JP2020051614A - 配管固定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、動力付加部は、一対の挟持部の姿勢に伴って押え部に分離可能に取り付けることができる。
実施の形態1
図1に、この発明の実施の形態1に係る配管固定装置の構成を示す。この配管固定装置は、押え部1と、一対の挟持部2aおよび2bとを有する。
また、離間姿勢N2において、挟持部2aおよび2bは、突出部7aおよび7bがガス管Pに沿う方向で且つ互いに反対方向に突出するように取付孔5aおよび5bに取り付けられている。挟持部2aおよび2bは、ガス管Pを挟んで配置されているため、同じ方向に90度回転させることで押圧姿勢N1と離間姿勢N2に変更されることになる。
まず、図2に示すように、挟持部2aおよび2bが離間姿勢N2、すなわち突出部7aおよび7bがガス管Pから離間するようにガス管Pに沿う方向に突出した姿勢で押え部1の取付孔5aおよび5bに取り付けられる。このとき、挟持部2aおよび2bは、突出部7aおよび7bが互いに反対方向を向くように押え部1に取り付けられる。そして、押え部1とガス管Pとの間に穿孔用アダプターSを挟んだ状態で、配管固定装置がガス管Pの上側に載置される。
また、挟持部2aおよび2bを離間姿勢N2とすることにより、配管固定装置をガス管Pにスムーズに載置することができる。また、挟持部2aおよび2bは、離間姿勢N2から回転により姿勢を変更するため、例えば挟持部をガス管Pに直交する方向に弾性的に動かして姿勢を変更させるものと比較して、挟持部2aおよび2bがガス管Pの側方に張り出す量を抑制することができる。このため、ガス管Pの側方に少しのスペースがあれば配管固定装置をガス管Pに載置することができ、例えば埋設されたガス管Pであればその側方を少し掘り起こすだけでよく、配管固定装置を設置する労力を抑制することができる。さらに、離間姿勢N2では、突出部7aおよび7bがガス管Pに沿う方向に突出するため、挟持部2aおよび2bがガス管Pの側方に張り出す量をより抑制することができる。
このとき、挟持部2aおよび2bは、同じ方向に回転するように取り付けられており、突出部7aおよび7bはガス管Pに対して互いに反対方向から近づくことになる。このため、突出部7aおよび7bは、ガス管Pに接触する際に回転力を互いに打ち消すようにガス管Pに付加するため、押え部1がガス管に沿って移動することを抑制し、押え部1の位置ずれを防止することができる。さらに、挟持部2aおよび2bを同時に回転させることにより、押え部1の移動を確実に抑制することができる。また、挟持部2aおよび2bは、六角形の横断面を有するように形成されているため、正確に90度回転させることができ、ガス管Pの下半部H2を突出部7aおよび7bで的確に押圧することができる。
ガス管Pの穿孔が完了すると、同様にして、挟持部2aおよび2bを同じ方向に同時に90度回転させて押圧姿勢N1から離間姿勢N2に変更する。これにより、配管固定装置がガス管Pに対して移動可能となり、ガス管Pから容易に取り外すことができる。
上記の実施の形態1において、挟持部2aおよび2bに接続される動力付加部をさらに配置し、離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更する際に挟持部2aおよび2bが同時に回転するように動力付加部で挟持部2aおよび2bに動力を付加することができる。
例えば、図3に示すような動力付加部21を実施の形態1に新たに配置することができる。
本体部22は、動力付加部21の各部を支持するもので、長尺な板形状を有する。
操作部23は、作業者が工具などを用いて回転操作するもので、平歯車形状を有し、本体部22に回転可能に配置されている。例えば、操作部23の中央部に六角形状に形成された工具連結部を形成し、この工具連結部に工具を連結させて操作部23を回転させることができる。また、操作部23は、外周部に伝達部24aおよび24bと噛み合うように形成された複数の歯部が配置されている。
