JP2020035117A - 印鑑撮像装置及び印鑑撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印影がはっきりした画像を得ることが可能な印鑑撮像装置及び印鑑撮像方法を提供する。【解決手段】印鑑撮像装置は、印鑑の印面を撮像する印鑑撮像装置であって、前記印面に光を照射する照射部と、前記印鑑と前記照射部との間に位置し、前記照射部から前記印面の一部への光を透過する領域である透過領域を有する一部透過部と、前記透過領域を介して前記印面の一部を撮像する撮像部と、前記透過領域を変更する変更部と、変更された複数の前記透過領域についての撮像結果に基づき、前記印面の少なくとも一部を示す画像を生成する生成部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の一態様は、印鑑の印面を撮像する印鑑撮像装置などに関する。
印鑑を紙などに押印することなく印鑑の印面を読み取る印鑑ダイレクトリーダがある。このような印鑑ダイレクトリーダは、たとえば特許文献1などに開示されている。
特開2011−138371号公報
行政機関または金融機関などにおいて印鑑の印影を登録する場合、紙などに押印された印影が撮像され、撮像結果である当該印影を含む画像が登録されることがある。しかしながら、押印時における印鑑の紙への押し付け具合に応じて印影がばらつくことがある。このような印影のばらつきを抑制する技術として、印鑑の印面を直接撮影する技術がある。たとえば、特許文献1に記載の印鑑ダイレクトリーダでは、印鑑の印面の周辺に4つのLEDが等間隔に配置されており、4つのLEDを1つずつ点灯させて印面を撮像し、4つの画像を生成する。そして、これら4つの画像を合成することにより印鑑の印影データが得られる。
しかしながら、印面は複雑な凹凸形状を有しているため、特許文献1に記載の構成のように印面全体にLED光が照射される場合、外乱光などのノイズとなる光が影響し、印影がはっきりした画像を得ることが困難なことがある。
本発明は、上記の課題などを解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の一の手段は、
印鑑(51)の印面(51a)を撮像する印鑑撮像装置(1)であって、
前記印面に光を照射する照射部(22、24)と、
前記印鑑と前記照射部との間に位置し、前記照射部から前記印面の一部(51b)への光を透過する領域である透過領域を有する一部透過部(21)と、
前記透過領域を介して前記印面の前記一部を撮像する撮像部(26)と、
前記透過領域を変更する変更部(30)と、
変更された複数の前記透過領域についての撮像結果に基づき、前記印面の少なくとも一部を示す画像を生成する生成部(29)と、を備える、
印鑑撮像装置である。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、光を透過領域から透過させて印面の一部を照射することで、全開口で印面に光を照射する場合と比べて、外乱光などのノイズとなる光の影響を弱めることができる。これにより、印面の一部を撮像した画像において印影をよりはっきりさせることができ、さらに透過領域を変更しながら撮像することで、印面の他の一部を撮像した画像においても印影をよりはっきりさせるこができる。そして、変更された複数の透過領域についての撮像結果に基づき、印影のはっきりした印面の画像を生成することができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記透過領域(21b、21c)は、矩形状であり、
前記変更部は、前記透過領域の位置を移動する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、たとえば、矩形の断面を有する印鑑に対しては、印面と透過領域とが重ならない部分の発生を抑制することができる。また、移動前の透過領域と移動後の透過領域とを1つの辺で接しさせたり、重なり部分が矩形になるように重ねたりすることができる。これにより、透過領域による印面の走査を効率よく行うことができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記透過領域(21d)は、環状であり、
前記変更部は、前記透過領域の径を変更する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、たとえば、円形の断面を有する印鑑に対しては、印面と透過領域とが重ならない部分の発生を抑制することができるので、透過領域による印面の走査を効率よく行うことができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記透過領域(21e)は、格子状であり、
