部2aおよび2bに接続される動力付加部をさらに配置し、離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更する際に挟持部2aおよび2bが同時に回転するように動力付加部で挟持部2aおよび2bに動力を付加することができる。
例えば、図3に示すような動力付加部21を実施の形態1に新たに配置することができる。
動力付加部21は、本体部22と、操作部23と、伝達部24aおよび24bと、回転部25aおよび25bとを有する。
本体部22は、動力付加部21の各部を支持するもので、長尺な板形状を有する。
操作部23は、作業者が工具などを用いて回転操作するもので、平歯車形状を有し、本体部22に回転可能に配置されている。例えば、操作部23の中央部に六角形状に形成された工具連結部を形成し、この工具連結部に工具を連結させて操作部23を回転させることができる。また、操作部23は、外周部に伝達部24aおよび24bと噛み合うように形成された複数の歯部が配置されている。
伝達部24aおよび24bは、操作部23が回転された動力をそれぞれ挟持部2aおよび2bに向かって伝達するもので、操作部23に対して挟持部2a側と挟持部2b側にそれぞれ配置されて操作部23に接続されている。具体的には、伝達部24aおよび24bは、平歯車形状のギアからなると共に本体部22に回転可能に配置され、その外周部には操作部23および回転部25aおよび25bと噛み合うように形成された複数の歯部が配置されている。
回転部25aおよび25bは、伝達部24aおよび24bで伝達された動力により挟持部2aおよび2bをそれぞれ回転させるもので、回転部25aが伝達部24aに接続され、回転部25bが伝達部24bに接続されている。具体的には、回転部25aおよび25bは、平歯車形状を有すると共に本体部22に回転可能に配置され、その外周部には伝達部24aおよび24bと噛み合うように形成された複数の歯部が配置されている。また、回転部25aおよび25bは、挟持部2aおよび2bの基端部を挿入して嵌合させる嵌合部26aおよび26bが形成されており、回転部25aおよび25bの回転に伴って挟持部2aおよび2bを回転させる。
このような構成により、図4に示すように、動力付加部21が押え部1の上側に取り付けられて、回転部25aおよび25bの嵌合部26aおよび26bに挟持部2aおよび2bが嵌挿される。続いて、挟持部2aおよび2bを離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更する場合には、作業者が操作部23の工具連結部に工具を連結して、操作部23を上側から見て右回りに回転させる。この操作部23の回転に応じて、操作部23に歯合された伝達部24aおよび24bが回転し、これに伴って伝達部24aおよび24bに歯合された回転部25aおよび25bが回転される。そして、回転部25aおよび25bの回転に伴って、嵌合部26aおよび26bに嵌挿された挟持部2aおよび2bが回転される。
このとき、回転部25aおよび25bは、上側から見て右回りに回転、すなわち挟持部2aおよび2bが同じ方向に回転する。これにより、突出部7aおよび7bは、ガス管Pに対して互いに反対方向から近づくことになり、挟持部2aおよび2bを同時に回転させて離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更することができる。
本実施の形態によれば、動力付加部21が、挟持部2aおよび2bを同時に回転するように挟持部2aおよび2bに動力を付加するため、1つの操作部23を回転させるだけで挟持部2aおよび2bを容易に回転させることができる。
実施の形態3
上記の実施の形態2において、動力付加部21は、挟持部2aおよび2bの姿勢に伴って押え部1に分離可能に取り付けることができる。
例えば、図5に示すように、実施の形態2においてロック部31を新たに配置することができる。
ロック部31は、挿入部32aおよび32bと、受け部33aおよび33bとを有する。
挿入部32aおよび32bは、嵌合部26aおよび26bの下部にそれぞれ配置されて、嵌合部26aおよび26bの回転に応じて回転する。また、挿入部32aおよび32bは、受け部33aおよび33bに係合してロックするための凸部が形成されている。
受け部33aおよび33bは、押え部1の上部に配置され、挿入部32aおよび32bを挿入可能な形状に形成されている。また、受け部33aおよび33bは、嵌合部26aおよび26bが挟持部2aおよび2bを離間姿勢N2とする回転位置の場合に挿入部32aおよび32bの凸部に係合し、嵌合部26aおよび26bが挟持部2aおよび2bを押圧姿勢N1とする回転位置の場合に挿入部32aおよび32bの凸部の係合を解除するように形成されている。
