JP2020038752A - バリア放電ランプ、紫外線照射ユニットおよび紫外線照射装置 - Google Patents

バリア放電ランプ、紫外線照射ユニットおよび紫外線照射装置 Download PDF

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Abstract

【課題】反射膜の摩耗または剥離による不具合を抑制する。【解決手段】実施形態のバリア放電ランプは、円筒状の発光管と、内部電極と、反射膜とを具備する。発光管は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極は、発光管の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管の長さ方向に延在する。反射膜は、発光管の内面に設けられ、紫外光を発光管の内部へ反射する。発光管は、内部電極の移動を規制する複数の凹部を反射膜とは異なる部分に有する。凹部の直径d[mm]と、内部電極の線径D[mm]とは、d≦10Dの関係を有する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、バリア放電ランプ、紫外線照射ユニットおよび紫外線照射装置に関する。
従来、基板の洗浄や改質を目的として使用されるバリア放電ランプが知られている。バリア放電ランプは、誘電体である発光管の内部に配置された螺旋状の内部電極と発光管の外部に配置された外部電極とを交流電源に接続することで発生する誘電体バリア放電により、発光管の内部に収容されたガスに応じた特定の波長を有する紫外光を放射する。放射された紫外光は、発光管の内面に設けられた反射膜により所定の部位を照射するように反射される。
特開2013−211164号公報
上記のようなバリア放電ランプにおいては、例えば内部電極の位置ずれにより反射膜が摩耗または剥離し、放射される紫外光の照度が低下する場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、反射膜の摩耗または剥離による不具合を抑制することができるバリア放電ランプ、紫外線照射ユニットおよび紫外線照射装置を提供することである。
実施形態のバリア放電ランプは、円筒状の発光管と、内部電極と、反射膜とを具備する。バリア放電ランプは、発光管の内部に設けられる内部電極と発光管の近傍に設けられる外部電極との間でバリア放電を行う。発光管は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極は、発光管の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管の長さ方向に延在する。反射膜は、発光管の内面に設けられ、紫外光を発光管の内部へ反射する。発光管は、内部電極の移動を規制する複数の凹部を反射膜とは異なる部分に有する。反射膜は、発光管の周方向に180°以上の範囲で配置されている。凹部の直径dと、内部電極の線径Dとは、d≦10Dの関係を有する。外部電極は、反射膜が設けられた内面に対応する発光管の外面側に設けられる。
本発明によれば、反射膜の摩耗または剥離による不具合を抑制することができる。
実施形態に係るバリア放電ランプを示す平面図である。 図1のA−A’断面図である。 反射膜の周方向の角度に応じた照射特性の変化を説明するための図である。 凹部の形状に基づく照度特性の相違を説明するための図である。 評価試験の概要を示す図である。 凹部無しの場合の評価試験の結果を示す図である。 凹部有りの場合の評価試験の結果を示す図である。 実施形態に係る紫外線照射ユニットを有する紫外線照射装置を示す図である。
以下に説明する実施形態に係るバリア放電ランプ1は、円筒状の発光管2と、内部電極3と、反射膜5とを具備する。バリア放電ランプ1は、発光管2の内部に設けられる内部電極3と発光管2の近傍に設けられる外部電極6との間でバリア放電を行う。発光管2は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極3は、発光管2の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管2の長さ方向に延在する。反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。発光管2は、内部電極3の移動を規制する複数の凹部4を反射膜5とは異なる部分に有する。反射膜5は、発光管2の周方向に180°以上の範囲で配置されている。凹部4の直径dと、内部電極3の線径Dとは、d≦10Dの関係を有する。