前記変更部は、前記透過領域の位置を移動する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、透過領域を印面全体に分布させることができるので、印面全体に分布した印面の一部に対して光を照射させることができる。これにより、印面と透過領域とが重なる面積をより大きくすることができるので、透過領域による印面の走査を効率よく行うことができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記撮像部は、前記一部透過部に対する前記印鑑の反対側に位置する撮像素子(27)を含み、
前記照射部(24)は、前記撮像素子から前記印面へ向かう方向に沿って光を照射する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、印面に照射される光が進行する方向と撮像される光が進行する方向とを略正反対にすることができるので、印面の凹凸形状に基づく影を際立たせることができる。これにより、印影のよりはっきりした印面の画像を生成することができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記照射部(22)は、前記印面の周囲から前記印面に光を照射する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、印面の一部に対して斜め方向から光を照射することができるので、光の明暗によって凹凸形状を際立たせた印面を撮像することができる。これにより、印影のよりはっきりした印面の画像を生成することができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記一部透過部は、複数の前記透過領域(21f、21g)を有する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、1つの透過領域によって印面を走査する場合と比べて、印面全体の走査をより早く完了させることができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記一部透過部は、液晶を用いて、前記透過領域における光を透過させ、前記透過領域以外の光の透過を制限する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、透過領域の形状及びサイズなどを自由に設定できるとともに、透過領域の変更を容易に行うことができる。
上記印鑑撮像装置において、好ましくは、
前記生成部は、前記撮像結果に基づき、前記印面の全部を示す画像を生成する。
上記構成の印鑑撮像装置によれば、印影のはっきりした印面全体の画像を生成することができるので、ばらつきを抑制した印影を行政機関または金融機関などに登録することができる。
また、本発明の別の手段は、
印鑑の印面を撮像する印鑑撮像装置であって、前記印面に光を照射する照射部と、前記印鑑と前記照射部との間に位置し、前記照射部から前記印面の一部への光を透過する領域である透過領域を有する一部透過部と、を備える印鑑撮像装置における印鑑撮像方法であって、
前記透過領域を介して前記印面の前記一部を撮像するステップと、
前記透過領域を変更するステップと、
変更された複数の前記透過領域についての撮像結果に基づき、前記印面の少なくとも一部を示す画像を生成するステップと、を有する、
印鑑撮像方法である。
上記構成の印鑑撮像方法によれば、光を透過領域から透過させて印面の一部を照射することで、全開口で印面に光を照射する場合と比べて、外乱光などのノイズとなる光の影響を弱めることができる。これにより、印面の一部を撮像した画像において印影をよりはっきりさせることができ、さらに透過領域を変更しながら撮像することで、印面の他の一部を撮像した画像においても印影をよりはっきりさせるこができる。そして、変更された複数の透過領域についての撮像結果に基づき、印影のはっきりした印面の画像を生成することができる。
図1は、本実施形態の印鑑撮像装置の構成を示す図である。 図2は、本実施形態の印鑑の印面の一例を示す図である。 図3は、本実施形態の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。 図4は、本実施形態における印鑑撮像装置における印鑑画像生成処理を示すフローチャートである。 図5は、本実施形態の第1の変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。 図6は、本実施形態の第2の変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。 図7は、本実施形態の第3の変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。 図8は、本実施形態の第4の変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。
本発明の測定装置は、照射部から印鑑の印面の一部への光を透過する透過領域を有し、当該透過領域を介して印面の一部を撮像する構成において、透過領域を変更し、変更された複数の透過領域についての撮像結果に基づき、印面の少なくとも一部を示す画像を生成する構成としている点を特徴のひとつとする。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態
