JP2017169159A - 決定装置、決定方法、決定プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】動画コンテンツの適切な再生位置に広告を挿入すること。【解決手段】本願に係る決定装置は、取得部と、決定部とを備える。取得部は、ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、動画コンテンツの再生時間の長さを取得する。決定部は、取得部によって取得された再生時間の長さに基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。また、決定部は、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングとともに、挿入される広告の再生時間をタイミングごとに決定する。【選択図】図1

Description

本発明は、決定装置、決定方法、決定プログラムに関する。
近年、インターネットの飛躍的な普及および配信技術の向上により、インターネットを介して多様なコンテンツの閲覧が可能になっている。例えば、映画やドラマなどの動画コンテンツを、インターネットを介して閲覧する者も多い。
このような動画コンテンツの配信に関連して、動画コンテンツに広告を挿入するための技術が提案されている。
特許第5651225号公報 特表2011−526754号公報
しかしながら、上記の従来技術では、動画コンテンツの適切な再生位置に広告を挿入することは難しい。従来技術では、広告を挿入する位置は、例えばコンテンツプロバイダによって定められる。この場合、広告を挿入する位置が動画コンテンツに対して適切な位置でなければ、視聴するユーザのユーザビリティの低下を招くことになる。なお、手動で広告を挿入するという手段はあるものの、動画コンテンツの数が膨大になる場合、手動で広告の挿入位置を定めるのは現実的ではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、動画コンテンツの適切な再生位置に広告を挿入することができる決定装置、決定方法、決定プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る決定装置は、ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、当該動画コンテンツの再生時間の長さを取得する取得部と、前記取得部によって取得された再生時間の長さに基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する決定部と、を備えたことを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、動画コンテンツの適切な再生位置に広告を挿入することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る決定システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係るコンテンツ記憶部の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る挿入設定記憶部の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る視聴状況記憶部の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る決定装置による処理手順を示すフローチャート(1)である。 図8は、実施形態に係る決定装置による処理手順を示すフローチャート(2)である。 図9は、実施形態に係る決定装置による処理手順を示すフローチャート(3)である。 図10は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法及び決定プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.決定処理の一例〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る決定処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。図1では、本願に係る決定処理を実行する決定装置100によって、ネットワークを介して提供される動画コンテンツにおいて、広告が挿入されるタイミング(以下、「広告挿入点」と表記する場合がある)を決定する処理が行われる例を示す。
決定装置100は、動画配信サービスで利用される動画コンテンツを保持するサーバ装置である。動画配信サービスとは、動画コンテンツを所望するユーザに対して、有料又は無料で動画コンテンツを配信するサービスである。動画配信サービスは、例えば、動画配信サイトを介して提供される。
動画配信サービスから配信される動画コンテンツでは、動画コンテンツの再生前や再生中に、広告が再生される場合がある。これは、動画コンテンツ内に広告配信要求が含まれているためである。具体的には、動画コンテンツの再生位置が所定のタイミング(広告挿入点)に到達すると、動画コンテンツに含まれている広告配信要求が広告サーバに送信される。そして、広告配信要求を受信した広告サーバは、動画コンテンツを再生している端末装置に対して広告を配信する。これにより、動画コンテンツ再生中の所定のタイミングにおいて、動画コンテンツに代わり(あるいはオーバーレイされて)、広告が再生される。
ここで、動画配信サービスから配信される動画コンテンツには、明確な再生時間の定めがない場合が一般的である。すなわち、動画配信サービス内には、様々な再生時間を有する動画コンテンツが混在している。このため、動画コンテンツの広告挿入点を適切に設定することは難しく、また、一つ一つの動画コンテンツに広告挿入点を手動で設定していくことは、設定する者の負担が大きい。
これに対して、決定装置100は、動画コンテンツの特徴情報に基づいて広告挿入点を設定することにより、広告挿入点を適切に設定するとともに、設定の負担を抑える。以下、決定装置100によって行われる動画コンテンツの決定処理の一例を流れに沿って説明する。
図1に示す例では、決定装置100は、動画コンテンツC01の入稿を受け付けたものとする。例えば、動画コンテンツC01は、決定装置100が提供する動画配信サービスにおいて配信されることを所望する入稿者によって、決定装置100に入稿される。
決定装置100は、動画コンテンツC01が入稿された場合に、動画コンテンツC01の特徴情報を抽出して、取得する(ステップS11)。例えば、決定装置100は、動画コンテンツC01の再生時間を取得する。図1の例では、決定装置100は、動画コンテンツC01の再生時間が「30分」であるという特徴情報を取得する。
また、決定装置100は、動画コンテンツC01の特徴情報として、動画コンテンツC01の属するカテゴリを取得する。ここで、動画コンテンツのカテゴリとは、動画コンテンツの区別のために付されるタグ情報であり、具体的には、「ドラマ」や「音楽」や「アニメ」や「映画」などといったタグ情報である。動画コンテンツのカテゴリは、例えば、動画コンテンツの入稿者や、決定装置100の管理者等によって予め設定される。
そして、決定装置100は、取得した動画コンテンツC01の特徴情報に基づいて、動画コンテンツC01に広告を挿入するタイミングである広告挿入点を決定する(ステップS12)。
ここで、決定装置100は、予め、特徴情報ごとに広告挿入点の基準となる挿入設定情報を記憶しておくものとする。例えば、決定装置100は、入稿された動画コンテンツの再生時間に対応させて、動画コンテンツ全体のうち、どのくらいの再生位置に広告挿入点を決定するかといった、挿入の基準となる位置情報(以下、「挿入基準点」と表記する場合がある)を記憶しておく。さらに、決定装置100は、入稿された動画コンテンツの再生時間に対応させて、動画コンテンツについて、何か所くらいの広告挿入点を作成するかといった情報を記憶しておく。
加えて、決定装置100は、広告挿入点において、どのくらいの長さの広告を挿入するかといった時間情報を記憶しておいてもよい。また、決定装置100は、これらの設定情報を、動画コンテンツの再生時間ごとのみならず、動画コンテンツのカテゴリごとに記憶しておいてもよい。
そして、決定装置100は、広告挿入点を決定するにあたり、取得した動画コンテンツC01の特徴情報と、予め記憶しておいた挿入設定情報とを照合する。例えば、決定装置100は、動画コンテンツC01の再生時間が「30分」であり、カテゴリが「ドラマ」であるという特徴情報を有する場合、かかる特徴情報に対応する挿入設定情報を参照する。