また、以下に説明する実施形態に係る凹部4の内面4aは、発光管2の内側に突出して内部電極3に当接する。
また、以下に説明する実施形態に係る直径dと、発光管2の管軸方向の内部電極3のピッチPとは、d≦Pの関係を有する。
また、以下に説明する実施形態に係る外部電極6は、反射膜5が設けられた内面2aに対応する発光管2の外面2b側に設けられる。外部電極6は、アルミニウム製またはステンレス製の放熱ブロックである。
また、以下に説明する実施形態に係る紫外線照射ユニット10は、バリア放電ランプ1と、外部電極6とを具備する。
また、以下に説明する実施形態に係る紫外線照射装置100は、紫外線照射ユニット10と、紫外線照射ユニット10を収容する収容部50とを具備する。
また、以下に説明する実施形態に係るバリア放電ランプ1は、円筒状の発光管2と、内部電極3と、反射膜5と、外部電極6とを具備する。発光管2は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極3は、発光管2の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管2の管軸方向に延在する。反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。外部電極6は、反射膜5が設けられた内面2aに対応する発光管2の外面2b側に設けられる。発光管2は、内部電極3の移動を規制する複数の凹部4を反射膜5とは異なる部分に有する。反射膜5は、発光管2の周方向に180°以上の範囲で配置されている。凹部4の直径dと、内部電極3の線径Dとは、d≦10Dの関係を有する。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明が開示する技術を限定するものではない。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るバリア放電ランプを示す平面図であり、図2は、図1のA−A’断面図である。図1および図2に示すように、実施形態に係るバリア放電ランプ1は、発光管2、内部電極3、反射膜5を有する。また、バリア放電ランプ1の近傍に設けられる外部電極6との間でバリア放電を行う。なお、ここでいう「近傍」とは、バリア放電ランプ1と外部電極6とが接触して設けられる場合に限定されず、例えば、バリア放電ランプ1と外部電極6とが間隔を有して設けられる場合も含む。また、本実施形態ではバリア放電ランプ1の近傍に外部電極6を有する構成としているが、バリア放電ランプ1、より具体的には発光管2と外部電極6とが組み合された形態を「バリア放電ランプ」と称してもよい。
なお、説明を分かりやすくするために、図1および図2には、照射方向を正方向とするZ軸を含む3次元の直交座標系を図示している。
発光管2は、紫外光を透過する円筒状の部材である。発光管2の材料としては、例えば波長200nm以下の真空紫外線透過率が高い合成石英が例示される。また、発光管2は、管軸方向(X軸方向)の両端がステム構造を有する封着部材で保持され、気密に封着されている。発光管2は、例えば管軸方向の長さを750mmとし、内径を40mmとすることができる。
また、発光管2の内部にはガスが封入されている。ガスは、例えば80〜200kPaのキセノンガスである。なお、ガスは、例えば、クリプトン、キセノン、アルゴン、ネオン等のうち1種類、または複数種組み合わせたガスを含んで構成することができる。さらに、ガスは、必要に応じて、例えばハロゲンガスを含んでもよい。発光管2は、封入されたガスの種類に応じた特定のピーク波長を有する紫外光(エキシマ光)を発することができる。
内部電極3は、発光管2の内部に配置される。内部電極3は、螺旋状の導体が発光管2の管軸方向に延在している。内部電極3は、例えばタングステンを含む材料で形成される。具体的には、内部電極3は、全成分のうち50%以上の成分がタングステンである。特に、タングステンにカリウムなどを添加したドープタングステンを内部電極3として適用すると、より高い寸法安定性を有することができる。内部電極3は、例えば、線径Dを0.8mmとし、巻き径(外径)を38mmとすることができる。
