JP2020045896A - 遠心力発生体の回転状態を保ったままで逆転現象と半円運動現象を起こすことによって変わりつづける遠心力の作用範囲を360°から上向きの180°に絞る方法、並びに合力を得ると同時に反重力に変換する方法、及び変動する反重力値を一定値に保つ方法、そして多機能飛翔体における4軸(X,Y,Z,θ)運動が可能で静止もできる方法、さらに反重力ダイレクト推進装置、並びに該装置を構成する反重力変換器と遠心力発生体と細長反転枠と回転伝動系と回転系と反転伝動系。 - Google Patents

遠心力発生体の回転状態を保ったままで逆転現象と半円運動現象を起こすことによって変わりつづける遠心力の作用範囲を360°から上向きの180°に絞る方法、並びに合力を得ると同時に反重力に変換する方法、及び変動する反重力値を一定値に保つ方法、そして多機能飛翔体における4軸(X,Y,Z,θ)運動が可能で静止もできる方法、さらに反重力ダイレクト推進装置、並びに該装置を構成する反重力変換器と遠心力発生体と細長反転枠と回転伝動系と回転系と反転伝動系。 Download PDF

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Abstract

【課題】 従来の移動装置において、自動車は土、船は水、航空機は空気、ロケットは高圧噴射ガスなどで代表されるように、すべての移動装置の運動は他物質との接することによって状態が維持されるとともに推進力も機能するものであるゆえに、陸海空宇における物質ごとに移動装置の形状や推進方式が異なって共通の移動装置を用いることはできず、陸海空宇を跨る移動活動には乗り換えるという煩雑な過程が介在するものであった。そのために本発明では、遠心力を反重力に変換する方法と該反重力を推進力に利用する方法を発見し、反重力ダイレクト推進装置を発明したものである。【解決手段】 図10で示されるように、反重力ダイレクト推進装置に搭載された2台の反重力変換器を搭載し、遠心力から変換された反重力を推進力に利用するものである。【選択図】図10

Description

発明の詳細な説明
本発明は、多機能性飛翔体に向けた反重力ダイレクト推進装置に関わるもので、遠心力発生体の回転状態を保ったままで逆転現象と半円運動現象を起すとともに変わりつづける遠心力の作用範囲を360°から180°に絞る方法、並び合力を得ると同時に反重力に変換する方法、及び変動する反重力値を一定値に保つ方法を合せた3つの方法の他に多機能飛翔体における4軸(X,Y,Z,θ)運動が可能で静止もできる方法、そして、諸方法を採り入れた反重力ダイレクト推進装置、並びに該装置を構成する反重力変換器と遠心力発生体と細長反転枠と回転伝動系」と回転系と反転伝動系に関する。
従来の移動装置において、自動車は土、船は水、航空機は空気、ロケットは高温噴射ガスなどで代表されるように、すべての移動装置の運動は他物質との接することによって状態を維持するとともに推進力も機能するものであるゆえに、陸海空宇における物質ごとに移動装置の形状や推進構造が異なって共通の移動装置を用いることはできず、陸海空宇を跨る移動活動には乗り換えるという煩雑な過程を強いられ、なお各移動装置において燃料を燃やして発生する熱エネルギーから変換された力は複雑な伝動系と操縦系を介することによって推進力として機能するゆえにエネルギーの効率性が悪く製造や管理維持における負担も大きい、また、その推進力は一方向きに限るもので操縦における自由度も大きく制限されて非効率な操縦を強いられていた。
発明が解決しようとする課題
従来、各移動装置は他物質との接するところに依存しているゆえに、陸海空宇において共通の乗り物を利用することができず、乗換場面が多くあって、煩雑な乗換過程を強いられるとともに時間を浪費するという問題があった。
なお、従来の移動装置における推進力は一方向きに作用するゆえに、向きを制御する道具も必要で、例えば、自動車には車輪、船には舵、航空機には翼などであり装置の複雑化を招くとともに操縦における自由度が大きく制限されるという問題があった。
従来の移動装置にあっては、陸における自動車には橋やトンネルを含む専用の道路、海における船には港、空における航空機には空港(滑走路)、宇宙に向けてのロケットには発射場や発射台と言った大規模なインフラストラクチャーを必要としており、それらの整備や維持管理に大きい負担を強いられていた。
例外として、ヘリコプターは垂直離着陸ができる航空機であるゆえに、出発地と目的地には滑走路を必要とせず、両方を結ぶ経路には橋やトンネルを含め道路も必要としないが、大きい回転翼から発生する風圧により周辺の粉塵やほこりの巻き上げや騒音の他大きいスペースを必要とすることから、日常における利用は困難であった。
従来の諸移動装置は、燃料を燃やして発生する熱エネルギーを機械による推力に変換するエンジンに依存しているゆえに、排気ガスと騒音は避けられず、それによる地球規模で進行する自然環境の悪化は深刻さを増しており、人類の存亡に関わる深刻な問題を抱えている。
