JP2020048167A - 撮像装置、画像記録方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、画像記録方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像ファイルに適した代表画像を記録することを目的とする。【解決手段】撮像手段と、記録指示を受け付ける受付手段と、記録指示を受け付ける前に撮像手段により撮影した画像と、記録指示を受け付けた後に撮像手段により撮影した画像と、を1つの画像ファイルに記録するように制御する制御手段とを有し、制御手段は、記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び記録指示を受け付けた後に撮影した画像を画像ファイルとして記録するときに、第1の撮影モードの場合は、記録指示を受け付けたときに撮影した画像を画像ファイルの代表画像として記録するように制御し、第2の撮影モードの場合は、記録指示を受け付ける前に撮影した画像を画像ファイルの代表画像として記録するように制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置、画像記録方法及びプログラムに関する。
従来、シャッターチャンスを逃さないために、ユーザからの連写撮影指示よりも前から連写撮影を行い(プリ連写撮影)、連写撮影指示のタイミングの前に撮影された撮影画像から連写撮影画像として記録する方法が知られている。また、このようにして撮影された連写撮影画像をメディアにファイルとして記録する際、1つのファイルとして保存する方法が知られている。
連写撮影画像を1つのファイルとして保存する際は、画像の中から代表的な画像である主画像を選び出し、主画像のサムネイルをファイルのヘッダーに記録する。サムネイルは、再生機器等でサムネイル表示を行う際に用いられる。特許文献1には、1つのファイルに複数のサムネイルを記録しておき、再生機器による再生互換性問題の解消を図る技術が開示されている。
連写撮影画像を1つのファイルとして保存する方法として、2つのパターンが考えられる。ひとつは、一度の連写撮影操作で得られる連写撮影画像を1つのファイルとして保存するパターン(第1のモード)である。第1のモードでは、連写撮影操作を何度か繰り返すと、繰り返した分のファイルが生成される。もうひとつは、連写撮影操作を繰り返したら、1つのファイルに追記保存するパターン(第2のモード)である。第2のモードでは、連写撮影操作を何度か繰り返しても、ファイルは1つのままである。第2のモードでは、後からファイルの中のフレーム削除や入れ替えなどの編集操作がしやすいように、一度の連写単位でチャプターをつけ、まとめて操作できるようにする。
特開2012−15940号公報
上述の通り、撮影画像の記録モードに応じて、画像ファイルの記録の仕方が異なっており、画像ファイルの用いられ方も異なっている。これに対し、従来技術においては、画像ファイルに適した代表画像が付与されないという課題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、画像ファイルに適した代表画像を記録することを目的とする。
そこで、本発明は、撮像装置であって、撮像手段と、記録指示を受け付ける受付手段と、前記記録指示を受け付ける前に前記撮像手段により撮影した画像と、前記記録指示を受け付けた後に前記撮像手段により撮影した画像と、を1つの画像ファイルに記録するように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び前記記録指示を受け付けた後に撮影した画像を画像ファイルとして記録するときに、第1の撮影モードの場合は、前記記録指示を受け付けたときに撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御し、第2の撮影モードの場合は、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御することを特徴とする。
本発明によれば、画像ファイルに適した代表画像を記録することができる。
第1の実施形態に係る撮像装置のハードウェア構成図である。 画像記録処理を示すフローチャートである。 画像ファイルの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る画像記録処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る撮像装置100のハードウェア構成図である。101は、撮像素子102の撮像面に被写体光学像を入射するレンズユニットである。レンズユニット101は、集光のための固定レンズ群、変倍レンズ群、絞り及び補正レンズ群からなり、補正レンズ群は、変倍レンズ群の動きで移動した結像位置を補正する機能と焦点調節を行う機能とを果たす。
