JP2020031858A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
かかる遊技機では、小当り遊技によって大入賞口に入球した遊技球が特定領域を通過するとことに基づいて、小当り遊技よりも遊技者にとって有利な大当り遊技を実行可能とされている(特許文献1を参照)。
つまり、この種の遊技機では、(1)当否判定の結果が小当りとなり、特別図柄表示装置で、特別図柄の変動表示を経て確定表示されるまでの遊技(以下、図柄変動遊技という)と、(2)特別図柄が確定表示され、小当りを発生した後において、開放制御された大入賞口に遊技球を入球させ、この遊技球を特定領域に通過させる遊技(以下、役物遊技という。)とを、この順に2段階で行うことが必要となる。
始動口への入球に起因して当否判定が実行されると、特別図柄の変動表示を実行した後、前記当否判定の結果を示す結果図柄を確定表示する特別図柄表示手段と、
前記結果図柄として、前記当否判定の結果が小当りであることを示す小当り図柄が確定表示されることに基づいて、所定の大入賞口を開放制御する小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、を備え、
前記小当り遊技によって開放制御された大入賞口に入球した遊技球が、特定領域に誘導されることに基づいて、前記小当り遊技よりも有利な大当り遊技を実行する遊技機であって、
前記当否判定の結果が小当りとなると、確定表示される小当り図柄の種類を複数の種類から選択する選択手段と、
前記大入賞口の内部に設けられると共に、投入された遊技球を所定の確率で前記特定領域に誘導する振分装置と、
前記大入賞口に入球した遊技球に関し、前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を調整する調整手段と、
前記特別図柄の変動表示に応じて実行され、前記結果図柄の確定表示に応じて終了する変動演出を、演出装置において実行する変動演出実行手段と、
を備え、
前記調整手段は、前記小当り図柄の種類に応じて、前記小当り遊技によって開放制御された大入賞口に入球した遊技球が、前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を調整し、
前記変動演出実行手段は、前記変動演出において前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆する情報を報知する投入球数示唆演出を実行する
ことを特徴とする。
ここで、請求項1の発明は、(1)所謂「羽根物と称する遊技機(2種遊技機)」であってもよいし、(2)所謂「1種2種混合機と称する遊技機」であってもよい。
特に、始動口として、常時入球可能な第1始動口と、開閉可能な第2始動口と、を備える場合には、第1始動口に基づく当否判定で小当りと判定される確率よりも、第2始動口に基づく当否判定で小当りと判定される確率が高くされるため、第2始動口への遊技球の入球を狙う遊技を行うこととすれば、振分装置に投入可能とされる遊技球の球数が多くなる可能性があることと相まって、役物大当り遊技の実行頻度をより高くすることができる。
ここで、本発明の「演出装置」として、例えば、「視覚的な演出を行う演出図柄表示装置」と、「音による演出を行う発声装置(スピーカ)」、「電飾的な演出を行う電飾装置(ランプ)」、「可動物(役物等)の作動や出現で演出を行う可動装置」、「振動(バイブレーション)によって演出を行う振動装置」とのうちの少なくとも何れかを例示できる。例えば、投入球数示唆演出を演出図柄表示装置での演出表示を行ったり、発声装置の音声(1球投入りますよ、2球投入りすよ、3球投入りすよ等)によって行ったり、電飾装置の発光色(例えば、1球投入示唆は「白」、2球投入示唆は「青」、2球投入示唆は「赤」)で行ったりしてもよい。
請求項1に記載の遊技機において
前記変動演出は、前記特別図柄の変動表示に対応して、複数の演出図柄の変動表示を開始した後、該複数の演出図柄を所定の停止順序で停止表示して終了すると共に、該停止表示された複数の演出図柄の組み合わせ態様によって前記当否判定の結果を報知するものであり、
前記投入球数示唆演出は、
前記変動演出を開始した複数の演出図柄のうちで、前記停止順序が最終の演出図柄が停止表示される前において、前記停止順序が到来した演出図柄を停止表示して構成される中間演出表示の表示態様によって、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆することを特徴とする。
この場合、例えば、所謂「テンパイ」となった態様(例えば、リーチ表示を構成する演出図柄(構成図柄)が示す数字等)や、所謂「テンパイ」となった態様で出現するキャラクタの種類や数等によって、小当り遊技が実行された場合における「振分装置」への投入可能球数を示唆することができる。
なお、本明細書においては、演出表示装置でリーチ表示を契機として開始される演出をリーチ演出と称することとする。
更に、「中間演出表示」としては、リーチ表示以外の表示を例示することができる。例えば、変動演出が、複数の演出図柄の変動表示を実行して構成される場合に、最初に停止表示される演出図柄(演出図柄が示す数字、色、数字を示すキャラクタ等)によって、小当り遊技が実行された場合における「振分装置」への投入可能球数を示唆することもできる。
請求項1又は2に記載の遊技機において
前記投入球数示唆演出は、
前記変動演出を終了するまでの間に実行されると共に、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆する予告演出態様で実行されることを特徴とする。
なお、請求項3の発明において、予告演出態様の出現時を種々選択でき、例えば、前述の中間演出表示(リーチの表示)の実行前と、中間演出表示(リーチの表示)の実行中と、中間演出表示(リーチの表示)の実行後とのうちの少なくとも何れかを例示できる。
請求項2に記載の遊技機において
前記投入球数示唆演出では、前記中間演出表示を契機に開始される演出の態様によって、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆することを特徴とする。
請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機において
前記始動口への入球に起因して抽出された抽出情報を記憶する抽出情報記憶手段を備え、前記当否判定は該抽出情報に基づいて実行されると共に、
前記当否判定が行われる前に前記抽出情報記憶手段に記憶されている抽出情報の内容を先読判定する先読判定手段を備え、
前記投入球数示唆演出では、
前記先読判定の結果に基づいて、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆する先読演出を行うことを特徴とする。
図1に示すように、本実施形態のパチンコ機50は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠5Aにて各構成を保持する構造を有している。外枠5Aの左側上下にはヒンジ5B設けられており、ヒンジ5Bにより、板ガラス6Aが嵌め込まれた前枠(ガラス枠)5C及び内枠が、外枠5Aに対し開閉可能に保持される。また、前枠5Cの板ガラス6Aの奥には、内枠に保持された遊技盤1(図2)が設けられている。
前枠5Cの下部には、上皿5Dと下皿6Bとが一体に形成されている。また、下皿6Bの右側には発射ハンドル6Eが設けられており、該発射ハンドル6Eを時計回りに操作することにより発射装置が作動し、上皿5Dから供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。また、上皿5Dの中央には、演出ボタン3A及びジョグダイヤル3Bが設けられている。
このパチンコ機50は、いわゆるCR機であり、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)8Aが付属されていると共に、上皿5Dの右側には球貸ボタン8B,精算ボタン8C,精算表示装置8Dが設けられている。
また、センターケース5の直下には、常時遊技球が入球可能な第1始動口11が配設されている。
更に、センターケース5の右側(第2遊技領域3b)には普通図柄作動ゲート17が配設され、普通図柄作動ゲート17の下方には可変式の第2始動口12が配設されている。そして、普通図柄作動ゲート17を遊技球が通過すると、普通図柄の当否抽選用の複数種類の乱数が抽出され、抽出された乱数に基づいて普通図柄の当否判定(普通図柄抽選)が行なわれる。また、普通電動役物として構成された第2始動口12は、普通図柄の当否判定(普通図柄抽選)での当選時に、所定時間、開放状態となる。
なお、第2始動口12は、第1始動口11の右斜め上方に配設され、開放状態となると入球可能となり、閉鎖状態となると入球不可能となる。但し、開放状態でないとき(閉鎖状態であるとき)にも入球可能であるが、開放状態であるときは閉鎖状態であるときよりも入球容易とされてもよい。
また、前述の第2大入賞口15は小当り遊技時に小当り用の開放パターンで開放される。
更に、遊技領域3における向かって左下方側(第1遊技領域3aの下方側)には、複数の一般入賞口31、32、33が配設されている。
上記のように遊技盤1を構成することによって、第1始動口11に遊技球が入球(第1始動口スイッチ11a(図8参照)が遊技球を検出)すると、第1特別図柄表示装置9において第1特別図柄(第1特柄)が変動を開始し、所定時間後に停止する。
