JP2020048125A - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画閲覧に関するユーザの満足度を向上させること。【解決手段】本願にかかる情報処理装置は、取得部と、判定部とを有する。取得部は、端末装置での動画の再生に関するログである再生ログを取得する。判定部は、取得部により取得された再生ログに基づいて、端末装置での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及および配信技術の向上により、インターネットを介して多様なコンテンツの閲覧が可能になっている。例えば、映画やドラマなどの動画コンテンツを、インターネットを介して閲覧する者も多い。
ここで、特許文献1には、ユーザの嗜好パターンに応じた番組を容易かつ迅速に提供可能とする技術について開示されている。
特開2015−136020号公報
しかしながら、上記の従来技術では、動画閲覧に関するユーザの満足度を向上させることができるとは限らない。例えば、上記の従来技術では、情報処理装置は、ユーザが閲覧しようと指定したコンテンツとは別の領域に、ユーザの嗜好パターンに合致した裏番組や所定の動画サイトに投稿された動画像を一覧表示する。
このような上記の従来技術により、例えば、ユーザは視聴したい動画をより検索しやすくなる可能性があるものの、これによって必ずしも動画閲覧に関するユーザの満足度が向上するとは限らない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、動画閲覧に関するユーザの満足度を向上させることができる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願にかかる情報処理装置は、端末装置での動画の再生に関するログである再生ログを取得する取得部と、前記取得部により取得された再生ログに基づいて、前記端末装置での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、動画閲覧に関するユーザの満足度を向上させることができるといった効果を奏する。
図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態にかかる情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態にかかる情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態にかかる登録情報記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態にかかる推定条件記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態にかかる情報処理手順を示すフローチャートである。 図7は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ説明する。なお、この実施形態により本願にかかる情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において、同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理〕
まず、図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態にかかる情報処理の一例を示す図である。実施形態にかかる情報処理は、図1に示す情報処理装置100によって行われる。
図1の説明に先立って、図2を用いて、実施形態にかかる情報処理システムについて説明する。図2は、実施形態にかかる情報処理システム1の構成例を示す図である。実施形態にかかる情報処理システム1は、図2に示すように、端末装置10と、情報処理装置100とを含む。端末装置10、情報処理装置100は、ネットワークNを介して有線または無線により通信可能に接続される。なお、図1に示す情報処理システム1には、複数台の端末装置10や、複数台の情報処理装置100が含まれてよい。
なお、図2では不図示であるが、実施形態にかかる情報処理システム1には、動画サイトを提供するコンテンツ配信サーバも含まれてよい。
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
例えば、端末装置10は、動画を再生するプレーヤーを含む動画サイトを表示画面に表示する。また、端末装置10は、動画を再生する専用のアプリケーション、言い換えれば、動画を再生する専用のプレーヤーを制御するアプリケーションがインストールされる場合もある。例えば、ユーザは、好みに合わせて、上記のような二つのプレーヤーを使い分けたりする。
ここで、実施形態にかかる情報処理が行われるにあたっての前提について説明する。例えば、動画を再生するプレーヤーは大きく2種類存在する。先に少し触れたが、1つは、ウェブブラウザ上で動画(動画以外にもゲーム等がある)を端末装置10の表示画面に表示させ、そして、その再生制御を行うソフトウェアとしての動画再生プレーヤーがある。かかる動画再生プレーヤーは、モバイルプレーヤー、ブラウザプレーヤー等と呼ばれることがある。本実施形態では、かかる動画再生プレーヤーを特に「ブラウザ版プレーヤー」と表記することにする。
ブラウザ版プレーヤーの特徴としては、例えば、動画を視聴するためのアプリケーション(動画視聴アプリ)を端末装置10にインストールさせることなく、ウェブブラウザ上での動画閲覧を可能とする。このため、余計なアプリケーションをインストールしたくない、あるいは、端末装置10の容量が圧迫させたくないといったユーザに対してメリットがある。一方で、ブラウザ版プレーヤーは、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルといった決められた環境の中でしか動作させれらることができないため、以下に説明するアプリ版プレーヤーと比較して、動作が重い(再生処理に時間がかかる)といったデメリットがある。再生処理に時間がかかるとは、単純な例としては、動画がなかなか表示されないといったことであり、このためにユーザに待ち時間のストレスを与えてしまう場合がある。
一方、もう一つには、例えば、端末装置10に対して直接インストールされる動画視聴アプリとしての動画再生プレーヤーがある。本実施形態では、かかる動画再生プレーヤーを特に「アプリ版プレーヤー」と表記することにする。
アプリ版プレーヤーは、上記の通り、端末装置10にインストールされる必要があるため、端末装置10が無駄に消費されてしまうといったデメリットは確かにある。しかしながら、ブラウザ版プレーヤーのようにHTMLファイルによって動作されるものではないため、ブラウザ版プレーヤーと比較して、動作が軽い(再生処理能力が高く短時間)といった有利なメリットがある。
ブラウザ版プレーヤーやアプリ版プレーヤーは、ユーザが端末装置10を用いて動画を閲覧する際の閲覧環境の一例であるが、やはりストレスなく快適に動画を閲覧させることを考えると、ブラウザ版プレーヤーからアプリ版プレーヤーへと乗り換えさせることが効果的である。また、これまでプレーヤーについて説明してきたが、動画を閲覧する際の閲覧環境の一例としては、動画の再生に関する処理速度(または、処理速度に関する情報)、ブラウザやアプリケーション等、動画を再生制御する再生プログラムのバージョン、動画を表示する端末装置10の機種、動画を表示する端末装置10に導入されているオペレーションシステム等も挙げられる。
