JP2020036297A - アンテナ装置 - Google Patents

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Hisashi Yamagashiro
尚志 山ヶ城
洋平 古賀
Yohei Koga
洋平 古賀
甲斐 学
Manabu Kai
学 甲斐
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Abstract

【課題】所定の方向に指向性を持たせる。【解決手段】アンテナ装置(10)は、給電素子(13)と、給電素子(13)が配置された平面(12a)と同一の平面上に配置された二つの反射器(15A、15B)とを含み、二つの反射器(15A、15B)は、平面における第1の方向に間隔Dを空けて配置されるとともに、平面において第1の方向と直交する第2の方向において、給電素子(13)と距離を空けて配置されていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、アンテナ装置に関する。
給電素子(放射器)と反射器とを有するアンテナ装置を形成する場合に、基板の一方の面に給電素子を設け、他方の面に反射器を設ける場合がある(例えば、特許文献1)。この場合、基板の高さ方向において、給電素子は、反射器よりも高い位置に設けられる。
特開2009−200719号公報
電波の放射方向が、基板の面と同一方向、例えば、基板の高さ方向において、基板の上端から真っすぐ上方に向かって伸びるような放射バターンを所望する場合がある。この場合において、上述したように、給電素子と反射器とが、反対方向を向いた異なる面に設けられると、電波の放射方向が、反射器から給電素子へ向かって伸び、基板の面に対して傾いてしまう問題があった。
本発明の目的は、電波の放射方向が希望する方向に向いた指向性を持たせることが可能なアンテナ装置を提供することにある。
一つの側面は、給電素子と、前記給電素子が配置された平面と同一の平面上に配置された二つの反射器とを含み、前記二つの反射器は、前記平面における第1の方向に間隔を空けて配置されるとともに、前記平面において前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記給電素子と距離を空けて配置されているアンテナ装置である。
一つの側面として、電波の放射方向が希望する方向に向いた指向性を持たせることが可能となる。
図1(A)は、参考例に係るアンテナ装置1を示す斜視図であり、図1(B)は、アンテナ装置1の正面図であり、図1(C)は、アンテナ装置1の背面図である。 図2(A)及び(B)は、参考例に係るアンテナ装置1の放射パターン(絶対利得特性)のシミュレーション結果を示す。 図3(A)は、第1実施形態に係るアンテナ装置10の構成例を示す斜視図であり、図3(B)は、アンテナ装置10の正面図である。 図4(A)及び(B)は、第1実施形態に係るアンテナ装置10の放射パターン(絶対利得特性)のシミュレーション結果を示す。 図5(A)は、第2実施形態に係るアンテナ装置20の正面図であり、図5(B)はアンテナ装置20の背面図である。 図6は、アンテナ装置20を斜視した場合の放射パターンを示す。 図7は、第2実施形態に係るアンテナ装置20の放射パターン(絶対利得特性)のシミュレーション結果を示す。 図8は、第3実施形態に係るアンテナ装置30を示す正面図である。 図9は、第4実施形態に係るアンテナ装置40を示す正面図である。 図10(A)は、第5実施形態に係るアンテナ装置50の正面図であり、図10(B)は、アンテナ装置50の背面図である。 図11は、アンテナ装置50が適用されたスマートフォン端末60の外観構成例を示す。 図12(A)は、筐体61内に内蔵されたアンテナ装置50を示し、図12(B)は、図12(A)において破線で囲んだ部分を拡大して示す。 図13は、アンテナ装置の他の適用例を示す。 図14は、アンテナ装置の他の適用例を示す。
<参考例>
以下、参考例に係るアンテナ装置について説明する。図1(A)は、参考例に係るアンテナ装置1を示す斜視図であり、図1(B)は、アンテナ装置1の正面図であり、図1(C)は、アンテナ装置1の背面図である。
アンテナ装置1は、平板状の(直方体の)誘電体基板2を有する。誘電体基板2の長手方向(幅方向)はXYZ座標におけるx軸方向であり、短手方向(高さ方向)はy軸方向であり、厚み方向はz軸方向である。誘電体基板2の表側の平面2aの中央上部には、誘電体基板2の長手方向(x軸方向)に沿って、給電素子(放射器ともいう)3が設けられている。
