JP2020029779A - バイナリー発電装置およびバイナリー発電方法 - Google Patents

バイナリー発電装置およびバイナリー発電方法 Download PDF

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泰弘 頼
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淳 平田
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一雄 三好
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Yoshimitsu Matsuyama
良満 松山
大輔 和田
Daisuke Wada
大輔 和田
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Abstract

【課題】作動媒体の凝縮液が生じた場合でも、暖機運転の時間を短縮することができるバイナリー発電装置を提供する。【解決手段】バイナリー発電装置1Aは、第1作動媒体ラインL2および第2作動媒体ラインL3と、蒸発器2と、タービン発電機3と、凝縮器4と、を備える。作動媒体ラインが、蒸発器2およびタービン発電機3を接続する気体供給部(第1配管)L2cと、タービン発電機3および凝縮器4を接続する気体排出部(第2配管)L3aとを含む。気体排出部L3aには、気体排出部L3a上の所定の第1接続点P1に接続されると共に第1接続点P1から下方に延び、第1作動媒体ラインL2のうちタービン発電機3よりも低い位置にある所定の第2接続点P2に接続される凝縮液用配管が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、バイナリー発電装置およびバイナリー発電方法に関する。
従来、特許文献1に記載されるように、発電サイクルとしてランキンサイクルを有する発電装置が知られている。この発電装置は、循環流路と、ポンプと、蒸発器と、膨張器と、発電機と、凝縮器とを備える。この発電装置は、膨張器を迂回するようにして循環流路に接続された迂回流路と、迂回流路に設けられた調整バルブと、循環流路において凝縮器とポンプの間に設けられたタンクとを更に備える。この発電装置では、制御部は、凝縮器を通過後の作動流体の圧力が圧力設定値よりも大きくなると、調整バルブを閉じて、ランキンサイクルを始動させる。また、タンク内に設けられた温度検出部によって検出される温度に応じて、制御部は、圧力設定値の大きさを変更する。これにより、冷却源の温度が低下した場合でも、ランキンサイクルを始動させることが可能となっている。
特開2017−72054号公報
上記したように、バイナリー発電装置において、冷却源の温度が低下した場合の起動方法が検討されている。しかしながら、装置が停止している間に生じ得る液冷媒すなわち凝縮した作動媒体をいかに扱うかについての検討は、これまで不十分であった。たとえば、ランキンサイクルによる発電を行うバイナリー発電装置では、装置の停止時に、凝縮した作動媒体(凝縮液)が凝縮器から発電機に逆流することがあり、発電機の内部にその凝縮液が溜まってしまう。発電機が凝縮液で満たされている場合、発電機の回転抵抗が大きくなるため、効率的に発電を行うことができない。発電機に溜まった凝縮液を排出するためには、装置を起動する際、回転数を低くして暖機運転を行い、作動媒体を発電機から排出する必要がある。
特に、装置を長期間にわたって停止した際は、凝縮器または途中の配管の内面に生じた凝縮液が発電機に逆流してしまい、発電機の内部は完全に凝縮液で満たされてしまうこともあり得る。その場合、長時間の暖機運転が必要となる。暖機運転中は、発電できない(または発電できても発電量が少ない)ため、発電電力量が低下してしまう。本発明は、作動媒体の凝縮液が生じた場合でも、暖機運転の時間を短縮することができるバイナリー発電装置を提供することを目的とする。