例えば、決定装置100は、挿入設定情報を参照し、動画コンテンツC01の再生時間のうち、「5〜15%」の時間帯に一つ目の広告挿入点P01を、「45〜55%」の時間帯に二つ目の広告挿入点P02を、「80〜85%」の時間帯に三つ目の広告挿入点P03を、それぞれ作成することを決定する。また、決定装置100は、挿入設定情報を参照し、一つ目の広告挿入点P01には「15〜30秒」の広告を配信するよう要求する命令を作成し、二つ目の広告挿入点P02には「45〜60秒」の広告を配信するよう要求する命令を作成し、三つ目の広告挿入点P03には「30〜45秒」の広告を配信するよう要求する命令を作成することを決定する。
例えば、決定装置100は、図1に示すように、動画コンテンツC01について、広告挿入点P01を、再生開始点から「2:00」の位置に作成することを決定する。また、決定装置100は、広告挿入点P02を、再生開始点から「15:00」の位置に作成することを決定する。また、決定装置100は、広告挿入点P03を、再生開始点から「25:00」の位置に作成することを決定する。また、決定装置100は、それぞれの点において広告を再生する時間を、「15秒」、「60秒」、「30秒」にそれぞれ決定するものとする。この場合、広告が挿入されることにより、動画コンテンツC01の再生時間は、30分から、広告の再生時間だけ伸びることになる。
なお、決定装置100は、このように決定した広告挿入点について、実際に動画コンテンツC01が配信された後に、種々の調整処理を行ってもよい。例えば、決定装置100は、広告挿入点P01において広告が再生される場合に、ユーザの広告からの離脱率(すなわち、動画コンテンツC01からの離脱率)が所定の閾値よりも高いと観測したとする。この場合、決定装置100は、広告挿入点P01の位置を、挿入設定情報に設定された割合の範囲で調整する。例えば、決定装置100は、かかる処理を繰り返すことで、ユーザの広告からの離脱率が低くなるような位置、言い換えれば、適切な位置に広告挿入点P01を決定することができる。
上述のように、実施形態に係る決定装置100は、ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、当該動画コンテンツの再生時間の長さを取得する。そして、決定装置100は、取得された再生時間の長さに基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、動画コンテンツの特徴情報として、例えば、動画コンテンツ全体の再生時間に基づいて、広告挿入点を決定する。これにより、決定装置100は、様々な再生時間が混在する複数の動画コンテンツであっても、広告を挿入する位置を各々の動画コンテンツに合わせて適切に決定することができる。また、決定装置100によれば、例えば、短い動画コンテンツを視聴するユーザに対しては、広告の流れる数が少なく、さらに、短い時間の広告が流れやすくなるため、ユーザビリティの低下を抑えることができる。また、比較的長い動画コンテンツを視聴するユーザは、より腰を落ち着けて動画コンテンツを視聴していると想定されるため、決定装置100は、比較的長い広告を挿入するように調整する。すなわち、決定装置100によれば、比較的長い時間の広告という、ブランディング効果を高く発揮する広告を視聴してくれそうなユーザを選別して広告が配信されるようになるため、広告主にとって、望ましい広告配信が行われる。以上のように、決定装置100は、動画コンテンツの適切な再生位置に広告を挿入することができる。
〔2.決定システムの構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る決定装置100が含まれる決定システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る決定システム1の構成例を示す図である。図2に例示するように、実施形態に係る決定システム1には、ユーザ端末10と、入稿端末20と、広告サーバ30と、決定装置100とが含まれる。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図2に示した決定システム1には、複数台のユーザ端末10や、複数台の入稿端末20や、複数台の広告サーバ30が含まれてもよい。
ユーザ端末10は、例えば、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット型端末や、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理端末である。例えば、ユーザ端末10は、ユーザによる操作に従って、動画配信サイト等を提供するウェブサーバ(実施形態では、決定装置100に対応する)にアクセスすることで、所望する動画配信サービスに関するウェブページを取得する。そして、ユーザ端末10は、取得したウェブページを表示装置(例えば、液晶ディスプレイ)に表示する。
入稿端末20は、決定装置100が提供する動画配信サービスにおいて、動画コンテンツを配信させることを所望する入稿者によって利用される情報処理装置である。入稿端末20は、入稿者による操作に従って、決定装置100に動画コンテンツを入稿する。
広告サーバ30は、動画コンテンツ内で再生される広告を配信するサーバ装置である。広告サーバ30は、動画コンテンツに埋め込まれた広告配信要求を受信し、広告配信要求に応答して、広告をユーザ端末10に配信する。
決定装置100は、上述のように、動画コンテンツに広告を挿入するタイミングを決定するサーバ装置である。決定装置100は、再生時間などの動画コンテンツの特徴情報を用いて、動画コンテンツに広告を挿入するタイミングを決定する。また、決定装置100は、広告を挿入するタイミングが決定された動画コンテンツを、ユーザ端末10に配信する。
なお、決定装置100や広告サーバ30は、動画コンテンツや広告の配信にあたって、ユーザ端末10を識別し、動画コンテンツや広告を配信するユーザ端末10を特定することができる。例えば、ユーザの識別は、ユーザ端末10のウェブブラウザと、決定装置100や広告サーバ30との間でやり取りされるクッキーにユーザ識別情報を含めることによって行うことができる。ただし、ユーザを識別する手法は上記に限られない。例えば、ユーザ端末10に専用のプログラムを設定し、かかる専用プログラムからユーザ識別情報を決定装置100や広告サーバ30に送信させてもよい。
〔3.決定装置の構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る決定装置100の構成について説明する。図3は、実施形態に係る決定装置100の構成例を示す図である。図3に示すように、決定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決定装置100は、決定装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(通信部110について)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。かかる通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、ユーザ端末10や、入稿端末20との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、コンテンツ記憶部121と、挿入設定記憶部122と、視聴状況記憶部123とを有する。
(コンテンツ記憶部121について)
コンテンツ記憶部121は、入稿端末20から入稿される動画コンテンツに関する情報を記憶する。ここで、図4に、実施形態に係るコンテンツ記憶部121の一例を示す。図4は、実施形態に係るコンテンツ記憶部121の一例を示す図である。図4に示すように、コンテンツ記憶部121は、「入稿者ID」、「動画コンテンツID」、「再生時間」、「カテゴリ」、「広告時間」といった項目を有する。
「入稿者ID」は、入稿者又は入稿端末20を識別するための識別情報を示す。「動画コンテンツID」は、入稿者から決定装置100に入稿される動画コンテンツを識別するための識別情報を示す。
なお、以下では、図4等に示した識別情報を参照符号として用いる場合がある。例えば、入稿者ID「B01」によって識別される入稿者を「入稿者B01」と、動画コンテンツID「C01」によって識別される動画コンテンツを「動画コンテンツC01」と表記する場合がある。
「再生時間」は、動画コンテンツの再生時間(尺の長さ)を示す。「カテゴリ」は、動画コンテンツのカテゴリを示す。
