JP2020029129A - ハンドルカバー - Google Patents

ハンドルカバー Download PDF

Info

Publication number
JP2020029129A
JP2020029129A JP2018154825A JP2018154825A JP2020029129A JP 2020029129 A JP2020029129 A JP 2020029129A JP 2018154825 A JP2018154825 A JP 2018154825A JP 2018154825 A JP2018154825 A JP 2018154825A JP 2020029129 A JP2020029129 A JP 2020029129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
handle
cover body
rim
hook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018154825A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6967282B2 (ja
Inventor
雅弘 辻
Masahiro Tsuji
雅弘 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sansho Co Ltd
Original Assignee
Sansho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sansho Co Ltd filed Critical Sansho Co Ltd
Priority to JP2018154825A priority Critical patent/JP6967282B2/ja
Publication of JP2020029129A publication Critical patent/JP2020029129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6967282B2 publication Critical patent/JP6967282B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】車両のハンドルに容易に取り付けることができるハンドルカバーを提供する。【解決手段】ハンドルカバー1は、ハンドル2のリム部3を覆うカバー本体21と、このカバー本体21をリム部3に取り付けるための面ファスナー22とを備える。面ファスナー22は、カバー本体21に互いに間隔をおいて設けた複数の雄係合部材と、カバー本体21に互いに間隔をおいて設けた複数の雌係合部材とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のハンドルに取り付けられるハンドルカバーに関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載されたハンドルカバー(ステアリングホイールカバー)が知られている。
この従来のハンドルカバーは、例えば車両のハンドルのリム部に端縁同士が対向するように取り付けられるものであって、前記端縁のそれぞれには所定の間隔で連続して穴部が形成されており、前記端縁の一方と他方の前記穴部に紐体が通されることにより前記ハンドルのリム部に締め付けられ、この締付け状態において前記一方の端縁と他方の端縁との間には所定の空間が形成される。
特開2017−165286号公報
しかしながら、上記従来のハンドルカバーでは、当該ハンドルカバーを車両のハンドルに取り付ける際に、両端縁同士を突き合わせ、その各穴部に挿通された紐体によってそれら両端縁間を靴紐のように交差して編み上げるといった面倒な作業が必要であるから、車両のハンドルへの取り付けが容易でないという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、車両のハンドルに容易に取り付けることができるハンドルカバーを提供することを目的とする。
本発明に係るハンドルカバーは、車両のハンドルに取り付けられるハンドルカバーであって、前記ハンドルのリム部を覆うカバー本体と、このカバー本体を前記リム部に取り付けるための面ファスナーとを備えるものである。
本発明によれば、ハンドルカバーを車両のハンドルに容易に取り付けることができる。
本発明の一実施の形態に係るハンドルカバーをハンドルに取り付けた状態の正面図である。 同上ハンドルカバーの正面図(面ファスナーの閉状態時)である。 同上ハンドルカバーの正面図(面ファスナーの開状態時)である。 同上ハンドルカバーの一部を平面状に展開した状態の図である。 図4におけるA−A断面図である。 ハンドルのリブ部に取り付けられたハンドルカバーの概略断面図である。
本発明の一実施の形態について図1ないし図6を参照して説明する。
図中の1はハンドルカバーで、このハンドルカバー1は、車両である自動車のハンドル2に後付けにより脱着可能に取り付けられるものである。つまり、このハンドルカバー1は、円形状の自動車用ハンドル(ステアリングホイール)2に固定的に取り付けられて使用されるステアリングホイールカバーである。
ハンドル2は、自動車のステアリング機構を操作するための回転可能な部品であって、図1に示すように、運転手である操作者が把持する円環状の把持部であるリム部3と、このリム部3にその周方向に間隔をおいた複数箇所(例えば4箇所)で連結され、ハンドル2の中心側に位置する本体部4とを備えている。
