JP2020039669A5 - - Google Patents

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管被覆材用カット工具
本発明は、例えば冷媒管等の被覆管に施されている被覆材を極めて簡単且つ安全にカットすることができる管被覆材用カット工具に関するものである。
各種の配管工事において、例えば、冷媒管同士を接続し、あるいはベンドする際に、冷媒管を被覆している保温材を切断する作業がある。現状では、保温材を除去する範囲の両端部となる位置にカッターの刃を押し当てて円周方向に2ヶ所カットし、その後、カットした両端部間を更に直線状にカットし、保温材を剥ぎ取る作業になる。
この際、カッターの安定性が悪いと、刃先で手傷を負うおそれがある。また、カッターの刃先が保温材を突き通して管本体を傷付け易いので、刃先の長さ調整は細心の注意を払う必要があった。
このような被覆材のカット作業を容易にするカット治具が特許文献1、2に記載されている。特許文献1のカット治具は、被覆材の外周面に沿う曲面形状の鞍状鍔部と、鞍状鍔部に立設され切断刃を出し入れ自在に収納した鞘とを備えている。そして、鞘から出る刃先の長さを被覆材の厚みに合わせて固定し、被覆材の曲面に沿って鞍状鍔部を移動させると、被覆材を容易にカットできるというものである。
特許文献2の被覆カッターは、複数の被覆管それぞれに嵌合保持する複数の保持部を設けたもので、被覆管の径に合わせて保持部を選択するように構成している。
特開2006−210号公報 実開平5−44063号公報
特許文献1に記載のカット治具は、刃先の長さを調整する際に、作業員が被覆材の厚みに合わせて調整する必要がある。ところが、被覆管の径が異なると被覆材の厚みも異なることから、作業員は、被覆管ごとに被覆材の厚みを確認し、刃先が管本体を傷付けないように正確な長さに調整する必要があった。
しかも、刃先を固定する鞍状鍔部は、被覆材の外周に沿った曲面形状に形成されているので、外径が異なる複数の被覆材の曲面形状に適応させることは困難である。
一方、特許文献2の被覆カッターは、1個のカッターに複数の保持部を備えた構成なので、保持部を変更するごとにカッターの位置も調整する必要があり、このカッター調整作業に手間を要するものであった。しかも、カット作業時は、常に複数の保持部を扱う作業になることから、操作性に支障が生じるおそれがある。更に、このカッターは、被覆管の円周方向に回転させてカットするように構成されており、被覆管の長手方向にカットすることはできない構成であった。
そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、径が異なる複数の被覆管に適用可能で、しかも、カッターの刃先をアタッチメントに突き当てるだけで選択した被覆管に最適な長さにセットすることができる管被覆材用カット工具の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、カッターPの先端部に着脱自在に固定するカッター固定体10と、カッターPの切り刃P1が貫通するように形成され被覆管Qの被覆材Q1に当接する管当接体20とを備え、該管当接体20から突出した切り刃P1の先端で被覆管Qの被覆材Q1を切る管被覆材用カット工具であって、管当接体20からカッター固定体10に固定したカッターPの切り刃P1、刃先停止部20Aに突き当たるように設けられ、該刃先停止部20Aに突き当たった切り刃P1の先端が、該管当接体20が適合する被覆管Qの被覆材Q1の厚みに適した長さで突出するように構成したものである。
第2の手段は、前記カッター固定体10と前記管当接体20とは着脱自在に設けられ、前記カッター固定体10に前記カッターPを固定した状態で複数の前記管当接体20を選択自在に装着するように構成したものである。
第3の手段において、前記被覆管Qの長手方向に沿って縦向きにカットする位置の長手両側面に当接する縦カット固定部21と、該縦カット固定部21に直交するように切り欠き形成され、前記被覆管Qの被覆材Q1を横向きにカットする位置の両側で被覆管Qの周側面に沿って当接する横カット固定部22とを備え、前記刃先停止部20Aで停止した前記切り刃P1の両側で対を成し前記被覆材Q1に接するガイド突起23Aを形成したものである。
