JP2020043455A - 漏洩同軸ケーブルおよび漏洩同軸ケーブルの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲げや振動に強く、伝送する信号の受信レベルが低下することを防止した漏洩同軸ケーブルを提供する。【解決手段】漏洩同軸ケーブルは、内部導体と、この内部導体の周囲に設けられた絶縁体と、絶縁体に巻き付けて設けられ、所定周波数帯の信号を漏洩する複数のスロットを有する外部導体とを備える。外部導体は、波付けピッチが1.4mm以上3.5mm以下の範囲で、かつ波付け深さが0.4mm以上0.9mm以下の範囲で、0.14<波付け深さ/波付けピッチ<0.35の条件を満たすように蛇腹状に形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイドFM放送、V−Lowマルチメディア放送などに対応した漏洩同軸ケーブルおよび漏洩同軸ケーブルの製造方法に関する。
西暦2011年にアナログテレビ放送が終了したことに伴い空いた周波数帯を利用する試みが開始されている。
具体的には、AMラジオの難視聴対策として、例えば90〜95MHz帯のワイドFM放送でAMラジオの再放送が行われている。また、スマートフォンやカーナビゲーションシステムなどの移動体端末向けに、例えば95〜108MHz帯のV−Lowマルチメディア放送が開始されている。
ワイドFM放送、V−Lowマルチメディア放送の信号伝送は、これら放送の周波数帯に対応した例えばLCXケーブルなどの漏洩同軸ケーブルが利用される。
この漏洩同軸ケーブルは、鉄道、自動車などの交通機関での受信を想定して屋外の自然環境から影響(風や地響き、地震など)を受けやすい場所に敷設されることが多い。
ケーブル敷設場所では、例えば強風や地響きによってケーブルに曲げや振動などの応力が加わる。漏洩同軸ケーブルは、ケーブル内の金属層に所定周波数の信号が漏洩するように開孔形状を決めた漏洩孔(以下「スロット」と称す)が設けられている関係で、ケーブル敷設後の風圧や地響きなどで発生する振動や敷設時の曲げの影響でスロットの開孔形状が変化すると、波源強度が変化し、結合損失が変わり伝送信号の受信レベルが低下する場合がある。
特開2008−166007号公報 特開昭61−269810号公報
このように従来の技術の場合、ケーブルは、曲げや振動などの応力が加わると、波源強度が変化して結合損失が変わり、伝送する信号の受信レベルが低下することがあるという問題がある。
さらに、従来の漏洩同軸ケーブルに95〜108MHz帯(V−Low帯)を追加対応させると、適用周波数が拡大することから、従来よりも外部導体に形成されたスロットのピッチやその形状の変動を抑えて、放射される漏洩電波の周波数の変動と、その放射角のバラツキをなくして安定した特性を有する必要が出てくる。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、ケーブル敷設後に強風や地響きなどで発生する曲げや振動に強く、伝送する信号の受信レベルが低下することを防止できるV−Low帯に対応する漏洩同軸ケーブルおよび漏洩同軸ケーブルの製造方法を提供することにある。
本発明の漏洩同軸ケーブルは、内部導体と、この内部導体の周囲に設けられた絶縁体と、長手方向に波付けしたテープ状の部材であり、絶縁体に巻き付けて設けられ、所定周波数帯の信号を漏洩する複数のスロットを有する外部導体とを備える。外部導体は、波付けピッチが1.4mm以上3.5mm以下の範囲で、かつ波付け深さが0.4mm以上0.9mm以下の範囲で、0.14<波付け深さ/波付けピッチ<0.35の条件を満たすように蛇腹状に形成される。
