JP2020034526A - ワークの位置姿勢認識装置およびピッキングシステム - Google Patents
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Abstract
Description
(1)略円柱状のワークを表した点群データに基づいてワークの位置および姿勢を認識する装置であって、装置を制御する制御手段を備え、制御手段が、ワークのサイズに基づいてモデルを生成するモデル生成手段と、モデルを用いてワークの軸方向を推定する軸方向推定手段と、を含み、軸方向推定手段は、モデルを所定の回転軸周りに回転させ、点群データとの一致度が最も高い回転角度を軸方向として推定することを特徴とする。
(6)上記(1)〜(5)の何れかに記載の位置姿勢認識装置と、軸方向に基づいてワークを把持するメインハンドと、メインハンドが把持したワークの姿勢を変更する補助ハンドと、を備えたことを特徴とする。
(1)PC2が、3Dスキャナ4へ計測トリガを発行する。
(2)3Dスキャナ4が、計測対象物の表面の三次元形状をスキャンする。
(3)3Dスキャナ4が、計測中間データをPC2へ送信する。
(4)PC2が、計測中間データを点群データPに変換する。
なお、3Dスキャナ4が、点群データPへの変換を実施する場合もある。しかし、点群データPの生成は計算量が多いため、一般的には演算制御PC2にて、専用ライブラリを用いて点群データPに変換される。また、三次元形状のスキャン手法としては、例えば、プロジェクタ方式、ステレオカメラ方式等が挙げられる。
(1)メインハンド31による把持位置がスカラロボット3の可動範囲外である。
(2)メインハンド31とパレット12が干渉する。
(3)メインハンド31と、把持対象のワークWとは別のワークWが干渉する。
把持が不可能である場合には、記憶部22から次に一致度の高いモデルMを読み出す。そして、制御部21は、把持可能と判断されたモデルMに対応する制御情報をスカラロボット3に送信する。制御情報は、例えば、モデルMに対応する原点Oの座標(xo,yo,zo)および半径r等の制御パラメタを好適に採用できる。
(a)爪先を待機位置(x0,y0,z0)で保持する。
(b)爪先をワークWの真上である座標(x1,y1,z0)に移動する。
(c)把持爪33をワークWの中心軸と平行になるように回転させる。
(d)電動グリッパ32を動作させ、爪先を「ワークWの直径+α」つまり、「半径r×2+α」まで開く。
(e)爪先を座標(x1,y1,z1)に移動する。
(f)電動グリッパ32を動作させ、爪先を「直径−β」つまり、「半径r×2−β」まで閉じる。
(g)爪先を座標(x1,y1,z0)に移動する。つまり、z方向に垂直に移動させ、z座標のみ待機位置z0まで戻す。
その後、爪先を待機位置(x0,y0,z0)まで戻す。このときは、ワークWは、必ずしも水平に把持されているとは限らない。
(a)メインハンド31、カメラ5、バックライト6の位置関係を示す図である。
(b)メインハンド31をカメラ5から見た図である。
(c)カメラ5が把持状態を撮影し、撮影画像51を出力する。出力した撮影画像51は、PC2に送信され、把持状態検出部29により処理される。
図7(d)〜(h)は、把持状態検出部29における以下の処理を示している。
(d)撮影画像51を二値化する。
(e)あらかじめ撮影したメインハンド31の把持爪33の画像でマスキングし、ワークWの画像のみ抽出する。
(f)抽出したワークWの画像について主成分分析し、ワークWの傾きを検出する。
(g)検出したワークWの傾きに沿って、ワークWの左端と右端を検出する。
(h)左端と右端のうち、太い方をワークの頭端Whとし、反対側を尾端Wtとする。
(a)初期状態では、補助ハンド34の挟持爪36は開いている。
(b)補助ハンド34の回転ステージ37の角度をワークWの傾きにあわせて回転させる。
(c)メインハンド31を移動させ、ワークWの尾端Wtを、補助ハンド34の爪先(挟持爪36の先端部)付近まで運ぶ。
