JP2020027439A - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(概要)
本実施形態では、濃淡画像および距離画像を用いて、類似した形状が観測される複数の位置姿勢を有する対象物体の位置姿勢を推定する。本実施形態で想定する対象物体は、図1に示すようなコネクタ部品11である。コネクタ部品11の場合、裏表や上下が反転した位置姿勢で類似した形状が観測されるため、位置姿勢の推定を誤りやすい。
次に、本実施形態に係るシステムの機能構成例について、図2のブロック図を用いて説明する。図2に示す如く、本実施形態に係るシステムは、撮像装置50と、情報処理装置100と、を有し、撮像装置50と情報処理装置100との間は無線及び/又は有線のネットワークを介して互いにデータ通信が可能なように構成されている。なお、図2では、撮像装置50と情報処理装置100とは別個の装置として示しているが、撮像装置50と情報処理装置100とを一体化させても良い。
制御部190は情報処理装置100を制御して該情報処理装置100の初期化を行う。例えば制御部190による制御下で、生成部120は保持部130に登録されている基準モデルを読み出し、取得部140は、撮像装置50からカメラパラメータ(主点位置、焦点距離、歪み係数、画素数、解像度など)を取得する。
設定部110は、ステップS1100で取得した基準モデルの対称軸を特定し、該特定した各対称軸周りに該基準モデルの姿勢を180度回転させる変換パラメータを照合用位置姿勢として設定する。基準モデルの対称軸の特定には、例えば、周知のPCA(Principal Component Analysis)を用いる。具体的には、基準モデルを構成する点の3次元座標を並べた行列をPCAで解析して、第1〜3主成分に対応する主成分ベクトルを対称軸とする。このようにすると、基準となる位置姿勢に対して裏表反転、上下反転、裏表上下反転するような照合用位置姿勢が設定される。
生成部120は、ステップS1100で取得した基準モデルと、ステップS1200で設定した複数の照合用位置姿勢と、を用いて、照合用位置姿勢間で共通する幾何特徴群を基準モデルから抽出することで、該基準モデルに対応する共通構造モデルを生成する。ステップS1300における処理の詳細については後述する。
取得部140は、撮像装置50から濃淡画像および距離画像を取得する。
推定部150は、ステップS1100で取得した基準モデルと、ステップS1300で生成した共通構造モデルと、ステップS1400で取得した濃淡画像および距離画像と、に基づいて、対象物体の位置姿勢を推定し、該推定した位置姿勢を出力する。なお、推定した位置姿勢の出力先については特定の出力先に限らない。次に、上記のステップS1300における処理の詳細について、図5のフローチャートに従って説明する。
生成部120は、ステップS1303において使用するICP(Iterative Closest Point)アルゴリズムにおける基準となる第1の位置姿勢を設定する。
本実施形態では、第1の位置姿勢として、位置の各成分が0、姿勢を表わす回転行列が単位行列である姿勢を設定する。
生成部120は、ステップS1200で設定したそれぞれの照合用位置姿勢について、第1の位置姿勢を該照合用位置姿勢で変換した第2の位置姿勢を生成する。第2の位置姿勢は、ICPアルゴリズムにおける初期値となる。
生成部120は、第2の位置姿勢ごとに、第1の位置姿勢で配置した基準モデルに該第2の位置姿勢で配置した基準モデルをICPアルゴリズムで位置合わせすることで該第2の位置姿勢を更新する。なお、本実施形態では、ICPアルゴリズムにおける位置姿勢の更新量がほぼ0である場合に収束したとみなしてステップS1304に進む。
生成部120は、第1の位置姿勢で配置した基準モデルが持つ幾何特徴群の近傍を探索して、第2の位置姿勢で配置した基準モデルが持つ幾何特徴群と共通する幾何特徴群を抽出する。具体的には、第1の位置姿勢で配置した基準モデルから未選択の幾何特徴を1つ選択し、該選択した幾何特徴の近傍範囲内に1つ以上の第2の位置姿勢で配置した基準モデルの幾何特徴が存在すれば、共通する幾何特徴と判定する。この処理を、第1の位置姿勢で配置した基準モデルが持つすべての幾何特徴について行う。なお、本実施形態では、第1の位置姿勢で配置した基準モデルの幾何特徴群のうち、すべての第2の位置姿勢で配置した基準モデルが持つ幾何特徴が近傍範囲内に存在する幾何特徴群に共通構造の識別子「True」を付与する。次に、上記のステップS1500における処理の詳細について、図6のフローチャートに従って説明する。