例えば、処理速度が早い程、動画が再生されるまでにかかる時間は短くなるため、よりストレスなく快適に動画を閲覧させることができる。また、例えば、再生プログラムのバージョンが新しい程、軽量化されていたり、各種問題点が修正されていたりするため、よりストレスなく快適に動画を閲覧させることができる。動画を表示する端末装置10の機種が新しい程、高スペックであることが多いため、よりストレスなく快適に動画を閲覧させることができる。動画を表示する端末装置10に導入されているオペレーションシステムのバージョンが新しい程、軽量化されていたり、各種問題点が修正されていたりするため、よりストレスなく快適に動画を閲覧させることができる。
このように、ストレスなく快適に動画を閲覧したい場合、ユーザは閲覧環境を上記のように変更する(例えば、アプリ版プレーヤーに乗り換える)ことが効果的であるが、実際には、どのように閲覧環境を変えればよいかわからないユーザも多い。また、閲覧環境を変える必要があるのか無いのか自身では判断できないユーザも多い。また、閲覧環境を変える必要がある場合、どのタイミングで変えればよいのかわからないユーザも多い。そういったユーザに、より快適な(最適な)閲覧環境を提案できれば、動画閲覧に関するユーザの満足度を向上させることができる。一方で、例えば、最適な閲覧環境が既に揃っているユーザにとっては、このような提案がされることについて快く思わない場合もある。
このような前提および問題点を踏まえて、情報処理装置100は、動画の閲覧環境を特定し、より最適な閲覧環境があると判断した場合には、そのようなユーザに対して、この最適な閲覧環境にするにはどうしたらよいかといった提案を行う。
すなわち、実施形態にかかる情報処理装置100は、端末装置10での動画の再生に関するログである再生ログを取得し、取得した再生ログに基づいて、端末装置10での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する。具体的には、情報処理装置100は、再生ログに基づいて、端末装置10での動画の閲覧環境(例えば、動画を再生するための処理能力に関する情報)を推定する推定部し、推定した閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する。そして、情報処理装置100は、動画の閲覧環境が所定の条件を満たすと判定した場合には、動画を再生するための処理能力を向上可能な閲覧環境を提案する。以下、実施形態にかかる情報処理の一例について説明する。
まず、図1の例では、端末装置10は、ユーザU1によって利用されるものとする。また、端末装置10には、所定のウェブブラウザであるブラウザBRが予めインストールされているものとする。これにより、ブラウザ版プレーヤーであるプレーヤーPL1が、ブラウザBR上で動画の再生制御を行う。なお、プレーヤーPL1が、ブラウザBR上で動画の再生制御を行うことについて、ブラウザBLそのものが動画の再生制御を行う、と言い換えることができるものとする。
また、図1の例では、図1(a)および図1(b)のいずれにおいても、端末装置10の表示画面には、ブラウザBRによって所定のコンテンツ(ウェブベージ)が表示されており、かかる所定のコンテンツには動画の再生領域R1が含まれる。例えば、ユーザU1は、再生領域R1内の再生ボタンを押下することにより、動画を再生させることができる。なお、図1の例では付図示であるが、再生領域R1内には、動画の再生に関する各種操作を行わせるための、操作ボタン(例えば、一時停止ボタン、巻き戻しボタン、早送りボタン、シークバー等)がプレーヤーPL1によって表示制御される。これにより、ユーザU1は、例えば、任意の時間位置から動画を閲覧することができる。
なお、図1の例において、ブラウザBRによって表示されている所定のコンテンツは、例えば、情報処理装置100を管理する事業主(以下、「事業主Z」とする)による運営される動画サイトであるものとする。この動画サイトでは、おすすめの動画が一覧表示されたり、検索キーワードに対応する動画が一覧表示され、一覧表示された動画のうち、ユーザに選択された動画がプレーヤーPL1によって再生領域R1にて再生される。
また、プレーヤーPL1には、制御情報Tとして、例えば、JavaScript(登録商標)が含まれており、制御情報Tは、端末装置10での動画の再生に関する各種操作や動作を検知し、動画の再生に関するログである再生ログを適宜、情報処理装置100に送信する。かかる再生ログは、例えば、動画が端末装置10によって再生される際に発生したイベントに関するログである。より具体的には、かかる再生ログは、動画が端末装置10によって再生される際に発生したイベントについて、この発生タイミングを示すログである。
例えば、端末装置10は、情報処理装置100にリクエストを送る際に、ユーザーエージェントの情報をUser-Agentヘッダーとして送信する。本実施形態において、端末装置10から送信させる再生ログは、このUser-Agentヘッダーに埋め込まれるログではなく、上記の通り、ブラウザBR(より具体的には、ブラウザBRに含まれる制御情報T)によって送信されるログである。このようなログは、信憑性の高いログであるため、情報処理装置100は、このようなログを用いることで閲覧環境を高精度に推定することができる。
ここで、図1(c)を用いて、動画が端末装置10によって再生される際に発生したイベントについて説明する。かかるイベントは、動画要素の再生に関するイベントと言い換えることができる。図1(c)では、「イベント名」と「イベント発生タイミング」とが対応付けられている。
例えば、イベント名「loadstart」は、ユーザの操作に応じて、「動画(メディアデータ)の読み込みを開始する」といったイベントが発生したタイミング(イベント発生タイミング)において用いられる名称である。かかるイベント名は、再生ログに対応するテキスト内で用いられる。また、イベント名「progress」は、「動画(メディアデータ)の読み込み中」といったイベントが発生したタイミング(イベント発生タイミング)において用いられる名称である。また、イベント名「abort」は、「メディアリソースの読み込みが完了する前に、読み込みを中断する」といったイベントが発生したタイミング(イベント発生タイミング)において用いられる名称である。また、イベント名「error」は、「動画(メディアデータ)の読み込み中におけるエラー」といったイベントが発生したタイミング(イベント発生タイミング)において用いられる名称である。また、イベント名「play」は、ユーザの操作に応じて動画が「再生中」といったイベントが発生したタイミング(イベント発生タイミング)において用いられる名称である。図1(c)に示すように、他にもイベントは各種存在するが説明を省略する。