本発明の漏洩同軸ケーブルの製造方法は、内部導体の周囲に絶縁体を配置する工程と、長手方向に波付けしたテープ状の部材であり、所定周波数帯の信号を漏洩する複数のスロットを有する外部導体を前記絶縁体に巻き付けて設ける工程とを有し、前記外部導体を、波付けピッチが1.4mm以上3.5mm以下の範囲で、かつ波付け深さが0.4mm以上0.9mm以下の範囲で、0.14<波付け深さ/波付けピッチ<0.35の条件を満たすように蛇腹状に形成する工程をさらに有する。
本発明によれば、ケーブル敷設後に強風や地響きなどで発生する曲げや振動に強く、伝送する信号の受信レベルが低下することを防止できる、V−Low帯に対応する漏洩同軸ケーブルおよびその製造方法を提供することができる。
一つの実施の形態のLCXケーブルの構成を示す図である。 図1のLCXケーブルの断面図である。 図1のLCXケーブルの金属テープの部分拡大図である。 LCXケーブルにおいてスロットの形成範囲を示す図である。 金属テープの平面図である。 金属テープの断面図である。 波付け深さを固定し波付けピッチを変化させてVSWR、屈曲特性、コネクタ・治工具整合性を評価した結果を示す図(表)である。 波付けピッチを固定し波付け深さを変化させてVSWR、屈曲特性、コネクタ・治工具整合性を評価した結果を示す図(表)である。
以下、図面を参照して本発明の一つの実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の漏洩同軸ケーブルに係る一つの実施の形態のLCXケーブルの構成を示す図、図2は図1のLCXケーブルの断面図、図3は図1のLCXケーブルの金属テープの部分拡大図である。
LCXケーブルは、鉄道交通や自動車交通で使用され、例えば43Dサイズ(絶縁体外形が約43mm、特性インピーダンスが約50Ω)のものである。LCXケーブルは、中心導体と外部導体の間に信号電圧が印加されると、それぞれの導体に電流が流れ、外部導体に設けられたスロットの影響で分流の分布状態が変化し、これに伴いスロットから電磁界が発生する仕組みを利用した通信用のケーブルである。つまりスロットは、所定周波数帯の信号を漏洩するものである。
本実施形態のLCXケーブルは、所定周波数、例えば76〜108、140〜160、260〜275、335〜430、450〜470MHz帯の5つの周波数帯(バンド)に対応するものである。周波数帯は、スロットの長さと幅で決定される開口面積、数、傾斜角度、周期などにより決まり、特に、スロットの開口面積と傾斜角度は、結合損失や波源強度を変化させる、スロット周期は、共振周波数を変化させ、特定周波数の電圧定在波比(Voltage Standing Wave Ratio:VSWR)に影響を及ぼす。以下、その構成を説明する。
図1、図2に示すように、この実施形態のLCXケーブル1は、中心導体として例えば銅の中空パイプなどで構成された内部導体2と、この内部導体2の周囲に設けられた絶縁体(コルデル紐4、ポリエチレン製のパイプ3(以下「ポリエチレンパイプ3」と称す)およびガラステープ3a)と、絶縁体(外側のガラステープ3a)の上に周方向に巻き付けて設けられた外部導体としての金属テープ5と、この金属テープ5の表面に金属テープ5を押さえるようにして設けられた押さえ巻きテープ6と、押さえ巻きテープ6の上に被覆されたシース7と、このシース7にケーブル長手方向に突設された支持部材としての支持用隆起部8とを備える。
コルデル紐4は、内部導体2の外面に螺旋状に巻き付けられたスペーサである。ポリエチレンパイプ3は、内部導体2とコルデル紐4を介して一定間隔で離間して設けられた絶縁性の筒体(内被)である。ガラステープ3aは、ポリエチレンパイプ3の表面に巻回される耐熱部材である。この例では、コルデル紐4とポリエチレンパイプ3とガラステープ3aで絶縁体を構成したが、高発泡ポリエチレン(高発泡PEと略す)を用いて絶縁体を構成してもよい。また、この例では、ガラステープ3aを用いたが、ガラステープ3aは必須要素ではない。