このような構成により、挟持部2aおよび2bが押圧姿勢N1から離間姿勢N2に変更するように操作部23を回転操作すると、挿入部32aおよび32bの凸部が受け部33aおよび33bに係合してロックされ、動力付加部21が押え部1に固定される。続いて、挟持部2aおよび2bが離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更するように操作部23を回転操作すると、挿入部32aおよび32bの凸部の係合が解除される。これにより、挿入部32aおよび32bが受け部33aおよび33bから取り出し可能となり、動力付加部21を押え部1から取り外して分離することができる。
本実施の形態によれば、動力付加部21が、挟持部2aおよび2bの姿勢に伴って押え部1に分離可能に取り付けられるため、動力付加部21の操作および管理を容易に行うことができる。
例えば、動力付加部21が、押圧姿勢N1で押え部1に固定されると共に離間姿勢N2で押え部1から分離可能に配置されることにより、操作ミスを抑制し、さらに動力付加部21と押え部1を一体に管理することができる。
実施の形態4
上記の実施の形態2および3では、伝達部24aおよび24bは、平歯車形状のギアから構成されたが、操作部23が回転された動力を挟持部2aおよび2bに向かって伝達できればよく、平歯車形状に限られるものではない。また、上記の実施の形態2および3では、操作部23は、挟持部2aと挟持部2bの間に配置されたが、作業者が回転操作できればよく、これに限られるものではない。
例えば、図6に示すように、実施の形態2の操作部23に換えて操作部51を配置すると共に伝達部24aおよび24bに換えて伝達部52を配置し、さらに回転部25aおよび25bに換えて回転部53aおよび53bを配置することができる。
伝達部52は、ロッド部54と、ギア部55aおよび55bとを有する。ロッド部54は、回転部53aおよび53bの配列方向に延びるように形成され、自らの中心軸の周りに回転可能に本体部22に固定されている。ギア部55aはロッド部54において回転部53aに対応する部分に配置され、ギア部55bはロッド部54において回転部53bに対応する部分に配置されている。ギア部55aおよび55bは、いわゆる円筒ウォームであり、円筒部の外周に回転部53aおよび53bと噛み合うように形成されたねじ状の歯部がそれぞれ形成されている。
操作部51は、伝達部52のロッド部54と一体に設けられ、ロッド部54においてギア部55b側の端部を本体部22の外側まで延長するように形成されている。操作部51は、作業者が工具などを用いて回転操作可能な形状、例えば六角形の横断面を有するように形成されている。
回転部53aおよび53bは、実施の形態2と同様に、伝達部52で伝達された動力により挟持部2aおよび2bをそれぞれ回転させるもので、回転部53aが伝達部52のギア部55aに接続され、回転部53bが伝達部52のギア部55bに接続されている。具体的には、回転部53aおよび53bは、いわゆるウォームホイールであり、円板の外周にギア部55aおよび55bに噛み合う斜歯が形成された斜歯歯車形状を有する。
このような構成により、操作部51が右回りに回転されると、操作部51と共にロッド部54が回転し、このロッド部54の回転に伴ってギア部55aおよび55bが操作部51側から見て右回りに回転される。これにより、ギア部55aおよび55bに歯合された回転部53aおよび53bが上側から見て右回りに回転され、挟持部2aおよび2bを離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更するように同時に回転させることができる。
本実施の形態によれば、伝達部52のギア部55aおよび55bが回転部53aおよび53bに対してウォームギアのように噛み合うため、操作部51の回転に対して大きな減速比を得ることができる。
実施の形態5
上記の実施の形態2〜4では、伝達部は、平歯車形状のギアおよびウォームギアから構成されたが、操作部が回転された動力を挟持部2aおよび2bに向かって伝達できればよく、これらに限られるものではない。
例えば、図7に示すように、実施の形態2の伝達部24aおよび24bに換えて伝達部61を配置すると共に回転部25aおよび25bに換えて回転部62aおよび62bを配置することができる。
伝達部61は、ロッド部63と、ギア部64とを有する。ロッド部63は、操作部23、回転部62aおよび62bの配列方向に延びるように形成され、両端部が回転部62aおよび62bに固定されている。ギア部64はロッド部63において操作部23に対応する部分に配置され、ロッド部63が延びる方向に複数の歯部を操作部23と噛み合うように並んで配置した、いわゆるラック形状を有する。
回転部62aおよび62bは、実施の形態2と同様に、伝達部61で伝達された動力により挟持部2aおよび2bをそれぞれ回転させるもので、円板形状を有し、回転部62aがロッド部63の一端部に接続され、回転部62bがロッド部63の他端部に接続されている。回転部62aおよび62bには、スライド溝部65aおよび65bがそれぞれ形成されており、ロッド部63の一端部がスライド溝部65aをスライド可能に固定されると共にロッド部63の他端部がスライド溝部65bをスライド可能に固定されている。
