JP2020029269A - ウェットシートケース - Google Patents

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雅之 土肥
Masayuki Doi
雅之 土肥
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【課題】ウェットシートを乾燥させることなく封止すると共に、次のシートに指で触れずに済むウェットシートケースを提供する。【解決手段】ウェットシートケース1から蓋部7を外して、開口部6を介して小空間部12に手指を入れ、ウェットシートSの引出片Saを摘んで、開口部6を介して、ウェットシートケース1の外部へと引き出す。これにより、この引き出したウェットシートに追従して、次のウェットシートの引出片Saが途中まで引き出されることが繰り返される。このとき、引出片Saは十分な高さを有する小空間部12内に収容され、開口部6よりも上部に引き出されないので手指に触れることはない。この状態で蓋部7により開口部6を閉止し密閉する。【選択図】図3

Description

本発明は、多数枚のウェットシートを収納し、必要に応じて引き出して使用するウェットシートケースに関するものである。
例えば、不織布の繊維間に洗浄液を含有するウェットシートは、1枚ずつ引き出すことができるように積層され、又は巻回されている。ウェットシートはこのように束とされた上で、フィルム等から成るパック内に収納され消費者に提供されている。
ウェットシートをウェットシートケース内に収納して引き出す際には、ウェットシートパックの上部の封止されている取出口を開き、この取出口からウェットシートを1枚ずつ摘み出す。ウェットシートを摘み出した後は、次に使用するまでの間に内部のウェットシートが乾燥することを防止するために、取出口を再封止する必要がある。
そこで、このようなウェットシートパックを収納することができるウェットシートケースとして、例えば特許文献1に示すような取出容器が提案されている。
この特許文献1の取出容器は、天井板に穿けた取出口と、その周囲に形成されたリブと、このリブと嵌合する皿状嵌合子を有する上蓋とを備え、ウェットシートの取り出し後には取出口を封止することによって、内部のウェットシートの乾燥を防止できるようになっている。
実公昭57−57024号公報
しかし、従来のこの種の取出容器には、次のような課題が存在する。つまり、最初のウェットシートを摘み出すと、これに追従して次のウェットシートの一部が途中まで引き出されるが、従来の取出容器においては、この引き出された次のウェットシートが、取出口を再封止する際に、リブと皿状嵌合子との間に挟まれ、完全な密封を妨げる原因となってしまう。
このため、使用者は取出口を再封止するに当たり、引き出された次のウェットシートを取出容器の内部へと押し込む必要がある。このとき、使用者の指に細菌が付着していると、細菌が押し込むべきウェットシートに付着し、ウェットシートケースの内部で増殖する虞れがある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、ウェットシートを乾燥させることなく封止すると共に、次のウェットシートに指で触れずに済むウェットシートケースを提供することにある。
上述の目的を達成するための本発明に係るウェットシートケースは、下端に底部を取り付け可能な収納部を有し、ウェットシートパックを前記収納部に収納し、該ウェットシートパックから1枚ずつウェットシートを引き出すウェットシートケースであって、前記収納部は前記ウェットシートパックを収納できる大空間部と、前記ウェットシートパックから引き出される途中の前記ウェットシートの引出片の形状を保持したまま収容できる小空間部とを備えていることを特徴とする。
本発明によるウェットシートケースによれば、内部のウェットシートを乾燥させることなく、かつ引き出された次のウェットシートをケース内部へと手指で押し込む必要がなく、衛生的である。
実施例1の前方から見た状態のウェットシートケースの斜視図である。 後方から見た状態の分解斜視図である。 ウェットシートケースの縦断面図である。 横断面図である。 実施例2のウェットシートケースの縦断面図である。 横断面図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の前方から見た状態のウェットシートケース1の斜視図であり、図2は後方から見た状態の分解斜視図である。このウェットシートケース1では、ウェットシートパックPを内部に収納し、ウェットシートパックP内に収納されているウェットシートSを1枚ずつ引き出すようになっている。