(1)基本例
(2)動作例
(3)第1の変形例
(4)第2の変形例
(5)第3の変形例
(6)第4の変形例
(7)本実施形態の特徴
2.補足事項
<1.実施形態>
<(1)基本例>
<印鑑撮像装置の構成例>
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の印鑑撮像装置の構成を示す図である。図1に示されるように、印鑑撮像装置1は、リング照明光源22、同軸照明光源23、ハーフミラー24、レンズ系25、カメラ26、生成部29及び液晶モジュール31を含んで構成される。カメラ26は、撮像素子27及び基板28を含んで構成される。液晶モジュール31は、液晶部21及びドライバ30を含んで構成される。
各図面にはx軸、y軸およびz軸を示している。レンズの光軸25aに平行な軸であって、被写体である印鑑51から見て撮像素子27へ向いている軸を「z軸」と定義する。z軸に垂直な軸であって、ハーフミラー24から見て同軸照明光源23へ向いている軸を「y軸」と定義する。また、z軸およびy軸の両方に垂直な軸を「x軸」と定義する。ここでは、x軸、y軸およびz軸は、右手系の3次元の直交座標を形成する。以下、z軸の矢印方向をz軸+側、矢印とは逆方向をz軸−側と呼ぶことがあり、その他の軸についても同様である。また、z軸+側及びz軸−側をそれぞれ「リア側」及び「フロント側」と呼ぶことがある。
<印鑑51>
図2は、本実施形態の印鑑の印面の一例を示す図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態では、印鑑51は、円柱形状を有しており、印鑑51の中心軸とレンズ系25の光軸25aとが一致するように設けられる。印鑑51は、撮像素子27と対向する印面51aを有する。印面51aは、光軸25aに垂直であり、光軸25aを中心とする円形を有する。印面51aは、印鑑51を紙面に押印したときに文字及び丸枠が印影となるように彫られている。言い換えると、印面51aでは、文字及び丸枠以外の部分が窪んでいる。本実施形態の印影は、たとえば、y軸+側からy軸−側に向かって並べられる「山口」という2文字、及びこれら2文字を内部に含む丸枠である。
<同軸照明光源23>
本実施形態では、同軸照明光源23は、液晶部21とレンズ系25との間であって光軸25aに対するy軸+側に設けられる。同軸照明光源23は、たとえば、LED、レーザまたは白熱球などであり、y軸下側に向けて光を照射する。
<ハーフミラー24>
ハーフミラー24は、印面51aに光を照射する。本実施形態では、ハーフミラー24は、同軸照明光源23のy軸−側の光軸25a上に位置する。ハーフミラー24は、同軸照明光源23から光を受けて、受けた光の一部をz軸−側へ反射することで光軸25aに沿って光を照射する。ハーフミラー24によって反射された光は、液晶部21を介して印面51aに照射される。また、ハーフミラー24は、同軸照明光源23から受けた光の残りをy軸−側へ透過させる。
<リング照明光源22>
リング照明光源22は、印面51aの周囲から印面51aに光を照射する。本実施形態では、リング照明光源22は、液晶部21とハーフミラー24との間に設けられる。なお、リング照明光源22は、ハーフミラー24とレンズ系25との間に設けられてもよい。リング照明光源22では、たとえば、光軸25aを中心とし、z軸+側に向かって縮径するテーパーの内面に複数のLEDまたは白熱電球が設けられる。これら複数のLEDまたは白熱電球は、印面51aのリア側から斜めに当たるように光を照射する。リング照明光源22とハーフミラー24との組み合わせは、本発明でいう「照射部」の一具体例である。
<液晶モジュール31>
<液晶部21>
図3は、本実施形態の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。図1〜図3に示されるように、液晶モジュール31は、上述のように液晶部21及びドライバ30を含んで構成される。液晶部21は、印鑑51とリング照明光源22及び同軸照明光源23との間に位置する。液晶部21は、リング照明光源22及び同軸照明光源23から印面51aの一部(以下、撮像対象部分51bと称することがある。)への光を透過する領域である透過領域21bを有する。本実施形態では、撮像対象部分51bは、リア側から光軸25aに沿って透過領域21bを平面視した場合において、透過領域21bと印面51aとが重なる領域(以下、重なり領域と称することがある。)である。なお、撮像対象部分51bは、液晶部21及び印鑑51の相対的な位置関係、ならびに印面51aに対する光の当たり具合などによって、重なり領域より大きくなる場合もあるし、小さくなる場合もある。液晶部21は、本発明でいう「一部透過部」の一具体例である。