本発明は、熱源により加熱され蒸発した作動媒体を用いて発電を行うバイナリー発電装置であって、作動媒体が通る作動媒体ラインと、作動媒体ラインに設けられ、作動媒体を蒸発させる蒸発器と、蒸発器の下流側において作動媒体ラインに接続され、蒸発器で蒸発した作動媒体を用いて発電を行う発電機と、発電機の下流側において作動媒体ラインに設けられ、作動媒体を凝縮させる凝縮器と、を備え、作動媒体ラインが、蒸発器、発電機、および凝縮器を通って循環流路を形成しており、蒸発器および発電機を接続する第1配管と、発電機および凝縮器を接続する第2配管とを含み、第2配管には、第2配管上の所定の第1接続点に接続されると共に第1接続点から下方に延び、作動媒体ラインのうち発電機よりも低い位置にある所定の第2接続点に接続される凝縮液用配管が設けられている。
このバイナリー発電装置では、蒸発器で蒸発した作動媒体を用いて、発電機において発電が行われる。このバイナリー発電装置が運転後に停止すると、凝縮器、または、発電機および凝縮器を接続する第2配管の内面において、作動媒体が凝縮し得る。この凝縮液は、第2配管に設けられた凝縮液用配管に導入され得る。すなわち、凝縮液は、第1接続点から凝縮液用配管に導入される。凝縮液は、第2接続点の方へ流下するか、または凝縮液用配管の内部に貯留される。よって、凝縮液が発電機へ逆流することを防止できる。その結果、発電機の内部に滞留する凝縮液の量は減少し、暖機運転の時間が短縮される。
いくつかの態様において、凝縮液用配管は、第1配管上の第2接続点に接続されて、発電運転時または暖機運転時に発電機をバイパスするバイパス配管として用いられ、凝縮液用配管には制御弁が設けられ、発電運転時および暖機運転時を除く装置の停止時には、制御弁が開くように構成されている。この場合、凝縮液用配管は、発電運転時または暖機運転時にバイパス配管として用いられる。装置の停止時には制御弁が開くので、凝縮液用配管に導入された凝縮液は、第2接続点の方へ流下し、作動媒体ラインに戻される。このように、凝縮液が発電機とは違う経路に導かれ、発電機に凝縮液が溜まりにくくなっている。
いくつかの態様において、凝縮液用配管には制御弁が設けられ、発電運転時および暖機運転時を除く装置の停止時には制御弁が閉じ、発電運転前または暖機運転前には少なくとも一度制御弁が開くように構成されている。この場合、装置の停止時には制御弁が閉じるので、凝縮液用配管に導入された凝縮液は、凝縮液用配管の内部(すなわち制御弁の上流側)に貯留される。凝縮液用配管と制御弁とによって、凝縮液を貯留する言わばポケット部が形成される。また発電運転時または暖機運転時には制御弁は開くので、凝縮液用配管に貯留された凝縮液は、第2接続点の方へ流下し、作動媒体ラインに戻される。このように、凝縮液が発電機とは違う経路に導かれ、発電機に凝縮液が溜まりにくくなっている。
いくつかの態様において、発電機は凝縮器よりも低い位置に配置され、第2配管上の第1接続点は、発電機と同じ高さ又は発電機より高い位置に設けられる。凝縮器または第2配管の内面で生じた凝縮液は、凝縮器よりも低い位置に配置された発電機に逆流しやすいが、第2配管に凝縮液用配管が設けられるので、第2配管の途中で凝縮液を発電機とは違う経路に導くことができる。よって、凝縮液が発電機へ逆流することを好適に防止できる。
本発明の別の態様は、熱源により加熱され蒸発した作動媒体を用いて発電を行うバイナリー発電方法であって、作動媒体が通る作動媒体ラインと、作動媒体ラインに設けられ、作動媒体を蒸発させる蒸発器と、蒸発器の下流側において作動媒体ラインに接続され、蒸発器で蒸発した作動媒体を用いて発電を行う発電機と、発電機の下流側において作動媒体ラインに設けられ、作動媒体を凝縮させる凝縮器と、を備え、作動媒体ラインが、蒸発器、発電機、および凝縮器を通って循環流路を形成しており、蒸発器および発電機を接続する第1配管と、発電機および凝縮器を接続する第2配管とを含み、第2配管上の所定の第1接続点に接続されると共に第1接続点から下方に延び、作動媒体ラインのうち発電機よりも低い位置にある所定の第2接続点に接続された凝縮液用配管が第2配管に設けられたバイナリー発電装置を用い、発電運転時および暖機運転時を除く装置の停止時に、第2配管に設けられた凝縮液用配管に作動媒体の凝縮液を導入する凝縮液導入工程を含む。