ここで、例えば、プレーヤーPL1の制御情報Tは、上記のようなイベントの発生を検知すると、イベント発生のタイミングを示す再生ログを情報処理装置100に送信する(ステップS1)。これにより、情報処理装置100は、再生ログを取得する。
例えば、プレーヤーPL1は、ユーザの操作に応じて、「動画(メディアデータ)の読み込みを開始」したとする。これは、「動画(メディアデータ)の読み込みを開始する」といったイベントが発生したことを示す。そうすると、制御情報Tは、このイベント発生のタイミングを示す再生ログとして、例えば、LOG1を情報処理装置100に送信する。
また、例えば、プレーヤーPL1は、動画の読み込みが終わり「動画(メディアデータ)の再生準備が完了」したとする。これは、「動画(メディアデータ)の再生準備が完了」といったイベントが発生したことを示す。そうすると、制御情報Tは、このイベント発生のタイミングを示すログとして、例えば、LOG2を情報処理装置100に送信する。
さて、ステップS1のようにして、情報処理装置100は、端末装置10から再生ログを取得すると、取得した再生ログに基づいて、端末装置10での動画の閲覧環境を推定する(ステップS2)。例えば、情報処理装置100は、端末装置10での動画の閲覧環境として、動画を再生するための処理能力に関する情報を推定する。
本実施形態では、情報処理装置100は、動画を再生するための処理能力に関する情報として、端末装置10において動画を再生制御する再生プログラムの種別を推定する。一例を示すと、情報処理装置100は、処理能力に関する情報として、動画の再生における処理速度に関する情報を推定する。かかる推定処理を「推定処理パターン1」とする。また、情報処理装置100は、端末装置10において動画を再生制御する再生プログラムがブラウザプログラム(ブラウザ上で動作する再生プログラム)、あるいは、アプリケーションプログラムのいずれであるかを推定(判定)する。また、再生プログラムの種別を推定する処理を「推定処理パターン2」とする。
また、本実施形態では、情報処理装置100は、動画を再生するための処理能力に関する情報として、端末装置10において動画を再生制御する再生プログラムのバージョンを推定する。一例を示すと、情報処理装置100は、推定処理パターン2で再生プログラムがブラウザプログラムであると推定した場合、このブラウザプログラムのバージョンをさらに推定する。一方、情報処理装置100は、推定処理パターン2で再生プログラムアプリケーションプログラムであると推定した場合、このアプリケーションプログラムのバージョンを推定する。また、再生プログラムのバージョンを推定する処理を「推定処理パターン3」とする。
また、本実施形態では、情報処理装置100は、動画を再生するための処理能力に関する情報として、動画を再生する端末装置10の機種を推定する。一例を示すと、情報処理装置100は、端末装置10の機種がどのキャリアのどの機種であるかを推定する。動画を再生する端末装置10の機種を推定する処理を「推定処理パターン4」とする。
また、本実施形態では、情報処理装置100は、動画を再生するための処理能力に関する情報として、動画を再生する端末装置10を動作させるプラットフォームのバージョンを推定する。一例を示すと、情報処理装置100は、動画を再生する端末装置10を動作させるプラットフォーム、すなわちオペレーションシステム(OS)のバージョンを推定する。また、動画を再生する端末装置10を動作させるプラットフォームを推定する処理を「推定処理パターン5」とする。
ここで、上記推定処理の一例について説明する。まず、「推定処理パターン1」について説明する。上記の通り、情報処理装置100は、ステップS1において、端末装置10からLOG1およびLOG2を受信している。かかる場合、情報処理装置100は、LOG1およびLOG2に基づいて、処理速度に関する情報を推定する。例えば、情報処理装置100は、LOG1に基づいて、端末装置10が動画の読み込みを開始したタイミング(「開始時刻」とする)を特定する。また、情報処理装置100は、LOG2に基づいて、端末装置10において動画の再生準備が完了されたタイミング(「完了時刻」とする)を特定する。
このような状態において、情報処理装置100は、「開始時刻」から「完了時刻」までの時間、すなわち動画の読み込みが開始されてから、動画の再生準備が完了されるまでに端末装置10が要した時間を算出する。かかる時間は、「動画の再生における処理速度に関する情報」の一例である。なお、情報処理装置100は、かかる時間に基づいて、動画の再生における処理速度そのものを算出してもよい。この場合、処理速度は、「動画の再生における処理速度に関する情報」の一例である。
図1の例では、情報処理装置100は、端末装置10の閲覧環境として、時間T1を推定(算出)したものとする。詳細には、情報処理装置100は、端末装置10に対して、「開始時刻」から「完了時刻」までの時間に時間T1を要するような閲覧環境であると推定したものとする。
また、他のパターンの例としては、情報処理装置100は、例えば、推定条記憶部122に記憶される情報と、再生ログとを比較することにより、閲覧環境、すなわち動画を再生するための処理能力に関する情報を推定する。なお、以下に示す推定処理は一例であり、情報処理装置100は、再生ログに基づいて、任意の手法で推定を行ってよい。
推定条記憶部122は、再生プログラム、バージョン、機種、OS等を推定するための判断材料となる情報を記憶する。ここで、図5に実施形態にかかる推定条件記憶部122の一例を示す。図5の例では、推定条件記憶部122は、「ログが示す情報」、「閲覧環境」といった項目を有する。また、「閲覧環境」は、「プログラム種別」、「プログラムバージョン」、「端末機種」、「OS」といった項目を含む。
「ログが示す情報」は、「閲覧環境」を推定するための条件情報を示す。例えば、端末装置10から取得された再生ログが、「ログが示す情報」を満たす場合には、端末装置10はその「ログが示す情報」に対応付けられる「閲覧環境」であると推定される。
「閲覧環境」は、再生ログが「ログが示す情報」を満たす場合に推定される対象の得知覧環境である。例えば、「プログラム種別」は、動画の再生制御を行う再生プログラムの種別であり、これにはブラウザプログラムや、アプリケーションプログラムがある。また、「プログラムバージョン」は、再生プログラムのバージョンを示す。また、「端末機種」は、端末装置10の機種を示す。また、「OS」は、端末装置10を動作させるプラットフォームであるオペレーションシステム(OS)ぼバージョンを示す。
すなわち、図5の例では、再生ログが示す情報が「(動画データの)ロードに要する時間がn1秒以上」であるとの条件を満たす場合には、端末装置10の閲覧環境(動画を再生するための処理能力に関する情報)として、プログラム種別が「ブラウザ」、プログラムのバージョンが「V5.0以下」、端末機種が「A社T1型、A社T2型、B社T3型・・・」であると推定するよう指定している例を示す。
