JP2020048098A - 無指向性アンテナを駆動するための有限角ジンバルの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、操作許容範囲外のジンバルの動作を円滑化することにより、イナーシャの影響を受けないジンバルを得ることである。【解決手段】本発明による無指向性アンテナを駆動する有限角ジンバルの制御方法は、無指向性アンテナを駆動するためのジンバルの角度及び角速度を検出するためのセンサと、前記ジンバルを回転駆動するための有限角アクチュエータと、前記センサ及び有限角アクチュエータに接続され、前記センサの出力に基づいて前記アクチュエータによる前記ジンバルの回転駆動を制御する制御手段と、を用い、前記ジンバルには、操作許容範囲が予め設定されており、前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて検出される前記ジンバルの検出角が操作許容範囲を超えた場合に、前記ジンバルの速度の反発区間に適用するsinカーブに対して、反発速度調整定数εを0≦ε≦1の範囲で少なくとも三段階設定して速度制御する方法である。【選択図】図1

Description

本発明は、有限角ジンバルの制御方法に関し、特に、必要とする回転範囲外の処理を円滑に行うための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の有限角(例えば、±60°の回転)ジンバルの制御方法としては、例えば、特許文献1に開示された方法を、図2から図4に示すことができる。
図2は、従来例によるジンバル制御システム1の構成を示すブロック図である。図2において、ジンバル制御システム1は、ジンバル2の動作を制御するためのものである。周知のように、ジンバル2には、例えばカメラ等のペイロードが搭載される。ジンバル制御システム1には、センサ10、アクチュエータ11及び制御手段12が含まれている。
センサ10は、例えばエンコーダやレゾルバ等によって構成されるものであり、ジンバル2の角度及び角速度を検出するための信号を出力する。アクチュエータ11は、例えばトルカ等によって構成されるものであり、ジンバル2を回転駆動するためのものである。
制御手段12は、例えばマイクロプロセッサ等の演算装置によって構成されるものであり、センサ10及びアクチュエータ11に接続されている。制御手段12は、センサ10の出力に基づいてアクチュエータ11によるジンバル2の回転駆動を制御する。
次に、図3は、図1の制御手段12の構成を示すブロック図である。図3に示すように、制御手段12には、角速度指令生成部120、角速度指令処理部121、電流指令生成部122及びD/Aコンバータ123が含まれている。
角速度指令生成部120は、センサ10の出力に基づいて検出されるジンバル2の検出角と外部からの位置指令とに基づいて角速度指令を生成する。具体的には、角速度指令生成部120は、ジンバル2の検出角と外部からの位置指令との偏差を0にするための角速度指令を生成する。
角速度指令処理部121は、ジンバル2の検出角が後述の操作許容範囲を超えていないか否かを判定する。後に詳しく説明するように、ジンバル2の検出角が操作許容範囲を超えている場合、角速度指令処理部121は、角速度指令に処理を加えて、その処理を加えた角速度指令を電流指令生成部122に入力する。ジンバル2の検出角が操作許容範囲を超えていない場合、角速度指令処理部121は、角速度指令生成部120からの角速度指令をそのまま電流指令生成部122に入力する。
電流指令生成部122は、角速度指令処理部121を介して入力された角速度指令に基づいて電流指令を生成する。電流指令は、角速度指令処理部121を介して入力された角速度指令と、ジンバル2の出力に基づいて検出される検出角速度との偏差を0にしようとするものである。D/Aコンバータ123は、電流指令生成部122によって生成された電流指令に基づいてアクチュエータ11に電流を供給する。D/Aコンバータ123からアクチュエータ11に供給される電流は、アクチュエータ11を駆動する駆動信号である。
次に、図4は、図2のジンバル2の角度位置を概略的に示す説明図である。図4に示すように、ジンバル2には、利用者によるジンバル2の角度位置の指定が許容される操作許容範囲が設けられている。本実施の形態では、操作許容範囲は、限界角±A°によって画定されるものとする。
操作許容範囲の外側には、制限角及び停止角が設定されている。本実施の形態では、制限角を±C°とし、停止角を±B°とする。