このバイナリー発電方法によれば、凝縮液導入工程において、装置の停止時に、第2配管に設けられた凝縮液用配管に作動媒体の凝縮液が導入され得る。その後、凝縮液は、第2接続点の方へ流下するか、または凝縮液用配管の内部に貯留される。よって、凝縮液が発電機へ逆流することを防止できる。その結果、発電機の内部に滞留する凝縮液の量は減少し、暖機運転の時間が短縮される。
本発明のいくつかの態様によれば、発電機の内部に滞留する凝縮液の量が減少し、暖機運転の時間が短縮される。
本発明の第1実施形態に係るバイナリー発電装置の概略構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るバイナリー発電装置の概略構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るバイナリー発電装置の概略構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るバイナリー発電装置の概略構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1を参照して、第1実施形態に係るバイナリー発電装置1Aについて説明する。バイナリー発電装置1Aは、たとえば温水等を熱源として利用して、発電を行うシステムである。バイナリー発電装置1Aは、たとえば工場または温泉地等に設置されて、排熱または温泉等の熱エネルギーを利用して発電を行う。バイナリー発電装置1Aは、たとえばオーガニックランキンサイクル(Organic Rankine Cycle;ORC)が採用された装置である。バイナリー発電装置1Aでは、温水とバイナリー発電装置1A内の作動媒体との間で、熱交換が行われる。バイナリー発電装置1Aに用いられる作動媒体は、水よりも沸点の低い媒体であり、たとえば代替フロン等である。
図1に示されるように、バイナリー発電装置1Aは、蒸発器2と、タービン発電機(発電機)3と、凝縮器4とを備える。バイナリー発電装置1Aは、これらの蒸発器2、タービン発電機3および凝縮器4を通って循環流路を形成する第1作動媒体ラインL2および第2作動媒体ラインL3と、この作動媒体ラインに設けられた作動媒体ポンプ10とを備える。本明細書において、「ライン」は、内部を流体が流れる配管もしくは管路、または、空間を意味する。また、本明細書において、「上流」または「下流」は、対象とする流体(作動媒体等)の流れの方向を基準とする。
第1作動媒体ラインL2および第2作動媒体ラインL3は、作動媒体が通る作動媒体ラインである。第1作動媒体ラインL2の上流端は作動媒体ポンプ10の吐出部に接続され、第1作動媒体ラインL2の下流端はタービン発電機3の入口部に接続されている。第2作動媒体ラインL3の上流端はタービン発電機3の出口部に接続され、第2作動媒体ラインL3の下流端は作動媒体ポンプ10の吸込部に接続されている。
蒸発器2は第1作動媒体ラインL2に設けられている。蒸発器2には、第1作動媒体ラインL2と熱源ラインL1とが通っている。蒸発器2は、温水と作動媒体との熱交換により、作動媒体を加熱して蒸発させる。作動媒体を蒸発させるための蒸発器2は、たとえば相変換タイプの熱交換器である。蒸発器2は、たとえば、プレート式の熱交換器である。蒸発器2は、たとえば向流式の熱交換器である。蒸発器2は、並流式の熱交換器であってもよい。
タービン発電機3は、蒸発器2の下流側において第1作動媒体ラインL2に接続されている。タービン発電機3は、たとえば1つ又は複数のタービンと、タービンに連結された発電機本体と、これらのタービンおよび発電機本体を収納するケース(またはケーシング)とを含んでいる(いずれも図示せず)。タービン発電機3は、蒸発器2で加熱されて蒸発した作動媒体を用いてタービンを回転させ、発電機本体で発電を行う。発電機本体には、電力変換器が接続されている。電力変換器は、たとえば、AC−DCコンバータ、系統連系コンバータ、および、絶縁トランス等の機器を含む。なお、タービン発電機3が、タービン以外の膨張機を備えてもよい。タービン発電機3の膨張機は、ターボ型ではなく、スクリュー式の容積型膨張機であってもよい。
熱源ラインL1は、たとえば工場等の排熱を受け取るための熱交換器(図示せず)を通っており、循環流路を形成している。熱源ラインL1を介してバイナリー発電装置1Aに供給された温水は、蒸発器2における熱交換を経て、その温水よりも低温の水になって排出される。