このような構成により、操作部23が上側から見て右回りに回転されると、操作部23に歯合されたギア部64が回転部62b側へ移動し、このギア部64の移動に伴ってロッド部63がスライド溝部65aおよび65bをスライドしつつ回転部62b側へ移動する。これにより、ロッド部63に固定された回転部62aおよび62bが上側から見て右回りに回転されて、挟持部2aおよび2bを離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更するように同時に回転させることができる。
本実施の形態によれば、伝達部61と操作部23がラックアンドピニオンのように噛み合うため、動力を伝達する構造を簡単化することができる。
実施の形態6
上記の実施の形態2〜5では、伝達部は、操作部が回転された動力をギア部で伝達したが、操作部23が回転された動力を挟持部2aおよび2bに向かって伝達できればよく、ギア部に限られるものではない。
例えば、図8に示すように、実施の形態2の操作部23に換えて操作部71を配置すると共に伝達部24aおよび24bに換えて伝達部72を配置し、さらに回転部25aおよび25bに換えて回転部73aおよび73bを配置することができる。
操作部71は、実施の形態2と同様に、作業者が工具などを用いて回転操作するもので、円板形状を有し、本体部22に回転可能に配置されている。
伝達部72は、一対のロッド部74aおよび74bを有する。ロッド部74aおよび74bは、操作部71、回転部73aおよび73bの中心部を挟むように配置され、操作部71、回転部73aおよび73bの配列方向にそれぞれ延びるように形成されている。また、ロッド部74aおよび74bは、両端部が回転部73aおよび73bに固定されると共に中央部近傍が操作部71に固定されている。
回転部73aおよび73bは、実施の形態2と同様に、伝達部72で伝達された動力により挟持部2aおよび2bをそれぞれ回転させるもので、円板形状を有し、本体部22に回転可能に配置されている。
このような構成により、操作部71が上側から見て右回りに回転されると、操作部71に固定された伝達部72のロッド部74aが回転部73b側へ移動すると共にロッド部74bが回転部73a側へ移動する。これにより、ロッド部74aおよび74bに固定された回転部73aおよび73bが上側から見て右回りに回転されて、挟持部2aおよび2bを離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更するように同時に回転させることができる。
本実施の形態によれば、伝達部72がロッド部74aおよび74bから構成されるため、動力を伝達する構造をより簡単化することができる。
実施の形態7
上記の実施の形態1〜6では、押え部1は、ガス管Pに対して穿孔用アダプターSを上側から押えて固定するように形成されたが、穿孔用アダプターSを固定できればよく、これに限られるものではない。
例えば、図9に示すように、実施の形態1の支持部6に換えて支持部75を配置することができる。
押え部1は、開口部4の縁部に穿孔用アダプターSを取り付けるための4つの取付溝部76を有する。穿孔用アダプターSには、取付溝部76に対応した4つの凸部Saが設けられており、この凸部Saを取付溝部76に嵌め込むことで押え部1に穿孔用アダプターSを固定することができる。
支持部75は、押え部1の内面1bに開口部4を囲むように配置され、その内側には導入室77が形成されている。この導入室77により開口部4とガス管Pが連通されて、例えば穿孔装置のホルソーなどをガス管Pに導くことができる。また、支持部75の下部には、ガス管Pの形状に応じた凹部が形成され、その凹部にガスの漏えいを抑制するためのシール部78が配置されている。
本実施の形態によれば、様々な穿孔用アダプターSを押え部1に取り付けることができる。
実施の形態8
上記の実施の形態1〜7において、挟持部2aおよび2bは、押え部1の取付孔5aおよび5bに上下方向に移動可能に取り付けることができる。
例えば、図10に示すように、実施の形態1において、挟持部2aおよび2bに換えて挟持部81aおよび81bを配置すると共に、内面側フランジ部82および外面側フランジ部83を新たに配置することができる。
挟持部81aおよび81bは、実施の形態1と同様に、ガス管Pを両側から挟持して固定するもので棒形状を有し、円形状の横断面を有するように形成されている。
挟持部81aは、基端部が押え部1に固定されると共に先端部近傍にガス管Pの下半部H2を押圧するように突出する突出部7aが設けられている。すなわち、挟持部81aは、押え部1に対して回転されず、突出部7aがガス管Pに向かって突出する押圧姿勢N1で固定されている。
挟持部81bは、自らの中心軸の周りに回転可能で且つ自らの中心軸が延びる上下方向に移動可能に押え部1に取り付けられている。また、挟持部81bには、押え部1を挟むように内面側フランジ部82と外面側フランジ部83が配置され、さらに基端部近傍にハンドル部84が設けられている。
