JP2020040552A - ステアリング装置 - Google Patents
ステアリング装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020040552A JP2020040552A JP2018170137A JP2018170137A JP2020040552A JP 2020040552 A JP2020040552 A JP 2020040552A JP 2018170137 A JP2018170137 A JP 2018170137A JP 2018170137 A JP2018170137 A JP 2018170137A JP 2020040552 A JP2020040552 A JP 2020040552A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- torque
- command signal
- motor command
- steering device
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Abstract
Description
本発明の目的の一つは、電動モータのトルク振動を抑制できるステアリング装置を提供することにある。
図1は、実施形態1のステアリング装置1の構成図である。
ステアリング装置1は、エンジンを動力源とする車両に搭載されている。ステアリング装置1は、操舵機構2、電動モータ3およびコントロールユニット(以下、ECU)4を有する。
操舵機構2は、転舵輪である前輪18を転舵させる。操舵機構2は、ステアリングホイール5、操舵軸6、ピニオン7、ラックバー8およびタイロッド9を有する。ステアリングホイール5に入力された操舵トルクは、操舵軸6からピニオン7へ伝達され、ピニオン7と噛み合うラック10によりラックバー8の推力へ変換される。ラックバー8の直線運動はタイロッド9へ伝達され、前輪18が転舵される。操舵軸6は、インプットシャフト11、トーションバー12およびピニオンシャフト13を有する。インプットシャフト11およびピニオンシャフト13は、トーションバー12の捩れにより互いに相対回転可能である。
電動モータ3は、1つのロータ19の外周に第1ステータコイル20aおよび第2ステータコイル20bが設けられた二重三相ブラシレスモータである。第1ステータコイル20aのみを通電したときの最大モータ出力と、第2ステータコイル20bのみを通電したときの最大モータ出力は同一である。電動モータ3は、駆動回路であるインバータ21{第1インバータ(第1駆動回路)21a、第2インバータ(第2駆動回路)21b}から供給される電流に応じてアシストトルク(モータトルク)を出力する。ECU4は、第1ステータコイル20aに電力を供給する第1系統と、第2ステータコイルに電力を供給する第2系統との2つの制御系統を持つ。また、トルクセンサ16についても、第1系統と第2系統とで2系統化している。以下の説明では、両系統を区別する場合、第1系統に対応する部位には符号の末尾にaを付記し、第2系統に対応する部位には符号の末尾にbを付記する。
インバータ21は、図外のバッテリからの直流電力を交流電力に変換し、電動モータ3のステータコイル20へ供給する。インバータ21は、スイッチング素子であるMOSFETを各相二組ずつ用いた三相ブリッジ回路を有する。各MOSFETのオン/オフは、MOSFETの制御端子(ゲート端子)に入力されるモータ指令信号により制御される。
MCU22は、センサ信号入力部(トルク信号入力部)23、モータ指令信号生成部24、モータ指令信号出力部25およびマイコン間通信部26を有する。
モータ指令信号生成部24は、各信号に基づき、インバータ21に出力されるモータ指令信号(PWM信号)を生成する。
モータ指令信号出力部25は、生成されたモータ指令信号をインバータ21へ出力する。
マイコン間通信部26aは、第1MCU(第1マイクロプロセッサ)22aまたは第2MCU(第2マイクロプロセッサ)22bの演算周期に関する信号を通信する。例えば、第1マイコン間通信部26aは、第1MCU22aの指令信号出力部25aから第1インバータ21aへ出力されるPWM同期信号を第2マイコン間通信部26bへ送信する。
演算周期同期部27は、車両のイグニッションスイッチ(起動スイッチ)がオンされてからオフされるまでの間、第2マイコン間通信部26bが受信した第1MCU22aのPWM同期信号に基づき、一定の時間間隔毎に、第1MCU22aの演算周期と第2MCU22bの演算周期の同期をとる。
振動成分検出部28は、トルク信号に含まれる振動成分を検出する。具体的には、振動成分検出部28は、ハイパスフィルタ30を有し、ハイパスフィルタ30を用いて、トルク信号に含まれる所定周波数以上の周波数成分を振動成分として抽出する。ハイパスフィルタ30のカットオフ周波数は、トルク信号に含まれる振動成分を抽出可能な値とする。ハイパスフィルタをデジタルフィルタとし、運転状況に応じてカットオフ周波数を可変としてもよい。