図1の例では、情報処理装置100は、ステップS1にて取得した再生ログを端末ID(ユーザID)「U1」に対応付けてログ情報記憶部121に格納している。したがって、情報処理装置100は、例えば、ユーザU1の端末装置10での閲覧環境を推定する場合、ログ情報記憶部121から端末ID「U1」に対応付けられるLOG1〜LOG6を取得する。そして、情報処理装置100は、LOG1〜LOG6に基づいて、推定条件記憶部122の「ログが示す情報」のうちのいずれかを満たすものが存在する場合、その「ログが示す情報」に対応付けられる閲覧環境が、ユーザU1の端末装置10の閲覧環境であると推定する。図1の例では、説明を簡単にするために、情報処理装置100は、端末装置10の閲覧環境として、プログラム種別が「ブラウザ」であると推定したとする。
次に、情報処理装置100は、ステップS2で推定した閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS3)。具体的には、情報処理装置100は、動画を再生するための処理能力に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。
例えば、情報処理装置100は、「推定処理パターン1」では、時間T1が、「開始時刻」から「完了時刻」までの時間が所定の閾値(例えば、3秒)以上であるとする条件(条件1)を満たすか否かを判定する。
また、例えば、情報処理装置100は、「推定処理パターン2」では、再生プログラムの種別がブラウザプログラムであるとする条件(条件2)を満たすか否かを判定する。また、情報処理装置100は、「推定処理パターン2」で推定した再生プログラムの種別がブラウザプログラム(ブラウザ上で動作する再生プログラム)である場合には、「推定処理パターン3」では、かかるブラウザプログラムのバージョンが過去のバージョンであるとする条件(条件3−1)を満たすか否かを判定する。また、情報処理装置100は、「推定処理パターン2」で推定した再生プログラムの種別がアプリケーションプログラムである場合には、「推定処理パターン3」では、かかるアプリケーションプログラムのバージョンが過去のバージョンであるとする条件(条件3−2)を満たすか否かを判定する。
また、情報処理装置100は、「推定処理パターン4」では、端末装置10の機種が所定の機種であるとする条件(条件4)を満たすか否かを判定するか否かを判定する。また、情報処理装置100は、「推定処理パターン5」では、端末装置10を動作させるOSのバージョンが過去のバージョンであるとする条件(条件5)を満たすか否かを判定する。
ステップS2では、情報処理装置100は、端末装置10の閲覧環境として、時間T1を推定している(推定処理パターン1)。ここでは、情報処理装置100は、時間T1が条件1を満たしていないため、端末装置10の閲覧環境が最適でないと判定したものとする。また、情報処理装置100は、端末装置10の閲覧環境として、プログラム種別が「ブラウザ」であると推定している(推定処理パターン2)。したがって、かかる場合、情報処理装置100は、プログラム種別が条件2を満たすと判定する。このように、情報処理装置100は、端末装置10での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすと判定した場合には、動画を再生するための処理能力を向上可能な閲覧環境を提案する(ステップS4)。上記例では、情報処理装置100は、条件1および条件2を満たすと判定したため、このことに基づいて、動画を再生するための処理能力を向上可能な閲覧環境を提案する。
例えば、時間T1が所定の閾値(例えば、3秒)以上であるということは、端末装置10の処理速度が遅いため、端末装置10は動画を再生表示するまでに時間がかかってしまうことを示している(時間T1が長い程、処理速度は遅い)。つまり、端末装置10の閲覧環境が最適でないことを示している。このような場合、ユーザU1は、アプリ版プレーヤーを用いれば、より快適に動画を閲覧できるようになる可能性が高い。
また、現在、ユーザU1は、ブラウザBR上で動画の再生制御を行うプレーヤーPL1(ブラウザ版プレーヤー)で動画を閲覧しているが、プレーヤーPL1は、アプリ版プレーヤーと比較して処理能力が劣っている点については前提でも説明した。つまり、ユーザU1は、アプリ版プレーヤーを用いれば、より快適に動画を閲覧できるようになる可能性が高い。このようなことからユーザU1にとっての最適な再生プログラムは、ブラウザプログラム由来のブラウザ版プレーヤーではなく、アプリケーションプログラムとしてインストールされるアプリ版プレーヤーといえる。
したがって、情報処理装置100は、図1(b)に示すように、より快適に動画を視聴したい場合、アプリ版プレーヤー(例えば、アプリAP)をインストールすればよいことを提案する。例えば、情報処理装置100は、このように提案する提案情報J1を現在の表示画面に表示させる。例えば、情報処理装置100は、図1(b)に示すように、動画サイトにおいて、現在表示されている再生領域R1の下に、提案情報J1を表示させる。なお、情報処理装置100は、如何なる手法で提案を行ってもよい。例えば、情報処理装置100は、提案情報J1をプッシュ通知してもよい。
ここで、例えば、アプリAPが事業主Zが配布する動画視聴アプリである場合、情報処理装置100は、実施形態にかかる情報処理により、アプリAPの普及にも貢献することができる。
また、付図示であるが、情報処理装置100は、条件3−1を満たすと判定した場合には、再生プログラム(プレーヤーPL1)を最新版へバージョンアップするよう提案する。また、情報処理装置100は、条件3−2を満たすと判定した場合には、現在インストールされている動画視聴アプリを最新版へバージョンアップするよう提案する。また、情報処理装置100は、条件4を満たすと判定した場合には、例えば、機種変更の検討を提案する。情報処理装置100は、条件5を満たすと判定した場合には、OSを最新版へバージョンアップするよう提案する。
さて、これまで説明してきたように、情報処理装置100は、端末装置10での動画の再生に関するログである再生ログを取得し、取得した再生ログに基づいて、端末装置10での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する。そして、情報処理装置100は、所定の条件を満たすと判定した場合には、現在の閲覧環境よりも処理能力の高い最適な閲覧環境を提案する。これにより、情報処理装置100は、動画閲覧に関するユーザの満足度を向上させることができる。
また、情報処理装置100は、閲覧環境をよりよくできる可能性のあるユーザを対象に提案を行うことができる。言い換えれば、情報処理装置100は、最適な閲覧環境が整っているユーザには提案を行うことが無いため、そのようなユーザの心象を悪化させることが無い。
〔2.情報処理装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態にかかる情報処理装置100について説明する。図3は、実施形態にかかる情報処理装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。例えば、情報処理装置100は、図1で説明した情報処理を行うサーバ装置である。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子またはハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、ログ情報記憶部121と、推定条件記憶部122とを有する。