第4の手段は、前記横カット固定部22の被覆材当接面に前記被覆管Qの外周面に沿って三か所で当接するガイド当接部24Aを形成することで横ズレ抑制ライン24を構成したものである。
第5の手段は、前記刃先停止部20Aの近傍に、前記切り刃P1の長さを微調整する目盛20Cを設けたものである。
第6の手段は、前記管当接体20に装着して前記切り刃P1先端の突出した長さを微調整する調整補助具20Dを備えたものである。
第7の手段は、カッターの先端部に着脱自在に固定するカッター固定体と、カッターの切り刃が貫通するように形成され被覆管の被覆材に当接する管当接体とを備え、該管当接体から突出した切り刃の先端で被覆管の被覆材を切る管被覆材用カット工具であって、前記管当接体20は、前記被覆材Q1に当接時のずれを防止するために横ズレ抑制ライン24をハの字に構成している
第8の手段は、カッターの先端部に着脱自在に固定するカッター固定体と、カッターの切り刃が貫通するように形成され被覆管の被覆材に当接する管当接体とを備え、該管当接体から突出した切り刃の先端で被覆管の被覆材を切る管被覆材用カット工具であって、前記管当接体20に、前記被覆材Q1に当接時のずれを防止するためのガイド突起23Aを備えている
第9の手段は、前記管当接体20にガイド当接部24Aが設けられているものである。
カッターPの切り刃P1をスライド突出すると、選択した管当接体20の刃先停止部20Aに突き当たるように設けられ、該刃先停止部20Aに突き当たった切り刃P1の先端が、管当接体20に適合する被覆管Qの被覆材の厚みに適した長さで突出するように構成したことにより、管当接体20を選択してカッター固定体10のカッターPをスライドするだけで最適な長さの刃先にセットすることができる。しかも、径が異なる複数の被覆管Qでも迅速な対応が可能になる。
カッター固定体10にカッターPを固定した状態で複数の管当接体20から選択自在に装着するように構成したことで、カッターPの先端にカッター固定体10を固定する際に、カッターP先端がぐらつかないように強固に固定することができる。しかも、カッター固定体10に装着する管当接体20を簡単に交換することが可能になる。この結果、数種類の被覆管Qを加工する際に、適応する管当接体20を選択して装着するだけで良いので、極めて合理的な作業が可能になる。
刃先停止部20Aで停止した切り刃P1の両面側に、前記被覆管Qの長手側面に接するように対を成すガイド突起23Aを形成しているので、被覆材Q1を長手方向にカットする際に、被覆材Q1がガイド突起23Aに食い込み、カット時のズレを抑制することができる。この結果、被覆材Q1の縦カット作業が安定する。
横カット固定部22の被覆材当接面に被覆管Qの外周面に沿って三か所で当接するガイド当接部24Aを形成することで横ズレ抑制ライン24を構成したことで、被覆材Q1を長手方向にカットする際に、被覆材Q1にガイド当接部24Aが常に食い込むことで、カット時のズレを抑制することができる。この結果、被覆材Q1の横カット作業が安定する。
刃先停止部20Aの近傍に、前記切り刃P1の長さを微調整する目盛20Cを設けることで、切り刃P1の長さをより細かく調整することが可能になる。
管当接体20に装着して前記切り刃P1先端の突出した長さを微調整する調整補助具20Dを備えることで、切り刃P1の長さをより細かく調整することができ、被覆材Q1の選択も細かく調整することが可能になる。
本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明の使用状態を示す斜視図である。 管当接体から切り刃が突出した状態を示す斜視図である。 別の管当接体から切り刃が突出した状態を示す斜視図である。 本発明の縦カット固定部を使用した状態を示す側面図である。 本発明の管当接体に形成した縦ズレ抑制ラインを示す底面図である。 本発明の横カット固定部を使用した状態を示す側面図である。 本発明の管当接体に形成した目盛を示す底面図である。 本発明の調整補助具を示す側面図である。 (イ)〜(ニ)は、本発明の切断工程を示す斜視図である。
本発明工具は、カッター固定体10から管当接体20を貫通する切り刃P1の先端で、被覆管Qの被覆材Q1をカットする管被覆材用カット工具である。