本体部4は、複数、すなわち例えば4つの連結部分であるスポーク部分10でリム部3に連結されてこのリム部3の内方側(ハンドルの中心側)に位置する本体部材11と、この本体部材11にねじ等の取付具により着脱可能に取り付けられた左右1対のカバー部材12と、これら両カバー部材12間に位置するように本体部材11に装着されたエアバック13とを有している。
本体部材11は、図示しないが、ハンドル2の中心部に位置するシャフト連結部分を有し、このシャフト連結部分にステアリングシャフトが連結されている。なお、図1に図示した左右のカバー部材12は、カーナビ等の機器を操作するための操作スイッチを有しないものであるが、これに代えて、そのような操作スイッチを有したカバー部材を用いる場合もある。
リム部3は、本体部4のカバー部材12の下端部12aによって覆われる凹状の被覆部分15を前側下部の左右2箇所に有し、この左右の各被覆部分15に本体部材11の下側のスポーク部分10が連結されている。なお、各被覆部分15には、カバー部材12の位置決め用の挿入軸(図示せず)が挿脱可能に挿入される軸用孔16が形成されている。
ハンドルカバー1は、図2ないし図6にも示すように、自動車のハンドル2のリム部3を覆う円環状のカバー本体21と、このカバー本体21に設けられ、当該カバー本体21をハンドル2のリム部3に固定的に取り付けるためのファスナー手段である面ファスナー22とを備えている。
また、このハンドルカバー1は、カバー本体21の一部(例えば上側カバー部分31)をハンドル2のリム部3の形状(例えばリム部3の一部の円弧形状)に対応(追従)させるための長手状の複数の弾性部材、つまり対をなす一方側弾性部材23及び他方側弾性部材24を備えている。この各弾性部材23,24は、例えば弾性変形可能な合成樹脂製の細長い板状部材である樹脂フレームによって構成されている(図3参照)。
カバー本体21は、一方側端部(幅方向一端部である短手方向一端部)及び他方側端部(幅方向他端部である短手方向他端部)が互いに近接(接触を含む)して対向するようにハンドル2のリム部3に取り付けられて、このリム部3の表面の全体(略全体を含む)を覆う被覆手段である。
他方、面ファスナー22は、そのカバー本体21をハンドル2のリム部3にこのリム部3に対して締め付け状態となるように固定的に取り付けるための固定手段(取付手段)である。
そして、面ファスナー22は、例えば図3から明らかなように、カバー本体21にその周方向(長手方向)に互いに間隔をおいて並設された複数、例えば10個の矩形状の一方側係合部材である雄係合部材26(26a〜26j)と、同様にカバー本体21にその周方向に互いに間隔をおいて並設され、対応する雄係合部材26と係脱可能に係合する複数、例えば10個の矩形状の他方側係合部材である雌係合部材27(27a〜27j)とによって構成されている。なお、雄係合部材26は、カバー本体21の内周側の端部から突出しているが、雌係合部材27は、カバー本体21の裏面側に設けられている。
そして、各雄係合部材26は、フック状に起毛された雄係合面部(雄面ファスナー部)28を有し、かつ、各雌係合部材27は、ループ状に密集して起毛された雌係合面部(雌面ファスナー部)29を有しており、これら雄係合面部28と雌係合面部29とが互いに係合して固定される。なお、各係合部材26,27の数は、10個には限定されず任意であり、例えば10個未満でもよい。
ここで、カバー本体21は、略半円の円弧状をなす上側カバー部分31と、円弧状の左下側カバー部分32と、円弧状の中央下側カバー部分33と、円弧状の右下側カバー部分34とを有している。上側カバー部分31は、左右の下側カバー部分32,34よりも長く、この各下側カバー部分32,34は、中央下側カバー部分33よりも長い。
また、カバー本体21は、上側カバー部分31と左右の下側カバー部分32,34とを繋ぐ左右1対の上側連結部分36と、中央下側カバー部分33と左右の下側カバー部分32,34とを繋ぐ左右1対の下側連結部分37とを有している。これら上側連結部分36及び下側連結部分37は、ハンドル2の本体部材11のスポーク部分10に対応する部分であり、この各部分36,37は内方に向かって常時開口した開口部38を有している。そして、この各開口部38は、カバー本体21がリム部3に装着されることで、対応するスポーク部分10が挿通された状態となる。なお、下側連結部分37の開口部38は、正面視で四角形状をなす前面側の開口38aを有しており、この開口38aによってリム部3の被覆部分15の軸用孔16が前方へ露出する。
また一方、カバー本体21は、例えば径方向外方へ弾性変形可能な可撓性を有する展開状態で略矩形状をなすシート状の素材(例えば天然皮革や合成皮革等の皮革)によって、ハンドル2のリム部3に対応した円環状の形状に形成されたものである。
このカバー本体21の長手方向(周方向)の寸法はリム部3の周方向の寸法と同じ長さ(略同じ長さを含む)であり、また、カバー本体21の短手方向の寸法はリム部3の断面形状の全周の寸法と同じ長さ(略同じ長さを含む)である。それゆえ、このカバー本体21によってハンドル2のリム部3の表面の全体(略全体を含む)が覆い隠される。