このとき、回転部25aおよび25bは、上側から見て右回りに回転、すなわち挟持部2aおよび2bが同じ方向に回転する。これにより、突出部7aおよび7bは、ガス管Pに対して互いに反対方向から近づくことになり、挟持部2aおよび2bを同時に回転させて離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更することができる。
上記の実施の形態2において、動力付加部21は、挟持部2aおよび2bの姿勢に伴って押え部1に分離可能に取り付けることができる。
例えば、図5に示すように、実施の形態2においてロック部31を新たに配置することができる。
挿入部32aおよび32bは、嵌合部26aおよび26bの下部にそれぞれ配置されて、嵌合部26aおよび26bの回転に応じて回転する。また、挿入部32aおよび32bは、受け部33aおよび33bに係合してロックするための凸部が形成されている。
例えば、動力付加部21が、押圧姿勢N1で押え部1に固定されると共に離間姿勢N2で押え部1から分離可能に配置されることにより、操作ミスを抑制し、さらに動力付加部21と押え部1を一体に管理することができる。
上記の実施の形態2および3では、伝達部24aおよび24bは、平歯車形状のギアから構成されたが、操作部23が回転された動力を挟持部2aおよび2bに向かって伝達できればよく、平歯車形状に限られるものではない。また、上記の実施の形態2および3では、操作部23は、挟持部2aと挟持部2bの間に配置されたが、作業者が回転操作できればよく、これに限られるものではない。
上記の実施の形態2〜4では、伝達部は、平歯車形状のギアおよびウォームギアから構成されたが、操作部が回転された動力を挟持部2aおよび2bに向かって伝達できればよく、これらに限られるものではない。
例えば、図7に示すように、実施の形態2の伝達部24aおよび24bに換えて伝達部61を配置すると共に回転部25aおよび25bに換えて回転部62aおよび62bを配置することができる。
上記の実施の形態2〜5では、伝達部は、操作部が回転された動力をギア部で伝達したが、操作部23が回転された動力を挟持部2aおよび2bに向かって伝達できればよく、ギア部に限られるものではない。
例えば、図8に示すように、実施の形態2の操作部23に換えて操作部71を配置すると共に伝達部24aおよび24bに換えて伝達部72を配置し、さらに回転部25aおよび25bに換えて回転部73aおよび73bを配置することができる。
伝達部72は、一対のロッド部74aおよび74bを有する。ロッド部74aおよび74bは、操作部71、回転部73aおよび73bの中心部を挟むように配置され、操作部71、回転部73aおよび73bの配列方向にそれぞれ延びるように形成されている。また、ロッド部74aおよび74bは、両端部が回転部73aおよび73bに固定されると共に中央部近傍が操作部71に固定されている。
回転部73aおよび73bは、実施の形態2と同様に、伝達部72で伝達された動力により挟持部2aおよび2bをそれぞれ回転させるもので、円板形状を有し、本体部22に回転可能に配置されている。
上記の実施の形態1〜6では、押え部1は、ガス管Pに対して穿孔用アダプターSを上側から押えて固定するように形成されたが、穿孔用アダプターSを固定できればよく、これに限られるものではない。
例えば、図9に示すように、実施の形態1の支持部6に換えて支持部75を配置することができる。
本実施の形態によれば、様々な穿孔用アダプターSを押え部1に取り付けることができる。
上記の実施の形態1〜7において、挟持部2aおよび2bは、押え部1の取付孔5aおよび5bに上下方向に移動可能に取り付けることができる。
例えば、図10に示すように、実施の形態1において、挟持部2aおよび2bに換えて挟持部81aおよび81bを配置すると共に、内面側フランジ部82および外面側フランジ部83を新たに配置することができる。
挟持部81aは、基端部が押え部1に固定されると共に先端部近傍にガス管Pの下半部H2を押圧するように突出する突出部7aが設けられている。すなわち、挟持部81aは、押え部1に対して回転されず、突出部7aがガス管Pに向かって突出する押圧姿勢N1で固定されている。
挟持部81bは、自らの中心軸の周りに回転可能で且つ自らの中心軸が延びる上下方向に移動可能に押え部1に取り付けられている。また、挟持部81bには、押え部1を挟むように内面側フランジ部82と外面側フランジ部83が配置され、さらに基端部近傍にハンドル部84が設けられている。