給電素子3は、x軸方向に並んだ、直線状の二つの電線からなるダイポール型のアンテナエレメント(ダイポールアンテナ)であり、給電素子13のx軸方向の長さの中心に、給電点4を有している。給電点4から給電素子3をなす各電線に電力を供給することで給電素子3から電磁波(電波)が放射される。
給電素子3のx方向における長さは、一例として、ミリ波(準ミリ波)帯の通信周波数f1における波長の電気長λの半波長(λ/2)に設定される。通信周波数f1は、一例として、28GHzである。
誘電体基板2の平面2aの反対側にある、裏側の平面2bの中央下部には、直線状又は帯状の反射器5が設けられている。反射器5は、給電素子3が放射する電波をy軸正方向に反射するために設けられている。給電素子3と反射器5とのy軸方向における間隔は、通信周波数f1における波長の電気長λの四半波長(λ/4)以下に設定されている。
図1(A)〜(C)に示す例では、一例として、誘電体基板2のサイズは、10[mm](x軸方向)×2.49[mm](y軸方向)×1[mm](z軸方向)である。また、誘電体基板2の比誘電率は3.6であり、誘電正接は0である。給電素子3及び反射器5には、厚さ18μmの銅箔(幅長さ0.2mm)が用いられている。給電素子3のx軸方向の長さは3/1mmであり、反射器5のx軸方向の長さは、3.15mmである。
図2(A)及び図2(B)は、参考例に係るアンテナ装置1の放射パターン(絶対利得特性)のシミュレーション結果を示す。図2(A)は、図1(A)と同様の角度から斜視した場合の放射パターンを示し、図2(B)は、誘電体基板2の右側面(x軸方向)から見た場合の放射パターンを示す。
図2(A)及び図2(B)に示すように、参考例では、所望の方向であるy軸正方向(
図2(B)の真上の方向)ではなく、反射器5から給電素子3へ向かう方向(図2(B)のa方向)の指向性を示し、a方向に強度の強いビームが放射されている。このようなビームの傾きは、誘電体基板2の厚み(平面2aと平面2bとの距離)が大きくなるほど大きくなる。このように、給電素子3を表側の平面2aに配置し、平面2aと異なる裏側の平面2bに反射器5を配置する構成では、電波の放射方向が所望の方向(y軸正方向)に対して傾き、所望の方向に指向性を持たせることができなかった。実施形態に係るアンテナ装置は、参考例における課題を解決する。
<実施形態>
以下、図面を参照して実施形態に係るアンテナ装置について説明する。以下に説明するアンテナ装置の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<<第1実施形態>>
図3(A)は、第1実施形態に係るアンテナ装置10の構成例を示す斜視図であり、図3(B)は、アンテナ装置10の正面図である。アンテナ装置10は、平板状の(直方体の)誘電体基板12を有する。誘電体基板12は、誘電体基板2と同じサイズ、比誘電率、誘電正接を有する。
誘電体基板12の長手方向(幅方向)はXYZ座標におけるx軸方向であり、短手方向(高さ方向)はy軸方向であり、奥行き方向(厚み方向)はz軸方向である。誘電体基板12の表側の平面12aの中央上部には、x軸方向に沿って、給電素子13が設けられている。給電素子13は、x軸方向に直列配置された二つの直線状の電線を有し、x軸方向の長さの中心に給電点14を有するダイポール型のアンテナエレメント(ダイポールアンテナ)である。給電点14から給電素子13に電力を供給することで給電素子13から電磁波(電波)が放射される。
給電素子13のx軸方向における長さは、一例として、ミリ波(準ミリ波)帯の通信周波数f1における波長の電気長λの半波長(λ/2)に設定される。通信周波数f1は、一例として、28GHzであり、準ミリ波又はミリ波である。なお、通信周波数f1は、28GHzより高くても低くてもよい。例えば、通信周波数f1は、60GHz程度であってもよい。
誘電体基板12の平面12aの中央下部には、二つの(一対の)反射器15A、15Bがx軸方向に直列に配置されている。反射器15A、15Bは、給電素子13から放射された電波をy軸正方向に反射するための、分離型の反射器である。反射器15A、15Bは、給電素子13と、y軸方向において所定の距離を空けて配置されている。所定の距離は、通信周波数f1における波長の電気長λの四半波長(λ/4)以下となるように設定される。なお、x軸方向は、「第1の方向」の一例であり、y軸方向は、「平面において第1の方向に直交する第2の方向」の一例である。