また、遊技球を第2遊技領域3bに遊技球を流下させ(所謂、右打ちを行い)、普通図柄作動ゲート17に遊技球が入球(普通図柄作動スイッチ17a(図8参照)が遊技球を検出)すると、普通図柄表示装置7で普通図柄(以下、普図とも記載)が変動表示を開始し、所定時間後に停止した普図の態様に応じて、後述する普通電役ソレノイド12b(図8参照)を駆動させる。
普通電役ソレノイド12bが駆動すると、ほぼ同期して普通電動役物16の扉部が開放して、第2始動口12への入球(第2始動口スイッチ12a(図8参照)の検出)が可能となるように構成されている。そして、第2始動口12に遊技球が入球すると、第2特別図柄表示装置10において第2特別図柄が変動表示を開始し、所定時間後に停止する。
図2に示すように、センターケース5は、パチンコ機50の前方に開口する窓5aを備え、この窓5aを通じて、内蔵する演出図柄表示装置6の画面6aを遊技者から視認可能としている。また、センターケース5の内部(第2大入賞口(第2大入賞装置)15の内部)には、振分装置93と調整装置91とが設けられている。
つまり、第2大入賞口ソレノイド15bの駆動を停止すると、図3の破線に示すように、開閉部材92が回動支点92bを基準に左上がり姿勢(以下、閉鎖姿勢という)になり、取入口90aが閉鎖される。このため、第2遊技領域3bを取入口90aの周囲に流下する遊技球Y1が、センターケース5(第2大入賞口15)の内部に進入できない状態となる。
また、センターケース5の内部であって、取入口90aの近傍には、センターケース5への入球を検知する第2カウントスイッチ15aが設けられている。
誘導路形成部材90fは切換口90mを境に、第1誘導路形成部90gと第2誘導路形成部90hとに分岐している。このうち、第1誘導路形成部90gは、そのままパチンコ機50の機外に通ずる第1誘導路90Aを構成し、第2誘導路形成部90hは振分装置93に通ずる第2誘導路90Bを構成する。
調整用ソレノイド91bは、略円筒状の外郭体91cと、外郭体91cの内部に設けた軸受(図示を省略)によって移動可能に支持されたプランジャ91dと、外郭体91cの内部においてプランジャ91dの外周位置に配置されたソレノイドコイル(図示を省略)と、プランジャ91dの外郭体91cからの突出量が多くなるように付勢するコイルバネ(図示を省略)とを備える。また、可動片91aは、プランジャ91dの突端部と一体化されている。
そして、ソレノイドコイルへの通電を行わないときに、図4(a)及び図5(a)に示すように、プランジャ91dはコイルバネの付勢力によって、その突出量が最大となり、その突端部に一体化された可動片91aが、切換口90mを閉鎖する。このため、通過口90jを通過した遊技球は、第1誘導路90Aに向かって誘導される。
また、前述の投入球数検出スイッチ(調整用センサ)91kは、第2誘導路形成部90Bにおいて切換口90mの近傍に配置されている。この投入球数検出スイッチ91kは、切換口90mから遊技球が進入したことを検出するためのものであり、投入球数検出スイッチ91kが検出した遊技球の球数(検出回数)によって、第2誘導路形成部90Bに進入した遊技球数をカウントすることができる。
図6に示すように、振分装置93は、ベース体93aと、ベース体93aの凹所93b(図7(a)を参照)上で回転する回転体94と、回転体94に伝達機構を介して回転力を与える回転モータ94b(図8を参照)とを備える。なお、凹所93bの平面形状は略円形とされている。
回転体94は略円板形状に形成され、軸心94Jを上下に向けて、凹所93b上に回転可能な状態で配置されている。なお、本パチンコ機50において、回転体94は常時、右方向に回転することとされている。また、回転体94の上面部は軸心94Jを中心に上方に向かって若干膨らんでいる。
そして、常時、右回転方向に回転する回転体94は回転する度に、1回の「特定連通穴93cと特定振分穴94cとの連通」と、3回の「通常振分穴94d〜94fと通常連通93cとの連通」とを行うことになる。
そして、凹所93bの後方に位置する合流部(以下、受取部)93Tで、第2誘導路90Bの終端部より排出される遊技球を受け取る。そして、パチンコ機50においては、受取部93Tで受け取った遊技球を左移動経路93L若しくは右移動経路93Rに進入させる。
なお、受渡部93Sに遊技球が到達したタイミングで、 受渡部93Sの後方に特定振分穴94c若しくは通常振分穴94d〜94fが到達している場合には、当該遊技球は、そのまま到達した振分穴94c〜94fに進入する。
また、振分装置93は投入された遊技球が、受渡部93Sで特定振分穴94cに受け渡された場合には、回転体94の右回転方向への回転量が多くなると、パチンコ機50の機外に排出される。つまり、特定振分穴94cと、特定連通穴93bとが上下方向に連通したところで、遊技球が、当該受け渡された通常振分穴94d〜94fから特定連通穴93cに移行し、特定領域92Vを通過した後、パチンコ機50の機外に排出される。
また、払出制御装置81はCRユニット端子板24を介してプリペイドカードユニットと交信することで払出モータ20を作動させ、貸し球を排出する。払出された貸し球は払出スイッチ21に検出され、検出信号は払出制御装置81に入力される。なお、CRユニット端子板24は精算表示基板25とも双方向通信可能に接続されており、精算表示基板25には、遊技球の貸出しを要求するための球貸ボタン、精算を要求するための返却ボタン、残高表示器が接続されている。
開放延長機能未作動時(非開放延長状態)において、普通図柄の1回の当りに対して普通電動役物(第2始動口12)は、0.2秒の開放動作を1回行うよう設定されている。
一方、開放延長機能作動時(開放延長状態)において、普通図柄の1回の当りに対して、普通電動役物(第2始動口12)は1.0秒の開放動作を3回行うよう設定されている。
そして、大当りに当選すると(特別図柄に関する当否判定の結果が大当りとなると)、第1大入賞口14が30.0秒の開放動作を、所定のインターバルを挟み、計10回行うことを内容とする大当り遊技を実行する。
なお、以下の説明において、特別図柄に関する当否判定の結果が大当りとなることに基づいて実行される大当り遊技を「図柄大当り遊技」と称することがある。
そして、小当りに当選すると(特別図柄に関する当否判定の結果が小当りとなると)、第2大入賞口15が5.0秒の開放動作を1回行うことを内容とする小当り遊技を実行する。
なお、以下の説明において、特別図柄に関する当否判定の結果が小当りとなることに基づいて実行される小当り遊技を実行中において、遊技球が特定領域92Vを通過することに基づいて実行される大当り遊技を「役物大当り遊技」と称することがある。また、「第2大入賞口15に入球した遊技球が有効期間内に特定領域92Vを通過すること」を「V入賞」と称することがある。
なお、「図柄大当り遊技」と「役物大当り遊技」とで開放動作を行う大入賞口が異なっていてもよい。
つまり、「図柄大当り遊技」を実行した後においては、開放延長機能が作動せず、遊技状態は通常状態(非開放延長状態)となる。このため、「図柄大当り遊技」は専ら、所定数の賞球を獲得する遊技となり、「1/300」の大当り確率で大当りの発生をめざしたり、「1/80」の小当り確率で小当りの発生をめざしたりする遊技となり易い。
一方、「役物大当り遊技」を実行した後においては、「50%」の割合で開放延長機能が作動し、遊技状態は開放延長状態(時短状態)となり、「50%」の割合で開放延長機能が作動せず、遊技状態は開放延長状態(時短状態)とならない。そして、開放延長状態(時短状態)は、大当り遊技終了後(役物大当り遊技終了)、特別図柄の変動表示が100回行われるか、特別図柄に関する当否判定の結果が大当りになるまで継続する。
また、大当り遊技(図柄大当り遊技、役物大当り遊技)においては、第1大入賞口14が30.0秒の開放動作を複数回行う。そして、大当り遊技における各開放動作(以下、大当りラウンドということがある)においては、上限数(本実施例では、10球)の遊技球が第1大入賞口14に入球するか、開放限度時間が終了すると開放動作を終了する。この場合、30.0秒の開放動作で第1大入賞口14に上限数(規定入球数;10球)の遊技球、若しくは、上限数(規定入球数)に近い数(8球若しくは7球)の遊技球が入球する可能性が高く、しかも、大当り遊技において実行される開放動作の回数が複数回とされている。
このため、仮に、第1大入賞口14に1球の遊技球が入球した場合の賞球数と、第2大入賞口15に1球の遊技球が入球した場合の賞球数が等しくされても(両者とも15球とされても)、大当り遊技は小当り遊技よりも遊技者によってより有利な当り遊技となる。
なお、確定表示する大当り図柄(大当りの種類)によって、実行される「図柄大当り遊技」の内容が異なってもよい(例えば、大当りラウンドが、5回、7回、10回と異なってもよい)。
この場合、本実施例のパチンコ機50では、図10に示すように、小当り図柄(小当りの種類)が、第1小当り図柄(選択率;25%)、第2小当り図柄(選択率;15%)、第3小当り図柄(選択率;10%)、第4小当り図柄(選択率;25%)、第5小当り図柄(選択率;15%)若しくは第6小当り図柄(選択率;10%)に決定される。
本実施例では、特図1当否判定の結果が小当りとなる場合と、特図2当否判定の結果が小当りとなる場合には、何れの場合も、同一の小当り図柄が同一の選択率(振分率)で選択される。
このため、小当り遊技中にV入賞することに基づいて「役物大当り遊技」を実行する確率は、振分装置93に投入される遊技球の多少に応じて変化する。つまり、「役物大当り遊技」を実行する確率は、小当り遊技Aを実行する場合が最も低く、小当り遊技Cを実行する場合が最も高くなっている。従って、本実施例のパチンコ機50では、確定表示される小当り図柄によって役物大当り遊技の実行確率が異なるため、変化に富み、意外性の高い遊技を行うこともできる。