金属テープ5は、金属層と絶縁樹脂層の2層構造の薄いテープ状の部材を蛇腹状に波付けしたものである(図1および図6参照)。押さえ巻きテープ6は、金属テープ5の表面に一定の張力で巻き付けて金属テープ5の蛇腹形状を保持するための部材である。この押さえ巻きテープ6には、厚みが例えば0.025mmから0.1mm程度のポリエステルテープが利用される。
シース7は、外径(筒径)が例えば20mm以上54mm以下である筒状の絶縁部材(外被)である。このシース7には、肉厚が例えば1.5〜3.0mmのノンハロゲン難燃ポリエチレン材が利用されている。
支持用隆起部8は、シース7を含むケーブル全体を支持する。支持用隆起部8の内部には撚り線からなる支持線9が内芯として設けられている。
図3に示すように、金属テープ5は、肉厚が例えば0.18〜0.22mmの金属層(金属の薄いフィルム状(テープ状)の部材)としてのアルミニウムテープ52と、このアルミニウムテープ52に穿設されたスロット52aと、このアルミニウムテープ52の両縁に重ね代54となる段差を設けるように積層した、肉厚が例えば0.05〜0.15mmの絶縁樹脂層としてのプラスチックテープ53とを有する。なお、符号Cは、スロット52aの中心位置を示す。この図3は、一部拡大図のためスロット52aのみを示しているが、この他にも長手方向に複数のスロット52b〜52h(図5参照)が列設されている。
つまり、この金属テープ5は、複数のスロット52a〜52hを穿設し蛇腹状に波付けされたアルミニウムテープ52(金属層)と、このアルミニウムテープ52の上に設けられたプラスチックテープ53(絶縁樹脂層)とで構成される2層構造のテープ状部材である。絶縁樹脂層を構成する部材としては、プラスチックテープ53の他に、例えばラミネートフィルムなどであってもよい。
図4に示すように、金属テープ5のスロット52a〜52hは、シース7の支持用隆起部8が設けられている上部と反対側の部位に、中心位置Cが、例えば左右45°の範囲(全体として90°の範囲)に位置するように設けられている。つまりスロット52a〜52hは、シース7に設けられる支持線9に対してシース7の反対側に配設される。
図5に示すように、金属テープ5には、長手方向Bに間隔を空けて一定方向に傾く複数(この例では4つ)のスロット52a〜52d(第1スロットという)と、これら各スロット52a〜52dに対して線51を挟んで対称(線対称)に配置した複数(4個)のスロット52e〜52h(第2スロットという)とが穿設されている。線51は、金属テープ5の長手方向Bと直交する方向(幅方向)の直線である。
スロットどうしの対応関係としては、スロット52aとスロット52eが対応し、スロット52bとスロット52fが対応し、スロット52cとスロット52gが対応し、スロット52dとスロット52hが対応する。
第1スロットの中の一つのスロットを例に挙げると、例えばスロット52aは、長手方向Bに対して角度+αで傾斜して配置されている。他の第1スロットも同様である。第2スロットの中の一つである例えばスロット52eは、長手方向Bに対して角度−αで傾斜して配置されている。他の第2スロットのスロットも同様である。
金属テープ5には、ケーブルの曲げによる応力を緩和するため、図6に示すように、細かい波形(蛇腹状)のしわが設けられている。
図6は、金属テープ5の波形(蛇腹状)のしわの断面(波形形状)を示しており、断面(波形形状)の尾根から尾根までの距離(間隔)を波付けピッチS、波形形状の高さを波付け高さH、金属テープ5の厚さをh、波形形状の深さを波付け深さH−hとしたとき、金属テープ5は、0.14<(H−h)/S<0.35の条件(式)を満たすように形成するものとする。波付け深さH−hは、金属テープ5の厚みを含む波付け高さHから金属テープ5の厚みを減算した値である。
