JP2020041239A - 内部衣服 - Google Patents
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Description
作業者が着用することにより、作業者の胴に位置する胴部と、作業者の右及び左の肩に位置する右及び左の肩部と、作業者の首が通る首開口部と、作業者の右及び左の腕が通る右及び左の腕開口部とが備えられ、
外側に着用される作業服の内面が作業者の外面から離れて外側に位置するように、前記作業服の内面を支持する支持部が備えられて、
前記作業服の内面に沿って空気が通過することを許容する空気通路が、前記作業服の内面と作業者の外面との間に形成される。
特許文献1に開示されているような作業服においても、作業用の器具の重量により作業服の内面が作業者の外面に密着するような状態を少なくすることができ、作業服の内面と作業者の外面との間の空気の流れが遮断され難いようにすることができて、快適性の低下を抑えることができる。
前記空気通路が、前記支持部に設けられていると好適である。
前記胴部と前記肩部と前記首開口部と前記腕開口部とを有して、作業者の外面に接する生地部が設けられて、
複数の前記支持部が、前記生地部の外面に、前記生地部から外側に突出するように設けられ、前記生地部の外面に沿って間隔を開けて配置されて、
隣接する前記支持部の間が、前記空気通路であると好適である。
内部衣服の支持部が、内部衣服の生地部(作業者の外面)から外側に突出する状態となって、内部衣服の支持部により作業服の内面が支持される。
これにより、内部衣服において、空気通路を適切な位置及び適切な大きさで配置することが容易に行えるようになる。
前記胴部と前記肩部と前記首開口部と前記腕開口部とを有して、前記作業服の内面に接する生地部が設けられて、
複数の前記支持部が、前記生地部の内面に、前記生地部から内側に突出するように設けられ、前記生地部の内面に沿って間隔を開けて配置されて、
隣接する前記支持部の間が、前記空気通路であると好適である。
内部衣服の支持部が、内部衣服の生地部から内側に突出する状態となって、内部衣服の支持部が作業者の外面に接する状態となるのであり、内部衣服の支持部及び生地部により作業服の内面が支持される。
これにより、内部衣服において、空気通路を適切な位置及び適切な大きさで配置することが容易に行えるようになる。
本発明の実施形態における前後方向及び左右方向は、特段の説明がない限り、以下のように記載している。作業者が内部衣服16を着用した状態において、作業者から視て前側が「前」であり、後側が「後」であり、右側が「右」であり、左側が「左」である。
図4に示すように、内部衣服16は、作業者が着用することにより、作業者の胴に位置する胴部21と、作業者の右及び左の肩に位置する右及び左の肩部22とが備えられている。
図1及び図2に示すように、長袖の上着型式の作業服30があり、作業服30の腰の部分の右部及び左部に、小型の電動ファン31が取り付けられている。
電動ファン31により、外気が作業服30の内側に吸入され、作業服30の内面を流れて、作業服30の襟部分や袖口部分から外側に出ていく。
図1,2,3に、作業服30の上側から装備する作業用の器具の一例であるアシスト器具が示されている。
図1,2,3に示すように、脚作用部3に、基部10、伝動ケース11、操作アーム12及び脚ベルト13等が備えられている。基部10が、支持板7の下部の前部に、左右方向に取付位置を変更自在に支持されており、基部10の外端部に伝動ケース11が前向きに連結されている。
図1,2,3に示すように、右及び左の縦フレーム6の上部が、斜め上側に延出され斜め前側に延出されて、右及び左のアーム部2となっている。支持板7の後面の上部に昇降装置17が取り付けられており、昇降装置17から、右の2本のワイヤ18,19、及び左の2本のワイヤ18,19が延出されている。
図6に示すように、作業者は、先ずTシャツ等の肌着32を着用する。
次に作業者は、内部衣服16の上側に、作業服30を着用する。
次に作業者は、作業服30の上側に、アシスト器具を以下の説明のように装備する。
図1及び図2に示すように、アシスト器具において、作業者は、右及び左の腕を右及び左の肩ベルト5に入れて、作業者(作業服30)の右及び左の肩に右及び左の肩ベルト5を乗せる。固定ベルト15を連結状態としておくことにより、右及び左の肩ベルト5が、作業者(作業服30)の腕側に移動して肩から外れるような状態が防止される。
作業者(作業服30)の腰に取付ベルト4を巻き付けて固定することにより、作業者(作業服30)の背中に本体部1を取り付ける。
作業者は脚ベルト13を太腿に巻き付けて、面ファスナ(図示せず)(マジックテープ(登録商標))により、脚ベルト13を太腿に取り付ける。
図1,2,3に示すように、上昇操作スイッチ23を押し操作した場合、後述する(アシスト器具の作業形態)に記載のように上昇操作スイッチ23を押し操作している間、脚作用部3の操作アーム12が下側に揺動操作されて、作業者の太腿が下側に操作される。