「広告挿入点」は、広告が挿入されるタイミングを示す。例えば、広告挿入点は、図4に示すように、動画コンテンツの再生位置を示す時間によって示される。「広告時間」は、広告挿入点において配信される広告の時間を示す。なお、広告挿入点や広告時間は、決定装置100によって決定されたのちに、コンテンツ記憶部121に記憶される。このため、広告挿入点や広告時間は、動画コンテンツが入稿されたタイミングでは、情報が記憶されていなくてもよい。また、広告挿入点や広告時間は、適宜、決定装置100によって更新されてもよい。
すなわち、図4に示す一例では、入稿者ID「B01」によって識別される入稿者B01が、動画コンテンツID「C01」によって識別される動画コンテンツC01を入稿している。また、動画コンテンツC01の再生時間は「30分」であり、カテゴリは「ドラマ」であることを示している。また、動画コンテンツC01には、「2分」と「15分」と「25分」のタイミングで広告が挿入され、それぞれの広告時間は、「15秒」、「60秒」、「30秒」であることを示している。
なお、実際にユーザ端末10に配信される動画コンテンツのデータそのものは、決定装置100とは別に備えられた所定のストレージサーバに記憶されてもよい。この場合、決定装置100は、コンテンツ記憶部121に記憶された動画コンテンツIDに基づいて、外部のストレージサーバに記憶された動画コンテンツを特定する。そして、決定装置100は、特定された動画コンテンツをユーザ端末10に配信するよう、ストレージサーバを制御する。
(挿入設定記憶部122について)
挿入設定記憶部122は、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングに関する設定を記憶する。ここで、図5に、実施形態に係る挿入設定記憶部122の一例を示す。図5は、実施形態に係る挿入設定記憶部122の一例を示す図である。図5に示した例では、挿入設定記憶部122は、「カテゴリ」、「再生時間」、「挿入基準点」、「挿入秒数」といった項目を有する。
「カテゴリ」及び「再生時間」は、図4に示した同一の項目に対応する。「挿入基準点」は、広告挿入点を作成する際に基準となる情報を示す。図5の例では、挿入基準点は、動画コンテンツの再生位置の割合で示されるものとする。例えば、挿入基準点の項目の情報が「5〜15」である場合には、動画コンテンツの再生位置のうち「5〜15%」の位置に、広告挿入点が作成されることを示している。「挿入秒数」は、広告挿入点において、動画コンテンツの代わりに流される広告の秒数を示す。
すなわち、図5に示す一例では、カテゴリ「ドラマ」であり、全体の再生時間が「0〜14分59秒」である動画コンテンツには、「5〜15%」の位置と、「45〜55%」の位置との2点に、広告挿入点が作成されることが基準であることを示している。また、それぞれの広告挿入点において流される広告の長さは、「15〜30秒」と「30〜45秒」に決定されることを示している。
また、例えば、カテゴリ「ドラマ」であり、全体の再生時間が「15分〜39分59秒」である動画コンテンツには、「5〜15%」の位置と、「45〜55%」の位置と、「80〜85%」の位置との3点に、広告挿入点が作成されることが基準であることを示している。また、それぞれの広告挿入点において流される広告の長さは、「15〜30秒」、「45〜60秒」、「30〜45秒」にそれぞれ決定されることを示している。
(視聴状況記憶部123について)
視聴状況記憶部123は、動画コンテンツの視聴状況に関する情報を記憶する。ここで、図6に、実施形態に係る視聴状況記憶部123の一例を示す。図6は、実施形態に係る視聴状況記憶部123の一例を示す図である。図6に示した例では、視聴状況記憶部123は、「動画コンテンツID」、「PV」、「広告挿入点」、「広告視聴状況」といった項目を有する。また、「広告視聴状況」には、「広告PV」、「広告完遂率」といった小項目が含まれる。
「動画コンテンツID」は、図4に示した同一の項目に対応する。「PV」は、動画コンテンツのPV(Page View)数を示す。「広告挿入点」は、図4に示した同一の項目に対応する。
「広告視聴状況」は、動画コンテンツの再生中に挿入される広告における視聴状況を示す。「広告PV」は、広告のPV数を示す。「広告完遂率」は、広告が最後まで視聴された数を示す。
なお、広告のPVについては、例えば、決定装置100の管理者によって、PVとして取り扱う基準が予め設定されていてもよい。例えば、ユーザは、広告が表示された瞬間に表示を終了させる場合がある。このため、決定装置100の管理者は、ユーザ端末10のブラウザ上において、広告の5割以上の部分が1秒以上表示された場合に、広告PVを加算するような調整を行ってもよい。
すなわち、図6に示す一例では、動画コンテンツC01のPVは「26500」回であり、広告挿入点が「2分」、「15分」、「25分」に設定されていることを示している。また、「2分」における広告視聴状況として、広告PVは「23560」回であり、広告完遂率は「58.7%」であることを示している。また、「15分」における広告視聴状況として、広告PVは「16320」回であり、広告完遂率は「75.3%」であることを示している。また、「25分」における広告視聴状況として、広告PVは「9500」回であり、広告完遂率は「53.4%」であることを示している。
(制御部130について)
制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(決定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部130は、入稿受付部131と、取得部132と、決定部133と、受信部134と、配信部135と、学習部136とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(入稿受付部131について)
入稿受付部131は、入稿端末20から動画コンテンツの入稿を受け付ける。そして、入稿受付部131は、入稿元の入稿者を識別する入稿者IDと、動画コンテンツIDとを対応付けて、入稿された動画コンテンツに関する情報をコンテンツ記憶部121に記憶する。
(取得部132について)
取得部132は、各種情報を取得する。例えば、取得部132は、動画コンテンツの特徴情報を取得する。具体的には、取得部132は、ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、動画コンテンツの再生時間の長さを取得する。
また、取得部132は、動画コンテンツの特徴情報として、動画コンテンツのカテゴリを取得してもよい。取得部132は、取得した動画コンテンツの特徴情報を、コンテンツ記憶部121に適宜記憶する。
また、取得部132は、動画コンテンツの再生時間と、動画コンテンツのカテゴリとに対応付けられる設定情報であって、動画コンテンツに広告を挿入するタイミングの基準となる設定情報、すなわち挿入設定に関する情報を取得してもよい。取得部132は、取得した挿入設定情報を、挿入設定記憶部122に適宜記憶する。
また、取得部132は、動画コンテンツの特徴情報として、動画コンテンツを構成するデータに関する情報を取得してもよい。例えば、取得部132は、動画コンテンツの音声トラックに関する情報を取得する。これにより、取得部132は、動画コンテンツのうち、比較的音量が大きくなる再生位置や、比較的音量が小さくなる再生位置や、無音となる再生位置を特定することができる。
また、取得部132は、動画コンテンツの特徴情報として、動画コンテンツにおけるシーン(場面)の切り替わりに関する情報を取得してもよい。具体的には、取得部132は、動画コンテンツを構成する画像イメージの画素に関する情報を取得する。これにより、取得部132は、動画コンテンツのうち、例えば、シーンの切り替わりが想定される、暗転状態となる再生位置や、明転状態となる再生位置を特定することができる。なお、取得部132は、動画コンテンツにおけるシーンの切り替わりに関する情報として、例えば、動画コンテンツにもともと設定されているシーンの切り替わりに関する情報を取得してもよい。例えば、取得部132は、予め動画コンテンツにチャプターの設定等がある場合には、かかる情報を特徴情報として取得してもよい。
また、取得部132は、後述する決定部133によって広告の挿入されるタイミングが決定された動画コンテンツについて、動画コンテンツを視聴したユーザの視聴状況を取得してもよい。例えば、取得部132は、視聴状況として、動画コンテンツの視聴開始率や、完遂率や、ブックマーク率などを取得してもよい。また、取得部132は、視聴状況として、動画コンテンツに挿入される広告PVや、広告完遂率等を取得してもよい。