(d)メインハンド31をさらに移動させ、ワークWの尾端Wtを、補助ハンド34の挟持爪36の間に運ぶ。
(e)補助ハンド34の挟持爪36をワークWに合わせて閉じる
(f)メインハンド31の把持爪33を開いてワークWを開放する。
(g)メインハンド31をz方向に移動させる。
(h)補助ハンド34の回転ステージ37の角度を0度に戻す。
(i)メインハンド31をワークWの把持位置まで降ろす。
(j)メインハンド31を閉じてワークWを把持するとともに、補助ハンド34を開く。
(k)メインハンド31を横に移動して、補助ハンド34からワークWを引き抜く。
(l)スカラロボット3がz軸周りに回転移動し、メインハンド31は、ワークWを整列トレイに載置する。
2 演算制御用PC(位置姿勢認識装置)
3 スカラロボット
4 3Dスキャナ
5 カメラ
21 制御部
22 記憶部
23 インターフェース
24 点群データ生成部
25 サイズ推定部
26 モデル生成部
27 軸方向推定部
28 把持可能性判断部
29 把持状態検出部
31 メインハンド
32 電動グリッパ
33 把持爪
34 補助ハンド
35 エアチャック
36 挟持爪
37 回転ステージ
O 原点
P 点群データ
M モデル
W ワーク
q 軸候補点
p 点群データに含まれる各点
r 半径
n 法線ベクトル
Claims (7)
- 略円柱状のワークを表した点群データに基づいてワークの位置および姿勢を認識する装置であって、
前記装置を制御する制御手段を備え、
前記制御手段が、ワークのサイズに基づいてモデルを生成するモデル生成手段と、前記モデルを用いてワークの軸方向を推定する軸方向推定手段と、を含み、
前記軸方向推定手段は、前記モデルを所定の回転軸周りに回転させ、点群データとの一致度が最も高い回転角度を軸方向として推定することを特徴とする位置姿勢認識装置。 - 前記軸方向推定手段は、前記点群データに基づいて法線ベクトルを推定し、前記点群データに含まれる点群を、前記点群データにより表される略円柱の中心軸に向けて集積させ、前記点群の集積度に基づいて前記モデルの回転軸を選択する請求項1に記載の位置姿勢認識装置。
- 前記制御手段が、ワークのサイズを推定するサイズ推定手段を含み、
前記サイズ推定手段は、所定の値を仮ワーク径とし、仮ワーク径に対応するモデルを、前記モデル生成手段を用いて生成し、生成したモデルに対応する軸方向を、前記軸方向推定手段を用いて推定し、点群データとの一致度が最も高いモデルに対応する仮ワーク径を実ワーク径として推定する請求項1または2に記載の位置姿勢認識装置。 - 前記軸方向推定手段が、前記モデル毎に前記点群データとの一致度の平均値を算出する手段を含み、
前記サイズ推定手段は、前記平均値が最も高いモデルに対応する仮ワーク径を実ワーク径として推定する請求項3に記載の位置姿勢認識装置。 - 前記一致度の高い順にモデルを記憶する手段を含み、
前記制御手段は、前記モデルに基づいてワークが把持可能か否かを判断する把持可能性判断手段を含み、
前記把持可能性判断手段は、前記記憶手段から一致度の高い順に前記モデルを読み出して把持可能性を判断し、把持可能なモデルを出力する請求項1〜4のいずれかに記載の位置姿勢認識装置。 - 請求項1〜5の何れかに記載の位置姿勢認識装置と、前記軸方向に基づいてワークを把持するメインハンドと、前記メインハンドが把持したワークの姿勢を変更する補助ハンドと、を備えたことを特徴とするピッキングシステム。
- 前記メインハンドによるワークの把持状態を検出するカメラを備え、
前記補助ハンドは、前記カメラの検出結果に基づいてワークの姿勢を変更する請求項6に記載のピッキングシステム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022234752A1 (ja) * | 2021-05-06 | 2022-11-10 | 三菱電機株式会社 | ピッキングシステム |
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