なお、ウェットシートパックP内のウェットシートSは、殺菌液等を含浸させた不織布シートを積層した積層体とされているが、殺菌液等を含浸させた不織布シートから成る巻物体の円柱状等であってもよい。
ウェットシートケース1は、人形Fによる上半身及びこの上半身に連続するスカート部を模した表面を有する装飾部2と、この装飾部2と周辺において連結され、ウェットシートパックPを収納し底面が開放された筐体状の収納部3と、この収納部3の下端に取り付ける底部4とから構成されている。
収納部3の下端を底部4に設けた溝部5に押し込むことで、底部4を収納部3に取付け可能としている。また、装飾部2には開口部6が形成され、この開口部6を蓋部7が覆うようにされている。
装飾部2、収納部3は合成樹脂、金属、陶器、ゴム材、その他の適当な剛性を有する材料により形成されており、底部4は合成樹脂、ゴム材等の収納部3に取り付け易い素材で形成されている。この底部4は板状体であり、形状及び大きさは、その上面にウェットシートパックPを載置できるようになっている。
図3はウェットシートケース1の人形Fを除く縦断面図を示しており、図4は横断面図を示している。収納部3の上部には、底部4と上下に対向する天井部8が設けられ、天井部8の中央部にウェットシートSを引き出すための上方に向けて拡開する筒部9が設けられている。筒部9の上端は装飾部2に連結され、人形Fの後方に設けられた開口部6とされている。
この開口部6には、取外し可能な蓋部7又は蝶番やヒンジ等により連結された蓋部7が装飾部2の一部として嵌合可能とされており、開口部6に蓋部7を嵌め込むことで内部を封止することができるようにされ、内部のウェットシートSが乾燥しないように、蓋部7は開口部6を気密に封止できることが好ましい。
また、蓋部7を嵌め込んだ際に、蓋部7は装飾部2の一部となって、外観上、目立たないようにされている。なお、収納部3の一部から支持部10が突出され、装飾部2に連結され、収納部3により装飾部2が保持されている。
収納部3の天井部8は、底部4から所定の高さを隔てた上方にあって、底部4と対向する板状の部分である。その平面視における周囲形状は、底部4と同一の形状又はこれと相似する形状とされている。筒部9の下部は天井部8の中央部において天井部8に連結されており、筒部9の周壁部は補強のために肉厚とすることが好適である。
なお、実施例においては、収納部3に別体の底部4を連結可能としているが、予め収納部3の周壁と底部4と一体に成形しておき、これらに装飾部2、天井部8、筒部9を連結可能とする構成としてもよい。このとき、これらを取り外し可能に連結するためには、例えば一方に凸状のリブ部を設け、他方に凹状の溝部を設け、これらを嵌合することにより連結すればよい。
底部4の上面と天井部8の下面とにより区画される大空間部11には、ウェットシートパックPが収納される。なお、大空間部11の形状及び大きさは、ウェットシートパックPを収納することができるものであればよい。
また、筒部9内は小空間部12とされ、この小空間部12は筒部9の内面と蓋部7とにより区画される空間である。ここには次に引き出されるウェットシートSの引き出し途中の引出片Saを収容可能とされている。
この引き出し途中の引出片Saは、最上層のウェットシートSを引き出す際に、連動して引き出される部分であり、引き出し途中の引出片Saの形状を保持したまま小空間部12に収容されることになる。そして、大空間部11は小空間部12に連通しており、小空間部12は開口部6に連通している。
筒部9の下部の形状及び大きさは、ウェットシートパックPを通さないが、ウェットシートSを通すものであればよく、例えば断面形状円形や多角形であってもよい。また、その他の形状であってもウェットシートSを一時的に保持し得るものとしてもよい。
また、筒部9の外面は天井部8とのなす角が垂直をなすように延出してもよく、鋭角をなすように延出することが好ましい。ただし、これが鈍角をなすように延出すると、筒部9の先端において形成される開口部6が狭くなり、ウェットシートを摘み難くなる。
開口部6の形状及び大きさは、ウェットシートパックPを通さないが、ウェットシートSを通すものであればよく、実施例においては楕円形としているが、例えば円形や多角形であってもよい。また、ウェットシートSを摘み出し易くするために、開口部6の開口部面積が筒部9の下部の開口部面積よりも広いことが好ましい。
小空間部12つまり筒部9の高さは、ウェットシートSから引き出される途中のウェットシートSの引出片Saを形状を保持したまま収容可能な程度の大きさであればよく、例えば2cm程度が好適である。更に、小空間部12はその各水平断面における面積が下側から上側にかけて大きくなるようにテーパ状とすることが好ましい。