詳細には、液晶部21は、撮像素子27と対向するカメラ側液晶面21hと、印面51aと対向する印鑑側液晶面21iと、を有する。本実施形態では、液晶部21は、たとえば、印鑑側液晶面21iと印面51aとが近接し、平行になるように設けられる。以下、カメラ側液晶面21h及び印鑑側液晶面21iの各々を、単に液晶面と称することがある。液晶面は、xy面に平行である。液晶面の形状は、光軸25aを中心とし、x軸に平行な1対の辺及びy軸に平行な1対の辺を含む略正方形である。
液晶部21は、複数の画素(図示しない)を含む。複数の画素は、カメラ側液晶面21h内にドットマトリクスに配置される。画素のドットピッチは、たとえば、0.1〜0.3ミリメートルであり、印面51aのサイズと比べて十分に小さい。
液晶部21は、液晶を用いて、透過領域21bにおける光を透過させ、透過領域21b以外の光の透過を制限する。詳細には、液晶部21は、ドライバ30から受ける制御信号に基づき各画素を透過状態または透過が制限された状態(以下、制限状態を称することがある。)に遷移させる。ここで、透過状態における画素の透過率をTonと定義する。また、制限状態における画素の透過率をToffと定義する。Ton/Toffによって得られる値をコントラストと定義する。本実施形態では、コントラストは、たとえば数百〜数千である。
本実施形態では、透過領域21bは、y軸方向に長い矩形状である。詳細には、透過領域21bのy軸+側の辺及びy軸−側の辺は、カメラ側液晶面21hのy軸+側の辺及びy軸−側の辺とそれぞれ重なる。透過領域21bに含まれる画素はTonの透過率を有するため、リング照明光源22及び同軸照明光源23から撮像対象部分51bへの光、ならびに撮像対象部分51bから撮像素子27への光の透過光量が多い。一方、カメラ側液晶面21hのうちの透過領域21b以外の領域に含まれる画素はToffの透過率を有するため、リング照明光源22及び同軸照明光源23から印面51aの撮像対象部分51b以外の部分への光、ならびに当該部分から撮像素子27への光の透過光量が極めて小さい。すなわち、リング照明光源22及び同軸照明光源23からの光が、撮像対象部分51bだけに照射され、撮像対象部分51bだけが撮像素子27によって撮像されると近似することができる。
<ドライバ30>
ドライバ30は、透過領域21bを変更する。本実施形態では、ドライバ30は、透過領域21bの位置を移動する。詳細には、ドライバ30は、液晶モジュール31における液晶部21の周辺回路である。ドライバ30は、たとえば、透過領域21bのサイズ及び位置を示す透過領域情報を生成部29から受けて、受けた透過領域情報に基づき制御信号を生成し、生成した制御信号を液晶部21へ出力する。この制御信号は、透過領域21bに含まれる画素を透過状態に遷移させ、透過領域21b以外の領域に含まれる画素を制限状態に遷移させる信号である。ドライバ30は、本発明でいう「変更部」の一具体例である。
<レンズ系25>
本実施形態では、レンズ系25は、ハーフミラー24に対するz軸+側に位置する。レンズ系25は、たとえば、1枚以上のレンズを有し、レンズ鏡筒(図示しない)に収容される。なお、レンズ鏡筒には、レンズの他に、スペーサ、口径板、及び光学フィルタなどが含まれてもよい。レンズ系25におけるレンズは、ガラスまたはプラスチック等の透過性を有する素材で形成され、フロント側における印面51aからの光を屈折させながらリア側に透過させ、撮像素子27に結像させる。スペーサは、光軸25a方向に適度な厚みを有する板状で円環状の部材であり、各レンズの光軸25a方向の位置を調整する。スペーサは、光軸25aを含む中心部に開口部を有する。口径板は、通過する光の最外位置を決める。光学フィルタは、所定の波長の光を抑制または遮蔽する。これらの光学部材の数及び種類は、任意に変更可能である。
<カメラ26>
カメラ26は、液晶部21に対する印鑑51の反対側に位置し、透過領域21bを介して撮像対象部分51bを撮像する。カメラ26は、本発明でいう「撮像部」の一具体例である。
<撮像素子27>
撮像素子27は、レンズ系25に対するz軸+側に位置し、撮像対象部分51bからの光を透過領域21b、ハーフミラー24及びレンズ系25を介して受光する。撮像素子27は、照射された光を電気信号に変換する光電変換素子であり、たとえばC−MOSセンサまたはCCDなどであるが、これらに限定されるものではない。また、カメラ26においては、撮像素子27以外の撮像機能を要する撮像部を採用してもよい。
<基板28>
基板28は、撮像素子27を含む電子部品が搭載されたリジッド基板である。基板28は、たとえば、生成部29から撮像命令を受けると、撮像素子27によって取得された電気信号に対して、基板28に搭載された電子部品によって所定の電気処理または信号処理を施すことで、撮像素子27の撮像結果すなわち撮像対象部分51bを含む画像を示す画像情報を生成する。基板28は、生成した画像情報を撮像命令の応答として生成部29へ出力する。
<生成部29>