推定部150は、ステップS1400で取得した濃淡画像から画像特徴として2次元エッジを検出する。なお、2次元エッジとは、濃度勾配の極値となる点である。本実施形態では、Canny法[J. Canny, ”A Computational Approach To Edge Detection,“ IEEE Transaction Pattern Analysis and Machine Intelligence, Vol.8, no.6, pp.679−698, 1986.]により濃淡画像から2次元エッジを検出する。
推定部150は、ステップS1400で取得した濃淡画像からモデルフィッティングの初期値となる対象物体の概略位置姿勢を認識(算出)する。例えば、予め対象物体を様々な姿勢で撮影したテンプレート画像を作成しておき、濃淡画像に対して該テンプレート画像をテンプレートマッチングすることで、該濃淡画像における対象物体の概略位置姿勢を算出する。
推定部150は、濃淡画像から検出した2次元エッジとステップS1400で取得した距離画像が保持する3次元座標点に共通構造モデルが持つ幾何特徴を対応付ける。そして、対応部位の残差が最小になるように概略位置姿勢を更新する。ここで、2次元画像(濃淡画像)上の距離と3次元画像(距離画像)上の空間距離は尺度が異なるため、単純に対応部位の残差が最小になるように連立方程式を解くと、濃淡画像と距離画像から得られる計測情報の寄与率が偏ってしまう可能性がある。そのため、本実施形態では、[立野,小竹,内山,"ビンピッキングのための距離・濃淡画像を最ゆうに統合する高精度高安定なモデルフィッティング手法",電子情報通信学会論文誌D, 情報・システム J94−D(8), 1410−1422, 2011.]に示すような最尤推定に基づく最適化を行うことで、尺度を合わせた位置合わせを行う。なお、本実施形態では、上記のモデルフィッティングにおける位置姿勢の更新量がほぼ0である場合に収束したとみなしてステップS1504に進む。
推定部150は、ステップS1200で設定したそれぞれの照合用位置姿勢について、ステップS1503で更新した概略位置姿勢を該照合用位置姿勢で変換して位置姿勢候補を生成する。すなわち、概略位置姿勢を基準の位置姿勢として、裏表反転、上下反転、裏表上下反転した位置姿勢候補を得る。
推定部150は、複数の位置姿勢候補で配置された基準モデルと、濃淡画像と、の一致度に基づいて姿勢を判別する。具体的には、濃淡画像から検出した2次元エッジと距離画像が保持する3次元座標点に基準モデルが持つ幾何特徴を対応付ける。そして、対応部位の3次元空間における距離の平均を、画像と基準モデルの一致度として算出し、複数の位置姿勢候補の中から最も一致度が高い位置姿勢候補を、対象物体の位置姿勢の推定結果として選択する。このとき、濃淡画像から検出した画像特徴と基準モデルが持つ幾何特徴の対応部位の距離を3次元空間における距離で算出する必要がある。そのため、カメラパラメータを用いて3次元空間における距離に換算して距離の平均を算出する。
撮像装置50は、上述した濃淡画像を撮影するカメラと距離画像を撮影する距離センサとを有することに限らない。例えば、撮像装置50は、濃淡画像ではなくカラー画像を撮影するカメラを有しても良いし、2次元画像(濃淡画像やカラー画像)を撮影するカメラあるいは距離画像を撮影する距離センサのいずれか一方を有しても良い。
本実施形態を含む以下の各実施形態や各変形例では、第1の実施形態との差分について説明し、以下で特に触れない限りは、第1の実施形態と同様であるものとする。第1の実施形態では、照合用位置姿勢に基づいて配置した基準モデルの位置合わせを行い、照合用姿勢間で共通する幾何特徴群を抽出して共通構造モデルを生成する方法について説明した。本実施形態では、共通構造モデルを生成するために、対象物体が含まれる濃淡画像と距離画像を取得し、基準モデルをモデルフィッティングで位置合わせすることにより照合用位置姿勢間で共通する幾何特徴を抽出する。
本実施形態に係る取得部140は、対応が既知である濃淡画像と距離画像とを撮像装置50から取得する。生成部120は、設定部110により設定された照合用位置姿勢と、取得部140が取得した画像と、保持部130が保持する基準モデルと、に基づいて共通構造モデルを生成する。
ステップS2301〜S2304では、濃淡画像から検出した画像特徴と距離画像が保持する3次元座標点に基準モデルが持つ幾何特徴を対応付けて位置合わせする。ステップS2301、S2302、S2303、S2304はそれぞれ上記のステップS1501、S1502、S1504、S1503と基本的には同一の処理が行われるため、説明を省略する。