つまり、小当り遊技Aを行っている際に「V入賞」することに基づいて実行される「役物大当り遊技」では、第1大入賞口14が30.0秒の開放動作を計10回行う。但し、第1小当り図柄を確定表示されることに起因する役物大当り遊技の終了後には開放延長機能が作動し、第4小当り図柄を確定表示されることに起因する役物大当り遊技の終了後には開放延長機能が作動しない。
また、小当り遊技Bを行っている際に、「V入賞」することに基づいて実行される「役物大当り遊技」では、第1大入賞口14が30.0秒の開放動作を計7回行う。但し、第2小当り図柄を確定表示されることに起因する役物大当り遊技の終了後には開放延長機能が作動し、第5小当り図柄を確定表示されることに起因する役物大当り遊技の終了後には開放延長機能が作動しない。
つまり、第1小当り図柄、第2小当り図柄若しくは第3小当り図柄を確定表示されることに起因する役物大当り遊技の終了後には、遊技状態が開放延長状態となり、小当り確率が高くなるため、役物大当り遊技をスピーディ且つ高頻度に実行することができる。
つまり、時短図柄が選択される確率が、第1特図小当りを生じた場合の方が第2特図小当りを生じた場合よりも高くすることで、第1特図小当りの発生に基づいて役物大当り遊技を実行した後に遊技状態が開放延長状態に突入する割合を高くして、第2特図小当りの発生時に役物大当り遊技を実行した後に遊技状態として開放延長状態を継続する率(第2特図小当りに基づいて開放延長状態となる割合)を低くしてもよい。
また、時短図柄が選択される確率を、第2特図小当りを生じた場合の方が第1特図小当り生じた場合よりも高くすることで、第1特図小当りの発生に基づいて役物大当り遊技を実行した後に遊技状態が開放延長状態に突入する割合を低くして、第2特図小当りの発生時に役物大当り遊技を実行した後に遊技状態として開放延長状態を継続する率(第2特図小当りに基づいて開放延長状態となる割合)を高くしてもよい。つまり、第2特図小当りを生じた場合の方が第1特図小当り生じた場合よりも高くすると、一旦、開放延長状態になると(突入すると)、以後、開放延長状態を継続し易くなる。
マイコンによるハード割り込みが実行されると、まず正常割り込みであるか否かが判断される(S10)。この判断処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否かを判断することにより行われ、マイコンにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行して良いのか否かを判断するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるマイコンの暴走等が考えられるが、マイコンの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えて良いので、ほとんどが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
正常割り込みとの肯定判断がなされると(S10:yes)、初期値乱数更新処理(S20)、大当り決定用乱数更新処理(S25)、大当り図柄決定用乱数1更新処理(S30)、大当り図柄決定用乱数2更新処理(S35)、小当り図柄決定用乱数更新処理(S40)、当り決定用乱数更新処理(S45)、リーチ判定用乱数更新処理(S50)、変動パターン決定用乱数更新処理(S55)が行われる。
続いて、当否判定処理(S65)、画像出力処理等の各出力処理(S70)、不正監視処理(S75)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には初期乱数更新処理(S80)をループ処理する。
そして、S215の処理で否定判定されると(S215:no)、第1保留記憶が有るか否か判定し(S220)、否定判定なら(S220:no)リターンする。
S215又はS220の処理で肯定判定されると(S215:yes,S220:yes)、S230の処理に移行する。この「S215とS220の判定順序」は、本パチンコ機50において第1保留記憶と第2保留記憶が記憶されている場合、第2保留記憶を優先的に処理(当否判定)することを示している。
S250の処理の肯定判定、S255〜S265、S280の処理を経ると、S290の処理に移行し、当否判定の対象とした第1又は第2保留記憶のリーチ決定用乱数および変動パターン決定用乱数に基づいて、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10、及び演出図柄表示装置6に表示する図柄の変動時間を特定する変動パターンを選択する変動パターン選択処理を行う(S290)。
ここで、本実施例では、第1特別図柄の小当り確率は1/80に設定され、第2特別図柄は1/2と高確率に設定されている(当否判定の結果が、大当りでない場合には略50%の割合で、当否判定の結果が小当りとなる)。但し、当否判定の結果が小当りとなる確率を更に高く(例えば、198/199、略小当りに当選)としてもよい。
ここで、本実施例では、小当り遊技の開放パターンとして、S275の処理で選択された小当り図柄が何れであっても、第2大入賞口15を5秒に亘って、1回開放するパターンが設定される(図9及び図10を参照)。また、本実施例では、このS280の処理において、S275の処理で選択された小当り図柄に応じて、振分装置93に投入可能な球数を設定する処理が行われる。
ここで、予定数は、確定表示される小当り図柄が第1小当り図柄若しくは第4小当り図柄である場合に「1」、第2小当り図柄若しくは第5小当り図柄である場合に「2」、第3小当り図柄若しくは第6小当り図柄である場合に「3」、とされる(図10を参照)。
そして、S270の処理の肯定判定、S275、S280、S290の処理を経ると、S292の処理に移行し、当否判定後の保留記憶の情報をサブ統合制御装置83に送信する処理を行った後(S292)、S296の処理に移行する。 このS270の処理の肯定判定を経たS296の処理の処理では、選択した小当り図柄および変動パターンの情報を、変動指示コマンドとしてサブ統合制御装置83へ送信する(S296)。
一方、当否判定の結果が、大当りでなく、小当りでもない場合には、(1)リ−チ表示及びその後のリーチ演出を実行しないケース(以下、単純ハズレのケースという)と、(2)リ−チ表示及びその後のリーチ演出を実行するケース(以下、リーチハズレのケースという)がある。このため、S270の否定判定を経て移行するS290においては、先ず、S110若しくはS145で取得したリーチ判定用乱数に基づく乱数抽選でリーチの実行判定を行い、「リ−チ表示及びリーチ演出」の可否を決定する。そして、リーチの実行判定で否定判定されると、非リーチ用(リ−チ表示及びリーチ演出を行わないとき)の変動パターンテーブルと、S110若しくはS145を取得した変動パターン決定用乱数を用いて、非リーチ用の変動パターンを決定する。これに対して、リーチの実行判定で肯定判定されると、リーチ用(リ−チ表示及びリーチ演出を行うとき)の変動パターンテーブルと、S110若しくはS145を取得した変動パターン決定用乱数を用いて、リーチ用の変動パターンを決定する。
このため、サブ統合制御装置83は、当否判定の結果が大当りでなく、小当りでもない場合には、変動指示コマンド(変動パターンを指定するコマンドを含む)を受信することに基づき(単純ハズレ用の変動パターンを受信したか、リーチハズレ用の変動パターンを受信したかによって)、単純ハズレのケースの演出パターンを設定するか、リーチハズレ用の演出パターンを設定するかを判定することができる。
このS300の処理で否定判定されると(S300:no)リターンし、肯定判断されると(S300:yes)、確定コマンドをサブ統合制御装置83に送信し、第1特別図柄表示装置9又は第2特別図柄表示装置10を制御してS260,S275又はS285で選択した図柄(当否判定の結果を示す結果図柄)を確定表示させる(S305)。
そして、確定コマンドを受信したサブ統合制御装置83は演出図柄制御装置82に予め選択されていた擬似図柄を確定表示させる指示信号を送信し、演出図柄制御装置82は、その信号に応じて演出図柄表示装置6を制御して演出図柄を確定表示させる。これにより、第1又は第2特別図柄と擬似図柄の変動の開始と終了とが同じタイミングになる(同期する)。
そして、S325の処理を行うか、S320の処理で否定判定されると(S320:no)、条件装置作動開始処理(S330)と、役物連続作動装置作動開始処理(335)と、大当りフラグに1をセットする処理(S340)を行うことで大当り遊技を開始する。そして、大当り開始演出指示コマンドをサブ統合制御装置83に送信した後(S345)、S390の処理に移行する。
S365の処理で肯定判定されると(S365:yes)、時短フラグに0をセットする(S370)。S355からS370によって、特別図柄が当否判定に応じたハズレ確定表示を行うごとに、時短(開放延長)状態を規制する時短カウンタが計数され、これらのカウンタが所定値に至ることで遊技状態が変化(時短(開放延長)状態が終了し通常状態(通常開放状態)に移行)する。
S375の処理で否定判定される場合には(S375:no)、そのままリターンし、肯定判定される場合には(S375:yes)、小当り遊技の作動を開始する小当り遊技設定処理(S380)と、小当りフラグに1をセットする処理(S385)を行い、リターンする。
S345若しくはS385の処理を行うか、S375の否定判定を得ると(S375:no)、上記処理の結果に基づく遊技状態を示す状態指定コマンドをサブ統合制御装置83に送信し(S390)リターンする。