挟持部81bは、押え部1の取付孔5bに挿入される基端部側に対して先端部側が大きな径で形成されており、その基端部側と先端部側の間には段部85が形成されている。この段部85は、内面側フランジ部82を先端部側に移動しないように係合させるもので、段部85に係合した内面側フランジ部82を押え部1の内面1bに当接させたときに、挟持部81bの突出部7bがガス管Pに当接するような位置に形成されている。また、挟持部81bの基端部側には、段部85から基端部に向かって延びるように螺子山86が形成されている。
内面側フランジ部82は、中央部に貫通孔が形成された円板形状を有し、その貫通孔が挟持部81bの基端部を挿入可能で且つ段部85に係合されるような大きさで形成されている。内面側フランジ部82は、挟持部81bの段部85に係合されることにより、押え部1の内面1bに沿って挟持部81bの基端部側から突出するように配置されることになる。内面側フランジ部82としては、例えば、リング状のワッシャーなどから構成することができる。
まず、図12に示すように、ガス管P上に穿孔用アダプターSが載置され、続いて穿孔用アダプターS上に押え部1が載置される。このとき、ハンドル部84が、ガス管Pに直交する方向に向けられており、押え部1の取付孔5bに挿入された挟持部81bを離間姿勢N2とした状態で押え部1が載置される。
このように、挟持部81bを離間姿勢N2、すなわち突出部7bをガス管Pに沿う方向に向けることにより、挟持部81aが押圧姿勢N1で押え部1に固定されていても挟持部81aおよび81bをガス管Pに接触させることなく、押え部1をガス管P上に容易に載置することができる。
続いて、挟持部81bの螺子山86に螺合する外面側フランジ部83が、挟持部81bの先端部側に相対的に移動するように回転される。これにより、挟持部81bが、先端部を押え部1に近付けるように上方に移動されることになる。
このとき、挟持部81bが、外面側フランジ部83および内面側フランジ部82により押え部1に対して強固に支持されているため、ガス管Pを押圧する力を低下させることなく維持することができ、押え部1をガス管Pに強固に固定することができる。また、挟持部81aが、押え部1に予め固定されているため、挟持部81aの姿勢を変更可能に押え部1に設けた場合と比較して、挟持部81aが左右方向へ揺れ動くことを抑制することができ、押え部1をガス管Pにより強固に固定することができる。さらに、挟持部81bのみの姿勢を変更して押え部1をガス管Pに固定するため、その作業を容易に行うことができる。
上記の実施の形態8では、配管固定装置は、所定の径を有する1種類のガス管Pに対応するように形成されたが、径の異なる複数種類のガス管Pに対応するように形成することもできる。
例えば、図14(a)および(b)に示すように、実施の形態8の押え部1、挟持部81a、挟持部81bおよび内面側フランジ部82に換えて押え部91、挟持部92a、挟持部92bおよび内面側フランジ部93を配置し、さらに外面側フランジ部94を新たに配置することができる。
突出部97aは、円錐台形状を有し、その傾斜面でガス管Pを押圧するように配置されている。すなわち、突出部97bは、先端部がガス管Pの形状に応じた湾曲面を有することになる。
内面側フランジ部93は、外面側フランジ部83と同様の形状を有し、貫通孔を形成する内面が挟持部92bの基端部側に形成された螺子山に螺合しつつ挟持部92bの延在する上下方向に移動可能に形成されている。また、内面側フランジ部93は、押え部91の内面91bに沿って挟持部92bから突出するように形成されている。
外面側フランジ部94および内面側フランジ部93は、例えば、六角柱形状のナットなどから構成することができる。
まず、押え部91の取付孔95aおよび95bに挟持部92aおよび92bを挿入すると共に挟持部92bを離間姿勢N2にした状態で押え部91をガス管P上に載置する。このとき、外面側フランジ部94が挟持部92aに対して相対的に上下方向に移動するように回転されることにより、挟持部92aが押え部91に対して上下方向に移動し、突出部97aが150Aの径を有するガス管Pの下半部H2に当接するように挟持部92aの長さが調節される。また、内面側フランジ部93が挟持部92bに対して相対的に上下方向に移動するように回転されることにより、内面側フランジ部93から突出部97bまでの挟持部92bの長さが150Aの径を有するガス管Pに対応するように調節される。