このウェットシートケース1は、従来のウェットシートケースにはない小空間部12が存在するため、この特長を利用して、装飾部2は図示するように例えば人形Fを含む部分を備え、美観に優れるものとすることができる。
ウェットシートパックPをウェットシートケース1内に入れる際には、先ずウェットシートケース1から底部4を取り外し、この取り外した底部4の上面に、ウェットシートパックPを載置する。このとき、ウェットシートパックPのウェットシートSの取出口を封止している剥離片は取り除き、最上層のウェットシートSを引き出して引出片Saを突出させておく。
その後に、載置したウェットシートパックPを収納部3の大空間部11に入れ、ウェットシートSの引出片Saは小空間部12内に収容しておく。続いて、収納部3の下端を底部4の溝部5に押し込み、底部4を収納部3に固定する。
ウェットシートSを使用する場合には、ウェットシートケース1から蓋部7を外して、開口部6を介して小空間部12に手指を入れ、ウェットシートSの引出片Saを摘んで、開口部6を通して、ウェットシートケース1の外部へと引き出す。これにより、この引き出した最初のウェットシートSに追従して、次のウェットシートSの引出片Saが途中まで引き出されることが繰り返される。このとき、引出片Saは十分な高さを有する小空間部12内に収納されるため、開口部6よりも上部に引き出されることはない。従って、この状態で蓋部7により開口部6を閉止し密閉する。
図5、図6は実施例2の断面図であり、実施例1と同一の符号は同一の部材を示している。
ウェットシートケース1の収納部3の天井部8は、装飾部2の一部の壁部と一体化されており、筒部9は天井部8に設けられた開口部6の周縁から、大空間部11内に吊り下げられる、つまり天井部8の中央部から下方に向けて筒部9が設けられていることになる。
また、図5、図6に示すウェットシートケースには、実施例1のウェットシートケースの収納部3の一部から突出する支持部10を設けていないが装飾部2のスカート部に可撓性を備えたい場合等は支持部10を省略することも可能である。
以上のことから本発明に係るウェットシートケースを用いることで、蓋部7により開口部6を再封止するに当たって、次に引き出されるウェットシートSの引き出し途中の引出片Saの形状を保持したまま小空間部12に収容することが可能となる。
使用者は手指で引き出し途中の引出片SaをウェットシートパックP内へ押し込む必要がないので、使用者が持つ細菌等が次のウェットシートSに付着することもなく、衛生的である。
また、蓋部7の裏面もウェットシートSに当接することもないので、蓋部7の裏面に付着した細菌等が次のウェットシートSに付着することもない。
1 ウェットシートケース
2 装飾部
3 収納部
4 底部
6 開口部
7 蓋部
8 天井部
9 筒部
11 大空間部
12 小空間部
F 人形
P ウェットシートパック
S ウェットシート
Sa 引出片

Claims (5)

  1. 下端に底部を取り付け可能な収納部を有し、ウェットシートパックを前記収納部に収納し、該ウェットシートパックから1枚ずつウェットシートを引き出すウェットシートケースであって、
    前記収納部は前記ウェットシートパックを収納できる大空間部と、前記ウェットシートパックから引き出される途中の前記ウェットシートの引出片の形状を保持したまま収容できる小空間部とを備えていることを特徴とするウェットシートケース。
  2. 前記小空間部の開口部を閉止する蓋部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のウェットシートケース。
  3. 前記収納部には前記底部と対向する天井部が設けられており、
    該天井部の中央部から上方又は下方に向けて筒部が設けられており、
    前記底部の上面と前記天井部の下面とにより前記大空間部が区画され、前記筒部と前記開口部とにより前記小空間部が区画されていることを特徴とする請求項2に記載のウェットシートケース。
  4. 前記筒部は各水平断面における面積が下側から上側に向うにつれ大きくなるようなテーパ状とされていることを特徴とする請求項3に記載のウェットシートケース。
  5. 前記収納部の上方に、人形形状をなす部分を装飾部として備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のウェットシートケース。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123434U (ja) * 1979-02-23 1980-09-02
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