制限角(±C°)とは、ジンバル2の移動が制限されるべき角度であり、ジンバル2が他の部材と衝突するおそれがある機械的限界角とされることができる。操作許容範囲の限界角と制限角との間(A°〜C°及び−A°〜−C°)には、所定の角度範囲が設けられる。
停止角(±B°)は、ジンバル2の検出角が操作許容範囲を超えた場合に、ジンバル2を停止させようとする角度である。停止角(±B°)は、操作許容範囲の限界角と制限角との間(A°〜C°及び−A°〜−C°)の任意の角度とすることができるが、操作許容範囲の限界角と制限角とから均等に離れた中間角(B°=(C°−A°)/2、−B°=(−C+A)/2)とすることが好ましい。
図3の制御手段12は、ジンバル2の検出角が操作許容範囲(−A°〜A°)を超えた場合に、検出角が停止角(±B°)に近づくにつれてジンバル2の角速度を小さくする駆動信号をアクチュエータ11に入力する。本実施の形態では、図2の角速度指令処理部121が角速度指令に処理を加えることで、このような駆動信号が実現される。
また、図5で示される他の従来構成においては、前述の図2及び図3の制御システム1及び制御手段12は流用するものとする。すなわち、ジンバルの速度指令200に対して初期のsinカーブ201aに対して、反発速度調整定数ε(0≦ε≦1)は「1」のまま、cosカーブ202の領域に入り、負の領域でも閾値を変化させて正の領域と同等の処理を行っている。
また、ジンバル2の操作限界角が、−A°から+A°、すなわち、−側から+側に達した時、A〜B°区間はcos波形で速度を減衰させる。
また、ジンバル2の操作限界角の範囲外に入った時の角速度(レゾルバ微分を用い、A−B°区間はcos波形で速度を減衰させる。
すなわち、
Figure 2020048098
となるように前記制御手段2で制御し、ジンバル角度を制御していた。
特開2016−224530号公報
従来の有限角ジンバルの制御方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述の特許文献1の場合には、ジンバルにおけるイナーシャ質量が小さい場合、反発力が強すぎて、有限角モータにチャタリングが発生し、例えば、三軸空間安定装置における何れかの軸の動作が不安定となることもある。
また、図5で示される従来方法においては、+60°/s及び−60°/sの範囲外のジンバルの制御は、速度の反発区間には、sinカーブ対してε=1(ε:反発速度調整定数)を固定した値としているため、イナーシャ質量を交換したような場合に、前述と同様のチャタリング等の不測の現象が発生することになっていた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、必要とする回転範囲外の処理を円滑に行うようにする有限角ジンバルの制御方向を提供することを目的とする。
本発明による有限角ジンバルの制御方法は、無指向性アンテナを駆動するためのジンバルの角度及び角速度を検出するためのセンサと、前記ジンバルを回転駆動するための有限角アクチュエータと、前記センサ及び有限角アクチュエータに接続され、前記センサの出力に基づいて前記アクチュエータによる前記ジンバルの回転駆動を制御する制御手段と、を用い、前記ジンバルには、操作許容範囲が予め設定されており、前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて検出される前記ジンバルの検出角が操作許容範囲を超えた場合に、前記ジンバルの速度の反発区間に適用するsinカーブに対して、反発速度調整定数εを0≦ε≦1の範囲で少なくとも三段階設定して速度制御する方法である。
本発明による無指向性アンテナを駆動する有限角ジンバルの制御方法は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、無指向性アンテナを駆動するためのジンバルの角度及び角速度を検出するためのセンサと、前記ジンバルを回転駆動するための有限角アクチュエータと、前記センサ及び有限角アクチュエータに接続され、前記センサの出力に基づいて前記アクチュエータによる前記ジンバルの回転駆動を制御する制御手段と、を用い、前記ジンバルには、操作許容範囲が予め設定されており、前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて検出される前記ジンバルの検出角が操作許容範囲を超えた場合に、前記ジンバルの速度の反発区間に適用するsinカーブに対して、反発速度調整定数εを0≦ε≦1の範囲で少なくとも三段階設定して速度制御することにより、ジンバルのイナーシャとして、無指向性アンテナを搭載したジンバルにおいて、ジンバルが停止するための停止点周辺でも、従来のようなチャタリングを発生することなく、滑らかに停止することができる。