(ログ情報記憶部121について)
ログ情報記憶部121は、端末装置10での動画の再生に関するログである再生ログを記憶する。例えば、ログ情報記憶部121は、再生ログとして、動画が端末装置10によって再生される際に発生したイベントに関するログを記憶する。ここで、図4に実施形態にかかるログ情報記憶部121の一例を示す。図4の例では、ログ情報記憶部121は、「端末ID」、「日付」、「ログデータ」といった項目を有する。
「端末ID」は、端末装置10または端末装置10を所有するユーザを識別する識別情報を示す。「日付」は、対応する「ログデータ」が示すイベントが発生した日時を示す。図4の例では、「日時」を概念的な記号で示しているが、実際には、「日時」は、「年・月日・曜日・時刻」によって示される。「ログデータ」は、再生ログを示すデータである。
すなわち、図4の例では、情報処理装置100が、端末ID「U1」によって識別される端末装置10(または、ユーザU1の端末装置10)から、日付「DAY1−1」に発生したイベントに関する再生ログ「LOG1」を取得し、ログ情報記憶部121に格納した例を示す。LOG1については、図1で説明したとおりである。
(推定条件記憶部122について)
推定条件記憶部122は、再生プログラム、バージョン、機種、OS等を推定するための判断材料となる情報を記憶する。推定条件記憶部122については、図1において既に説明済みであるため、ここでの詳細な説明は省略する。なお、図5において、「ログが示す情報」として挙げられている推定条件は、一例であり、当然、図5の例以外にも各種存在してよい。
図3に戻り、制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、受信部131と、取得部132と、推定部133と、判定部134と、提案部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(受信部131について)
受信部131は、各種情報を受信する。例えば、受信部131は、端末装置10から再生ログを受信する。かかる再生ログは、動画が端末装置10によって再生される際に発生したイベントに関するログである。したがって、受信部131は、イベントが発生する度に、このイベントが達成したタイミングを示す再生ログを端末装置10から受信する。なお、再生ログは、後述する取得部132によって取得(受信)されてもよい。
(取得部132について)
取得部132は、端末装置10での動画の再生に関するログである再生ログを取得する。具体的には、取得部132は、再生ログとして、動画が端末装置10によって再生される際に発生したイベントに関するログを取得する。例えば、取得部132は、再生ログとして、イベントが発生したタイミングを示すログを取得する。例えば、取得部132は、後述する推定部133により推定処理が行われる際に、ログ情報記憶部121からログデータを取得する。図1の例のように、ユーザU1の端末装置10の閲覧環境が推定される場合、取得部132は、ログ情報記憶部121において、端末ID「U1」に対応する「ログデータ」を取得する。例えば、取得部132は、直近の所定期間内(例えば、1ヶ月以内)に受信された再生ログを取得する。
(推定部133について)
推定部133は、取得部132により取得された再生ログに基づいて、端末装置10での動画の閲覧環境を推定する。例えば、推定部133は、端末装置10での動画の閲覧環境として、動画を再生するための処理能力に関する情報を推定する。
例えば、推定部133は、処理能力に関する情報として、動画の再生における処理速度に関する情報を推定する(推定処理パターン1)。図1の例では、推定部133は、LOG1およびLOG2に基づいて、処理速度に関する情報を推定する。例えば、推定部133は、LOG1に基づいて、「開始時刻」を特定する。また、推定部133は、LOG2に基づいて、「完了時刻」とする)を特定する。
このような状態において、推定部133は、「開始時刻」から「完了時刻」までの時間、すなわち動画の読み込みが開始されてから、動画の再生準備が完了されるまでに端末装置10が要した時間を算出する。なお、推定部133は、かかる時間に基づいて、動画の再生における処理速度そのものを算出(推定)してもよい。
また、例えば、推定部133は、処理能力に関する情報として、端末装置10において動画を再生制御する再生プログラムの種別を推定する(推定処理パターン2)。また、推定部133は、処理能力に関する情報として、端末装置10において動画を再生制御する再生プログラムのバージョンを推定する(推定処理パターン3)。また、推定部133は、処理能力に関する情報として、動画を再生する端末装置の機種を推定する(推定処理パターン4)。また、推定部133は、処理能力に関する情報として、動画を再生する端末装置10を動作させるプラットフォーム(例えば、OS)のバージョンを推定する(推定処理パターン5)。
図1の例では、推定部133は、ユーザU1の端末装置10での閲覧環境を推定する。このため、推定部133は、ログ情報記憶部121から端末ID「U1」に対応付けられるLOG1〜LOG6を取得する。そして、推定部133は、LOG1〜LOG6に基づいて、推定条件記憶部122の「ログが示す情報」(推定条件)のうちのいずれかを満たすものが存在する場合、その「ログが示す情報」に対応付けられる閲覧環境が、ユーザU1の端末装置10の閲覧環境であると推定する。
(判定部134について)
判定部134は、取得部132により取得された再生ログに基づいて、端末装置10での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する。
例えば、判定部134は、推定部133により推定された処理速度に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。一例を示すと、判定部134は、所定の条件として、動画の再生における処理速度に関する情報が所定の閾値以上であるとする条件を満たすか否かを判定する。
例えば、判定部134は、推定部133により推定された再生プログラムの種別が所定の条件を満たすか否かを判定する。一例を示すと、判定部134は、所定の条件として、再生プログラムの種別がブラウザプログラム(ブラウザ上で動作する再生プログラム)であるとする条件を満たすか否かを判定する。
また、判定部134は、推定部133により推定された再生プログラムのバージョンが所定の条件を満たすか否かを判定する。一例を示すと、判定部134は、所定の条件として、再生プログラムのバージョンが過去のバージョンであるとする条件を満たすか否かを判定する。
また、判定部134は、推定部133により推定された端末装置10の機種が所定の条件を満たすか否かを判定する。一例を示すと、判定部134は、所定の条件として、端末装置10の機種が所定の機種であるとする条件を満たすか否かを判定する。
また、判定部134は、推定部133により推定されたプラットフォームのバージョンが所定の条件を満たすか否かを判定する。一例を示すと、判定部134は、所定の条件として、プラットフォームのバージョンが過去のバージョンであるとする条件を満たすか否かを判定する。