ステップS2305では、生成部120は、画像特徴に対応付いた幾何特徴の近傍を探索して、照合用位置姿勢間で共通する幾何特徴を抽出し、共通構造を表す識別子「True」を付与する。具体的には、画像特徴に対応付いた幾何特徴の中から、未選択の幾何特徴を1つ選択する。ここで、画像特徴に対応付いた幾何特徴とは、位置姿勢候補に基づいて配置されたすべての基準モデルが持つ幾何特徴が対象となる。そして、選択した幾何特徴の近傍範囲内に、別の位置姿勢候補によって配置された基準モデルが持つ幾何特徴が存在すれば共通する幾何特徴と判定する。この処理を、画像特徴に対応付いたすべての幾何特徴について行う。なお、本実施形態では、位置姿勢候補によって配置された複数の基準モデルのうち、すべての基準モデルが持つ幾何特徴が近傍に存在する場合に、その幾何特徴に共通構造の識別子「True」を付与する。
第2の実施形態では、選択した位置姿勢候補の幾何特徴の近傍範囲内に、別の位置姿勢候補の幾何特徴が存在するか否かを判定して共通する幾何特徴群を抽出したが、同一の画像特徴に対応付いた幾何特徴を共通する幾何特徴群としても良い。
第1,2の実施形態では、照合用位置姿勢間で共通する幾何特徴を抽出して共通構造モデルを生成する方法について説明した。一方で、共通構造は照合用位置姿勢間で観測される支配的な構造物であることが多い。図1のコネクタ部品11では、ピンや切り欠きを除いた直方体の部分が共通構造となるため、微細な構造物を除くことで第1,2の実施形態と同等の共通構造モデルが生成できる。そこで、本実施形態では、基準モデルを構成する面の面積を算出し、面積に基づいてその面が微細な構造を表す部位か否かを判定し、微細な構造とそれ以外の構造を区別する。そして、微細な構造を表す部位以外の幾何特徴を抽出して共通構造モデルを生成する。本実施形態に係る生成部120は、基準モデルから微細な構造を表す部位以外の幾何特徴を抽出して共通構造モデルを生成する。
ステップS3100では、制御部190は情報処理装置100を制御して該情報処理装置100の初期化を行う。例えば制御部190による制御下で、第1の実施形態に係る初期化に加えて、生成部120のパラメータの設定を行う。本実施形態では、面積に微細な構造を表す部位か否かを判定して共通構造を抽出するため、この判定に用いる面積の閾値(例えば200平方mm)を設定する。
ステップS3300では、生成部120は、基準モデルを構成する面の面積に基づき、微細な構造を表す部位以外の幾何特徴を抽出して共通構造モデルを生成する。具体的には、まず基準モデルから未選択の面を選択する。次に、選択した面の面積を算出する。このとき、面が曲率を持つ場合、その曲率に対応する球体の表面積に基づいて曲率を考慮した面積を算出する。そして、算出した面積とステップS3100で設定した閾値とを比較して、面積が閾値よりも大きければ該面に共通構造の識別子「True」を付与する。以上の処理を、基準モデルを構成するすべて面について処理する。
生成部120における共通する幾何特徴の抽出方法は、面の面積の大きさによる判定に限るものではなく、微細な構造を表す部位以外の幾何特徴を抽出する方法であれば如何なる方法を採用しても良い。例えば、基準モデルを構成する構造物の体積を各々算出して体積が大きい部位の幾何特徴を抽出しても良いし、構造物の法線分布を解析して法線の分布にばらつきが少ない部位の幾何特徴を抽出しても良い。また、基準モデルの解像度を下げた低解像度モデルを生成し、基準モデルと低解像度モデルの差異から微細な構造を表す部位以外の幾何特徴を抽出しても良い。この場合、基準モデルが持つ幾何特徴と低解像度モデルが持つ幾何特徴とを対応付けて、低解像度モデルが持つ幾何特徴が近傍範囲内に存在する部位の基準モデルが持つ幾何特徴群を抽出する。このようにすることで、周波数を変化させることなく微細な構造を表す部位を除いた共通構造モデルを生成できる。ただし、低解像度モデルは、空間フィルタにより低解像度化したモデルでも良いし、LOD(Level of Detail)による階層的な近似メッシュモデルであっても本質を損なうものではない。
本実施形態では、ユーザがGUIを操作して、プリミティブ形状モデルフィッティングおよびユーザ操作による3次元形状モデルの編集によって共通構造モデルを生成する方法について説明する。