また、燃料を燃やして発生する熱エネルギーを機械の力に変換する従来のエンジンは、十分な空気(酸素)を必要とするゆえに、飛行機の飛行高度は実質的に海面より12km以下に制限され、空気の無い宇宙空間における人工衛星や宇宙船などは自ら推力機能を備えることが困難で、その活動はロケットにより投入された軌道に限定されていて、自由な宇宙活動は困難であるという問題を抱えていた。
その上、ロケット自体は技術の極まりで超高価であるにも拘らず使い捨てであるために大きい負担となっており、それに加えて安全性の確保や莫大なエネルギーの消費など多くの難題も抱え、宇宙開拓が一向に進まない一因となっていた。
上記指摘の諸課題へ対応するには、遠心力作用における重力成分は取除き、反重力成分を含んでいる遠心力を反重力に変換して、該反重力を多軸の推進力としてダイレクトに活用できるのであれば、他物質と接することによって運動状態を維持するとともに推進力が機能するという従来の移動における推進仕組みとは異なり、自律的な存在として空間に浮かび反重力ダイレクトによる多様な運動が可能で、且つ対流圏では無限の低速から高速に至るまで加速ができ、成層圏以上でも推進力が機能するゆえに極超高速に至るまで加速をつづけられるという性能を備えた多機能飛翔体の実現は可能である。
本発明は、多機能飛翔体に向けた、反重力ダイレクト推進装置に関するもので、それには、遠心力発生体の回転状態を保ったままで逆転現象と上向きの半円運動現象を起こすことによって変わりつづける遠心力の作用範囲を360°から上向きの180°に絞る方法並びに合力を得ると同時に反重力に変換する方法及び変動する反重力値を一定値に保つ方法そして多機能飛翔体における4軸(X,Y,Z,θ)運動が可能で静止もできる方法を合せた4つの方法を提供するとともに諸方法を採り入れた反重力ダイレクト推進装置並びに該装置を構成する反重力変換器と遠心力発生体と細長反転枠と回転伝動系と回転系と反転伝動系を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するに当たり、本発明では以下に示す4つの方法を発見した。
図1の(A)で示される遠心力発生体(1,2,3,回転軸,モーター)は、回転状態を保ったままで反転による逆転現象とともに半円運動現象を水平線上で起こすために、図2の(C)では0°と180°を結ぶ水平線において中間辺りに回転中心を置き、左0°を始動点にして上向き回転に入ったところを示し、その回転量が180°に至った時点で図2の(B)で示されるように遠心力発生体を反転すれば逆転現象が起こり、以後つづく回転においても回転量が180°に至るたび反転を行えば図2の(E)で示されるように逆転現象につづいて反復する半円運動の現象が水平線上に現れて、その結果遠心力の作用範囲も水平線上の180°に絞られるという方法がある。
上記上向きの180°に絞られた遠心力作用範囲をさらに一点に絞ると同時に反重力に変換するために、図4の(H)で示されるように左の0°と右の180°を結ぶ水平線において中間辺りに2つの遠心力発生体共通の回転中心を置き、0°を始動点とする遠心力発生体と180°を始動点とする遠心力発生体2つが図4の(I,J,K,L)で示されるように同時に同一速度で上向きの回転に入った後、2つの遠心力は一点に絞られて合力に作用するとともに反重力へ変換されるという方法がある。
上記合力から変換された反重力値は最低値から最大値の範囲で変動するもので、その変動を解消し一定値に保つために、図5で示されるように2つの遠心力発生体を1組とする2組を(ア組)と(イ組)に区別し、図5の(M)で示されるように両組に属する各遠心力発生体の回転において相互の位置関係は(ア組)に属する2つの遠心力発生体がともに鉛直線の上向きに位置している時、(イ組)に属する2つの遠心力発生体は水平線における各自の始動点(0°と180°)に位置し、そのタイミングから(ア組)に属する2つの遠心力発生体の回転は相互逆の下向きに、(イ組)に属する2つの遠心力発生体の回転は相互逆の上向きにつづく中で、図6で示されるように各組における反重力値の増減は相互逆に変動するがその和は中間値で保たれて変動が解消されるという方法がある。
反重力ダイレクト推進装置において、図7の(R,S)で示されるようにZ軸(c,e)とY軸(a,b)とを合わせた2軸の運動機能を持つには、図8の(T)で示す遠心力発生体の傾きをZ軸と並行にすれば合力は反重力としてZ軸向きに機能し、図8の(U,V)で示す遠心力発生体をZ軸から一部Y軸の方へ傾ければ合力はZ軸とY軸の二方の推進力成分として機能し、該遠心力発生体の傾き度合は反転モーターにより反転運動における基準角度を変えることによって適当に調整でき、Z軸とY軸を合せた2軸運動を可能とする。但し、反重力作用はZ軸の(c)向きに限定されるが、遠心力発生体の回転速度を落とし反重力を弱めれば相対的に重力の方が強まり(c)向きに反重力が作用していても運動は重力(e)向きとなる。