反射器15A、15Bは、参考例と異なり、給電素子13が配置された面と同一平面(平面12a)上に配置されている。反射器15A、15Bは、それぞれ直線状又は帯状を有し、x軸方向において、所定の間隔Dを空けて直列に配置されている。反射器15A、15Bは、間隔Dを二等分するy軸方向の直線に対して線対称となる状態に配置されている。また、当該y軸方向の直線は、給電素子13をx軸方向において二等分する線でもあり、平面12aの平面視において、給電素子13、反射器15A、15Bは線対称(左右対称)に配置されている。
反射器15A、15Bのそれぞれの長さは、例えば、通信周波数f1における波長の電気長λの半波長(λ/2)か、それより少し長い長さ、すなわち給電素子13のx軸
方向の長さより少し長い長さに設定されている。
なお、あくまで一例であるが、給電素子13、反射器15A、15Bの材質、膜厚、幅長さは、参考例と同じである。また、給電素子13のx軸方向の長さは、3.1mmであり、反射器15A、15Bのそれぞれのx軸方向における長さは3.47mmである。給電素子13と反射器15A、15Bとは、平行であり、y方向における給電素子13と反射器15A、15Bとの距離は、1.64mmである。誘電体基板12、給電素子13、反射器15A、15Bの材質や寸法は、電波のビームに所望の指向性が得られる限りにおいて、適宜変更可能である。このことは、以下に説明する第2実施形態以降も同様である。
図4(A)及び図4(B)は、第1実施形態に係るアンテナ装置10の放射パターン(絶対利得特性)のシミュレーション結果を示す。図4(A)は、図3(A)と同様の角度からアンテナ装置10を斜視した場合の放射パターンを示し、図2(B)は、誘電体基板12の右側面(x軸方向)から見た場合の放射パターンを示す。
図4(A)及び図4(B)に示すように、第1実施形態に係るアンテナ装置10では、所望の方向であるy軸正方向(図4(B)の真上の方向)に指向性を示し、y軸正方向に強度の強いビームが放射されていると云える状況である。このように、反射器15A、15Bと給電素子13とを同一の平面(平面12a)上に配置することによって、アンテナの指向性を所望の方向に向けることができる。すなわち、所望の方向に指向性を有するアンテナ装置10を得ることができる。
第1実施形態に係るアンテナ装置10によれば、給電素子13と、給電素子13と同一の平面(平面12a)上に配置されるとともに、給電素子13に接続される給電線が通過する間隔Dを空けて配置された二つの反射器15A、15Bとを含む。これにより、所望の方向にアンテナの指向性を持たせることができる。
なお、給電素子13、反射器15A、15Bが、y軸方向の線に対して線対称(左右対称)とされることで、z軸正方向(アンテナ装置10の正面)から見たときのビームの強度部分を線対称にすることができる。
<<第2実施形態>>
第2実施形態に係るアンテナ装置20について説明する。図5(A)は、第2実施形態に係るアンテナ装置20の正面図であり、図5(B)はアンテナ装置20の背面図である。
図5(A)及び(B)において、アンテナ装置20は、誘電体基板22を有する。誘電体基板22は、幅方向(x軸方向)、高さ方向(y軸方向)、及び奥行き方向(z軸方向)を有する矩形の平板状(直方体)に形成されている。なお、一例であるが、誘電体基板22のx軸方向の長さは12mmで、y軸方向の長さは11.28mmで、z軸方向の長さは0.2mmである。また、誘電体基板22の比誘電率は3.6であり、誘電損失は0.006である。
誘電体基板22は、z軸方向において、正面をなす表側の平面22aと、平面22aの反対側にある、裏側の平面22bとを有し、平面22aの中央部の上縁部に、x軸方向に配置された給電素子(放射器)23が設けられている。給電素子23は、x軸方向において間隔を空けて直列配置された二つの直線状の電線を有するダイポール型のアンテナエレメントである。なお、給電素子23のx軸方向における両端間の長さは、3.47mmであり、電線の幅は0.25mmである。
給電素子23の各電線の、給電素子23のx軸方向における中心へ向かう側の端部には、平面22a上に形成され、y軸負方向に伸びる給電線26が接続されている。給電線26は、給電素子23をなす二つの電線のうち、図5(A)において向かって左側の電線に接続された給電線26Aと、向かって右側の電線に接続された給電線26Bとを含む。給電線26A及び給電線26Bは、y軸方向において平行に伸び、平面22aの上半分よりやや下側まで伸びている。給電線26は、厚さ18μm、幅0.2mmの銅箔を用いて形成されている。但し、サイズや材質は一例であり、これに限定されない。