第1作動媒体ラインL2は、蒸発器2の入口に接続される液体供給部L2aと、蒸発器2内に設けられた熱交換部L2bと、蒸発器2の出口に接続される気体供給部L2cとを含む。液体供給部L2aの上流端は作動媒体ポンプ10の吐出部に接続され、気体供給部L2cの下流端はタービン発電機3の入口部に接続されている。気体供給部L2cは、蒸発器2およびタービン発電機3を接続する第1配管である。
なお、バイナリー発電装置1Aでは、1つの蒸発器2のみが設けられているが、1つの蒸発器2と1つの予熱器とが設けられてもよく、複数の蒸発器2が設けられてもよく、複数の予熱器が設けられてもよい。複数の蒸発器2が設けられる場合に、作動媒体の流れを基準として下流側の蒸発器2は、作動媒体を過熱(スーパーヒート)するための過熱器であってもよい。
凝縮器4は、タービン発電機3の下流側において第2作動媒体ラインL3に設けられている。凝縮器4には、第2作動媒体ラインL3と冷却水ラインL4とが通っている。凝縮器4は、作動媒体と冷却水との熱交換により作動媒体を冷却および凝縮し、液化する。冷却水ラインL4には、たとえば冷却塔等の冷却手段が設けられる。凝縮器4は、たとえば向流式の熱交換器である。凝縮器4は、並流式の熱交換器であってもよい。なお、冷却媒体は、水等の液体以外に、空気などのガスであってもよい。すなわち、凝縮器4は、空冷タイプであってもよい。なお、バイナリー発電装置1Aでは、1つの凝縮器4が設けられているが、複数の凝縮器4が設けられてもよい。
第2作動媒体ラインL3は、凝縮器4の入口に接続される気体排出部L3aと、凝縮器4内に設けられた熱交換部L3bと、凝縮器4の出口に接続される液体回収部L3cとを含む。気体排出部L3aの上流端はタービン発電機3の出口部に接続され、液体回収部L3cの下流端は作動媒体ポンプ10の吸込部に接続されている。気体排出部L3aは、タービン発電機3および凝縮器4を接続する第2配管である。
作動媒体ポンプ10は、所定の流量にて、作動媒体を蒸発器2およびタービン発電機3に送り、循環させることのできるポンプである。作動媒体ポンプ10の型式は特に限定されないが、たとえば、渦巻型または容積型のポンプが用いられ得る。作動媒体ポンプ10は、たとえば、起動時において、吸込み側の配管(すなわち第2作動媒体ラインL3)内に所定の高さの液溜まりを必要とする。たとえば、作動媒体ポンプ10が渦巻型のポンプである場合には、作動媒体ポンプ10の要求ヘッド(NPSHreq;required Net Positive Suction Head)は、比較的大きい。作動媒体ポンプ10が容積型のポンプである場合には、作動媒体ポンプ10の要求ヘッドは、比較的小さい。
バイナリー発電装置1Aでは、上記した各機器および各配管が、たとえばユニット化されている。蒸発器2、タービン発電機3、凝縮器4および作動媒体ポンプ10は、所定の位置関係をもって配置されている。たとえば、凝縮器4は、上記した各機器および各配管の中で、もっとも高い位置に配置される。凝縮器4よりも低い位置に、タービン発電機3が配置される。作動媒体ポンプ10は、上記した各機器および各配管の中で、もっとも低い位置に配置される。凝縮器4と作動媒体ポンプ10との間には、高低差が確保されている。タービン発電機3と作動媒体ポンプ10との間に、たとえば蒸発器2が配置される。
バイナリー発電装置1Aでは、運転を停止している間に装置内に発生し得る、作動媒体の凝縮液を考慮した装置上の工夫がなされている。すなわち、運転を再開しようとする際に、凝縮液が運転の妨げとならないよう、そしてより迅速な装置の立ち上げが可能となるよう、バイナリー発電装置1Aはいくつかの特徴を有している。