図9で示される多機能飛翔体のフレームに多数搭載された反重力ダイレクト推進装置において合力と反重力の作用向きに関し、Z軸向きは全ブロックで共通して鉛直線向きの配置となるが、Y軸は中央のEブロックだけが前後向きの配置で、他のA,B.C.Dブロックはともに左右向きに配置され、その配置によって多機能飛翔体の運動における4軸(X,Y,Z,θ)運動や静止という操縦を可能にしている。
1つの実施例として、X軸(左右)の運動を行うにはEブロックにおける遠心力発生体の合力作用はZ軸の(c)向きにするとともに該遠心力発生体の適当な回転速度で反重力と重力との釣り合いを保つことで高度を維持しつつA,B,C,Dブロックにおける遠心力発生体の合力作用をY軸の(a)又は(b)の方へ傾ける。また、Y軸(前後)の運動を行うにはEブロックにおける遠心力発生体の合力作用はY軸の(a)又は(b)の方へ傾け、A,B,C,Dブロックにおける遠心力発生体の合力作用をZ軸の(c)向きにするとともに適当な回転速度で反重力と重力との釣合いを保ちつつ高度を維持する。そして、Z軸(上下)の運動又は静止にするにはすべてのブロックにおける遠心力発生体の合力作用はZ軸の
(c)向きにし、回転速度による反重力の強弱度合を適当に調整して上昇と静止と降下の何れの運動を行える。さらに、Θ軸(回転)運動行うにはEブロックにおける遠心力発生体の反重力作用をZ軸の(c)向きにするとともに適当な回転速度で反重力と重力との釣り合いを保つとともに高度を維持しつつA,Bブロックにおける遠心力発生体の合力作用はY軸の(a)向きにし、C,Dブロックにおける遠心力発生体の合力作用はY軸の(b)にすれば右回転となり、それとは逆にA,Bブロックにおける遠心力発生体の合力作用をY軸の(b)向きにし、C,Dブロックにおける遠心力発生体の合力作用はY軸の(a)にすれば左回転となる。以上のようにして多機能飛翔体の運動機能において4軸(X,Y,Z,θ)制御や静止することができる方法がある。
また、多機能飛翔体のフレームにおける反重力ダイレクト推進装置の配置数は積載重量や性能に応じて台数を適当に増減しても良く配置向きを変えても良い、さらに能力と性能向上するためには配置を多層化にすることもできる。
物理学における慣性力(=遠心力)というのは、その扱いに苦慮していて建前では見かけ上の力としてその存在を否定する場面もあるが、図1の(A)における遠心力発生体(1,2,3,4,回転軸,モーター)は回転状態において図1の(B)で示されるように回転軸から重り(1)の方へ向かって遠心力が作用し、それにより回転軸には遠心力の影響を受けており、そのような事実関係に基づく遠心力の作用は否定できるものではない。
本発明者の文献によると慣性力の扱いに苦慮している物理学界の実情の一部を紹介するなかで、物体に起こる重力加速度状態を説明するためには慣性力を否定するしか他に方法がない、一方物体の円軌道の運動や宇宙船のなかで起こる無重力現象を説明する方法の一つとして遠心力を用いることができる。という諸事情を以下のブログにて紹介しています。
ブログテーマ描けた力の形や振舞いから映る自然界→第3項の1「厄介な慣性力の扱い」
https://9weuothfuha9.at.webrv.info/
前記先順3つの方法を採り入れた本発明の反重力ダイレクト推進装置は、図10の(N.O)で示されるように、該装置のフレームにおける左棒(59)に回転モーター(53)を右棒(58)に反転モーター(50)を2つずつ備え、フレームの中には反重力変換器を2台組み込みし、2台の反重力変換器各自には2つの遠心力発生体と2つの回転伝動系(40,41,42,43,44,63,65)(45,46,47,48,49.64,66)と回転系(26,27,28,29,55,67,68,69)と反転伝動系(24,25,52)を備えた細長反転枠で構成し、2つの遠心力発生体は2つの回転伝動系と1つの回転系を介して1つの回転モーターに回転駆動され、一方反重力変換器は反転伝動系を介して反転モーターに反転駆動される。
「0018」項記載の反重力ダイレクト推進装置に組み込まれた2台の反重力変換器各自には「0014」項に記した理由により2つの遠心力発生体を装着して反重力の変動を解消したものであるが、該反重力変換器は2台に限らず偶数であれば台数に制限はなくその台数に合わせて反重力ダイレクト推進装置におけるフレームの容積を変えれば良い、また配置における向きは都合によって同一向きに配置しても交互に配置しても逆向きに配置しても良い。