例えば、判定部134は、「推定処理パターン1」では、時間T1が、「開始時刻」から「完了時刻」までの時間が所定の閾値(例えば、3秒)以上であるとする条件(条件1)を満たすか否かを判定する。
また、例えば、判定部134は、「推定処理パターン2」では、再生プログラムの種別がブラウザプログラムであるとする条件(条件2)を満たすか否かを判定する。また、判定部134は、「推定処理パターン2」で推定された再生プログラムの種別がブラウザプログラム(ブラウザ上で動作する再生プログラム)である場合には、「推定処理パターン3」では、かかるブラウザプログラムのバージョンが過去のバージョンであるとする条件(条件3−1)を満たすか否かを判定する。また、判定部134は、「推定処理パターン2」で推定された再生プログラムの種別がアプリケーションプログラムである場合には、「推定処理パターン3」では、かかるアプリケーションプログラムのバージョンが過去のバージョンであるとする条件(条件3−2)を満たすか否かを判定する。
また、判定部134は、「推定処理パターン4」では、端末装置10の機種が所定の機種であるとする条件(条件4)を満たすか否かを判定するか否かを判定する。また、判定部134は、「推定処理パターン5」では、端末装置10を動作させるOSのバージョンが過去のバージョンであるとする条件(条件5)を満たすか否かを判定する。
(提案部135について)
提案部135は、判定部134による判定結果に基づいて、当該判定結果に応じた情報を動画を閲覧するユーザに提案する。例えば、提案部135は、判定部134により端末装置10での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすと判定された場合には、動画を再生するための処理能力を向上可能な閲覧環境を提案する。
例えば、提案部135は、判定部134により端末装置10において動画を再生制御する再生プログラムの種別がブラウザプログラム(ブラウザ上で動作する再生プログラム)であると判定された場合には、ブラウザプログラム(ブラウザ上で動作する再生プログラム)に対応するアプリケーションを用いて動画を閲覧するよう提案する。また、例えば、提案部135は、判定部134により端末装置10において動画を再生制御する再生プログラムのバージョンが過去のバージョンであると判定された場合には、このバージョンから最新のバージョンへと更新するよう提案する。
また、提案部135は、判定部134により動画を再生する端末装置10の機種が所定の機種であると判定された場合には、端末装置10の機種をより最近の機種に変更するよう提案する。また、提案部135は、判定部134により動画を再生する端末装置10を動作させるプラットフォーム(OS)のバージョンが過去のバージョンであると判定された場合には、このバージョンから最新のバージョンへと更新するよう提案する。
図1の例では、提案部135は、図1(b)に示すように、より快適に動画を視聴したい場合、アプリ版プレーヤー(例えば、アプリAP)をインストールすればよいことを提案する。例えば、提案部135はは、このように提案する提案情報J1を現在の表示画面に表示させる。例えば、提案部135は、図1(b)に示すように、動画サイトにおいて、現在表示されている再生領域R1の下に、提案情報J1を表示させる。
〔3.処理手順〕
次に、図6を用いて、実施形態にかかる情報処理の手順について説明する。図6は、実施形態にかかる情報処理手順を示すフローチャートである。
まず、受信部131は、端末装置10から再生ログを受信したか否かを判定する(ステップS101)。受信部131は、再生ログを受信していない場合には(ステップS101;No)、受信するまで待機する。一方、取得部132は、受信部131により再生ログが受信された場合には(ステップS101;Yes)、ログ情報記憶部121から、処理対象の端末装置10に対応する再生ログのデータを取得する(ステップS102)。また、取得部132は、取得した再生ログを推定部133に送信する。
推定部133は、取得部132により取得された再生ログに基づいて、端末装置10での動画の閲覧環境を推定する(ステップS103)。例えば、推定部133は、動画を再生するための処理能力に関する閲覧環境を推定する。例えば、推定部133は、図1で説明した「推定処理パターン1」〜「推定処理パターン5」をそれぞれ実行する。
次に、判定部134は、推定部133により推定された閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する(ステップS104)。例えば、判定部134は、「推定処理パターン1」〜「推定処理パターン5」それぞれで推定された閲覧環境が対応する条件情報を満たすか否かを判定する。判定部134は、推定部133により推定された閲覧環境が所定の条件を満たさないと判定した場合には(ステップS104;No)、現在、端末装置10は最適な閲覧環境にあると判断し処理を終了する。
一方、提案部135は、推定部133により推定された閲覧環境が所定の条件を満たすと判定された場合には(ステップS104;Yes)、動画再生に関する処理能力をより向上させ得る閲覧環境(最適な閲覧環境)を提案する(ステップS105)。
〔4.変形例〕
上記実施形態にかかる情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
〔4−1.閲覧環境=周辺環境〕
上記実施形態では、端末装置10での動画の閲覧環境として、端末装置10を対象として閲覧環境を推定する例を示した。しかし、例えば、推定部133は、端末装置10での動画の閲覧環境として、端末装置10の周辺環境を推定してもよい。そして、判定部134は、推定された周辺環境が所定の条件情報を満たす場合には、より最適な閲覧環境を提示する。
例えば、推定部133は、再生ログに基づいて、端末装置10の周辺環境として、ネットワークNへの接続環境(通信環境)を推定する。より具体的には、推定部133は、再生ログに基づいて、端末装置10の周辺環境として、端末装置10が利用している回線が何であるかを推定する。例えば、ユーザU1の端末装置10は、3G(3rd Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して動画サイトにアクセスすることで動画を表示しているものとする。
かかる場合、推定部133は、接続環境(通信環境)が3GあるいはLTEであることを推定したとする。3GあるいはLTEの環境下で動画を閲覧しようとすると、パケット通信料が高額になる傾向にある。したがって、条件情報として、接続環境(通信環境)が3GあるいはLTEであることが定められているとする。そうすると、判定部134は、推定部133により推定された閲覧環境が条件を満たすと判定する。また、かかる場合、提案部135は、Wi−Fi接続に切り替えるよう提案する。
〔4−2.端末装置〕
上記実施形態では、情報処理装置100は、実施形態にかかる情報処理を行うサーバ装置である例を示した。しかし、情報処理装置100は、実施形態にかかる情報処理を行う端末装置であってもよい。言い換えれば、端末装置10によって実施形態にかかる情報処理が行われてもよく、かかる場合、端末装置10を実施形態にかかる情報処理装置100と見なすことができる。また、端末装置10が実施形態にかかる情報処理を行う場合、実施形態にかかる情報処理を端末装置10に実行させるためのプログラム(情報処理プログラム)が、端末装置10にインストールされる。