反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。反射膜5の材料としては、例えば、シリカが例示される。また、反射膜5は、シリカに限らず、例えばアルミナなどの紫外線散乱粒子を含む材料で構成されてもよい。反射膜5は、発光管2の周方向の角度θが例えば180°以上の範囲となるように配置される。
反射膜5は、発光管2の周方向の角度θ1に応じて紫外線照度のピーク値および積算光量を変化させることができる。図3は、反射膜の周方向の角度に応じた照射特性の変化を説明するための図である。図3に示すように、発光管2の周方向の角度θ1が大きいほど紫外線照度のピーク値は増大する。一方、角度θ1が大きいほど出射面積が減少するため、積算光量は極大値まで増大し、その後減少する。特に、積算光量が重要な指標となる表面改質または光ドライ洗浄などの用途においては、例えば角度θ1を200°〜250°の範囲とすることができる。
外部電極6は、反射膜5が設けられた発光管2の内面2aに対応する発光管2の外面2b側に設けられる。外部電極6は、発熱したバリア放電ランプ1を放熱させる放熱ブロックを兼ねており、例えば、アルミニウム製またはステンレス製とすることができる。なお、外部電極6の内部に液体または気体の冷媒を流通させる流路を設け、放熱性をさらに高めてもよい。外部電極6と発光管2とは、互いに接していてもよく、離れていてもよいが、外部電極6と発光管2とを接触させると、放熱性を高めることができる。また、図2に示した例では、反射膜5と接触する発光管2の内面2aの周方向の角度と、外部電極6に覆われる発光管2の外面2bの周方向の角度とは、互いに異なるように図示したが、これに限らず、同じであってもよい。また、図2に示した例では、外部電極6の周方向の角度θ2が例えば238°であるが、これに限定されない。外部電極6の周方向の角度θ2は、例えば180°〜330°の範囲とすることができる。
ここで、従来のバリア放電ランプについて説明する。従来のバリア放電ランプでは、内部電極は発光管の管軸方向の両端のみで支持されていた。このため、管軸方向の中央部分では、例えば外力による振動や内部電極の自重により内部電極が位置ずれを起こす場合があった。このとき、例えば位置ずれした内部電極が反射膜に接触すると、反射膜が摩耗または剥離し、照度の低下等の不具合が生じる可能性があった。
そこで、実施形態に係るバリア放電ランプ1は、発光管2が複数の凹部4を有する。つまり、実施形態に係るバリア放電ランプ1では、図2に示すように、凹部4の内面4aは、発光管2の内側に突出して内部電極3に当接している。これにより、内部電極3は、管軸方向の両端だけではなく、中央部分の複数の箇所においても内部電極3の移動が規制されることとなり、内部電極3の位置ずれに伴う反射膜5の摩耗または剥離が抑制される。なお、内部電極3は反射膜5に接していてもよく、また離れていてもよい。
また、凹部4は、反射膜5とは異なる部分に設けられる。これにより、凹部4の形成に伴う、反射膜5の剥離または欠損の可能性を未然に防止することができる。
また、凹部4の直径dと、内部電極3の線径Dとは、d≦10Dの関係を有する。これにより、ここで、「凹部4の直径d」とは、発光管2の外面2bに接する凹部4の外縁における、管軸方向(X軸方向)の幅が最大となるときの値をいう。なお、d>10Dとすると、凹部4を形成するときに発光管2を変形させる面積が大きくなることから、内部電極3が変形してしまい、内部電極3のピッチPが不均一となり、望ましくない。また、d>10Dとすると、発光管2を変形させる面積が大きくなることから、発光管2を変形させる工程に時間がかかるため、望ましくない。よってd≦10Dであることが望ましい。
また、凹部4の直径dと、発光管2の管軸方向の内部電極3のピッチPとは、好ましくはd≦Pの関係を有する。この点につき、図4を用いて説明する。
図4は、凹部の形状に基づく照度特性の相違を説明するための図である。(a)は、d≦Pの場合、(b)はd>Pの場合の一例をそれぞれ図示したものであり、図2に示すバリア放電ランプ1のB−B’断面図に相当する。