撮像素子102は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等であり、入射光強度を電荷量に交換し、画像信号を生成する。撮像素子102は、所定の画素数の画像信号を任意のタイミングで出力する。本実施形態においては、連写撮影が行われる。このため、撮像素子102は、例えば30フレーム毎秒のタイミングで出力する。103はカメラ信号処理部であり、撮像素子102からの画像信号に所定の処理を施して画像データを出力する。リサイズ部116は、所定の画素数の画像信号を任意の画素素数の画像信号に変換する。リサイズ部116は、例えば所定の画素数の画像信号を、水平160画素、垂直120画素のサムネイルサイズの画像信号に変換する。
圧縮伸長部121は、画像信号をHEVC、JPEG等の符号化形式により圧縮伸長する。記録再生部104は、圧縮伸長部121により圧縮された画像データを、記録媒体112に記録し、記録媒体112に記録された圧縮画像データを再生する。記録再生部104は所定のファイルシステムに従い、記録媒体112に記録された画像ファイルを管理する。なお、画像ファイルのコンテナ形式としてはMPFフォーマット、MP4フォーマット、またはその他のコンテナを適用してよい。
操作部107は、ユーザが操作入力する手段であり、その操作はマイコン108に入力される。操作部107は、プリ連写撮影の開始、連写撮影の撮影開始、終了を指示するレリーズボタン、設定変更を指示するメニューボタン、及びステータスの表示を指示するステータスボタンなどを含む。
マイコン108は、撮像装置100の全体を制御する。なお、撮像装置100は、マイコン108に替えて、CPUを有してもよい。109は、ROMであり、マイコン108が実行するプログラムなどが格納されている。110はRAMであり、マイコン108がワーク領域として使用する揮発性メモリからなる。DRAM111は、カメラ信号処理部103、リサイズ部116、圧縮伸長部121及び記録再生部104の処理対象及び処理結果となる画像データを一時格納するのに使用される。
カメラ信号処理部103は、現像処理した画像データをDRAM111に格納し、リサイズ部116はDRAM111の現像処理された画像データをリサイズし、リサイズした画像データをDRAM111に格納する。圧縮伸長部121は、DRAM111に格納される一連の画像データを読み出して圧縮し、圧縮画像データをDRAM111に書き戻す。記録再生部104は、DRAM111の圧縮画像データを逐次読み出し、記録媒体112に記録する。このとき、DRAM111への圧縮画像データの書き戻しが、DRAM111から記録媒体112への圧縮画像データの記録よりも早く行われると、DRAM111の領域が枯渇し、記録動作を続行できなくなる(バッファフルとなる)。閾値を設け、DRAM111の領域が枯渇するよりも前に、DRAM111の残量が閾値よりも少なくなったらバッファフルとして記録動作を停止させる。プリ連写では、DRAM111から記録媒体112への圧縮画像データの記録は行われない。したがって、所定数の圧縮画像データがDRAM111に蓄積されたら、マイコン108は、古いものから破棄するように制御する。
出力部117は、映像信号をHDMI(登録商標)信号またはSDI信号などの所定のデジタル形式で外部に出力する。カウンタ回路118は、撮像装置100のシステムカウンタであり、撮像装置100はカウンタ回路118の出力カウント値に従い動作する。例えば、カメラ信号処理部103とカウンタ回路118は、カメラ信号処理部103が1フレームの画像データを出力する毎にカウント値が1インクリメントされるというように、互いに同期している。
表示制御部119は表示部120の画像表示を制御する手段であり、マイコン108の指示により、各種設定メニュー、タイトル及び時間などの情報を画像データに重畳して表示部120に表示させる。表示部120は例えば液晶パネルを有し、表示制御部119の制御により画像を表示する。タイマ115は、撮像装置100のシステム時間を管理するリアルタイムクロックからなる。バス106は、撮像装置100の上述した各要素間でのデータ及び制御信号の伝送に使用させる。
撮像装置100における記録処理では、記録開始前に、ユーザは、圧縮伸長部121の圧縮率を含む圧縮モードを設定できる。連写画像を記録する設定では、圧縮伸長部121が連写画像を圧縮し、記録再生部104は、記録媒体112に圧縮画像データの連写画像ファイルを記録する。記録待機状態で、撮像素子102はレンズユニット101による光学像を画像信号に変換し、カメラ信号処理部103が撮像素子102の出力画像信号を所定形式の画像データに変換して、DRAM111に書き込む。表示制御部119は、DRAM111の画像データを読み出し、対応する画像を表示部120に表示させる。マイコン108は、操作部107によるユーザのプリ撮影開始指示および撮影開始指示に従い、圧縮伸長部121の圧縮動作と記録再生部104の記録動作を開始させる。マイコン108はまた、操作部107によるユーザの撮影停止指示に応じて、圧縮伸長部121の圧縮動作と記録再生部104の記録動作を停止させる。タイマ115は、操作部107による撮影開始指示からの経過時間を含む、撮像装置100にかかわる時間を計測する。