〔4−3.ネットワーク環境に応じた処理〕
上記実施形態では、情報処理装置100が、動画の再生における処理速度に関する情報を推定し(推定処理パターン1)、推定結果が条件情報(条件1)を満たす場合には、閲覧環境が最適でないとし、最適な閲覧環境を提案する例を示した。しかし、情報処理装置100は、推定結果がネットワーク環境に応じて変動する条件情報をたす場合には、閲覧環境が最適でないとし、最適な閲覧環境を提案してもよい。
具体的には、取得部132は、端末装置10のネットワーク環境を示すネットワーク情報をさらに取得する。そして、推定部133は、動画の再生における処理速度に関する情報を推定する。そして、判定部134は、推定部133により推定された処理速度に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。例えば、判定部134は、所定の条件として、動画を再生に関する処理速度に関する情報が所定の閾値以上であるとする条件を満たすか否かを判定する。
図1の例では、この所定の閾値が例えば「3秒」といったように固定である例を示した。しかし、判定部134は、所定の閾値として、判定部は、前記所定の閾値として、取得部132により取得されたネットワーク情報に応じた閾値以上であるとする条件を満たすか否かを判定する。
例えば、取得部132は、ネットワーク環境を示すネットワーク情報として、ネットワークNへの接続環境を示す情報を取得する。かかる接続環境には、3G、4G(4th Generation)、Wi−Fi(登録商標)等がある。例えば、情報処理装置100は、所定のアプリケーションプログラミングインターフェイス(API:Application Programming Interface)や仮想機械(VM:virtual machine)等の種々のネットワークコンピューティング等に関する従来技術を適宜用いることにより、ネットワーク情報を取得することができる。
図1の例では、取得部132は、ユーザU1の端末装置10の現在のネットワーク環境を示すネットワーク情報として、4Gを示す情報を取得したとする。また、かかる例でも、図1と同様に、推定部133は、動画の再生における処理速度に関する情報(閲覧環境の一例)として、時間T1を算出(推定)したとする。上記の通り、取得部132がネットワーク情報として、4Gを示す情報を取得しているため、ネットワーク環境が4Gであることも影響して、時間T1が算出されたともいえる。したがって、判定部134は、ネットワーク環境が4Gのときに応じた閾値(例えば、4秒)以上であるとする条件を時間T1が満たすか否かを判定する。
他の例として、取得部132は、ユーザU1の端末装置10の現在のネットワーク環境を示すネットワーク情報として、3Gを示す情報を取得したとする。また、推定部133は、動画の再生における処理速度に関する情報(閲覧環境の一例)として、時間T2を算出(推定)したとする。上記の通り、取得部132がネットワーク情報として、3Gを示す情報を取得しているため、ネットワーク環境が3Gであることも影響して、時間T2が算出されたともいえる。したがって、判定部134は、ネットワーク環境が3Gのときに応じた閾値(例えば、5秒)以上であるとする条件を時間T2が満たすか否かを判定する。
また、他の例として、取得部132は、ユーザU1の端末装置10の現在のネットワーク環境を示すネットワーク情報として、Wi−Fiを示す情報を取得したとする。また、推定部133は、動画の再生における処理速度に関する情報(閲覧環境の一例)として、時間T3を算出(推定)したとする。上記の通り、取得部132がネットワーク情報として、Wi−Fiを示す情報を取得しているため、ネットワーク環境がWi−Fiであることも影響して、時間T3が算出されたともいえる。したがって、判定部134は、ネットワーク環境がWi−Fiのときに応じた閾値(例えば、2秒)以上であるとする条件を時間T2が満たすか否かを判定する。
上記例のように、判定部134は、現在のネットワーク環境に応じて閾値を変動させ(例えば、3Gでは5秒、4Gでは4秒、Wi−Fiでは2秒)、変動させた閾値を用いて、当該以上を条件として、推定部133による推定結果がこの条件を満たすか否かを判定する。そして、提案部135は、条件を満たすと判定された場合には、最適環境を提案する。これにより、実施形態にかかる情報処理装置100は、閲覧環境が最適であるか否かをより高精度に判断することができる。
〔4−4.処理の組み合わせ〕
上記実施形態では、情報処理装置100が、推定処理パターン1で閲覧環境を推定し、この推定結果が条件を満たす場合には、情報提案する例を示した。また、情報処理装置100が、推定処理パターン2で閲覧環境を推定し、この推定結果が条件を満たす場合には、情報提案する例を示した。また、情報処理装置100が、推定処理パターン3で閲覧環境を推定し、この推定結果が条件を満たし場合には、情報提案する例を示した。また、情報処理装置100が、推定処理パターン4で閲覧環境を推定し、この推定結果が条件を満たし場合には、情報提案する例を示した。また、情報処理装置100が、推定処理パターン5で閲覧環境を推定し、この推定結果が条件を満たし場合には、情報提案する例を示した。
そして、情報処理装置100は、上記5つの処理のいずれか1つを行うだけでもよいし、上記5つの処理を任意に組み合わせてもよい。
〔5.ハードウェア構成〕
また、上記実施形態にかかる情報処理装置100は、例えば図7に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報処理装置100を例に挙げて説明する。図7は、情報処理装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔6.その他〕
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報処理装置
120 記憶部
121 ログ情報記憶部
122 推定条件記憶部
130 制御部
131 受信部
132 取得部
133 推定部
134 判定部
135 提案部

Claims (24)

  1. 端末装置での動画の再生に関するログである再生ログを取得する取得部と、
    前記取得部により取得された再生ログに基づいて、前記端末装置での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記再生ログとして、前記動画が前記端末装置によって再生される際に発生したイベントに関するログを取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記再生ログとして、前記イベントが発生したタイミングを示すログを取得する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部により取得された再生ログに基づいて、前記端末装置での前記動画の閲覧環境を推定する推定部をさらに有し、