生成部29は、変更された複数の透過領域21bについての撮像結果に基づき、印面51aの全部を示す画像を生成する。詳細には、生成部29は、たとえば、透過領域21bのサイズ及び位置を示す透過領域情報を作成し、作成した透過領域情報をドライバ30へ出力する。そして、生成部29は、カメラ26へ撮像命令を出力し、撮像命令の応答としてカメラ26から画像情報を受けると、受けた画像情報を保持する。これにより、生成部29は、印面51aにおける撮像対象部分51bを含む画像を取得する。生成部29は、透過領域21bの位置を移動させてカメラ26から画像情報を取得する処理を繰り返し行い、透過領域21bによってカメラ側液晶面21hを走査させながら画像情報を蓄積する。生成部29は、蓄積した各画像を合成することにより、印面51aの全部を示す画像を生成する。
<(2)動作例>
次に、本実施形態の印鑑撮像装置における印鑑画像生成処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、本実施形態における印鑑撮像装置における印鑑画像生成処理を示すフローチャートである。
<S100>
たとえば、ユーザは、印鑑51を所定の位置に配置し、印鑑撮像装置1を動作させる。印鑑撮像装置1が動作を開始すると、リング照明光源22及び同軸照明光源23は、点灯する(S100)。
<S102>
次に、生成部29は、透過領域21bのサイズ及び位置を設定し、設定したサイズ及び位置を示す透過領域情報を作成してドライバ30へ出力する(S102)。本実施形態では、生成部29は、1番目の透過領域21bとして、たとえば、透過領域21bのx軸−側の辺とカメラ側液晶面21hのx軸−側の辺とが一致する透過領域21bの位置を設定する。
<S104>
次に、ドライバ30は、生成部29から透過領域情報を受けると、受けた透過領域情報に基づき制御信号を生成し、生成した制御信号を液晶部21へ出力する。液晶部21は、ドライバ30から受ける制御信号に基づき、透過領域21bに含まれる画素を透過状態に遷移させるとともに、透過領域21b以外の領域に含まれる画素を制限状態に遷移させる(S104)。
<S106>
次に、生成部29は、カメラ26へ撮像命令を出力する。カメラ26は、生成部29から撮像命令を受けると、受けた撮像命令に従って印面51aを撮像し、撮像結果を示す画像情報を生成部29へ出力する(S106)。
<S108>
次に、生成部29は、カメラ26から画像情報を受けると、受けた画像情報を蓄積する(S108)。
<S110>
次に、生成部29は、カメラ側液晶面21hの全部が透過領域21bによって走査されたか否かを確認する(S110)。
<S102>
次に、生成部29は、カメラ側液晶面21hの全部が透過領域21bによって走査されていない場合(S110でNO)、透過領域21bのサイズ及び位置を新たに設定し、設定したサイズ及び位置を示す透過領域情報を作成してドライバ30へ出力する(S102)。本実施形態では、生成部29は、2番目の透過領域21bの位置を、たとえば、1番目の透過領域21bのx軸+側の辺と2番目の透過領域21bのx軸−側の辺とが一致するように設定する。このようにして透過領域21bがx軸−側からx軸+側へ移動することで、カメラ側液晶面21hが透過領域21bによって走査される。
<S112>
一方、生成部29は、カメラ側液晶面21hの全部が透過領域21bによって走査された場合(S110でYES)、蓄積した各画像を合成することにより、印面51aの全部を示す画像を生成する。
なお、上記フローチャートにおけるS102の処理は、生成部29が、透過領域21bをx軸−側からx軸+側へ移動する構成に限らず、透過領域21bをx軸+側からx軸−側へ移動する構成であってもよい。
また、上記フローチャートにおけるS102の処理は、2番目の透過領域21bの位置を、1番目の透過領域21bと2番目の透過領域21bとが一部重なるように設定する構成であってもよい。
<(3)第1の変形例>
次に、本実施形態の第1の変形例の印鑑撮像装置の構成について、図5を参照しながら説明する。本変形例を含む各変形例の説明では、変形例が基本例と相違する点についての説明を行い、基本例と共通の部分については説明を省略する。図5は、本実施形態の第1の変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。本変形例の透過領域21cは、基本例の図3に示す透過領域21bと比較して、透過領域21cの長軸の向きが相違している。詳細には、図1及び図5に示されるように、本変形例の印鑑撮像装置1における液晶部21では、図3に示す液晶部21と比較して、透過領域21cは、x軸方向に長い矩形状である。詳細には、透過領域21cのx軸+側の辺及びx軸−側の辺は、カメラ側液晶面21hのx軸+側の辺及びx軸−側の辺とそれぞれ重なる。透過領域21cの走査方向は、たとえば、y軸−側からy軸+側、またはy軸+側からy軸−側である。
本変形例では、生成部29は、透過領域21cの位置をy軸に平行に移動させてカメラ26から画像情報を取得する処理を繰り返し行い、透過領域21cによってカメラ側液晶面21hを走査させながら画像情報を蓄積する。生成部29は、蓄積した各画像を合成することにより、印面51aの全部を示す画像を生成する。
<(4)第2の変形例>