カバー本体21の上側カバー部分31は、内方に向かって開口する長手状開口部41を有し、この上側カバー部分のうち長手状開口部41に臨む一方側端部には、この一方側端部をリム部3の円弧形状に対応させるための長手状の一方側弾性部材(第1弾性部材)23と、面ファスナー22を構成する突出状の雄係合部材26(26a,26b,26c,26d,26e)とが設けられている。また、上側カバー部分31のうち長手状開口部41に臨む他方側端部には、この他方側端部をリム部3の円弧形状に対応させるための長手状の他方側弾性部材(第2弾性部材)24と、面ファスナー22を構成する雌係合部材27(27a,27b,27c,27d,27e)とが設けられている。
そして、カバー本体21の上側カバー部分31の長手状開口部41は、雄係合部材26(26a,26b,26c,26d,26e)と雌係合部材27(27a,27b,27c,27d,27e)との係合によって閉鎖され、かつ、その係合解除によって開口する。
また、カバー本体21のうち上側カバー部分31のみに設けられた2本の長手状の弾性部材23,24は、弾性変形する前の状態では直線状であるが、この弾性部材23,24をリム部3の曲率に合わせて円弧曲線状に弾性変形させることにより、カバー本体21の上側カバー部分31の互いに対向する両端部がリム部3に沿った円弧形状となる。
各弾性部材23,24は、係合部材26,27と一緒にカバー本体21の折り返し部分21aに縫着されている。つまり、図5に示すように、一方側弾性部材23と、雄係合部材26の幅方向一端部と、第1滑り止め部材51の一方側端部とは、共通の縫い糸46でカバー本体21の一方側端部(一方側の折り返し部分)に縫い付けられている。また、他方側弾性部材24と、雌係合部材27の幅方向一端部と、第1滑り止め部材51の他方側端部とは、共通の縫い糸47でカバー本体21の他方側端部(他方側の折り返し部分)に縫い付けられている。なお、雄係合部材26の幅方向他端部は自由端部となっているが、雌係合部材27の幅方向他端部は縫い糸48でカバー本体21に縫い付けられている。
また、一方側弾性部材23は上側カバー部分31の一方側端部にこの一方側端部の長手方向一端側から長手方向他端側にわたって設けられ、かつ、他方側弾性部材24は上側カバー部分31の他方側端部にこの他方側端部の長手方向一端側から長手方向他端側にわたって設けられている(図3参照)。
カバー本体21の左下側カバー部分32は、内方に向かって開口する長手状開口部42を有し、この左下側カバー部分32のうち長手状開口部42に臨む一方側端部には、面ファスナー22を構成する突出状の雄係合部材26(26f,26g)が設けられている。また、左下側カバー部分32のうち長手状開口部42に臨む他方側端部には、面ファスナー22を構成する雌係合部材27(27f,27g)が設けられている。
そして、カバー本体21の左下側カバー部分32の長手状開口部42は、雄係合部材26(26f,26g)と雌係合部材27(27f,27g)との係合によって閉鎖され、かつ、その係合解除によって開口する。
カバー本体21の中央下側カバー部分33は、内方に向かって開口する長手状開口部43を有し、この中央下側カバー部分33のうち長手状開口部43に臨む一方側端部には、面ファスナー22を構成する突出状の雄係合部材26(26h)が設けられている。また、中央下側カバー部分33のうち長手状開口部43に臨む他方側端部には、面ファスナー22を構成する雌係合部材27(27h)が設けられている。
そして、カバー本体21の左下側カバー部分33の長手状開口部43は、雄係合部材26(26h)と雌係合部材27(27h)との係合によって閉鎖され、かつ、その係合解除によって開口する。なお、この対をなす係合部材26h,27hは、それ以外の他の係合部材26,27よりも長く形成されているが、例えば2つに分割して他のものと同じ長さとしてもよい。
カバー本体21の右下側カバー部分34は、内方に向かって開口する長手状開口部44を有し、この右下側カバー部分34のうち長手状開口部44に臨む一方側端部には、面ファスナー22を構成する突出状の雄係合部材26(26i,26j)が設けられている。また、右下側カバー部分34のうち長手状開口部44に臨む他方側端部には、面ファスナー22を構成する雌係合部材27(27i,27j)が設けられている。
そして、カバー本体21の右下側カバー部分34の長手状開口部44は、雄係合部材26(26i,26j)と雌係合部材27(27i,27j)との係合によって閉鎖され、かつ、その係合解除によって開口する。
また一方、ハンドルカバー1は、面ファスナー22によってカバー本体21がハンドル2のリム部3に取り付けられた状態時において、ハンドル2のリム部3に対するカバー本体21の滑りを防止する滑り防止手段50を備えている。
滑り防止手段51は、図3、図5に示すように、カバー本体21の上側カバー部分31の裏面側にその裏面全体を覆うように設けられたシート状の第1滑り止め部材51と、カバー本体21の左下側カバー部分32の裏面側にその裏面全体を覆うように設けられたシート状の第2滑り止め部材52と、カバー本体21の中央下側カバー部分33の裏面側にその裏面全体を覆うように設けられたシート状の第3滑り止め部材53と、カバー本体21の右下側カバー部分32の裏面側にその裏面全体を覆うように設けられたシート状の第4滑り止め部材54とによって構成されている。
この各滑り止め部材51,52,53,54は、カバー本体21の裏面よりも摩擦抵抗が高い弾性シートによって構成されている。なお、滑り防止手段51は、4枚の弾性シートからなるものには限定されず、例えばカバー本体21の裏面全体を覆う1枚の弾性シートで構成することも可能である。
次に、ハンドルカバー1の作用等を説明する。
自動車のハンドル2にハンドルカバー1を装着するに際し、まず、ハンドル2の本体部4の左右の両カバー部材12を本体部材11から取り外す。