照合用位置姿勢として、プリミティブ形状モデルごとに決められた照合用位置姿勢を設定しても良い。例えば、プリミティブ形状モデルとして四角柱を選択した場合、対称軸回りに90度ずつ回転させる位置姿勢を照合用位置姿勢として設定しても良いし、三角柱を選択した場合、対称軸回りに60度ずつ回転させる位置姿勢を照合用位置姿勢として設定しても良い。また、プリミティブ形状モデルを変形させた場合に、その形状に応じて決められた照合用位置姿勢を調整したものを照合用位置姿勢として設定しても良い。
上記の各実施形態や変形例において説明した情報処理装置100の適用事例としては、該情報処理装置100を産業用ロボットアームの手先部に設置し、対象物体の位置姿勢を推定して、対象物体を把持する目的に利用することが挙げられる。
以上の各実施形態では、共通構造モデルの生成において基準モデルが持つ幾何特徴が照合用位置姿勢間で共通する幾何特徴か否かを判定するために予め設定してある固定の近傍範囲や面の面積などの閾値を用いていた。しかしながら、画像の解像度が異なると、共通構造モデルを用いた照合時に必要な幾何特徴が変化する場合がある。例えば、奥行き情報を保持する距離画像が高解像度の場合、対象物体の表面を計測した3次元座標の精度が高く、また小さな段差などが検出されやすい。このような小さな段差を表す部位の幾何特徴が照合用位置姿勢間で共通する幾何特徴でない場合、近傍範囲が適切に設定されていないと、この部位の幾何特徴が共通構造モデルに含まれることがある。一方で、距離画像が低解像度の場合、対象物体の表面を計測した3次元座標の精度が低いため、3次元座標の精度誤差を許容するように近傍範囲を広く設定して共通構造モデルを生成する必要がある。
このように、本実施形態では、画像の解像度に応じて共通構造モデルの精度を変更することで、画像の解像度に合わせた位置合わせを行うことができる。なお、撮像装置50から取得した画像の解像度に基づいて近傍範囲kを算出するための上記の式は一例であり、各種の変形例が考えられる。
パラメータ決定部で決定する閾値は、上記の近傍範囲に限るものではない。例えば、共通する幾何特徴か否かの判定に、幾何特徴の法線や曲率の一致度を組み合わせる場合に、それらの閾値を解像度に応じて決定しても良い。この場合、例えば画像が高解像度のときには、より似た形状を表す幾何特徴を抽出するために一致度の閾値を厳しく設定し、そうでない場合は閾値を緩く設定するような算出式を設計する。
以上の各実施形態では、画像中の対象物体に対して共通構造モデルで位置合わせして概略位置姿勢を算出し、そのあとに基準モデルを用いた照合用位置姿勢の中から姿勢を判別して推定位置姿勢を算出した。しかしながら、画像が高解像度である場合、類似した形状が観測される姿勢を有する部品であっても、誤った位置姿勢を推定する確率が低くなる。
図2に示した情報処理装置100の各機能部はハードウェアで実装しても良いし、保持部130を除く各機能部をソフトウェア(コンピュータプログラム)で実装しても良い。後者の場合、このコンピュータプログラムを実行可能なコンピュータ装置は情報処理装置100に適用可能である。情報処理装置100に適用可能なコンピュータ装置のハードウェア構成例について、図11のブロック図を用いて説明する。
第1〜3の実施形態では、類似した形状が観測される位置姿勢を有する対象物体の位置姿勢推定において、各実施形態で生成した共通構造モデルを用いることで、複数の位置姿勢候補を各々位置合わせする必要がなくなるため、計算コストを低減できる。
上記の設定部110は、対象物体の類似した形状が観測される位置姿勢を照合用位置姿勢として設定するものであれば何でも良い。例えば、予め設定してある照合用位置姿勢を設定しても良いし、基準モデルの対称軸を特定して対称軸回りに姿勢を回転するような位置姿勢を設定しても良い。また、基準モデルと対応付ける3次元形状モデル(例えばプリミティブ形状モデルなど)に決められている照合用位置姿勢を設定しても良い。また、ユーザがGUIに表示される基準モデルの姿勢を変化させて形状を確認しながら設定しても良い。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (13)
- 対象物体の複数の照合用位置姿勢を設定する設定手段と、
前記対象物体の3次元形状を表す基準モデルが有する幾何特徴のうち前記照合用位置姿勢間で共通している部位の幾何特徴を含む共通構造モデルを生成する生成手段と、
前記対象物体を含む画像を取得する取得手段と、
