JP2020040670A - 金属製の機械部品の保管準備方法及び保管準備装置 - Google Patents

金属製の機械部品の保管準備方法及び保管準備装置 Download PDF

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【課題】金属製の機械部品を長期にわたって防錆効果を得ながら保管容器内に保管することができるようにした金属製の機械部品の保管準備方法及び保管準備装置を提供する。【解決手段】潤滑油型防錆油を充填され、この潤滑油型防錆油中に金属製の機械部品が浸漬された状態の袋状の包装容器を、開口部を上方にした状態で減圧チャンバ内に配置する配置ステップS10と、その後、前記減圧チャンバ内を減圧する減圧ステップS30と、減圧ステップによる前記減圧の完了を判定する判定ステップS40,S60と、前記判定ステップにより前記減圧の完了が判定されたら前記開口部をシールするシールステップS70と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ギヤ等を含んだ金属製の機械部品の保管に用いて好適の、金属製の機械部品の保管準備方法及び保管準備装置に関するものである。
物品の保管方法として、物品を機密性のある包被シート内に入れ、大気圧以下に減圧して保管する方法がある(特許文献1参照)。かかる保管方法では、物品が外気に露出しないため、物品に対する防錆効果を期待することができる。
特開平7−187130号公報
しかしながら、物品が金属製の機械部品の場合、例えば歯車の歯先のような比較的鋭利な形状を表面に有するものがあり、この場合、包被シートあるいは包装袋等の保管容器が金属製の機械部品と擦れて破れてしまうおそれもあり、保管容器が破れると金属製の機械部品の保管自体に支障を来すことになる。
また、金属製の機械部品を保管容器内に入れて単に大気圧以下に減圧するだけでは真空に近い状態にすることが困難なため、包被シート内に空気が残存して、この空気に含まれる酸素が防錆を阻害するため、十分な防錆効果を得ることができない。
本発明は、このような課題に着目して創案されたもので、金属製の機械部品を長期にわたって防錆効果を得ながら保管容器内に保管することができるようにした金属製の機械部品の保管準備方法及び保管準備装置を提供することを目的としている。
本発明の金属製の機械部品の保管準備方法は、潤滑油型防錆油を充填され、前記潤滑油型防錆油中に金属製の機械部品が浸漬された状態の気密性及び柔軟性を有する袋状の包装容器を、開口部を上方にした状態で減圧チャンバ内に配置する配置ステップと、その後、前記減圧チャンバ内を減圧する減圧ステップと、前記減圧ステップによる前記減圧の完了を判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記減圧の完了が判定されたら前記開口部をシールするシールステップと、を有することを特徴としている。
本発明の金属製の機械部品の保管準備装置は、潤滑油型防錆油を充填され、前記潤滑油型防錆油中に金属製の機械部品が浸漬された状態の袋状の包装容器を、開口部を上方にした状態で配置する傾斜台を有する減圧チャンバと、前記減圧チャンバの内部を減圧する減圧装置と、前記傾斜台に配置された前記開口部をシールするシール装置と、前記減圧装置及び前記シール装置の作動を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記減圧装置の作動を制御する減圧制御手段と、前記減圧制御手段の制御による減圧中に前記減圧の完了を判定する判定手段と、前記判定手段により前記減圧の完了が判定されたら前記シール装置を作動させるシール制御手段と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、袋状の包装容器内の潤滑油型防錆油中に金属製の機械部品を浸漬し且つ包装容器の開口部を上方にした状態で、包装容器を減圧チャンバ内に配置し、減圧チャンバ内を減圧すると、包装容器内も減圧されて上方の開口部から脱気されていく。減圧チャンバ内の減圧の進行に従って包装容器内の脱気も進行する。そして、減圧チャンバ内の減圧の完了を判定してから、開口部をシールすることにより、包装容器は、内部が十分に減圧された低圧状態で密封される。