その後、図3の如く、面ファスナー22を開状態にすることで、カバー本体21の4つの長手状開口部41,42,43,44をすべて開口させる。
次いで、カバー本体21を径方向外方に向けて拡径変形するように一旦弾性変形させることで、この環状のカバー本体21をハンドル2のリム部3に嵌装する。
このとき、カバー本体21のうち比較的長い上側カバー部分31においては、一方側弾性部材23をリム部3の曲率に合わせて弾性変形させることで上側カバー部分31の一方側端部をリム部3の円弧形状に追従させ、かつ、他方側弾性部材24をリム部3の曲率に合わせて弾性変形させることで上側カバー部分31の他方側端部をリム部3の円弧形状に追従させる。これにより、この上側カバー部分31は、リム部3に沿った円弧形状となり、この円弧形状が弾性部材23,24によって維持される。
その後、図6の如く、面ファスナー22を閉状態にすることで、カバー本体21の4つの長手状開口部41,42,43,44をすべて閉鎖する。
具体的には、面ファスナー22の10個の雄係合部材26(26a〜26j)の各雄係合面部28と、面ファスナー22の10個の雌係合部材27(27a〜27j)の各雌係合面部29とを互いに係合させることによって、カバー本体21の4つのカバー部分31,32,33,34の各長手状開口部をすべて閉鎖する。
これにより、カバー本体21は、閉状態の面ファスナー22によってハンドル2のリム部3に対して締め付け固定状態となって取り付けられ、その結果、リム部3の表面全体がカバー本体21で覆われる。またこの際、リム部3の表面とカバー本体21の裏面とによってシート状の滑り止め部材51,52,53,54が挟持される。
こうして、所望の取付位置から位置ズレしないようにリム部3に対して強固に固定されたハンドルカバー1によって、ハンドル2のリム部3が周方向全長でかつ断面形状の全周にわたって覆われる。
次いで、ハンドル2の本体部4の両カバー部材12をねじ等の取付具を用いて本体部材11に固定的に取り付けると、カバー本体21の下側における一部である被挟持部20がカバー部材12の下端部12aとハンドル2のリム部3の被覆部分15とで挟持固定される(図1参照)。
そして、ハンドルカバー1によれば、カバー本体21をハンドル2のリム部3に取り付けるための面ファスナー22を備えるため、紐体を用いてカバー本体の両端縁間を編み上げるといった従来の取付作業が不要であり、よって、ハンドルカバー1をハンドル2に容易に取り付けることができ、しかも、面ファスナー22は互いに係合する複数対をなす雄係合部材26及び雌係合部材27によって構成されているため、これら複数対の係合部材26,27によってカバー本体21を滑り止め部材51,52,53,54を介してリム部3に締め付け状態として密着状に固定できるため、取付後の位置ズレも生じない。
また、面ファスナー22を用いることで、カバー本体21をその一方側端部及び他方側端部が互いに近接して対向するようにハンドル2のリム部3にその断面形状の全周にわたって取り付けることができ、意匠性も良好である。
さらに、カバー本体21のうち比較的長い上側カバー部分31の一方側端部には長手状の一方側弾性部材23が設けられ、かつ、この上側カバー部分31の他方側端部には長手状の他方側弾性部材24が設けられているため、これら弾性部材23,24によって上側カバー部分31をリム部3に沿った適切な円弧形状にでき、よって、雄係合部材26a〜26eと雌係合部材27a〜27eとを容易に係合固定できることから、ハンドルカバー1をハンドル2により一層容易に取り付けることができる。
また、少なくとも一方側弾性部材23及び雄係合部材26a〜26eはそれらに共通の縫い糸46でカバー本体21の一方側端部に縫い付けられ、かつ、少なくとも他方側弾性部材24及び雌係合部材27a〜27eはそれらに共通の縫い糸47でカバー本体21の他方側端部に縫い付けられているため、製造が容易であるばかりでなく、雄係合部材26a〜26eと雌係合部材27a〜27eとを容易かつ適切に係合させることができる。
なお、上記実施の形態では、カバー本体が円環状である場合について説明したが、カバー体の形状は、周方向に連続した円環状には限定されず、例えば周方向一部が切り欠かれた略円環状(例えば中央下側部分がない形状)や、非円形の環状(略環状を含む)等でもよい。
また、シート状のカバー本体の素材(シート部材の材質)は、車内の意匠性の観点から天然皮革や合成皮革等の皮革が好ましいが、これには限定されず、例えば織物、編み物、不織布、フェルト等の布のほか、軟らかい弾性変形可能なゴムや合成樹脂等でもよい。
さらに、面ファスナーがカバー本体の内周側に設けられた構成には限定されず、例えば面ファスナーがカバー本体の外周側に設けられた構成とすることも可能である。
また、カバー本体をハンドルのリム部の形状に対応させるための弾性部材が上側カバー部分のみに設けられた構成には限定されず、弾性部材がカバー本体のうち少なくとも上側カバー部分に設けられた構成であればよく、例えば当該弾性部材をカバー本体のうち上側カバー部分以外の部分にも設けてもよい。
さらに、弾性部材は、樹脂製の樹脂フレームからなるものには限られず、弾性変形可能な金属製やゴム製の部材からなるものでもよい。
1 ハンドルカバー
2 ハンドル
3 リム部
21 カバー本体
22 面ファスナー
23 一方側弾性部材(弾性部材)
24 他方側弾性部材(弾性部材)
26 一方側係合部材である雄係合部材
27 他方側係合部材である雌係合部材
46,47 縫い糸
50 滑り防止手段