次に、本実施形態の第2の変形例の印鑑撮像装置の構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、本変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。図1及び図6に示されるように、本変形例の印鑑撮像装置1における液晶部21は、図3に示す液晶部21と比較して、透過領域21dは、環状である。詳細には、透過領域21dは、カメラ側液晶面21hの中心を中心とする円環形状を有する。
ドライバ30は、透過領域21dの径を変更する。詳細には、生成部29は、たとえば、透過領域21dの幅及び内径を示す透過領域情報を作成し、作成した透過領域情報をドライバ30へ出力する。ドライバ30は、生成部29から透過領域情報を受けると、受けた透過領域情報に基づき制御信号を生成し、生成した制御信号を液晶部21へ出力する。これにより、透過領域21dに含まれる画素が透過状態に遷移し、透過領域21d以外の領域に含まれる画素が制限状態に遷移するため、図6に示すような、円環形状の透過領域21dが生成される。
生成部29は、カメラ26へ撮像命令を出力し、撮像命令の応答としてカメラ26から画像情報を受けると、受けた画像情報を保持する。そして、生成部29は、たとえば、より大きな内径を示す透過領域情報を作成し、作成した透過領域情報をドライバ30へ出力する。このようにして、内径を大きくしながらの透過領域21dによるカメラ側液晶面21hの走査、及び画像の蓄積が行われる。そして、生成部29は、透過領域21dの内径を大きくしながら蓄積した各画像を合成することにより、印面51aの全部を示す画像を生成する。
なお、生成部29は、より小さな内径を示す透過領域情報を作成してもよい。この場合、内径を小さくしながらの透過領域21dによるカメラ側液晶面21hの走査、及び画像の蓄積が行われる。また、透過領域21dの外周の形状及び内周の形状は、楕円または矩形であってもよい。
<(5)第3の変形例>
次に、本実施形態の第3の変形例の印鑑撮像装置の構成について、図7を参照しながら説明する。図7は、本変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。図1及び図7に示されるように、本変形例の印鑑撮像装置1における液晶部21は、図3に示す液晶部21と比較して、透過領域21eは、格子状である。詳細には、透過領域21eは、x軸に平行な複数の矩形の領域(以下、x方向領域と称することがある。)、及びy軸に平行な複数の矩形の領域(以下、y方向領域と称することがある。)を含む。
ドライバ30は、透過領域21eの位置を移動する。詳細には、生成部29は、たとえば、x方向領域の幅、間隔及び位置、ならびにy方向領域の幅、間隔及び位置を示す透過領域情報を作成し、作成した透過領域情報をドライバ30へ出力する。ドライバ30は、生成部29から透過領域情報を受けると、受けた透過領域情報に基づき制御信号を生成し、生成した制御信号を液晶部21へ出力する。これにより、透過領域21eに含まれる画素が透過状態に遷移し、透過領域21e以外の領域に含まれる画素が制限状態に遷移するため、図7に示すような、格子状の透過領域21eが生成される。
生成部29は、カメラ26へ撮像命令を出力し、撮像命令の応答としてカメラ26から画像情報を受けると、受けた画像情報を保持する。そして、生成部29は、たとえば、よりx軸+側へ移動させた位置を示す透過領域情報を作成し、作成した透過領域情報をドライバ30へ出力する。このようにして、x軸−側からx軸+側へ移動させながらの透過領域21eによるカメラ側液晶面21hの走査、及び画像の蓄積が行われる。そして、生成部29は、透過領域21eをx軸−側からx軸+側へ移動させながら蓄積した各画像を合成することにより、印面51aの全部を示す画像を生成する。
なお、生成部29は、よりx軸−側へ移動させた位置を示す透過領域情報を作成してもよい。この場合、x軸−側へ移動させながらの透過領域21eによるカメラ側液晶面21hの走査、及び画像の蓄積が行われる。また、透過領域21eによるカメラ側液晶面21hの走査方向をy軸方向とする構成であってもよい。
<(6)第4の変形例>
次に、本実施形態の第4の変形例の印鑑撮像装置の構成について、図8を参照しながら説明する。図8は、本変形例の印鑑撮像装置において、z軸+側から見た液晶部の一例を示す図である。図1及び図8に示されるように、本変形例の印鑑撮像装置1における液晶部21は、図3に示す液晶部21と比較して、複数の透過領域を有する。本実施形態では、液晶部21は、透過領域21f及び透過領域21gを有する。透過領域21f及び透過領域21gの各々は、図3に示す透過領域21bと同様にy軸方向に長い矩形状を有する。
ドライバ30は、透過領域21f及び透過領域21gの位置を移動する。詳細には、生成部29は、たとえば、透過領域21fのサイズ及び位置、ならびに透過領域21gのサイズ及び位置を示す透過領域情報を作成し、作成した透過領域情報をドライバ30へ出力する。ドライバ30は、生成部29から透過領域情報を受けると、受けた透過領域情報に基づき制御信号を生成し、生成した制御信号を液晶部21へ出力する。これにより、透過領域21fに含まれる画素及び透過領域21gに含まれる画素が透過状態に遷移し、透過領域21f及び透過領域21g以外の領域に含まれる画素が制限状態に遷移するため、図8に示すような、2つの透過領域21f及び透過領域21gが生成される。
