JP2020039764A - 無菌コネクタ - Google Patents
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前記第1コネクタ部が、
内部を前記流体が流通可能な中空針と、
前記中空針の先端側の部分とは反対側の前記中空針の後端側の部分を保持することで、前記先端側の部分が突き出した状態で前記中空針を支持する底部と、前記中空針の前記先端側の部分を取り囲み一端部が前記底部に連結された筒状の側面部と、を有する筐体と、
前記筐体の内側において、前記中空針の前記先端側の部分を覆うとともに周縁部が前記中空針の周囲を取り巻く態様で前記筐体に固定された弾性膜であって、前記中空針の前記先端側の部分の方を向いた内面に、該先端側の部分の周囲を取り巻く1つ以上の溝部が形成された弾性膜と、を備えており、
前記第2コネクタ部が、
2つの端面の間に、前記流体を流通させるための貫通孔である流通孔が形成された流通孔部材と、
前記流通孔部材の前記2つの端面のうちの一方の端面に後端面で連結し、該後端面と該後端面とは反対側の前端面との間に延び前記流通孔に連通する貫通孔である連通孔が形成された連通孔部材と、
前記連通孔部材の前記前端面を、該前端面における前記連通孔の開口部を封止しつつ被覆する弾性部材と、を備え、
前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部の前記結合は、前記弾性部材により前記前端面が被覆された前記連通孔部材、および、前記流通孔部材の少なくとも前記連通孔部材側の一部が、前記底部に向かって前記側面部の内側に相対的に差し込まれることによって行われるものであって、該差し込みの際には、まず、前記第1コネクタ部の前記中空針の前記先端側の部分の延長上に前記第2コネクタ部の前記連通孔および前記流通孔が位置する状態で前記第1コネクタ部の前記弾性膜と前記第2コネクタ部の前記弾性部材とが互いに接触し、次に、前記連通孔部材が、該連通孔部材の前記前端面を被覆する前記弾性部材を介して前記弾性膜の前記内面を前記第1コネクタ部の前記中空針の前記先端側の部分に向かって押し付けることで、前記中空針が、前記先端側の部分を覆う前記弾性膜、および、前記連通孔の前記開口部を封止する前記弾性部材をこの順に貫通して前記連通孔内および前記流通孔内を前記連通孔部材の押し付け方向とは反対方向に向かって相対的に進行し前記流通孔内の所定位置に到達するものであり、
前記中空針が前記押し付け方向とは反対方向に相対的に進行する際には、前記連通孔部材は、該連通孔部材の前端面を被覆する前記弾性部材を介して、前記中空針に貫通された後の前記弾性膜を、前記中空針に沿って押し下げながら前記押し付け方向に進行するものである無菌コネクタ。
Claims (4)
- 第1コネクタ部と第2コネクタ部とで構成され、外部からの雑菌の侵入を抑制しつつ前記第1コネクタ部に対し前記第2コネクタ部が差し込まれることで前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部とが結合して前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部との間における流体の流通が可能となる無菌コネクタにおいて、
前記第1コネクタ部が、
内部を前記流体が流通可能な中空針と、
前記中空針の先端側の部分とは反対側の前記中空針の後端側の部分を保持することで、前記先端側の部分が突き出した状態で前記中空針を支持する底部と、前記中空針の前記先端側の部分を取り囲み一端部が前記底部に連結された筒状の側面部と、を有する筐体と、
前記筐体の内側において、前記中空針の前記先端側の部分を覆うとともに周縁部が前記中空針の周囲を取り巻く態様で前記筐体に固定された弾性膜であって、前記中空針の前記先端側の部分の方を向いた内面に、該先端側の部分の周囲を取り巻く1つ以上の溝部が形成された弾性膜と、を備えており、
前記第2コネクタ部が、
2つの端面の間に、前記流体を流通させるための貫通孔である流通孔が形成された流通孔部材と、
前記流通孔部材の前記2つの端面のうちの一方の端面に後端面で連結し、該後端面と該後端面とは反対側の前端面との間に延び前記流通孔に連通する貫通孔である連通孔が形成された連通孔部材と、
前記連通孔部材の前記前端面を、該前端面における前記連通孔の開口部を封止しつつ被覆する弾性部材と、を備え、
前記第1コネクタ部と前記第2コネクタ部の前記結合は、前記弾性部材により前記前端面が被覆された前記連通孔部材、および、前記流通孔部材の少なくとも前記連通孔部材側の一部が、前記底部に向かって前記側面部の内側に相対的に差し込まれることによって行われるものであって、該差し込みの際には、まず、前記第1コネクタ部の前記中空針の前記先端側の部分の延長上に前記第2コネクタ部の前記連通孔および前記流通孔が位置する状態で前記第1コネクタ部の前記弾性膜と前記第2コネクタ部の前記弾性部材とが互いに接触し、次に、前記連通孔部材が、該連通孔部材の前記前端面を被覆する前記弾性部材を介して前記弾性膜の前記内面を前記第1コネクタ部の前記中空針の前記先端側の部分に向かって押し付けることで、前記中空針が、前記先端側の部分を覆う前記弾性膜、および、前記連通孔の前記開口部を封止する前記弾性部材をこの順に貫通して前記連通孔内および前記流通孔内を前記連通孔部材の押し付け方向とは反対方向に向かって相対的に進行し前記流通孔内の所定位置に到達するものであり、