給電線26A、26Bの下側の端部は、バラン27に接続されている。バラン27には、マイクロストリップライン28が接続されている。誘電体基板22の裏側の平面22bのほぼ下半分には、矩形のグラウンドプレーン29が設けられている。グラウンドプレーン29のy軸方向の長さは、5.78mmである。マイクロストリップライン28は誘電体基板22の下面を介してグラウンドプレーン29に接続されている。y軸方向において、グラウンドプレーン29の上端と、給電素子23との距離は5mmとなっている。
給電線26A、26Bのy軸方向におけるほぼ中央には、x軸方向において、給電線26A、26Bが通過可能な間隔Dを空けた状態で隣り合う、二つの(一対)の反射器25A、25Bが設けられている。換言すれば、二つの反射器25A、25Bは、給電素子23に接続された給電線26が通過するための間隔Dを空けて、x軸方向に直列配置されている。
反射器25A、25Bのそれぞれは、平面22a上に形成(配置)されており、間隔Dの中点を通過するy軸方向の線に対して線対称(左右対称)となる形状を有している。また、間隔Dの中点を通過するy軸方向の線に対して、給電素子23も線対称となる。なお、給電素子23のx軸方向における長さや、給電素子23と反射器25A、25Bとのy軸方向における距離の長さは、第1実施形態で説明した設定に従う。
第2実施形態では、反射器25A、25Bのそれぞれは、第1実施形態のような直線状ではなく、y軸の正方向及び負の方向に突出した凸状をなすように形成された折り曲げ部を有する形状となっている。反射器25A、25Bのそれぞれの線路長(直線に直した場合の長さ)は、給電素子23のx軸方向における長さより少し長い長さとなっている。
但し、第2実施形態では、反射器25A、25Bが折り曲げ部を有することで、反射器25A、25Bのx軸方向における長さを、直線状に形成する場合よりも短くできる。すなわち、第2実施形態では、x軸方向において、反射器25A、25Bが占める長さ(反射器25Aのx軸負方向における端部から反射器25Bのx軸正方向における端部までの長さ。図5(A)の例では7.16mm)を、短くして、アンテナ装置20の小型化を図ることができる。
図6及び図7は、第2実施形態に係るアンテナ装置20の放射パターン(絶対利得特性)のシミュレーション結果を示す。図6は、アンテナ装置20を斜視した場合の放射パターンを示す。図6に示すように、アンテナ装置20は、給電素子23から放射される電波を所望の方向(y軸正方向)に反射するための反射器25A、25Bが給電素子23と同一平面(平面22a)上に形成されている。これによって、y軸正方向の指向性を示しており、y軸正方向に強度の高いビームが放射されていることが分かった。
図7においても、第2実施形態に係るアンテナ装置20の放射特性は、y軸正方向(90度の方向)の指向性を示しており、y軸正方向に強度の高いビームが放射されていることが分かった。また、反射器25A、25Bを左右対称(y軸の線に対して線対称)とな
るように配置することで、ビームの強度が、90°のラインを境に線対称となる。ビームの強度分布が左右でほぼ同じとなるようにすることができる。
<<第3実施形態>>
第1及び第2実施形態では、一つの給電素子と二つの(一対の)反射器とを備えるアンテナ装置について説明した。第3実施形態では、複数の給電素子と複数の反射器とを備えるアンテナ装置(アンテナアレイ)について説明する。
図8は、第3実施形態に係るアンテナ装置30を示す正面図である。アンテナ装置30は、平板状の誘電体基板32を有する。誘電体基板32の表側の平面32a上には、複数の給電素子と、複数の反射器とが形成(配置)されている。
第3実施形態において、複数の給電素子は、二つの給電素子331と給電素子332とからなる。給電素子331と給電素子332とのそれぞれは、第1実施形態における給電素子13と同様の構成を有し、x軸方向の長さの中心に、給電点314を有している。給電素子331と給電素子332とは同じ構成(サイズ、材質)を有している。給電素子331と給電素子332とは、平面32aの上部中央において、x軸方向に、間隔D1(第1の間隔の一例)を空けて直列に配置されている。
また、第3実施形態において、複数の反射器は、反射器351と、反射器352と、反射器353との三つからなる。反射器351〜353は、同じ構成(サイズ、材質)を有している。反射器351〜353は、第1実施形態における反射器15A、15Bと同様に直線状に形成され、給電素子331,332の列の下側に、x軸方向に、間隔D2(第2の間隔の一例)を空けて、直列に配置されている。また、反射器351〜353の列は、y軸方向において、給電素子331、332の所定の距離を空けて配置されている。