バイナリー発電装置1Aは、気体供給部L2cと気体排出部L3aとに接続されて、タービン発電機3をバイパスするバイパス配管(凝縮液用配管)L10を備える。より詳細には、気体排出部L3a上の第1接続点P1に、バイパス配管L10の第1端が接続され、気体供給部L2c上の第2接続点P2に、バイパス配管L10の第2端が接続されている。第2接続点P2は、第1接続点P1よりも低い位置にある。バイパス配管L10は、第1接続点P1において、気体排出部L3aの側部または下部に接続される。バイナリー発電装置1Aでは、第1接続点P1は、できるだけタービン発電機3の近くに配置される。バイパス配管L10は、さらに、第1接続点P1から下方に延び、第2接続点P2に接続される。このバイパス配管L10は、バイナリー発電装置1Aの発電運転時または暖機運転時に、タービン発電機3をバイパスさせるための配管である。それに加えて、バイパス配管L10は、バイナリー発電装置1Aの停止時(発電運転時および暖機運転時を除く停止時)に、凝縮器4および気体排出部L3a内に生じる凝縮液を流下させるための配管である。
第1接続点P1および第2接続点P2の位置、および、バイパス配管L10のレイアウトは適宜に設定され得るが、バイパス配管L10は、第1接続点P1から第2接続点P2に向けて、水平な部分および下り勾配の部分のみから構成されてもよい。バイパス配管L10は、第1接続点P1から第2接続点P2に向けて、上り勾配の部分を有してもよいが、その部分は、第1接続点P1よりも低く第2接続点P2よりも高い範囲に配置される。言い換えれば、バイパス配管L10のうち、第1接続点P1がもっとも高い位置にあり、第2接続点P2がもっとも低い位置にある。
バイナリー発電装置1Aは、凝縮液の移動を制御するためのコントローラ30を備えている。コントローラ30は、バイナリー発電装置1Aが備える各センサからの出力信号に基づいて、各配管に設けられた各種の制御弁を制御する。バイナリー発電装置1Aが備える各種のセンサおよび制御弁について説明すると、第1作動媒体ラインL2の気体供給部L2cには、第1温度センサ33と第1圧力センサ34とが設けられている。第1圧力センサ34とタービン発電機3との間には、タービン入口弁46が設けられている。第2作動媒体ラインL3のうち、液体回収部L3cには、第3温度センサ36と第2圧力センサ37とが設けられている。
バイパス配管L10には、バイパス弁(制御弁)47が設けられている。タービン入口弁46およびバイパス弁47は、開閉を切り替えることのできる自動弁であり、たとえば電磁弁である。タービン入口弁46およびバイパス弁47は、たとえば配管内を流れる作動媒体(作動媒体の蒸気または凝縮液)の流量を調整可能であってもよく、たとえば、それらの開度を調整自在な自動弁であってもよい。これらの制御弁のバルブとしての型式は、特に限定されない。開閉を切り替える、または流量を調整する等の目的に応じて、公知のバルブが適宜に用いられ得る。
コントローラ30は、バイナリー発電装置1Aにおける運転を全体的に制御すると共に、上記した各種の制御弁を制御する。コントローラ30は、上記した各センサと通信可能である。コントローラ30は、各センサからの出力信号を入力し、所定の処理を行い、たとえば、タービン入口弁46およびバイパス弁47を制御する。コントローラ30は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアと、ROMに記憶されたプログラム等のソフトウェアと、から構成されたコンピュータである。
次に、コントローラ30によって実行される制御処理(バイナリー発電方法)について説明する。まず、コントローラ30は、暖機運転を開始する。暖機運転において、コントローラ30は、たとえばタービン入口弁46を半開とし、バイパス弁47を半開または全開とする。暖機運転中は、タービン3aが回転し得るが、発電機本体3bにおける発電量は定格の発電量には達しない。
コントローラ30は、第1温度センサ33から入力した作動媒体の温度、または、第1圧力センサ34から入力した作動媒体の圧力が所定値以上になったと判断すると、通常の発電運転を開始する。コントローラ30は、バイパス弁47を閉じ、タービン入口弁46を開く。作動媒体は、蒸発器2で蒸発させられ、タービン発電機3のタービンを回転させる。このとき、タービン発電機3における発電量は定格の発電量に達する。作動媒体は、凝縮器4において冷却され、凝縮液となる。