本発明では、特に、複数の径の被覆管Qに適合する複数種類の管当接体20を予め形成している。そして、選択した管当接体20から切り刃P1を突出させると、この突出した切り刃P1の長さが、選択した管当接体20に適応する被覆管Qの被覆材Q1の厚みに適した長さになるように構成している。
図示のカッター固定体10は、管当接体20と別体に形成して着脱自在に設けている(図1参照)。またカッター固定体10と管当接体20とを一体に形成することも可能である。カッター固定体10を管当接体20と別体にすることで、管当接体20を選択する前に予めカッター固定体10にカッターPを確実に固定することができる。
すなわち、カッターP先端のふらつきを無くすために、カッターP先端とカッター固定体10との固定力は高めに設定される。このとき、カッター固定体10と管当接体20とが一体になっていると、管当接体20を取り換えるごとに強力な固定作業が伴うため、管当接体20を交換する作業の妨げになる。そのため、図示例では、カッターPを強固に固定するカッター固定体10と、交換容易な管当接体20とを別体に形成している。
図示のカッター固定体10は、連結基盤11と、嵌合部12と、挿通孔13とを備えた構成である(図1参照)。
連結基盤11は、管当接体20に重合して着脱自在に連結する板状の部位である。この連結基盤11の上にカッターPの先端を嵌合固定する嵌合部12を突設している。図示の嵌合部12は、カッターPの先端側面を挟着する左右の挟着片12Aと、カッターPの先端部に当接する当接片12Bとを連結基盤11から突設したものである(図1参照)。そして、この嵌合部12に固定したカッターPの切り刃P1を挿通せしめる挿通孔13を当接片12Bから連結基盤11にかけて開穿している。
図示例では、カッターPの先端部をより確実に固定するため、ナット状の固定具14を使用している(図3参照)。この固定具14は、カッターPの先端部側面に予め備えられている連結ねじP2にネジ止めする。すなわち、嵌合部12に嵌合したカッターPの連結ねじP2を挟着片12Aの外側に突出させ、突出した連結ねじP2に固定具14をねじ止めして固定する。そのため、一方の挟着片12Aには、予め連結ねじP2をスライド移動させるスライド溝12Cを形成している(図3参照)。尚、固定具14の使用はカッターPの種類や構成等により任意に選択することが可能である。
管当接体20は、カッター固定体10に重合して被覆管Qの被覆材Q1に当接する部位で、この管当接体20から突出した切り刃P1の先端で被覆材Q1に切れ目を入れる。
この管当接体20は、被覆管Qの複数の径に適応する複数種類の管当接体20が形成されており、加工する被覆管Qによって適応する管当接体20が選択される(図1参照)。そして、各管当接体20の上面に、カッター固定体10の連結基盤11を着脱自在に固定するスライド固定部25が形成されている。
このスライド固定部25は、連結基盤11の長手両側縁をスライド嵌入する一対の嵌合片25Aと、連結基盤11のスライド先端部に当接する停止片25Bと、スライド後端部に係止する係止片25Cとで構成している。係止片25Cは、各管当接体20の上面を切り欠いて上下に揺動する部位で、この部位の端部を突起状に設けて連結基盤11に係止するように構成している(図2参照)。
このようなスライド固定部25に連結基盤11をスライド嵌入すると、連結基盤11が嵌合片25Aと停止片25Bとで定位置に誘導され、係止片25Cが連結基盤11に係止して固定する(図2参照)。カッターPにてカット操作する際は、切り刃P1を停止片25B方向に引く作業になるので外れ難くなる。また、管当接体20をカッター固定体10から外す際は、係止片25Cを指等で押し下げながら連結基盤11を元の位置にスライドするとスライド固定部25から簡単に外れるものである(図1参照)。
この管当接体20には、切り刃P1が突き当たる刃先停止部20Aを設けている。図示の刃先停止部20Aは、切り刃P1を挿通する挿通孔20Bの一端に形成している(図3、図4参照)。この刃先停止部20Aに突き当たった切り刃P1は、この管当接体20が適合する各被覆管Qの被覆材Q1をカットするのに最適な長さで突出するように設けている。例えば、被覆材Q1の厚みが20mmの場合、切り刃P1が19mm突出するように設定することで、被覆管Qの管本体Q2を傷付けずに済み、被覆材Q1の剥ぎ取り作業が容易になる(図3参照)。また、管当接体20を変更すると、管当接体20が適応する被覆管Qの被覆材Q1の厚みに合わせて切り刃P1の突出長さも変わるものである(図4参照)。