ハンドル部84は、作業者が挟持部81bを回転させるためのもので、挟持部81bの基端部近傍から側方に突出するように配置されている。ここで、ハンドル部84は、挟持部81bが押圧姿勢N1の場合にはガス管Pに沿う方向に突出するように配置され、挟持部81bが離間姿勢N2の場合にはガス管Pに直交する方向に突出するように配置されている。また、ハンドル部84は、押え部1の取付孔5bへの挟持部81bの挿入、挟持部81bへの内面側フランジ部82および外面側フランジ部83の取り付けなどを阻害しないように挟持部81bに対して取り外し可能に設けられている。
図11に、挟持部81b、内面側フランジ部82および外面側フランジ部83の構成を詳細に示す。
挟持部81bは、押え部1の取付孔5bに挿入される基端部側に対して先端部側が大きな径で形成されており、その基端部側と先端部側の間には段部85が形成されている。この段部85は、内面側フランジ部82を先端部側に移動しないように係合させるもので、段部85に係合した内面側フランジ部82を押え部1の内面1bに当接させたときに、挟持部81bの突出部7bがガス管Pに当接するような位置に形成されている。また、挟持部81bの基端部側には、段部85から基端部に向かって延びるように螺子山86が形成されている。
内面側フランジ部82は、押え部1において配管P側に形成された内面1bに対向するように配置され、外面側フランジ部83は、押え部1において内面1bの反対側に形成された外面1aに対向するように配置されている。
内面側フランジ部82は、中央部に貫通孔が形成された円板形状を有し、その貫通孔が挟持部81bの基端部を挿入可能で且つ段部85に係合されるような大きさで形成されている。内面側フランジ部82は、挟持部81bの段部85に係合されることにより、押え部1の内面1bに沿って挟持部81bの基端部側から突出するように配置されることになる。内面側フランジ部82としては、例えば、リング状のワッシャーなどから構成することができる。
外面側フランジ部83は、中央部に貫通孔が形成された円筒形状を有し、その貫通孔を形成する内面が挟持部81bの螺子山86に螺合しつつ挟持部81bの延在する上下方向に移動可能に形成されている。また、外面側フランジ部83は、押え部1の外面1aに沿って挟持部81bの基端部側から突出するように形成されている。外面側フランジ部83としては、例えば、六角柱形状のナットなどから構成することができる。
次に、実施の形態8の配管固定装置をガス管Pに固定する方法について説明する。
まず、図12に示すように、ガス管P上に穿孔用アダプターSが載置され、続いて穿孔用アダプターS上に押え部1が載置される。このとき、ハンドル部84が、ガス管Pに直交する方向に向けられており、押え部1の取付孔5bに挿入された挟持部81bを離間姿勢N2とした状態で押え部1が載置される。
このように、挟持部81bを離間姿勢N2、すなわち突出部7bをガス管Pに沿う方向に向けることにより、挟持部81aが押圧姿勢N1で押え部1に固定されていても挟持部81aおよび81bをガス管Pに接触させることなく、押え部1をガス管P上に容易に載置することができる。
このようにして、押え部1がガス管P上に載置されると、図13に示すように、ハンドル部84がガス管Pに沿う方向に向けられ、挟持部81bが突出部7bをガス管Pに向かって突出させる押圧姿勢N1に変更される。このように、挟持部81bにハンドル部84を配置することで挟持部81bの姿勢を容易に変更することができる。また、ハンドル部84の突出方向が挟持部81bの姿勢に応じて変わるため、ハンドル部84を操作する作業者が挟持部81bの姿勢を容易に把握することができ、挟持部81bの姿勢を誤認識するのを抑制することができる。
続いて、挟持部81bの螺子山86に螺合する外面側フランジ部83が、挟持部81bの先端部側に相対的に移動するように回転される。これにより、挟持部81bが、先端部を押え部1に近付けるように上方に移動されることになる。
ここで、挟持部81bは、押え部1の取付孔5bとの間に隙間が生じるため先端部が左右方向に僅かに揺れ動くおそれがあり、この状態で突出部7aおよび7bでガス管Pを押圧してもその押圧力は小さいものとなる。そこで、外面側フランジ部83をさらに回転させ、図11に示すように、内面側フランジ部82が押え部1の内面1bに当接するまで挟持部81bを上方に移動させる。これにより、外面側フランジ部83と内面側フランジ部82が押え部1を互いに反対側から押圧、すなわち外面側フランジ部83が押え部1を下方に押圧すると共に内面側フランジ部82が押え部1を上方に押圧して、挟持部81bの押圧姿勢N2を押え部1の両側から面状に支持することができる。
このように、内面側フランジ部82が押え部1の内面1bに当接するまで挟持部81bが上方に移動されると、図10に示すように、挟持部81aの突出部7aおよび挟持部81bの突出部7bがガス管Pの下半部H2に当接して押圧する。
このとき、挟持部81bが、外面側フランジ部83および内面側フランジ部82により押え部1に対して強固に支持されているため、ガス管Pを押圧する力を低下させることなく維持することができ、押え部1をガス管Pに強固に固定することができる。また、挟持部81aが、押え部1に予め固定されているため、挟持部81aの姿勢を変更可能に押え部1に設けた場合と比較して、挟持部81aが左右方向へ揺れ動くことを抑制することができ、押え部1をガス管Pにより強固に固定することができる。さらに、挟持部81bのみの姿勢を変更して押え部1をガス管Pに固定するため、その作業を容易に行うことができる。