凹部4では、発光管2の内部から発せられた紫外光が散乱する。(b)に示すように、凹部4の直径dが大きくなると、紫外光が散乱するエリアが増大することで被照射体に照射される紫外線照度が低下する可能性がある。そこで、(a)に示すようにd≦Pの関係を有する凹部4を形成することにより、凹部4での紫外光の散乱に伴う不具合を低減することができる。なお、凹部4の直径dが小さすぎると、凹部4の形成に伴う発光管2の変形量が局所的に増大し、凹部4に貫通孔が形成されるおそれがある。このため、例えばD<d≦Pとなるように凹部4を形成するとよい。
[評価試験]
バリア放電ランプの試作品を用いて振動試験を行い、凹部4の有無に伴う照射特性の相違について評価した。評価試験の概要を図5に示す。なお、振動試験はJIS Z 0232に基づいて行った。振動試験前後の照度特性(UV照度変化率)および電気特性(電流変化率)をそれぞれ比較し、予備試験における測定誤差に基づいて2%以下の変化率であれば問題なしと判定した。また、試験数はn=3pとした。
図6に凹部4無しの場合の評価試験の結果を、図7に凹部4有りの場合の評価試験の結果をそれぞれ示す。図6に示すように、凹部4を有しないバリア放電ランプにおいては、試料1〜3ともに照度特性および電気特性の試験前後における変化率がいずれも2%を大きく超えており、反射膜の摩耗または剥離による不具合が示唆された。一方、図7に示すように、凹部4を有するバリア放電ランプにおいては、試料4〜6ともに照度特性および電気特性の試験前後における変化率がいずれも2%以下に留まっており、凹部4による改善効果が確認された。
[紫外線照射装置]
図8は、実施形態に係る紫外線照射ユニットを有する紫外線照射装置を示す図である。(a)は、管軸方向(Y軸方向)、(b)はX軸方向からそれぞれ見た図である。図8に示すように、実施形態に係る紫外線照射装置100は、収容部材50と、点灯装置60とを有する。収容部材50には、1または複数の紫外線照射ユニット10が収容されている。収容部材50は、収容部の一例である。
紫外線照射ユニット10は、バリア放電ランプ1と外部電極6とを有する。なお、バリア放電ランプ1、より正確には発光管2と外部電極6との組み合わせを「バリア放電ランプ」と称する場合は、バリア放電ランプ1が紫外線照射ユニット10に該当する。
点灯装置60は、収容部材50の背面側に配置されており、紫外線照射ユニット10の発光管2の内部に設けられる内部電極3、および外部電極6と電気的に接続されている。このように収容部材50の背面側に点灯装置60を配置させることにより、点灯装置60と紫外線照射ユニット10との間の配線長を短くすることができる。なお、点灯装置60の配置については図8の様式に限定されず、例えば、点灯装置60が、紫外線照射装置100の外部に設けられてもよい。
また、点灯装置60は、高電圧および高周波を出力可能なインバータを含み、図示しない交流電源からの電力を紫外線照射ユニット1に供給可能に構成されている。点灯装置60は、例えば周波数120kHzの正弦波を印加し、1kW程度のランプ電力で紫外線照射ユニット1の発光管2を点灯させることができる。
上述したように、実施形態に係るバリア放電ランプ1は、円筒状の発光管2と、内部電極3と、反射膜5とを具備する。バリア放電ランプ1は、発光管2の内部に設けられる内部電極3と発光管2の近傍に設けられる外部電極6との間でバリア放電を行う。発光管2は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極3は、発光管2の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管2の長さ方向に延在する。反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。発光管2は、内部電極3の移動を規制する複数の凹部4を反射膜5とは異なる部分に有する。反射膜5は、発光管2の周方向に180°以上の範囲で配置されている。凹部4の直径dと、内部電極3の線径Dとは、d≦10Dの関係を有する。これにより、反射膜の摩耗または剥離による不具合を抑制することができる。
また、実施形態に係る直径dと、発光管2の管軸方向の内部電極3のピッチPとは、d≦Pの関係を有する。これにより、凹部4での紫外光の散乱に伴う不具合を低減することができる。