「0018」項記載の遠心力発生体は図10、11,13で示されるように、アーム(2)の一端に重り(2)を備え他端に備わったボス(3)の穴にタイミングプーリ付きローター(4)の筒部を組み込みしたものであり、該遠心力発生体は「0013」項に記した理由により反重力変換器に2つ装着することによって2つの遠心力作用は合力に現れて反重力に変換される。遠心力は回転半径と重さに比例して大きくなり、回転速度の二乗に比例して大きくなるゆえに必要に応じて適度に遠心力の大きさを決めることができ、材質や形状とアームへの固着する方法も都合に合わせて溶接、ネジ止め、はめ込みなど適当に決めればよい。
「0018」項記載の細長反転枠(20,21,22,23)は反転動作における遠心力やトルクを抑える必要性から可能な限り細い形状を成したもので、なお該細長反転枠を支えるとともに回転や反転の軸として機能する左の回転軸(26)と右の反転軸(24)は共に重心線に沿って取り付けたもので、反転動作における遠心力のバランスを崩さず該反転動作を円滑に行える。
「0018」項記載の2つの遠心力発生体はタイミングベルト(44,49)を介して2つの回転伝動系と連動し、該2つの回転伝動系各自に備わった伝動ベベルギア2つ(40,45)は回転系における1つの回転ベベルギア(29)との噛み合い構造によって、「0013」項に記した2つの遠心力発生体に求められる相互の回転条件に対応でき、相互の回転条件を限られた細いスペースの中において満たした構造でもある。
「0018」項記載の反転伝動系における2つの平ギア(25,52)を介して、反重力変換器は反転モーターにより反転駆動される。「0012,0013」項に記した通り、回転状態にある遠心力発生体から逆転現象と半円運動現象を起こして遠心力を反重力に変換する役割を果たす他、「0015」項に記した通り反転動作における基準角度を変えることでZ軸とY軸における運動を選択できるものである。また、該反転動作向きは同一方向でつづけても正逆転を繰り返しても差し支えない。
発明の実施形態
発明の実施の形態を実施例に基づき図を参照して説明する。
図2の(C)では、0°と180°を結ぶ水平線において0°を始動点にして上向きの回転に入った遠心力発生体を示し、図2の(D)では前記回転をつづけていた遠心力発生体の回転量が180°に至った時点で反転を行いそこで現れた逆転現象を示し、図2の(E)では上記反転につづき回転量が180°に至るたび反転を行うことによって繰り返しされる上向き半円運動現象を示す。
図3の(F,G)では、2つの遠心力発生体を前後左右対称に配置しているところを示し、図4の(H)では2つの遠心力発生体は水平線における0°と180°を始動点にしてそこに位置している状態を示し、図4の(I,J,K,L)では2つの遠心力発生体が前記の状態から同時に同一速度で上向き(矢印向き)の回転に入ったところを示すとともに、両遠心力発生体に起こる遠心力作用は合力に現れると同時に反重力に変換されるところを示している。
図5では、遠心力発生体2つを1組とする2組を(ア組)と(イ組)に区別し、回転における相互位置関係を示す、図5の(M)では(ア組)に属する2つの遠心力発生体がともに垂直上向きに位置している時には(イ組)に属する2つの遠心力発生体は水平線における各自の始動点(0°と180°)に位置するようになるところを示し、図6では、各組の半円運動現象のなかで現れる反重力値の変動を示し、該反重力の変動値に関し最大値から最低値に向かって減少してゆく(ア組)とは逆に最低値から最大値に向かって増加してゆく(イ組)を示し、そのように両組における反重力値は共に変動するがその和は常に一定する中間値で保たたれている様子を示す。
前記「0026」項に記した方法に基づき、図7の(R,S)で示されるように2つの遠心力発生体を装着した反重力変換器(1,2)を2台組み込んでいる反重力ダイレクト推進装置には、図7の(R)で示されるY軸(a,b)と図7の(S)で示されるZ軸(c,e)を合せた2軸運動機能を持ち、図8の(T)で示す遠心力発生体の傾きを軸と並行にすれば合力は反重力としてZ軸向きに機能し、図8の(U,V)で示す遠心力発生体を鉛直から一部Y軸の方へ傾ければ合力はZ軸とY軸の二方の推進力成分として作用するが、実質的な操縦においてはZ軸成分は高度維持に用いられてY軸成分だけが推進力としてa又はb何れの向きに機能するようになる。また、該遠心力発生体の傾き度合は反転モーターにより反転運動における基準角度を変えることによって適当に調整でき、反重力が作用する場合にはZ軸運動になり、合力が作用する場合にはY軸運動になる。但し、Z軸における反重力作用は(c)向きに限るが遠心力発生体の回転速度を落とし遠心力を弱めれば相対的に重力の方が大きくなり(c)向きに作用する反重力であっても運動は重力向き(e)となる。
図9で示される多機能飛翔体のフレームに多数搭載された反重力ダイレクト推進装置におけるZ軸(反重力)又はY軸(合力)の作用向きに関し、Z軸向きは全ブロックで自ずと鉛直向きの配置となるが、Y軸の方は中央列のEブロックだけが前後向きの配置で、他のA,B.C.Dブロックはともに左右向きに配置されており、その配置によって多機能飛翔体は4軸(X,Y,Z,θ)運動と無限の低速から極超高速まで制御できる。また、多機能飛翔体のフレームにおける反重力ダイレクト推進装置の配置は必要に応じて台数を適当に増減することや向きを変えても良い、さらに配置を多層化にすることで能力と性能向上することもできる。