これにより、金属製の機械部品の空気による酸化(錆の発生)が抑制される。また、包装容器と金属製の機械部品との間に潤滑油型防錆油が介在するので、金属製の機械部品の擦れ等による包装容器の破損も抑制される。
この結果、金属製の機械部品を長期にわたって防錆効果を得ながら保管容器内に保管することができるようになる。
本発明の一実施形態にかかる金属製の機械部品の保管準備装置について示す図であり、(a)はその装置構成を示す部分断面図、(b)はその減圧チャンバ内における包装容器の状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態にかかる金属製の機械部品の保管状態を示す図であり、(a)はその包装容器の正面図、(b)はその包装容器の側面である。 本発明の一実施形態にかかる包装容器の状態を示す斜視図であり、(a)はシール前の状態を示し、(b)はシール後の状態を示し、(c)は比較例に係るシール後の状態を示している。 本発明の一実施形態にかかる金属製の機械部品の保管準備方法を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することや適宜組み合わせることが可能である。
[装置構成]
図1に示すように、本実施形態にかかる金属製の機械部品の保管準備装置1は、袋状の包装容器10を配置する傾斜台21を有する減圧チャンバ2と、減圧チャンバ2の内部を減圧する減圧装置3と、包装容器10の開口部11をシールするシール装置4と、減圧チャンバ2の内圧を測定する圧力センサ5と、圧力センサ5の検出情報に基づいて減圧装置3及びシール装置4を制御する制御装置6と、を備えている。
本実施形態では、減圧チャンバ2は六面を壁部で包囲された直方体形状に形成されているが、減圧チャンバ2の形状はこれに限定されるものではない。減圧チャンバ2内に装備された傾斜台21は、減圧チャンバ2の底面部2aに対して傾斜して設置されている。また、本実施形態では、減圧チャンバ2自体も傾斜台21と同様に傾斜して使用される。
袋状の包装容器10はガスバリアタイプの樹脂容器であって、例えばポリエチレン製の袋を適用することができる。この包装容器10の内部には、潤滑油型防錆油12が充填され、保管対象の金属製の機械部品13がこの潤滑油型防錆油12中に浸漬するように開口部11から入れられている。保管対象の金属製の機械部品13は、金属製(例えば鋼製)であり、例えば歯車のような比較的鋭利な形状を表面に有する機械部品であり、以下、単に機械部品ともいう。
このように潤滑油型防錆油12及び機械部品13が内蔵された包装容器10は、開口部11を上方にした状態で傾斜台21の傾斜した上面21aに配置される。なお、傾斜台21の上面21aの下部には、包装容器10の自重による滑りを防止する支持部材22が立設される〔図1(b)では図示略〕。
シール装置4は、傾斜台21の上面21aの上方への延長上の傾斜台21の直近に配置されている。このシール装置4には、樹脂製の包装容器10の開口部11を上下から挟んで加熱することで溶着するヒートシーラーが適用されている。なお、支持部材22は、傾斜台21の上面21aに包装容器10を載置すると、包装容器10の開口部11がシール装置4に挟まれる位置に来るように配置されている。なお、支持部材22は、傾斜台21の上面21aに沿って上下方向に位置調整可能であってもよい。
また、本実施形態では、傾斜台21の上面21aの上部に、傾斜台21の上面21aに包装容器10を配置する際に、包装容器10の上部(開口部11の近く)を上下から挟み込むようにして、包装容器10内の上部の容積を減少させて包装容器10内に残存する空気を排出させて減少させる空気排出用治具7が装備されている〔図1(b)では図示略〕。
減圧装置3は、減圧チャンバ2内に連通する配管31と、配管31に接続された吸引ポンプ(真空引きポンプ)32とを備えている。
圧力センサ5は、減圧チャンバ2の壁部に埋設され減圧チャンバ2の内圧を測定する。