また、位相可変処理部29は、ずらし量可変制御として、位相可変処理の開始時にはずらし量を目標とするずらし量まで徐々に大きくすると共に、位相可変処理の中止時にはずらし量を徐々に0まで小さくする。
第2MCU22bは、第1MCU22aから第1インバータ21aへ出力される第1モータ指令信号の出力タイミングと、第2MCU22bから第2インバータ21bへ出力される第2モータ指令信号の出力タイミングとをずらず位相可変処理を行う位相可変処理部29を有する。第1モータ指令信号と第2モータ指令信号が出力されるタイミングがそれぞれ異なることにより、第1モータ指令信号と第2モータ指令信号とを合わせた信号の出力タイミングがより細分化される。これにより、電動モータ3のトルク振動を抑制でき、滑らかなモータ駆動を実現できる。この結果、操舵フィーリングを向上できる。
第2MCU22bの振動成分検出部28は、トルク信号に含まれる振動成分を検出し、位相可変処理部29は、振動成分検出部28によって検出された振動成分に基づき、位相可変処理を行う。トルク信号に含まれる振動成分に基づき、第1モータ指令信号に含まれる振動成分と第2モータ指令信号に含まれる振動成分とが、互いに抑制されるように第1モータ指令信号と第2モータ指令信号の出力タイミングをずらすことにより、電動モータ3のトルク振動を抑制できる。
位相可変処理部29は、位相可変処理を実施中に、振動成分検出部28によって検出された振動成分のピーク値が、第1所定値よりも低い第2所定値未満となったとき、位相可変処理を中止する。つまり、位相可変処理の中止判断に、いわゆるヒステリシスを設定することにより、位相可変処理の介入の有無が煩雑に切り替わる、いわゆる制御ハンチングを抑制できる。
位相可変処理部29は、第2モータ指令信号生成部24bと第2モータ指令信号出力部25bとの間に設けられ、第2モータ指令信号生成部24bで生成された第2モータ指令信号が第2モータ指令信号出力部25bに出力されるタイミングがずれるように、位相可変処理を行う。これにより、第1センサ信号入力部(第1トルク信号入力部)23aと第2センサ信号入力部(第2トルク信号入力部)23bにおけるトルク信号のデータサンプリングのタイミングを両入力部23a,23bで共通化できるため、制御の簡略化を図れる。
位相可変処理部29は、振動成分検出部28によって検出された振動成分のピーク値に基づき、ずらし量を可変に制御する。ずらし量を振動成分の特徴に応じて設定することにより、電動モータ3のトルク振動を効果的に抑制できる。
位相可変処理部29は、電動モータ3の回転速度に基づき、ずらし量を可変に制御する。電動モータ3の固有の振動成分は、回転速度に応じて変化する。よって、回転速度に応じてずらし量を変えることにより、電動モータ3の固有の振動成分を効果的に抑制できる。
位相可変処理部29は、位相可変処理の開始時にはずらし量が徐々に増加し、位相可変処理の中止時にはずらし量が徐々に小さくなるようにずらし量可変制御を行う。これにより、ずらし量の調整に伴う操舵フィーリングの急変を抑制でき、ドライバに与える違和感を軽減できる。
位相可変処理部29は、演算周期同期部27によって第1MCU22aの演算周期と第2MCU22bの演算周期の同期がとられた状態から、位相可変処理を行う。これにより、適正なずらし量が得られるため、高精度の位相可変処理を実現できる。
演算周期同期部27は、ステアリング装置1が搭載された車両のイグニッションスイッチがオンされたときからオフされるまでの間、複数回、第1MCU22aの演算周期と第2MCU22bの演算周期の同期をとる。つまり、1トリップ中に複数回、両MCU22a,22bの演算周期を同期させることにより、位相可変処理の精度をさらに向上できる。
実施形態2の基本的な構成は実施形態1と同じであるため、実施形態1と相違する部分のみ説明する。
図3は、実施形態2の第2MCU22bの構成図である。
第1モータ指令信号生成部24aは、第1センサ信号入力部23aにより第1のタイミングでサンプリング(取得)されたトルク信号(以下、第1サンプリングトルク信号)に基づき、第1モータ指令信号を生成する。
位相可変処理部32は、第2トルクセンサ16bから出力されるトルク信号を、第1のタイミングとは異なる第2のタイミングにおいて、第2センサ信号入力部23bに受信させる。
第2モータ指令信号生成部24bは、第2センサ信号入力部23bにより第2のタイミングでサンプリングされたトルク信号(以下、第2サンプリングトルク信号)に基づき、第2モータ指令信号を生成する。
また、第2センサ信号入力部23bは第2サンプリングトルク信号のみを受信するため、第2センサ信号入力部23bが第1サンプリングトルク信号と第2サンプリングトルク信号の双方を受信する場合と比べて、第2センサ信号入力部23bにおけるトルク信号の受信頻度を低減できる。これにより、第2MCU22bの演算負荷増大を抑制できる。
実施形態3の基本的な構成は実施形態2と同じであるため、実施形態2と相違する部分のみ説明する。
図4は、実施形態3の第2MCU22bの構成図である。