操作者によって装置を停止する旨の操作が行われると、コントローラ30は、装置を停止させる。コントローラ30は、装置の停止時には、バイパス弁47を開く。装置が停止した後は、凝縮器4、蒸発器2、第1作動媒体ラインL2、および第2作動媒体ラインL3内の作動媒体の温度は、徐々に低下する。作動媒体は、凝縮液となり、低い方へ流れる。ここで、凝縮器4および気体排出部L3aで生じた凝縮液は、第1接続点P1を経由してバイパス配管L10内に導入される(凝縮液導入工程)。バイパス弁47は開いているので、凝縮液は第2接続点P2を経由して第1作動媒体ラインL2の気体供給部L2cに流れ込む。このようにして、凝縮液がタービン発電機3へ逆流することが防止されている。
本実施形態のバイナリー発電装置1Aおよびバイナリー発電方法では、蒸発器2で蒸発した作動媒体を用いて、タービン発電機3において発電が行われる。このバイナリー発電装置1Aが運転後に停止すると、凝縮器4、または、タービン発電機3および凝縮器4を接続する気体排出部L3aの内面において、作動媒体が凝縮し得る。この凝縮液は、凝縮液導入工程において、気体排出部L3aに設けられたバイパス配管L10に導入され得る。すなわち、凝縮液は、第1接続点P1からバイパス配管L10に導入される。凝縮液は、第2接続点P2の方へ流下する。よって、凝縮液がタービン発電機3へ逆流することを防止できる。その結果、タービン発電機3の内部に滞留する凝縮液の量は減少し、暖機運転の時間が短縮される。
バイナリー発電装置1Aの凝縮液用配管であるバイパス配管L10は、発電運転時または暖機運転時にバイパス配管として用いられる。装置の停止時にはバイパス弁47が開くので、バイパス配管L10に導入された凝縮液は、第2接続点P2の方へ流下し、第1作動媒体ラインL2に戻される。このように、凝縮液がタービン発電機3とは違う経路に導かれ、タービン発電機3に凝縮液が溜まりにくくなっている。
凝縮器4または気体排出部L3aの内面で生じた凝縮液は、凝縮器4よりも低い位置に配置されたタービン発電機3に逆流しやすいが、気体排出部L3aにバイパス配管L10が設けられるので、気体排出部L3aの途中で凝縮液をタービン発電機3とは違う経路に導くことができる。よって、凝縮液がタービン発電機3へ逆流することを好適に防止できる。
続いて、図2を参照して、第2実施形態に係るバイナリー発電装置1Bについて説明する。このバイナリー発電装置1Bが第1実施形態のバイナリー発電装置1Aと違う点は、液体回収部L3cの下流端に接続された凝縮液タンク20と、気体排出部L3aと凝縮液タンク20とに接続された凝縮液用配管L20とを備えた点である。より詳細には、気体排出部L3a上の第1接続点P1に、凝縮液用配管L20の第1端が接続され、凝縮液タンク20に設けられた第2接続点P2に、凝縮液用配管L20の第2端が接続されている。この場合、凝縮液タンク20は、第2作動媒体ラインL3の一部をなす。凝縮液タンク20と作動媒体ポンプ10とは、液体回収部L3dによって接続されている。第2接続点P2は、第1接続点P1よりも低い位置にある。凝縮液用配管L20は、第1接続点P1において、気体排出部L3aの側部または下部に接続される。バイナリー発電装置1Bでは、第1接続点P1は、できるだけタービン発電機3の近くに配置される。凝縮液用配管L20は、さらに、第1接続点P1から下方に延び、第2接続点P2に接続される。この凝縮液用配管L20は、バイナリー発電装置1Bの停止時(発電運転時および暖機運転時を除く停止時)に、凝縮器4および気体排出部L3a内に生じる凝縮液を貯留するための配管(液抜きライン)である。
なお、バイナリー発電装置1Bにおいて、バイナリー発電装置1Aと同様のバイパス配管L10が設けられている。バイパス配管L10が気体排出部L3aに接続される接続点は、気体排出部L3aにおいて、第1接続点P1より下流側に位置してもよいし(図2参照)、第1接続点P1より上流側に位置してもよい。
第1接続点P1および第2接続点P2の位置、および、凝縮液用配管L20のレイアウトは適宜に設定され得るが、凝縮液用配管L20は、第1接続点P1から第2接続点P2に向けて、水平な部分および下り勾配の部分のみから構成されてもよい。凝縮液用配管L20は、第1接続点P1から第2接続点P2に向けて、上り勾配の部分を有してもよいが、その部分は、第1接続点P1よりも低く第2接続点P2よりも高い範囲に配置される。言い換えれば、凝縮液用配管L20のうち、第1接続点P1がもっとも高い位置にあり、第2接続点P2がもっとも低い位置にある。