制御装置6は、図示しないROM,RAM等の記憶装置、中央演算装置、入出力装置、タイマとして使用するカウンタ等を内蔵した電子制御ユニットである。
制御装置6は、減圧指令に基づいて、減圧装置3の吸引ポンプ32を作動させて減圧チャンバ2内を減圧する減圧制御部(減圧制御手段)61と、この減圧中に圧力センサ5で減圧チャンバ2の内圧を測定しながら、圧力センサ5の測定情報(減圧チャンバ2の内圧値)から得られる減圧チャンバ2の内圧状態に基づいて減圧チャンバ2内の減圧の完了を判定する判定部(判定手段)62と、判定部62により減圧の完了が判定されたらシール装置4を作動させて包装容器10の開口部11の近くをシールするシール制御部(シール制御手段)63と、を備えている。このシール制御部63によるシール時には、これと同時又はシール完了直後に減圧制御部61は吸引ポンプ32の停止を指令する。
機械部品13の保管状態としては、図2(a),(b)に示すように、包装容器10の内部に空気が残存しないようにしてシール処理(符号14参照)を行いたい。
つまり、傾斜台21に包装容器10を載置すると、図3(a)に示すように、包装容器10の開口部11の近傍に空気15が残存している。図3(b)に示すように、この空気を十分に除去した状態(符号15a参照)でシール処理を行いたい。
判定部62により判定される減圧完了とは、包装容器10内の空気残存量が少なくとも想定する一定期間は一定以上の防錆効果が得られる程度に減圧されていること、即ち、上記のように空気を十分に除去した状態になったことを意味する。
図3(c)に示すように、包装容器10内の空気を十分に除去できず空気が多く残存した状態(符号15b参照)でシール処理がなされると、残存した空気で機械部品が酸化(錆の発生)してしまう。
空気が残存してしまう原因の一つに、包装容器10の内圧の減圧不足が挙げられる。
圧力センサ5によって減圧チャンバ2の内圧を測定しながら減圧装置3を作動させることにより、減圧チャンバ2の内圧を予め設定された所定圧力(真空に近い目標圧力)まで減圧させることができる。しかし、本願発明者が、減圧チャンバ2の内圧が所定圧力(真空に近い目標圧力)まで減圧したところでシール処理を行ったところ、包装容器10内の空気を十分に除去できずシール処理後に空気が多く残存してしまうことを発見した。
この原因を究明したところ、減圧チャンバ2の内圧の低下に対して包装容器10の内圧の低下が遅れてしまい、減圧チャンバ2の内圧が所定圧力まで減圧しても、包装容器10の内圧は所定圧力まで減圧しないためであることがわかった。
そこで、本実施形態では、制御装置6は、減圧装置3を作動させて減圧チャンバ2の内部を減圧しながら圧力センサ5により測定された減圧チャンバ2の内圧が予め設定された所定圧以下である減圧状態が予め設定された所定期間継続したら、シール装置4を作動させて開口部11をシールし、このシール処理と並行して、或いはシール処理の完了直後に、減圧装置3を停止させるように制御する。
[方法の構成]
図4は本実施形態にかかる金属製の機械部品の保管準備方法を示すフローチャートである。
なお、本方法では、予め水置換剤を用いて機械部品13の表面の水分を除去し(水分除去ステップ)、その後、機械部品13の表面に潤滑油型防錆油を塗布して減圧チャンバ2内に収納するまでの間の防錆を行う。これにより、機械部品13が包装容器10内に収容する前にも機械部品13を防錆することができる。
そして、袋状の包装容器10内に潤滑油型防錆油12を充填し、防錆処理をしておいた機械部品13を開口部11から包装容器10内に収容させて潤滑油型防錆油12中に機械部品13を浸漬させた状態とする。
金属製の機械部品の保管準備としては、このような前処理の後、図4に示すように、本処理を行う。
まず、潤滑油型防錆油12を充填され、潤滑油型防錆油12中に機械部品13が浸漬された状態の袋状の包装容器10を、開口部11を上方にした状態で減圧チャンバ10内に配置する(ステップS10、配置ステップ)。
この包装容器10を配置する際に、包装容器10の開口部11を空気排出用治具7内に通して空気排出用治具7の上方に抜き出すように配置することで、包装容器10の上部の容積を減少させて、包装容器10内に残存する空気を減少させることができる。