また、挟持部92aの突出部97aが、円錐台形状を有するため挟持部92aの回転位置に関係なく一定の角度の傾斜面をガス管Pに当接することができ、ガス管Pを一定の力で容易に押圧することができる。
また、本実施の形態では、内面側フランジ部93は、挟持部92bの延在する上下方向に移動可能に形成されたが、内面側フランジ部93から突出部97bまでの挟持部92bの長さを調節することができればよく、これに限られるものではない。例えば、挟持部92bに換えて、実施の形態8のように段部85が形成された挟持部81bを配置し、この段部85に係合するように複数の内面側フランジ部82を重ねて配置することができる。これにより、内面側フランジ部82の数により挟持部92bの長さを調節することができる。
上記の実施の形態8および9では、1つの内面側フランジ部が配置されたが、複数の内面側フランジ部を配置することもできる。
例えば、図16に示すように、実施の形態8の内面側フランジ部82に換えて3つの内面側フランジ部101a,101bおよび101cを配置することができる。
まず、図16に示すように、ガス管P上に押え部1を載置して挟持部81bが押圧姿勢N1とされる。このとき、ガス管Pの下半部H2と挟持部81bの突出部7bとの間に隙間Gが生じている場合には、その隙間Gに応じた数の内面側フランジ部101a〜101cを挟持部81bから抜き取ることができる。例えば、隙間Gが1つの内面側フランジ部101aの厚み分に相当する場合には、図17に示すように、内面側フランジ部101aを挟持部81bから抜き取ることができる。そして、外面側フランジ部83を回転させて挟持部81bを上方に移動させることにより、内面側フランジ部101bが押え部1の内面1bに当接すると共に、挟持部81bの突出部7bがガス管Pの下半部H2に当接する。
これにより、挟持部81bの突出部7bがガス管Pの下半部H2を押圧するため、押え部1をガス管Pに強固に固定することができる。
上記の実施の形態8〜10では、挟持部81bに対して内面側フランジ部と外面側フランジ部83が配置されたが、内面側フランジ部が押え部の内面を押圧して押圧姿勢を支持することができればよく、内面側フランジ部のみを配置することもできる。
例えば、図18に示すように、実施の形態8において外面側フランジ部83を除くと共に移動部111を新たに配置することができる。
例えば、図19に示すように、実施の形態1において、挟持部2aは、外周に沿って突出量が徐々に異なるように形成された突出部121を配置することができる。この突出部121は、離間姿勢N2から押圧姿勢N1に変更される回転方向と反対方向に徐々に突出量が大きくなるように形成されている。なお、挟持部2bも挟持部2aと同様に形成されている。これにより、ガス管Pの大きさに応じて突出部121の突出量を連続的に調節することができ、大きさの異なる様々なガス管Pに配管固定装置を固定することができる。
また、挟持部2aおよび2bは、外周面に突出量が異なる複数の突出部を配置してガス管Pの大きさに応じて突出部の突出量を段階的に調節することもできる。
また、上記の実施の形態1〜7において、挟持部2aおよび2bは、押え部1の取付孔5aおよび5bに上下方向に移動可能に取り付けることができる。
例えば、挟持部2aおよび2bは、取付孔5aおよび5bに螺合するように形成することができる。これにより、ガス管Pの大きさに応じて突出部7aおよび7bの押圧位置を上下方向に調節することができる。
例えば、実施の形態1において、押え部1を伸縮自在に形成することができる。これにより、ガス管Pの大きさに応じて押え部1を伸縮させ、挟持部2aおよび2bの位置を調節することができる。
また、上記の実施の形態1〜7では、一対の挟持部2aおよび2bが回転により姿勢を変更するように設けられたが、少なくとも1つの挟持部が回転により姿勢を変更するように設けられていればよく、これに限られるものではない。