図2は、撮像装置100による画像記録処理を示すフローチャートである。S201において、マイコン108は、プリ連写開始指示を受け付けたか否かを判定する。マイコン108は、ユーザが操作部107のレリーズボタンを半押しした場合に、プリ連写開始指示を受け付ける。プリ連写とは、連写撮影に先立って開始される連写撮影処理である。マイコン108は、プリ連写開始指示を受け付けた場合には(S201でYES)、処理をS202へ進める。S202において、マイコン108は、撮影画像とそのサムネイル(縮小画像)を生成する。具体的には、マイコン108は、撮像素子102からの画像信号を出力し、リサイズ部116でのリサイズ、圧縮伸長部121での圧縮を行うことで撮影画像を得る。さらに、マイコン108は、撮影画像を縮小してサムネイルを得る。次に、S203において、マイコン108は、S202において生成した撮影画像とサムネイルをバッファとしてのDRAM111に格納する。
次に、S204において、マイコン108は、連写開始指示を受け付けたか否かを判定する。連写開始指示は、連写撮影により得られた撮影画像の記録の開始の指示であり、記録指示の一例である。S204の処理は、記録指示を受け付ける受付処理の一例である。マイコン108は、ユーザが操作部107のレリーズボタンを押下した場合に、連写開始指示を受け付ける。マイコン108は、連写開始指示を受け付けた場合には(S204でYES)、処理をS205へ進める。マイコン108は、連写開始指示を受け付けなかった場合には(S204でNO)、処理をS202へ進める。この場合、マイコン108は、S202〜S203の処理を定期的に繰り返す。
S205において、マイコン108は、撮像装置100に設定されている撮影モードを確認する。本実施形態の撮像装置100においては、撮影モードとして第1のモードと第2のモードが設定可能である。第1のモードは、連写撮影が繰り返された場合に、連写撮影毎の画像ファイルを新規に作成するモードである。すなわち、連写撮影が3回繰り返された場合には、3つの画像ファイルが作成される。一方、第2のモードは、連写撮影が繰り返された場合に、1つの画像ファイルに、各連写撮影により得られた画像を追記するモードである。すなわち、連写撮影が開始されると1つの画像ファイルが作成され、その後連写撮影が3回繰り返されると、作成済みの画像ファイルに画像が追記される。すなわち、作成される画像ファイルの数は、繰り返される連写撮影の回数に関わらず1つのみである。
マイコン108は、第1のモードの場合には(S205でYES)、処理をS206へ進める。マイコン108は、第2のモードの場合には(S205でNO)、処理をS207へ進める。S206において、マイコン108は、連写開始指示を受け付けたタイミングにおいて撮影された撮影画像を画像ファイルの代表画像として決定する。そして、マイコン108は、代表画像のサムネイルを生成し、これをヘッダー情報としてバッファに記録する。マイコン108は、その後処理をS208へ進める。S207において、マイコン108は、プリ連写開始指示を受け付けたタイミングにおいて撮影された撮影画像を画像ファイルの代表画像として決定する。そして、マイコン108は、代表画像のサムネイルを生成し、これをヘッダー情報としてバッファに記録する。その後、マイコン108は、処理をS208へ進める。
S208において、マイコン108は、記録再生部104がDRAM111から記録媒体112への書き出しを開始するよう制御する。次に、S209において、マイコン108は、撮影画像及びそのサムネイルを生成する。次に、S210において、マイコン108は、S209において生成した撮影画像とサムネイルをバッファに格納する。次に、S211において、マイコン108は、連写終了指示を受け付けたか否かを判定する。ここで、連写終了指示は、記録終了指示の一例である。ユーザがレリーズボタンを離した場合に、マイコン108は、連写終了指示を受け付ける。マイコン108は、連写終了指示を受け付けた場合には(S211でYES)、処理をS212へ進める。マイコン108は、連写終了指示を受け付けなった場合には(S211でNO)、処理をS209へ進める。この場合には、マイコン108は、S209〜S210を定期的に繰り返すことにより、フレームの記録を行う。
S212において、マイコン108は、バッファとしてのDRAM111に残っている撮影画像、サムネイル及びヘッダー情報を読み出し、これらを含む画像ファイルを生成し、これを記録媒体112に格納する。以上で記録処理が完了する。なお、サムネイルは画像ファイルの代表画像として決定された撮影画像に対応するものであり、S212の処理は、代表画像として決定された撮影画像を代表画像として画像ファイルに記録するよう制御する制御処理の一例である。
図3は、画像ファイルの一例を示す図である。図3(a)に示す連続するフレーム300は、プリ連写開始指示を受け付けたタイミングから連写終了指示を受け付けたタイミングまでに生成され、バッファに一時記憶されたフレームである。マイコン108は、プリ連写開始指示から連写開始指示までの間に、所定時間以上古いフレームを適宜バッファから破棄する。そして、マイコン108は、連写開始指示を受け付けると、画像ファイルとして記録されるフレームを決定する。本実施形態においては、5フレーム以上古いフレームをバッファから破棄するものとする。また、図3では、フレーム5が生成されたタイミングで連写開始指示を受け付け、フレーム1からフレーム9を画像ファイルとして記録する場合を例に説明する。