特別遊技処理を開始すると、大当りフラグの値が0か否か判定する(S500)。肯定判定されると(S500:yes)、小当りフラグの値が0か否か判定する(S505)。
そして、S505の処理で肯定判定されると(S505:yes)、特別遊技処理をリターンする。一方、S505の処理で否定判定されると(S505:no)、即ち小当り遊技中である場合には(S505:no)、図18のS510の処理に進む。
そして、S515の処理で否定判定されると(S515:no)、S525の処理に移行し、特定領域92Vが有効か(遊技球を検出すると役物連続作動装置が作動する期間か)否か判定する(S525)。
このS535の処理で肯定判定されると(S535:yes)、条件装置の作動終了処理を行い、小当りフラグに0をセッする処理(S540)と、特定領域有効フラグ0をセッする処理(S545)と、を行いリターンする。また、S535の処理で否定判定される場合(S535:no)も、同様にリターンする。
S510の処理で肯定判定される場合(S510:yes)、S560の処理に移行し、小当り開始インターバル時間が終了した否か判定する(S560)。そして、S560の処理で肯定判定されると(S560:yes)、第2大入賞口15を開放する処理(第2大入賞口開放処理)を行い(S565)、続いて特定領域92Vを有効化する処理(有効化処理)を行う(S570)。S570の処理を行うか、S560の処理で否定判定されると(S560:no)、リターンする。
また、後述するように、本実施例のパチンコ機50では、第2大入賞口15を開放するタイミングで、調整用ソレノイド91bの駆動を開始することとしているが、本発明では調整用ソレノイド91bの駆動開始時期は、これに限定されず、第2大入賞口15を開放し、所定時間後(例えば、0.5秒経過後)に調整用ソレノイド91bの駆動を開始してもよい。
S590の処理で肯定判定される場合(S590:yes)と、S585の処理で否定判定される場合(S585:no)、第2大入賞口15の閉鎖処理を行い(S595)、リターンする。
S600の処理で否定判定されると(S600:no)、特定領域有効化期間が終了したか否か判定し(S660)、肯定判定される場合には(S660:yes)、小当り終了演出処理を行う(S665)。この小当り終了演出処理では、サブ統合制御装置83へ小当り終了コマンドを送信する。小当り終了コマンドを受信したサブ統合制御装置83側では演出図柄制御装置82の制御により演出図柄表示装置6に演出(例えば、役物大当りが生起せずに小当り遊技が終了したことを報知する内容)が表示される。
S620の処理を実行するか、S615の処理で否定判定されると(S615:no)、図14のS275の処理で設定した小当り図柄を参照し、参照した小当り図柄の種類に基づいて、大当り遊技(役物大当り遊技)の内容と、大当り遊技終了後の遊技状態(通常状態、開放延長状態)を決定する図柄モードを設定する(S630)。そして、S630の処理で設定した図柄モードに基づいてモードバッファ設定処理(図14のS265と同様の内容)を行い(S635)、S630の処理で設定した図柄モードに基づいて大当り遊技(役物大当り遊技)の内容となる第1大入賞口14の開放パターンを設定する処理を行う(S640)。
S655の処理若しくはS665の処理を実行するか、S660の処理で否定判定(S660:no)されると、小当りフラグに0をセットし(S670)、リターンする。以上が小当り遊技に係る処理構成となる。
S705の処理で否定判定されると(S705:no)、大当り終了演出中か否か判定し(S710)、否定判定されると(S710:no)、大当り開始演出中か否か判定する(S715)。
S705の処理で肯定判定されると(S705:yes)、インターバル時間が終了したか否か判定する(S730)。そして、S730の処理で否定判定されると(S730:no)リターンし、肯定判定されると(S730:yes)、第1大入賞口14の開放処理を行い(S735)、リターンする。
S755の処理で否定判定されると(S755:no)、リターンする。また、肯定判定されるか(S755:yes)、S750の処理で肯定判定されると(S750:yes)、第1大入賞口14の閉鎖処理を行う(S760)。
そして、S760の処理を実行すると、S765の処理に移行し、大当り遊技の最終ラウンドが終了したか否か判定する(S765)。
S765の処理で肯定判定されると(S765:yes)、大当り終了演出処理を行い(S770)、リターンする。一方、否定判定されると(S765:no)、開放間インターバル処理を行い(S775)、リターンする。
一方、S800の処理で肯定判定されると(S800:yes)、役物連続作動装置停止処理(S805)と、条件装置作動停止処理(S810)を行い、設定されているモードバッファを参照する(S815)。そして、参照したモードバッファの内容に基づいて時短フラグと時短カウンタを設定し(S820、S825)、モードバッファをクリアし(S830)、終了コマンドと、大当り遊技終了後の遊技状態を指示する状態指定コマンドとをサブ統合制御装置83に送信する(S835、S840)。更に、大当りフラグに0をセットして(S845)、リターンする。
図24(a)の駆動開始処理を起動すると、調整用ソレノイド91bが駆動を停止しているか否かを判定する(S900)。
そして、既に作動している場合には(S900:no)、そのまま駆動開始処理を終了する。
そして、S905の処理で肯定判定されると(S905:yes)、調整用ソレノイド91bが駆動を開始し(S910)、リターンする。一方、S905の処理で否定判定されると(S905:no)、そのままリターンする。
そして、既に駆動を停止している場合には(S950:no)、そのまま駆動停止処理を終了する。
調整用ソレノイド91bが駆動中である場合には(S950:yes)、駆動停止タイミングであるか否かを判定する(S955)。ここで、本実施例において、小当り遊技を実行する契機となった小当り図柄が、(1)第1小当り図柄若しくは第4小当り図柄である場合には投入球数検出スイッチ91kが1球の検出を検出するか、第2大入賞口15を閉鎖した後、所定時間(例えば、2秒)を経過すると停止タイミングが到来する。また、(2)第2小当り図柄若しくは第5小当り図柄である場合には投入球数検出スイッチ91kが2球の検出を検出するか、第2大入賞口15を閉鎖した後、所定時間(例えば、2秒)を経過すると停止タイミングが到来する。更に、(3)第3小当り図柄若しくは第6小当り図柄である場合には投入球数検出スイッチ91kが3球の検出を検出するか、第2大入賞口15を閉鎖した後、所定時間(例えば、2秒)を経過すると停止タイミングが到来する。
本実施例のパチンコ機50においてサブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信される各コマンドに基づいて、演出図柄制御装置82等を制御し、演出図柄表示装置6の画面6aで行う表示演出を行ったり、スピーカ66から発声される効果音を制御したり、電飾用のLED・ランプ6Fの発光態様を制御したりする。
演出図柄表示装置6の画面6aでは、演出図柄(擬似図柄)等を用いた表示演出が実行される。
演出図柄表示装置6の画面6aには、図25(a)及び(b)に示すように、演出図柄(擬似図柄)の変動表示領域6Hと、第1保留記憶数表示領域6Aと、第2保留記憶数表示領域6Bが出現する。
そして、特別図柄の変動開始に呼応して、変動表示領域6Hにおいて左右中の演出図柄(擬似図柄)が縦方向にスクロール変動(変動)を開始し、前述の変動パターンで特定される変動時間(特別図柄の変動時間)が経過すると、当否判定の結果を示す組み合わせで停止する。
なお、本実施例では、構成図柄として、アウトライン(外縁)の内側を白抜きした白抜きの装飾数字で構成される「白抜き数字」と、アウトライン(外縁)の内側が白抜きされていない装飾数字で構成される「一般数字」とを備える(図28及び図29を参照)。そして、変動演出の結果は、3桁の「白抜き数字」若しくは3桁の「一般数字」で示される。
図25では、保留記憶数表示領域6A、6Bに保留図柄が表示されていることを「黒丸」で示し、表示されていないことを「白丸」で示している。
また、演出図柄表示装置6の画面6aには、キャラクタやコメント6F等が表示され、現在、スクロール変動中(変動表示中)の表示結果(当否判定の結果)を示唆したり(当該変動演出の結果を示唆したり)、先のスクロール変動の結果(保留記憶数に関する先読結果)を示唆したり(先読演出を実行したり)する。
また、開放延長状態(時短状態)では、第2始動口12の開放頻度が通常状態よりも高いため、遊技者が第2遊技領域3b(右打ち領域)を狙って遊技球を発射する傾向が高く、25(b)に示すように、第2保留記憶が貯まり易くなっている。しかも、第2始動口12への入賞に起因して当否判定の結果が小当りとなる確率は、第1始動口11への入賞に起因して当否判定の結果が小当りとなる確率よりも遙かに高くなっている。このため、パチンコ機50の遊技状態が開放延長状態(時短状態)に移行すると(所謂右打ちを行い、第2始動口12への入球を目指す状態に移行すると)、役物大当り遊技を実行する毎に略「1/2」の確率で開放延長状態(時短状態)が継続する。
しかも、本パチンコ機50では、小当り遊技を実行する際に、小当り遊技の種類(小当り遊技A〜C)に応じて、役物大当り遊技を実行確率が変動するため、変化に富んだ遊技を実行することができる。
本処理を開始すると、保留数指示コマンドを受信したか否か判定する(S1000)。このS1000の処理で否定判定されると(S1000:no)、リターンし、肯定判定されると(S1000:yes)、サブ統合制御装置83が備える保留数カウンタに+1し(S1005)、演出図柄制御装置82に保留数表示指示信号を送信し(S1030)、リターンする。なお、この保留数カウンタの値は、後述する保留情報受信処理において、保留情報コマンドを受信する毎にデクリメントされる。これにより、絶えず主制御装置80が記憶する保留記憶の数と同一数が管理される。