本実施の形態によれば、挟持部81bが先端部を押え部1の内面1bに近付けるように移動されると共に外面側フランジ部83が挟持部81bの先端部側に移動されることにより、外面側フランジ部83と内面側フランジ部82が押え部を互いに反対側から押圧して挟持部81bの押圧姿勢N1が支持されるため、押え部1をガス管Pに強固に固定することができる。
実施の形態9
上記の実施の形態8では、配管固定装置は、所定の径を有する1種類のガス管Pに対応するように形成されたが、径の異なる複数種類のガス管Pに対応するように形成することもできる。
例えば、図14(a)および(b)に示すように、実施の形態8の押え部1、挟持部81a、挟持部81bおよび内面側フランジ部82に換えて押え部91、挟持部92a、挟持部92bおよび内面側フランジ部93を配置し、さらに外面側フランジ部94を新たに配置することができる。
押え部91は、矩形の板形状を有し、ガス管Pを挟む位置に一対の取付孔95aおよび95bが形成されている。取付孔95aおよび95bは、例えば、150Aの径を有するガス管Pに対応する間隔で形成することができる。また、取付孔95aおよび95bを結ぶ直線に対して交差する方向に開口部4を挟むように一対の取付孔96aおよび96bが形成されている。取付孔96aおよび96bは、取付孔95aおよび95bより狭い間隔、例えば100Aの径を有するガス管Pに対応する間隔で形成することができる。
挟持部92aおよび92bは、円形状の横断面を有する棒形状に形成され、基端部側が押え部91の取付孔95aおよび95bに挿入されると共に先端部がガス管Pの下半部H2に向かって延びるように配置されている。また、挟持部92aおよび92bは、基端部側に螺子山98aおよび98bが形成されると共に先端部にガス管Pの下半部H2を押圧するように突出する突出部97aおよび97bが設けられている。ここで、螺子山98aは、挟持部92aの基端部近傍に形成されている。一方、螺子山98bは、外面側フランジ部83の上側から内面側フランジ部93の下側まで延びるように形成されている。このため、挟持部92bは、段部が形成されておらず、一定の径を有する部分に螺子山98bが形成されることになる。なお、押え部91の取付孔96aおよび96bは、取付孔95aおよび95bと同様の形状を有し、挟持部92aおよび92bの基端部側を取付孔96aおよび96bに挿入することもできる。
突出部97aは、円錐台形状を有し、その傾斜面でガス管Pを押圧するように配置されている。すなわち、突出部97bは、先端部がガス管Pの形状に応じた湾曲面を有することになる。
外面側フランジ部94は、押え部91の外面91a側において取付孔95aに対応して配置されている。この外面側フランジ部94は、外面側フランジ部83と同様の形状を有し、貫通孔を形成する内面が挟持部92aの螺子山98aに螺合しつつ挟持部92aの延在する上下方向に移動可能に形成されている。また、外面側フランジ部94は、押え部91の外面91aに沿って挟持部92aから突出するように形成されている。
内面側フランジ部93は、外面側フランジ部83と同様の形状を有し、貫通孔を形成する内面が挟持部92bの基端部側に形成された螺子山に螺合しつつ挟持部92bの延在する上下方向に移動可能に形成されている。また、内面側フランジ部93は、押え部91の内面91bに沿って挟持部92bから突出するように形成されている。
外面側フランジ部94および内面側フランジ部93は、例えば、六角柱形状のナットなどから構成することができる。
次に、実施の形態9の配管固定装置をガス管に固定する方法について説明する。
まず、押え部91の取付孔95aおよび95bに挟持部92aおよび92bを挿入すると共に挟持部92bを離間姿勢N2にした状態で押え部91をガス管P上に載置する。このとき、外面側フランジ部94が挟持部92aに対して相対的に上下方向に移動するように回転されることにより、挟持部92aが押え部91に対して上下方向に移動し、突出部97aが150Aの径を有するガス管Pの下半部H2に当接するように挟持部92aの長さが調節される。また、内面側フランジ部93が挟持部92bに対して相対的に上下方向に移動するように回転されることにより、内面側フランジ部93から突出部97bまでの挟持部92bの長さが150Aの径を有するガス管Pに対応するように調節される。
続いて、実施の形態8と同様に、挟持部92bの姿勢が押圧姿勢N1に変更され、外面側フランジ部83が挟持部92bの先端部側に相対的に移動するように回転される。これにより、挟持部92bが先端部を押え部91に近付けるように上方に移動され、図14(a)および(b)に示すように、外面側フランジ部83および内面側フランジ部93が押え部91の外面91aおよび内面91bにそれぞれ当接される。このようにして、外面側フランジ部83と内面側フランジ部93が押え部91を互いに反対側から押圧することにより、挟持部92bの押圧姿勢N1を強固に支持することができる。これにより、突出部97aおよび97bがガス管Pを押圧する力を低下させることなく維持することができ、押え部91をガス管Pに強固に固定することができる。