図3(b)の画像ファイル310は、第1のモードにおいて作成される画像ファイルである。第1のモードでは、連写開始指示のタイミングにおいて生成された撮影画像、すなわちフレーム5の撮影画像が代表画像として決定される。そして、代表画像のサムネイルがヘッダー情報として画像ファイルに書き込まれる。図3(c)の画像ファイル320は、第2のモードにおいて作成される画像ファイルである。第2のモードでは、プリ連写のタイミングにおいて生成された撮影画像、すなわちフレーム1の撮影画像が代表画像として決定される。そして、代表画像のサムネイルがヘッダー情報として画像ファイルに書き込まれる。このように、画像ファイル320においては、連写撮影に対応したチャプター単位でフレームが追記されるので、チャプター単位での編集を容易に行うことができる。
以上のように、第1の実施形態の撮像装置100は、第1のモードにおいては、連写開始のタイミングの撮影画像を画像ファイルの代表画像として記録し、第2のモードにおいては、プリ連写開始のタイミングの撮影画像を代表画像として記録する。このように、撮像装置100は、画像ファイルに適した代表画像を記録することができる。
第1のモードにおいて生成された画像ファイルは、そのサムネイルを一覧表示することで、ユーザが所望の画像ファイルを選択する、というように用いられる。このため、表示されるサムネイルは、ユーザが連写を開始したタイミングにおいて得られた撮影画像に対応するものが望ましい。これに対応し、撮像装置100は、第1のモードにおいては、連写開始のタイミングの撮影画像のサムネイルを代表画像として記録するので、連写開始のタイミングのサムネイルを表示することができる。したがって、ユーザは、違和感なく、サムネイルから所望の画像ファイルを特定することができる。
また、第2のモードにおいて生成された画像ファイルに対しては、連写撮影の単位であるチャプター単位で削除や入れ替えといった編集が行われる。このため、画像ファイルの代表画像には、複数のチャプターを代表する画像を用いるのが望ましい。これに対応し、撮像装置100は、第2のモードにおいては、プリ連写開始のタイミングの撮影画像のサムネイルを代表画像として記録する。したがって、ユーザは、複数のチャプターを含んだ画像ファイルを容易に特定することができる。
第1の変形例について説明する。本実施形態においては、第2のモードにおいては、プリ連写開始のタイミングの撮影画像、すなわち画像ファイルに含まれる撮影画像のうち一番古い撮影画像に対応するサムネイルを代表画像とした。ただし、撮像装置100は、連写撮影開始指示のタイミングよりも前に撮影された撮影画像に対応するサムネイルを代表画像として決定すればよく、最も古い撮影画像に限定されるものではない。
第2の変形例について説明する。撮像装置100は、各モードに応じたタイミングの撮影画像を代表画像として記録するよう制御すればよく、具体的な記録方法は実施形態に限定されるものではない。他の例としては、撮像装置100は、サムネイルに替えて代表画像としての撮影画像の識別情報をヘッダー情報として書き込んでもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る撮像装置100について、第1の実施形態に係る撮像装置100と異なる点を主に説明する。シャッターチャンスが来たもののすぐにシャッターチャンスが終わってしまったような場合には、ユーザは、連写開始のユーザ操作を行った直後に連写終了のユーザ操作を行う。本実施形態の撮像装置100は、このような場合には、第1のモードにおいても、連写開始のタイミングのサムネイルではなく、プリ連写開始のタイミングのサムネイルを代表画像として記録する。
図4は、第2の実施形態に係る撮像装置100による画像記録処理を示すフローチャートである。S401〜S405の処理は、図2を参照しつつ説明したS201〜S205の処理と同様である。S405において、マイコン108は、第1のモードの場合には(S405でYES)、処理をS406へ進める。マイコン108は、第2のモードの場合には(S405でNO)、処理をS408へ進める。S406において、マイコン108は、連写開始指示を受け付けたタイミングにおいて撮影された撮影画像を画像ファイルの代表画像として決定する。そして、マイコン108は、代表画像のサムネイルを生成し、これをヘッダー情報としてバッファに記録する。本処理は、S206の処理と同様である。次に、S407において、マイコン108は、プリ連写開始指示を受け付けたタイミングにおいて撮影された撮影画像のサムネイルを生成し、生成したサムネイルをバッファに保存する。マイコン108は、その後処理をS409へ進める。
S408において、マイコン108は、プリ連写開始指示を受け付けたタイミングにおいて撮影された撮影画像を画像ファイルの代表画像として決定する。そして、マイコン108は、代表画像のサムネイルを生成し、これをヘッダー情報としてバッファに記録する。その後、マイコン108は、処理をS409へ進める。S409〜S412の処理は、S208〜S211の処理と同様である。S412において、マイコン108は、連写終了指示を受け付けた場合には(S412でYES)、処理をS413へ進める。