    前記判定部は、前記推定部により推定された閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記推定部は、前記端末装置での前記動画の閲覧環境として、前記動画を再生するための処理能力に関する情報を推定する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記推定部は、前記処理能力に関する情報として、前記動画の再生における処理速度に関する情報を推定し、
    前記判定部は、前記推定部により推定された処理速度に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、前記所定の条件として、前記動画の再生における処理速度に関する情報が所定の閾値以上であるとする条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得部は、前記端末装置のネットワーク環境を示すネットワーク情報をさらに取得し、
    前記判定部は、前記所定の閾値として、前記取得部により取得されたネットワーク情報に応じた閾値以上であるとする条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記推定部は、前記処理能力に関する情報として、前記端末装置において前記動画を再生制御する再生プログラムの種別を推定し、
    前記判定部は、前記推定部により推定された再生プログラムの種別が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 前記判定部は、前記所定の条件として、前記再生プログラムの種別がブラウザプログラムであるとする条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記推定部は、前記処理能力に関する情報として、前記端末装置において前記動画を再生制御する再生プログラムのバージョンを推定し、
    前記判定部は、前記推定部により推定された再生プログラムのバージョンが所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項5〜10のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  12. 前記判定部は、前記所定の条件として、前記再生プログラムのバージョンが過去のバージョンであるとする条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記推定部は、前記処理能力に関する情報として、前記動画を再生する前記端末装置の機種を推定し、
    前記判定部は、前記推定部により推定された前記端末装置の機種が所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項5〜12のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  14. 前記判定部は、前記所定の条件として、前記端末装置の機種が所定の機種であるとする条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記推定部は、前記処理能力に関する情報として、前記動画を再生する前記端末装置を動作させるプラットフォームのバージョンを推定し、
    前記判定部は、前記推定部により推定されたプラットフォームのバージョンが所定の条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項5〜14のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  16. 前記判定部は、前記所定の条件として、前記プラットフォームのバージョンが過去のバージョンであるとする条件を満たすか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 前記判定部による判定結果に基づいて、当該判定結果に応じた情報を前記動画を閲覧するユーザに提案する提案部をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1〜16のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  18. 前記提案部は、前記判定部により端末装置での前記動画の閲覧環境が前記所定の条件を満たすと判定された場合には、前記動画を再生するための処理能力を向上可能な閲覧環境を提案する
    ことを特徴とする請求項17に記載の情報処理装置。
  19. 前記提案部は、前記判定部により前記端末装置において前記動画を再生制御する再生プログラムの種別がブラウザプログラムであると判定された場合には、前記ブラウザプログラムに対応するアプリケーションを用いて前記動画を閲覧するよう提案する
    ことを特徴とする請求項17または18に記載の情報処理装置。
  20. 前記提案部は、前記判定部により前記端末装置において前記動画を再生制御する再生プログラムのバージョンが過去のバージョンであると判定された場合には、当該バージョンから最新のバージョンへと更新するよう提案する
    ことを特徴とする請求項17〜19のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  21. 前記提案部は、前記判定部により前記動画を再生する前記端末装置の機種が所定の機種であると判定された場合には、前記端末装置の機種をより最近の機種に変更するよう提案する
    ことを特徴とする請求項17〜20のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  22. 前記提案部は、前記判定部により前記動画を再生する前記端末装置を動作させるプラットフォームのバージョンが過去のバージョンであると判定された場合には、当該バージョンから最新のバージョンへと更新するよう提案する
    ことを特徴とする請求項17〜21のいずれか1つに記載の情報処理装置。
  23. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    端末装置での動画の再生に関するログである再生ログを取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された再生ログに基づいて、前記端末装置での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する判定工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  24. 端末装置での動画の再生に関するログである再生ログを取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された再生ログに基づいて、前記端末装置での動画の閲覧環境が所定の条件を満たすか否かを判定する判定手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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