給電素子331、332と、反射器351〜353は、反射器352をx軸方向において2等分するy軸方向の線に対して線対称(左右対称)となっている。これにより、アンテナ装置30を正面から見たときのビームの強度分布が左右対称となるようにすることができる。
第3実施形態では、給電素子の数をN(Nは正の整数)=2とした場合に、N+1=3となるように、給電素子331、332と、反射器351〜353を設ける。そして、間隔D1を介して隣り合う二つの給電素子331、332が、一つの反射器352を共用する構成となっている。
具体的に説明すると、複数の反射器351〜353のうち、複数の反射器の列の両端部に位置する反射器351、353を第1の反射器としたときに、反射器351と反射器352との間にある反射器352は、第2の反射器とされ、二つの給電素子によって共用される。第2の反射器を共用する二つの給電素子は、第2の反射器の両側にある間隔D2をy軸方向(第2の方向の一例)に通過する直線とそれぞれ交わる給電素子である。
図8において、第2の反射器に相当する反射器352の左側の間隔D2をy軸方向に通過する直線は、給電素子331と交わる。一方、反射器352の右側の間隔D2をy軸方向に通過する直線は、給電素子332と交わる。よって、反射器352は、給電素子331、332によって共用される。反射器352を共用することによって、反射器352の数を減らすことができ、アンテナ装置の小型化や、製造コスト削減等を図ることができる。
また、給電素子331のx軸方向における中心(給電点314)を通過するy軸方向の
直線L1(第1の直線の一例)を引いたとき、この直線L1に向かう第1の反射器(反射器351)の端部と、直線L1とのx軸方向における直線距離D2aが得られる。また、直線L1に向かう第2の反射器(反射器352)の端部と直線L1とのx軸方向における直線距離D2bが得られる。D2aの長さがD2bより短くなる(D2a<D2b)ように、第1の反射器(反射器351)は配置される。換言すれば、第1の反射器である反射器351の間隔D2をなす端部と、給電素子331の中心との距離が、第2の反射器である反射器352の間隔2をなす端部と、給電素子331の中心との距離よりも短くなっている。反射器352と反射器353との間隔D2についても同様であり、反射器353の端部は、反射器352の端部より、給電素子332の中心(給電点314)に近い。このような構成を採用することで、複数の反射器のx軸方向における長さを縮めることができ、アンテナ装置30を小型化することができる。ここで、給電素子331、332のそれぞれは、複数の給電素子の列において端部に位置する第1の給電素子の一例である。
なお、給電素子の数Nは3以上でもよく、反射器の数は、N+1より多くてもよい。また、第3実施形態において、給電素子の中心の間隔(給電点314の間隔)D3は所定値に設定されている。D3は、例えば0.7λであり、この場合、反射器は直線状に形成される。但し、反射器351、353の少なくとも一方が折り曲げ部を有していてもよい。
第3実施形態に係るアンテナ装置30によっても、上述した構成によって、参考例のような傾きを無くし、所望の方向であるy軸正方向に強いビームが形成される指向性を得ることができる。
<<第4実施形態>>
図9は、第4実施形態に係るアンテナ装置40の正面図である。アンテナ装置40は、給電素子の中心の間隔(給電点間の距離)D3が所定値より短い場合に採ることが好ましい構成を示す。アンテナ装置40は、平板状の誘電体基板42を有する。誘電体基板42の表側の平面42a上には、複数の給電素子と、複数の反射器とが形成(配置)されている。
第4実施形態では、複数の給電素子は、四つの給電素子431、432,433,434からなる。給電素子431〜434のそれぞれは、第1実施形態における給電素子13と同様の構成を有し、x軸方向の長さの中心に、給電点414を有している。給電素子431〜434は同じ構成(サイズ、材質)を有している。給電素子431〜434は、平面42aの上部中央において、x軸方向に、間隔D1(第1の間隔の一例)を空けて直列に配置されている。なお、給電素子431〜434は、等間隔で直列に配置された三つ以上の給電素子の一例である。
また、第4実施形態では、複数の反射器は、給電素子431〜434の数(N=4)より一つ多い、反射器451、452、453、454、455からなる。反射器451〜455は、給電素子431〜434の列の下側に、x軸方向に、間隔D2(第2の間隔の一例)を空けて、直列に配置されている。また、反射器451〜455の列は、y軸方向において、給電素子431〜434の所定の距離を空けて配置されている。