本処理を開始すると、保留情報(保留情報コマンド)を受信したか否か判定する(S1100)。このS1100の処理で否定判定されると(S1100:no)、リターンし、肯定判定されると(S1100:yes)、サブ統合制御装置83が備える保留数カウンタから−1する処理を行った後(S1110)、演出図柄制御装置82に保留数表示指示信号を送信し(S1150)、リターンする。
S1220の処理では、S1215の処理で抽出した振分乱数と、演出パターンテーブル(大当り用、小当り用若しくは外れ用)を用いて、変動演出の演出パターン(演出態様)を決定する(S1220)。
そして、S1225の処理に移行し、「演出パターンに基づく変動演出」を開始(演出図柄の変動を開始)し(S1225)、変動指示コマンド受信処理を終了する。
また、当該変動演出中に当該変動演出の結果を示唆(予告)する場合(変動中示唆を行う場合)には、S1220の処理において、当該示唆(予告)を含む演出パターンが設定される。
例えば、当該変動演出が開始した後であって、当該変動演出を終了するよりも前に小当りの発生を示唆する場合には、S1220の処理において、当該示唆を含む演出パターンが設定される。より具体的には、変動演出を開始した後、所定時間を経過した後に「小当りの発生を示唆する演出(例えば、画面6aで「小当りかも?」というコメントを表示)」を行ったり、「発生する小当りの種類を示唆する演出(例えば、画面6aで「3個の遊技球を振分装置に投入可能な小当りかも?」というコメントを表示)」を行ったりする場合には、これらの演出を含む内容の演出パターンが設定される。
変動演出停止処理が開始されると、サブ統合制御装置83が変動停止コマンドを受信したか否かを判定する(S1300)。そして、否定判定される場合には(S1300:no)、変動演出停止処理をそのまま終了し、肯定判定される場合には(S1300:yes)、演出図柄(擬似図柄)を確定表示し(S1315)、変動演出停止処理を終了する。ここで、変動停止コマンドは、特別図柄の変動を停止して確定図柄を表示する際に主制御装置40から送信されるコマンドである(図16のS410の処理を参照)。
サブ統合制御装置83は、S1210で受信した変動指示コマンドによって、当否判定の結果が大当りでなく、小当りでもないと判定すると、変動表示領域6Hに確定表示される演出図柄(擬似図柄)として、S1220の処理において「ハズレ演出図柄」を選択する。
この「ハズレ演出図柄」とは、停止表示される構成図柄(左演出図柄6L、右演出図柄6R、中演出図柄6C)によって、「3桁のバラケ目」を示す停止図柄である。なお、「バラケ目」としては、停止表示される構成図柄(左演出図柄6L、右演出図柄6R、中右演出図柄6C)の全てが異なる場合の他に、停止表示される構成図柄のうち2つのが同一で、残りが異なる場合を例示できる。
なお、サブ統合制御装置83は、S1210で受信した変動指示コマンド(変動パターン)によって、リ−チハズレに対応する演出を実行すると判定すると、左演出図柄6Lと、右演出図柄6Rを同一数字で停止させ、リーチ表示を行った後、中演出図柄6Cとして左右の演出図柄と異なる数字を示す演出図柄を停止させ、「ハズレ演出図柄」の確定表示を完了する。以下、この「ハズレ演出図柄」を「リーチハズレ演出図柄」といい、リーチ表示を経て確定表示される「ハズレ演出図柄」を示している。
この「大当り演出図柄」としては、図28(c)に示すように、「7」の数字を示す「白抜き数字」を3個並べで構成される「大当り演出図柄1」と、「7」の数字を示す「一般数字」を3個並べで構成される「大当り演出図柄2」とがある。
そして、サブ統合制御装置83は、S1210で受信した変動指示コマンドによって、図14のS260の大当り図柄選択処理で決定された大当り図柄(以下、特図大当り図柄という)が何れであるかを判定することができる。そして、S1220の処理においては、図28(c)に示すように、決定された特図大当り図柄が「大当り図柄1〜5」の何れかであると「大当り演出図柄1」が設定され、決定された特図大当り図柄が「大当り図柄6〜10」の何れかであると「大当り演出図柄2」が設定される。なお、以下の説明において、演出図柄(擬似図柄)の大当り図柄を「大当り演出図柄」と称する。
また、変動指示コマンドによって当否判定の結果が大当り2(特別図柄を大当り図柄6〜10を確定表示させる大当り)と判定されると、第2演出図柄決定テーブル(大当り用)とS1215で抽出した振分乱数1とを用いた乱数抽選によって、演出図柄の大当り図柄が大当り演出図柄2に決定される。つまり、振分乱数1が何れであっても、一律に大当り演出図柄2に決定される。
なお、本実施例では、特図大当り図柄が何れに決定されても、図柄大当り遊技の内容(ラウンド数は何れも10回)、図柄大当り遊技後の遊技状態が同一(何れも非開放延長状態)であるが、図柄大当り遊技の内容、図柄大当り遊技後の遊技状態の少なくとも、一方が相違する場合には、当該相違に応じて異なる大当り演出図柄が決定されてもよい。
この「小当り演出図柄」としては、図29に示すように、(a)「0」〜「6」、「8」若しくは「9」の数字を示す「白抜き数字」を3個並べで構成される「小当り図柄」と、(b)「0」〜「6」、「8」若しくは「9」の数字を示す「一般数字」を3個並べで構成される「小当り図柄」と、がある。
つまり、特別図柄の小当り図柄が、第1小当り図柄である場合のみに選択される専用の小当り演出図柄として、「1」の数字を示す「白抜き数字」を3個並べで構成される「小当り演出図柄A1」と、「4」の数字を示す「白抜き数字」を3個並べで構成される「小当り演出図柄A2」が設けられている。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り演出図柄A1、A2」が確定表示されることで、遊技者は、小当り遊技Aが実行されることと、小当り遊技A中に振分装置93に投入可能な遊技球数が1個であること、役物大当り遊技Aを実行した後、遊技状態は開放延長状態となることを認識することができる。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り演出図柄B1、B2」が確定表示されることで、遊技者は、小当り遊技Bが実行されることと、小当り遊技B中に振分装置93に投入可能な遊技球数が2個であること、役物大当りを実行した後、遊技状態は開放延長状態となることを認識することができる。
そして、「小当り演出図柄B1、B2」が確定表示される場合には、図柄変動遊技で十分に盛り上がった気分で、しかも役物大当り遊技の実行可能性が高いこと(小当り遊技Aよりも役物大当り遊技の実行可能性が高いこと)を自覚しつつ小当り遊技Bに突入することとなるため、遊技興趣が高まるばかりか、遊技者は図柄変動遊技と小当り遊技Bの一体感を強く味わうことになる。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り図柄C1、C2」が確定表示されることで、遊技者は、小当り遊技Cが実行されることと、小当り遊技C中に振分装置93に投入可能な遊技球数が3個であること、役物大当りを実行した後、遊技状態は開放延長状態となることを認識することができる。
そして、「小当り演出図柄C1、C2」が確定表示される場合には、図柄変動遊技で十分に盛り上がった気分で、しかも役物大当り遊技の実行可能性が特に高いこと(小当り遊技Bよりも役物大当り遊技の実行可能性が高いこと)を自覚しつつ小当り遊技Cに突入することとなるため、遊技興趣が最高潮となるばかりか、遊技者は図柄変動遊技と小当り遊技Bの一体感を一層強く味わうことになる。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り演出図柄a1、a2」が確定表示されることで、遊技者は、小当り遊技Aが実行されることと、小当り遊技A中に振分装置93に投入可能な遊技球数が1個であること、役物大当りを実行した後、遊技状態は非開放延長状態となることを認識することができる。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り演出図柄b1、b2」が確定表示されることで、遊技者は、小当り遊技Bが実行されることと、小当り遊技B中に振分装置93に投入可能な遊技球数が2個であること、役物大当りを実行した後、遊技状態は非開放延長状態となることを認識することができる。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り図柄c1、c2」が確定表示されることで、遊技者は、小当り遊技Cが実行されることと、小当り遊技C中に振分装置93に投入可能な遊技球数が3個であること、役物大当りを実行した後、遊技状態は非開放延長状態となることを認識することができる。
特別図柄の小当り図柄が、第1〜第3の何れかであるとき表示される汎用の小当り演出図柄として、「8」、「9」若しくは「0」の数字を示す「白抜き数字」を3個並べで構成される「小当り演出図柄D〜F」が設けられている。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り演出図柄D〜F」の何れかが確定表示されることで、遊技者は、役物大当りを実行した後に遊技状態は開放延長状態となることを認識することができるが、実行される小当り遊技の種類(A〜C)と、振分装置93に投入可能な遊技球数を認識することができない。