また、実施形態に係る外部電極6は、反射膜5が設けられた内面2aに対応する発光管2の外面2b側に設けられる。外部電極6は、アルミニウム製またはステンレス製の放熱ブロックである。これにより、放熱部材を別途設けることなく放熱性を確保することができる。
本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 バリア放電ランプ
2 発光管
3 内部電極
4 凹部
5 反射膜
6 外部電極
10 紫外線照射ユニット
50 収容部材
60 点灯装置
100 紫外線照射装置
実施形態のバリア放電ランプは、円筒状の発光管と、内部電極と、反射膜とを具備する。バリア放電ランプは、発光管の内部に設けられる内部電極と発光管の近傍に設けられる外部電極との間でバリア放電を行う。発光管は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極は、発光管の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管の長さ方向に延在する。反射膜は、発光管の内面に設けられ、紫外光を発光管の内部へ反射する。発光管は、内部電極の移動を規制する複数の凹部を反射膜とは異なる部分に有する。凹部の直径d[mm]と、内部電極の線径D[mm]とは、d≦10Dの関係を有する。外部電極は、反射膜が設けられた内面に対応する発光管の外面側に設けられる。
以下に説明する実施形態に係るバリア放電ランプ1は、円筒状の発光管2と、内部電極3と、反射膜5とを具備する。バリア放電ランプ1は、発光管2の内部に設けられる内部電極3と発光管2の近傍に設けられる外部電極6との間でバリア放電を行う。発光管2は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極3は、発光管2の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管2の長さ方向に延在する。反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。発光管2は、内部電極3の移動を規制する複数の凹部4を反射膜5とは異なる部分に有する。凹部4の直径d[mm]と、内部電極3の線径D[mm]とは、d≦10Dの関係を有する。
また、以下に説明する実施形態に係る直径d[mm]と、発光管2の管軸方向の内部電極3のピッチP[mm]とは、d≦Pの関係を有する。
また、以下に説明する実施形態に係るバリア放電ランプ1は、円筒状の発光管2と、内部電極3と、反射膜5と、外部電極6とを具備する。発光管2は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極3は、発光管2の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管2の管軸方向に延在する。反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。外部電極6は、反射膜5が設けられた内面2aに対応する発光管2の外面2b側に設けられる。発光管2は、内部電極3の移動を規制する複数の凹部4を反射膜5とは異なる部分に有する。凹部4の直径d[mm]と、内部電極3の線径D[mm]とは、d≦10Dの関係を有する。
発光管2は、紫外光を透過する円筒状の部材である。発光管2の材料としては、例えば波長200nm以下の真空紫外線透過率が高い合成石英が例示される。また、発光管2は、管軸方向(X軸方向)の両端がステム構造を有する封着部材で保持され、気密に封着されている。発光管2は、例えば管軸方向の長さを750mmとし、内径を40mmとすることができる。
また、発光管2の内部にはガスが封入されている。ガスは、例えば80〜200kPaのキセノンガスである。なお、ガスは、例えば、クリプトン、キセノン、アルゴン、ネオン等のうち1種類、または複数種組み合わせたガスを含んで構成することができる。さらに、ガスは、必要に応じて、例えばハロゲンガスを含んでもよい。発光管2は、封入されたガスの種類に応じた特定のピーク波長を有する紫外光(エキシマ光)を発することができる。