第2センサ信号入力部23bは、第1サンプリングトルク信号と第2サンプリングトルク信号の双方を受信する。
位相可変処理部33は、第2センサ信号入力部23bと第2モータ指令信号生成部24bとの間に設けられている。位相可変処理部33は、第2センサ信号入力部23bから出力されるトルク信号のうち、第1サンプリングトルク信号を除き、第2サンプリングトルク信号を、第2モータ指令信号生成部24bへ出力する。
実施形態3では、第2センサ信号入力部23bが第1サンプリングトルク信号と第2サンプリングトルク信号の双方を受信することにより、第2センサ信号入力部23bにおけるトルク信号のサンプリングタイミングの調整が不要となる。
以上、本発明を実施するための実施形態を説明したが、本発明の具体的な構成は実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、電動モータは、1つのロータの外周に第1ステータコイルおよび第2ステータコイルの双方が設けられていてもよいし、第1ステータコイルと第2ステータコイルのそれぞれが別々のロータ(第1ロータ部材、第2ロータ部材)の外周に設けられていてもよい。
車両の起動スイッチは、イグニッションスイッチであってもよいし、ハイブリッド車両や電動車両のスタートスイッチであってもよい。
駆動回路は、インバータを含むものであれば、インバータを駆動するプリドライバを持つ構成としてもよい。
トルク検出部は1つであってもよいし、複数であってもよい。
2 操舵機構
3 電動モータ
16 トルクセンサ(トルク検出部)
16a 第1トルクセンサ(第1トルク検出部)
16b 第2トルクセンサ(第2トルク検出部)
18 前輪(転舵輪)
19 ロータ
20a 第1ステータコイル
20b 第2ステータコイル
21a 第1インバータ(第1駆動回路)
21b 第2インバータ(第2駆動回路)
22a 第1MCU(第1マイクロプロセッサ)
22b 第2MCU(第2マイクロプロセッサ)
23a 第1センサ信号入力部(第1トルク信号入力部)
23b 第2センサ信号入力部(第2トルク信号入力部)
24a 第1モータ指令信号生成部
24b 第2モータ指令信号生成部
25a 第1モータ指令信号出力部
25b 第2モータ指令信号出力部
26a 第1マイコン間通信部
26b 第2マイコン間通信部
27 演算周期同期部
28 振動成分検出部
29 位相可変処理部
30 ハイパスフィルタ
Claims (17)
- ステアリング装置において、
転舵輪を転舵させる転舵機構と、
電動モータであって、ロータと、第1ステータコイルと、第2ステータコイルを備え、前記転舵機構に操舵力を付与する、
前記電動モータと、
第1駆動回路であって、前記第1ステータコイルに供給される電力を制御する第1インバータを含む前記第1駆動回路と、
第2駆動回路であって、前記第2ステータコイルに供給される電力を制御する第2インバータを含む前記第2駆動回路と、
トルク検出部であって、前記転舵機構に生じる操舵トルクを検出し、前記操舵トルクの信号であるトルク信号を出力する前記トルク検出部と、
第1マイクロプロセッサであって、第1トルク信号入力部と、第1モータ指令信号生成部と、第1モータ指令信号出力部を備え、
前記第1トルク信号入力部は、前記トルク信号を受信するものであり、
前記第1モータ指令信号生成部は、前記トルク信号に基づき、前記第1駆動回路に出力される第1モータ指令信号を生成するものであり、
前記第1モータ指令信号出力部は、前記第1モータ指令信号を出力するものである、
前記第1マイクロプロセッサと、
第2マイクロプロセッサであって、第2トルク信号入力部と、第2モータ指令信号生成部と、第2モータ指令信号出力部と、位相可変処理部を備え、
前記第2トルク信号入力部は、前記トルク信号を受信するものであり、
前記第2モータ指令信号生成部は、前記トルク信号に基づき、前記第2駆動回路に出力される第2モータ指令信号を生成するものであり、
前記第2モータ指令信号出力部は、前記第2モータ指令信号を出力するものであり、
前記位相可変処理部は、前記第1モータ指令信号出力部から前記第1モータ指令信号が出力されるタイミングと、前記第2モータ指令信号出力部から前記第2モータ指令信号が出力されるタイミングをずらす位相可変処理を行うものである、
前記第2マイクロプロセッサと、
を有するステアリング装置。 - 請求項1に記載のステアリング装置において、
前記第2マイクロプロセッサは、振動成分検出部を備え、
前記振動成分検出部は、前記トルク信号に含まれる振動成分を検出するものであり、
前記位相可変処理部は、前記振動成分検出部によって検出された前記振動成分に基づき、前記位相可変処理を行うステアリング装置。 - 請求項2に記載のステアリング装置において、
前記位相可変処理部は、前記振動成分検出部によって検出された前記振動成分のピーク値が第1所定値以上のとき、前記位相可変処理を行うステアリング装置。 - 請求項3に記載のステアリング装置において、