更に、管当接体20には、縦カット固定部21と横カット固定部22とが形成され、被覆管Qの側面に当接することで、切り刃P1の向きを選択自在に固定するように構成している(図2参照)。すなわち、縦カット固定部21を被覆管Qの長手両側面に当接すると、切り刃P1は被覆管Qの長手方向に沿った状態で設置される(図5参照)。そこで、縦カット固定部21にて被覆管Qの側面に当接した状態で、最適な長さで突出した切り刃P1先端を被覆管Q側面に差し込み、カッターPを被覆管Qの長手方向に沿ってスライド移動させると、切り刃P1による被覆管Qの縦割り作業を正確に行うことができる。
更に、縦カット固定部21の刃先停止部20Aで停止した切り刃P1の両側で対を成し被覆材Q1に接するガイド突起23Aを形成している(図5参照)。更に、この両ガイド突起23Aを長手方向に連続させることで縦ズレ抑制ライン23を構成する(図6参照)。そして、被覆材Q1を長手方向に沿ってカットする際は、この縦ズレ抑制ライン23を被覆管Qの長手側面に沿って重ねながらカットすると、縦カット固定部21の直線移動が安定する。特に、冷媒管等の被覆材Q1表面に凹凸がある被覆管Qには、凹部にガイド突起23Aがはまるのでより効果的である。尚、このガイド突起23Aは、縦カット固定部21の被覆材当接面を切り起こして突設して形成する他、複数の点をつなげたビードでも形成可能である(図示せず)。
一方、横カット固定部22は、縦カット固定部21に直交するように縦カット固定部21の側面に切り欠き形成された部位である(図1参照)。そして、被覆管Qの周側面に沿って当接すると、切り刃P1は被覆管Qの長手方向に対して横向きに固定される(図7参照)。そこで、被覆材Q1の側面に切り刃P1を差し込んだ状態でカッターPを回転させると、被覆材Q1のカット作業を正確に行うことができる。特に、冷媒管等の被覆材Q1表面に凹凸がある被覆管Qには、凹部にガイド当接部24Aがはまるのでより効果的である。
図示例では、横カット固定部22の被覆材当接面にガイド当接部24Aを形成している(図7参照)。このガイド当接部24Aをハの字形状に形成し、被覆材Q1カット時に被覆管Qの外周面に沿って同時に三か所で当接するように配置することで横ズレ抑制ライン24を構成している。そして、被覆材Q1を横方向にカットする際は、この横ズレ抑制ライン24を被覆管Qの円周方向に沿って重ねながらカットすると切断のずれを抑制することができる。尚、図面上、頂部のガイド当接部24Aは被覆材Q1に接していないが、横カット固定部22を押し当ててカットする際に、この頂部のガイド当接部24Aも被覆材Q1に接することになる。また、この三か所で当接するガイド当接部24Aを突起状に形成することも可能である(図示せず)。
尚、図示例の管当接体20は、1個の縦カット固定部21に1個の横カット固定部22を形成しているが(図1参照)、縦カット固定部21に複数の横カット固定部22を併設することも可能である。この場合、縦カット固定部21は最大径の被覆管Qに適応するサイズに設定し、縦ズレ抑制ライン23の幅を最少径の被覆管Qに合わせて設定する(図示せず)。
図8に示す三角印は、切り刃P1の長さを微調整する目盛20Cを示している。この目盛20Cは、例えば、僅かに径の異なる特殊な被覆管Qの被覆材Q1をカットする際に、径が最も近い管当接体20の挿通孔20Bに沿って目盛20Cを形成する。そして、刃先停止部20Aで停止した切り刃P1の位置を、この目盛20Cに合わせるようにスライドすることで、切り刃P1の長さを短く微調整する。
図9は、切り刃P1の長さを微調整する調整補助具20Dを示している。この調整補助具20Dは、管当接体20に装着する部材で、刃先停止部20Aで停止した切り刃P1の長さを短く微調整する際に、切り刃P1に被せるものである。