生成部29は、カメラ26へ撮像命令を出力し、撮像命令の応答としてカメラ26から画像情報を受けると、受けた画像情報を保持する。そして、生成部29は、たとえば、よりx軸+側へ移動させた、透過領域21f及び透過領域21gの位置を示す透過領域情報を作成し、作成した透過領域情報をドライバ30へ出力する。このようにして、透過領域21f及び透過領域21gの各々をx軸−側からx軸+側へ移動させながらの透過領域21f及び透過領域21gによるカメラ側液晶面21hの走査、及び画像の蓄積が行われる。そして、生成部29は、透過領域21f及び透過領域21gをx軸−側からx軸+側へ移動させながら蓄積した各画像を合成することにより、印面51aの全部を示す画像を生成する。
なお、生成部29は、よりx軸−側へ移動させた、透過領域21f及び透過領域21gの位置を示す透過領域情報を作成してもよい。この場合、透過領域21f及び透過領域21gの各々を、x軸+側からx軸−側へ移動させながらの透過領域21f及び透過領域21gによるカメラ側液晶面21hの走査、及び画像の蓄積が行われる。また、透過領域21f及び透過領域21gの各々は、図5に示すようなx軸方向に長い矩形状を有してもよい。また、透過領域21f及び透過領域21gの各々は、互いに重ならない円環形状を有してもよい(図6参照)。また、液晶部21は、3つ以上の透過領域を有する構成であってもよい。
<(7)本実施形態の特徴>
上記構成の印鑑撮像装置によれば、光を透過領域21bから透過させて印面51aの一部を照射することで、全開口で印面51aに光を照射する場合と比べて、外乱光などのノイズとなる光の影響を弱めることができる。これにより、印面51aの撮像対象部分51bを撮像した画像において印影をよりはっきりさせることができ、さらに透過領域21bを変更しながら撮像することで、印面51aの他の撮像対象部分51bを撮像した画像においても印影をよりはっきりさせるこができる。そして、変更された複数の透過領域21bについての撮像結果に基づき、印影のはっきりした印面の画像を生成することができる。
上記構成の印鑑撮像装置(基本例または第1の変形例)では、透過領域21b、21cが矩形状であり、ドライバ30が、透過領域21b、21cの位置を移動するため、たとえば、矩形の断面を有する印鑑に対しては、印面と透過領域21b、21cとが重ならない部分の発生を抑制することができる。また、移動前の透過領域21b、21cと移動後の透過領域21b、21cとを1つの辺で接しさせたり、重なり部分が矩形になるように重ねたりすることができる。これにより、透過領域21b、21cによる印面の走査を効率よく行うことができる。
上記の第2の変形例の印鑑撮像装置では、透過領域21dが環状であり、ドライバ30が、透過領域21dの径を変更するため、たとえば、円形の断面を有する印鑑51に対しては、印面51aと透過領域21dとが重ならない部分の発生を抑制することができるので、透過領域21dによる印面51aの走査を効率よく行うことができる。
上記の第3の変形例の印鑑撮像装置では、透過領域21eが格子状であり、ドライバ30が、透過領域21eの位置を移動するため、透過領域21eを印面51a全体に分布させることができるので、印面51a全体に分布した撮像対象部分51bに対して光を照射させることができる。これにより、印面51aと透過領域21eとが重なる面積をより大きくすることができるので、透過領域21eによる印面51aの走査を効率よく行うことができる。
上記構成の印鑑撮像装置では、ハーフミラー24が、液晶部21に対する印鑑51の反対側に位置する撮像素子27から印面51aへ向かう方向に沿って光を照射するため、印面51aに照射される光が進行する方向と撮像される光が進行する方向とを略正反対にすることができる。これにより、印面51aの凹凸形状に基づく影を際立たせることができるので、印影のよりはっきりした印面51aの画像を生成することができる。
上記構成の印鑑撮像装置では、リング照明光源22が、印面51aの周囲から印面51aに光を照射するため、印面51aの撮像対象部分51bに対して斜め方向から光を照射することができるので、光の明暗によって凹凸形状を際立たせた印面51aを撮像することができる。これにより、印影のよりはっきりした印面51aの画像を生成することができる。
上記構成の印鑑撮像装置では、液晶部21が、透過領域21f、21gを有するため、1つの透過領域によって印面51aを走査する場合と比べて、印面51aの走査をより早く完了させることができる。
上記構成の印鑑撮像装置では、液晶部21が、液晶を用いて、透過領域21bにおける光を透過させ、透過領域21b以外の光の透過を制限するため、透過領域21bの形状及びサイズなどを自由に設定できるとともに、透過領域21bの変更を容易に行うことができる。