前記位相可変処理部は、前記位相可変処理を実施中に、前記振動成分検出部によって検出された前記振動成分のピーク値が、前記第1所定値より低い第2所定値未満となったとき、前記位相可変処理を中止するステアリング装置。 - 請求項2に記載のステアリング装置において、
前記振動成分検出部は、ハイパスフィルタを含み、前記トルク信号が前記ハイパスフィルタを通過することで前記振動成分が抽出されるステアリング装置。 - 請求項1に記載のステアリング装置において、
前記位相可変処理部は、前記第2モータ指令信号生成部と前記第2モータ指令信号出力部の間に設けられ、前記第2モータ指令信号生成部で生成された前記第2モータ指令信号が前記第2モータ指令信号出力部に出力されるタイミングがずれるように、前記位相可変処理を行うステアリング装置。 - 請求項1に記載のステアリング装置において、
前記第1トルク信号入力部は、前記トルク検出部から周期的に送信される前記トルク信号を受信し、
前記第1モータ指令信号生成部は、第1のタイミングにおいてサンプリングされた前記トルク信号である第1サンプリングトルク信号に基づき、前記第1モータ指令信号を生成し、
前記第2トルク信号入力部は、前記トルク検出部から周期的に送信される前記トルク信号を受信し、
前記位相可変処理部は、前記第1のタイミングとは異なるタイミングである第2のタイミングにおいてサンプリングされた前記トルク信号である第2サンプリングトルク信号を前記第2モータ指令信号生成部に出力し、
前記第2モータ指令信号生成部は、前記第2サンプリングトルク信号に基づき、前記第2モータ指令信号を生成するステアリング装置。 - 請求項7に記載のステアリング装置において、
前記位相可変処理部は、前記トルク検出部から出力される前記トルク信号を、前記第2のタイミングにおいて、前記第2トルク信号入力部に受信させるステアリング装置。 - 請求項7に記載のステアリング装置において、
前記第2トルク信号入力部は、前記第1サンプリングトルク信号および前記第2サンプリングトルク信号の両方を受信し、
前記位相可変処理部は、前記第2トルク信号入力部から出力される前記トルク信号のうち、前記第1サンプリングトルク信号を除き、前記第2サンプリングトルク信号を、前記第2モータ指令信号生成部に出力するステアリング装置。 - 請求項1に記載のステアリング装置において、
前記位相可変処理部は、前記第1モータ指令信号出力部から前記第1モータ指令信号が出力されるタイミングに対する前記第2モータ指令信号出力部から前記第2モータ指令信号が出力されるタイミングのずらし量を可変に制御するずらし量可変制御を行うステアリング装置。 - 請求項10に記載のステアリング装置において、
前記第2マイクロプロセッサは、振動成分検出部を備え、
前記位相可変処理部は、前記振動成分検出部によって検出された前記振動成分のピーク値に基づき、前記ずらし量を可変に制御するステアリング装置。 - 請求項10に記載のステアリング装置において、
前記位相可変処理部は、前記電動モータの回転速度に基づき、前記ずらし量を可変に制御するステアリング装置。 - 請求項10に記載のステアリング装置において、
前記第2マイクロプロセッサは、振動成分検出部を備え、
前記位相可変制御部は、前記振動成分検出部によって検出された前記振動成分の周波数が高いほど、前記ずらし量が小さくなるように前記位相可変処理を行うステアリング装置。 - 請求項10に記載のステアリング装置において、
前記位相可変制御部は、前記第1モータ指令信号出力部から前記第1モータ指令信号が出力されるタイミングに対する前記第2モータ指令信号出力部から前記第2モータ指令信号が出力されるタイミングが徐々に変化するように前記ずらし量可変制御を行うステアリング装置。 - 請求項1に記載のステアリング装置において、
前記トルク検出部は、第1トルク検出部と、第2トルク検出部を含み、
前記第1トルク信号入力部は、前記第1トルク検出部から出力された前記トルク信号を受信し、
前記第2トルク信号入力部は、前記第2トルク検出部から出力された前記トルク信号を受信するステアリング装置。 - 請求項1に記載のステアリング装置において、
前記第1マイクロプロセッサは、第1マイコン間通信部を備え、
前記第2マイクロプロセッサは、第2マイコン間通信部と、演算周期同期部を備え、
前記第1マイコン間通信部と前記第2マイコン間通信部は、前記第1マイクロプロセッサの演算周期または前記第2マイクロプロセッサの演算周期に関する信号を通信し、
前記演算周期同期部は、前記第1マイクロプロセッサの演算周期と前記第2マイクロプロセッサの演算周期の同期をとるものであり、
前記位相可変処理部は、前記演算周期同期部によって前記第1マイクロプロセッサの演算周期と前記第2マイクロプロセッサの演算周期の同期がとられた状態から、前記位相可変処理を行うステアリング装置。 - 請求項16に記載のステアリング装置において、