凝縮液用配管L20には、液溜め弁(制御弁)49が設けられる。液溜め弁49は、開閉を切り替えることのできる自動弁であり、たとえば電磁弁である。液溜め弁49は、たとえば配管内を流れる作動媒体(凝縮液)の流量を調整可能であってもよく、たとえば、それらの開度を調整自在な自動弁であってもよい。これらの制御弁のバルブとしての型式は、特に限定されない。開閉を切り替える、または流量を調整する等の目的に応じて、公知のバルブが適宜に用いられ得る。
これらの凝縮液用配管L20および液溜め弁49は、ポケット部(液溜め部)を形成する。バイナリー発電装置1Bでは、操作者によって装置を停止する旨の操作が行われると、コントローラ30は、装置を停止させる。コントローラ30は、装置の停止時には、少なくとも所定時間、液溜め弁49を閉じる。装置が停止している間、凝縮器4および気体排出部L3aで生じた凝縮液は、第1接続点P1を経由して凝縮液用配管L20内に導入される(凝縮液導入工程)。凝縮液用配管L20の液溜め弁49よりも上流側に、凝縮液が貯留される。コントローラ30は、次に装置を起動する直前(暖機運転の開始前)に、液溜め弁49を開け、凝縮液用配管L20内の凝縮液を自重によって凝縮液タンク20に流下させる。コントローラ30は、所定時間経過後(凝縮液タンク20に凝縮液が流下し終えた後)、液溜め弁49を閉じる。なお、凝縮液用配管L20に逆止弁を設けて、凝縮液タンク20からの逆流を防止してもよい。このバイナリー発電装置1Bにおいても、装置の定義時にバイパス弁47は開けられており、バイパス配管L10を通じて凝縮液が流下し得る。
バイナリー発電装置1Bによれば、凝縮液は、気体排出部L3aに設けられた凝縮液用配管L20に導入され得る。すなわち、凝縮液は、第1接続点P1から凝縮液用配管L20に導入される。凝縮液は、凝縮液用配管L20の内部に貯留される。よって、凝縮液がタービン発電機3へ逆流することを防止できる。その結果、タービン発電機3の内部に滞留する凝縮液の量は減少し、暖機運転の時間が短縮される。
装置の停止時には所定時間、液溜め弁49が閉じるので、凝縮液用配管L20に導入された凝縮液は、凝縮液用配管L20の内部(すなわち液溜め弁49の上流側)に貯留される。凝縮液用配管L20と液溜め弁49とによって、凝縮液を貯留する言わばポケット部が形成される。また発電運転前または暖機運転前には少なくとも一度、制御弁は開くので、凝縮液用配管L20に貯留された凝縮液は、第2接続点P2の方へ流下し、凝縮液タンク20を経由して第2作動媒体ラインL3に戻される。このように、凝縮液がタービン発電機3とは違う経路に導かれ、タービン発電機3に凝縮液が溜まりにくくなっている。
図3を参照して、第3実施形態に係るバイナリー発電装置1Cについて説明する。このバイナリー発電装置1Cが第2実施形態のバイナリー発電装置1Bと違う点は、凝縮液タンク20が省略された点と、凝縮液用配管L20が、気体供給部L2c上の第2接続点P2に接続された点である。このバイナリー発電装置1Cによっても、凝縮液用配管L20と液溜め弁49とによって、凝縮液を貯留する言わばポケット部が形成され、バイナリー発電装置1Bと同様の作用・効果が奏される。
図4を参照して、第4実施形態に係るバイナリー発電装置1Dについて説明する。このバイナリー発電装置1Dが第1実施形態のバイナリー発電装置1Aと違う点は、タービン発電機3の出口と凝縮器4の入口とがほぼ同じ高さに位置している点である。すなわち、気体排出部L3aの上流端と下流端とは、ほぼ同じ高さに位置している。作動媒体ポンプ10が容積型のポンプであって作動媒体ポンプ10の要求ヘッドが十部に小さく、凝縮器4を低く配置できる場合には、このような配置を採用しても、バイナリー発電装置1Aと同様の作用・効果が得られる。なお、タービン発電機3から凝縮器4に向けての気体排出部L3aを下り勾配としてもよい。その場合、タービン発電機3への凝縮液の流入をより効果的に防止できる。バイパス配管L10は、第1接続点P1において、気体排出部L3aの下部(下方)に接続されると、バイパス配管L10への凝縮液の導入がスムーズとなり、より一層効果的である。このバイナリー発電装置1Dによっても、バイパス配管L10によって、バイナリー発電装置1Aと同様の作用・効果が奏される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。たとえば、第2実施形態のバイナリー発電装置1Bまたは第3実施形態のバイナリー発電装置1Cにおいて、装置の停止時に、液溜め弁49を開いた状態に維持してもよい。熱源は、温水ではなく蒸気であってもよい。