また、挟持部92aの突出部97aが、円錐台形状を有するため挟持部92aの回転位置に関係なく一定の角度の傾斜面をガス管Pに当接することができ、ガス管Pを一定の力で容易に押圧することができる。
一方、押え部91を100Aの径を有するガス管Pに固定する場合には、図15(A)および(b)に示すように、押え部91の取付孔96aおよび96bに挟持部92aおよび92bの基端部側を挿入してガス管P上に載置する。このとき、上記と同様に、外面側フランジ部94により挟持部92aが押え部91に対して上下方向に移動されて、突出部97aが100Aの径を有するガス管Pの下半部H2に当接するように挟持部92aの長さが調節される。また、内面側フランジ部93が挟持部92bに対して相対的に上下方向に移動されて、内面側フランジ部93から突出部97bまでの挟持部92bの長さが100Aの径を有するガス管Pに対応するように調節される。
そして、外面側フランジ部83が挟持部92bの先端部側に相対的に移動するように回転されることにより、外面側フランジ部83および内面側フランジ部93が押え部91の外面91aおよび内面91bにそれぞれ当接される。このようにして、外面側フランジ部83と内面側フランジ部93が押え部91を互いに反対側から押圧するため、挟持部92bの押圧姿勢N1を強固に支持することができる。これにより、突出部97aおよび97bがガス管Pを押圧する力を低下させることなく維持することができ、押え部91をガス管Pに強固に固定することができる。
本実施の形態によれば、取付孔95aおよび95bの間隔と取付孔96aおよび96bの間隔が、2種類のガス管Pの径に応じて互いに異なるように設けられているため、挟持部92aおよび92bの取り付け位置を変えるだけで2種類のガス管Pに押え部91を容易に固定することができる。
なお、本実施の形態では、挟持部92aと挟持部92bの間の間隔と、挟持部92aおよび92bにおいて押え部1から先端部までの長さとを調節したが、径の異なる複数種類のガス管Pに対応するように形成することができればよく、これに限られるものではない。例えば、挟持部92aおよび92bにおいて押え部1から先端部までの長さを調節するだけで径の異なる複数種類のガス管Pに対応させることもできる。
また、本実施の形態では、内面側フランジ部93は、挟持部92bの延在する上下方向に移動可能に形成されたが、内面側フランジ部93から突出部97bまでの挟持部92bの長さを調節することができればよく、これに限られるものではない。例えば、挟持部92bに換えて、実施の形態8のように段部85が形成された挟持部81bを配置し、この段部85に係合するように複数の内面側フランジ部82を重ねて配置することができる。これにより、内面側フランジ部82の数により挟持部92bの長さを調節することができる。
実施の形態10
上記の実施の形態8および9では、1つの内面側フランジ部が配置されたが、複数の内面側フランジ部を配置することもできる。
例えば、図16に示すように、実施の形態8の内面側フランジ部82に換えて3つの内面側フランジ部101a,101bおよび101cを配置することができる。
内面側フランジ部101a〜101cは、板部材を切り欠いたU字形状を有し、その切り欠き部分に挟持部81bの基端部側が挿入されて、互いに段部85上に重なるように配置されている。このようにして、内面側フランジ部101a〜101cは、押え部1の内面1bに沿って挟持部81bの基端部側から突出するように配置されている。内面側フランジ部101a〜101cとしては、例えば、U字状のワッシャーなどから構成することができる。
次に、実施の形態10の配管固定装置をガス管に固定する方法について説明する。
まず、図16に示すように、ガス管P上に押え部1を載置して挟持部81bが押圧姿勢N1とされる。このとき、ガス管Pの下半部H2と挟持部81bの突出部7bとの間に隙間Gが生じている場合には、その隙間Gに応じた数の内面側フランジ部101a〜101cを挟持部81bから抜き取ることができる。例えば、隙間Gが1つの内面側フランジ部101aの厚み分に相当する場合には、図17に示すように、内面側フランジ部101aを挟持部81bから抜き取ることができる。そして、外面側フランジ部83を回転させて挟持部81bを上方に移動させることにより、内面側フランジ部101bが押え部1の内面1bに当接すると共に、挟持部81bの突出部7bがガス管Pの下半部H2に当接する。
このように、3つの内面側フランジ部101a〜101cを挟持部81bに配置することにより、挟持部81bの長さを微調節することができる。
これにより、挟持部81bの突出部7bがガス管Pの下半部H2を押圧するため、押え部1をガス管Pに強固に固定することができる。
本実施の形態によれば、複数の内面側フランジ部101a〜101cが、挟持部81bの段部85上に互いに重なるように配置されるため、挟持部81bの長さを容易に調節することができる。
実施の形態11