内部電極3は、発光管2の内部に配置される。内部電極3は、螺旋状の導体が発光管2の管軸方向に延在している。内部電極3は、例えばタングステンを含む材料で形成される。具体的には、内部電極3は、全成分のうち50以上の成分がタングステンである。特に、タングステンにカリウムなどを添加したドープタングステンを内部電極3として適用すると、より高い寸法安定性を有することができる。内部電極3は、例えば、線径Dを0.8mmとし、巻き径(外径)を38mmとすることができる。
反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。反射膜5の材料としては、例えば、シリカが例示される。また、反射膜5は、シリカに限らず、例えばアルミナなどの紫外線散乱粒子を含む材料で構成されてもよい。反射膜5は、発光管2の周方向の角度θが例えば180°以上の範囲となるように配置される。
反射膜5は、発光管2の周方向の角度θ1に応じて紫外線照度のピーク値および積算光量を変化させることができる。図3は、反射膜の周方向の角度に応じた照射特性の変化を説明するための図である。図3に示すように、発光管2の周方向の角度θ1が大きいほど紫外線照度のピーク値は増大する。一方、角度θ1が大きいほど出射面積が減少するため、積算光量は極大値まで増大し、その後減少する。特に、積算光量が重要な指標となる表面改質または光ドライ洗浄などの用途においては、例えば角度θ1を200°〜250°の範囲とすることができる。
外部電極6は、反射膜5が設けられた発光管2の内面2aに対応する発光管2の外面2b側に設けられる。外部電極6は、発熱したバリア放電ランプ1を放熱させる放熱ブロックを兼ねており、例えば、アルミニウム製またはステンレス製とすることができる。なお、外部電極6の内部に液体または気体の冷媒を流通させる流路を設け、放熱性をさらに高めてもよい。外部電極6と発光管2とは、互いに接していてもよく、離れていてもよいが、外部電極6と発光管2とを接触させると、放熱性を高めることができる。また、図2に示した例では、反射膜5と接触する発光管2の内面2aの周方向の角度と、外部電極6に覆われる発光管2の外面2bの周方向の角度とは、互いに異なるように図示したが、これに限らず、同じであってもよい。また、図2に示した例では、外部電極6の周方向の角度θ2が例えば238°であるが、これに限定されない。外部電極6の周方向の角度θ2は、例えば180°〜330°の範囲とすることができる。
また、凹部4の直径d[mm]と、内部電極3の線径D[mm]とは、d≦10Dの関係を有する。ここで、「凹部4の直径d」とは、発光管2の外面2bに接する凹部4の外縁における、管軸方向(X軸方向)の幅が最大となるときの値をいう。なお、d>10Dとすると、凹部4を形成するときに発光管2を変形させる面積が大きくなることから、内部電極3が変形してしまい、内部電極3のピッチPが不均一となり、望ましくない。また、d>10Dとすると、発光管2を変形させる面積が大きくなることから、発光管2を変形させる工程に時間がかかるため、望ましくない。よってd≦10Dであることが望ましい。
また、凹部4の直径d[mm]と、発光管2の管軸方向の内部電極3のピッチP[mm]とは、好ましくはd≦Pの関係を有する。この点につき、図4を用いて説明する。
凹部4では、発光管2の内部から発せられた紫外光が散乱する。(b)に示すように、凹部4の直径d[mm]が大きくなると、紫外光が散乱するエリアが増大することで被照射体に照射される紫外線照度が低下する可能性がある。そこで、(a)に示すようにd≦Pの関係を有する凹部4を形成することにより、凹部4での紫外光の散乱に伴う不具合を低減することができる。なお、凹部4の直径d[mm]が小さすぎると、凹部4の形成に伴う発光管2の変形量が局所的に増大し、凹部4に貫通孔が形成されるおそれがある。このため、例えばD<d≦Pとなるように凹部4を形成するとよい。
[評価試験]
バリア放電ランプの試作品を用いて振動試験を行い、凹部4の有無に伴う照射特性の相違について評価した。評価試験の概要を図5に示す。なお、振動試験はJIS Z 0232に基づいて行った。振動試験前後の照度特性(UV照度変化率)および電気特性(電流変化率)をそれぞれ比較し、予備試験における測定誤差に基づいて2以下の変化率であれば問題なしと判定した。また、試験数はn=3pとした。