演出図柄表示装置6の画面6aに「小当り図柄d〜f」の何れかが確定表示されることで、遊技者は、役物大当りを実行した後に遊技状態は非開放延長状態となることを認識することができるが、実行される小当り遊技の種類(A〜C)と、振分装置93に投入可能な遊技球数を認識することができない。
同様に、図14のS275の小当り図柄選択処理で決定された小当り図柄が第2小当り図柄であると判定すると、図30(b)に示す第2演出図柄決定テーブル(小当り用)を参照し、小当り図柄が第3小当り図柄であると判定すると、図30(c)に示す第3演出図柄決定テーブル(小当り用)を参照し、小当り演出図柄が、小当り演出図柄B1〜B2、D〜Fの何れかに決定される。
同様に、図14のS275の小当り図柄選択処理で決定された小当り図柄が第5小当り図柄であると判定すると、図30(e)に示す第5演出図柄決定テーブル(小当り用)を参照し、小当り演出図柄が、小当り演出図柄b1〜b2、d〜fの何れかに決定される。
更に、図14のS275の小当り図柄選択処理で決定された小当り図柄が第6小当り図柄であると判定すると、第6演出図柄決定テーブル(小当り用)を参照し、小当り演出図柄が、小当り演出図柄c1〜c2、d〜fの何れかに決定される。
つまり、振分装置93に投入可能な遊技球数がより多くなり、役物大当り遊技に移行する可能性がある場合には、遊技者によってより有利な小当り演出図柄が確定表示されることを確実に報知する趣旨である。
この具体例1では、図31(a)に示すように、演出図柄表示装置6の変動表示領域6Hにおいて、演出図柄(擬似図柄)の変動表示を開始した後(左演出図柄6Lが停止表示される前)に、画面6aに「投入予定数」を示唆するコメント6Kが表示される。ここで、「投入予定数」は、仮に「今回の変動演出の結果を示す演出図柄として、小当り演出図柄が確定表示され、小当り遊技が実行されたとすると、振分装置93に投入可能な予定数」を指す。
この後、図31(c)に示すように、リーチ表示を行った後、特別図柄の変動時間終了に合わせ、図31(d)に示す小当り演出図柄、若しくは、図31(e)に示すハズレ演出図柄を確定表示し、「図柄変動遊技」を終了する。
なお、図示を省略するが、当否判定の結果が大当りの場合には、大当り演出図柄が確定表示される。
図31(d)に示すように、小当り演出図柄が確定表示されると、小当り遊技を実行する。そして、この小当り遊技において、開放制御された大入賞口に遊技球を入球させ、この遊技球を特定領域に有効期間内に通過させる遊技(役物遊技)が開始される。また、図31(e)に示すように、ハズレ演出図柄が確定表示されると、大当り遊技及び小当り遊技を実行しない。
つまり、変動演出を開始すると、役物大当り遊技の実行可能性を意識しつつ(役物大当り遊技の実行を期待しつつ)、「図柄変動遊技」を楽しむ。この「図柄変動遊技」の際に適宜、「投入予定数」が示唆され、遊技者の気分が盛り上がる。そして、「図柄変動遊技」の結果を確認し、小当りの発生を認識すると、開放制御された第2大入賞口15に遊技球を入球させ、この遊技球を特定領域92Aに有効期間内に通過させる遊技(役物遊技)が開始され、遊技興趣は盛り上がる。
従って、遊技者は、実施例1のパチンコ機50によると、図柄変動遊技の段階から大当り発生の期待度が異なる小当り遊技の内容に興味を持たせることで、図柄変動から特定領域入球までを一連の遊技として楽しむことができる。
ここで、具体例2においては、小当り演出図柄として専用の小当り演出図柄のみを備え、非報知タイプの小当り演出図柄を備えないこととする。そして、具体例2では、演出図柄(擬似図柄)の変動表示を開始した後に、リーチ表示前に「リーチ表示を構成することなる構成図柄」を表示すること等を通じて「投入予定数」を示唆することとしている。
この具体例2によっても、図柄変動遊技の段階から大当り発生の期待度が異なる小当り遊技の内容に興味を持たせることで、図柄変動から特定領域入球までを一連の遊技とすることが可能なパチンコ機50を得ることができる。
同様に、リーチ表示を構成する構成図柄が「2」若しくは「5」(白抜き数字でも、一般数字でも同様)であることに基づいて、仮に、小当り遊技が実行されると、振分装置93に「2」球の遊技球が投入されるかもしれないことが報知される。
更に、リーチ表示を構成する構成図柄が「3」若しくは「6」(白抜き数字でも、一般数字でも同様)であることに基づいて、仮に、小当り遊技が実行されると、振分装置93に「3」球の遊技球が投入されるかもしれないことが報知される。
この具体例3によっても、図柄変動遊技の段階から大当り発生の期待度が異なる小当り遊技の内容に興味を持たせることで、図柄変動から特定領域入球までを一連の遊技とすることが可能なパチンコ機50を得ることができる。
なお、図32(d)に示すように、具体例3では、左演出図柄6Lと右演出図柄6Rとを一定時間(例えば、0.6秒間)に亘り仮停止し、リーチ表示が完成したと見せかけた後、左演出図柄6Lと右演出図柄6Rを再度、変動させた後、リーチ表示が完成されること(所謂「再抽選演出」)としてもよい。この場合、「投入予定数」を一旦、所定数と見せかけておいて、その後、再抽選演出によってリーチ表示が完成されると、「投入予定数」を増減することとすれば(所定数よりも増やしたり、減らしたりすることとすれば)、遊技興趣を更に高めることができる。
なお、リーチ表示が完成する前の他の表示(つまり、最初に停止される左演出図柄6Lの停止表示)を通じて「投入予定数」を示唆してもよい。
なお、具体例4においては、具体例1と同様に、小当り演出図柄として、専用の小当り演出図柄と、非報知タイプの小当り演出図柄とを備えることとするが、非報知タイプの小当り演出図柄を備えないこととしてもよい。
この具体例4では、図33(a)に示すように、リーチ表示が実行すると(リーチが成立すると)、リーチ演出を開始し、このリーチ演出中によって「投入予定数」を示唆する。
特に、確定表示され得る小当り演出図柄に、非報知タイプの小当り演出図柄を含む場合には、リーチ表示を非報知タイプの小当り演出図柄で構成する変動演出中においては、リーチ表示の態様(テンパイの態様)を示す数値によって、第1〜6の何れを生じたかを特定できないため、振分装置93への「投入予定数」が示唆できない。このため、具体例4は、演出図柄表示装置6の変動表示領域6Hに停止表示される演出図柄ではなく、この演出図柄とは別の識別図柄(ルーレット図柄)によって「投入予定数」を示唆することとしている。なお、具体例4では、中演出図柄6Cで停止表示され、小当り演出図柄が確定表示すると(小当り判定で当たれば)、「投入予定数」がルーレット図柄で示す数値になる旨のコメント6Kが表示される。
具体例4においては、図33(c)に示すように、中演出図柄6C停止表示され、小当りを発生すると小当り遊技を実行し、小当りを発生しないと小当り遊技を実行しない。
なお、「投入予定数」を示唆するリーチ演出は具体例4に示す「ルーレット演出」に限定されない。例えば、リーチ表示が成立すると画面6aに味方キャラクタと敵キャラクタとが登場し、バトルを行う。そして、中演出図柄6Cで停止表示される前に表示される「味方キャラクタが勝利する回数」や「勝利した敵キャラクタの数」によって「投入予定数」を示唆してもよい。
次に実施例2のパチンコ機50について説明する。
前述の実施例1では、当該変動中の変動演出において「投入予定数」を示唆したが、実施例2では、所謂「先読判定」によって当該変動に後続して実行される変動演出の結果が何れの小当りになるかを示唆(予告)する。そして、実施例2は図34に示す「先読判定コマンド受信処理」が追加されていることを除いて実施例1と同様である。
この先読判定コマンド受信処理を開始すると、サブ統合制御装置83が先読判定コマンドを受信したか否かを判定する(S1050)。
この先読判定コマンドは、図13のS120若しくはS150の処理において、主制御装置80からサブ統合制御装置83に送信されるコマンドである。そして、当該コマンドには、S110若しくはS140の処理で記憶した保留記憶(保留情報)が、小当りが発生させる値(小当り値)であるか否かに関する情報と、小当り値であれば小当り図柄の種類を示す情報が含まれている。
実施例2では、以下に示すように、先読演出として、保留図柄の表示態様(表示内容)に基づき「投入予定数」を予告表示する演出(保留図柄先読演出)を実行するが、先読演出の内容はこれに限定されない。例えば、予告コメント(例えば、もう直ぐ、3球入るかもという、コメント)を表示画面6aに表示すること等によって先読演出を実行してもよい。
この追加される特別保留図柄Bは、サブ統合制御装置83がS1060の処理で、S1050の処理で受信した先読判定コマンドの内容を確認すると共に先読演出を実行するか否かの乱数抽選に当選することに基づいて表示される。その際、特別保留図柄Bの表示位置(3番目に処理される位置)は、第1保留数指示コマンド(図13のS125)を受信したことと、保留数カウンタ(第1保留数をカウントするカウンタ)の値が「3」になったことに基づいて決定される。
また、S1050の処理で受信した先読判定コマンドが、第2先読判定コマンド(図13のS150の処理を参照)であり、S1060の処理で、先読演出を実行すると決定される場合には、確定表示される小当りの発生を示す情報の内容を示唆する特別保留図柄(A乃至C)が、第2保留記憶数表示領域6Bに表示される。
実施例2のパチンコ機50によると、先読判定結果に基づいた先読演出によって、先読の対象となる変動演出を開始する前から、対象となる変動演出が実行された場合の「投入予定数」を「先読判定する」ことができる。従って、先読対象となる変動演出において、図柄変動遊技と、その後、実行される可能性がある役物遊技との関連性、関連度を予告することができる。このため、より一層、遊技興趣を高めることができる。