上記の実施の形態8〜10では、挟持部81bに対して内面側フランジ部と外面側フランジ部83が配置されたが、内面側フランジ部が押え部の内面を押圧して押圧姿勢を支持することができればよく、内面側フランジ部のみを配置することもできる。
例えば、図18に示すように、実施の形態8において外面側フランジ部83を除くと共に移動部111を新たに配置することができる。
移動部111は、挟持部81bの先端部が押え部の内面に近付くように挟持部81bを上方に移動させるもので、挟持部81bに機械的に接続されている。移動部111としては、例えばカム機構により挟持部81bを移動させるものを用いることができる。
このような構成により、ガス管P上に押え部1を載置して挟持部81bが押圧姿勢N1とされると、移動部111により挟持部81bを上方に移動させることができる。これにより、内面側フランジ部82が押え部1の内面1bを押圧して挟持部81bの押圧姿勢N1が支持され、押え部1をガス管Pに強固に固定することができる。
本実施の形態によれば、移動部111が、挟持部81bを先端部が押え部1の内面1bに近付くように移動させることにより、内面側フランジ部82が内面1bを押圧して挟持部81bの押圧姿勢N1が支持されるため、押え部1をガス管Pに強固に固定することができる。
なお、上記の実施の形態1〜11において、一対の挟持部は、突出部の突出量を調節可能に形成することができる。
例えば、図19に示すように、実施の形態1において、挟持部2aは、外周に沿って突出量が徐々に異なるように形成された突出部121を配置することができる。この突出部121は、離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更される回転方向と反対方向に徐々に突出量が大きくなるように形成されている。なお、挟持部2bも挟持部2aと同様に形成されている。これにより、ガス管Pの大きさに応じて突出部121の突出量を連続的に調節することができ、大きさの異なる様々なガス管Pに配管固定装置を固定することができる。
また、挟持部2aおよび2bは、外周面に突出量が異なる複数の突出部を配置してガス管Pの大きさに応じて突出部の突出量を段階的に調節することもできる。
また、上記の実施の形態1〜11において、一対の挟持部の突出部は、挟持部の基端部側から先端部側に向かって徐々にガス管P側に突出する傾斜面を有することが好ましい。例えば、図20に示すように、実施の形態8の突出部7bに換えて突出部122を配置することができる。突出部122は、挟持部81bの周りにおいて半分にだけ傾斜面を形成したものである。すなわち、突出部122は、円錐台形を半分に切断したような形状を有する。これにより、挟持部81bを押圧姿勢N1とした場合には突出部122の傾斜面がガス管Pに当接して押圧し、挟持部81bを離間姿勢N2とした場合には突出部122の傾斜面をガス管Pから離間させることができる。このため、挟持部81bを離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更する際に突出部122をガス管Pにスムーズに当接させることができる。
また、上記の実施の形態1〜11では、一対の挟持部は、ガス管Pに対して直交する方向にガス管Pを挟んで対向配置されたが、押え部においてガス管Pを挟む位置から延びるように配置されていればよく、ガス管Pに対して斜めに交差する方向に対向配置することもできる。
また、上記の実施の形態1〜7において、挟持部2aおよび2bは、押え部1の取付孔5aおよび5bに上下方向に移動可能に取り付けることができる。
例えば、挟持部2aおよび2bは、取付孔5aおよび5bに螺合するように形成することができる。これにより、ガス管Pの大きさに応じて突出部7aおよび7bの押圧位置を上下方向に調節することができる。
また、上記の実施の形態1〜11において、一対の挟持部の位置をガス管Pの側方に調節可能に構成することができる。
例えば、実施の形態1において、押え部1を伸縮自在に形成することができる。これにより、ガス管Pの大きさに応じて押え部1を伸縮させ、挟持部2aおよび2bの位置を調節することができる。
また、上記の実施の形態1〜11において、一対の挟持部は、押圧姿勢N1と離間姿勢N2に回転により変更できればよく、六角形および円形状の横断面を有するものに限られるものではない。例えば、実施の形態1の挟持部2aおよび2bは、円状の横断面を有するように形成することもできる。ただし、挟持部2aおよび2bは、位置合わせの観点から少なくとも一部が多角形状の横断面を有することが好ましい。例えば、挟持部2aおよび2bは、押え部1の取付孔5aおよび5bに取り付けられる上部のみが多角形状の横断面を有するように形成することができる。
また、上記の実施の形態1〜11において、一対の挟持部は、押え部に連続的に回転して姿勢を変更するように設けられてもよく、断続的に回転して姿勢を変更、例えば六角形状の外周面に形成された角部間隔で回転して姿勢を変更するように設けられてもよい。
また、上記の実施の形態1〜11では、一対の挟持部は、棒形状に形成されたが、押え部からガス管Pの下半部H2に向かって延びるように形成されていればよく、棒形状に限られるものではない。