反射器451〜455は、第3実施形態と同様に、反射器の列の端部にある第1の反射器である反射器451、455と、反射器451と反射器455との間にある第2の反射器である反射器452、453,454とに分けられる。反射器452、453,454のそれぞれは、第3実施形態で説明した位置関係にある二つの給電素子によって共用される。反射器452は、間隔D1を介して隣り合う(隣接関係にある)、給電素子431、432に共用される。同様に、反射器453は給電素子432、433に共用される。反
射器454は給電素子433、434に共用される。
第4実施形態では、X軸方向の給電素子の中心の間隔(給電点414間の距離)D3が、第3実施形態における値より短く設定されている(例えば、λ/2)。この場合、複数の反射器451〜455のそれぞれに、折り曲げ部を有する構成を採用する。このとき、第2の反射器である反射器452〜454は、同じ形状に形成され、或るy軸方向の線を中心に左右対称となっている。ここで、図9に示すように、給電素子の列に向かって突出する凸状となるように、反射器452〜454を形成するのが好ましい。このようにすれば、給電素子の列と反対方向に向かって凸状に形成する場合より、好適な電波強度が得られる。また、第1の反射器である反射器451と反射器455とは、同じ形状にされている。但し、反射器451と反射器455とが異なる形状となっていてもよい。
第4実施形態においても、第3実施形態と同様に、第1の反射器を、アンテナ装置40の中心方向に近づけて、アンテナ装置40のサイズを小さくする構成が採用されている。すなわち、給電素子431のx軸方向における中心(給電点414)を通過するy軸方向の直線L1を引いたとき、この直線L1に向かう反射器451の端部と直線L1との距離は、直線L1と直線L1に向かう反射器452の端部との距離より短くなっている。反射器455についても同様である。従って、第1の反射器と第2の反射器との間の第2の間隔D21は、第2の反射器同士の間隔D22より短くなっている(D21<D22)。また、給電素子431〜434と、反射器451〜455とは、反射器453をx軸方向において2等分するy軸方向の直線に対して線対称となっている。
第4実施形態に係るアンテナ装置40によっても、上述した構成によって、参考例のような傾きを無くし、所望の方向であるy軸正方向に強いビームが形成される指向性を得ることができる。
<<第5実施形態>>
図10(A)は、第5実施形態に係るアンテナ装置50の正面図であり、図10(B)は、アンテナ装置50の背面図である。アンテナ装置50は、第2実施形態に係るアンテナ装置20を複数用いたマルチアンテナ構成を有する。
図10(A)において、アンテナ装置50は、平板状の誘電体基板52を有し、誘電体基板52の表面側の平面52a上に、複数の給電素子と、複数の反射器とが形成(配置)されている。具体的には、x軸方向には、複数の給電素子531、532、533、534が、第1の間隔D1を空けて直列に配置されている。給電素子531〜534のそれぞれは、給電素子23と同様の構成を有している。給電素子531、532、533、534のそれぞれには、第2実施形態で説明した、給電線26、バラン27、マイクロストリップライン28が設けられ、マイクロストリップライン28は、裏側の平面52bの下側に設けられたグラウンドプレーン59に接続されている。
また、反射器551、552、553、554、555が、x軸方向において、第2の間隔D2を空けて直列に配置されている。各給電線26は、第2の間隔を通過している。第5実施形態において、第1の反射器である反射器551、555は、反射器25A、25Bと同様の、折り曲げ部を有する形状を有し、第2の反射器である反射器552、553、554は、直線状に形成されている。
反射器551と反射器552との間隔D2、反射器554と反射器555との間隔D2に関しては、第3及び第4実施形態で説明したのと同様の構成が採用され、反射器551、555が中央に近づけられている。また、給電素子531〜534、反射器551〜555は、反射器553のx軸方向における中心を通るy軸方向の線に対して線対称となっ
ている。
上記した構成によって、第5実施形態におけるアンテナ装置50は、第1〜第4実施形態と同様に、所望の方向に指向性を持たせることができ、また、アンテナ装置50の小型化を図ることができる。
<第6実施形態>
第6実施形態として、第5実施形態に係るアンテナ装置50の適用例について説明する。図11は、アンテナ装置50が適用されたスマートフォン端末60の外観構成例を示す。スマートフォン端末60の代わりに、タブレットコンピュータ、携帯電話端末、ゲーム機などの通信端末に適用されてもよい。