前記中空針が前記押し付け方向とは反対方向に相対的に進行する際には、前記連通孔部材は、該連通孔部材の前端面を被覆する前記弾性部材を介して、前記中空針に貫通された後の前記弾性膜を、前記中空針に沿って押し下げながら前記押し付け方向に進行するものである無菌コネクタ。 - 前記弾性部材は、さらに、前記前端面と前記後端面との間に広がる前記連通孔部材の全側面のうち少なくとも前記前端面の側の一部の側面を被覆するものであって、該側面を被覆する前記弾性部材の、前記連通孔から離れる外側方向を向いた外側面において、前記外側方向に突き出し前記連通孔を周回する態様で延びる1本以上の突条を有するものであり、
前記中空針が前記押し付け方向とは反対方向に相対的に進行する際には、前記連通孔部材は、前記側面を被覆する前記弾性部材を介して、前記1本以上の突条を前記側面部の内壁に摺動させながら前記押し付け方向に進行するものである請求項1に記載の無菌コネクタ。 - 前記弾性部材は、さらに、前記連通孔部材の前記連通孔の内壁面を、前記流通孔との連通状態を維持しつつ被覆するものである請求項1又は2に記載の無菌コネクタ。
- 前記第1コネクタ部の前記筐体は、前記側面部の内壁において、前記底部の側を向いた第1斜面が前記底部の側とは反対側を向い第2斜面に比べ傾斜が急になっている山をそれぞれ有する複数のラチェット部が形成されているものであり、
前記第2コネクタ部の前記流通孔部材は、前記少なくとも前記連通孔部材側の一部の、前記流通孔から離れる外側方向を向いた側面において、該外側方向に突き出すとともに前記流通孔を周回する態様で延びる突条であって、前記連通孔部材の側を向いた第1斜面が、該連通孔部材の側とは反対側を向いた第2斜面よりも緩やかに傾斜している突条からなるラチェット爪が形成されているものであり、
前記中空針が前記押し付け方向とは反対方向に進行して前記所定位置に到達する際には、前記ラチェット爪は、前記複数のラチェット部それぞれの前記第2斜面を、前記ラチェット爪の前記第1斜面で押しながら、前記複数のラチェット部それぞれの前記第2斜面に沿って前記底部の側に相対的に進行して、前記複数のラチェット部それぞれの前記第1斜面に対して前記ラチェット爪の前記第2斜面が当接する当接位置に到達するものであり、該当接位置への前記ラチェット爪の到達により前記複数のラチェット部と前記ラチェット爪とが互いに係合するものである請求項1〜3のいずれかに記載の無菌コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018171168A JP7210195B2 (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 無菌コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018171168A JP7210195B2 (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 無菌コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020039764A true JP2020039764A (ja) | 2020-03-19 |
JP7210195B2 JP7210195B2 (ja) | 2023-01-23 |
Family
ID=69799062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018171168A Active JP7210195B2 (ja) | 2018-09-13 | 2018-09-13 | 無菌コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7210195B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05200098A (ja) * | 1991-01-30 | 1993-08-10 | Vincent L Vaillancourt | 閉鎖系コネクタ組立体 |
JP2008539992A (ja) * | 2005-05-16 | 2008-11-20 | ビー・アンド・ディー リサーチ アンド デベロプメント インコーポレイティッド | 医療ライン用の連結装置 |
JP2017515546A (ja) * | 2014-04-21 | 2017-06-15 | ベクトン ディキンソン アンド カンパニー リミテッド | 接続解除フィードバック機構を備えたシリンジアダプタ |
WO2018056465A1 (ja) * | 2016-09-26 | 2018-03-29 | テルモ株式会社 | オスコネクタ、医療器具及び接続方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20130026501A (ko) | 2010-02-10 | 2013-03-13 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 풍력 발전 장치 |
-
2018
- 2018-09-13 JP JP2018171168A patent/JP7210195B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05200098A (ja) * | 1991-01-30 | 1993-08-10 | Vincent L Vaillancourt | 閉鎖系コネクタ組立体 |
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Publication number | Publication date |
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JP7210195B2 (ja) | 2023-01-23 |
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