図10の(N,O)において、反重力ダイレクト推進装置は、フレーム(56,57,58,59)における左棒(59)に固着したブラケット(54)に回転モーター(53)を取り付け、右棒(58)に固着したブラケット(51)に反転モーター(50)を取り付ける。また両棒に設けた軸受(60)には、反重力変換器における左の回転軸(26)と右の反転軸(24)を組み込みして該反重力変換器を支えるとともに反転動作を可能にし、反重力変換器における軸方向のずれは反転軸カラ(30)と回転軸カラ(31)により防止する。
図11の(P,Q)で示される実施例では、反重力変換器は2つの遠心力発生体(1,2,3,4)(5,6,7,8)と2つの回転伝動系(40,41,42,43,44,63,65)(45,46,47,48,49.64,66)と回転系(26,27,28,29,67,68,69)と反転伝動系(24,25)を備えた細長反転枠(20,21,22,23)で構成する。
図11、13で示される実施す例では、遠心力発生体(1,2,3,4)(5,6,7,8)は、アーム(2,6)の一端の凹みに重り(1,5)をはめ込み2本の皿ネジで固着し、他端に設けたボス(3,7)の穴にローター(4,8)の筒部をはめてセットネジで止めたもので、該遠心力発生体(1,2,3,4)(5,6,7,8)は各自のローター(4,8)に備わった軸受(61,62)を介して支持軸(13)に支持されるとともに、中間の突起と両側のローター押さえカラ(9,10)により軸方向のずれを防止し、該支持軸(13)の両端は2枚の長面板(20,21)に4本のネジで固着したブラケット(11,12)の各穴に通しネジ止めにしている。
図11で示される実施例において、細長反転枠(20,21,22,23)は2枚の長面板(20,21)と2枚の端面板により構成し、反重力変換器の骨格を成す。
図11、14で示される実施例では、2つの回転伝動系(40,41,42,43,44,63,65)(45,46,47,48,49.64,66)各自は4本のネジにより長面板(20,21)に固着したハウジング(41,46)において、各自に備わった2個の軸受(63,64)に通された2本の伝動軸(43,48)はCリング(65,66)とタイミングプーリ(42,47)により軸方向のずれを防止し、内側の端には伝動ベベルギア(40,45)を組み込んでセットネジで止め、外側の端に組み込みしたタイミングプーリ(44,49)は前記遠心力発生器(1,2,3,4)(5,6,7,8)のローター(4,8)におけるタイミングプーリ部との間にタイミングベルトにより連結している。
図11、14で示される実施例では、回転系(26,27,28,29,55,67,68,69)は4本のネジで端面板(23)に固着したハウジング(28)において、2つの軸受(67)に通された回転軸(26)にはCリング(69)と回転平ギア(27)が2つのスラスト軸受(68)を介してハウジング(28)から軸方向のずれを止め、内側の端に組み込んだ回転ベベルギア(29)は前記伝動系における伝動ベベルギア(40,45)2つと噛み合い、平ギア(27)は回転モーター(53)の軸に組み込まれた平ギア小(55)と噛み合っている。
図11、12で示される実施例では、前記反転伝動系(24,25,52)においてフランジ付き反転軸(24)は4本のネジで右端面板(22)に固着し、該反転軸(24)に組み込んだ反転平ギア(25)は反転モーターの軸に組み込まれた平ギア小(52)と噛み合っている。
発明の効果
本発明は、以上説明したような方法と構成によるものであるゆえに以下に記載されるような効果を奏する。
遠心力発生体の回転において逆転現象に伴う半円運動現象が水平線上で繰り返しされる中で、遠心力の作用範囲は360°から水平線上の180°に絞られるとともに、該遠心力における重力成分は取り除かれ、その分反重力成分が増す。但し、この時点では、遠心力の作用は180°の範囲で変わりつづく状態であるので反重力や推進力として利用することは困難である。
上記方法は2つの遠心力発生体を用いることによって、水平線上で遠心力発生体2つの半円運動現象の中で起こる2つの遠心力の作用は、合力として一点に絞られると同時に反重力に変換される。但し、この時点では、該反重力は最高値から最低値の範囲で変動するゆえに反重力や推進力として利用するのは困難である。
2つの遠心力発生体を1組とする2組の遠心力発生体を用いることによって、各組に起こる反重力の変動値は和として現れて常に中間値に作用し、反重力値の変動は解消されて、反重力や推進力としての利用が可能である。