金属テープ5に、細かい波形(蛇腹状)のしわを、波付けピッチSを1.4mm以上3.6mm以下とし、波付け深さH−hを0.4mm以上1.0mm以下とし、0.14<(波付け深さH−h)/波付けピッチS<0.35の範囲で形成することにより、優れた屈曲性を保持しつつ、既定のケーブル特性を得ることができる。
また、上述したように、本ケーブル試験に用いたケーブル1のポリエチレンパイプ3(絶縁体)の外径は43mmであるが、ポリエチレンパイプ3の外径が異なる場合であっても、金属テープ5の細かい波形(蛇腹状)のしわを、波付けピッチS1.4mm以上3.5mm以下、波付け深さH−h0.4mm以上0.9mm以下、0.14<(H−h)/S<0.35の条件を満たすように形成することで、そのサイズのケーブルにとって優れた屈曲性を有するものになる。
ポリエチレンパイプ3の外径が、例えば20mmであるケーブル1に対して、ケーブル屈曲試験を実施したところ、ケーブル1が上記条件を満たせば、優れた屈曲性を有することが確認された。
以下、図7、図8を参照してLCXケーブルの性能を説明する。図7は、波付け深さを固定し波付けピッチを変化させてVSWR、屈曲特性、コネクタ・治工具整合性を評価した結果を示す表、図8は、波付けピッチを固定し波付け深さを変化させてVSWR、屈曲特性、コネクタ・治工具整合性を評価した結果を示す表である。
同軸ケーブルの性能を評価する指標の一つとして、例えば電圧定在波比「VSWR」1.5以下という実用目標(閾値)がある。
図7、図8の「VSWR」の項目は、実用目標(閾値)に基づいてVSWR評価をした結果を示している。なお、VSWR1.0は、反射のない理想的な状態を表す。VSWR評価では、各周波数帯でのVSWRが全て1.5以下であれば、丸(○)、1.5を超えるものが一つでもあればバツ(×)としている。
同軸ケーブルの性能を評価する指標の一つとして、例えば屈曲特性があり、図7、図8の「屈曲特性」の項目は、屈曲特性を評価した結果を示している。
屈曲性評価では、ケーブル外径の30倍径の円筒形マンドレル側面に接触した状態で、ケーブル1を繰り返し往復屈曲行った後に、LCXケーブルの各要求特性が損なわなければ丸(○)、損なわれればバツ(×)としている。
同軸ケーブルの施工性として、例えばコネクタとの整合性が容易か否かという指標があり、図7、図8の「コネクタ・治工具整合性」の項目は、これを評価した結果を示している。コネクタ整合性評価では、既存コネクタの取り付け作業において、問題なく取り付け可能かつケーブル1に対する固有の特殊工具を用いなければ丸(○)、損なわれればバツ(×)としている。
上記図7、図8の評価結果から、波付け深さH−hを0.5mmに固定した場合、波付けピッチSとしては、例えば1.4mm以上3.5mm以下の範囲が好ましく、波付けピッチSを2.8mmに固定とした場合、波付け深さH−hは、例えば0.4、0.5、0.7、0.9mmの範囲が好ましいといえる。
なお、本ケーブル評価試験に用いたケーブル1は、ワイドFM放送、V−Lowマルチメディア放送に対応した漏洩同軸ケーブルであるが、対応する周波数帯が異なる場合であっても、金属テープ5の細かい波形(蛇腹状)のしわが、波付けピッチSが1.4mm以上3.5mm以下の範囲でかつ波付け深さH−hが0.4mm以上0.9mm以下の範囲であり、0.14<(波付け深さH−h)/波付けピッチS<0.35の条件を満たす場合には、そのサイズにとってコネクタとの優れた整合性を有するものである。
ここで、LCXケーブルの製造方法について説明する。
まず、中空パイプの内部導体2を用意する。用意した内部導体2の周囲にコルデル紐4を螺旋状に巻き付ける。その後、内部導体2とコルデル紐4を介して一定間隔で離間してポリエチレンパイプ3を配置する。
続いて、ポリエチレンパイプ3の表面に耐熱部材であるガラステープ3aを巻回する。さらに、ガラステープ3aの上に、所定周波数帯の信号を漏洩する複数のスロット52a〜52hを有する金属テープ5を周方向に巻いて設ける。