上記構成の印鑑撮像装置では、生成部29が、撮像結果に基づき、印面51aの全部を示す画像を生成するため、印影のはっきりした印面51a全体の画像を生成することができるので、ばらつきを抑制した印影を行政機関または金融機関などに登録することができる。
<2.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
本実施形態の印鑑撮像装置では、液晶モジュール31の液晶部21が「一部透過部」の一具体例である構成について説明したが、たとえば、撮像対象部分51bへの光を透過する領域としての孔が形成された金属板などが「一部透過部」の一具体例となる構成であってもよい。この場合、たとえば、「変更部」として機能するアクチュエータなどによって金属板をxy面内で移動させることによって、金属板に形成された孔の位置が変更される。
また、本実施形態の印鑑撮像装置では、生成部29が、印面51aの全部を示す画像を生成する構成について説明したが、生成部29は、印面51aの一部を示す画像を生成する構成であってもよい。
また、本実施形態の印鑑撮像装置では、リング照明光源22及び同軸照明光源23が設けられる構成について説明したが、リング照明光源22及び同軸照明光源23のいずれか一方が設けられる構成であってもよい。
本発明の印鑑撮像装置は、たとえば、行政機関または金融機関などに登録する印鑑の印面の撮像に好適に適用される。
1…印鑑撮像装置
21…液晶部
21b、21c、21d、21e、21f、21g…透過領域
21h…カメラ側液晶面
21i…印鑑側液晶面
22…リング照明光源
23…同軸照明光源
24…ハーフミラー
25…レンズ系
25a…光軸
26…カメラ
27…撮像素子
28…基板
29…生成部
30…ドライバ
31…液晶モジュール
51…印鑑
51a…印面
51b…撮像対象部分

Claims (10)

  1. 印鑑の印面を撮像する印鑑撮像装置であって、
    前記印面に光を照射する照射部と、
    前記印鑑と前記照射部との間に位置し、前記照射部から前記印面の一部への光を透過する領域である透過領域を有する一部透過部と、
    前記透過領域を介して前記印面の前記一部を撮像する撮像部と、
    前記透過領域を変更する変更部と、
    変更された複数の前記透過領域についての撮像結果に基づき、前記印面の少なくとも一部を示す画像を生成する生成部と、を備える、
    印鑑撮像装置。
  2. 前記透過領域は、矩形状であり、
    前記変更部は、前記透過領域の位置を移動する、
    請求項1に記載の印鑑撮像装置。
  3. 前記透過領域は、環状であり、
    前記変更部は、前記透過領域の径を変更する、
    請求項1に記載の印鑑撮像装置。
  4. 前記透過領域は、格子状であり、
    前記変更部は、前記透過領域の位置を移動する、
    請求項1に記載の印鑑撮像装置。
  5. 前記撮像部は、前記一部透過部に対する前記印鑑の反対側に位置する撮像素子を含み、
    前記照射部は、前記撮像素子から前記印面へ向かう方向に沿って光を照射する、
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印鑑撮像装置。
  6. 前記照射部は、前記印面の周囲から前記印面に光を照射する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の印鑑撮像装置。
  7. 前記一部透過部は、複数の前記透過領域を有する、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の印鑑撮像装置。
  8. 前記一部透過部は、液晶を用いて、前記透過領域における光を透過させ、前記透過領域以外の光の透過を制限する、
    請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の印鑑撮像装置。
  9. 前記生成部は、前記撮像結果に基づき、前記印面の全部を示す画像を生成する、
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の印鑑撮像装置。
  10. 印鑑の印面を撮像する印鑑撮像装置であって、前記印面に光を照射する照射部と、前記印鑑と前記照射部との間に位置し、前記照射部から前記印面の一部への光を透過する領域である透過領域を有する一部透過部と、を備える印鑑撮像装置における印鑑撮像方法であって、
    前記透過領域を介して前記印面の前記一部を撮像するステップと、
    前記透過領域を変更するステップと、
    変更された複数の前記透過領域についての撮像結果に基づき、前記印面の少なくとも一部を示す画像を生成するステップと、を有する、
    印鑑撮像方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019086837A (ja) * 2017-11-01 2019-06-06 ローレル精機株式会社 印面データ取得装置及び印面データ取得方法

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