その後、減圧指令があるかを判定し(ステップS20)、減圧指令がなければリターンする。減圧指令があったら、減圧装置3を作動させて減圧チャンバ2内を減圧する(ステップS30、減圧ステップ)。この減圧ステップの実施中に圧力センサ5によって減圧チャンバ2の内圧Pを測定する(ステップS30、内圧測定ステップ)。
そして、減圧チャンバ2の内圧Pが所定圧力(真空に近い目標圧力)P0以下になったか否かを判定し(ステップS40、判定ステップ)、内圧Pが所定圧力P0以下でなければ、タイマを0リセットして(ステップS90)リターンする。内圧Pが所定圧力P0以下であれば、タイマカウントを実施し(ステップS50)、タイマカウント値Tが所定期間に対応した値T1以上になったか否かを判定する(ステップS60、判定ステップ)。
タイマカウント値Tが所定値T1以上にならなければリターンする。タイマカウント値Tが所定値T1以上になったら、包装容器10のシール装置4を作動させて開口部11をシールする(ステップS70、シールステップ)。その後、減圧装置3を停止させて減圧を終了する(ステップS80)。
[作用,効果]
このようにして、本装置及び方法によれば、内圧Pが所定圧力P0以下の状態が所定期間以上継続してから開口部11をシールするので、包装容器10の内圧が所定圧力まで減圧P0して包装容器10内の空気が十分に排除されてから開口部11がシールされる。
このため、包装容器10内の空気に含まれた酸素による金属製の機械部品13の酸化(錆付き)が大幅に抑制される。
また、機械部品13が例えば歯車の歯先のような比較的鋭利な形状を表面に有する金属製の機械部品などの場合、機械部品13の擦れ等による包装容器10の破損のおそれがあるが、包装容器10と機械部品13との間に潤滑油型防錆油12が介在するので、機械部品13の擦れ等による包装容器10の破損も抑制される。
したがって、金属製の機械部品13を防錆しながら長期にわたって保管することができる。
この結果、金属製の機械部品を長期にわたって防錆効果を得ながら保管容器内に保管することができるようになる。
また、保管には潤滑油型防錆油12が用いられるので、包装容器10の破損の抑制だけでなく、金属製の機械部品13の防錆保護効果も増大する。
[その他]
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はかかる実施形態を適宜変更して実施してもよい。
例えば、上記実施形態では、判定部62或いは判定ステップでは、内圧Pが所定圧力P0以下の状態が所定期間以上継続したことから減圧が完了したことを判定しているが、かかる減圧完了の判定は、これに限るものではない。
例えば、圧力センサ5によって測定された減圧チャンバ2の内圧Pが、包装容器10の内圧として必要な減圧値である所定圧力P0よりも低めの圧力値P1(<P0)以下になったら減圧完了と判定してもよい。
また、予めサンプルを用いて減圧装置3による減圧運転時間(連続作動時間)と減圧チャンバ2或いは包装容器10の内圧の低下との関係を取得して、減圧チャンバ2の内圧P或いは包装容器10の内圧が目標圧に低下する状態までの時間減圧装置3による減圧運転を実施したら減圧完了と判定してもよい。
また、上記実施形態では、包装容器を例えばポリエチレン袋等のガスバリアタイプの樹脂容器としているが、包装容器はこれに限定されない。
また、上記実施形態では、配置ステップの前に、水分除去ステップや防錆油塗布ステップを有しているが、配置ステップまでの時間が短ければ、これらのステップの何れか又は両方を省略してもよい。
さらに、金属製の機械部品には例えば歯車の歯先のような比較的鋭利な形状を表面に有するものを例示したが、金属製の機械部品はこれに限定されるものではない。
1 保管準備装置
2 減圧チャンバ
3 減圧装置
4 シール装置
5 圧力センサ
6 制御装置
10 包装容器
11 包装容器10の開口部
12 潤滑油型防錆油
13 保管対象の金属製の機械部品
21 傾斜台
61 減圧制御部(減圧制御手段)
62 判定部(判定手段)
63 シール制御部(シール制御手段)
S10 配置ステップ
S30 減圧ステップ,内圧測定ステップ