また、取得部132は、視聴状況として、動画コンテンツがユーザから選択された瞬間の時間情報や、ユーザが動画コンテンツを視聴した時間の長さ情報や、動画コンテンツからの離脱率などの情報を取得してもよい。
また、取得部132は、動画コンテンツの配信先となるユーザ端末10に関する情報や、ユーザ端末10を利用するユーザの情報を取得してもよい。例えば、取得部132は、ユーザの性別、年齢、年収、嗜好、居住地などの属性情報を取得してもよい。
(決定部133について)
決定部133は、取得部132によって取得された再生時間の長さに基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミング(広告挿入点)を決定する。また、決定部133は、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングとともに、挿入される広告の再生時間をタイミングごとに決定するようにしてもよい。
また、決定部133は、取得部132によって取得された動画コンテンツのカテゴリに基づいて、動画コンテンツの広告挿入点を決定するようにしてもよい。上述のように、決定部133は、動画コンテンツの再生時間と、動画コンテンツのカテゴリとに対応付けられる設定情報であって、動画コンテンツに広告を挿入するタイミングの基準となる挿入設定情報を参照し、動画コンテンツの広告挿入点を決定する。
一般に、動画コンテンツは、カテゴリに応じて動画の構成が変わるため、広告を挿入するのに適する位置が異なる場合がある。例えば、動画コンテンツのカテゴリがドラマである場合には、動画の導入部(例えば、動画全体における10%付近の位置)に一つ目の広告が挿入され、動画の中央部に二つ目の広告が挿入され、物語の終盤(例えば、動画全体における80%付近の位置)に三つ目の広告が挿入されるのが望ましいなど、ある一定の基準がある。また、動画コンテンツのカテゴリが音楽(ミュージックビデオ)である場合には、動画の導入部に広告が挿入されるものの、曲中には広告が挿入されるのは望ましくないなど、ある一定の基準がある。
そこで、決定装置100は、再生時間のみならず、カテゴリに基づいて広告挿入点を決定することで、より動画コンテンツの適切な位置に広告を挿入することができる。
また、決定部133は、動画コンテンツの再生時間やカテゴリに加えて、さらに動画コンテンツの特徴情報を用いて、広告挿入点を決定するようにしてもよい。例えば、取得部132によって動画コンテンツの音声トラックに関する情報が取得された場合、決定部133は、動画コンテンツの音声トラックに関する情報に基づいて、動画コンテンツの広告挿入点を決定してもよい。
例えば、決定部133は、動画コンテンツの再生位置のうち、無音になるタイミングを特定する。そして、決定部133は、無音になるタイミングを広告挿入点として決定する。動画コンテンツが再生中に無音となる場合、その位置は、動画の内容として区切りとなる場面であることが想定される。このため、決定部133は、無音となる位置に広告挿入点を決定することで、ユーザにとって違和感のない広告の挿入を行うことができる。なお、決定部133は、必ずしも無音の位置に広告を挿入するのではなく、例えば、他の再生位置と比較して相対的に音量の低い位置に広告を挿入するようにしてもよい。また、決定部133は、絶対的な音量の閾値に基づいて、その閾値よりも音量の低い位置に広告を挿入するようにしてもよい。また、決定部133は、所定の音量の状態が所定時間よりも続く際に広告を挿入するようにしてもよい。例えば、決定部133は、無音の状態、又は、音量の低い状態が所定時間以上続く際に広告を挿入するようにしてもよい。
また、取得部132によって動画コンテンツにおけるシーンの切り替わりに関する情報が取得された場合には、決定部133は、かかる情報に基づいて、動画コンテンツの広告挿入点を決定してもよい。例えば、シーンの切り替わりに関する情報として、取得部132によって動画コンテンツを構成する画像イメージの画素に関する情報が取得された場合、決定部133は、動画コンテンツを構成する画像イメージの画素に関する情報に基づいて、動画コンテンツの広告挿入点を決定してもよい。
例えば、決定部133は、動画コンテンツの再生位置のうち、暗転するタイミングや、明転するタイミングを特定する。そして、決定部133は、暗転するタイミングや明転するタイミングを、広告挿入点として決定する。動画コンテンツが再生中に暗転したり明転したりする場合、その位置は、動画の内容として区切りとなる場面であることが想定される。このため、決定部133は、暗転や明転の位置に広告挿入点を決定することで、ユーザにとって違和感のない広告の挿入を行うことができる。なお、決定部133は、必ずしも暗転や明転の位置に広告を挿入するのではなく、例えば、他の再生位置と比較して相対的に暗転や明転に近い画素情報を有する画像イメージの位置に広告を挿入するようにしてもよい。
また、決定部133は、動画コンテンツが配信され、動画コンテンツがユーザから利用された後では、取得部132によって取得された情報に基づいて、広告挿入点を決定するようにしてもよい。
例えば、決定部133は、動画コンテンツを視聴したユーザの視聴状況に基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを更新するようにしてもよい。一例として、決定部133は、視聴状況のうち、動画コンテンツに挿入された広告の完遂率が所定の閾値よりも低い場合に、広告が挿入されたタイミングを変更し、当該動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを新たに決定するようにしてもよい。
また、決定部133は、後述する学習部136によって挿入設定が学習され、挿入設定が変更された場合には、変更に合わせて、動画コンテンツの広告挿入点を更新するようにしてもよい。
(受信部134について)
受信部134は、動画コンテンツの配信要求を受信する。具体的には、受信部134は、動画配信サイトへユーザ端末10からアクセスがあった場合に、動画配信サイトに関連するコンテンツ(例えば、ウェブページなど)の配信要求を受信する。言い換えれば、受信部134は、動画配信サイトのトップページ等で表示される静止画サムネイルや動画サムネイルに関する配信要求を受信する。
また、受信部134は、ユーザが動画コンテンツに選択されたことを契機として、ユーザ端末10から送信される動画コンテンツの配信要求を受信する。動画コンテンツが選択されたとは、例えば、静止画サムネイルや動画サムネイルがユーザからクリックされたことを示す。すなわち、受信部134は、静止画サムネイルや動画サムネイルがユーザからクリックされた場合に、静止画サムネイルや動画サムネイルに対応する動画コンテンツの配信要求を受信する。
(配信部135について)
配信部135は、受信部134によって受信された配信要求に対応する動画コンテンツを配信する。まず、配信部135は、動画配信サイトにユーザ端末10からアクセスがあった場合に、配信される動画コンテンツの見出しとなる静止画サムネイルや動画サムネイルをユーザ端末10に配信する。
そして、配信部135は、静止画サムネイルや動画サムネイルがユーザからクリックされることで、静止画サムネイルや動画サムネイルに対応する動画コンテンツの配信要求が受信された場合に、当該動画コンテンツを配信する。
なお、上述のように、実際に配信されるコンテンツのデータ自体は、決定装置100に係る記憶部120内に記憶されていなくてもよい。例えば、配信部135は、外部に備えられた所定のストレージサーバに制御命令を送信することで、配信要求に対応するコンテンツをユーザ端末10に配信させてもよい。
(学習部136について)
学習部136は、取得部132によって取得された視聴状況に基づいて、所定の学習処理を行う。例えば、学習部136は、動画コンテンツに挿入された広告の完遂率に基づいて、挿入設定情報の学習を行う。
例えば、学習部136は、同一の再生時間や同一のカテゴリにおける動画コンテンツにおいて、広告が完遂される率の高くなる広告挿入点を学習する。そして、学習部136は、学習を反映させ、挿入基準点の数値を変更する。例えば、学習部136は、挿入基準点が「5〜15%」の割合に設定されている動画コンテンツであっても、当該挿入基準点に基づく広告の完遂率が所定の閾値よりも低い場合は、挿入基準点となる数値を変更するようにしてもよい。学習部136は、例えば、配信した動画コンテンツの視聴状況に基づいて、かかる学習を繰り返すことにより、挿入基準点や、広告の挿入秒数を最適化する。