また、上記の実施の形態1〜11では、配管固定装置は、ガス管Pに固定されたが、流体が流通する配管に固定できればよく、ガス管Pに限られるものではない。
また、上記の実施の形態1〜11では、配管固定装置は、ガス管Pに対して穿孔用アダプターSを支持するように固定されたが、ガス管Pに固定できればよく、穿孔用アダプターSを固定するものに限られるものではない。
1a、91a 外面
1b,91b 内面
2a,2b,81a,81b,92a,92b 挟持部
3a,3b 縁部
4 開口部
5a,5b,95a,95b,96a,96b 取付孔
6,75 支持部
7a,7b,97a,97b,121,122 突出部
21 動力付加部
22 本体部
23,51,71 操作部
24a,24b,52,61,72 伝達部
25a,25b,53a,53b,62a,62b,73a,73b 回転部
26a,26b 嵌合部
31 ロック部
32a,32b 挿入部
33a,33b 受け部
54,63,74a,74b ロッド部
55a,55b,64 ギア部
65a,65b スライド溝部
76 取付溝部
77 導入室
78 シール部
82,93,101a〜101c 内面側フランジ部
83,94 外面側フランジ部
84 ハンドル部
85 段部
86,98a,98b 螺子山
111 移動部
P ガス管
S 穿孔用アダプター
Sa 凸部
H1 上半部
H2 下半部
N1 押圧姿勢
N2 離間姿勢
G 隙間
Claims (8)
- 流体が流通する配管の一方の半部に対向すると共に前記配管を横断するように配置された押え部と、
前記押え部において前記配管を挟む位置から前記配管の他方の半部に向かって前記配管の両側を延びるように配置され、先端部近傍に前記他方の半部を押圧するように突出する突出部を有する複数の挟持部と
を備え、
少なくとも1つの挟持部は、前記配管に固定されるように前記突出部が前記他方の半部を押圧する押圧姿勢と、前記配管に対して着脱可能に前記突出部が前記他方の半部から離間する離間姿勢とに自らの中心軸の周りに回転して変更するように設けられる配管固定装置。 - 前記押え部において前記配管に対向する内面に沿って前記少なくとも1つの挟持部から突出する内面側フランジ部をさらに有し、
前記少なくとも1つの挟持部は、前記中心軸が延びる方向に移動可能に前記押え部に設けられ、先端部が前記内面に近付くように移動されることにより前記内面側フランジ部が前記内面を押圧して前記押圧姿勢が支持される請求項1に記載の配管固定装置。 - 前記押え部において前記内面の反対側に形成された外面に沿って前記少なくとも1つの挟持部から突出すると共に前記少なくとも1つの挟持部の延在方向に移動可能に形成された外面側フランジ部をさらに有し、
前記少なくとも1つの挟持部が先端部を前記内面に近付けるように移動されると共に前記外面側フランジ部が前記少なくとも1つの挟持部の先端部側に移動されることにより、前記内面側フランジ部と前記外面側フランジ部が前記押え部を互いに反対側から押圧して前記押圧姿勢が支持される請求項2に記載の配管固定装置。 - 前記複数の挟持部は、前記配管に対して直交する方向に前記配管を挟んで対向配置された一対の挟持部からなり、前記一対の挟持部は、前記押圧姿勢と前記離間姿勢に同じ方向に回転して変更するように設けられる請求項1〜3のいずれか一項に記載の配管固定装置。
- 前記一対の挟持部に接続され、前記一対の挟持部が同時に回転するように動力を付加する動力付加部をさらに有する請求項4に記載の配管固定装置。
- 前記動力付加部は、
作業者が回転操作する操作部と、
前記操作部に接続され、前記操作部が回転された動力を前記一対の挟持部に向かって伝達する伝達部と、
前記伝達部および前記一対の挟持部に接続され、前記伝達部で伝達された動力により前記一対の挟持部を回転させる回転部とを有する請求項5に記載の配管固定装置。 - 前記動力付加部は、前記一対の挟持部の姿勢に伴って前記押え部に分離可能に取り付けられる請求項5または6に記載の配管固定装置。
- 前記押え部は、前記配管を穿孔する穿孔機を取り付けるための穿孔用アダプターを固定するように形成される請求項1〜7のいずれか一項に記載の配管固定装置。
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