S40,S60 判定ステップ
S70 シールステップ

Claims (10)

  1. 潤滑油型防錆油を充填され、前記潤滑油型防錆油中に金属製の機械部品が浸漬された状態の気密性及び柔軟性を有する袋状の包装容器を、開口部を上方にした状態で減圧チャンバ内に配置する配置ステップと、
    その後、前記減圧チャンバ内を減圧する減圧ステップと、
    前記減圧ステップによる前記減圧の完了を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記減圧の完了が判定されたら前記開口部をシールするシールステップと、を有する
    ことを特徴とする金属製の機械部品の保管準備方法。
  2. 前記減圧ステップの実施中に前記減圧チャンバの内圧を測定する内圧測定ステップをさらに備え、
    前記判定ステップでは、前記内圧測定ステップにより測定された前記減圧チャンバの内圧値に基づいて前記減圧の完了を判定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の金属製の機械部品の保管準備方法。
  3. 前記判定ステップでは、前記内圧測定ステップにより測定された前記減圧チャンバの内圧が予め設定された所定圧以下である減圧状態が予め設定された所定期間継続したら、前記減圧が完了したと判定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の金属製の機械部品の保管準備方法。
  4. 前記包装容器はガスバリアタイプの樹脂容器である
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の金属製の機械部品の保管準備方法。
  5. 前記配置ステップの前に水置換剤を用いて前記金属製の機械部品の表面の水分を除去する水分除去ステップを有している
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の金属製の機械部品の保管準備方法。
  6. 前記水分除去ステップと前記配置ステップとの間に、前記金属製の機械部品の表面に潤滑油型防錆油を塗布する防錆油塗布ステップを有している
    ことを特徴とする請求項5記載の金属製の機械部品の保管準備方法。
  7. 潤滑油型防錆油を充填され、前記潤滑油型防錆油中に金属製の機械部品が浸漬された状態の袋状の包装容器を、開口部を上方にした状態で配置する傾斜台を有する減圧チャンバと、
    前記減圧チャンバの内部を減圧する減圧装置と、
    前記傾斜台に配置された前記開口部をシールするシール装置と、
    前記減圧装置及び前記シール装置の作動を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記減圧装置の作動を制御する減圧制御手段と、
    前記減圧制御手段の制御による減圧中に前記減圧の完了を判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記減圧の完了が判定されたら前記シール装置を作動させるシール制御手段と、を有する
    ことを特徴とする金属製の機械部品の保管準備装置。
  8. 前記減圧チャンバの内圧を測定する圧力センサをさらに備え、
    前記判定手段は、前記圧力センサにより測定された前記減圧チャンバの内圧値に基づいて前記減圧の完了を判定する
    ことを特徴とする請求項7に記載の金属製の機械部品の保管準備装置。
  9. 前記判定手段は、前記圧力センサにより測定された前記減圧チャンバの内圧が予め設定された所定圧以下である減圧状態が予め設定された所定期間継続したら、前記減圧が完了したと判定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の金属製の機械部品の保管準備装置。
  10. 前記包装容器はガスバリアタイプの樹脂容器である
    ことを特徴とする請求項7〜9の何れか1項に記載の金属製の機械部品の保管準備装置。
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