なお、学習部136は、学習処理の過程において、所定の割合の配信数については、広告挿入点がランダムに決定された動画コンテンツを配信させるなどの処理を行ってもよい。例えば、全ての動画コンテンツに対して、予め定めていた挿入基準点に基づいて広告挿入点が決定された場合、学習部136は、最適な広告挿入点を検出する機会が得られない場合がある。このため、学習部136は、動画コンテンツの広告挿入点の決定に対して、所定の割合については、広告挿入点をランダムに決定させるなどの処理を行ってもよい。なお、学習処理においては、種々の既知の技術が使用されてもよい。
〔4.処理手順〕
次に、図7乃至図9を用いて、実施形態に係る決定装置100による処理の手順について説明する。まず、図7を用いて、入稿された動画コンテンツに対して広告挿入点を決定する処理の流れについて説明する。図7は、実施形態に係る決定装置100による処理手順を示すフローチャート(1)である。
図7に示すように、入稿受付部131は、動画コンテンツの入稿を受け付ける(ステップS101)。そして、取得部132は、動画コンテンツの特徴情報を取得する(ステップS102)。続けて、決定部133は、動画コンテンツの特徴情報に基づいて、動画コンテンツの広告挿入点を決定する(ステップS103)。
決定部133は、広告挿入点を決定した場合、動画コンテンツと対応付けて、記憶部120内に決定した広告挿入点を記憶させる(ステップS104)。
次に、図8を用いて、決定装置100が動画コンテンツを配信する場合の処理の流れについて説明する。図8は、実施形態に係る決定装置100による処理手順を示すフローチャート(2)である。
受信部134は、動画配信サイトにおいて、ユーザから動画コンテンツの視聴要求(配信要求)を受信したか否かを判定する(ステップS201)。視聴要求を受信していない場合(ステップS201;No)、受信部134は、視聴要求を受信するまで待機する。
一方、視聴要求を受信した場合(ステップS201;Yes)、配信部135は、視聴要求に応答して、動画コンテンツを配信する(ステップS202)。その後、取得部132は、ユーザ端末10における視聴状況を取得する(ステップS203)。続けて、学習部136は、広告挿入点の最適化処理を行う(ステップS204)。
次に、最適化処理の詳細について説明する。図9は、実施形態に係る決定装置100による処理手順を示すフローチャート(3)である。
まず、取得部132は、動画コンテンツにおける各広告挿入点の完遂率を取得する(ステップS301)。そして、学習部136は、所定の閾値よりも低い完遂率があるか否かを判定する(ステップS302)。
所定の閾値よりも低い完遂率がある場合(ステップS302;Yes)、学習部136によって学習された挿入基準点等に基づいて、決定部133は、広告挿入点を更新する(ステップS303)。そして、決定部133は、動画コンテンツにおける現時点での広告挿入点を記憶する(ステップS304)。
一方、所定の閾値よりも低い完遂率がない場合(ステップS302;No)、及び、広告挿入点が更新された場合、決定部133は、処理を終了する。
〔5.変形例〕
上述した決定装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、決定装置100の他の実施形態について説明する。
〔5−1.動画コンテンツに対する広告時間〕
決定装置100は、予め動画コンテンツに対する広告時間の割合を取得し、かかる情報に基づいて、広告挿入点や、各広告挿入点の広告時間を決定するようにしてもよい。例えば、決定装置100は、動画コンテンツの再生時間の8%や10%を、動画コンテンツに挿入する広告の合計時間とするようにしてもよい。
そして、決定装置100は、予め設定された、動画コンテンツに挿入する広告の合計時間に基づいて、各広告挿入点の広告時間を決定する。これにより、決定装置100は、動画配信サービスの管理者や、広告主の要望に応えた広告配信を実現することができる。
〔5−2.広告時間の設定〕
上記実施形態では、決定装置100が、広告挿入点で挿入される広告時間を「15秒」に決定するような例を示した。しかし、実際に広告挿入点において挿入される広告は、必ずしもその時間通りでなくてもよい。広告サーバ30が保持する広告の時間は、15秒に限らず、20秒や25秒の時間である可能性もある。このため、決定装置100は、広告挿入点における広告時間を「15秒」と決定した場合でも、多少の許容値を設定しておき、種々の広告が挿入可能なような設定としておいてもよい。
〔5−3.広告の挿入〕
上記実施形態では、動画コンテンツに挿入される広告配信要求が広告サーバ30に送信されることにより、広告サーバ30から広告がユーザ端末10に配信される例を示した。しかし、広告は、予め動画コンテンツに紐づけられて、ユーザ端末10に配信されてもよい。
この場合、ユーザが動画配信サイトにおいて視聴を所望する動画コンテンツを選択した際に、決定装置100は、広告サーバ30から広告の配信を受け付ける。そして、決定装置100は、動画コンテンツの広告挿入点に、広告サーバ30から受け付けた広告を結合させる。そして、決定装置100は、広告を結合させた動画コンテンツをユーザ端末10に配信する。
かかる手法によっても、決定装置100は、動画コンテンツの視聴状況をユーザ端末10から取得することにより、いずれの広告が再生(表示)されたか、また、いずれの広告が完遂されたかといった情報を取得することができる。
〔5−4.動画配信サイト〕
上記実施形態では、決定装置100が動画配信サイトを提供する例を示した。しかし、動画配信サイト自体は、決定装置100とは異なるウェブサーバにより提供されてもよい。この場合、決定装置100は、当該ウェブサーバから送信される要求に従い、広告挿入点が決定された動画コンテンツのデータや、あるいは、動画コンテンツに対する広告挿入点の設定情報をウェブサーバに配信する。動画配信サイトを提供するウェブサーバは、決定装置100によって決定された広告挿入点を有する動画コンテンツをユーザ端末10に配信する。
また、動画コンテンツが提供されるサービスは、必ずしも動画配信サイトに限られない。例えば、動画コンテンツは、スマートデバイス上で機能する動画配信アプリから配信されてもよい。すなわち、決定装置100によって決定される広告挿入点を有する動画コンテンツは、いずれの媒体によって配信されてもよい。
〔5−5.視聴状況の取得〕
上述のように、取得部132は、ユーザが動画コンテンツや広告をどのくらいの時点まで視聴し、どの時点で動画コンテンツや広告から離脱したのか、といった情報を取得することができる。このため、学習部136は、広告が視聴開始されたことや完遂率を指標値とするのみならず、広告の視聴時間に応じて広告の訴求効果を評価してもよい。また、取得部132は、ユーザの動画配信サイト上での視線の動きを分析するアイトラッキング(Eye Tracking)の手法により、広告に視線を滞留させた滞留時間を取得してもよい。このように、取得部132は、視聴状況に関する情報として、種々の情報を取得することができる。
〔5−6.ユーザ情報の取得〕
上述した実施形態に係る決定処理において、取得部132は、ユーザ端末10が決定装置100の提供する動画配信サイトにアクセスした場合におけるユーザ情報を取得する例を示した。しかし、取得部132は、ユーザ端末10が決定装置100の提供する動画配信サイトにアクセスする場合に限らず、ユーザ端末10からユーザ情報を取得することもある。この点について、以下に説明する。
例えば、ユーザ端末10がアクセスした動画配信サイトが、決定装置100を管理する管理装置(例えば、決定装置100に対するフロントエンドサーバ)と同じ管理装置に管理される所定のウェブサーバから提供されている場合、取得部132は、ユーザ端末10からユーザ情報を取得することができる。すなわち、ユーザ端末10は、管理装置に管理される所定のウェブサーバが提供する動画配信サイトにアクセスする際、ユーザ端末10のユーザ情報を上記管理装置に送信する。これは、ユーザ端末10が管理装置にクッキーを送信することなどにより実現される。この場合、ユーザ端末10の送信したユーザ情報は、管理装置を介して、決定装置100に送信される。これにより、決定装置100に係る取得部132は、決定装置100を介することなく、ユーザ端末10のユーザ情報を取得することができる。なお、取得部132は、上述したクッキーや、ユーザ端末10に予め設定されているデバイスIDを照合すること等により、各ユーザ端末10を識別することができる。
〔5−7.ユーザ層〕