Claims (6)

  1. 車両のハンドルに取り付けられるハンドルカバーであって、
    前記ハンドルのリム部を覆うカバー本体と、
    このカバー本体を前記リム部に取り付けるための面ファスナーと
    を備えることを特徴とするハンドルカバー。
  2. カバー本体をハンドルのリム部の形状に対応させるための弾性部材を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のハンドルカバー。
  3. カバー本体は、一方側端部及び他方側端部が互いに対向するようにハンドルのリム部に取り付けられるものであり、
    前記カバー本体の前記一方側端部には、この一方側端部を前記リム部の形状に対応させるための長手状の一方側弾性部材と、面ファスナーを構成する一方側係合部材とが設けられ、
    前記カバー本体の前記他方側端部には、この他方側端部を前記リム部の形状に対応させるための長手状の他方側弾性部材と、前記面ファスナーを構成する他方側係合部材とが設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のハンドルカバー。
  4. 一方側弾性部材及び一方側係合部材は、共通の縫い糸でカバー本体の一方側端部に縫い付けられ、
    他方側弾性部材及び他方側係合部材は、共通の縫い糸でカバー本体の他方側端部に縫い付けられている
    ことを特徴とする請求項3記載のハンドルカバー。
  5. ハンドルのリム部に対するカバー本体の滑りを防止する滑り防止手段を備える
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載のハンドルカバー。
  6. 面ファスナーは、
    カバー本体に互いに間隔をおいて設けられた複数の一方側係合部材と、
    前記カバー本体に互いに間隔をおいて設けられ、前記一方側係合部材と係脱可能に係合する複数の他方側係合部材とを有する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一記載のハンドルカバー。
JP2018154825A 2018-08-21 2018-08-21 ハンドルカバー Active JP6967282B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154825A JP6967282B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 ハンドルカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154825A JP6967282B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 ハンドルカバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020029129A true JP2020029129A (ja) 2020-02-27
JP6967282B2 JP6967282B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=69623606