前記演算周期同期部は、前記ステアリング装置が搭載される車両の起動スイッチがオンされたときからオフされるまでの間、複数回、前記第1マイクロプロセッサの演算周期と前記第2マイクロプロセッサの演算周期の同期をとるステアリング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018170137A JP7227721B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018170137A JP7227721B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | ステアリング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020040552A true JP2020040552A (ja) | 2020-03-19 |
JP7227721B2 JP7227721B2 (ja) | 2023-02-22 |
Family
ID=69797328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018170137A Active JP7227721B2 (ja) | 2018-09-12 | 2018-09-12 | ステアリング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7227721B2 (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027340A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Hitachi Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2006188183A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Favess Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2010130793A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電動機制御装置および運転制御方法 |
JP2011111080A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2015213407A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-26 | 株式会社デンソー | 多相交流モータの制御装置 |
JP2016013044A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 株式会社ジェイテクト | 制御装置、モータ制御装置、及びステアリング装置 |
US20180086368A1 (en) * | 2016-09-28 | 2018-03-29 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Steering system with failsafe torque sensor communication |
JP2018052311A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | アクチュエータシステム、異常検知装置 |
JP2018139480A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-09-06 | 株式会社デンソー | モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法 |
-
2018
- 2018-09-12 JP JP2018170137A patent/JP7227721B2/ja active Active
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006027340A (ja) * | 2004-07-13 | 2006-02-02 | Hitachi Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2006188183A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Favess Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
JP2010130793A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 電動機制御装置および運転制御方法 |
JP2011111080A (ja) * | 2009-11-27 | 2011-06-09 | Jtekt Corp | 電動パワーステアリング装置 |
JP2015213407A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-26 | 株式会社デンソー | 多相交流モータの制御装置 |