上述した実施形態において、決定装置100は、ユーザの属性情報に基づいて、広告効果の指標値を分類してもよい。すなわち、決定装置100は、ユーザを「年齢」や「性別」などで分類し、各々の属性において、最も広告が完遂される率や、完遂されやすい広告挿入点の位置などを学習してもよい。また、決定装置100は、ユーザによる操作に基づいて、広告挿入点を決定してもよい。例えば、決定装置100は、ユーザによって動画コンテンツが一時停止される操作情報を取得する。ユーザによって動画コンテンツが一時停止され易い位置は、広告が挿入されても違和感のない位置である可能性が高い。この場合、決定装置100は、ユーザによって動画コンテンツが一時停止され易い位置を広告挿入点に決定する。このように、決定装置100は、ユーザの操作情報のうち、有意な傾向のある操作情報に基づいて、広告挿入点を決定するようにしてもよい。
〔5−8.広告効果〕
決定装置100は、各広告挿入点における視聴状況について、配信された広告ごとに視聴状況を取得してもよい。すなわち、ユーザに完遂される状況は、動画コンテンツの広告の挿入位置や、広告時間のみならず、広告そのものの内容に影響される場合がある。決定装置100は、配信された広告ごとに視聴状況を取得することで、広告によって完遂率が大きく分散するのか、あるいは、広告挿入点によって完遂率が大きく分散するのか、といった分析を行うことができる。
〔5−9.時間に基づく広告の挿入〕
上記実施形態では、決定装置100は、動画コンテンツの再生時間の全体の割合に基づいて、広告挿入点を決定する例を示した。しかし、決定装置100は、動画コンテンツの再生位置の時間情報に基づいて、広告挿入点を決定してもよい。
すなわち、決定装置100は、動画コンテンツの所定時間に広告挿入点を作成することを設定した情報を取得する。例えば、決定装置100は、動画コンテンツの冒頭(再生開始点から3分以内)、動画コンテンツの再生位置が「15分〜18分」、動画コンテンツの再生位置が「30分〜35分」の各範囲について、広告挿入点を作成するよう決定してもよい。
なお、決定装置100は、上記のような時間情報を、動画コンテンツ全体の再生時間の長さごとや、動画コンテンツのカテゴリごとに取得してもよい。上述のように、動画コンテンツにおいては、全体の長さやカテゴリに対応して、広告挿入点の適切な位置が異なる場合がある。このため、決定装置100は、例えばカテゴリが「ドラマ」である場合には、上記のような時間情報に基づいて広告挿入点を決定する一方で、カテゴリが「アニメ」である場合には、異なる時間情報に基づいて広告挿入点を決定するようにしてもよい。
〔5−10.再生の調整〕
また、決定装置100は、広告挿入点を設ける場合に、広告を挿入するタイミングとともに、動画コンテンツの再生を再開するタイミングを決定してもよい。
すなわち、広告が挿入された後に動画コンテンツの再生を再開する際には、広告が挿入された位置から再生を開始するのではなく、所定時間だけ再生位置を戻して再生を再開する方が、視聴するユーザにとって望ましい場合がある。この場合、動画コンテンツは、所定時間だけ、重複した位置が再生されることになる。
また、決定装置100は、所定時間だけ再生位置を戻して動画コンテンツを再開させる場合に、動画コンテンツの音量を通常よりも低い状態から再開させるようにしてもよい。これにより、決定装置100は、広告が挿入された後の動画コンテンツの再開をより自然な流れで行うことができるため、ユーザビリティを向上させることができる。
また、決定装置100は、所定時間だけ再生位置を戻して動画コンテンツを再開させるか否かについて、動画コンテンツの特徴情報に基づいて決定するようにしてもよい。例えば、決定装置100は、動画コンテンツのカテゴリに基づいて、所定時間だけ再生位置を戻して動画コンテンツを再開させるか否かを決定する。例えば、決定装置100は、動画コンテンツのカテゴリが「ドラマ」や「バラエティ」であれば、所定時間だけ再生位置を戻して(重複させて)動画コンテンツを再開させてもよい。一方、決定装置100は、動画コンテンツのカテゴリが「スポーツ」であれば、所定時間だけ再生位置を戻すことなく動画コンテンツを再開させてもよい。このように、決定装置100は、動画コンテンツのカテゴリや内容に合わせて、適宜、柔軟に再生位置を調整するようにしてもよい。
〔6.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る決定装置100や、ユーザ端末10や、入稿端末20や、広告サーバ30は、例えば図10に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、決定装置100を例に挙げて説明する。図10は、決定装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に記憶されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を記憶する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を記憶する。通信インターフェイス1500は、通信網500(図2に示したネットワークNに対応)を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網500を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に記憶されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る決定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが記憶される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から通信網500を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図3に示した決定部133と、学習部136とは統合されてもよい。また、例えば、記憶部120に記憶される情報は、ネットワークNを介して、外部に備えられた記憶装置に記憶されてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、決定装置100が、動画コンテンツの入稿を受け付ける受付処理と、広告を挿入するタイミングを決定する決定する決定処理と、動画コンテンツを配信する配信処理とを行う例を示した。しかし、上述した決定装置100は、受付処理を行う受付装置と、決定処理を行う決定装置と、配信処理を行う配信装置とに分離されてもよい。この場合、受付装置は、少なくとも入稿受付部131を有する。また、決定装置は、少なくとも決定部133を有する。また、配信装置は、少なくとも配信部135を有する。この場合、上記の決定装置100による処理は、受付装置と、決定装置と、配信装置との各装置を有する決定システム1によって実現される。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
〔8.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決定装置100は、取得部132と、決定部133とを有する。取得部132は、ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、動画コンテンツの再生時間の長さを取得する。決定部133は、取得部132によって取得された再生時間の長さに基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、動画コンテンツの特徴情報として、例えば、動画コンテンツ全体の再生時間に基づいて、広告挿入点を決定する。これにより、決定装置100は、様々な再生時間が混在する大量の動画コンテンツに対しても、手動で広告挿入点を決定するような手間をかけずに、動画コンテンツの適切な再生位置に広告を挿入することができる。
また、決定部133は、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングとともに、挿入される広告の再生時間を当該タイミングごとに決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、広告の再生時間についても、広告挿入点ごとに決定してもよい。例えば、決定装置100は、比較的視聴される確率が高いと想定される広告挿入点については広告時間を長くし、その他の箇所では広告時間を短くするなど、柔軟な広告挿入を行うことができる。