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018154825A Active JP6967282B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 ハンドルカバー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6967282B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021104213A1 (de) 2020-02-25 2021-08-26 Nichia Corporation Lichtquellenvorrichtung und direktes Diodenlasersystem

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726927U (ja) * 1971-04-21 1972-11-27
JPS5746062U (ja) * 1980-08-25 1982-03-13
JPS584464U (ja) * 1981-07-03 1983-01-12 株式会社サンコ− ハンドルカバ
JPS59100660U (ja) * 1982-12-27 1984-07-07 日本プラスト株式会社 ステアリングホイ−ルのハンドルカバ−
US5042318A (en) * 1989-04-13 1991-08-27 Franz Eric C Steering wheel cover with a knurly configured gripping surface
DE4120647C1 (ja) * 1991-06-22 1992-08-13 Eissmann, Volkhard
US5743154A (en) * 1996-05-21 1998-04-28 Jacinth; Anthony A. Steering wheel cover
JP2007062422A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Ogaki Sangyo Kk 自動車のステアリングホイール用カバー。

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4726927U (ja) * 1971-04-21 1972-11-27
JPS5746062U (ja) * 1980-08-25 1982-03-13
JPS584464U (ja) * 1981-07-03 1983-01-12 株式会社サンコ− ハンドルカバ
JPS59100660U (ja) * 1982-12-27 1984-07-07 日本プラスト株式会社 ステアリングホイ−ルのハンドルカバ−
US5042318A (en) * 1989-04-13 1991-08-27 Franz Eric C Steering wheel cover with a knurly configured gripping surface
DE4120647C1 (ja) * 1991-06-22 1992-08-13 Eissmann, Volkhard
US5743154A (en) * 1996-05-21 1998-04-28 Jacinth; Anthony A. Steering wheel cover
JP2007062422A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Ogaki Sangyo Kk 自動車のステアリングホイール用カバー。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021104213A1 (de) 2020-02-25 2021-08-26 Nichia Corporation Lichtquellenvorrichtung und direktes Diodenlasersystem

Also Published As

Publication number Publication date
JP6967282B2 (ja) 2021-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9604555B2 (en) Vehicle seat
JP2009118993A (ja) 着せ替えシートカバーのシート被覆構造
US20160107674A1 (en) Steering Wheel Cover Having Clips
JP2020029129A (ja) ハンドルカバー
US20170129528A1 (en) Steering Wheel Cover Having Clips
JP2015508737A (ja) 座席カバー、保守キット及び車両
US20080295640A1 (en) Cover of Steering Wheel for Vehicle
JP6803614B2 (ja) ハンドルカバー
JP6621202B2 (ja) ステアリングホイールカバー
JP3137244U (ja) 車両用ペダルカバー
JP2013023097A (ja) 車内キャリア
KR200464500Y1 (ko) 차량용 부분 핸들커버
KR101836646B1 (ko) 장애인용 스티어링 휠의 보조 핸들 장치
CA2933461A1 (en) Tire anti-slip device
TWI745963B (zh) 車輛用方向盤套
US870796A (en) Tire-protector.
KR200484812Y1 (ko) 차량용 시트커버의 측방고정구
JP5500713B2 (ja) 自動車用ティッシュボックス取付具
JP4429978B2 (ja) クランプ構造
KR101874358B1 (ko) 차량용 이중 매트
JP2017023423A (ja) ランドセル及びランドセル用蓋
JP2010266050A (ja) クランプ取付け構造
KR20160029320A (ko) 도어트림용 베젤과 윈도우스위치의 마운팅 장치
JP3151468U (ja) 車両用吊手
US1292176A (en) Tire-shoe.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210127

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210623

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210922

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6967282

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250