前記画像に、前記共通構造モデルと前記基準モデルとを照合して前記対象物体の位置姿勢を推定する推定手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記推定手段は、前記画像から検出した画像特徴と前記共通構造モデルとを位置合わせして前記対象物体の概略位置姿勢を算出し、該概略位置姿勢と前記照合用位置姿勢と前記基準モデルとに基づいて前記対象物体の位置姿勢を判別する、もしくは前記画像特徴に前記基準モデルを位置合わせしてから前記対象物体の位置姿勢を判別する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記生成手段は、第1の位置姿勢に配置した前記基準モデルと、前記照合用位置姿勢に基づいて生成した第2の位置姿勢に配置した前記基準モデルと、を位置合わせし、前記第1の位置姿勢に配置した前記基準モデルが有する幾何特徴群のうち、前記第2の位置姿勢に配置した前記基準モデルが有する幾何特徴群が近傍に存在する部位の幾何特徴群を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記生成手段は、前記画像から検出した画像特徴に、前記照合用位置姿勢に基づいて生成した2つ以上の位置姿勢に配置した前記基準モデルを各々位置合わせし、前記画像特徴に対応付いた幾何特徴群のうち、1つ以上の異なる位置姿勢に配置した前記基準モデルが有する幾何特徴群が近傍に存在する部位の幾何特徴群を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記生成手段は、前記基準モデルが有する幾何特徴のうち、形状の微細な構造を表す部位以外の幾何特徴を抽出することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は更に、前記基準モデルおよび前記共通構造モデルを表示させる表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は更に、ユーザ操作を受け付ける受け付け手段を備え、
前記表示制御手段は、前記ユーザ操作に応じて、前記基準モデルを前記照合用位置姿勢に基づいて配置して表示することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。 - 前記受け付け手段は、第1の位置姿勢に配置した前記基準モデルが有する幾何特徴群のうち前記照合用位置姿勢に基づいて生成した第2の位置姿勢に配置した前記基準モデルが有する幾何特徴群が近傍に存在するか否かを判定する際の近傍範囲を指定する閾値、前記基準モデルが有する幾何特徴が微細な構造を表す部位か否かを判定する閾値、を受け付けることを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は更に、第1の位置姿勢に配置した前記基準モデルが有する幾何特徴群のうち前記照合用位置姿勢に基づいて生成した第2の位置姿勢に配置した前記基準モデルが有する幾何特徴群が近傍に存在するか否かを判定する際の近傍範囲を指定する閾値、前記基準モデルが有する幾何特徴が微細な構造を表す部位か否かを判定する閾値、を前記画像の解像度に基づき決定する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記情報処理装置は更に、前記画像の解像度に基づき、前記推定手段で前記共通構造モデルを用いて照合するか否かを判定する手段を備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記情報処理装置の設定手段が、対象物体の複数の照合用位置姿勢を設定する設定工程と、
前記情報処理装置の生成手段が、前記対象物体の3次元形状を表す基準モデルが有する幾何特徴のうち前記照合用位置姿勢間で共通している部位の幾何特徴を含む共通構造モデルを生成する生成工程と、
前記情報処理装置の取得手段が、前記対象物体を含む画像を取得する取得工程と、
前記情報処理装置の推定手段が、前記画像に、前記共通構造モデルと前記基準モデルとを照合して前記対象物体の位置姿勢を推定する推定工程と
を備えることを特徴とする情報処理方法。 - 画像を撮像する撮像装置と、
請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置による前記対象物体の位置姿勢の推定結果に基づいて前記対象物体を把持するロボットと
を備えることを特徴とするロボットシステム。 - コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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