スマートフォン端末60は、平板状の筐体61を有し、筐体61の正面には、電源ボタン64と、タッチパネルディスプレイ63とが設けられている。電源ボタン64を押すと、内蔵されたプロセッサがプログラムを実行することによって、ディスプレイ63に所定のユーザインタフェース(UI)を表示し、ユーザは、タッチパネルを用いたUIの操作によって、所望のアプリケーションプログラム(アプリともいう)を実行する。アプリの実行によって、音声通話を行ったり、ネットワークからダウンロードしたデータや動画を参照したりすることができる。
アンテナ装置50は、図11において破線で囲んだ、筐体の上側と下側とのそれぞれに内蔵されている。図12(A)は、筐体61内に内蔵されたアンテナ装置50を示し、図12(B)は、図12(A)において破線で囲んだ部分を拡大して示す。
アンテナ装置50は、筐体61内に配置された配線基板62のy軸方向における各端部から延出する状態で、配線基板62に取り付けられている。また、配線基板62には、通信周波数f1と異なる通信周波数f2を扱うアンテナエレメント70が設けられている。
アンテナ装置50が、一例として、28GHz帯を用いて通信する5G(Generation)のアンテナアレイであるのに対し、アンテナエレメント70は、一例として、UHF(Ultra High Frequency)帯で通信するアンテナエレメントである。アンテナエレメント70の通信周波数f2は、一例として860MHzである。通信周波数f2は、通信周波数f2は、860MHzより高くても低くてもよい。アンテナエレメント70は、一例として、4G以前の通信規格に基づく通信用に使用される。図12に示すアンテナエレメント70は、例えば、逆L型であるが、逆F型であってもよく、その他の形状の放射素子であってもよい。但し、アンテナ装置50は、他の周波数帯を扱うアンテナエレメントともに使用されることは必須の要件とされない。
図12(B)に示すように、アンテナ装置50は、配線65を介して、配線基板62に設けられたRFIC(無線装置)80と電気的に接続される。RFIC80は、電波の送信方向と受信方向とを切り替えて、アンテナ装置50で受信された電波の高周波をディジタル信号に変換したり、ディジタル信号を高周波に変換したりするための様々な回路を含んでいる。
ディジタルIC90は、Central Processing Unit(CPU)などのプロセッサと、Read Only Memory(RAM)やRead Only Memory(ROM)などのメモリとを含み、プロセ
ッサは、メモリに記憶されたプログラムを実行することによって、プログラムの目的に沿った様々な処理を行う。例えば、処理の結果をディスプレイ63に表示したり、通信用のディジタル信号を生成してRFIC80に送ったり、RFIC80から得たディジタルデータに所定の処理を施したりする。RFIC80に送られたディジタル信号は、RFIC
80によりアナログの高周波に変換され、アンテナ装置50から電波として放射される。RFIC80はアンテナエレメント70を用いた送受信処理を兼用してもよく、アンテナエレメント70を用いた送受信処理は、RFIC80以外の回路によって行われてもよい。なお、配線基板62の下端にあるアンテナ装置50に係る構成は、図12(B)を用いて説明した、配線基板62の上端にあるアンテナ装置50に係る構成と同じである。アンテナ装置50の代わりに、アンテナ装置10,20,30,40のいずれかを適用してもよい。
他の適用例としては、第1〜第5実施形態に係るアンテナ装置を、車載端末に搭載し、図13に示すような車車通信(V2V)に用いることが考えられる。或いは、図14に示すように、基地局110からの電波を受信して、屋内のスマートフォン端末60などに中継するリピータ装置120に、第1〜第5実施形態に係るアンテナ装置を適用することが考えられる。以上説明した実施形態の構成は適宜組み合わせることができる。
10,20、30、40、50・・・アンテナ装置
13、23、331〜332、431〜434・・・給電素子
14、314,414・・・給電点
15A、15B、25A、25B、351〜353、451〜455・・・反射器

Claims (14)

  1. 給電素子と、
    前記給電素子が配置された平面と同一の平面上に配置された二つの反射器とを含み、