反重力ダイレクト推進装置は、反重力が推進力としてダイレクトに機能するゆえに、該反重力ダイレクト推進装置を搭載した多機能飛翔体は従来各種移動装置において共通する伝動系や操縦系による複雑な構造が省かれて軽量化による省エネルギーの実現とともに電動式であるゆえに、空気(酸素)の無い空間でも推進力が機能し加速運動も可能、また「0016」に記した通り自律的に空間に浮かんで4軸(X,Y,Z,θ)運動が行えるゆえに地面や海面との接しない最低の高度から宇宙に至るすべての空間において限りなく自由な操縦が可能なので、陸海空宇の全領域に跨る移動活動において煩雑な乗換過程を解消し、さらに風圧や騒音を含む排気ガスによる暮らしにおける環境を乱すこともなくスペースも取らないので個人的にも手軽に利用できるようになる。
「0014」項に記した理由により、反重力ダイレクトによる推進装置に反重力変換器を2台搭載することによって、変動する2つの反重力作用値は和に現れ中間値に作用し、該反重力はZ軸(上下)運動の他「0015」項記した理由の通り反転動作における基準角度を適当に変えることができるゆえにY軸(水平における直進)運動にも用いることができ、Z軸とY軸を合せた2軸の推進力としてダイレクトに機能する。
「0013」項に記した理由により、水平における反重力変換器に2つの遠心力発生体を装着し、左を0°に右を180°にしてそれぞれを両遠心力発生体の始動点に割り当てた上で、両遠心力発生体を各自の始動点から同時に上向きに同一速度で回転させ、その回転量が180°に至るたびに反重力変換器の反転動作によって観測される2つの逆転現象につづく上向きの半円運動現象においては2つの遠心力発生体に起こる遠心力の作用は合力に現れると同時に反重力に変換されるという効果がある。
遠心力発生体は単に遠心力を起こすだけではなくて、2つの遠心力発生体を用いることで合力を得ると同時に反重力に変換されるという効果につながる。
細長反転枠の両端における回転軸と反転軸は重心線に沿って取り付けたことによって反転動作における遠心力のバランスが保たれ、且つ細長形状によって反転動作における遠心力やトルクを抑えられる効果が加わってより円滑な反転動作を可能とする。
2つの回転伝動系と1つの回転系が介することによって、回転モーターに回転駆動される2つの遠心力発生体の回転は、同時始動による相互逆向きの回転を同一の速度で行うことができ、これらの機構は細長反転枠における細い形状を可能とする要素でもある。
反転伝動系が介することによって、反転モーターに反転駆動される反重力変換器の反転動作が行えて、該反転動作における基準角度も任意でずらすこともできることによって、反重力はZ軸運動の他にY軸運動にも利用できる。
[図1のA]遠心力発生体における一つの例を示す平面図である。[図1のB]遠心力発生体における回転とともに変化する遠心力作用向きを示す図である。 [図2のC]水平線の0°を始動点にして上向きの回転に入った遠心力発生体を示す側面図である。[図2のD]回転量が180°に至る時点で反転による逆転現象を起こすところを示す図である。[図2のE]引きつづき回転量が180°に至るたび反転による逆転現象を起こすことによって現れる半円運動現象を示す図である。 [図3のF]2つの遠心力発生体を前後左右対称に配置した平面図である。[図3のG]前後左右対称に配置された2つの遠心力発生体の側面図である。 [図4のH]2つの遠心力発生体は水平線における各自の始動点(0°、180°)に位置しているところを示す図である。[図4のI,J,K,L]2つの遠心力発生体における半円運動の現象において、2つの遠心力作用は合力に現れると同時に反重力に変換されるところを示す図である。 (ア組)と(イ組)を合せた2組遠心力発生体の回転における相互位置関係を示している平面図である。[図5のM]遠心力発生体(ア組)と(イ組)の回転における相互位置関係を示している側面図である。 2組遠心力発生体の半円運動現象の中で、増加と減少による合力の変動値及び変動しない和による中間値を示している図である。 反重力ダイレクト推進装置の運動向きを示す図である。[図7のR]反重力ダイレクト推進装置のY軸向きを示す平面図である。[図7のS]反重力ダイレクト推進装置のZ軸向きを示す側面図である。 反重力変換器における遠心力発生体の透視図である。[図8のT]ア−イ・ウ−エからの透視図である。[図8のU]ア−イ・ウ−エからの透視図である。[図8のV]ア−イ・ウ−エからの透視図である。 多機能飛翔体のフレームに多数搭載された反重力ダイレクト推進装置の配置の例を示す平面図である。 反重力ダイレクト推進装置の図である。[図10のN]反重力ダイレクト推進装置の平面図である。[図10のO]反重力ダイレクト推進装置の側面図である。 反重力変換器の図である。[図11のP]反重力変換器の平面図である。[図11のQ]反重力変換器の側面図である。 反転軸部位の拡大図である。 遠心力発生体部位拡大図である。 回転伝動系と回転の拡大図である。