また、取得部132は、特徴情報として、動画コンテンツのカテゴリを取得する。決定部133は、取得部132によって取得されたカテゴリに基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、カテゴリに基づいて広告挿入点を決定するようにしてもよい。動画コンテンツは、カテゴリに応じて動画の構成が変わるため、広告を挿入するのに適する位置が異なる場合がある。決定装置100は、再生時間のみならず、カテゴリに基づいて広告挿入点を決定することで、より動画コンテンツの適切な位置に広告を挿入することができる。
また、取得部132は、動画コンテンツの再生時間と、動画コンテンツのカテゴリとに対応付けられる設定情報であって、動画コンテンツに広告を挿入するタイミングの基準となる設定情報を取得する。決定部133は、取得部132によって取得された設定情報に基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、予め再生時間とカテゴリに応じた設定情報を取得し、設定情報と照らすことで、広告挿入点を決定する。決定装置100は、動画コンテンツのどのような位置に広告挿入点を作成するかといった基準を得ることで、いくつの広告挿入点を作成するか、あるいは、広告の再生時間をどのように設定するかといった基礎的な設定をスキップすることができるため、処理負荷を軽減させることができる。また、決定装置100は、設定情報を参照することで、設定情報を設定した動画配信サイトの管理者や、広告サーバ30の管理者や、広告主等の意向に沿った広告の挿入を行うことができる。
また、取得部132は、特徴情報として、動画コンテンツの音声トラックに関する情報を取得する。決定部133は、動画コンテンツの音声トラックに関する情報に基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、動画コンテンツの音声に基づいて広告挿入点を決定してもよい。例えば、決定装置100は、動画コンテンツの無音の位置に広告挿入点を作成する。これにより、決定装置100は、視聴するユーザにとって違和感のない位置に広告を挿入することができる。
また、決定部133は、動画コンテンツの音声トラックに関する情報のうち、所定の閾値よりも音量の低い状態が所定時間継続する再生位置に基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、動画コンテンツの音量の状態に基づいて広告挿入点を作成する。これにより、決定装置100は、動画コンテンツにおいて、一瞬だけ無音になるような特異点ではなく、場面が一段落したと想定される状況において、広告挿入点を設けることができる。このため、決定装置100は、視聴するユーザにとって、より違和感のない位置に広告を挿入することができる。なお、決定装置100は、必ずしも音量の低い状態が所定時間継続する再生位置そのものを広告挿入点とする必要はなく、例えば、音量の低い状態が所定時間継続する再生位置の直前や、音量の低い状態が所定時間継続する再生位置の直後などを、広告挿入点に決定してもよい。
また、取得部132は、特徴情報として、動画コンテンツにおけるシーンの切り替わりに関する情報を取得する。決定部133は、動画コンテンツにおけるシーンの切り替わりに関する情報に基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。具体的には、取得部132は、動画コンテンツにおけるシーンの切り替わりに関する情報として、動画コンテンツを構成する画像イメージの画素に関する情報を取得する。そして、決定部133は、動画コンテンツを構成する画像イメージの画素に関する情報に基づいて、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、シーンの切り替わりに関する情報に基づいて、広告挿入点を決定してもよい。例えば、決定装置100は、動画コンテンツの画素情報に基づいて、動画コンテンツの暗転や明転の位置に広告挿入点を作成する。これにより、決定装置100は、視聴するユーザにとって違和感のない位置に広告を挿入することができる。
また、取得部132は、決定部133によって広告の挿入されるタイミングが決定された動画コンテンツについて、当該動画コンテンツを視聴したユーザの視聴状況を取得する。決定部133は、取得部132によって取得された視聴状況に基づいて、当該動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを更新する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、広告挿入点が決定された動画コンテンツの視聴状況を取得し、視聴状況を反映させて、広告挿入点を更新することができる。すなわち、決定装置100は、学習処理を行うことにより、より広告が効果を発揮しやすい位置に広告挿入点を更新する。これにより、決定装置100は、動画コンテンツに挿入される広告の広告効果を向上させることができる。
また、決定部133は、視聴状況のうち、動画コンテンツに挿入された広告の完遂率が所定の閾値よりも低い場合に、広告が挿入されたタイミングを変更し、当該動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを新たに決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、広告の完遂率に基づいて、広告挿入点を変更する。広告の完遂率が低い場合には、動画コンテンツに作成した広告挿入点が、何らかの点で不適切であることが考えられる。決定装置100は、完遂率に基づいて広告挿入点を変更することで、よりユーザにとって適切と考えられる広告挿入点を決定することができる。
また、決定部133は、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定するとともに、動画コンテンツに広告が挿入された際の、動画コンテンツの再生を再開するタイミングを決定する。具体的には、決定部133は、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングよりも所定時間だけ前のタイミングを、動画コンテンツに広告が挿入された際の、動画コンテンツの再生を再開するタイミングとして決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、動画コンテンツに広告が挿入された後に、動画コンテンツの再生時間を所定時間だけ戻して再生することになるよう、動画コンテンツの再開するタイミングを決定してもよい。すなわち、決定装置100は、広告が挿入された場合には、動画コンテンツが所定時間だけ重複して再生されるように、再開の再生点を決定する。これにより、決定装置100は、動画コンテンツの途切れた箇所から唐突に再生が開始されることを防止することができるため、動画配信サイトを利用するユーザのユーザビリティを向上させることができる。
また、決定部133は、動画コンテンツの特徴情報に基づいて、動画コンテンツに広告が挿入された際の動画コンテンツの再生を再開するタイミングを、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングよりも所定時間だけ前のタイミングとするか、動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングと同じタイミングとするか、を決定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、動画コンテンツの特徴情報に応じて、重複する再生を行うか否かを決定できる。例えば、決定装置100は、動画コンテンツのカテゴリや内容に合わせて重複する再生を行うか否かを決定する。例えば、ドラマを視聴するユーザにとっては、重複する再生が行われた方が望ましいし、スポーツを視聴するユーザにとっては、重複する再生が行われない方が望ましいなど、ユーザの視聴スタイルには、動画コンテンツのカテゴリによってばらつきがある。決定装置100によれば、動画コンテンツを視聴するユーザの視聴スタイルに合わせた動画コンテンツの提供を行うことができる。
また、決定部133は、動画コンテンツの再生を再開するタイミングを決定した場合に、動画コンテンツの再生を再開するタイミングにおいて、再生が再開される際の音量が、動画コンテンツの再生が継続されていた場合の音量と比較して低い音量になるよう設定する。