図6に凹部4無しの場合の評価試験の結果を、図7に凹部4有りの場合の評価試験の結果をそれぞれ示す。図6に示すように、凹部4を有しないバリア放電ランプにおいては、試料1〜3ともに照度特性および電気特性の試験前後における変化率がいずれも2%を大きく超えており、反射膜の摩耗または剥離による不具合が示唆された。一方、図7に示すように、凹部4を有するバリア放電ランプにおいては、試料4〜6ともに照度特性および電気特性の試験前後における変化率がいずれも2以下に留まっており、凹部4による改善効果が確認された。
また、点灯装置60は、高電圧および高周波を出力可能なインバータを含み、図示しない交流電源からの電力を紫外線照射ユニット1に供給可能に構成されている。点灯装置60は、例えば周波数120kHzの正弦波を印加し、1kW程度のランプ電力で紫外線照射ユニット1の発光管2を点灯させることができる。
上述したように、実施形態に係るバリア放電ランプ1は、円筒状の発光管2と、内部電極3と、反射膜5とを具備する。バリア放電ランプ1は、発光管2の内部に設けられる内部電極3と発光管2の近傍に設けられる外部電極6との間でバリア放電を行う。発光管2は、ガスが封入され、紫外光を透過する。内部電極3は、発光管2の内部に配置され、螺旋状の導体が発光管2の長さ方向に延在する。反射膜5は、発光管2の内面2aに設けられ、紫外光を発光管2の内部へ反射する。発光管2は、内部電極3の移動を規制する複数の凹部4を反射膜5とは異なる部分に有する。凹部4の直径d[mm]と、内部電極3の線径D[mm]とは、d≦10Dの関係を有する。これにより、反射膜の摩耗または剥離による不具合を抑制することができる。
また、実施形態に係る直径d[mm]と、発光管2の管軸方向の内部電極3のピッチP[mm]とは、d≦Pの関係を有する。これにより、凹部4での紫外光の散乱に伴う不具合を低減することができる。

Claims (7)

  1. ガスが封入され、紫外光を透過する円筒状の発光管と;
    前記発光管の内部に配置され、螺旋状の導体が前記発光管の管軸方向に延在する内部電極と;
    前記発光管の内面に設けられ、前記紫外光を前記発光管の内部へ反射する反射膜と;
    を具備し、前記発光管の内部に設けられる前記内部電極と前記発光管の近傍に設けられる外部電極との間でバリア放電を行うバリア放電ランプであって、
    前記発光管は、前記内部電極の移動を規制する複数の凹部を前記反射膜とは異なる部分に有し、
    前記反射膜は、前記発光管の周方向に180°以上の範囲で配置されており、
    前記凹部の直径dと、前記内部電極の線径Dとは、d≦10Dの関係を有する、バリア放電ランプ。
  2. 前記凹部の内面は、前記発光管の内側に突出して前記内部電極に当接する、請求項1に記載のバリア放電ランプ。
  3. 前記直径dと、前記管軸方向の前記内部電極のピッチPとは、d≦Pの関係を有する、請求項1または2に記載のバリア放電ランプ。
  4. 前記外部電極は、前記反射膜が設けられた前記内面に対応する前記発光管の外面側に設けられた、アルミニウム製またはステンレス製の放熱ブロックである、請求項1〜3のいずれか1つに記載のバリア放電ランプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載のバリア放電ランプと;
    前記外部電極と;
    を具備する、紫外線照射ユニット。
  6. 請求項5に記載の紫外線照射ユニットと;
    前記紫外線照射ユニットを収容する収容部と;
    を具備する、紫外線照射装置。
  7. ガスが封入され、紫外光を透過する円筒状の発光管と;
    前記発光管の内部に配置され、螺旋状の導体が前記発光管の管軸方向に延在する内部電極と;
    前記発光管の内面に設けられ、前記紫外光を前記発光管の内部へ反射する反射膜と;
    前記反射膜が設けられた前記内面に対応する前記発光管の外面側に設けられる外部電極と;
    を具備し、
    前記発光管は、前記内部電極の移動を規制する複数の凹部を前記反射膜とは異なる部分に有し、
    前記反射膜は、前記発光管の周方向に180°以上の範囲で配置されており、
    前記凹部の直径dと、前記内部電極の線径Dとは、d≦10Dの関係を有する、バリア放電ランプ。
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