1 重り
2 アーム
3 ボス
4 ローター
5 重り
6 アーム
7 ボス
8 ローター
9 ローター押さえカラ
10 ローター押さえカラ
11 ブラケット
12 ブラケット
13 支持軸
20 長面板
21 長面板
22 端面板
23 端面板
24 反転軸
25 反転平ギア
26 回転軸
27 回転平ギア
28 回転ハウジング
29 回転ベベルギア
30 反転軸カラ
31 回転軸カラ
40 伝動ベベルギア
41 伝動ハウジング
42 タイミングプーリ
43 伝動軸
44 タイミングベルト
45 伝動ベベルギア
46 伝動ハウジング
47 タイミングプーリ
48 伝動軸
49 タイミングベルト
50 反転モーター
51 反転モーターブラケット
52 反転平ギア小
53 回転モーター
54 回転モーターブラケット
55 回転平ギア小
56 チャンネル
57 チャンネル
58 右棒
59 左棒
60 反転軸受2個+2個
61 ローター軸受2個
62 ローター軸受2個
63 伝動系軸受2個
64 伝動系軸受2個
65 Cリング
66 Cリング
67 回転軸受2個
68 回転スラスト軸受2個
69 Cリング

Claims (11)

  1. 図1の(A)で示す遠心力発生体(1,2,3,回転軸,モーター)は回転状態を保ったままで逆転現象と上向きの半円運動現象を起こして変わりつづける遠心力の作用範囲を360°から上向きの180°に絞るため、図2の(C)で示されるように左の0°と右の180°を結ぶ水平線の中間辺りに遠心力発生体の回転中心を置き、0°を始動点にして上向きの回転に入った後、図2の(D)で示されるように回転量が180°に至る時点で遠心力発生体を反転させて逆転現象を起こし、以後も図2の(E)で示されるように回転量が180°に至るたび反転を行うことによって上向きの半円運動現象が起こり、360°全方位に向けて変りつづける遠心力の作用範囲は上向きの180°に絞られるという方法。
  2. 請求項1記載の180°に絞られた遠心力作用範囲をさらに一点に絞るため、図4の(H)で示されるように左の0°と右の180°を結ぶ水平線の中間辺りに2つの遠心力発生体共通の回転中心を置き、それから図4の(I,J.K.L)で示されるように0°を始動点とする遠心力発生体と180°を始動点とする遠心力発生体が同時に同一速度で上向きの回転に入って、両遠心力発生体の回転から起こる2つの遠心力作用は合力に現れるとともに反重力へ変換される方法。
  3. 請求項2記載の合力から変換された反重力は図4の(H,I,J,K,L)で示されるように最大値と最低値の範囲で変動するもので、この変動を解消し一定値に保つために図5で示されるように、2つの遠心力発生体を1組とする2組を(ア組)と(イ組)に区別し、図5の(M)で示される両組に属する各遠心力発生体の回転における相互位置関係は(ア組)に属する2つの遠心力発生体がともに垂直線の上向きに位置している時、(イ組)に属する2つの遠心力発生体は水平線における各自の始動点(0°と180°)に位置することによって、そのタイミングからつづく回転は矢印で示される通り(ア組)に属する2つの遠心力発生体が相互逆の下向き、(イ組)に属する2つの遠心力発生体は相互逆の上向きにそれぞれが進行しているなかで、図6で示されるように各組における反重力値の増減は相互逆に変動するが、その和は中間値で保たれて変動が解消されるという方法。
  4. 図9で示される多機能飛翔体のフレームに多数搭載された反重力ダイレクト推進装置において合力と反重力の作用向きに関し、Z軸向きは全ブロックで共通して鉛直線向きの配置となるが、Y軸は中央列のEブロックだけが前後向きの配置で、他のA,B.C.Dブロックはともに左右向きに配置され、その配置例によって多機能飛翔体による4軸(X,Y,Z,θ)運動や静止という操縦を可能にしている。
    1つの実施例として、X軸(左右)の運動を行うにはEブロックにおける遠心力発生体の合力作用はZ軸の(c)向きにするとともに該遠心力発生体の適当な回転速度で反重力と重力との釣り合いを保つことで高度を維持しつつA,B,C,Dブロックにおける遠心力発生体の合力作用をY軸の(a)又は(b)の方へ傾ける。また、Y軸(前後)の運動を行うにはEブロックにおける遠心力発生体の合力作用はY軸の(a)又は(b)の方へ傾け、A,B,C,Dブロックにおける遠心力発生体の合力作用をZ軸の(c)向きにするとともに該遠心力発生体の適当な回転速度で反重力と重力との釣り合いを保ちつつ高度を維持する。そして、Z軸(上下)の運動又は静止にするにはすべてのブロックにおける遠心力発生体の合力作用はZ軸の(c)向きにし、遠心力発生体の回転速度による反重力の強弱度合を適当に調整して上昇と静止と降下の何れの運動を行える。さらに、θ軸(回転)運動行うにはEブロックにおける遠心力発生体の反重力作用をZ軸の(c)向きにするとともに該遠心力発生体の適当な回転速度で反重力と重力との釣り合いを保つとともに高度を維持しつつA,Bブロックにおける遠心力発生体の合力作用はY軸の(a)向きにし、C,Dブロックにおいて遠心力発生体の合力作用はY軸の(b)にすれば右回転となり、それとは逆にA,Bブロックにおける遠心力発生体の合力作用をY軸の(b)向きにし、C,Dブロックにおける遠心力発生体の合力作用はY軸の(a)にすれば左回転となる。以上のようにして多機能飛翔体の運動機能において4軸(X,Y,Z,θ)制御や静止することができる方法。