    前記二つの反射器は、前記平面における第1の方向に間隔を空けて配置されるとともに、前記平面において前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記給電素子と距離を空けて配置されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記給電素子及び前記二つの反射器の平面視において、前記給電素子及び前記二つの反射器が線対称に配置されている
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記二つの反射器の夫々が折り曲げ部を有する
    請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記平面上に配置され、前記給電素子に接続されるとともに前記間隔を通過する給電線をさらに含む
    請求項1から3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 複数の給電素子と、
    前記給電素子が配置された平面と同一の平面上に配置された、前記複数の給電素子の数より多い複数の反射器とを含み、
    前記複数の給電素子は、前記平面における第1の方向に、第1の間隔を空けて直列に配置され、
    前記複数の反射器は、前記平面において前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記複数の給電素子と距離を空けて配置されるとともに、前記平面における前記第1の方向に第2の間隔を空けて配置されている
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 前記複数の反射器のうちの少なくとも一つの反射器が、前記複数の給電素子のうち、前記第1の間隔を介して隣り合う二つの給電素子に共用される
    請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記複数の反射器のうち、前記複数の反射器の列の両端部に位置する二つの第1の反射器の間にある第2の反射器が、前記第2の反射器の両側にある前記第2の間隔を前記第2の方向に通過する直線とそれぞれ交わる二つの給電素子によって共用される
    請求項5又は6に記載のアンテナ装置。
  8. 前記複数の反射器のうち、前記第1の方向において中心に位置する反射器の中心を通過する前記第2の方向の直線に対して、前記複数の給電素子及び前記複数の反射器が線対称となっている
    請求項5から7のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  9. 隣り合う給電素子の中心の間隔が所定値以上であり、前記第2の反射器の形状は直線状である
    請求項5から8のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  10. 隣り合う給電素子の中心の間隔が所定値より小さく、前記第2の反射器の形状は折り曲げ部を有する形状である
    請求項5から8のいずれかに記載のアンテナ装置。
  11. 前記折り曲げ部は、前記複数の給電素子の列に向かって突出する凸状に形成されている請求項10に記載のアンテナ装置。
  12. 前記複数の給電素子の列において端部に位置する第1の給電素子の、前記第1の方向における中心を通過し、前記第2の方向に伸びる第1の直線が通過する前記第2の間隔を形成する前記第1の反射器と前記第2の反射器とがあり、前記第1の反射器と前記第1の直線との距離が、前記第2の反射器と前記第1の直線との距離より短い
    請求項5から11のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  13. 前記複数の給電素子の列において端部に位置する第1の給電素子に接続された給電線が通過する前記第2の間隔を空けて隣り合う前記第1の反射器と前記第2の反射器とがあり、前記隣り合う前記第1の反射器と前記給電線との距離が、前記隣り合う前記第2の反射器と前記給電線との距離より短い
    請求項5から11のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  14. 前記複数の給電素子として三つ以上の給電素子が等間隔で前記第1の方向に直列に配置されており、
    前記第1の反射器と前記第2の反射器との間にある前記第2の間隔の長さが、前記第2の反射器同士の間にある前記第2の間隔の長さより短い
    請求項5から13のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
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