1A、1B、1C、1D バイナリー発電装置
2 蒸発器
3 タービン発電機
4 凝縮器
10 作動媒体ポンプ
20 凝縮液タンク
30 コントローラ
46 タービン入口弁
47 バイパス弁(制御弁)
49 液溜め弁(制御弁)
L1 熱源ライン
L2 第1作動媒体ライン
L2c 気体供給部(第1配管)
L3 第2作動媒体ライン
L3a 気体排出部(第2配管)
L10 バイパス配管(凝縮液用配管)
L20 凝縮液用配管
P1 第1接続点
P2 第2接続点

Claims (5)

  1. 熱源により加熱され蒸発した作動媒体を用いて発電を行うバイナリー発電装置であって、
    前記作動媒体が通る作動媒体ラインと、
    前記作動媒体ラインに設けられ、前記作動媒体を蒸発させる蒸発器と、
    前記蒸発器の下流側において前記作動媒体ラインに接続され、前記蒸発器で蒸発した作動媒体を用いて発電を行う発電機と、
    前記発電機の下流側において前記作動媒体ラインに設けられ、前記作動媒体を凝縮させる凝縮器と、を備え、
    前記作動媒体ラインが、前記蒸発器、前記発電機、および前記凝縮器を通って循環流路を形成しており、前記蒸発器および前記発電機を接続する第1配管と、前記発電機および前記凝縮器を接続する第2配管とを含み、
    前記第2配管には、前記第2配管上の所定の第1接続点に接続されると共に前記第1接続点から下方に延び、前記作動媒体ラインのうち前記発電機よりも低い位置にある所定の第2接続点に接続される凝縮液用配管が設けられている、バイナリー発電装置。
  2. 前記凝縮液用配管は、前記第1配管上の前記第2接続点に接続されて、発電運転時または暖機運転時に前記発電機をバイパスするバイパス配管として用いられ、
    前記凝縮液用配管には制御弁が設けられ、前記発電運転時および前記暖機運転時を除く装置の停止時には、前記制御弁が開くように構成されている、請求項1に記載のバイナリー発電装置。
  3. 前記凝縮液用配管には制御弁が設けられ、発電運転時および暖機運転時を除く装置の停止時には前記制御弁が閉じ、前記発電運転前または前記暖機運転前には少なくとも一度前記制御弁が開くように構成されている、請求項1に記載のバイナリー発電装置。
  4. 前記発電機は前記凝縮器よりも低い位置に配置され、前記第2配管上の前記第1接続点は、前記発電機と同じ高さ又は前記発電機より高い位置に設けられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載のバイナリー発電装置。
  5. 熱源により加熱され蒸発した作動媒体を用いて発電を行うバイナリー発電方法であって、
    前記作動媒体が通る作動媒体ラインと、前記作動媒体ラインに設けられ、前記作動媒体を蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器の下流側において前記作動媒体ラインに接続され、前記蒸発器で蒸発した作動媒体を用いて発電を行う発電機と、前記発電機の下流側において前記作動媒体ラインに設けられ、前記作動媒体を凝縮させる凝縮器と、を備え、前記作動媒体ラインが、前記蒸発器、前記発電機、および前記凝縮器を通って循環流路を形成しており、前記蒸発器および前記発電機を接続する第1配管と、前記発電機および前記凝縮器を接続する第2配管とを含み、前記第2配管上の所定の第1接続点に接続されると共に前記第1接続点から下方に延び、前記作動媒体ラインのうち前記発電機よりも低い位置にある所定の第2接続点に接続された凝縮液用配管が前記第2配管に設けられたバイナリー発電装置を用い、
    発電運転時および暖機運転時を除く装置の停止時に、前記第2配管に設けられた前記凝縮液用配管に前記作動媒体の凝縮液を導入する凝縮液導入工程を含む、バイナリー発電方法。
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