例えば、パレットや床に置かれた荷物を高い棚やトラックの荷台に置くような場合、作業者が腰部を下に曲げたり、膝部を曲げて腰部を落としたりして、パレットや床の荷物を手で持ち、次に手を下に延ばした状態で荷物を持ちながら、腰部を上側に延ばしたり、立ち上がったりした後、次に手で荷物を持ち上げて、荷物を高い棚やトラックの荷台に置くような状態が想定される。
内部衣服16を、以下の説明のように構成してもよい。
図7,8,9に示すように、綿素材等の布地がベスト状に裁断されて、生地部33が形成されている。
作業者が内部衣服16を着用すると、生地部33が作業者の外面(肌)に接する状態となり、パッド部34〜37が作業服30の内面に接する状態となる。
この場合、アシスト器具を装備しても、アシスト器具の重量等により、パッド部34〜37が押し潰されないように、パッド部34〜37は十分な強度を備えている。
内部衣服16を、以下の説明のように構成してもよい。
図10,11,12に示すように、綿素材等の布地がベスト状に裁断されて、生地部33が形成されている。
作業者が内部衣服16を着用すると、パッド部38〜40が作業者の外面(肌)に接する状態となり、生地部33が作業服30の内面に接する状態となる。
この場合、アシスト器具を装備しても、アシスト器具の重量等により、パッド部38〜40が押し潰されないように、パッド部38〜40は十分な強度を備えている。
作業服30の電動ファン31により作業服30の内側に吸入された外気は、開口部49から内部衣服16の内側に入り込み、パッド部38〜40の間の空気通路48をランダムに通って、作業者の腰及び背中を通り首の後側に流れ、作業者の腰から腹及び胸を通り顎及び腋の下に流れると考えられる。
前述の(発明の実施の第1別形態)において、パッド部34〜37が、生地部33の内面に、生地部33から内側に突出するように設けられ、生地部33の内面に沿って間隔を開けて配置されるように構成してもよい。
前述の(発明の実施の第2別形態)において、パッド部38〜40が、生地部33の外面に、生地部33から外側に突出するように設けられて、生地部33の外面に沿って間隔を開けて配置されるように構成してもよい。
前述の(発明の実施の第1別形態)〜(発明の実施の第4別形態)において、空気通路41〜48に加えて、複数の空気通路(図示せず)を、生地部33の内面(外面)に沿ってパッド部34〜40を貫通するように、パッド部34〜40に開口してもよい。
内部衣服16において、胴部21、肩部22、首開口部26及び腕開口部27を備えた内側の生地部33を設け、胴部21、肩部22、首開口部26及び腕開口部27、開口部49を備えた外側の生地部33を設けて、内側の生地部33と外側の生地部33との間に亘って、パッド部38〜40を取り付けるように構成してもよい。
内部衣服16を、ベスト型式ではなく、半袖型式や、長袖型式に構成してもよい。糸部材28及びパッド部34〜40に代えて、硬質の合成樹脂(プラスティック等)や、金属製の金網等を、支持部として使用してもよい。
22 肩部
26 首開口部
27 腕開口部
28 糸部材(支持部)
29 空間(空気通路)
30 作業服
33 生地部
34〜40 パッド部(支持部)
41〜48,51 空気通路
Claims (4)
- 作業者が着用することにより、作業者の胴に位置する胴部と、作業者の右及び左の肩に位置する右及び左の肩部と、作業者の首が通る首開口部と、作業者の右及び左の腕が通る右及び左の腕開口部とが備えられ、
外側に着用される作業服の内面が作業者の外面から離れて外側に位置するように、前記作業服の内面を支持する支持部が備えられて、
前記作業服の内面に沿って空気が通過することを許容する空気通路が、前記作業服の内面と作業者の外面との間に形成される内部衣服。 - 前記空気通路が、前記支持部に設けられている請求項1に記載の内部衣服。
- 前記胴部と前記肩部と前記首開口部と前記腕開口部とを有して、作業者の外面に接する生地部が設けられて、
複数の前記支持部が、前記生地部の外面に、前記生地部から外側に突出するように設けられ、前記生地部の外面に沿って間隔を開けて配置されて、
隣接する前記支持部の間が、前記空気通路である請求項1又は2に記載の内部衣服。 - 前記胴部と前記肩部と前記首開口部と前記腕開口部とを有して、前記作業服の内面に接する生地部が設けられて、
複数の前記支持部が、前記生地部の内面に、前記生地部から内側に突出するように設けられ、前記生地部の内面に沿って間隔を開けて配置されて、
隣接する前記支持部の間が、前記空気通路である請求項1又は2に記載の内部衣服。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11158710A (ja) * | 1997-12-01 | 1999-06-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 発熱または冷却用小型熱源内蔵型暖房または冷房衣服 |
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CN111567919B (zh) * | 2020-05-22 | 2022-02-18 | 重庆东登科技有限公司 | 应急救援用防护服 |
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