このように、実施形態に係る決定装置100は、動画コンテンツの音量を通常よりも低い状態から再開させるようにしてもよい。これにより、決定装置100は、広告が挿入された後の動画コンテンツの再開をより自然な流れで行うことができる。例えば、決定装置100によれば、動画コンテンツが会話の途中から唐突に始まることや、大きな音量で突然再開されるような事態を抑制することができる。この場合、決定装置100は、音量の調整を、低い位置から徐々に通常の音量に戻すような設定(フェードイン)を動画コンテンツに付与するようにしてもよい。これにより、決定装置100は、動画コンテンツを視聴するユーザのユーザビリティを向上させることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、取得部は、取得手段や取得回路に読み替えることができる。
1 決定システム
10 ユーザ端末
20 入稿端末
30 広告サーバ
100 決定装置
110 通信部
120 記憶部
121 コンテンツ記憶部
122 挿入設定記憶部
123 視聴状況記憶部
130 制御部
131 入稿受付部
132 取得部
133 決定部
134 受信部
135 配信部
136 学習部

Claims (16)

  1. ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、当該動画コンテンツの再生時間の長さを取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された再生時間の長さに基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する決定部と、
    を備えたことを特徴とする決定装置。
  2. 前記決定部は、
    前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングとともに、挿入される広告の再生時間を当該タイミングごとに決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
  3. 前記取得部は、
    前記特徴情報として、前記動画コンテンツのカテゴリを取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部によって取得されたカテゴリに基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の決定装置。
  4. 前記取得部は、
    動画コンテンツの再生時間と、動画コンテンツのカテゴリとに対応付けられる設定情報であって、動画コンテンツに広告を挿入するタイミングの基準となる設定情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部によって取得された設定情報に基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の決定装置。
  5. 前記取得部は、
    前記特徴情報として、前記動画コンテンツの音声トラックに関する情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記動画コンテンツの音声トラックに関する情報に基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の決定装置。
  6. 前記決定部は、
    前記動画コンテンツの音声トラックに関する情報のうち、所定の閾値よりも音量の低い状態が所定時間継続する再生位置に基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の決定装置。
  7. 前記取得部は、
    前記特徴情報として、前記動画コンテンツにおけるシーンの切り替わりに関する情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記動画コンテンツにおけるシーンの切り替わりに関する情報に基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の決定装置。
  8. 前記取得部は、
    前記シーンの切り替わりに関する情報として、前記動画コンテンツを構成する画像イメージの画素に関する情報を取得し、
    前記決定部は、
    前記動画コンテンツを構成する画像イメージの画素に関する情報に基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の決定装置。
  9. 前記取得部は、
    前記決定部によって広告の挿入されるタイミングが決定された動画コンテンツについて、当該動画コンテンツを視聴したユーザの視聴状況を取得し、
    前記決定部は、
    前記取得部によって取得された視聴状況に基づいて、当該動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを更新する、
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の決定装置。
  10. 前記決定部は、
    前記視聴状況のうち、前記動画コンテンツに挿入された広告の完遂率が所定の閾値よりも低い場合に、当該広告が挿入されたタイミングを変更し、当該動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを新たに決定する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の決定装置。
  11. 前記決定部は、
    前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定するとともに、当該動画コンテンツに広告が挿入された際の当該動画コンテンツの再生を再開するタイミングを決定する、
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の決定装置。
  12. 前記決定部は、
    前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングよりも所定時間だけ前のタイミングを、当該動画コンテンツに広告が挿入された際の当該動画コンテンツの再生を再開するタイミングとして決定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の決定装置。
  13. 前記決定部は、
    前記動画コンテンツの特徴情報に基づいて、当該動画コンテンツに広告が挿入された際の当該動画コンテンツの再生を再開するタイミングを、当該動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングよりも所定時間だけ前のタイミングとするか、当該動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングと同じタイミングとするか、を決定する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の決定装置。
  14. 前記決定部は、
    前記動画コンテンツの再生を再開するタイミングを決定した場合に、当該動画コンテンツの再生を再開するタイミングにおいて、再生が再開される際の音量が、当該動画コンテンツの再生が継続されていた場合の音量と比較して低い音量になるよう設定する、
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の決定装置。
  15. コンピュータが実行する決定方法であって、
    ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、当該動画コンテンツの再生時間の長さを取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された再生時間の長さに基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する決定工程と、
    を含んだことを特徴とする決定方法。
  16. ネットワークを介して提供される動画コンテンツが有する特徴情報として、当該動画コンテンツの再生時間の長さを取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された再生時間の長さに基づいて、前記動画コンテンツに広告が挿入されるタイミングを決定する決定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
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