変形例1においては、図36に示すように、S1005の処理の後、「S1000の処理で受信した保留数指示コマンドに「先読判定の結果を特定する情報」が含まれているか否かを判定する(S1007)。そして、否定判定される場合(S1007:no)には、そのままS1032の処理に移行し、通常態様の保留数表示コマンドを演出図柄制御装置82に送信し(S1032)、リターンする。この結果、演出図柄表示装置6の画面6aの第1保留記憶表示領域6A若しくは第2保留記憶表示領域6Bで、通常保留図柄(保留予告を伴わない保留)Nが追加表示される。
この変形例1によっても、実施例2と同様の効果を得ることができる。なお、後述する実施例3においても変形例1を適用することができる。
次に、実施例3のパチンコ機50について説明する。実施例3は、実施例2の変形例であり、図37〜図42が追加されている点と、保留情報処理受信処理を図44に従い実行する点が実施例2と異なる。
この実施例3のパチンコ機50は、所謂「止め打ち」を抑制し、パチンコ機50の稼働効率の低下を抑制するものである。
以下、実施例3に関し、実施例2との相違点を中心に説明する。
実施例3のパチンコ機50では、図37(a)に示すように、先読判定コマンド及び保留数指示コマンドの受信に応じて第1保留記憶数表示領域6A若しくは第2保留記憶数表示領域6Bに追加表示される保留図柄として、不確定保留図柄f1が用いられる。
この不確定保留図柄f1は表示態様が変化可能な保留図柄であり、例えば、「投入予定数」を示唆しない「星型」の図柄で構成される。また、不確定保留図柄が追加表示される際に演出図柄表示装置6の画面6aには、「遊技者に遊技球の継続発射を促すコメント(例えば、打ち続ければ、いいことあるかもという、セリフ)」6Lが表示される。
このため、実施例3に示すように、「投入予定数を直ちに示唆せず、一旦、予告対象となる保留図柄として不確定保留図柄f1を表示し、遊技が継続されている場合には不確定保留図柄f1を変化させ、投入予定数を示唆する構成」を、第1保留記憶数表示領域6Aに表示される保留図柄に適用することが特に有効である。ここで、不確定保留図柄f1とは、保留図柄として表示を開始した時点では「投入予定数」が示唆しないが、その後(変動開始後)の遊技球の発射に伴って表示態様の変化し、「投入予定数」を示唆する可能性がある保留図柄を指す。
ここで、所定期間を種々の期間を例示できるが、実施例3では、次回の変動演出(変動表示)を開始するまでの期間を例示する。そして、図37(b1)の状態(第2状態)は、当該次回の変動演出(変動表示)の開始に伴い、「不確定保留図柄c1」が保留記憶数表示領域6A(6A)において、下位の表示位置(消化される順位が先の表示位置)にシフトすると共に「保留予告図柄g1」に変化する場合を示している。
また、図38(e)に示すように、「ハズレ演出図柄」が確定表示されると、小当りを発生しない。この場合、画面6に「残念(ハズレて残念)」というコメント6Lが表示される。なお、図38(c1)に示すように、保留図柄を用いて「投入予定数」を示唆(予告)された場合においても、当該保留図柄に対応する保留記憶が処理されて実行される変動表示の結果が小当りである場合(真実の予告である場合)と、外れである場合(所謂、ガセ予告であり、小当り自体が発生しない場合)がある。
なお、図38においては図示しないが、当否判定の結果が大当りである場合には、演出図柄表示装置6の画面6a(変動表示領域6H)に当否判定の結果として、大当り演出図柄が確定表示され、その後、図柄大当り遊技を実行する。
かかる場合、遊技が再開によって「不確定保留図柄f1が保留予告図柄に戻った旨のセリフ」6Lが表示されてもよい。
なお、遊技が再開によって「保留予告図柄」に再度変化した場合においても、再度、遊技が中断すると「不確定保留図柄f1」や「通常態様の保留図柄e1」に再度、変化してもよい。
ここで、図40(a)においては「対象保留図柄(つまり、不確定保留図柄f1)」とは保留変化を行う保留図柄を指し、「対象保留の表示開始位置」とは、保留変化の対象となる保留図柄が最初に表示される位置(不確定保留図柄f1として最初に表示される位置)を示している。
投入予定数「3」の欄の演出パターンは、保留記憶(第1保留記憶若しくは第2保留記憶))として、「投入予定数を3個とする小当り(つまり、第3小当り)を生起する値と確認される情報」を記憶した場合に実行される演出パターン(保留図柄の変化態様)を示している。
演出パターン31は、保留記憶の取得に伴い「第4位置S4」に表示された不確定保留図柄f1(対象保留図柄)が、先行する保留記憶の処理に伴い、表示位置を「第3位置S3」、「第2位置S2」、「第1位置S1」に順次変化させ、「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」、「投入予定数2を示唆する保留予告図柄」、「投入予定数3を示唆する保留予告図柄」に変化する演出パターンを示している。
また、演出パターン32は、保留記憶の取得に伴い「第4位置S4」に表示された不確定保留図柄f1(対象保留図柄)が、先行する保留記憶の処理に伴い、表示位置を「第3位置S3」にシフトすることに伴い、「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」に変化した後、「第2位置S2」にシフトしても、「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」を維持し、「第1位置S1」にシフトされると「投入予定数3を示唆する保留予告図柄」に変化するパターンである。
そして、投入予定数「3」、表示開始位置が「第4位置S4」である場合には、乱数抽選(振分乱数2)を用いた抽選によって、演出パターンが31、演出パターンが32のうちの一方に決定される。
投入予定数」が「3」で、「対象保留図柄」の「表示開始位置」が「第2位置S1」である演出パターンとしては、演出パターン34(図中「PT34」と表示)を備える。この演出パターン34は、「第2位置S2」に表示された不確定保留図柄f1(対象保留図柄)が、先行して記憶された保留記憶の処理に伴い、「第1位置S1」にシフトされると、「投入予定数3を示唆する保留予告図柄」に変化するパターンである。
このうち、「対象保留図柄」の「表示開始位置」が「第4位置S4」である演出パターンとしては、演出パターン21(図中「PT21」と表示)と演出パターン22(図中「PT22」と表示)を備える。
演出パターン21は、「第4位置S4」に表示された不確定保留図柄f1が、「第3位置S3」シフトすると、「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」に変化し、次いで「第2位置S2」シフトすると「投入予定数2を示唆する保留予告図柄」を変化するが、「第1位置S1」にシフトしても「投入予定数2を示唆する保留予告図柄」を維持するパターンである。
また、演出パターン22は、「第4位置S4」に表示された不確定保留図柄f1が「第3位置S3」シフトすると、「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」に変化するが、「第2位置S2」シフトしても「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」を維持し、「第1位置S1」にシフトすると「投入予定数2を示唆する保留予告図柄」に変化するパターンである。
そして、投入予定数「2」、表示開始位置が「第4位置S4」である場合には、乱数抽選(振分乱数2)を用いた抽選によって、演出パターンが21、演出パターンが22のうちの一方に決定される。
更に、投入予定数「2」であり、「対象保留図柄」の「表示開始位置」が「第2位置S2」である演出パターンとしては、演出パターン24(図中「PT24」と表示)を備える。この演出パターン24は、「第2位置S2」に表示された不確定保留図柄f1(対象保留図柄)が、先行して記憶された保留記憶の処理に伴い、「第1位置S1」にシフトすると、「投入予定数2を示唆する保留予告図柄」に変化するパターンである。
また、投入予定数「1」である場合の演出パターンとして、演出パターン11(図中「PT11」と表示)と、演出パターン12(図中「PT12」と表示)と、演出パターン13(図中「PT13」と表示)を備える。これらの演出パターンでは、「対象保留図柄」の「表示開始位置」が「第4位置S4」、「第3位置S3」、「第2位置S2」の何れであっても、「投入予定数1を示唆する保留図柄」に変化した後、表示位置がシフトしても「投入予定数1を示唆する保留図柄」を維持する演出パターンのみを備える。
また、予告演出パターンとして、(1)「対象保留図柄」の「表示位置」がシフトする毎に投入予定数をステップアップするパターン(順次段階的パターン)の他に、(2)所定の表示位置から他の位置シフトすると、投入予定数を一気にアップするパターン(投入予定数「1」を示唆する保留図柄から、いきなり、投入予定数「3」を示唆する保留図柄に変化する「段階飛ばしパターン」)と、(3)所定の表示位置から他の位置シフトしても保留図柄が変化しないが、更に他の位置シフトすると保留図柄が変化するパターン(途中停止パターン)と、を備える。
つまり、種々の予告演出の態様を特定する演出パターンが、演出対象となる保留記憶の取得時の保留数、乱数抽選等に基づいて決定され、意表を付いた保留図柄が変化を行ったり、予想に反して保留図柄が変化したり、しなかったりするため、遊技者に対して、複数の変動表示を跨いで投入予定数を効果的に示唆することができる。そして、遊技が中断したと判定されると、後述するように、実行中の予告演出の内容が変更されるため、予告演出を継続させたい遊技者は遊技の再開を試みると考えられるため、遊技中断を効果的に抑制できる。