また、上記の実施の形態1〜7では、一対の挟持部2aおよび2bが回転により姿勢を変更するように設けられたが、少なくとも1つの挟持部が回転により姿勢を変更するように設けられていればよく、これに限られるものではない。
また、上記の実施の形態1〜11では、押え部がガス管Pの上半部H1に対向すると共に一対の挟持部の突出部がガス管Pの下半部H2を押圧したが、押え部がガス管Pの一方の半部に対向すると共に一対の挟持部の突出部がガス管Pの他方の半部を押圧することができればよく、これに限られるものではない。
また、上記の実施の形態1〜11では、配管固定装置は、ガス管Pに固定されたが、流体が流通する配管に固定できればよく、ガス管Pに限られるものではない。
また、上記の実施の形態1〜11では、配管固定装置は、ガス管Pに対して穿孔用アダプターSを支持するように固定されたが、ガス管Pに固定できればよく、穿孔用アダプターSを固定するものに限られるものではない。
1,91 押え部
1a、91a 外面
1b,91b 内面
2a,2b,81a,81b,92a,92b 挟持部
3a,3b 縁部
4 開口部
5a,5b,95a,95b,96a,96b 取付孔
6,75 支持部
7a,7b,97a,97b,121,122 突出部
21 動力付加部
22 本体部
23,51,71 操作部
24a,24b,52,61,72 伝達部
25a,25b,53a,53b,62a,62b,73a,73b 回転部
26a,26b 嵌合部
31 ロック部
32a,32b 挿入部
33a,33b 受け部
54,63,74a,74b ロッド部
55a,55b,64 ギア部
65a,65b スライド溝部
76 取付溝部
77 導入室
78 シール部
82,93,101a〜101c 内面側フランジ部
83,94 外面側フランジ部
84 ハンドル部
85 段部
86,98a,98b 螺子山
111 移動部
P ガス管
S 穿孔用アダプター
Sa 凸部
H1 上半部
H2 下半部
N1 押圧姿勢
N2 離間姿勢
G 隙間

Claims (8)

  1. 流体が流通する配管の一方の半部に対向すると共に前記配管を横断するように配置された押え部と、
    前記押え部において前記配管を挟む位置から前記配管の他方の半部に向かって前記配管の両側を延びるように配置され、先端部近傍に前記他方の半部を押圧するように突出する突出部を有する複数の挟持部と
    を備え、
    少なくとも1つの挟持部は、前記配管に固定されるように前記突出部が前記他方の半部を押圧する押圧姿勢と、前記配管に対して着脱可能に前記突出部が前記他方の半部から離間する離間姿勢とに自らの中心軸の周りに回転して変更するように設けられる配管固定装置。
  2. 前記押え部において前記配管に対向する内面に沿って前記少なくとも1つの挟持部から突出する内面側フランジ部をさらに有し、
    前記少なくとも1つの挟持部は、前記中心軸が延びる方向に移動可能に前記押え部に設けられ、先端部が前記内面に近付くように移動されることにより前記内面側フランジ部が前記内面を押圧して前記押圧姿勢が支持される請求項1に記載の配管固定装置。
  3. 前記押え部において前記内面の反対側に形成された外面に沿って前記少なくとも1つの挟持部から突出すると共に前記少なくとも1つの挟持部の延在方向に移動可能に形成された外面側フランジ部をさらに有し、
    前記少なくとも1つの挟持部が先端部を前記内面に近付けるように移動されると共に前記外面側フランジ部が前記少なくとも1つの挟持部の先端部側に移動されることにより、前記内面側フランジ部と前記外面側フランジ部が前記押え部を互いに反対側から押圧して前記押圧姿勢が支持される請求項2に記載の配管固定装置。
  4. 前記複数の挟持部は、前記配管に対して直交する方向に前記配管を挟んで対向配置された一対の挟持部からなり、前記一対の挟持部は、前記押圧姿勢と前記離間姿勢に同じ方向に回転して変更するように設けられる請求項1〜3のいずれか一項に記載の配管固定装置。
  5. 前記一対の挟持部に接続され、前記一対の挟持部が同時に回転するように動力を付加する動力付加部をさらに有する請求項4に記載の配管固定装置。
  6. 前記動力付加部は、
    作業者が回転操作する操作部と、
    前記操作部に接続され、前記操作部が回転された動力を前記一対の挟持部に向かって伝達する伝達部と、
    前記伝達部および前記一対の挟持部に接続され、前記伝達部で伝達された動力により前記一対の挟持部を回転させる回転部とを有する請求項5に記載の配管固定装置。
  7. 前記動力付加部は、前記一対の挟持部の姿勢に伴って前記押え部に分離可能に取り付けられる請求項5または6に記載の配管固定装置。
  8. 前記押え部は、前記配管を穿孔する穿孔機を取り付けるための穿孔用アダプターを固定するように形成される請求項1〜7のいずれか一項に記載の配管固定装置。
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