本発明工具で被覆管Qから被覆材Q1を剥ぎ取るには、図10に示す工程による。すなわち、同図(イ)のごとく、横カット固定部22を被覆管Qの側面に軽く押し当て、被覆材Q1の2ヶ所に横方向の切れ目を入れる。この2ヶ所の切れ目の内側が剥ぎ取る部位となる。次に、同図(ロ)のごとく、縦カット固定部21を利用して被覆管Qの長手方向に沿って切れ目を入れる。更に、同図(ハ)のごとく、被覆材Q1を指で剥ぎ取る。管当接体20から突出する切り刃P1の最適な長さは、被覆管Qの本体に接しないようにしているため、切れ目を入れた後、このように被覆材Q1を指で剥ぎ取る必要がある。同図(ニ)は、被覆管Qから被覆材Q1を除去した後の状態である。
尚、本発明のカッター固定体10や管当接体20等の構成、並びにカッターPの形状等は図示例に限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲での設計変更は自由である。また、本発明において被覆管Qの被覆材Q1を加工する工具として説明しているが、他の管及び、ケーブルの皮剥き加工等にも使用することができる。
P カッター
P1 切り刃
Q 被覆管
Q1 被覆材
Q2 管本体
10 カッター固定体
11 連結基盤
12 嵌合部
12A 挟着片
12B 当接片
12C スライド溝
13 挿通孔
14 固定具
20 管当接体
20A 刃先停止部
20B 挿通孔
20C 目盛
20D 調整補助具
21 縦カット固定部
22 横カット固定部
23 縦ズレ抑制ライン
23A ガイド突起
24 横ズレ抑制ライン
24A ガイド当接部
25 スライド固定部
25A 嵌合片
25B 停止片
25C 係止片

Claims (9)

  1. カッターの先端部に着脱自在に固定するカッター固定体と、カッターの切り刃が貫通するように形成され被覆管の被覆材に当接する管当接体とを備え、該管当接体から突出した切り刃の先端で被覆管の被覆材を切る管被覆材用カット工具であって、該管当接体からカッター固定体に固定したカッターの切り刃、刃先停止部に突き当たるように設けられ、該刃先停止部に突き当たった切り刃の先端が、該管当接体が適合する被覆管の被覆材の厚みに適した長さで突出するように構成したことを特徴とする管被覆材用カット工具。
  2. 前記カッター固定体と前記管当接体とは着脱自在に設けられ、前記カッター固定体に前記カッターを固定した状態で複数の前記管当接体を選択自在に装着するように構成した請求項1記載の管被覆材用カット工具。
  3. 前記被覆管の長手方向に沿って縦向きにカットする位置の長手両側面に当接する縦カット固定部と、該縦カット固定部に直交するように切り欠き形成され、前記被覆管の被覆材を横向きにカットする位置の両側で前記被覆管の周側面に沿って当接する横カット固定部とを備え、前記刃先停止部で停止した前記切り刃の両側で対を成し前記被覆材に接するガイド突起を形成した請求項1または2記載の管被覆材用カット工具。
  4. 前記横カット固定部の被覆材当接面に前記被覆管の外周面に沿って三か所で当接するガイド当接部を形成することで横ズレ抑制ラインを構成した請求項3記載の管被覆材用カット工具。
  5. 前記刃先停止部の近傍に、前記切り刃の長さを微調整する目盛を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の管被覆材用カット工具。
  6. 前記管当接体に装着して前記切り刃先端の突出した長さを微調整する調整補助具を備えた請求項1〜5のいずれかに記載の管被覆材用カット工具。
  7. カッターの先端部に着脱自在に固定するカッター固定体と、カッターの切り刃が貫通するように形成され被覆管の被覆材に当接する管当接体とを備え、該管当接体から突出した切り刃の先端で被覆管の被覆材を切る管被覆材用カット工具であって、
    前記管当接体は、前記被覆材に当接時のずれを防止するために横ズレ抑制ラインをハの字に構成されていることを特徴とする管被覆材用カット工具。
  8. カッターの先端部に着脱自在に固定するカッター固定体と、カッターの切り刃が貫通するように形成され被覆管の被覆材に当接する管当接体とを備え、該管当接体から突出した切り刃の先端で被覆管の被覆材を切る管被覆材用カット工具であって、
    前記管当接体に、前記被覆材に当接時のずれを防止するためのガイド突起を備えたことを特徴とする管被覆材用カット工具。
  9. 前記管当接体にガイド当接部が設けられている請求項7または8に記載の管被覆材用カット工具
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