この一般入賞確認処理は、一般入賞口31、32、33への入賞が一定期間途切れると、主制御装置80が「遊技が中断された」と判定し、中断コマンドをサブ統合制御装置83に送信し、一般入賞口31、32、33への入賞を確認すると開始コマンドをサブ統合制御装置83に送信することを内容とする処理である。
なお、本実施例では、前述のように、第1保留記憶数表示領域6Aに保留予告が表示されたときに遊技者が止め打ちをする可能性が高いため、左打ち領域(第1遊技領域3a)に設けた一般入賞口31、32、33への入賞の有無で遊技が中断を検出している。但し、左打ち領域(第1遊技領域3a)に設けた遊技球の検出手段(例えば、普通図柄作動ゲート)によって(一定期間、通過が途切れること)で、遊技中断を検出してもよい。
主制御装置80のCPUは、このS164において遊技開始コマンドをサブ統合制御装置83に送信する。この後、S166の処理において中断フラグを解除し(値を「0」とし)、「一般入賞確認処理」をリターンする。なお、S166の処理の実行時に後述する中断時間計測カウンタ(C)を初期化する。
S168の処理で否定判定される場合(S168:no)、中断時間計測カウンタ(C)を「+1」する(S170)。
ここで、中断時間計測カウンタ(C)は、遊技を中断している時間を計測するための手段であり、この計測によって「一般入賞確認処理」の実行周期(起動周期)」×「カウント値」=「許容限界中断時間(Cmax)」になると、「遊技を中断している」と判定される。また、許容限界中断時間(Cmax)とは遊技中断を許容きる限界時間であり、「一般入賞確認処理の実行周期(起動周期或いは割込周期)」が「2msec」であれば、中断時間計測カウンタ(C)のカウント値「7500」になると「許容限界中断時間」に到達したと判定される。
遊技実行状態設定処理が起動すると、サブ統合制御装置83は、主制御装置80から送信された中断コマンドを受信したか否かを判定する(S980)。S980の処理で肯定判定される場合には(S980:yes)、遊技中断フラグをセットし(値を「1」にし)、遊技実行状態設定処理をリターンする。この遊技中断フラグは、サブ統合制御装置83において遊技が中断していることを確認するためのフラグである。
なお、実施例3においても、保留数指示コマンド受信処理を前述の図26(a)のフローチャートに従い実行する。但し、実施例3においても、保留数指示コマンド受信処理を前述の図36に従い実行すると共に、図34の先読判定コマンドを適用しないこととしてもよい。
保留予告演出図柄を表示中でない場合には(S1112:no)、S1118の処理に移行し、演出図柄制御装置82に保留数表示指示信号を送信し(S1118)、リターンする。
一方、遊技中断フラグがセットされている(値が「1」である)場合には(S1114:yes)、S1116の処理に移行し、演出図柄制御装置82に保留数表示指示信号を送信する処理と、保留予告演出図柄の表示態様を演出パターンに従う内容から変更させる信号(以下、予告変更信号という。)を送信する処理とを行い(S1116)、リターンする。
そして、演出図柄表示装置6の画面6aで、シフトする保留図柄が通常態様の保留図柄e1である場合は、通常態様の保留図柄e1のままシフトさせる。
また、シフトする保留図柄が保留予告演出図柄である場合には、予告演出パターンに従うよに保留図柄をシフトして表示させる。例えば、前述の図40(a)に示す演出パターンに示す保留予告演出を実行可能なように、保留図柄をシフトさせる。具体的には、演出パターン31が選択される場合であって、不確定保留図柄f1が第4位置S4に表示されていた場合には、「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」に変化させて「投入予定数1を示唆する保留予告図柄」を表示する。
つまり、サブ統合制御装置83は、保留図柄変更処理が開始されると、保留予告演出図柄を表示中か否かを判定する(S1280)。そして、S1280で否定判定されると(S1280:no)、リターンし、肯定判定されると(S1280:yes)、遊技中断フラグがセットされた(値が「1」とされた)か否かを判定する(S1282)。
つまり、S1284で保留予告演出の態様を変更するための信号が演出図柄制御装置82に送信されると、表示中の保留演出図柄の表示態様が、演出パターンに従う態様と異なる態様に変更(例えば、保留予告図柄g1から不確定保留図柄f1に変更、通常態様の保留図柄e1に変更等)される。
この実施例3の変形例によると、保留予告図柄の表示態様を素早く、変更するため、遊技が中断した場合にも、遊技者が直ちに遊技を再開することが期待できる。
なお、実施例3では、予告演出として保留図柄を用いた予告演出を例示したが、予告演出の態様はこれに限定されない。例えば、「複数の保留記憶を跨いで実行する演出(連続する複数回の図柄変動遊技に伴い実行される表示演出)」としてバトル演出を行い、当該バトル演出において「味方キャラクタが勝利する回数」や「勝利した敵キャラクタの数」によって「投入予定数」を示唆してもよい。そして、遊技が中断されると、バトル演出が他の演出に変更され、遊技が再開されるとバトル演出が再開されるようにしてもよい。
また、各実施例では、小当り図柄の種類に応じて振分装置92への投入個数(球数)を調整したが、各実施例と異なり、(1)第2大入賞口15から調整装置91を排除し、第2大入賞口15に入球した遊技球を全て振分装置92に投入する。そして、確定表示する小当り図柄の種類に応じて第2大入賞口15の規定入賞数が異なるようにしてもよい。
例えば、図44(b)に示す変形例のように、第1小当り図柄、第2小当り図柄、第3小当り図柄、第4小当り図柄、第5小当り図柄、第6小当り図柄の順に規定入賞数が増え、振分率が低くなる具体例を例示している。
また、各実施例では、第1特図の当否判定及び第2特図の当否判定で小当りを発生することとしたが、何れか一方(特に、第2特図の当否判定)のみで小当りを発生することとしてもよい。
Claims (5)
- 始動口への入球に起因して当否判定が実行されると、特別図柄の変動表示を実行した後、前記当否判定の結果を示す結果図柄を確定表示する特別図柄表示手段と、
前記結果図柄として、前記当否判定の結果が小当りであることを示す小当り図柄が確定表示されることに基づいて、所定の大入賞口を開放制御する小当り遊技を実行する小当り遊技実行手段と、を備え、
前記小当り遊技によって開放制御された大入賞口に入球した遊技球が、特定領域に誘導されることに基づいて、前記小当り遊技よりも有利な大当り遊技を実行する遊技機であって、
前記当否判定の結果が小当りとなると、確定表示される小当り図柄の種類を複数の種類から選択する選択手段と、
前記大入賞口の内部に設けられると共に、投入された遊技球を所定の確率で前記特定領域に誘導する振分装置と、
前記大入賞口に入球した遊技球に関し、前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を調整する調整手段と、
前記特別図柄の変動表示に応じて実行され、前記結果図柄の確定表示に応じて終了する変動演出を、演出装置において実行する変動演出実行手段と、
を備え、
前記調整手段は、前記小当り図柄の種類に応じて、前記小当り遊技によって開放制御された大入賞口に入球した遊技球が、前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を調整し、
前記変動演出実行手段は、前記変動演出において前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆する情報を報知する投入球数示唆演出を実行する
ことを特徴とする遊技機。 - 前記変動演出は、前記特別図柄の変動表示に対応して、複数の演出図柄の変動表示を開始した後、該複数の演出図柄を所定の停止順序で停止表示して終了すると共に、該停止表示された複数の演出図柄の組み合わせ態様によって前記当否判定の結果を報知するものであり、
前記投入球数示唆演出は、
前記変動演出を開始した複数の演出図柄のうちで、前記停止順序が最終の演出図柄が停止表示される前において、前記停止順序が到来した演出図柄を停止表示して構成される中間演出表示の表示態様によって、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記投入球数示唆演出は、
前記変動演出を終了するまでの間に実行されると共に、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆する予告演出態様で実行されることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。 - 前記投入球数示唆演出では、前記中間演出表示を契機に開始される演出の態様によって、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
- 前記始動口への入球に起因して抽出された抽出情報を記憶する抽出情報記憶手段を備え、前記当否判定は該抽出情報に基づいて実行されると共に、
前記当否判定が行われる前に前記抽出情報記憶手段に記憶されている抽出情報の内容を先読判定する先読判定手段を備え、
前記投入球数示唆演出では、
前記先読判定の結果に基づいて、前記小当り遊技を実行した場合に前記振分装置に投入可能とされる遊技球の球数を示唆する先読演出を行うことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機。
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