なお、金属テープ5は、波付けピッチSを1.4mm以上3.5mm以下とし、波付け深さH−hを0.4mm以上0.9mm以下とし、0.14<(波付け深さH−h)/波付けピッチS<0.35の範囲で蛇腹状に形成する。
なお、このような動作の例は一例であり、各ステップを入れ替え、また新たなステップを追加したり、一部のステップを削除することで、動作をさまざまに変えることも可能である。
このようにこの実施形態のLCXケーブルによれば、内部導体2の周囲に螺旋状にコルデル紐4を巻き付け、内部導体2とコルデル紐4を介して一定間隔でポリエチレンパイプ3を設け、ポリエチレンパイプ3の表面にガラステープ3aを巻回し、その上に周方向に波付けピッチSを1.4mm以上3.5mm以下とし、波付け深さH−hを0.4mm以上0.9mm以下とし、0.14<(波付け深さH−h)/波付けピッチS<0.35の範囲で蛇腹状に形成した金属テープ5を巻いてLCXケーブルを形成することで、ケーブル敷設後に強風や地響きなどで発生する曲げや振動に強く、伝送する信号の受信レベルが低下することを防止できるV−Low帯に対応するLCXケーブルを提供することができる。
本発明の実施の形態を説明したが、この実施の形態は、例として示したものであり、この他の様々な形態で実施が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の省略、置き換え、変更を行うことができる。
1…LCXケーブル、2…内部導体、3…ポリエチレンパイプ、3a…ガラステープ、4…コルデル紐、5…金属テープ、6…テープ、7…シース、8…支持用隆起部、9…支持線、52a〜52h…スロット、53…プラスチックテープ、54…重ね代。

Claims (5)

  1. 内部導体と、
    前記内部導体の周囲に設けられた絶縁体と、
    長手方向に波付けしたテープ状の部材であり、前記絶縁体に巻き付けて設けられ、所定周波数帯の信号を漏洩する複数のスロットを有する外部導体とを備え、
    前記外部導体は、
    波付けピッチが1.4mm以上3.5mm以下の範囲で、かつ波付け深さが0.4mm以上0.9mm以下の範囲で、0.14<波付け深さ/波付けピッチ<0.35の条件を満たすように蛇腹状に形成されることを特徴とする漏洩同軸ケーブル。
  2. 前記複数のスロットは、
    長手方向に間隔を空けて一定方向に傾いて配置される複数の第1スロットと、
    前記複数の第1スロットに対して線対称に配置される複数の第2スロットと
    を有することを特徴とする請求項1記載の漏洩同軸ケーブル。
  3. 前記外部導体は、
    前記複数のスロットを穿設し蛇腹状に波付けされた金属層と、
    前記金属層の上に設けられた絶縁樹脂層と
    を有することを特徴とする請求項1記載の漏洩同軸ケーブル。
  4. 前記外部導体の表面に前記外部導体を押さえるように設けられた押さえ部材と、
    前記押さえ部材の上に設けられた絶縁被膜と
    前記絶縁被膜に長手方向に突設された支持部材と
    を具備することを特徴とする請求項1記載の漏洩同軸ケーブル。
  5. 内部導体の周囲に絶縁体を配置する工程と、
    長手方向に波付けしたテープ状の部材であり、所定周波数帯の信号を漏洩する複数のスロットを有する外部導体を前記絶縁体に巻き付けて設ける工程とを有し、
    前記外部導体を、波付けピッチが1.4mm以上3.5mm以下の範囲で、かつ波付け深さが0.4mm以上0.9mm以下の範囲で、0.14<波付け深さ/波付けピッチ<0.35の条件を満たすように蛇腹状に形成する工程をさらに有することを特徴とする漏洩同軸ケーブルの製造方法。
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