本発明による無指向性アンテナを駆動する有限角ジンバルの制御方法を示す説明図である。 従来及び本発明の制御構成を示すブロック図である。 図2の要部を示す具体的ブロック図である。 従来のジンバルの角速度指令を示す説明図である。 従来の他の制御方向を示す説明図である。
本発明は、必要とする回転範囲外の処理を円滑に行うための無指向性アンテナを駆動するための有限角ジンバルの制御方法を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による無指向性アンテナを駆動するための有限角ジンバルの制御方法の好適な実施の形態について説明する。
尚、前述の従来例で説明した図2及び図3の制御ブロック構成は、本発明にもそのまま適用し、その説明は省略する。
図1はジンバル2に対して速度指令200を入力することにより、何ら異常が発生することなく前記ジンバル2を正常回動させる範囲は、操作許容範囲201である。
前記操作許容範囲201外におけるジンバル2の駆動が残っている場合の、速度の反発区間203に適用するsinカーブに、0〜1(0≦ε≦1)、すなわち、少なくとも0.05、1のε:反発速度調整定数を設定し、
Figure 2020048098
となるように前記制御手段によって制御を行っている。
前記反発速度調整定数εを自動制御することによって、イナーシャとして、無指向性アンテナを搭載したジンバルにおいて、ジンバル2の停止点周辺でチャタリングを起すことなく、滑らかにジンバル2が停止することができた。
尚、当然のことながら、イナーシャ質量、すなわち、ジンバル2に設けた無指向性アンテナ等の重量に合わせて、前記反発速度調整定数εを前述の値に限らず、0≦εを≦1の範囲内で他の任意の数値に変えることができる。
また、イナーシャとしては、無指向性アンテナを対象として述べたが、それ以外の同等重量物にも適用可である。
本発明による無指向性アンテナを駆動する有限角ジンバルは、ジンバルの操作許容範囲外の速度反発区間203の反発区間203におけるsinカーブの反発速度調整定数εを0≦ε≦1とすることにより、円滑なジンバルの動作を得ることができる。
1 ジンバル制御システム
2 ジンバル
10 センサ
11 アクチュエータ(有限角モータ)
12 制御手段
120 角速度指令生成部
121 角速度指令処理部
122 電流指令生成部
123 D/Aコンバータ
200 速度指令
201 操作許容範囲
203 速度の反発区間

Claims (1)

  1. 無指向性アンテナを駆動するためのジンバルの角度及び角速度を検出するためのセンサと、前記ジンバルを回転駆動するための有限角アクチュエータと、前記センサ及び有限角アクチュエータに接続され、前記センサの出力に基づいて前記アクチュエータによる前記ジンバルの回転駆動を制御する制御手段と、を備え、
    前記ジンバルには、操作許容範囲が予め設定されており、前記制御手段は、前記センサの出力に基づいて検出される前記ジンバルの検出角が操作許容範囲を超えた場合に、前記ジンバルの速度の反発区間に適用するsinカーブに対して、反発速度調整定数εを0≦ε≦1の範囲で少なくとも三段階設定して速度制御することを特徴とする無指向性アンテナを駆動する有限角ジンバルの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003058201A (ja) * 2001-08-17 2003-02-28 Fujitsu Ltd 位置決め制御装置及び方法
JP2016224530A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 多摩川精機株式会社 ジンバル制御システム
JP2017055147A (ja) * 2014-10-20 2017-03-16 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company アンテナ電磁放射ステアリングシステム

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