S413において、マイコン108は、連写時間が第1の時間未満か否かを判定する。ここで、連写時間とは、連写開始指示を受け付けたタイミングから連写終了指示を受け付けたタイミングまでの時間であり、記録時間の一例である。第1の時間は、予め定められた所定時間である。マイコン108は、第1の時間未満の場合には(S413でYES)、処理をS414へ進める。マイコン108は、第1の時間以上場合には(S413でNO)、処理をS417へ進める。
S414において、マイコン108は、プリ連写時間が第2の時間未満か否かを判定する。ここで、プリ連写時間は、プリ連写開始指示を受け付けたタイミングから連写開始指示を受け付けたタイミングまでの時間である。第2の時間は、予め定められた所定時間である。マイコン108は、第2の時間未満の場合には(S414でYES)、処理をS415へ進める。マイコン108は、第2の時間以上の場合には(S414でNO)、処理をS415へ進める。S415において、マイコン108は、記録モードを確認する。マイコン108は、記録モードが第1のモードの場合には(S415でYES)、処理をS416へ進める。マイコン108は、記録モードが第2のモードの場合には(S415でNO)、処理をS417へ進める。
S416において、マイコン108は、S407においてバッファに記録しておいたプリ連写開始指示のタイミングのサムネイルを用いてヘッダー情報を生成し直す。マイコン108は、その後処理をS417へ進める。S417において、マイコン108は、バッファとしてのDRAM111に残っている撮影画像、サムネイル及びヘッダー情報を読み出し、これらを含む画像ファイルを生成し、これを記録媒体112に格納する。なお、S417の処理は、S212の処理と同様である。
このように、第2の実施形態に係る撮像装置100は、第1のモードに設定されている場合でも、連写時間が第1の時間未満で、かつプリ連写時間が第2の時間以上の場合には、プリ連写開始のタイミングの撮影画像を代表画像に決定する。なお、第2の実施形態に係る撮像装置100のこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態に係る撮像装置100の構成及び処理と同様である。
以上のように、第2の実施形態においては、撮像装置100は、連写時間が第1の時間未満で、かつプリ連写時間が第2の時間以上の場合には、プリ連写開始のタイミグの撮影画像を代表画像として記録する。これにより、シャッターチャンスによい近いタイミングで撮影された撮影画像を画像ファイルの代表画像とすることができる。また、撮像装置100は、プリ連写時間が第2の時間未満の場合には、連写開始のタイミングの撮影画像を代表画像として記録する。これは、ユーザが単写のような操作をしていると考えられるためである。
なお、第2の実施形態の変形例について説明する。撮像装置100は、第1のモードの場合には、プリ連写時間に関わらず、連写時間が第1時間未満の場合に、プリ連写開始のタイミングの撮影画像を代表画像として決定してもよい。
上述の実施形態においては、第2のモードにおいては、連写撮影を繰り返し実行した場合に、繰り返し行った連写撮影の画像データを1つのファイルに追記するものとした。しかし、第2のモードはこれに限らず、連写撮影ではなく、レリーズボタンを全押ししたタイミングの画像のみを記録するモードでもよい。例えば、レリーズボタンを半押ししてからプリ撮影を行い、レリーズボタンを全押しして記録指示するまでに撮影したプリ撮影画像を記録し、プリ撮影指示と記録指示により記録されるプリ撮影画像を、特定のファイルに追記して記録するモードであってもよい。ここで、特定のファイルは、第2のモードに対応したファイルとする。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
また、上述の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いてプログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのプログラムを実行する場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリでもよい。また、プログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムを記憶し、接続のあったクライアントコンピュータはがコンピュータプログラムをダウンロードしてプログラムするような方法も考えられる。
100 撮像装置
108 マイコン

Claims (13)

  1. 撮像手段と、
    記録指示を受け付ける受付手段と、
    前記記録指示を受け付ける前に前記撮像手段により撮影した画像と、前記記録指示を受け付け開始した後に前記撮像手段により撮影した画像と、を1つの画像ファイルに記録するように制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び前記記録指示を受け付けた後に撮影した画像を画像ファイルとして記録するときに、第1の撮影モードの場合は、前記記録指示を受け付けたときに撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御し、第2の撮影モードの場合は、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記第2の撮影モードの場合には、前記記録指示を受け付ける前に撮影し、前記画像ファイルに記録する複数の画像のうち、一番古い画像を、前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1のモードは、記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び前記記録指示を受け付けた後に撮影した画像を1つの画像ファイルとして記録するモードであり、