  5. 図10の(N,O)で示される反重力ダイレクトによる推進装置の枠(56,57,58,59)において、左棒(59)に固着した2つのブラケット(54)それぞれに回転モーター(53)を取り付け、右棒(58)に固着した2つのブラケット(51)それぞれに反転モーター(50)を取り付け、また両棒(59,58)のそれぞれに設けた2個ずつの軸受(60)には反重力変換器における左端の回転軸(26)と右端の反転軸(24)を組み込みして該反重力変換器を支持するとともに軸方向のずれ防止は反転軸カラ(30)と回転軸カラ(31)で対応され、該2台の反重力変換器は反転モーター(50)により反転駆動され、又、反重力変換器各自に2つずつ装着された遠心力発生体は2台の回転モーター(53)により回転駆動される、という反重力ダイレクト推進装置。
  6. 図8の(Q)と図10で示される2つの遠心力発生体(1,2,3,4)(5,6,7,8)と図11と図14で示される2つの回転伝動系(40,41,42,43,44,63,65)(45,46,47,48,49.64,66)と回転系(26,27,28,29,55,67,68,69)と図11と図12で示される反転伝動系(24,25,52)を備えた細長反転枠(20,21,22,23)で構成する請求項5記載の反重力変換器。
  7. 図11、13で示される、2つのアーム(2,6)は一端に重り(1,5)を固着し、他端に設けたボス(3,7)の穴にローター(4,8)の筒部をはめてセットネジで止めした請求項5、6記載の遠心力発生体(1,2,3,4)(5,6,7,8)。
  8. 図11で示される、2枚の長面板(20,21)と2枚の端面板(22,23)により構成し、反重力変換器の骨格を成す請求項6記載の細長反転枠(20,21,22,23)。
  9. 図11、14で示される、4本のネジにより長面板(20,21)各自に固着した2つのハウジング(41,46)において、それぞれに備わった2個の軸受(63,64)の方へ通された2本の伝動軸(43,48)はCリング(65,66)とタイミングプーリ(42,47)により軸方向のずれを防止され、両軸(43,48)における内側の端にセットネジ止めした2つのベベルギア(40,45)は1つの回転ベベルギア(29)に噛み合いし、一方外側の端にセットネジ止めした2つのタイミングプーリ(42,47)はタイミングベルト(44,49)を介して2つの遠心力発生体(1,2,3,4)(5,6,7,8)と連動関係にある回転伝動系(40,41,42,43,44,63,65)(45,46,47,48,49.64,66)。
  10. 図11、14で示される4本のネジで左の端面板(23)に固着したハウジング(28)において、2つの軸受(67)に通された回転軸(26)はCリング(69)と回転平ギア(27)が2つのスラスト軸受(68)を介して軸方向のずれを防止され、内側の端に組み込んだ回転ベベルギア(29)は前記伝動系における2つの伝動ベベルギア(40,45)と噛み合って、平ギア(27)と平ギア小(55)を介して回転モーター(53)に回転駆動される請求項6記載の回転系(26,27,28,29,55,67,68,69)。
  11. 図10の(T)と図11,12で示されるフランジ付き反転軸(24)のフランジ部を4本のネジで細長反転枠(20,21,22,23)の右端面板(22)に固着し、該反転軸(24)に組み込んだ反転平ギア(25)は平ギア小(52)との噛み合いによって、遠心力発生器は反転モーター(50)に反転駆動される請求項6記載の反転伝動系(24,25,52)。
JP2018191280A 2018-09-19 2018-09-19 遠心力発生体の回転状態を保ったままで逆転現象と半円運動現象を起こすことによって変わりつづける遠心力の作用範囲を360°から上向きの180°に絞る方法、並びに合力を得ると同時に反重力に変換する方法、及び変動する反重力値を一定値に保つ方法、そして多機能飛翔体における4軸(X,Y,Z,θ)運動が可能で静止もできる方法、さらに反重力ダイレクト推進装置、並びに該装置を構成する反重力変換器と遠心力発生体と細長反転枠と回転伝動系と回転系と反転伝動系。 Pending JP2020045896A (ja)

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