JP2016013044A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 株式会社ジェイテクト | 制御装置、モータ制御装置、及びステアリング装置 |
JP2018139480A (ja) * | 2016-07-11 | 2018-09-06 | 株式会社デンソー | モータ制御装置、モータ駆動システム、及び、モータ制御方法 |
US20180086368A1 (en) * | 2016-09-28 | 2018-03-29 | Steering Solutions Ip Holding Corporation | Steering system with failsafe torque sensor communication |
JP2018052311A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | アクチュエータシステム、異常検知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7227721B2 (ja) | 2023-02-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9043089B2 (en) | Actuator control apparatus | |
JP6443227B2 (ja) | 通信システム | |
EP3517406B1 (en) | Steering control apparatus | |
CN102725953A (zh) | 一种电动机控制装置及使用该电动机控制装置的电动助力转向装置 | |
JP7093298B2 (ja) | 車両搭載機器の制御装置 | |
US20190176877A1 (en) | Actuator system and abnormality detector | |
US10666179B2 (en) | Control system | |
CN109484470B (zh) | 转向操纵控制装置 | |
JP2018038176A (ja) | モータ制御装置 | |
US20180257700A1 (en) | Electric power steering device | |
CN108216353B (zh) | 车辆控制装置 | |
JP7227721B2 (ja) | ステアリング装置 | |
EP2574523B1 (en) | Vehicle steering system | |
EP3960586B1 (en) | Steering control device | |
US20240083493A1 (en) | Vehicular steering control device, steer-by-wire system, and method for controlling steer-by-wire system | |
JP2002240734A (ja) | 車両用の伝達比可変操舵制御装置 | |
JP6024503B2 (ja) | ステアリング制御装置、ステアリング制御方法 | |
JP6852580B2 (ja) | 操舵制御装置 | |
JP2003118599A (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
JP3546782B2 (ja) | 同期モータおよびその制御方法 | |
KR20060077238A (ko) | 조향 기어비 가변 시스템을 장착한 전동식 파워 스티어링시스템에서의 어시스트 맵 설정방법 | |
EP4059812B1 (en) | Steering control device | |
EP4177133A1 (en) | Control device for vehicle | |
JP2005007989A (ja) | パワーステアリング装置 | |
JP2022037765A (ja) | 操舵制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220422 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220830 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221129 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20221129 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20221206 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20221213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7227721 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |