JP2020029149A - ワイパブレード及び車両用ワイパ - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2(a)に示す本実施形態の車両用ワイパ10は、車両フロント側のウインドシールドWSの外表面(払拭面WSa)に付着した雨滴等の異物を払拭するためのものであって、ワイパアーム11とワイパブレード12とを備えている。ワイパアーム11は、その基端部がワイパモータ15の駆動により往復回動されるピボット軸16に対して固定され、ワイパブレード12は、そのワイパアーム11の先端部に着脱可能に取り付けられている。また、ワイパブレード12は、ワイパアーム11に備えられる付勢機構17により押圧されてウインドシールドWSの払拭面WSaに対して押圧接触する。そして、ワイパモータ15の駆動に基づいてワイパアーム11が往復回動すると、ワイパブレード12は、ウインドシールドWSの払拭面WSa上を往復揺動して払拭面WSa上の払拭動作を行う。
本実施形態のワイパブレード12が車両フロント側のウインドシールドWSの払拭に用いられ、ウインドシールドWSの側端部を含む範囲の払拭を行う場合、ワイパブレード12の先端部側が払拭する払拭面WSaの湾曲形状の変化は大きい。すなわち、ワイパブレード12の払拭動作範囲において、ワイパブレード12の先端部側が図6(a)に示す湾曲度の小さい払拭位置に配置されたり、図6(b)に示す湾曲度の大きい払拭位置に配置されたりする。
(1)本実施形態のワイパブレード12を構成するワイパケース23は、先端部側部位A1に低剛性部として複数のスリット部33を形成して他の長手方向部位A2よりも剛性を小さくして柔軟性を高くしたため、車両用ワイパ10として湾曲形状の変化の大きい払拭面WSaを払拭する際、その払拭面WSaの湾曲変化に対するワイパブレード12(ブレードラバー21)の湾曲追従性能を向上することができる。しかも、金属製のばね材料に加工を施すことに比べて、樹脂製のワイパケース23(ケース本体部31)に対してスリット部33を形成するのは簡易であるため、湾曲追従性能の向上を簡易に実現することができる。
・スリット部33をラバー保持部31cの各保持壁部31dに跨がって形成したが、幅方向に対の各保持壁部31dに跨がって形成しなくてもよく、例えば図7に示すように、各保持壁部31dの個々にスリット部34を形成し、各スリット部34が各保持壁部31d間の収容溝31fに到達しないように連結部31gを残すようにしてもよい。このようにしても、各スリット部33を設けた部分の剛性を小さくできて柔軟性を高めることができ、しかも収容溝31fの内側面にスリット部34の形成に伴う微小な凹凸等が生じないため、ブレードラバー21を収容溝31fに長手方向から挿入して装着する際、滑らかな挿入を維持可能である。
・スリット部33を開口側が拡開するように形成したが、開口形状はこれに限らず、拡開形状以外の形状であってもよい。
・スリット部33,34を各保持壁部31dのそれぞれに形成したが、一方側の保持壁部31dのみに形成してもよい。
・スリット部33,34の形成に刃具等の切断具による切断加工以外の加工手法を用いてもよい。例えば孔開け加工、潰し加工、レーザ加工等を用いてもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
前記ワイパケースの長手方向における少なくとも一端部側部位に対し、他の長手方向部位よりも剛性が小さくなる低剛性部が構成されている、ワイパブレード本体部材。
Claims (11)
- 払拭面(WSa)に接触配置されるブレードラバー(21)と、
前記ブレードラバーと同等長さを有し前記払拭面側への押圧力を付与する板ばね材よりなるバッキング(22)と、
前記ブレードラバーを保持するとともに、前記バッキングを前記ブレードラバーと並設して収容するためのワイパケース(23)と
を備え、払拭動作に基づいて前記ブレードラバーにて前記払拭面上の払拭を行うワイパブレード(12)であって、
前記ワイパケースの長手方向における少なくとも一端部側部位(A1)に対し、他の長手方向部位(A2)よりも剛性が小さくなるような低剛性部(33,34)が構成されている、ワイパブレード。 - 前記ワイパケースは、前記ブレードラバーを保持するラバー保持部(31c)と前記バッキングを収容する収容孔(31a)とをそれぞれ有するケース本体部(31)と、前記ケース本体部における前記ラバー保持部とは反対側に設けられて前記ケース本体部よりも柔軟性高く構成されたフィン部(32)とを備え、
前記低剛性部は、前記ケース本体部に対して構成されている、請求項1に記載のワイパブレード。 - 前記低剛性部は、前記ケース本体部の長手方向に点在して形成された複数のスリット部(33,34)である、請求項2に記載のワイパブレード。
- 前記スリット部は、前記ケース本体部における前記ラバー保持部に対して形成されている、請求項3に記載のワイパブレード。
- 前記スリット部は、前記一端部側部位に集約して形成され、前記ケース本体部の長手方向中央部を含む前記他の長手方向部位において非形成である、請求項4に記載のワイパブレード。
- 前記スリット部は、前記ケース本体部に設けた前記バッキングの収容のための前記収容孔に到達しないように前記ラバー保持部に対して形成されている、請求項4又は5に記載のワイパブレード。
- 前記スリット部は、開口側が拡開形状にて形成されている、請求項4〜6のいずれか1項に記載のワイパブレード。
- 前記ラバー保持部は、前記ケース本体部の幅方向に対で設けられて前記ブレードラバーを保持する保持壁部(31d)を有し、
前記スリット部は、対をなす前記保持壁部に対して前記幅方向に沿った一直線上にそれぞれ形成されている、請求項4〜7のいずれか1項に記載のワイパブレード。 - 前記スリット部(33)は、対をなす前記保持壁部に跨がって形成されている、請求項8に記載のワイパブレード。
- 前記スリット部(34)は、対をなす前記保持壁部間に設けられる前記ブレードラバーを収容するための収容溝(31f)に到達しないように形成されている、請求項8に記載のワイパブレード。
- 払拭面に接触配置されるブレードラバーと、前記ブレードラバーと同等長さを有し前記払拭面側への押圧力を付与する板ばね材よりなるバッキングと、前記ブレードラバーを保持するとともに前記バッキングを前記ブレードラバーと並設して収容するためのワイパケースとを備えるワイパブレードと、
前記ワイパブレードが先端部に装着されるワイパアーム(11)と
を備え、払拭動作に基づいて前記ブレードラバーにて前記払拭面上の払拭を行う車両用ワイパ(10)であって、
前記ワイパブレードにおける前記ワイパケースの先端部側部位に対し、他の長手方向部位よりも剛性が小さくなるような低剛性部が構成されている、車両用ワイパ。
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JP2010500949A (ja) * | 2006-08-18 | 2010-01-14 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ワイパーブレード |
JP2012136149A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Mitsuba Corp | ワイパブレード |
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