    前記第2のモードは、少なくとも記録指示を受け付ける前に撮影した画像を画像ファイルに記録するモードであって、次に記録指示を受け付けた場合には、当該記録指示を受け付ける前に撮影した画像を、前記画像ファイルに追記するモードである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記第1のモードは、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び前記記録指示を受け付け中に撮影した画像を1つの画像ファイルとして記録するモードであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記第2のモードは、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び前記記録指示を受け付け中に撮影した画像を画像ファイルに記録するモードであって、次に記録指示を受け付けた場合には、記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び前記記録指示を受け付け中に撮影した画像を前記画像ファイルに追記するモードであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記第2のモードは、記録指示を受け付ける前に撮影した画像を画像ファイルに記録するモードであって、次に記録指示を受け付けた場合には、記録指示を受け付ける前に撮影した画像を前記画像ファイルに追記するモードであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記代表画像としての画像の縮小画像を前記画像ファイルのヘッダー情報として記録するように制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記第1のモードの場合において、前記記録指示を受け付けてから記録終了指示を受け付けるまでの記録時間が第1の時間以上の場合に、前記記録指示を受け付けたときに撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御する請求項1乃至7の何れか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記制御手段は、前記第1の撮影モードの場合において、前記記録時間が第1の時間未満の場合に、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御することを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記制御手段は、前記第1の撮影モードの場合において、前記記録時間が第1の時間未満で、かつ前記記録指示を受け付ける前のプリ撮影の時間が第2の時間未満の場合に、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、前記第1の撮影モードの場合において、前記記録時間が第1の時間未満で、かつ前記記録指示を受け付ける前のプリ撮影の時間が第2の時間以上の場合に、前記記録指示を受け付けたときに撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御することを特徴とする請求項9又は10に記載の撮像装置。
  12. 撮像装置が実行する画像記録方法であって、
    記録指示を受け付ける受付ステップと、
    前記記録指示を受け付ける前に撮像手段により撮影した画像と、前記記録指示を受け付けた後に前記撮像手段により撮影した画像と、を1つの画像ファイルに記録するように制御する制御ステップと
    を含み、
    前記制御ステップでは、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像及び前記記録指示を受け付けた後に撮影した画像を画像ファイルとして記録するときに、第1の撮影モードの場合は、前記記録指示を受け付けたときに撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御し、第2の撮影モードの場合は、前記記録指示を受け付ける前に撮影した画像を前記画像ファイルの代表画像として記録するように制御することを特徴とする画像記録方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11の何れか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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